JPH02286982A - 圧電バルブ - Google Patents

圧電バルブ

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JPH02286982A
JPH02286982A JP10670089A JP10670089A JPH02286982A JP H02286982 A JPH02286982 A JP H02286982A JP 10670089 A JP10670089 A JP 10670089A JP 10670089 A JP10670089 A JP 10670089A JP H02286982 A JPH02286982 A JP H02286982A
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JP
Japan
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valve
displacement element
actuator
flow rate
diaphragm
Prior art date
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Pending
Application number
JP10670089A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Watabe
嘉幸 渡部
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1例えば半導体工業においてガス流量を調整す
るために多用される圧電バルブ、すなわち積層型変位素
子からなるアクチュエータを備えた圧電式のバルブに関
するものであり、特に流量調節範囲が広く、かつ精密な
調節が行なえるように改良した圧電バルブに関するもの
である。
〔従来の技術〕
従来使用されている圧電バルブとしては1例えば第5図
に示すように単一方向に作動する積層型変位素子を設け
た構成のものが一般的である。第5図において、1は弁
座であり1円錐台状に形成すると共に、中央部にガス流
通用の開口2を設ける。3は流路であり、弁座Iの周囲
に設けると共に、ガス流の供給先と連通ずる開口4を設
ける。
5はダイヤフラムであり2弾性材料によって例えば円板
状に形成し、弁座lおよび流路3の上方に設ける0次に
6は弁棒、7は積層型変位素子であり、各々ダイヤフラ
ム5の上方、ハウジング8との間に介装する。なお積層
型変位素子7は1例えば圧電セラミック材料からなる薄
板7aと、銀−パラジウム等の導電材料からなる内部電
極7bとを交互に積層して形成し、外部電極(図示せず
)を介して駆動型1lI(図示せず)と接続する。
上記の構成により、弁座lとダイヤフラム5との間には
所定の間隙が確保されるから、開口2から流路3を経て
ガスが流通し、開口4から供給先にガスを供給すること
ができる0次に駆動電源および外部電極を介して内部電
極7bに電圧を印加すると、圧電セラミック材料からな
る薄板7aが圧電効果によって積層方向に伸長し、第6
図に示すように弁棒6を介してダイヤフラム5を弁座1
に当接させるから、開口2を閉塞し、ガス流を遮断する
。このような型式の圧電バルブは所謂ノーマリ−オープ
ン型と呼称され、常時はガス流を流通させる状態に保持
し、1を圧の印加によってガス流を遮断する作用を具有
している。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の圧電バルブにおいては、弁棒6の軸方向にの
み作動する積層型変位素子7をアクチュエータとして使
用する構成であるため、その変位量は積層方向の長さが
40mのものであっても30〜40μ厳に留まる。この
種の圧電バルブにおけるガスの流量は弁座1とダイヤフ
ラム5との間隙寸法によって定まるため、上記変位量に
よっては微少流量しか確保できない、従って流量の大な
る圧電バルブにおいては、積層型変位素子7を構成する
薄板7aおよび内部電極7bの積層数を増大させる必要
があり、必然的に圧電バルブが大型になり、占有空間を
増大させるという問題点がある。このため従来の圧電バ
ルブは微少流量用のものに限定され、大流量用のものに
は不適とされていた。また大流量用に使用する場合、若
しくは広範囲の流量制御用として使用する場合には、数
個の圧電バルブを必要とし、占有空間若しくは占有床面
積の増大を招来するのみならず、保守点検および管理が
煩雑であるというrjIN点も併存する。
本発明は上記従来技術に存在する問題点を解決し、小型
化が可能であると共に、広範囲の流量制御が可能である
圧電バルブを提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために2本発明においては。
流体流通用の開口を設けた弁座の上方に開口に臨むダイ
ヤフラムを設け、このダイヤフラムの上方に弁棒および
積層型変位素子からなるアクチュエータを介装し、前記
ダイヤフラムを前記弁座と離接自在に付勢して流体の開
口からの流量を調整可能に形成した圧電バルブにおいて
、ハウジング内に、弁棒の軸方向に変位するように形成
した垂直変位素子と、この垂直変位素子の上下端に固着
しかつ弁棒の軸と直角方向に変位するように形成した水
平変位素子とを設けると共に、これらの変位素子を順0
次協動可能に形成したアクチュエータを設ける。という
技術的手段を採用した。
本発明において、ハウジング内に弁棒をアクチュエータ
側に付勢するように形成した圧縮コイルばねを設けるこ
とができる。
〔作用〕
上記の構成により、積層型変位素子からなるアクチュエ
ータをハウジングに対して相対移動をさせることができ
、この相対移動により弁棒を介してダイヤフラムを弁座
に対して離接目在とし、流量調節を行ない得るのである
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例を示す要部縦断面図であり、同
一部分は前記第5図および第6図と同一の参照符号で示
す。第1図において29はハウジングであり、弁座1を
有する弁箱10の上方にボルトllを介して固着する0
次に12はアクチュエータであり、ハウジング9内に設
けたガイド穴9a内に上下動自在に収容する。アクチュ
エータ12は、弁棒6の軸方向に変位するように形成し
た垂直変位素子12bと、この垂直変位素子12bの上
下端に各々固着し、かつ弁棒6の軸と直角方向に変位す
るように形成した水平変位素子12a、12cとからな
る。なおこれらの垂直変位素子12bおよび水平変位素
子12a、12Cの構成は前記第5図および第6図にお
ける積層型変位素子7と同一である0次に13はスペー
サであり。
前記アクチュエータ12の上部に当接し、かつ水平変位
素子12aの変位作用に支障のないように設ける。14
は調整ねしであり、ハウジング9の上端に螺着する。
上記の構成により、アクチュエータ12に駆動電圧を印
加すれば、後記するようにアクチュエータ12をハウジ
ング9のガイド穴りa内を上下動させることができ、弁
棒6を介してダイヤフラム5を弁座lに対して離接自在
とするから、開口2からのガス流量を調節し、若しくは
ガス流の遮断を行ない得るのである。なおスペーサ13
および調整ねじ14により、ダイヤフラム5と弁座lと
の間隙を調節することができ、所謂初期流量若しくは基
準流量を設定することができる。
次に第2図はアクチュエータ12を構成する垂直変位素
子12bおよび水平変位素子128゜12Cに印加する
圧電レベルを示す説明図である。
第2図において、A、B、Cは夫々水平変位素子12 
a、、垂直変位素子12bおよび水平変位素子12Cに
印加する電圧レベルであり、夫々上方が電圧印加状態、
下方が電圧解除状態を示す。なおa −fは時系列的な
時間を表わすと共に、後記する第3図ta)〜if)の
状態と対応する。従って例えば第1図に示す水平変位素
子12aは、第2図においてAによって表示されるよう
に、a−cの間およびa w fの間が電圧印加状L 
 d、6の間が電圧解除状態であることを示し、以後a
〜「の状態を繰返し継続する。なお第1図に示す垂直変
位素子12bおよび水平変位素子12cは各々前記水平
変位素子12aからa、b時間遅れて、第2図B、Cに
よって表示されるように、電圧印加状態と電圧解除状態
を繰返すのである。
第3図(al〜(flは夫々アクチ二エータ12の作動
状態を示す説明図であり、夫々前記第2図における時系
列的な時間a % fにおける電圧レベルのときのアク
チュエータ12 (第1図参照)の状態を示している。
なお第3図(4)〜(flにおいては、前記第1図にお
ける水平変位素子12a、垂直変位素子12bおよび水
平変位素子12Cを、夫々素子A、B、Cとして示す、
以下第2図および第3図[al〜(flを参照して素子
A、B、Cの作動について説明する。まず時間aにおい
ては第3図fatのように素子Aのみが電圧印加状態で
あるから、素子Aが矢印方向に変位し、ガイド穴9aの
内壁を圧接して固定状態となる0次に時間すにおいては
第3図(blに示すように素子Bも電圧印加状態となり
矢印方向に変位するから、素子Cを白矢印方向に下降さ
せる。時間Cにおいては素子Cも続いて電圧印加状態と
なり、下降した位置においてガイド穴9aの内壁を圧接
して固定状態となる。次に時間dにおいては第3図Td
lに示すように素子Aが不作動状態となって収縮し、ガ
イド穴9aの内壁との圧接を解除する0時間eにおいて
は第3図+e+に示すように素子Bが収縮し、素子Aを
白矢印方向に下降させる1次に時間fに至ると第3図(
[1に示すように素子Aが再び作動して、ガイド穴9a
の内壁を圧接して固定状態となる。以後は時間aにおい
て第3図ta+に示す状態に復帰し、素子Cが不作動状
態となり、前記同様の状態を順次協動じて繰返すのであ
る。従って素子A、B、Cからなるアクチュエータはガ
イド穴9aに対して、所謂尺堰虫的に相対移動して下降
する。一方アクチュエータを上昇させる場合には、素子
A、B、Cに印加する電圧レベルを第2図においてf 
w aとすればよい。
上記のようにして第1図に示すアクチュエータ12をガ
イド穴りa内を上下動させ得るから、弁棒6を介してダ
イヤフラム5を弁座lに対して離接自在となし得る。従
って開口2からのガス流量の調節、およびガス流の遮断
を行ない得る。この場合アクチュエータ12は同一位置
において作動させ得ることは当然に可能であるから、第
5図および第6図に示す従来の圧電バルブの具有する機
能も当然に保有している。しかしながら第1図に示す実
施例のものにおいては、アクチュエータ12自身がガイ
ド穴りa内を上下相対移動可能であるから、ストローク
を大にすることができ、従ってダイヤフラム5と弁座1
との間隙を大にすることができるのである。このため微
少流量のバルブのみに限らず、流量の大なるバルブにも
適用できることとなり、1個のバルブで広範囲の流量調
節が可能となるのである。
第4図は本発明の他の実施例を示す要部縦断面図であり
、同一部分は前記第1図と同一の参照符号で示す、第4
図において、弁棒6につば6aを設けると共に、ハウジ
ング9内に圧縮コイルばね15を設け、弁棒6をアクチ
ュエータ12側に付勢するように形成する。
上記の構成により、ダイヤフラム5が弁棒6によって弁
座1に当接した状態から、アクチュエータ12の駆動電
圧解除によってダイヤフラム5が離脱する動作を迅速に
行ない得る。従って比較的口径の大なるバルブ用に適し
ている。
本実施例においては、初期流量若しくは基準流量を設定
するためにスペーサおよび調整ねじを設けた例について
記述したが、開口からの流量をセンサその他の計測手段
で読み取って調整若しくは設定するようにしてもよい、
また対象流体はガスのみでなく、液体であってもよいこ
とは勿論である。
〔発明の効果〕 本発明は2以上記述のような構成および作用であるから
、下記の効果を奏し得る。
+(1)  アクチュエータをハウジング内において、
弁棒の軸方向に相対移動可能に形成したものであるため
、弁座とダイヤフラムとの間隙寸法を大に形成すること
ができ、微少流量用から比較的大流量用のものまで適用
できる。
(2)  +(1)と関連してバルブ自体を小型化し得
ると共に、従来数個を必要とした用途に対しても1個で
対応できるため、占有空間若しくは占用床面積を縮少す
ることができ、保守点検および管理が極めて容易となる
(3)広い流量制御範囲を有することに加えて、当該設
定流量における流lllil節の精度が高く、従来の大
流量調節弁より大幅に信鯨性を向上させ得る。
第 1 口
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す要部縦断面図。 第2図はアクチュエータを構成する垂直変位素子および
水平変位素子に印加する電圧レベルを示す説明図、第3
図(al〜(flは夫々アクチュエータの作動状態を示
す説明図、第4図は本発明の他の実施例を示す要部縦断
面図、第5図および第6図は各々従来の圧電バルブの例
を示す要部縦断面図である。 1:弁座、5:ダイヤフラム、6:弁棒、9:ハウジン
グ、12:アクチュエータ。 第 A(21 1ニ−M、5ニブ苓τフラ4 6:イ「ビ1q: ]\
゛ンジ〉フ′、 +2:了2モトユニL−7第 図 佑 閃 (良) (C) (d−) (e) (f) 昂 第 凹 1、介屋 7′令マフラヘ 6:骨。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)流体流通用の開口を設けた弁座の上方に開口に臨
    むダイヤフラムを設け,このダイヤフラムの上方に弁棒
    および積層型変位素子からなるアクチュエータを介装し
    ,前記ダイヤフラムを前記弁座と離接自在に付勢して流
    体の開口からの流量を調整可能に形成した圧電バルブに
    おいて,ハウジング内に,弁棒の軸方向に変位するよう
    に形成した垂直変位素子と,この垂直変位素子の上下端
    に固着しかつ弁棒の軸と直角方向に変位するように形成
    した水平変位素子とを設けると共に,これらの変位素子
    を順次協動可能に形成したアクチュエータを設けたこと
    を特徴とする圧電バルブ。
  2. (2)ハウジング内に弁棒をアクチュエータ側に付勢す
    るように形成した圧縮コイルばねを設けた請求項(1)
    記載の圧電バルブ。
JP10670089A 1989-04-26 1989-04-26 圧電バルブ Pending JPH02286982A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0582043U (ja) * 1992-04-08 1993-11-05 石川島播磨重工業株式会社 ドライエッチング装置のエッチャントガス微量供給装置
JPH11325294A (ja) * 1998-05-15 1999-11-26 Smc Corp シリンダ用速度制御装置
JP2017510478A (ja) * 2014-01-27 2017-04-13 ヒューレット−パッカード・インデイゴ・ビー・ブイHewlett−Packard Indigo B.V. バルブ

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JP2017510478A (ja) * 2014-01-27 2017-04-13 ヒューレット−パッカード・インデイゴ・ビー・ブイHewlett−Packard Indigo B.V. バルブ

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