JP2024502978A - ベローズダイアフラムアセンブリ - Google Patents

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Abstract

マスフローコントローラ用のダイアフラムアセンブリが開示される。ダイアフラムアセンブリは、開口部と、開口部から伸長して中心軸の周りに配置されており、複数の回旋を含む側壁と、開口部に面する内面及び外部シール面を含むポペットとを備える。ダイアフラムアセンブリの少なくとも一部は、マスフローコントローラの制御弁キャビティ内で移動可能に伸縮する。ポペットの内面から伸長するプッシュロッドは、マスフローコントローラのアクチュエータに応答して動き、ポペットの外部シール面が制御弁キャビティを通る流路を開閉することができる。

Description

本開示の実施形態は概して、質量流量制御のためのシステム及び方法に関し、より具体的には、マスフローコントローラのダイアフラムに関する。
マスフローコントローラは、所望位置へのガスの質量流量を調整するために使用される。例えば、一部のマスフローコントローラは、プラズマ処理システムにおいてなど、処理用途に処理ガスが送達される環境で質量流量を正確に調整する。そのようなマスフローコントローラは、質量流量を調整する際に、「接ガス部」としても知られるガスの流路に沿ったダイアフラムのたわみをしばしば利用する。
マスフローコントローラのダイアフラムはしばしば、直径が典型的には25mm以上である円形の薄い金属薄板を備え、これは大きなたわみ(例えば60~100ミクロン)を許容し得るが、フットプリントがより小さいマスフローコントローラにはより小さな直径のダイアフラムが必要であり、これは特定用途に必要な大きなたわみを許容し得ない。
そのようなフットプリントがより小さいマスフローコントローラに対する需要が高まっており、従って、現在の欠点のいくつか、特により小さな直径のダイアフラムで大きなたわみ能力を維持することに関連する欠点に対処する新しいダイアフラム設計が当技術分野で必要とされている。
以下では、本明細書に開示される1つ以上の態様及び/又は実施形態に関する簡略化された概要を提示する。従って、以下の概要は、考えられるすべての態様及び/又は実施形態に関連する広範な概観とみなされるべきではなく、また、以下の概要は、考えられるすべての態様及び/又は実施形態に関連する重要又は重大な要素を特定する、又は任意の特定の態様及び/又は実施形態に関連する範囲を描写するものとみなされるべきではない。従って、以下の概要は、以下に提示される詳細な説明に先立って、本明細書に開示される機構に関連する1つ以上の態様に関連する特定の概念を簡略化形式で提示することのみを目的としている。
本開示のいくつかの態様は、制御弁キャビティ入口ポート及び制御弁キャビティ出口ポートを備える制御弁キャビティを含む流路を伴うマスフローコントローラとして特徴付けられ得る。マスフローコントローラは、流路を通って流れるガスの質量流量を測定するように構成されたマスフローメータと、マスフローメータからの質量流量信号に応答してアクチュエータ制御信号を提供するように構成されたコントローラと、アクチュエータ制御信号に応答して動くように構成されたアクチュエータとを備える。マスフローコントローラは、更に、少なくとも一部が制御弁キャビティ内で移動可能に伸縮するように構成されたダイアフラムアセンブリを備える。ダイアフラムアセンブリは、開口部と、開口部から伸長して中心軸の周りに配置されており、複数の回旋を含む側壁と、開口部に面する内面及び制御弁キャビティ入口ポートに面する外部シール面を含むポペットとを備える。プッシュロッドは、ポペットの内面から中心軸に沿って、プッシュロッドがアクチュエータに結合することができる開口部を通って伸長し得る。プッシュロッドは、アクチュエータの動きに応答して中心軸に沿って動き得、ポペットの外部シール面が制御弁キャビティを通る流路を開閉することができる。
本開示の他の態様は、制御弁キャビティ入口ポート及び制御弁キャビティ出口ポートを備える制御弁キャビティを含む流路を伴うマスフローコントローラとして特徴付けられ得る。マスフローコントローラは、流路を通って流れるガスの質量流量を測定するように構成されたマスフローメータと、マスフローメータからの質量流量信号に応答してアクチュエータ制御信号を提供するように構成されたコントローラと、アクチュエータ制御信号に応答して動くように構成されたアクチュエータとを備え得る。マスフローコントローラは、更に、ダイアフラムアセンブリを備え得、ダイアフラムアセンブリは、アクチュエータから離れて制御弁キャビティをシールする手段、制御弁キャビティを通る流路の開閉手段、及びシール手段と開閉手段との間で結合されたベローズを備え得る。ダイアフラムアセンブリがアクチュエータに応答して動くように、プッシュロッドがダイアフラムアセンブリをアクチュエータに結合し得る。
ダイアフラムアセンブリを伴うマスフローコントローラの例示的実施形態の断面図を示す。 形成されたフランジ付き上面を有するダイアフラムアセンブリを伴う図1のマスフローコントローラのノーマリーオープン制御弁アセンブリの拡大断面図を示す。 別個に結合されたフランジ付き上面を有するダイアフラムアセンブリを伴うマスフローコントローラのノーマリーオープン制御弁アセンブリの例示的実施形態の断面図を示す。 ダイアフラムアセンブリ及び付勢バネを伴うマスフローコントローラのノーマリークローズ制御弁アセンブリの例示的実施形態の断面図を示す。 一体化プッシュロッドを有するダイアフラムアセンブリを伴うマスフローコントローラのノーマリークローズ制御弁アセンブリの例示的実施形態の断面図を示す。 クランプブロックと一体化され、形成されたポペットを有するダイアフラムアセンブリを伴うマスフローコントローラのノーマリーオープン制御弁アセンブリの例示的実施形態の断面図を示す。 クランプブロックと一体化され、別個に結合されたポペットを有するダイアフラムアセンブリを伴うマスフローコントローラのノーマリーオープン制御弁アセンブリの例示的実施形態の断面図を示す。 形成されたフランジ付き上面を有するダイアフラムアセンブリの例示的実施形態の断面図を示す。 別個に結合されたフランジ付き上面を有するダイアフラムアセンブリの例示的実施形態の断面図を示す。 一体化プッシュロッド及び形成されたフランジ付き上面を有するダイアフラムアセンブリの例示的実施形態の断面図を示す。 一体化プッシュロッド及び別個に結合されたフランジ付き上面を有するダイアフラムアセンブリの例示的実施形態の断面図を示す。
「例示的」という言葉は、本明細書では「例、実例又は例示として役立つ」ことを意味するために使用される。本明細書で「例示的」として説明される任意の実施形態は、必ずしも他の実施形態よりも好ましい又は有利であると解釈されるべきではない。
本開示は、マスフローコントローラの小径ダイアフラム(例えば、7~9mm)が潜在的に大きなたわみ能力(例えば、40~60ミクロン)を有することを可能にし得、これにより、以前に可能であったよりも大きい流量(例えば、毎分20標準リットル(SLM))での質量流量制御が可能になり得る。更に本開示は、典型的な制御弁アセンブリのバネ及びプッシュロッドなどの特定の典型的なマスフローコントローラ構成要素を接ガス部から除去することを可能にし、ガス暴露に関連するそのような構成要素の腐食又は他の劣化を潜在的に防止し得る。更に、本開示は、マスフローコントローラの制御弁アセンブリが、従来は制御弁に関連付けられていたバネを必要とせずに動作することを可能にし得る。本開示の装置を実装することにより、マスフローコントローラの大幅な改善が得られ、より小さなフットプリントを伴ってより信頼性が高いマスフローコントローラを潜在的に可能にし得る。
本開示のいくつかの実施形態は、入口ポート及び出口ポートを伴う制御弁キャビティを含む流路を有するマスフローコントローラを備え得る。マスフローコントローラは、更に、流路を通って流れるガスの質量流量を測定するように構成されたマスフローメータと、マスフローメータからの質量流量信号に応答してアクチュエータ制御信号を提供するように構成されたコントローラとを備え得る。マスフローコントローラは、更に、アクチュエータ制御信号に応答して動くように構成されたアクチュエータを備え得る。アクチュエータは、例えば、圧電、ソレノイド、又は当技術分野で知られている他のアクチュエータによって実現され得る。マスフローコントローラは、更に、少なくとも一部が制御弁キャビティ内で移動可能に伸縮するように構成されたダイアフラムアセンブリを備え得、これは、流路を通るガスフローの制御を可能にし得る。ダイアフラムアセンブリは、開口部と、開口部から伸長して中心軸の周りに配置されており、複数の回旋を含む側壁と、開口部に面する内面及び入口ポートに面する外部シール面を含むポペットとを備え得る。複数の回旋を伴う側壁は、ベローズとも称され得る。本明細書で「ベローズダイアフラムアセンブリ」(又はより簡単に「ダイアフラムアセンブリ」)と称されるそのような独自のダイアフラムアセンブリ設計は、従来のダイアフラムアセンブリよりも小さな直径でより大きなたわみを可能にし得る。マスフローコントローラは、更に、ポペットの内面から中心軸に沿って、プッシュロッドをアクチュエータに結合することができる開口部を通って伸長するプッシュロッドを備え得、プッシュロッドは、アクチュエータの動きに応答して中心軸に沿って動き、ポペットの外部シール面が制御弁キャビティを通る流路を開閉することができ、制御弁キャビティを通る流路の開閉手段を提供する。
いくつかの実施形態では、ダイアフラムアセンブリは、フランジ付き上面を含み得、フランジ付き上面は、制御弁キャビティをシールするように構成され、流路内の圧力を制御及び維持することができる。更に、フランジ付き上面によって提供されるシールは、プッシュロッド及び他のマスフローコントローラ構成要素が流路内のガスへの曝露から保護されることを可能にし得、潜在的に腐食又は他のガス関連劣化を防止する。従って、フランジ付き上面は、アクチュエータから離れて制御弁キャビティをシールするための手段を提供し得、ベローズは、フランジ付き上面などのシール手段と、ポペットの外部シール面などの制御弁キャビティを通る流路の開閉手段との間に連結され得る。フランジ付き上面及びポペットの夫々は、ダイアフラムアセンブリの側壁と一体化された部品として形成され得、又は代替的に、溶接によってなど、ダイアフラムアセンブリの側壁に結合された機械加工部品であり得、フランジ付き上面は開口部に近接して結合され、ポペットは開口部の反対側の端部に結合される。
いくつかの実施形態では、ポペットの内面は、プッシュロッドを受容するように構成された、円錐形ノッチなどの凹部を含み得る。そのような凹部は、適切な弁閉鎖を妨害し得るプッシュロッドの横方向の動きを防止することによって、マスフローコントローラの信頼性を潜在的に向上させることを可能にし得る。
他の実施形態では、プッシュロッドは、ポペットの内面と一体化されて、それにより、1つの部品に形成され得る。プッシュロッドの一体化は、上記のポペット凹部と同様に、横方向のプッシュロッドの動きを防止することで信頼性を潜在的に向上させることができ得、また、部品の数を減らすことで、より単純化された堅牢な構造を可能にし得、個別に製造された部品の組み合わせに関連する誤差伝播を潜在的に制限する。
いくつかの実施形態では、ダイアフラムアセンブリの回旋即ちベローズは、ダイアフラムアセンブリの中心軸に沿って変形し、変形すると復元力を及ぼすように構成され得る。この復元力は、プッシュロッドによってなど、他の力によって乱されない場合、ポペットをデフォルトの静止位置に固定し得る。その結果、ダイアフラムアセンブリ自体がマスフローコントローラ内のバネとして機能し得、従来は制御弁に関連付けられていた追加のバネなしでマスフローコントローラを動作させることができる。ダイアフラムアセンブリのバネ様の機能は、一部の実施形態では、制御弁に関連付けられた1つ以上のバネと連携して作用し、ダイアフラムアセンブリがデフォルトの静止位置に戻る傾向を強めるためにバネ及び逆方向復元力を及ぼすダイアフラムアセンブリを伴う構成など、機能が改善された様々な構成を可能にするために利用され得る。壁厚、ねじれ、及び回旋のジオメトリを変更して、特定の有効バネ定数を達成し得る。ダイアフラムアセンブリの復元力は、用途及びマスフローコントローラ設計に応じて、例えば圧縮又は膨張バネ力として利用され得る。
いくつかの実施形態では、制御弁キャビティを通る流路がノーマリーオープンであるように、ポペットの外部シール面がデフォルトの静止位置に配置され得る。例えば、ポペットの外部シール面の静止位置は、制御弁キャビティの入口ポートと出口ポートとの間に非阻害流路を残して、退縮状態にあり得る。プッシュロッドは、ポペットを押し出して伸長状態にし、ポペットの外部シール面に制御弁キャビティの入口ポートと出口ポートとの間の流路を阻害させ得る。プッシュロッドからの力が通常レベルに減少すると、ポペットの外部シール面はデフォルトの静止位置に戻り、制御弁キャビティを通る流路がそのノーマリーオープン状態に戻り得る。
他の実施形態では、制御弁キャビティを通る流路がノーマリークローズであるように、ポペットの外部シール面はデフォルトの静止位置に配置され得る。例えば、ポペットの外部シール面の静止位置は、制御弁キャビティの入口ポートと出口ポートとの間の流路を阻害する伸長状態にあり得る。プッシュロッドによってポペットに加えられる力が減少し得、それにより、ポペットの外部シール面が退縮し、制御弁キャビティの入口ポートと出口ポートとの間に非阻害流路を残し得る。プッシュロッドからの力が通常レベルまで増加すると、ポペットの外部シール面が伸長してデフォルトの静止位置に戻り、制御弁キャビティを通る流路がそのノーマリークローズ阻害状態に戻り得る。
ここで図面を参照すると、図1は、ダイアフラムアセンブリ130を伴うマスフローコントローラ100の例示的実施形態の断面図を示す。マスフローコントローラ100は、マスフローコントローラ入口ポート102を介してガスを受容し、マスフローコントローラ100のバイパス部分104にガスを流入させる流路を有し得、ガスの一部はマスフローメータ106に分流され、その後に下流でガスの主流路に再合流する。制御弁キャビティ110を通る流路が、開いた非阻害状態にある場合、ガスは、バイパス部分出口ポート108を通る流路に沿って制御弁キャビティ入口ポート109に進み、制御弁キャビティ110に入り得る。そして、ガスは、制御弁キャビティ出口ポート111を通る流路に沿って進み、マスフローコントローラ出口ポート112を通ってマスフローコントローラ100から流出し得る。
流路に沿ったガスのフローは、アクチュエータ114、モーションブースタアセンブリ116、プッシュロッド118、クランプブロック120、及びダイアフラムアセンブリ130を備え得るマスフローコントローラ100の制御弁アセンブリを使用して調節され得る。制御弁アセンブリは、マスフローコントローラベースプレート122に結合され得る。マスフローメータ106は、流路を通って流れるガスの質量流量を測定し、ガスの質量流量に基づく質量流量信号125を発するように構成され得る。マスフローコントローラ100のコントローラ126は、マスフローメータ106からの質量流量信号125に基づいて応答し、アクチュエータ制御信号127をアクチュエータ114に提供するように構成され得る。質量流量セットポイント128は、質量流量セットポイント信号129を介してコントローラ126に伝達され得、コントローラ126は、質量流量信号125を質量流量セットポイント信号129と比較して、適切なアクチュエータ制御信号127を決定してアクチュエータ114に送信し得る。アクチュエータ114は、アクチュエータ制御信号127に応答して動くように構成され得、例えば、圧電、ソレノイド、又は当技術分野で知られている他のアクチュエータによって実現され得る。アクチュエータ114は、アクチュエータ114の動きを拡大してプッシュロッド118に伝達し得るモーションブースタアセンブリ116とインターフェースし得る。プッシュロッド118は、ダイアフラムアセンブリ130とインターフェースして、ダイアフラムアセンブリ130を退縮ノーマリーオープン状態から伸長し得る力を提供し得る。
図2は、図1の例示的実施形態のマスフローコントローラ100のノーマリーオープン制御弁アセンブリ200の拡大断面図を示し、ダイアフラムアセンブリ130はフランジ付き上面236を有し、これは一体化部品として形成され得る。ダイアフラムアセンブリ130は、開口部231と、開口部231から下方に伸長して中心軸の周りに配置されており、ベローズを形成する複数の回旋を含む側壁234と、開口部231に面する内面及び制御弁キャビティ入口ポート109に面する外部シール面を含むポペット232とを備え得る。ダイアフラムアセンブリ130は、その少なくとも一部が制御弁キャビティ110内で移動可能に伸縮するように構成され得、これにより流路を通るガスフローの制御を可能にし得る。ダイアフラムアセンブリ130の設計は、従来の金属薄板ダイアフラムアセンブリよりも小さい直径でより大きなたわみを可能にし得る。プッシュロッド118は、ポペット232の内面から中心軸に沿って開口部231を通って伸長し得、プッシュロッド118がモーションブースタアセンブリ116を介してアクチュエータ114に結合することができ、モーションブースタアセンブリ116は、ヒンジ様の機構を介してプッシュロッド118へのアクチュエータ114の動きを拡大して伝達し得る。アクチュエータ114及びプッシュロッド118は、丸みを帯びた表面を伴うモーションブースタアセンブリ116とインターフェースし得、モーションブースタアセンブリ116はそのようなインターフェースによって過度の応力を生成することなく枢動することができる。プッシュロッド118は、アクチュエータ114の動きに応答して中心軸に沿って動き、ポペット232の外部シール面が制御弁キャビティ110を通る流路を開閉することを可能にし得、制御弁キャビティ110を通る流路の開閉手段を提供する。
ダイアフラムアセンブリ130は、フランジ付き上面236を含み得、フランジ付き上面236は、制御弁キャビティ110をシールするように構成され、流路内の圧力を制御及び維持することができる。更に、フランジ付き上面236によって提供されるシールは、プッシュロッド118及び他のマスフローコントローラ構成要素が流路内のガスへの曝露から保護されることを可能にし得、腐食又は他のガス関連劣化を潜在的に防止する。従って、フランジ付き上面236は、アクチュエータ114及びモーションブースタアセンブリ116から離れて制御弁キャビティ110をシールする手段を提供し得る。側壁234即ちベローズは、フランジ付き上面236などのシール手段と、ポペット232の外部シール面などの制御弁キャビティを通る流路の開閉手段との間に結合され得る。図示のフランジ付き上面236は、開口部231に近接する側壁234と一体化された部品として形成される一方、ポペット232は、溶接によってなど、開口部231の反対側の端部で側壁234に結合される機械加工部品などの別個の部品であり得る。ポペット232の内面は、丸みを帯びた端部を有し得るプッシュロッド118を受容するように構成された、円錐形ノッチなどの凹部を含み得る。そのような凹部は、適切な弁閉鎖を妨害し得るプッシュロッド118の横方向の動きを防止することによって、マスフローコントローラ100の信頼性を潜在的に増加させることを可能にし得る。しかし、他の実施形態は、様々なプッシュロッドジオメトリ、例えば凹部なしでポペットと直接にインターフェースし得る平坦端部を伴うプッシュロッドを潜在的に特徴とし得る。
ダイアフラムアセンブリ130は、制御弁キャビティ110内に着座され得、クランプブロック120とマスフローコントローラベースプレート122との間の所定位置に固定され得る。ダイアフラムアセンブリ130のフランジ付き上面236は、マスフローコントローラベースプレート122のオリフィス内に着座され、オリフィス内に伸長してフランジ付き上面236をオリフィス内のリップに押し込んで制御弁キャビティ110のシールを確保するクランプブロック120の突出部によって所定位置に保持され得る。オリフィス内のクランプブロック120とマスフローコントローラベースプレート122との間に、金属OリングなどのOリングを配置し得る。クランプブロック120は、プッシュロッド118を受容するように構成された凹部を含み得、例えばネジ又は他の締結具を介してマスフローコントローラベースプレート122に結合され得る。
ダイアフラムアセンブリ130の側壁234の回旋即ちベローズは、ダイアフラムアセンブリ130の中心軸に沿って変形し、変形時に復元力を及ぼすように構成され得る。この復元力は、プッシュロッド118を介してなど、他の力によって乱されない場合、ポペット232をノーマリーオープン静止位置に付勢し得る。その結果、ダイアフラムアセンブリ130自体は、マスフローコントローラ100内のバネとして機能し得、マスフローコントローラ100は、従来は制御弁に関連付けられていた追加のバネなしで動作することができる。側壁234の壁厚、ねじれ、及び回旋のジオメトリは、特定の有効バネ定数を達成するために変更され得る。
ポペット232の外部シール面の静止位置はノーマリーオープン退縮状態に配置され得、それにより、制御弁キャビティ入口ポート109と制御弁キャビティ出口ポート111との間の制御弁キャビティ110を通る流路は、ノーマリーオープン非阻害状態にあるが、ダイアフラムアセンブリ130は、開いていない静止位置である伸長した閉状態で示されている。プッシュロッド118は、ポペット232をそのような伸長状態に押し込み得、ポペット232の外部シール面に制御弁キャビティ入口ポート109と制御弁キャビティ出口ポート111との間の流路を阻害させる。いくつかの例では、ポペット232の外部シール面は、制御弁キャビティ入口ポート109とインターフェースするように完全に伸長し、制御弁キャビティ110を通るいかなるフローも防止し得る。プッシュロッド118によって提供される力が通常の静止レベルまで減少すると、ポペット232の外部シール面は、ノーマリーオープン静止位置に戻り得、ダイアフラムアセンブリ130の復元力がポペット232の外部シール面を退縮させ、制御弁キャビティ110を通る流路をそのノーマリーオープン状態に戻すことを可能にする。マスフローコントローラ100を通るガスのフローは、アクチュエータ114を介してダイアフラムアセンブリ130のこの伸縮を制御することによって調節され得る。
ここで図3を参照すると、別個に結合されたフランジ付き上面336を有するダイアフラムアセンブリ330を伴うマスフローコントローラのノーマリーオープン制御弁アセンブリ300の例示的実施形態の断面図が示されている。図3の制御弁アセンブリ300は、ダイアフラムアセンブリ330のフランジ付き上面336とクランプブロック320との特徴を除いて、図2に示す制御弁アセンブリ200と実質的に同じである。特に、ダイアフラムアセンブリ330のフランジ付き上面336とポペット332とのそれぞれは、機械加工部品などの別個の部品であり、これは、溶接によってなど、ダイアフラムアセンブリ330の側壁334に結合され、フランジ付き上面336は開口部331に近接して配置され、ポペット332は開口部331と反対側の端部に配置されている。その結果得られるフランジ付き上面336は、図2の実施形態の形成されたフランジ付き上面236よりも大きな厚さを有する。その結果、開口部331は、図2の実施形態の開口部231と比較してわずかに細長い。更に、クランプブロック320は、図2の実施形態のようにクランプブロック120の突出部で圧力を加えるのではなく、クランプブロック320の平らな底面で圧力を加えることによって、より厚いフランジ付き上面336を所定位置に保持し、制御弁キャビティ110のシールを確保する。フランジ付き上面336のこのシール構成により、流路内の圧力を制御及び維持することを可能にし得る。更に、フランジ付き上面336によって提供されるシールは、プッシュロッド118及び他のマスフローコントローラ構成要素が流路内のガスへの曝露から保護されることを可能にし得、潜在的に腐食又は他のガス関連劣化を防止する。従って、フランジ付き上面336は、アクチュエータ114及びモーションブースタアセンブリ116から離れて制御弁キャビティ110をシールするための手段を提供し得る。その他の態様のすべてにおいて、図3の実施形態は、図2の実施形態と同一である。
ここで図4を参照すると、ダイアフラムアセンブリ130及び付勢バネ424を伴うマスフローコントローラのノーマリークローズ制御弁アセンブリ400の例示的実施形態の断面図が示されている。図4の制御弁アセンブリ400は、制御弁アセンブリ400のノーマリークローズ配置を除いて、図2に示される制御弁アセンブリ200と大部分が同じであり、制御弁アセンブリ400は、関連する付勢バネ424を伴う異なるモーションブースタアセンブリ416の設計と、マスフローコントローラベースプレート422内に含まれるわずかに異なる制御弁キャビティ入口ポート409とによって達成される。制御弁キャビティ入口ポート409は、制御弁キャビティ入口ポート409がバイパス部分出口ポート108に近接する追加の隆起部を特徴とすることを除いて、図2の実施形態に示される制御弁キャビティ入口ポート109とほぼ同一である。制御弁キャビティ入口ポート409は、平坦であるか、又は追加の隆起部を有することができる。追加の隆起部は、シール面を作成する別の方法である。追加の隆起部は、接触面積を減少させることによって、ポペット232と制御弁キャビティ入口ポート409との間の圧力を増加させる。
モーションブースタアセンブリ416は、支点417の両側でプッシュロッド118及びアクチュエータ114とインターフェースして、てこ様の機構を介してアクチュエータ114の動きを拡大してプッシュロッド118に伝達することを可能にし得、プッシュロッド118によりポペット232に加えられる力を変更する。例えば、アクチュエータ114が下方に伸長又は移動し、支点417の右側でモーションブースタアセンブリ416に力を加えた場合、モーションブースタアセンブリ416を介してプッシュロッド118に加えられる力は、支点417の左側にあるモーションブースタアセンブリ416の部分が上方に枢動すると減少し、プッシュロッド118がダイアフラムアセンブリ130の中心軸に沿って上方に移動することを可能にする。プッシュロッド118は、アクチュエータ114の動きに応答してダイアフラムアセンブリ130の中心軸に沿って移動し得、ポペット232の外部シール面が制御弁キャビティ110を通る流路を開閉することができ、制御弁キャビティ110を通る流路の開閉手段を提供する。
モーションブースタアセンブリ416は、プッシュロッド118に近接して支点417の左側に配置された付勢バネ424とインターフェースし得る。モーションブースタアセンブリ416は、付勢バネ424の中央凹部内に上向きに伸長する突出部を有し得、それにより、付勢バネ424は作動中、時間の経過とともにその位置を維持することを可能にし得る。付勢バネ424は、モーションブースタアセンブリ416とは反対側の端部で制御弁アセンブリ400の壁に取り付けられ得、変形するとモーションブースタアセンブリ416の上面に復元力を及ぼし得る。例えば、付勢バネ424は、モーションブースタアセンブリ416に下向きの力を加えることによって、ポペット232の外部シール面をノーマリークローズ伸長静止状態に向けて付勢し得、圧縮されるとポペット232の外部シール面が伸長静止状態から退縮する。付勢バネ424によって加えられる力は、プッシュロッド118及びモーションブースタアセンブリ416を介してポペット232に伝達され得る。アクチュエータ114は、モーションブースタアセンブリ416を介して付勢バネ424によって加えられる力に対抗して、ポペット232の外部シール面を退縮させて制御弁キャビティ110を通るノーマリークローズ流路を開かせ得る。更に、ダイアフラムアセンブリ130のバネ様の機能をまた利用して、付勢バネ424及びダイアフラムアセンブリ130が反対の復元力を及ぼしてダイアフラムアセンブリ130とポペット232の外部シール面とがデフォルトの静止位置に戻る傾向を増加させることができる構成においてなど、モーションブースタアセンブリ416に関連する付勢バネ424と協働させ得る。或いは、付勢バネ424及びダイアフラムアセンブリ130は、付勢バネ424及びダイアフラムアセンブリ130の両方に加えられる負荷を減少させ、両方の部品の寿命を潜在的に延ばすことを可能にする非対向復元力を及ぼすように構成され得る。
ポペット232の外部シール面の静止位置は、ノーマリークローズ伸長状態に配置され得、それにより、制御弁キャビティ入口ポート409と制御弁キャビティ出口ポート111との間の制御弁キャビティ110を通る流路が、示されているようにノーマリークローズで阻害されている。いくつかの例では、ポペット232の外部シール面は、完全に伸長して制御弁キャビティ入口ポート409とインターフェースし、制御弁キャビティ110を通るいかなるフローも防止し得る。プッシュロッド118によってポペット232に加えられる力は、モーションブースタアセンブリ416を介してプッシュロッド118に伝達されるアクチュエータ114の動きによってなど、減少され得、それにより、ポペット232の外部シール面を退縮させ、制御弁キャビティ入口ポート409と制御弁キャビティ出口ポート111との間に非阻害流路を残し得る。ポペット232の外部シール面は、アクチュエータ114が上方に移動又は退縮するにつれてアクチュエータ114によりモーションブースタアセンブリ416へ加えられた力が減少したときなど、プッシュロッド118によって提供される力が通常の静止レベルまで増加すると、伸長してノーマリークローズ静止位置に戻り得、付勢バネ424及びダイアフラムアセンブリ130のうちの少なくとも1つの復元力がポペット232の外部シール面を伸長させて制御弁キャビティ110を通る流路をそのノーマリークローズ阻害状態に戻すことができる。ガスのフローは、アクチュエータ114を介してダイアフラムアセンブリ130のこの伸縮を制御することによって調節され得る。
ここで図5を参照すると、一体型プッシュロッド539を有するダイアフラムアセンブリ530を伴うマスフローコントローラのノーマリークローズ制御弁アセンブリ500の例示的実施形態の断面図が示されている。図5の制御弁アセンブリ500は、一体化プッシュロッド539を有するダイアフラムアセンブリ530、わずかに異なるモーションブースタアセンブリ516の設計、付勢バネの欠如、及び制御弁キャビティ入口ポート109が図2の実施形態に示す制御弁キャビティ入口ポート109と同一であることを除いて、図4に示す制御弁アセンブリ400とほぼ同じである。
ダイアフラムアセンブリ530は、ポペット532の内面と一体化された一体型プッシュロッド539を有し得、それにより、1つの部品に形成される。前述の実施形態のプッシュロッドと同様に、一体化プッシュロッド539は、ポペット532の内面からダイアフラムアセンブリ530の中心軸に沿って側壁534の間で開口部531を通って、近位フランジ付き上面536を伴って伸長し得、一体化プッシュロッド539がモーションブースタアセンブリ516を介してアクチュエータ114に結合でき、それにより、てこ様の機構を介してアクチュエータ114の動きを拡大して一体化プッシュロッド539に伝達し得る。一体化プッシュロッド539は、アクチュエータ114の動きに応答してダイアフラムアセンブリ530の中心軸に沿って移動し得、ポペット532の外部シール面が制御弁キャビティ110を通る流路を開閉することを可能にし、制御弁キャビティ110を通る流路の開閉手段を提供する。一体化プッシュロッド539の一体化は、横方向のプッシュロッドの動きを防止することによって信頼性の潜在的向上を可能にし得、また、部品の数を減少させることによって、より単純化された堅牢な構造を可能にし得、個別に製造された部品の組み合わせに関連する誤差の伝播を潜在的に制限する。
モーションブースタアセンブリ516は、支点517の両側で一体型プッシュロッド539及びアクチュエータ114とインターフェースし得、てこ様の機構を介してアクチュエータ114の動きを拡大して一体型プッシュロッド539に伝達することを可能にし、一体型プッシュロッド539によりポペット532に加えられる力を変更する。例えば、アクチュエータ114が下向きに伸長又は移動し、支点517の右側でモーションブースタアセンブリ516に力を加えた場合、支点517の左側にあるモーションブースタアセンブリ516の部分が上方に枢動するため、モーションブースタアセンブリ516を介して一体化プッシュロッド539に上向きの力が加えられ、一体化プッシュロッド539を上方に移動させ、取り付けられたポペット532を同じように上方に引っ張る。
モーションブースタアセンブリ516は、支点517の左側に配置された上向きのソケット内の一体化プッシュロッド539の端部にある球状突起を受容し得る。ダイアフラムアセンブリ530は、バネとして作用して一体化プッシュロッド539を介して伝達される復元力を、変形時にモーションブースタアセンブリ516の上向きのソケットに及ぼし得、制御弁アセンブリ500がより少ない必要部品で機能することを可能にする。例えば、ダイアフラムアセンブリ530は、拡張力を加えることによってポペット532の外部シール面をノーマリークローズ伸長静止状態に向けて付勢し得、静止状態から圧縮されると、モーションブースタアセンブリ516に下向きの力を加え得る一方、ポペット532の外部シール面が伸長静止状態から退縮する。アクチュエータ114は、上述のように、ダイアフラムアセンブリ530によってモーションブースタアセンブリ516に加えられる力に対抗して、ポペット532の外部シール面を退縮させ、制御弁キャビティ110を通るノーマリークローズ流路を開き得る。その結果、一体化プッシュロッド539は、アクチュエータ114の動きに応答してダイアフラムアセンブリ530の中心軸に沿って移動し得、ポペット532の外部シール面が制御弁キャビティ110を通る流路を開閉することを可能にし、制御弁キャビティ110を通る流路の開閉手段を提供する。
ポペット532の外部シール面の静止位置は、ノーマリークローズ伸長状態に配置され得、それにより、制御弁キャビティ入口ポート109と制御弁キャビティ出口ポート111との間で制御弁キャビティ110を通る流路が、示されているようにノーマリークローズであり阻害されている。いくつかの例では、ポペット532の外部シール面は、制御弁キャビティ入口ポート109とインターフェースするように完全に伸長し、制御弁キャビティ110を通るいかなるフローも防止し得る。一体型プッシュロッド539によりポペット532へ加えられる上向きの引っ張り力は、モーションブースタアセンブリ516を介して一体型プッシュロッド539に伝達されるアクチュエータ114の動きによってなど、増加させられ得、それにより、ポペット532の外部シール面を退縮させ、制御弁キャビティ入口ポート109と制御弁キャビティ出口ポート111との間に非阻害流路を残し得る。ポペット532の外部シール面は、アクチュエータ114が上方に移動又は退縮するにつれて、アクチュエータ114によってモーションブースタアセンブリ516に加えられる力が減少する場合など、一体型プッシュロッド539によって提供される上向きの引っ張り力が通常の静止レベルに減少すると、伸長してノーマリークローズ静止位置に戻り得、ダイアフラムアセンブリ530の復元力がポペット532の外部シール面を伸長させて制御弁キャビティ110を通る流路をそのノーマリークローズ阻害状態に戻すことを可能にする。ガスのフローは、アクチュエータ114を介してダイアフラムアセンブリ530のこの伸縮を制御することによって調節され得る。
ここで図6を参照すると、クランプブロック620と一体化され、形成されたポペット632を有するダイアフラムアセンブリ630を伴うマスフローコントローラのノーマリーオープン制御弁アセンブリ600の例示的実施形態の断面図が示されている。制御弁アセンブリ600は、マスフローコントローラベースプレート622に結合され得、これは、制御弁キャビティ610を通る流路が開放非阻害状態にある場合に、ガスがバイパス部分出口ポート608から制御弁キャビティ入口ポート609に通過し、制御弁キャビティ610に流れ込むことを可能にする流路を有し得る。ガスはそして、制御弁キャビティ出口ポート611を通る流路に沿って進み、マスフローコントローラ出口ポート612を通ってマスフローコントローラから流出し得る。
ダイアフラムアセンブリ630は、開口部631と、開口部631から下方に伸長して中心軸の周りに配置されており、ベローズを形成する複数の回旋を含む側壁634と、開口部631に面する内面及び制御弁キャビティ入口ポート609に面する外部シール面を含むポペット632とを備える。ダイアフラムアセンブリ630は、少なくとも一部が制御弁キャビティ610内で移動可能に伸縮するように構成され得、それにより、流路を通るガスフローを制御することを可能にし得る。ダイアフラムアセンブリ630の設計により、従来の金属薄板ダイアフラムアセンブリよりも小さな直径で大きなたわみが可能になり得る。図示のアクチュエータ114及びモーションブースタアセンブリ116は、図2の実施形態のものと同じである。プッシュロッド618は、ポペット632の内面から中心軸に沿って開口部631を通って伸長し得、プッシュロッド618がモーションブースタアセンブリ116を介してアクチュエータ114に結合することができ、それにより、ヒンジ様の機構を介してアクチュエータ114のプッシュロッド618への動きを拡大及び伝達し得る。アクチュエータ114及びプッシュロッド618は、丸みを帯びた表面を伴うモーションブースタアセンブリ116とインターフェースし得、モーションブースタアセンブリ116はそのようなインターフェースに沿って過度の応力を生成することなく枢動することができる。プッシュロッド618は、アクチュエータ114の動きに応答して中心軸に沿って移動し得、ポペット632の外部シール面が制御弁キャビティ610を通る流路を開閉することを可能にし、制御弁キャビティ610を通る流路の開閉手段を提供する。
ダイアフラムアセンブリ630は、溶接によってなど、クランプブロック620に一体化されて単一の部品を形成するフランジ付き上面を有し得、フランジ付き上面とクランプブロック620との一体化は、制御弁キャビティ610をシールして流路内の圧力を制御及び維持することができるように構成される。更に、フランジ付き上面とクランプブロック620との一体化によって提供されるシールは、プッシュロッド618及び他のマスフローコントローラ構成要素が流路内のガスへの曝露から保護されることを可能にし得、腐食又は他のガス関連劣化を潜在的に防止する。従って、フランジ付き上面とクランプブロック620との一体化は、アクチュエータ114及びモーションブースタアセンブリ116から離れて制御弁キャビティ610をシールするための手段を提供し得る。側壁634即ちベローズは、一体化フランジ付き上面及びクランプブロック620などのシール手段と、ポペット632の外部シール面などの制御弁キャビティ610を通る流路の開閉手段との間で結合され得る。ポペット632は、開口部631と反対側の端部でダイアフラムアセンブリ630の側壁634と一体化された部品として形成され得る。ポペット632の内面は、丸みを帯びた端部を有し得るプッシュロッド618を受容するように構成された、幅広のくぼみなどの凹部を含み得る。そのような凹部は、適切な弁閉鎖を妨害し得るプッシュロッド618の横方向の動きを防止することによって、マスフローコントローラの信頼性を潜在的に増加させることを可能にし得る。しかし、他の実施形態は、様々なプッシュロッドジオメトリ、例えば凹部なしでポペットと直接にインターフェースし得る平坦な端部を伴うプッシュロッドを潜在的に特徴とし得る。
ダイアフラムアセンブリ630は、制御弁キャビティ610内及びクランプブロック620の凹部内に着座され得、開口部631に近接するクランプブロック620とフランジ付き上面との一体化、及びクランプブロック620の上面によって所定位置に固定され得る。ダイアフラムアセンブリ630の側壁634に近接したマスフローコントローラベースプレート622のオリフィス内で、クランプブロック620とマスフローコントローラベースプレート622との間に、金属OリングなどのOリングが配置され得る。クランプブロック620は、例えばネジ又は他の締結具を介してマスフローコントローラベースプレート622に結合され得る。
ダイアフラムアセンブリ630の側壁634の回旋即ちベローズは、ダイアフラムアセンブリ630の中心軸に沿って変形し、変形時に復元力を及ぼすように構成され得る。この復元力は、プッシュロッド618を介してなど、他の力によって乱されない場合に、ポペット632をノーマリーオープン静止位置に付勢し得る。その結果、ダイアフラムアセンブリ630自体が付勢バネとして機能し得、制御弁アセンブリ600は、従来は制御弁に関連付けられていた追加のバネなしで動作することができる。側壁634の壁厚、ねじれ、及び回旋のジオメトリは、特定の有効バネ定数を達成するために変更され得る。
ポペット632の外部シール面の静止位置は、ノーマリーオープン退縮状態に配置され得、それにより、制御弁キャビティ入口ポート609と制御弁キャビティ出口ポート611との間の制御弁キャビティ610を通る流路は、ノーマリーオープン非阻害状態にあるが、ダイアフラムアセンブリ630は、開いていない静止位置である伸長した閉じた状態で示されている。プッシュロッド618は、ポペット632をそのような伸長状態に押し込み得、ポペット632の外部シール面に制御弁キャビティ入口ポート609と制御弁キャビティ出口ポート611との間の流路を阻害させる。いくつかの例では、ポペット632の外部シール面は、制御弁キャビティ入口ポート609とインターフェースするように完全に伸長し、制御弁キャビティ610を通るいかなるフローも防止し得る。プッシュロッド618によって提供される力が通常の静止レベルまで減少すると、ポペット632の外部シール面はノーマリーオープン静止位置に戻り得、ダイアフラムアセンブリ630の復元力がポペット632の外部シール面を退縮させ、制御弁キャビティ610を通る流路をそのノーマリーオープン状態に戻すことを可能にする。ガスのフローは、アクチュエータ114を介してダイアフラムアセンブリ630のこの伸縮を制御する制御弁アセンブリ600によって調節され得る。
ここで図7を参照すると、クランプブロック720と一体化され、別個に結合されたポペット732を有するダイアフラムアセンブリ730を伴うマスフローコントローラのノーマリーオープン制御弁アセンブリ700の例示的実施形態の断面図が示されている。制御弁アセンブリ700は、マスフローコントローラベースプレート722に結合され得、これは、制御弁キャビティ710を通る流路が開いた非阻害状態にある場合に、ガスがバイパス部分出口ポート708からオリフィス要素713を通って制御弁キャビティ入口ポート709に通過し、制御弁キャビティ710に入ることができる流路を有し得る。オリフィス要素713は、フローに影響を与える構造的ジオメトリを提供することによって、動作中の方向性、速度、及び乱流など、制御弁キャビティ710へのフローの特定態様のより優れた制御を可能にし得る。例えば、オリフィス要素713は、より狭いジオメトリを提供して、制御弁キャビティ710への流速を増加させ得る。ガスはそして、制御弁キャビティ出口ポート711を通る流路に沿って進み、マスフローコントローラ出口ポート712を通ってマスフローコントローラから流出し得る。
ダイアフラムアセンブリ730は、開口部731と、開口部731から下方に伸長して中心軸の周りに配置されており、ベローズを形成する複数の回旋を含む側壁734と、開口部731に面する内面及び制御弁キャビティ入口ポート709に面する外部シール面を含むポペット732とを備え得る。ダイアフラムアセンブリ730は、少なくとも一部が制御弁キャビティ710内で移動可能に伸縮するように構成され得、それにより、流路を通るガスフローの制御を可能にし得る。ダイアフラムアセンブリ730の設計は、従来の金属薄板ダイアフラムアセンブリよりも小さな直径でより大きなたわみを可能にし得る。図示のアクチュエータ114及びモーションブースタアセンブリ116は、図2の実施形態のものと同じである。プッシュロッド718は、ポペット732の内面から中心軸に沿って開口部731を通って伸長し得、プッシュロッド718がモーションブースタアセンブリ116を介してアクチュエータ114に結合することができ、これは、ヒンジ様の機構を介してプッシュロッド718へのアクチュエータ114の動きを拡大及び伝達し得る。アクチュエータ114及びプッシュロッド718は、丸みを帯びた表面を伴うモーションブースタアセンブリ116とインターフェースし得、モーションブースタアセンブリ116はそのようなインターフェースに沿って過度の応力を生成することなく枢動することができる。プッシュロッド718は、アクチュエータ114の動きに応答して中心軸に沿って移動し得、ポペット732の外部シール面が制御弁キャビティ710を通る流路を開閉することを可能にし、制御弁キャビティ710を通る流路の開閉手段を提供する。
ダイアフラムアセンブリ730は、溶接によってなど、クランプブロックに一体化されて単一の部品を形成するフランジ付き上面を有し得、フランジ付き上面とクランプブロック720との一体化は、制御弁キャビティ710をシールするように構成され、流路内の圧力を制御及び維持することができる。更に、フランジ付き上面とクランプブロック720との一体化によって提供されるシールは、プッシュロッド718及び他のマスフローコントローラ構成要素が流路内のガスへの曝露から保護されることを可能にし得、腐食又は他のガス関連劣化を潜在的に防止する。従って、フランジ付き上面とクランプブロック720との一体化は、アクチュエータ114及びモーションブースタアセンブリ116から離れて制御弁キャビティ710をシールするための手段を提供し得る。側壁734即ちベローズは、一体化されたフランジ付き上面及びクランプブロック720などのシール手段と、ポペット732の外部シール面などの制御弁キャビティを通る流路の開閉手段との間で結合され得る。ポペット732は、溶接によってなど、開口部731と反対側の端部で側壁734に結合される、機械加工部品などの別個の部品であり得る。ポペット732の内面は、丸みを帯びた端部を有し得るプッシュロッド718を受容するように構成された、幅広のくぼみなどの凹部を含み得る。そのような凹部は、適切な弁閉鎖を妨害し得るプッシュロッド718の横方向の動きを防止することによって、マスフローコントローラの信頼性を潜在的に増加させることを可能にし得る。しかし、他の実施形態は、様々なプッシュロッドジオメトリ、例えば、凹部なしでポペットと直接にインターフェースし得る平坦な端部を伴うプッシュロッドを潜在的に特徴とし得る。
ダイアフラムアセンブリ730は、制御弁キャビティ710内及びクランプブロック720の凹部内に着座され得、開口部731に近接するクランプブロック720とフランジ付き上面との一体化及びクランプブロック720の上面によって所定位置に固定され得る。ダイアフラムアセンブリ730の側壁734に近接したマスフローコントローラベースプレート722のオリフィス内で、クランプブロック720とマスフローコントローラベースプレート722との間に、金属OリングなどのOリングが配置され得る。クランプブロック720は、例えばネジ又は他の締結具を介してマスフローコントローラベースプレート722に結合され得る。
ダイアフラムアセンブリ730の側壁734の回旋即ちベローズは、ダイアフラムアセンブリ730の中心軸に沿って変形し、変形時に復元力を及ぼすように構成され得る。この復元力は、プッシュロッド718を介してなど、他の力によって乱されない場合、ポペット732をノーマリーオープン静止位置に付勢し得る。その結果、ダイアフラムアセンブリ730自体は、付勢バネとして機能し得、制御弁アセンブリ700は、従来は制御弁に関連付けられていた追加のバネなしで動作することができる。側壁734の壁厚、ねじれ、及び回旋のジオメトリは、特定の有効バネ定数を達成するために変更され得る。
ポペット732の外部シール面の静止位置は、ノーマリーオープン退縮状態に配置され得、それにより、制御弁キャビティ入口ポート709と制御弁キャビティ出口ポート711との間の制御弁キャビティ710を通る流路は、ノーマリーオープン非阻害状態にあるが、ダイアフラムアセンブリ730は、ノーマリーオープン静止位置ではない伸長した閉じた状態で示されている。プッシュロッド718は、ポペット732をそのような伸長状態に押し込み得、ポペット732の外部シール面に制御弁キャビティ入口ポート709と制御弁キャビティ出口ポート711との間の流路を阻害させる。いくつかの例では、ポペット732の外部シール面は、制御弁キャビティ入口ポート709内に配置されたオリフィス要素713とインターフェースするように完全に伸長し、制御弁キャビティ710を通るいかなるフローも防止し得る。ポペット732の外部シール面は、プッシュロッド718によって提供される力が通常の静止レベルまで減少するとノーマリーオープン静止位置に戻り得、ダイアフラムアセンブリ730の復元力がポペット732の外部シール面を退縮させ、制御弁キャビティ710を通る流路をそのノーマリーオープン状態に戻すことができる。ガスのフローは、アクチュエータ114を介してダイアフラムアセンブリ730のこの伸縮を制御する制御弁アセンブリ700によって調節され得る。
ここで図8Aを参照すると、図1、図2及び図4の実施形態に示されるダイアフラムアセンブリ130など、形成されたフランジ付き上面を有するダイアフラムアセンブリ830aの例示的実施形態の断面図が示されている。ダイアフラムアセンブリ830aは、ほぼ円筒形であり得、開口部831aと、開口部831aから下方に伸長して中心軸840の周りに配置されており、ベローズを形成する複数の回旋を含む側壁834aと、開口部831aに面する内面及び流路内のガスと相互作用するように構成された図示のフランジを含み得る外部シール面を含むポペット832aとを備え得る。ダイアフラムアセンブリ830aは、例えば、ダイアフラムアセンブリ830aの少なくとも一部がマスフローコントローラの流路に沿って制御弁キャビティ内に配置された状態で、移動可能に伸縮するように構成され得、それにより、流路を通るガスフローの制御を可能にし得る。ダイアフラムアセンブリ830aの設計は、従来の金属薄板ダイアフラムアセンブリよりも小さい直径でより大きなたわみを可能にし得る。ポペット832aの内面は、丸みを帯びた端部などの様々なジオメトリを伴う端部を有し得るプッシュロッドを受容するように構成された、描かれた円錐形ノッチなどの凹部838aを含み得る。そのような凹部は、適切な弁閉鎖を妨害し得るプッシュロッドの横方向の動きを防止することにより、マスフローコントローラの信頼性を潜在的に向上させることを可能にし得る。側壁834aは、凹部838aによって受容されるプッシュロッドを取り囲み得、プッシュロッドがポペット832aの内面から中心軸840に沿って、潜在的にアクチュエータに結合させる開口部831aを通って伸長することを可能にする。プッシュロッドは、アクチュエータの動きに応答して中心軸840に沿って移動し得、ポペット832aの外部シール面が、例えば制御弁キャビティを通る流路を開閉することを可能にし、制御弁キャビティを通る流路の開閉手段を提供する。
ダイアフラムアセンブリ830aは、横方向に伸長するフランジ付き上面836aを有し得、例えば制御弁キャビティをシールするように構成され得、マスフローコントローラの流路内の圧力を制御及び維持することができる。更に、フランジ付き上面836aによって提供されるシール機能により、アクチュエータ、モーションブースタアセンブリ、プッシュロッド、又は付勢バネなどのマスフローコントローラ構成要素を、流路内のガスへの曝露から保護することを可能にし得、腐食又は他のガス関連劣化を潜在的に防止する。従って、フランジ付き上面836aは、アクチュエータ及びモーションブースタアセンブリから離れて制御弁キャビティをシールする手段を提供し得、側壁834a即ちベローズは、フランジ付き上面836aなどのシール手段と、ポペット832aの外部シール面などの制御弁キャビティを通る流路の開閉手段との間で結合され得る。図示のフランジ付き上面836aは、開口部831aに近接する側壁834aと一体化された部品として形成され得る一方、図示のポペット832aは、溶接によってなど、開口部831aの反対側の端部で側壁834aに結合された機械加工部品などの別個の部品であり得る。フランジ付き上面836aは、ダイアフラムアセンブリ830aを固定するための手段を提供し得る。例えば、ダイアフラムアセンブリ830aは、マスフローコントローラの制御弁キャビティ内に着座され得、フランジ付き上面836aは、クランプブロックとマスフローコントローラベースプレートとの間で押圧されて、ダイアフラムアセンブリ830aを所定位置に固定し得る。
ダイアフラムアセンブリ830aの側壁834aの回旋即ちベローズは、ダイアフラムアセンブリ830aの中心軸840に沿って変形し、変形時に復元力を及ぼすように構成され得る。例えば、この復元力は、プッシュロッドを介してなど、他の力によって阻害されない場合、ポペット832aをデフォルトの静止位置に付勢し得る。その結果、ダイアフラムアセンブリ830a自体は、制御弁アセンブリ内で付勢バネとして機能し得、従来は制御弁に関連付けられていた追加のバネなしでの動作を可能にする。側壁834aの壁厚、ねじれ、及び回旋のジオメトリは、特定の有効バネ定数を達成するために変更され得る。ダイアフラムアセンブリ830aは、金属などの非脆性材料を含み得、これは、変形時のより大きな復元力を可能にし、ダイアフラムアセンブリ830aを破壊から保護し得る。
ここで図8Bを参照すると、図3の実施形態に示すダイアフラムアセンブリ330のように、別個に結合されたフランジ付き上面836bを有するダイアフラムアセンブリ830bの例示的実施形態の断面図が示されている。図8Bのダイアフラムアセンブリ830bは、フランジ付き上面836bとわずかに厚い側壁834bとを除いて図8Aに示すダイアフラムアセンブリ830aと実質的に同じである。図8Aの実施形態のように、ダイアフラムアセンブリ830bは、ほぼ円筒形であり得、開口部831bと、開口部831bから下方に伸長して中心軸840の周りに配置されており、ベローズを形成する複数の回旋を含む側壁834bと、凹部838bを含み得る開口部831bに面する内面及び図示のフランジを含み得て流路内のガスと相互作用するように構成された外部シール面を含むポペット832bとを備え得る。図8Aの実施形態とは対照的に、ダイアフラムアセンブリ830bのフランジ付き上面836b及びポペット832bのそれぞれは、溶接によってなど、ダイアフラムアセンブリ830bの側壁834bに結合された機械加工部品などの別個の部品であり、フランジ付き上面836bは開口部831bに近接して配置され、ポペット832bは開口部831bの反対側の端部に配置されている。結果として得られるフランジ付き上面836bは、図8Aの実施形態の形成されたフランジ付き上面836aよりも大きな厚さを有する。更に、側壁834bは、フランジ付き上面836b内に伸長する細長いネック850を含む。
フランジ付き上面836a及び836bはシール面であり、その結果、フランジ付き上面836a及び836bは、金属Oリングでシールされ得る。(より薄い図8Aのフランジ付き上面836aとは対照的に)図8Bのフランジ付き上面836bのより大きな厚さは、フランジ付き上面836bを変形又は損傷させることなく、金属Oリングでシールするために必要な力をより多く扱うことができる。細長いネック850により、フランジ付き上面836bをダイアフラムアセンブリ830bの側壁834bに合わせて溶接することができる。
いくつかの例では、フランジ付き上面836b及びポペット832bなどの形成されていない別個の部品は、交換可能で互換性がある構成要素で製造する際の柔軟性をより高めることを可能にし得る。例えば、ダイアフラムアセンブリ830b全体の製造プロセスを変更することなく、ポペット832bの代替設計を製造及び交換し得、これにより潜在的に製造コストを削減し得る。
ここで図9Aを参照すると、図5の実施形態に示すダイアフラムアセンブリ530のように、一体化プッシュロッド939a及び形成されたフランジ付き上面936aを有するダイアフラムアセンブリ930aの例示的実施形態の断面図が示されている。図9Aのダイアフラムアセンブリ930aは、一体化されたプッシュロッド939aを有し、図8Aの実施形態の凹部838aを欠いている点を除いて図8Aに示すダイアフラムアセンブリ830aと実質的に同じである。図8Aの実施形態のように、ダイアフラムアセンブリ930aは、ほぼ円筒形であり得、開口部931aと、開口部931aから下方に伸長して中心軸840の周りに配置されており、ベローズを形成する複数の回旋を含む側壁934aと、開口部931aに面する内面及び流路内のガスと相互作用するように構成された図示のフランジを含み得る外部シール面を含むポペット932aとを備え得る。
図8Aの実施形態とは対照的に、ダイアフラムアセンブリ930aは、ポペット932aの内面と一体化された一体型プッシュロッド939aを有し得、それにより、1つの部品に形成される。前述の実施形態のプッシュロッドと同様に、一体化プッシュロッド939aは、ポペット932aの内面からダイアフラムアセンブリ930aの中心軸840に沿って側壁934aの間で開口部931aを通って、近接側のフランジ付き上面936aを伴って伸長し得、一体化プッシュロッド939aが潜在的にアクチュエータに結合することを可能にする。一体化プッシュロッド939aの上端は、例えば、マスフローコントローラのモーションブースタアセンブリ又はアクチュエータとインターフェースするように構成された球状突起を含み得る。一体化プッシュロッド939aは、例えばアクチュエータの動きに応答してダイアフラムアセンブリ930aの中心軸840に沿って移動し得、ポペット932aの外部シール面が制御弁キャビティを通る流路を開閉することができ、制御弁キャビティを通る流路の開閉手段を提供する。一体化プッシュロッド939aの一体化は、横方向のプッシュロッドの動きを防止することによって信頼性の潜在的向上を可能にし得、また、部品の数を減らすことによってより単純化された堅牢な構造を可能にし得、別個に製造された部品の組み合わせに関連する誤差の伝播を潜在的に制限する。
ここで図9Bを参照すると、一体化プッシュロッド939b及び別個に結合されたフランジ付き上面936bを有するダイアフラムアセンブリ930bの例示的実施形態の断面図が示されている。図9Bのダイアフラムアセンブリ930bは、フランジ付き上面936bとわずかに厚い側壁934bとを除いて図9Aに示すダイアフラムアセンブリ930aと実質的に同じである。図9Aの実施形態のように、ダイアフラムアセンブリ930bは、ほぼ円筒形であり得、開口部931bと、開口部931bから下方に伸長して中心軸840の周りに配置されており、ベローズを形成する複数の回旋を含む側壁934bと、開口部931bに面する内面及び流路内のガスと相互作用するように構成された図示のフランジを含み得る外部シール面を含むポペット932bとを備え得る。ダイアフラムアセンブリ930bは、ポペット932bの内面と一体化された一体化プッシュロッド939bを有し得、それにより、ポペット932bと一体の部品に形成される。図9Aの実施形態とは対照的に、フランジ付き上面936b及びポペット932bのそれぞれは、ダイアフラムアセンブリ930bの一体化プッシュロッド939bを伴って、溶接によってなど、ダイアフラムアセンブリ930bの側壁934bに結合される、機械加工部品などの別個の部品であり、フランジ付き上面936bは、開口部931bに近接して配置され、ポペット932bは、開口部931bの反対側の端部に配置されている。結果として得られるフランジ付き上面936bは、図9Aの実施形態の形成されたフランジ付き上面936aよりも大きな厚さを有する。その結果、開口部931bは、図9Aの実施形態の開口部931aと比較してわずかに細長い。
開示された実施形態の前述の説明は、当業者が本発明を作製又は使用することができるために提供されたものである。これらの実施形態に対する様々な修正は、当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義される一般的原理は、本発明の精神又は範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用され得る。従って、本発明は、本明細書に示される実施形態に限定されることを意図するものではなく、本明細書に開示される原理及び新規の特徴と一致する最も広い範囲が与えられるべきである。

Claims (17)

  1. 制御弁キャビティ入口ポート及び制御弁キャビティ出口ポートを備える制御弁キャビティを含む流路と、
    前記流路を通って流れるガスの質量流量を測定するように構成されたマスフローメータと、
    前記マスフローメータからの質量流量信号に応答してアクチュエータ制御信号を提供するように構成されたコントローラと、
    前記アクチュエータ制御信号に応答して動くように構成されたアクチュエータと、
    少なくとも一部が前記制御弁キャビティ内で移動可能に伸縮するように構成されたダイアフラムアセンブリであって、
    開口部と、
    前記開口部から伸長して中心軸の周りに配置されており、複数の回旋を含む側壁と、
    前記開口部に面する内面及び前記制御弁キャビティ入口ポートに面する外部シール面を含むポペットと
    を備えるダイアフラムアセンブリと、
    前記ポペットの前記内面から前記中心軸に沿って、自身を前記アクチュエータに結合することができる前記開口部を通って伸長するプッシュロッドであって、前記アクチュエータの動きに応答して前記中心軸に沿って動き、前記ポペットの前記外部シール面が前記制御弁キャビティを通る前記流路を開閉することができる、プッシュロッドと
    を備える、マスフローコントローラ。
  2. 前記ポペットは、前記側壁と一体化された部品として形成されている、請求項1に記載のマスフローコントローラ。
  3. 前記ポペットは、前記側壁に結合された機械加工部品である、請求項1に記載のマスフローコントローラ。
  4. 前記ポペットの前記内面は、前記プッシュロッドを受容するように構成された凹部を含む、請求項1に記載のマスフローコントローラ。
  5. 前記プッシュロッドは、前記ポペットの前記内面と一体化されている、請求項1に記載のマスフローコントローラ。
  6. 前記ダイアフラムアセンブリは、フランジ付き上面を含み、前記フランジ付き上面は、前記制御弁キャビティをシールするように構成されている、請求項1に記載のマスフローコントローラ。
  7. 前記フランジ付き上面は、前記側壁と一体化されている、請求項6に記載のマスフローコントローラ。
  8. 前記フランジ付き上面は、前記開口部に近接する前記側壁に結合される機械加工部品である、請求項6に記載のマスフローコントローラ。
  9. 前記側壁の前記回旋は、前記中心軸に沿って変形し、変形時に復元力を及ぼすように構成されている、請求項1に記載のマスフローコントローラ。
  10. 前記制御弁キャビティを通る前記流路がノーマリーオープンであるように、前記ポペットの前記外部シール面を配置する手段を備える、請求項1に記載のマスフローコントローラ。
  11. 前記制御弁キャビティを通る前記流路がノーマリークローズであるように、前記ポペットの前記外部シール面を配置する手段を備える、請求項1に記載のマスフローコントローラ。
  12. 制御弁キャビティ入口ポート及び制御弁キャビティ出口ポートを備える制御弁キャビティを含む流路と、
    前記流路を通って流れるガスの質量流量を測定するように構成されたマスフローメータと、
    前記マスフローメータからの質量流量信号に応答してアクチュエータ制御信号を提供するように構成されたコントローラと、
    前記アクチュエータ制御信号に応答して動くように構成されたアクチュエータと、
    前記アクチュエータから離れて前記制御弁キャビティをシールする手段、
    前記制御弁キャビティを通る前記流路の開閉手段、及び
    前記シールする手段と前記開閉手段との間で結合されたベローズ
    を備えるダイアフラムアセンブリと、
    前記ダイアフラムアセンブリが前記アクチュエータに応答して動くように、前記ダイアフラムアセンブリを前記アクチュエータに結合するプッシュロッドと
    を備える、マスフローコントローラ。
  13. 前記ベローズは、復元力を提供して前記開閉手段を静止位置に配置する、請求項12に記載のマスフローコントローラ。
  14. 前記静止位置は、開位置である、請求項13に記載のマスフローコントローラ。
  15. 前記静止位置は、閉位置である、請求項13に記載のマスフローコントローラ。
  16. 前記開閉手段は、前記プッシュロッドを受容するように構成された凹部を伴うポペットを含む、請求項12に記載のマスフローコントローラ。
  17. 前記開閉手段は、前記プッシュロッドと一体的に形成されたポペットを含む、請求項12に記載のマスフローコントローラ。
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