JP2007034452A - 圧力調整器 - Google Patents

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聡 小見山
Mitsuo Hirotomi
光男 廣富
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Abstract


【課題】 圧力調整器において、加圧流体の過大な1次圧力によっても調圧機構が破損することのない比較的簡単な構成且つ信頼性の高いものとし、また圧力調整器単体で調圧機構を保護することができるようにする。
【解決手段】 1次圧力の加圧流体が供給される入口孔76および減圧された2次圧力の加圧流体が排出される排出孔38を有するとともに入口孔76から排出孔38に至る流路が内部に形成されたハウジング5と、流路の途中に配置されて、1次圧力を2次圧力に減圧する調圧機構とを備えた圧力調整器1において、調圧機構は、流体の圧力の変動に応じて変位する、ダイヤフラム12を含む移動体を有し、移動体は、1次圧力が過大になった際に、ハウジング5の一部に当接して移動体の過度の変位を阻止する当接部14bを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、気体や液体等の加圧流体の圧力を、調圧機構を介して1次圧力から所定の2次圧力に減圧する圧力調整器に関し、特に調圧機構がダイヤフラムを含む圧力調整器に関する。
加圧流体の圧力を、調圧機構を介して高圧から低圧に調圧する圧力調整器として、例えば、ダイヤフラムとそれに連動する調圧弁を有するガバナ機構(調圧機構)が2つ組み合わされた圧力調整器が知られている(特許文献1)。この圧力調整器の各ガバナ機構は、ダイヤフラムに取り付けられる、フランジが形成されたサポータを有している。各サポータは、調圧スプリングにより所定の力で付勢されて、ダイヤフラムに連動した調圧弁を所定の圧力で調圧するようになっている。この調圧弁は流路内に位置し、調圧弁より下流の流体圧力すなわち2次圧力が、上流側から供給される加圧流体すなわち1次圧力より低圧になるように調整される。
また、他の従来技術として、ガス器具に用いられるカセット式ガスボンベのガバナ装置が知られている(特許文献2)。このガバナ装置は、ガスボンベの圧力を調圧してバーナーへ導くもので、ガバナ装置のケース内にダイヤフラムにより仕切られた調圧室を有するとともに、調圧室内にダイヤフラムに連動する弁開閉レバーすなわち調圧弁を有する。この弁開閉レバーにより、ガス流路の調圧弁座を開閉してガスの流入を制御するように構成されている。他方、ガスボンベが熱により過度に高圧になった場合、圧力調整器を過度の圧力から保護し、またガスボンベの爆発を防止するための機構が、ガバナ装置とガスボンベとに設けられている。ガスボンベの内圧が異常に上昇した場合、この機構によりガス圧はガバナ装置の安全弁に作用し、安全弁を後退位置に付勢する。それに伴って、安全弁に当接していたガスボンベのステムが伸長して、ステムと連動する閉止弁が閉作動し、ガスボンベからガバナ装置へのガスの供給が停止するように構成されている。
特開2004−318683号公報(図1) 特開平8−303773号公報(図1)
上記特許文献1に開示された発明においては、加圧流体供給側から供給される加圧流体は、調圧弁が高圧側と低圧側との間で変位することにより、調圧弁を通過する加圧流体の流量が調整されて圧力が調圧される。しかし、高圧側すなわち供給側の流体圧力が、何らかの理由、例えば、周囲温度の上昇、加圧流体を収容している容器の潰れ等により所定の圧力より過大になる場合がある。このような状況で、圧力調整器を使用すると、高圧側の加圧流体が低圧側に流入する量を調整している調圧弁およびこの調圧弁に連動するダイヤフラムが、加圧流体の過度の圧力により低圧側に過度に変位して、調圧弁を回復不能に変形させてしまうおそれがある。その場合は、調圧弁が適切に機能しなくなる。
また、特許文献2に開示された発明においては、供給される過大なガス圧力に対し、ガス器具を保護するために複雑な機構を必要とし、さらにガス器具単体ではなく、ガスボンベとの協働作用によらなければ過度に大きいガス圧に対処することができない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、過大な1次流体圧力によっても調圧機構が破損することのない比較的簡単な構成の信頼性の高い圧力調整器を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、圧力調整器単体で調圧機構を保護することができる圧力調整器を提供することにある。
本発明の圧力調整器は、1次圧力の加圧流体が供給される入口孔および減圧された2次圧力の加圧流体が排出される排出孔を有するとともに入口孔から排出孔に至る流路が内部に形成されたハウジングと、流路の途中に配置されて、1次圧力を前記2次圧力に減圧する調圧機構とを備えた圧力調整器において、調圧機構は、流体の圧力の変動に応じて変位する、ダイヤフラムを含む移動体を有し、移動体は、1次圧力が過大になった際に、ハウジングの一部に当接して移動体の過度の変位を阻止する当接部を有していることを特徴とするものである。
また、移動体は、ダイヤフラムの流路に面した第1の面と、その反対側の第2の面の両面から協働してダイヤフラムを挟持する2つの部材を有し、2つの部材を有する移動体の第2の面側に突出した部分に当接部を形成することができる。
また、ハウジングには、当接部に対向して突出する凸部からなるストッパ部が形成されていてもよい。
また、当接部は、ハウジングの内壁に対向して突出した突出部とすることができる。
本発明の圧力調整器は、1次圧力を2次圧力に減圧する調圧機構が、流体の圧力の変動に応じて変位する、ダイヤフラムを含む移動体を有している。この移動体は、1次圧力が過大になった際に、ハウジングの一部に当接して移動体の過度の変位を阻止する当接部を有しているので、次の効果を奏する。すなわち、過大な1次流体圧力により調圧機構の移動体が過度に変位しようとしても、移動体がハウジングの一部に単に当接するだけで過度の変位が阻止される。これにより、調圧機構が回復不能に変形したり、破損したりすることが防止できる、簡単な構成且つ信頼性の高い圧力調整器が得られる。また、この圧力調整器を過大な圧力から保護する機能を、圧力調整器単体で実現することができる。
また、移動体が、ダイヤフラムの流路に面した第1の面と、その反対側の第2の面の両面から協働してダイヤフラムを挟持する2つの部材を有し、移動体の第2の面側に突出した部分に当接部が形成されている場合は、当接部を簡単な構成で移動体に設けることができる。
また、ハウジングに、当接部に対向して突出する凸部からなるストッパ部が形成されている場合は、簡単な構成でストッパ部を形成することができるとともに、ハウジング側の剛性も凸部が設けられることにより増大して、信頼性の高い圧力調整器が得られる。
また、当接部は、ハウジングの内壁に対向して突出した突出部である場合は、簡単な構成で当接部が構成されるとともに、当接部に剛性が付与され、移動体が一層破損しにくくなり、信頼性の高い圧力調整器が得られる。
以下、本発明の一例となる第1の実施形態の圧力調整器について、図1〜図3を参照して説明する。図1は、圧力調整器1の中心を通る軸線2の周りの円周に沿って約90°の範囲で切断し、且つ部分的に分解して示す部分断面分解斜視図であり、図2は、図1の圧力調整器1の上部を拡大して示す部分拡大断面図である。図3は、組み立てられた図1の圧力調整器1の下部を軸線2の周りの円周に沿って、約90°の範囲で切断して、部分的に拡大して示す部分断面拡大斜視図である。
図1に示すように、圧力調整器1は、本体ケース4と、カバーケース6と、本体ケース4に取り付けられる円筒形の導入筒8とからなるハウジング5を有する。本体ケース4とカバーケース6は、それぞれ膨出部4b、6bを有するとともに、外周に同様な形状のフランジ4a、6aを有している。膨出部4bには、軸線2に対応する位置に貫通孔24が形成されている(図2、図3)。本体ケース4とカバーケース6は、フランジ4a、6aが互いに突き合わされるとともに、フランジ4a、6aがねじ止め(図示せず)等により結合されている。
フランジ4aの突き合わせ面10(図1)には、フランジ4aの内側全周に亘って、段部10aが形成されている。この段部10aにはダイヤフラム12が配置されて、フランジ4a、6aの結合により、ダイヤフラム12は両フランジ4a、6a間に押圧固定される。ダイヤフラム12は、例えば、ゴム等から構成される弾力性を有する概ね平板状の部材であり、軸線2を中心として円形状に形成された湾曲撓み部12a(図2)を有する。またダイヤフラム12には、軸線2に対応する部分に円形の開口22(図2)が穿設されている。ダイヤフラム12の湾曲撓み部12aから内側の上面(第2の面)18には、サポータ(部材)14が配置されている。
他方、ダイヤフラム12を挟んで、サポータ14の反対側にはプランジャ(部材)16が配置されている。これら、一体となったダイヤフラム12、サポータ14およびプランジャ16を総括して移動体15という。なお、ここで、上、下とは、図1〜図3における上下方向をいう。サポータ14は、ダイヤフラム12の上面18に接触する平板部14a(図2)と、この平板部14aから上方に突出する突出部(当接部)14bを有する。サポータ14は、軽量な部材、例えばポリオキシメチレン(POM)製が好ましいが、金属製であってもよい。突出部14bの上面26(図2)は平坦に形成されている。また、突出部14bには、軸線2に沿って雌ねじ14c(図2)が形成されている。
プランジャ16は、ダイヤフラム12の下面(第1の面)20に位置する平板部16a(図2)と、軸線2に沿って、平板部16aの上下方向にそれぞれ延びる軸16b、16c(図2)とを有する。軸16bは、ダイヤフラム12の開口22を通過して上方に突出し、軸16cは、本体ケース4の貫通孔24(図2、図3)を通過して下方に延びている。軸16bには雄ねじ17が形成されており、前述のサポータ14の雌ねじ14cと螺合して、ダイヤフラム12を両面から締め付けるように構成されている。ダイヤフラム12は、これにより、サポータ14およびプランジャ16との間に挟持されて一体に構成される。なお、サポータ14とダイヤフラム12との間には、摩擦係数の小さい、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)製のフィルム19(図2)を介在させることが好ましい。これにより、サポータ14を軸16bに螺合させる際に、ダイヤフラム12を締め付け時に生じる摩擦力により変形させるおそれをなくすことができる。
カバーケース6の膨出部6bの内面には、突出部14bに対応する位置に凸部(ストッパ部)28が形成されている。凸部28の先端すなわち下面30は、サポータ14の上面26と同様に平坦形状となっている。凸部28の中央には外部と、膨出部6b内の空間32とを連通する小孔34(図2)が形成されている。外部は、通常、大気圧であるので、空間32内も大気圧に維持される。サポータ14の突出部14bおよびカバーケース6の凸部28の外周には圧縮コイルばね(以下調圧ばねという)36が配置されている。この調圧ばね36は、サポータ14を介してダイヤフラム12を所定の圧力で常時下方に押圧している。凸部28の下面30と、サポータ14の突出部14bの上面26との間は、圧力調整器1の通常の使用状態では、間隙Gが確保されている(図2)。
カバーケース6には、膨出部6bから横方向に膨出した延出部6cが形成されている(図1)。この延出部6cには、排出孔38が形成された、延出部6cから外部に延びるノズル40が形成されている。また、カバーケース6には、排出孔38に連通する円柱形の空間42が隔壁6dにより形成されている(図1)。他方、空間42に対応する本体ケース4の部分には、略円柱状の空間46が隔壁4cにより形成されている。図1および図2では、隔壁4cの端面7(図2)が見えており、この端面7と対向する位置に隔壁4cの他の端面が位置して、端面同士が協働してそれらの間に溝44を構成している(図2、図3)。空間46に臨む本体ケース4には、上向きの略環状の段部46aが形成されている。また、ダイヤフラム12には、空間42、46に対応して円形の開口37が形成されている(図1)。空間42、46には、フランジ50aを有するスリーブ50が、ダイヤフラム12の開口37を貫通して配置される。その際、スリーブ50のフランジ50aは、段部46aに着座する。スリーブ50は、その下端と膨出部4bの内面4d(図2、図3)との間に隙間があるように長手方向が寸法決めされており、溝44を通る流体を排出孔38に導く通路となる。スリーブ50は、例えば、ポリオキシメチレンから形成される。
本体ケース4の膨出部4bとプランジャ16およびダイヤフラム12との間には、空間すなわち調圧室52が形成されている。膨出部4bの貫通孔24を貫通して下方に突出する、プランジャ16の軸16cの先端部には、環状溝54(図2)が形成されるとともに、この環状溝54にOリング56が装着される。このOリング56が調圧弁となる。すなわち、軸16cと、膨出部4bの貫通孔24との間を通過する流体の流れを、このOリング56が、ダイヤフラム12により上下方向に駆動されて、調圧室52内の流体圧力を調整するように構成されている。前述の調圧ばね36、移動体15、Oリング56等により調圧機構が構成される。本体ケース4の膨出部4bには、軸16cの先端部を囲むように環状壁58が下方に突設されている。環状壁58の基端外周には環状に溝60(図2)が形成され、この溝60にOリング62が装着されている。
環状壁58の外周には、例えば、図示しないねじが形成されて、前述の導入筒8と螺合するように構成することができる。導入筒8は、後述する圧力容器400(図4)が接続される部材であり、その長手方向の中間に仕切壁8aを有している。この仕切壁8aには、プラグ70の下部軸70cを受容する開口76が形成されている。仕切壁8aと膨出部4bとの間には、上方からフィルタ64、ジョイント66、圧縮コイルばね(以下、単にばねという)68およびプラグ70が配置されている。ジョイント66は、例えば、ポリオキシメチレンから形成された、上壁66bを有する概ね筒状である。ジョイント66の上壁66bの中央には孔72が形成され、上壁66bと下端80との間には、外方に延出する環状のフランジ66aが形成されている。
フィルタ64は、円形の板状部64aの外周に環状壁64bが垂下された形状となっている。このフィルタ64は、ジョイント66の上壁66bに被冠される。ジョイント66は、組立状態では、フランジ66aが、本体ケース4の環状壁58の下端58a(図3)に当接し、フィルタ64を環状壁58の下向き段部58bとジョイント66の上壁66bとの間に挟持する。フィルタ64の上部は、プランジャ16の軸16cの先端部が突出する中間室21となる。ジョイント66の内面66cには、上下方向に連続する溝67(図2)がジョイント66の内周に互いに離隔して複数本形成されている。これらの溝67は、供給される加圧流体が通過する流路となる。
前述のプラグ70は、ステンレス鋼或いはポリオキシメチレンから形成されるピン状であり、その上部近傍に円板状のフランジ70aを有する。フランジ70aより上方に突出する上部軸70bは、ばね68の内側に挿入可能な直径を有する。フランジ70aより下方に突出する下部軸70cは、プラグ70の下端74に向けて収束している。すなわち、テーパが形成されて先細形状となっている。下部軸70cの、フランジ70a近傍にはOリング78が被冠されている。
導入筒8が環状壁58に組付けられると、ばね68とプラグ70は、ジョイント66の上壁66bと導入筒8の仕切壁8aとの間に保持される。このとき、プラグ70のフランジ70aは、ばね68により下方に付勢され、Oリング78が、フランジ70aと仕切壁8aとの間に押圧される。このOリング78は、圧力容器400が導入筒8に接続されていない状態では、ばね68の付勢力により、仕切壁8aとフランジ70aに密着した状態にある。これにより、圧力調整器1内の加圧流体が、プラグ70の下部軸70cと仕切壁8aの開口76の間から外部に漏出することが防止される。
次に、上述の如く構成された圧力調整器1に、例えば、燃料電池用の燃料カートリッジのような圧力容器400が接続されて使用される場合について、図4を参照して説明する。図4は、圧力容器400が接続された圧力調整器1の断面を示し、図4(a)は通常の使用状態を示し、図4(b)は圧力容器400の圧力が過度に上昇した場合の状態を示す。なお、図4中、圧力容器400は、その一部のみを断面で示す。図4には、圧力容器400として、導入筒8に挿入される嵌合部402と、この嵌合部402が取り付けられる本体部404が示されている。嵌合部402には、嵌合部402を上下方向に貫通する噴出孔406が形成されている。噴出孔406には、ばね410により上方に常時付勢されて、圧力容器400内の流体の噴出を阻止する弁体408が、噴出孔406の内部に摺動可能に配置されている。
図4に示すように、圧力容器400が圧力調整器1に取り付けられると、プラグ70は弁体408により上方に押圧される。これにより、Oリング78によって封止されていた導入筒8の開口76が開放されて、加圧流体が開口76、ジョイント66の内側の溝67およびフィルタ64の順に通過する。圧力容器400の接続初期状態では、調圧室52内は流体の圧力が低いため、ダイヤフラム12は、調圧ばね36により下方に付勢された状態にある。従って、本体ケース4の貫通孔24を封止するOリング56は、貫通孔24から下方に離れる方向に移動しているので、貫通孔24の封止は解除された状態にある。従って、流路を構成する前述の通路67、フィルタ64、中間室21、貫通孔24と軸16cの間、調圧室52およびスリーブ50を通過した流体は、排出孔38から外部、例えば、図示しない燃料電池に供給される。
通常の使用状態では、ダイヤフラム12は、供給される流体の圧力、例えば、900KPa〜1MPaに対して、調圧ばね36により調圧室52内が所定の圧力になるように設定されている。すなわち、圧力容器400から供給される流体の圧力が、供給すべき流体の圧力より高くなった場合、調圧ばね36による付勢力に抗して、調圧室52内の流体がダイヤフラム12を上方に押圧する。この結果、プランジャ16の軸16cは上方に移動して、Oリング56が本体ケース4の貫通孔24を封止して、それ以上加圧流体が調圧室52に流入することを阻止する。ダイヤフラム12に加圧流体側から加わる圧力は、厳密には調圧室52内の圧力だけではなく、中間室21内でOリング56を含む調圧弁に加わる力も作用する。すなわち調圧弁の投影面積X中間室21内の1次圧力が調圧弁に加わっているので、上記加圧流体の圧力でも調圧弁が閉じたり、弁座にOリング56が潜り込んで変形することが起こる。調圧室52内の圧力が低くなった場合は、調圧ばね36の付勢力により、プランジャ16の軸16cが、下降して貫通孔24を開放し、再度、加圧流体が調圧室52内に流入可能とする。
このように、ダイヤフラム12は、流体の圧力の変動に対して絶えず上下に移動(振動)する。しかし、この上下の移動量は極めて僅か、例えば、約0.3mmであるため、前述の間隙G、すなわちサポータ14の突出部14bの上面26と、カバーケース6の凸部28の下面30の間の寸法は、略一定に維持されている。なお、加圧流体が流れている状態を示す図4(a)において、Oリング56は本体ケース4に接触しているように示されているが、実際は、Oリング56と本体ケース4との間に極めて僅かな間隙があって、加圧流体の通過が可能となっている。
しかし、何らかの理由、例えば、圧力容器400の温度が上昇したり、圧力容器400を押しつぶしたりする等により圧力容器400から供給される流体の圧力が過度に高くなった場合は、ダイヤフラム12は、図4(b)に示すように通常の場合と異なるように作動する。すなわち、Oリング56により貫通孔24が封止されていても、例えば、加圧流体の異常に高い供給圧力、例えば2MPa〜3MPa等の圧力により、プランジャ16の軸16cは、中間室21側からさらに上方すなわち調圧室52側に押し込まれるように作動する。このときのOリング56の状態を図5に示す。
図5は、過度に高圧の流体が供給された場合のダイヤフラム12の作動状態を示す、図4(b)の一点鎖線で囲む領域Vを拡大して示す部分拡大図である。図5に示すように、プランジャ16の軸16cが上方へ移動することにより、Oリング56は、本体ケース4に押圧されて変形し始める。図5に示す状態では、Oリング56は、まだ元の状態に弾性的に復帰可能である。このとき、前述のサポータ14の突出部14bの上面26は、ハウジング5の一部となる、カバーケース6の凸部28の下面30に当接して、ダイヤフラム12がそれ以上、上方に変位しない。これにより、Oリング56が破損し、あるいは、軸16cが、貫通孔24から上方に抜けて、加圧流体が、中間室21側から調圧室52側に漏出してしまうことが阻止される。また、Oリング56が破損した場合、調圧室52と中間室21は僅かな隙間により連通した状態になるが、プラグ70とOリング78により開口76が封止されているので、圧力容器400を取り外しても、加圧流体が開口76から外部に漏出することはない。
次に、本発明の第2の実施形態の圧力調整器100について図6を参照して説明する。図6は本発明の第2の実施形態の圧力調整器100の断面を示し、図6(a)は通常の使用状態を示し、図6(b)は流体の供給圧力が過度に上昇した場合の状態を示す。この圧力調整器100は、本体ケース104、カバーケース106、本体ケース104とカバーケース106の間に配置されたダイヤフラム112、ダイヤフラム112を挟持するサポータ114とプランジャ116、本体ケース104の側部に横向きに取り付けられた入口孔176を有する導入筒108、導入筒108内に配置されたフィルタ164、ばね168、ジョイント166およびプラグ170を有する。なお、ダイヤフラム112、サポータ114およびプランジャ116を総括して移動体115という。また、本体ケース104、カバーケース106および導入筒108により、ハウジング105が構成される。なお図6において、圧力容器400は図示を省略してある。
本体ケース104には、プランジャ116に対応する位置に、第1の実施形態と同様に環状壁158が、本体ケース104と一体に下方に突設されている。この環状壁158の外側には、蓋159が例えば、環状壁158に螺合して取り付けられている。これにより環状壁158内に中間室161が形成される。また、本体ケース104には、環状壁158と同様な他の環状壁158’が側方に向けて一体に形成されている。この環状壁158’に、第1の実施形態と同様な導入筒108が取り付けられる。なお、導入筒108内の構成およびダイヤフラム112と、これを支持するサポータ114、プランジャ116の構成は、第1の実施形態と同様なので詳細な説明は省略する。
本体ケース104内には、導入筒108から中間室161、中間室161からは調圧室152に至る流体の通路(流路)163が形成されている。そして、本体ケース104には、導入筒108と逆の横方向にノズル140が形成されている。ノズル140には、調圧室152に連通する排出孔138が形成されている。
この第2の実施形態においても、サポータ114は、上面126が平坦な突出部(当接部)114bを有しており、カバーケース106の凸部(ストッパ部)128の下面130も平坦な形状となっている。サポータ114は、調圧ばね136により下方に付勢されている。これらの上面126と下面130の間は、通常の使用状態で間隙Gが形成されている。この第2の実施形態においても、流体の供給圧力が過度に高くなると、図6(b)に示すように、プランジャ116の軸116cが上方に押し上げられて、サポータ114の突出部114bの上面126が、カバーケース106の凸部128の下面130に当接する。これにより、ダイヤフラム112の過度の変形が阻止される。
次に、本発明の第3の実施形態の圧力調整器200について、図7を参照して説明する。図7は、本発明の第3の実施形態の圧力調整器200の断面を示し、図7(a)は通常の使用状態を示し、図7(b)は供給圧力が過度に上昇した場合の状態を示す。この圧力調整器200は、第1の実施形態の圧力調整器1と略同様な構成を有する。すなわち、圧力調整器200は、本体ケース204、カバーケース206、この中に配置されたダイヤフラム212、ダイヤフラム212を支持するサポータ214とプランジャ216、入口孔276を有する導入筒208、フィルタ264、ジョイント266およびプラグ270を圧力調整器1と同様な配置で有する。なお、ダイヤフラム212、サポータ214およびプランジャ216を総括して移動体215という。また、本体ケース204、カバーケース206および導入筒208によりハウジング205が構成される。この第3の実施形態の圧力調整器200が、第1の実施形態の圧力調整器1と大きく異なる点は、排出孔238およびノズル240が、本体ケース204側に設けられている点である。なお図7において、圧力容器400は図示を省略してある。従って、前述の第1の実施形態の圧力調整器1のスリーブ50は、第3の実施形態では使用されていない。
この第3の実施形態においても、サポータ214は、上面226が平坦な突出部(当接部)214bを有している。他方、カバーケース206には、下向きの凸部(ストッパ部)228が形成され、この凸部228の下面230も平坦な形状となっている。サポータ214の突出部214bとカバーケース206の凸部228の外周には調圧ばね236が縮設されている。そして、サポータ214は、調圧ばね236により所定の力で下方に付勢されている。これらの上面226と下面230の間にも、通常の使用状態で間隙Gが形成されている。この第3の実施形態の場合も、過度な供給圧力を受けると、図7(b)に示すように、プランジャ216が上方に押し上げられる、すなわち、ダイヤフラム212が上方に移動する。これにより、サポータ214の突出部214bの上面226が、カバーケース206の凸部228の下面230に当接して、ダイヤフラム212の過度の変形が阻止される。
次に本発明の第1の実施形態のサポータ14の突出部14bと、カバーケース6の凸部28の2つの変形例について、図8および図9を参照して説明する。図8は、第1の実施形態のサポータ14の突出部14bと、カバーケース6の凸部28の第1の変形例を示す部分拡大断面図であり、図9は、第1の実施形態のサポータ14の突出部14bと、カバーケース6の凸部28の第2の変形例を示す部分拡大断面図である。図8において、圧力調整器500のサポータ514は、円板状の平板部514a、この平板部514aの中央に上下方向に突設された軸514cを有する。この軸514cは下部がねじ状になっており、プランジャ516と螺合するようになっている。平板部514aには上向きに軸514cと同軸に突設された環状の突出部(当接部)514bが形成されている。この突出部514b内には、調圧ばね536を受容する環状溝すなわち凹所514dが形成されている。
他方、カバーケース506には、突出部514bに対応する位置に、上方に突出する受部506eが形成され、この受部506e内に調圧ばね536を受容する他の環状溝すなわち凹所506fが形成されている。調圧ばね536は、受部506e内の凹所506fと、サポータ514の突出部514bの凹所514dとの間に配置されて、サポータ514を介してダイヤフラム512を所定の圧力で下方に付勢している。この第1の変形例においては、流体の供給圧力が過大になると、突出部514bの先端すなわち上面526が、カバーケース506の、先端526に対応する内面(ストッパ部)506gに当接するようになっている。上面526と内面506gの間には、通常状態で間隙Gが形成されている。なお、ダイヤフラム512、サポータ514およびプランジャ516を移動体515という。
次に、図9を参照して、第2の変形例について説明する。圧力調整器600においては、サポータ614は、第1の変形例と略同様な構成を有する。すなわち、サポータ614はその中央に上向きの軸(当接部)614bを有する。他方、カバーケース606の第1の変形例と同様な受部606eの環状溝すなわち凹所606f内には、軸614bに対向して凸部(ストッパ部)628が下向きに突設されている。凸部628の下面630は、軸614bの上面626の近傍まで垂下し、上面626との間に所定の間隙Gが形成されている。この第2の変形例の場合は、過度の供給圧力によって、サポータ614の突出部614bの上面626が、カバーケース606の凸部628の下面630に当接する。この変形例においても、サポータ614、ダイヤフラム612およびプランジャ616は、合体して移動体615となる。
次に、前述の第3の実施形態の圧力調整器200の変形例として、圧力調整器700のサポータ714について、図10を参照して説明する。図10は、第3の実施形態のサポータの変形例を示す部分拡大断面図である。圧力調整器700は、第3の実施形態の圧力調整器200と同様な構成を有している。圧力調整器200と異なる点は、サポータ714の形状が異なる点である。すなわち、サポータ714は、円板状であり、中央に雌ねじ714cを有するとともに、雌ねじ714cと同心に上方に向く環状溝714eが形成されている。雌ねじ714cは、プランジャ716の軸716bに形成された雄ねじ717と螺合する。環状溝714eには、調圧ばね736が配置される。他方、カバーケース706には、サポータ714に対向して、調圧ばね736内に収容される直径の凸部(ストッパ部)728が形成されている。この凸部728の下面730と、サポータ714の上面726との間には、間隙Gが形成されている。そして供給圧力が、過度に高まると、サポータ714の上面726が凸部728の下面730に当接する。この場合当接部はサポータ714自体となる。この変形例においても、サポータ714、ダイヤフラム712およびプランジャ716は、合体して移動体715となる。
上記第1から第3の各実施形態および第3の実施形態の変形例で用いられた調圧ばねについてみると、調圧ばね36、136、236、736は、それぞれ突出部14bと凸部28の外側、突出部114bと凸部128の外側、突出部(当接部)214bと凸部228の外側に配置されており、いずれも線径が太く、且つ全長の短いばねを使用している。他方、第1の実施形態の第1および第2の変形例の調圧ばね536、636では、線径が細く、全長の長い調圧ばねが使用されている。一般的に、前者の形状すなわち太く短い調圧ばねでは、ばね定数は大きく、後者の形状すなわち細く長い調圧ばねでは、ばね定数は小さい。ばね定数が小さいばねの場合は、ダイヤフラムの上下変位位置におけるダイヤフラムに加わる荷重の変動を小さくすることができ、調圧室側の2次圧力を広範囲に設定できる。しかし、調圧室側の2次圧力を広範囲に設定する必要がなければ、太く短い調圧ばねとすることにより圧力調整器の上下方向の寸法を小さくすることができる。各実施形態における調圧ばね36をどのような形状にするかは、燃料を供給する、例えば燃料電池の如き本体側に要求される2次圧力を満足するように適宜設定することができる。従って、図9、図10に示す第1および第2の変形例においても、それぞれ突出部514b、614bの外側にばね定数の大きい、太く、短い調圧ばね36をカバーケース506、606との間に配置することも可能である。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、圧力容器400を圧力調整器1、100、200に取り付ける場合、取り付けた状態を維持するための何らかの固定装置が必要となる。この装置としては、圧力容器400を圧力調整器に向けて、単にばね付勢するように配置された、圧縮コイルばねや、板ばねの如きばね部材(図示せず)でもよい。或いは、本願出願人が平成16年9月14日に出願した「調圧装置」(特願2004−266463)に開示された固縛機構すなわち固定装置であってもよい。その他、固定装置として種々の構成が考えられるが、本発明の趣旨ではないので詳細な説明は省略する。
本発明の第1の実施形態の圧力調整器を、その中心を通る軸線の周りの円周に沿って約90°の範囲で切断し、且つ部分的に分解して示す部分断面分解斜視図 図1の圧力調整器の上部を拡大して示す部分拡大断面図 組み立てられた図1の圧力調整器の下部を、その中心を通る軸線の周りの円周に沿って約90°の範囲で切断して、部分的に拡大して示す部分断面拡大斜視図。 圧力容器が接続された図1の圧力調整器の断面を示し、(a)は通常の使用状態を示し、(b)は圧力容器の圧力が過度に上昇した場合の状態を示す。 過度に高圧の流体が供給された場合のダイヤフラムの作動状態を示す、図4(b)の一点鎖線で囲む領域Vを拡大して示す部分拡大図 本発明の第2の実施形態の圧力調整器の断面を示し、(a)は通常の使用状態を示し、(b)は供給圧力が過度に上昇した場合の状態を示す。 本発明の第3の実施形態の圧力調整器の断面を示し、(a)は通常の使用状態を示し、(b)は供給圧力が過度に上昇した場合の状態を示す。 第1の実施形態のサポータの突出部と、カバーケースの凸部の第1の変形例を示す部分拡大断面図 第1の実施形態のサポータの突出部と、カバーケースの凸部の第2の変形例を示す部分拡大断面図 第3の実施形態のサポータの変形例を示す部分拡大断面図
符号の説明
1、100、200、500、600、700 圧力調整器
5、105、205 ハウジング
12、112、212、512、612、712 ダイヤフラム
14b、114b、214b、512b 当接部(突出部)
15、115、215、515、615、715 移動体(調圧機構)
18 第2の面(上面)
20 第1の面(下面)
28、128、228、628、728 凸部(ストッパ部)
36、136、236、536、636、736 調圧ばね(調圧機構)
38、138、238 排出孔
56 Oリング(調圧機構)
76、176、276 入口孔(開口)
163 流路(通路)
506g 内面(ストッパ部)
614b 当接部(軸)
714 サポータ(当接部)

Claims (4)

  1. 1次圧力の加圧流体が供給される入口孔および減圧された2次圧力の加圧流体が排出される排出孔を有するとともに前記入口孔から前記排出孔に至る流路が内部に形成されたハウジングと、前記流路の途中に配置されて、前記1次圧力を前記2次圧力に減圧する調圧機構とを備えた圧力調整器において、
    前記調圧機構は、前記流体の圧力の変動に応じて変位する、ダイヤフラムを含む移動体を有し、該移動体は、前記1次圧力が過大になった際に、前記ハウジングの一部に当接して前記移動体の過度の変位を阻止する当接部を有してなることを特徴とする圧力調整器。
  2. 前記移動体は、前記ダイヤフラムの前記流路に面した第1の面と、その反対側の第2の面の両面から協働して該ダイヤフラムを挟持する2つの部材を有し、該2つの部材を有する前記移動体の前記第2の面側に突出した部分に前記当接部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の圧力調整器。
  3. 前記ハウジングには、前記当接部に対向して突出する凸部からなるストッパ部が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の圧力調整器。
  4. 前記当接部は、前記ハウジングの内壁に対向して突出した突出部であることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の圧力調整器。
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