JPH0743892U - 出力データ制御回路 - Google Patents

出力データ制御回路

Info

Publication number
JPH0743892U
JPH0743892U JP3494393U JP3494393U JPH0743892U JP H0743892 U JPH0743892 U JP H0743892U JP 3494393 U JP3494393 U JP 3494393U JP 3494393 U JP3494393 U JP 3494393U JP H0743892 U JPH0743892 U JP H0743892U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
terminals
input
control circuit
data control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3494393U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2500100Y2 (ja
Inventor
義春 茂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP3494393U priority Critical patent/JP2500100Y2/ja
Publication of JPH0743892U publication Critical patent/JPH0743892U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2500100Y2 publication Critical patent/JP2500100Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リセット時の信号状態やモード切り換え時の
信号状態で誤動作等の不都合が発生することのない出力
データ制御回路を実現する。 【構成】 端子T1、T2にプルアップ抵抗2−1、2
−2を接続すると共にデコーダ11の入力端子I1 、I
2 を接続している。デコーダ11の4つの出力端子Y0
〜Y3 のうち第0の出力端子Y0 からは、両入力端子I
1 、I2 にLレベルの信号が入力されたときHレベルの
信号が現われる。第3の出力端子Y3 からは、両入力端
子I1 、I2 にHレベルの信号が入力されたときHレベ
ルの信号が現われる。これらの出力端子Y0 、Y3 はい
ずれのトランジスタとも接続されていない。このため、
リセット時やモード切り換え時にこれらトランジスタ4
−1、4−2が制御されることはなく、リレー5−1、
5−2の誤動作もない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、データバス等から送られてきたパラレルなデータを出力機器等に供 給する際に使用される出力データ制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータを利用した機器では、データバスに現われたパラレルな信号を用 いて特定の出力機器を制御するような場合、コンピュータからのコマンド等に基 づきこれらの信号の出力を制御するための出力データ制御回路(インターフェイ ス回路)が用いられている。
【0003】 図3は従来用いられたこのような回路とその周辺回路を表わしたものである。 同図で並列入出力用素子(PIO)1は図示しないデータバスと出力側あるいは 入力側の回路を接続するためのもので、信号の入出力を行うための複数の端子を 備えている。図では説明を簡略にするために2つの端子T1、T2のみを示して いる。この並列入出力用素子1はリセット状態ですべての端子T1、T2、…… がハイインピーダンスとなる。また信号の入出力を切り換える等のモード切換状 態ではこれらの端子T1、T2、……が一度ローレベルに設定される。信号の出 力を行う状態では、この後、所定のタイミングでこれらの端子T1、T2、…… からデータが出力され、出力機器や出力側に設けられた回路の制御が行われるこ とになる。
【0004】 ところでこの図3の回路では、端子T1、T2にプルアップ抵抗2−1、2− 2とインバータ3−1、3−2が接続されている。インバータ3−1、3−2の 出力側には、それぞれスイッチング用のトランジスタ4−1、4−2が配置され ており、インバータ3−1、3−2の出力がH(ハイ)レベルのときこれらがオ ン状態となるようになっている。それぞれのトランジスタ4−1、4−2には、 リレー5−1、5−2が接続されており、それらのリレー接点6−1、6−2に よって図示しない出力機器の動作が制御されるようになっている。
【0005】 この回路では、例えば端子T1からL(ロー)レベルの信号が出力されるとト ランジスタ4−1がオンとなってリレー5−1が励磁される。これによりリレー 接点6−1が閉じて、例えば第1のモータ(図示せず)が回転する。端子T1か らHレベルの信号が出力されるようになると、リレー5−1が解磁され、第1の モータの回転が停止する。
【0006】 端子T2についても同様であり、リレー接点6−2の開閉制御により例えば第 2のモータ(図示せず)の回転が制御されることになる。
【0007】 次の図4は従来の出力データ制御回路とその周辺の回路を表わしたものである 。この図4の回路は、インバータを用いていないので、端子T1、T2からHレ ベルの信号が出力されたときトランジスタQ4−1、4−2がオンになる。これ 以外は図3と同様である。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところで図3および図4に示した並列入出力用素子は、リセット時にそれらの 端子T1、T2、……がハイインピーダンスとなり、モードの切り換えを行うと きこれらがLレベルに設定される。従ってこれらの端子T1、T2、……から必 要とされるデータが出力されるまで、図3に示した例ではモータが勝手に回転を 行ってしまうという不都合を生じる。図4に示した例でもリレー接点の開閉動作 が逆であれば同様の不都合を生じる。また出力機器あるいは出力側の回路では、 モード切り換えのたびにすべての端子T1、T2、……が一方的に所定の論理状 態となることによって誤動作を発生させたり、回路を破壊するような事態を招く 事もあり得る。
【0009】 そこで本考案の目的は、リセット時の信号状態やモード切り換え時の信号状態 で誤動作等の不都合が発生することのない出力データ制御回路を提供することに ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案では、リセット状態で信号の出力側の全端子がハイインピ ーダンスとなり、モードの変更状態でこれらの端子に現われる信号がLレベルと なる素子と、この素子の出力側の複数の素子にそれぞれ個別に接続されたプルア ップ抵抗と、これらプルアップ抵抗とそれぞれの端子の接続点に接続され、各接 続点の信号状態を入力し、これらがすべてHレベルあるいはLレベルのときこれ らの信号の入力を無効とするようなデータを出力するデコーダとを出力データ制 御回路に具備させる。
【0011】 本考案によれば、信号状態が全てHレベルあるいはLレベルのときこれらの信 号を出力側に伝達しないので、既に説明したような不都合が生じることはない。
【0012】
【実施例】
以下実施例につき本考案を詳細に説明する。
【0013】 図1は本考案の一実施例における出力データ制御回路とその周辺回路を表わし たものである。図3または図4と同一部分には同一の符号を付し、これらの説明 を適宜省略する。
【0014】 さて、この実施例の出力データ制御回路では端子T1、T2にプルアップ抵抗 2−1、2−2を接続すると共にデコーダ11の入力端子I1 、I2 を接続して いる。このデコーダ11の4つの出力端子Y0 〜Y3 のうち第0の出力端子Y0 からは、両入力端子I1 、I2 にLレベルの信号が入力されたときHレベルの信 号が現われるようになっている。また第1の出力端子Y1 からは、入力端子I1 にLレベルの信号が入力され、他の入力端子I2 にHレベルの信号が入力された ときHレベルの信号が現われるようになっている。また第2の出力端子Y2 から は、入力端子I1 にHレベルの信号が入力され、他の入力端子I2 にLレベルの 信号が入力されたときHレベルの信号が現われるようになっている。最後に第3 の出力端子Y3 からは、両入力端子I1 、I2 にHレベルの信号が入力されたと きHレベルの信号が現われるようになっている。
【0015】 4つの出力端子Y0 〜Y3 のうち第1の出力端子Y1 はトランジスタ4−2と 接続されており、第2の出力端子Y2 はトランジスタ4−1と接続されている。 第0と第3の出力端子Y0 、Y3 はいずれのトランジスタとも接続されていない 。このため、リセット時やモード切り換え時にこれらトランジスタ4−1、4− 2が制御されることはなく、リレー5−1、5−2が誤動作することもない。
【0016】 以上説明した実施例では、2ビット分の信号がパラレルに処理されるものとし て説明したが、既に従来技術の説明の箇所で説明したように3ビットあるいはこ れ以上のビット数の信号がパラレルに処理される場合も本考案の適用がある。図 2はその場合のデコーダの構成を表わしたものである。デコーダ16はMビット 分の信号をパラレルに入力し、N通りの信号を出力することになる。ここで数値 Nの最大値は次の式で表わされることになる。
【0017】
【数1】 NMAX =2M −2
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば出力側に伝達されるわずか2つの信号状態 を犠牲にするだけで、出力側の機器または回路の誤動作や破壊を効果的に防止す ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例における出力データ制御回
路とその周辺回路を示すブロック図である。
【図2】 デコーダの他の例を示すブロック図である。
【図3】 従来用いられた出力データ制御回路とその周
辺回路を示すブロック図である。
【図4】 従来用いられた他の出力データ制御回路とそ
の周辺回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…並列入出力用素子、2…プルアップ抵抗、11、1
6…デコーダ、13…ゲート、14…論理回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リセット状態で信号の出力側の全端子が
    ハイインピーダンスとなり、モードの変更状態でこれら
    の端子に現われる信号がローレベルとなる素子と、 この素子の出力側の複数の素子にそれぞれ個別に接続さ
    れたプルアップ抵抗と、 これらプルアップ抵抗とそれぞれの端子の接続点に接続
    され、各接続点の信号状態を入力し、これらがすべてハ
    イレベルあるいはローレベルのときこれらの信号の入力
    を無効とするようなデータを出力するデコーダとを具備
    することを特徴とする出力データ制御回路。
JP3494393U 1993-06-28 1993-06-28 出力デ―タ制御回路 Expired - Lifetime JP2500100Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3494393U JP2500100Y2 (ja) 1993-06-28 1993-06-28 出力デ―タ制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3494393U JP2500100Y2 (ja) 1993-06-28 1993-06-28 出力デ―タ制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0743892U true JPH0743892U (ja) 1995-09-26
JP2500100Y2 JP2500100Y2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=12428259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3494393U Expired - Lifetime JP2500100Y2 (ja) 1993-06-28 1993-06-28 出力デ―タ制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2500100Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102145410B1 (ko) * 2019-11-04 2020-08-18 한국항공우주연구원 탑재컴퓨터용 바이레벨 원격판별회로 및 원격판별방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102145410B1 (ko) * 2019-11-04 2020-08-18 한국항공우주연구원 탑재컴퓨터용 바이레벨 원격판별회로 및 원격판별방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2500100Y2 (ja) 1996-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0142013B2 (ja)
JPH0219015A (ja) 多機能フリップフロップ型回路
JPS60112320A (ja) トライステ−トゲ−トの保護方式
JPH084221B2 (ja) データ処理システムのバス補助回路
US4419592A (en) Bidirection data switch sequencing circuit
US6211702B1 (en) Input circuit
JPH0743892U (ja) 出力データ制御回路
JPH0710421Y2 (ja) 出力デ−タ制御回路
JPH0581056B2 (ja)
JP3543364B2 (ja) マイコンの入出力回路
JPH0962649A (ja) 信号入出力回路
JPH04306013A (ja) ラッチ回路装置
JP2782946B2 (ja) 半導体集積回路
JPH05291932A (ja) 電子回路
JP2933814B2 (ja) 入出力モジュールの切換装置
JPH0567954A (ja) 半導体装置
JP3310482B2 (ja) マイクロコンピュータ
JPH0567733A (ja) 半導体装置
JPH0237067Y2 (ja)
JP3022695B2 (ja) バスドライバ回路
JPH05265949A (ja) 集積回路装置
JPS63156422A (ja) 双方向入出力回路
JP2000353034A (ja) 中央処理装置ユニット
JPH025613A (ja) スリーステート出力回路
JPH01194713A (ja) 半導体集積回路装置