JP2024099162A - 可食性インクジェットインクの印刷方法、錠剤の製造方法、吐出装置及び駆動波形生成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本実施形態に係るインクジェットインクの印刷方法は、アルコールを30%以上60%以下の範囲内で含むインクジェットインクを吐出させる装置を用いて、インクジェットインクで印刷画像を印刷する方法であって、インクジェットインクを吐出させる装置は、インクジェットインクを吐出するインク吐出ヘッドと、インク吐出ヘッドの圧力発生素子に与える駆動波形を生成する駆動波形生成装置と、を備えて、駆動波形は、インクジェットインクの吐出時に基準電位V0から電位V2へ下がった後、基準電位V0より高い電位V3へ上がり、再び基準電位V0へ戻る波形である。
【選択図】 図2
Description
可食性を有するインクジェットインクには、例えば、インクの乾燥性を高めるための乾燥性溶剤としてアルコール溶媒を含んだものがある。また、可食性を有するインクジェットインクには、例えば、黒色顔料として植物炭末色素等や食用染料としてタール系色素等を含んだものがある。
また、本発明の一態様に係る錠剤の製造方法であれば、可食性インクジェットインクにおけるアルコール溶媒の添加量を増加させて乾燥性を高めた場合であっても、初期吐出性や間欠再開性の低下を低減することができる。
本実施形態に係るインクジェットインクは、水と、アルコール溶媒と、可食性色素とを少なくとも含んでいる。
本実施形態に係るアルコール溶媒は、乾燥性の高いアルコール溶媒であればその種類は問わないが、例えば、エタノール、イソプロピルアルコール(IPA)及びノルマルプロピルアルコール(NPA)の少なくとも1種を含んでいれば好ましい。
また、本実施形態に係るインクジェットインクは、インクの温度が25℃における表面張力が23mN/m以上34mN/m以下の範囲内であれば好ましく、24mN/m以上34mN/m以下の範囲内であればより好ましい。
以下、本実施形態に係るインクジェットインクに含まれる各成分の詳細について説明する。
本実施形態に係るインクジェットインクに含まれる可食性色素としては、例えば、可食性顔料や可食性染料がある。本実施形態に係る可食性顔料は、特に限定されるものではなく、例えば、薬用炭や、備長炭、あるいは竹炭等の植物炭末色素、経口摂取可能なカーボン、または工業用の石油由来のカーボンブラックである。これらカーボンの中でも、特に経口摂取可能なものが好ましい。経口摂取可能なカーボンを用いる場合、本実施形態に係るインクジェットインクを錠剤表面への直接印刷、食品への直接印刷、医薬品及び食品に直接触れるパッケージに用いることができる。
合成食用色素としては、例えば、タール系色素、天然色素誘導体、天然系合成色素等が挙げられる。タール系色素としては、例えば、食用赤色2号、食用赤色3号、食用赤色40号、食用赤色102号、食用赤色104号、食用赤色105号、食用赤色106号、食用黄色4号、食用黄色5号、食用青色1号、食用青色2号、食用緑色3号、食用赤色2号アルミニウムレーキ、食用赤色3号アルミニウムレーキ、食用赤色40号アルミニウムレーキ、食用黄色4号アルミニウムレーキ、食用黄色5号アルミニウムレーキ、食用青色1号アルミニウムレーキ、食用青色2号アルミニウムレーキ等が挙げられる。天然色素誘導体としては、例えば、ノルビキシンカリウム等が挙げられる。天然系合成色素としては、例えば、β-カロテン、リボフラビン等が挙げられる。
これに対し、可食性色素の含有量が0.5質量%未満であると、印刷色全体が薄くなり印刷画像の視認性が低下する傾向がある。また、含有量が6質量%を超えると、可食性色素の溶解安定性の悪化によりインクジェットインク中の可食性色素が固体として析出したり、沈殿したりすることで、印刷時におけるインクジェットヘッドのノズル詰まりの原因となり、間欠再開性が低下する傾向がある。
本実施形態に係るインクジェットインクは、前述の可食性色素を溶解または分散させるための溶媒を含んでいる。そして、その溶媒は、水と、乾燥溶媒(乾燥性溶剤)としてのアルコール溶媒とを含んでいる。以下、この水と乾燥溶媒とについて説明する。
本実施形態に係るインクジェットインクに含まれる水は、例えば、精製水である。本実施形態に係るインクジェットインクに含まれる水の割合は、例えば、インクジェットインク全体の30質量%以上が好ましい。
本実施形態に係るインクジェットインクは、前述の可食性色素や溶媒以外に、分散剤を含有してもよい。本実施形態に係るインクジェットインクに添加可能な分散剤は、前述の可食性色素(特にカーボン等の可食性顔料)の分散性を高めることができ、且つ可食性を有するものであればよく、例えばHLB(Hydrophilic-Lipophilic Balance)値が11以上20以下の範囲内であるショ糖脂肪酸エステルである。ショ糖脂肪酸エステルの含有量は、前述の可食性色素に対して60質量%以上180質量%以下の範囲内が好ましい。なお、分散剤であるショ糖脂肪酸エステルの含有量が前述の可食性色素に対して60質量%未満であると、可食性色素の分散安定性が低下する傾向がある。また、分散剤であるショ糖脂肪酸エステルの含有量が前述の可食性色素に対して180質量%を超えると、乾燥性が低下する傾向がある。
本実施形態に係るインクジェットインクは、前述の可食性色素や溶媒、分散剤以外に、湿潤剤を含有してもよく、その含有量は、インクジェットインク全体に対して0.001質量%以上10質量%以下の範囲内であってもよい。このような構成であれば、インクジェットインクに使用する上で十分な乾燥性を付与することができ、且つ印刷安定性の低下をより低減することができる。なお、湿潤剤の含有量がインクジェットインク全体に対して0.001質量%未満であると、印刷安定性が低下する傾向がある。また、湿潤剤の含有量がインクジェットインク全体に対して10質量%を超えると、インクジェットインクに十分な乾燥性を付与することが困難となる傾向がある。
本実施形態に係るインクジェットインクに添加可能な湿潤剤は、湿潤剤として一般にインクジェットインクに添加されるものであれば特に制限されることはなく使用可能である。なお、本実施形態に係る湿潤剤は、高沸点のものであればより効果的である。ここで、「高沸点」とは、例えば、140℃以上を意味する。
また、本実施形態に係る湿潤剤は、例えば、1種単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本実施形態に係るインクジェットインクは、前述の可食性色素や溶媒、分散剤、湿潤剤以外に、バインダー(固着剤)を含有してもよい。本実施形態に係るインクジェットインクに添加可能なバインダーは、バインダーとして一般にインクジェットインクに添加されるものであれば特に制限されることはなく、例えば、多糖類を含むものである。また、本実施形態に係るバインダーに含まれる多糖類は、その重量平均分子量が1,000以上10,000以下の範囲内にあるものであればより好ましい。このような構成であれば、インクジェットインクに十分な乾燥性を付与することができ、且つ印刷安定性の低下をさらに低減することができる。なお、バインダーである多糖類の重量平均分子量が1,000未満であると、インクジェットインクに十分な乾燥性を付与することが困難となる傾向がある。また、バインダーである多糖類の重量平均分子量が10,000を超えると、印刷安定性が低下する傾向がある。
本実施形態に係る多糖類としては、例えば、マルトデキストリン、エリスリトール、PVP(ポリビニルピロリドン)、デキストラン、ポリデキストロース、トレハロース、あるいはトウモロコシ及び小麦等のデンプン物質、カルボキシメチルセルロース及びヒドロキシメチルセルロース等のセルロース系物質、アルギン酸ナトリウム、アラビヤゴム、ローカストビーンガム、トラントガム、グアーガム、及びタマリンド種子等の多糖類が挙げられる。
また、プロピレングリコールは、上述のように湿潤剤として機能し、インクジェットノズルでのインクの乾燥を防止して、インクジェットインクに十分な印刷安定性を付与することができる。また、エタノールは揮発性が高いことから、インクジェットインクの耐転写性(乾燥性)を向上することができる。
本実施形態に係るインクジェットインクは、上述の可食性色素(特に可食性染料)や溶媒、或いは内添樹脂以外に、レベリング剤を含有してもよい。本実施形態に係るインクジェットインクに添加可能なレベリング剤は、可食性を有し、且つ水溶性の界面活性剤であればよい。上記レベリング剤としては、例えば、ポリグリセリン脂肪酸エステル(例:太陽化学社製ジステアリン酸デカグリセリンQ-182S、同社製モノラウリン酸デカグリセリンQ-12S)、ソルビタン脂肪酸エステル(例:日光ケミカルズ社NIKKOLSL-10)、ショ糖脂肪酸エステル(例:第一工業製薬社製 DKエステルF-110)、ポリソルベート(花王社製 エマゾールS-120シリーズ)等が挙げられる。
本実施形態に係るインクジェットインクは、印刷手段について特に限定されず、市販のインクジェットプリンタ等のインクジェット装置を用いた印刷が可能である。このため、本実施形態に係るインクジェットインクは、応用範囲が広く、非常に有用である。例えば、本実施形態に係るインクジェットインクは、ピエゾ素子(圧電セラミックス)をアクチュエータとする、所謂ドロップオンデマンド方式のインクジェット装置で印刷し得るし、他の方式のインクジェット装置でも印刷し得る。
本実施形態に係るインクジェットインクを吐出させる装置であるインクジェット装置は、インクジェットインクを吐出するプリントヘッド(インク吐出ヘッド)と、そのプリントヘッドの圧力発生素子(圧電振動子)に与える駆動波形(駆動信号)を生成する駆動波形生成装置(駆動信号発生回路)と、を少なくとも備えている。
図1は、プリントヘッド10の機械的構造の一例を示している。基板ユニット21は、ノズル穴22Aが形成されたノズルプレート22とアイランド部23Aが形成された振動板23とによって流路形成板24を挟持することにより、構成されている。流路形成板24には、インク室25、インク供給口26及び圧力発生室27が形成されている。
次に、本実施形態に係る駆動信号を構成する各波形(駆動波形)について、図2を参照しつつ説明する。
図2には、本実施形態に係る駆動信号を構成する各波形が示されている。この駆動信号は、例えば、公知技術である駆動信号発生回路を用いて発生させることができる。
本実施形態に係る駆動信号は、図2中に示すように、第1波形と第2波形とを少なくとも備えている。ここで、第1波形は、メニスカスを揺動させるためのものであって、インク滴を吐出するためのものではない。一方、第2波形は、インク滴を吐出するためのものである。
このように、本実施形態に係る駆動信号は、メニスカスを揺動させるための揺動波形である第1波形と、インクを吐出するための吐出波形である第2波形とを少なくとも備えている。
以下、第1波形及び第2波形の各波形要素について、詳しく説明する。
ここで、電圧勾配θ12よりも電圧勾配θ14の方が大きくなるように設定されている。
ここで、電圧勾配θ22よりも電圧勾配θ24の方が大きくなるように設定されている。
ここで、第2波形では、電圧勾配θ24の方が電圧勾配θ26よりも大きくなるように設定されている。
以下、本実施形態に係る駆動信号の変形例について説明する。
本実施形態では、第1波形と第2波形とを少なくとも備えた駆動信号について説明したが本発明はこれに限定されるものではない。本実施形態において、駆動信号は、第2波形を備えていればよく、例えば、第1波形を備えていなくてもよい。つまり、本実施形態では、インクを吐出する第2波形を備えていれば、インクを吐出しない揺動波形(第1波形)を備えていなくてもよい。
次に、駆動信号の各波形単独によるノズル穴22A付近のインク滴の吐出状態の概略について、図3及び図4を参照しつつ説明する。
まず、図3は、第1波形によるインク滴の吐出状態を示す説明図である。
こうして、第1波形によりメニスカス40が揺動する。
P24の状態では、メニスカス40をノズル穴22Aの奥に引き込んだ状態で、圧電振動子17に印加する電圧を最低電位V2から最高電位V3まで急速に昇圧させる。これにより、圧電振動子17が伸長して圧力発生室27が収縮し、メニスカス40がノズル穴22Aの吐出面から突出しはじめる。このとき、圧力発生室27は、圧電振動子17の伸長速度に応じた速度で収縮する。最高電位V2を維持するP25の状態でも、慣性によりメニスカス40の突出が続く。そして、P26の状態では、メニスカス40が突出した状態で圧電振動子17に印加する電圧を再び中間電位V0まで降圧する。これにより、圧電振動子17が収縮して圧力発生室27が膨張し、ノズル穴22Aから外部に突出したインクが引きちぎれて、インク滴が吐出される。なお、P26に示す状態より先では、インク滴が、例えば、被印刷物(例えば錠剤)の表面に向けて飛翔する。
また、本実施形態では、駆動信号発生回路で生成する、プリントヘッド10の圧電振動子17に与える駆動波形(駆動信号)が、インクジェットインクの非吐出時に駆動する第1波形と、インクジェットインクの吐出時に駆動する第2波形とを時系列で連続して含み、第1波形は、基準電位V0から電位V1へ下がった後、再び基準電位V0へ戻り、第2波形は、基準電位V0から電位V2へ下がった後、基準電位V0より高い電位V3へ上がり、再び基準電位V0へ戻る波形であって、電位V2は、電位V1より低い電位であればさらによく、その生成手段は問わない。
本実施形態では、本実施形態に係るインクジェットインクを、前述の印刷方法を用いて、例えば錠剤の表面に印字、印画する。なお、前述の印刷方法を用いて印字、印画した印刷画像の光学濃度(OD値)は、例えば0.3以上であれば好ましく、0.35以上であればより好ましく、0.4以上であればさらに好ましい。
本実施形態に係る錠剤は、例えば、医療用錠剤である。ここで、「医療用錠剤」とは、例えば、素錠(裸錠)、糖衣錠、腸溶錠、口腔内崩壊錠等のほか、錠剤の最表面に水溶性表面層が形成されているフィルムコーティング錠等を含むものである。
図6(a)及び(b)は、本実施形態に係る医療用錠剤の第2の構成例を示す平面図と、この平面図をX2-X’2で切断した断面図である。図6(a)及び(b)に示す医療用錠剤はフィルムコーティング錠であり、基剤1を覆うフィルム5の表面に画像9が印刷されている。図6(a)及び(b)に示す画像9も、図5(a)及び(b)に示した画像9と同様、前述したインクジェットインクを使用して、前述したインクジェット印刷法により印刷されたものである。
また、本実施形態に係る印刷方法であれば、従来技術に係る印刷方法と比較して、速乾性の高いインクであっても初期吐出性や間欠再開性の低下を低減することができる。
(1)本実施形態に係るインクジェットインクで印刷画像を印刷する方法は、アルコールを30%以上60%以下の範囲内で含むインクジェットインクを吐出させるインクジェット装置を用いて、インクジェットインクで印刷画像を印刷する方法であって、インクジェット装置は、インクジェットインクを吐出するプリントヘッド10と、プリントヘッド10の圧電振動子17に与える駆動信号を生成する駆動信号発生回路と、を備えて、インクジェットインクの吐出時における駆動信号の波形は、基準電位V0から電位V2へ下がった後、基準電位V0より高い電位V3へ上がり、再び基準電位V0へ戻る波形である。
このような構成であれば、インクジェットインクにおけるアルコール溶媒の添加量を増加させて乾燥性を高めた場合であっても、従来技術と比較して、初期吐出性や間欠再開性の低下を低減することができる。
このような構成であれば、インクジェットインクにおけるアルコール溶媒の添加量を増加させて乾燥性を高めた場合であっても、従来技術と比較して、初期吐出性や間欠再開性の低下を低減した錠剤を提供することができる。
このような構成であれば、インクジェットインクにおけるアルコール溶媒の添加量を増加させて乾燥性を高めた場合であっても、従来技術と比較して、初期吐出性や間欠再開性の低下を低減することができるインクジェット装置を提供することができる。
このような構成であれば、インクジェットインクにおけるアルコール溶媒の添加量を増加させて乾燥性を高めた場合であっても、従来技術と比較して、初期吐出性や間欠再開性の低下を低減することができる駆動信号発生回路を提供することができる。
このような構成であれば、インクジェットインクにおけるアルコール溶媒の添加量を増加させて乾燥性を高めた場合であっても、従来技術と比較して、初期吐出性や間欠再開性の低下を低減することができる。
このような構成であれば、インクジェットインクにおけるアルコール溶媒の添加量を増加させて乾燥性を高めた場合であっても、従来技術と比較して、初期吐出性や間欠再開性の低下を低減した錠剤を提供することができる。
このような構成であれば、インクジェットインクにおけるアルコール溶媒の添加量を増加させて乾燥性を高めた場合であっても、従来技術と比較して、初期吐出性や間欠再開性の低下を低減することができるインクジェット装置を提供することができる。
このような構成であれば、インクジェットインクにおけるアルコール溶媒の添加量を増加させて乾燥性を高めた場合であっても、従来技術と比較して、初期吐出性や間欠再開性の低下を低減することができる駆動信号発生回路を提供することができる。
このような構成であれば、従来技術と比較して、初期吐出性や間欠再開性の低下をさらに低減することができる。
このような構成であれば、従来技術と比較して、初期吐出性や間欠再開性の低下をさらに低減することができる。
このような構成であれば、従来技術と比較して、初期吐出性や間欠再開性の低下をさらに低減することができる。
このような構成であれば、十分な視認性を備えた印刷画像を得ることができる。
このような構成であれば、印刷効率を向上させることができる。
このような構成であれば、優れた視認性を備えた印刷画像を得ることができる。
このような構成であれば、インクジェットインクにおけるアルコール溶媒の添加量を増加させて乾燥性を高めた場合であっても、従来技術と比較して、初期吐出性や間欠再開性の低下をさらに低減することができる。
以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、本発明は、実施例により何ら限定されるものではない。
(インクジェットインクの製造)
以下、インクジェットインクの調製手順を説明する。
インクジェットインクは、可食性色素、有機溶媒(乾燥促進剤)、水、湿潤剤、その他必要に応じた添加剤の各成分を含んでいる。調製の順序としては、最初に、水と有機溶媒とを混合して混合溶媒を得た。次に、その混合溶媒に、湿潤剤と可食性色素とを添加した後にその他の添加剤を添加した。最後に、この混合液をペイントシェーカー等の分散機に入れ、規定時間微細化して分散させた。こうして、本実施例に係るインクジェットインクを調製した。以下、具体的に各種成分について説明する。
有機溶媒には、乾燥溶媒(乾燥促進剤)として、エタノール、1-プロパノール(NPA)、2-プロパノール(IPA)を用いた。
インクに構成する水には、精製水(イオン交換水)を用いた。
湿潤剤には、プロピレングリコール、グリセリンを用いた。
添加剤(バインダー)には、還元イソマルツロース、乳糖、ショ糖脂肪酸エステル、トレハロース、セロビオースを用いた。
上記成分を37種類の異なる処方のインクとして調製した。その組成を表1~4に示す。
なお、前述の各インクを、それぞれメンブレンフィルターを通過させることによって液中の固体異物を除去した。具体的には、口径5.0μmのメンブレンフィルター(酢酸セルロース膜)を1回透過させ、続いて口径0.8μmのメンブレンフィルター(酢酸セルロース膜)を1回透過させることで精製インクを得た。
なお、サンプル1~35が実施例1~35に該当し、サンプル36~37が比較例1~2に該当する。
以下、圧電振動子に印加する駆動波形(印刷方法)の種類を説明する。
・波形A:比較例(従来技術に係る波形:基本波形)
波形Aは、インクジェットインクの吐出時における駆動波形であって、図7(a)に示すように、基準電位V0から電位V2へ下がった後、再び基準電位V0へ戻る波形である。
波形Bは、インクジェットインクの吐出時における駆動波形であって、図7(b)に示すように、基準電位V0から電位V2へ下がった後、基準電位V0より高い電位V3へ上がり、再び基準電位V0へ戻る波形である。
波形Cは、インクジェットインクの吐出時における駆動波形であって、図7(c)に示すように、基準電位V0から電位V1へ下がった後、再び基準電位V0へ戻る第1波形と、基準電位V0から電位V2へ下がった後、基準電位V0より高い電位V3へ上がり、再び基準電位V0へ戻る第2波形である。ここで、電位V2は、電位V1より低い電位である。
本実施例で調製した各インクジェットインクについて、図7で示した各駆動波形(印刷方法)で印刷した場合における初期吐出性及び間欠再開性の各評価を行った。表1~4に各評価の結果を示す。なお、本実施例における評価方法は、以下の通りである。
インクジェットヘッドには、印刷解像度が主走査方向600dpi、副走査方向(錠剤等の記録媒体の搬送方向)600dpi、トータルノズル数1,280の圧電セラミック駆動のドロップオンデマンド型インクジェットヘッドを用いた。上記インクジェットヘッドを用いて、ノズルメンテナンス実施直後に、各駆動波形にてテストパターンを印刷した。そして、テストパターンの印刷状況から、不吐出領域発生に伴う印字画像の可読性を確認した。評価基準は以下の通りである。
◎:不吐出なし
○:可読性あり
×:可読性なし
なお、初期吐出性の評価が「◎」、「○」であれば、使用上問題がないため、合格とした。
また、波形Bで印刷した場合には、サンプル1~35の初期吐出性は「○」であり、サンプル36、37の初期吐出性は「×」であった。
また、波形Cで印刷した場合には、サンプル1~4、6~10、12~15、17、19~24、26~29、32、34の初期吐出性は「◎」であり、サンプル5、11、16、18、25、30、31、33、35の初期吐出性は「○」であり、サンプル36、37の初期吐出性は「×」であった。
インクジェットヘッドには、印刷解像度が主走査方向600dpi、副走査方向(錠剤等の記録媒体の搬送方向)600dpi、トータルノズル数1,280の圧電セラミック駆動のドロップオンデマンド型インクジェットヘッドを用いた。30分間フラッシングなく上記インクを上記インクジェットヘッド内にて放置した後、上記インクジェットヘッドを用いて、各駆動波形にてテストパターンを印刷した。そして、テストパターンの印刷状況から、不吐出領域発生に伴う印字画像の可読性を確認した。評価基準は以下の通りである。
◎:不吐出なし
○:可読性あり
×:可読性なし
なお、間欠再開性の評価が「◎」、「○」であれば、使用上問題がないため、合格とした。
また、波形Bで印刷した場合には、サンプル1~35の間欠再開性は「○」であり、サンプル36、37の間欠再開性は「×」であった。
また、波形Cで印刷した場合には、サンプル1~3、6~8、10、12、14、17、23、26~28、32、34の間欠再開性は「◎」であり、サンプル4、5、9、11、13、15、16、18~22、24、25、29~31、33、35の間欠再開性は「○」であり、サンプル36、37の間欠再開性は「×」であった。
5 フィルム
9 画像
10 プリントヘッド
17 圧電振動子
21 基板ユニット
22 ノズルプレート
22A ノズル穴
23 振動板
23A アイランド部
24 流路形成板
25 インク室
26 インク供給口
27 圧力発生室
28 基台
29 収容室
30 固定基板
31 リード線
40 メニスカス
Claims (36)
- アルコールを30%以上60%以下の範囲内で含む可食性インクジェットインクを吐出させる装置を用いて、前記可食性インクジェットインクで印刷画像を印刷する方法であって、
前記可食性インクジェットインクを吐出させる装置は、
前記可食性インクジェットインクを吐出するインク吐出ヘッドと、
前記インク吐出ヘッドの圧力発生素子に与える駆動波形を生成する駆動波形生成装置と、を備えて、
前記インクジェットインクの吐出時における前記駆動波形は、基準電位V0から前記基準電位V0より低い電位V2へ下がった後、前記基準電位V0より高い電位V3へ上がり、再び前記基準電位V0へ戻る波形であることを特徴とする可食性インクジェットインクの印刷方法。 - アルコールを30%以上60%以下の範囲内で含む可食性インクジェットインクを吐出させる装置を用いて、前記可食性インクジェットインクで印刷した印刷画像を備えた錠剤を製造する方法であって、
前記可食性インクジェットインクを吐出させる装置は、
前記可食性インクジェットインクを吐出するインク吐出ヘッドと、
前記インク吐出ヘッドの圧力発生素子に与える駆動波形を生成する駆動波形生成装置と、を備えて、
前記インクジェットインクの吐出時における前記駆動波形は、基準電位V0から前記基準電位V0より低い電位V2へ下がった後、前記基準電位V0より高い電位V3へ上がり、再び前記基準電位V0へ戻る波形であることを特徴とする錠剤の製造方法。 - アルコールを30%以上60%以下の範囲内で含む可食性インクジェットインクを吐出させる装置であって、
前記可食性インクジェットインクを吐出するインク吐出ヘッドと、
前記インク吐出ヘッドの圧力発生素子に与える駆動波形を生成する駆動波形生成装置と、を備えて、
前記インクジェットインクの吐出時における前記駆動波形は、基準電位V0から前記基準電位V0より低い電位V2へ下がった後、前記基準電位V0より高い電位V3へ上がり、再び前記基準電位V0へ戻る波形であることを特徴とする可食性インクジェットインクを吐出させる吐出装置。 - アルコールを30%以上60%以下の範囲内で含む可食性インクジェットインクを吐出させる液体吐出ヘッドの圧力発生素子に与える駆動波形を生成する装置であって、
前記インクジェットインクの吐出時における前記駆動波形は、基準電位V0から前記基準電位V0より低い電位V2へ下がった後、前記基準電位V0より高い電位V3へ上がり、再び前記基準電位V0へ戻る波形であることを特徴とする駆動波形生成装置。 - アルコールを30%以上60%以下の範囲内で含む可食性インクジェットインクを吐出させる装置を用いて、前記可食性インクジェットインクで印刷画像を印刷する方法であって、
前記可食性インクジェットインクを吐出させる装置は、
前記可食性インクジェットインクを吐出するインク吐出ヘッドと、
前記インク吐出ヘッドの圧力発生素子に与える駆動波形を生成する駆動波形生成装置と、を備えて、
前記駆動波形は、前記インクジェットインクの非吐出時に駆動する第1波形と、前記インクジェットインクの吐出時に駆動する第2波形とを時系列で連続して含み、
前記第1波形は、基準電位V0から前記基準電位V0より低い電位V1へ下がった後、再び前記基準電位V0へ戻り、
前記第2波形は、基準電位V0から前記基準電位V0より低い電位V2へ下がった後、前記基準電位V0より高い電位V3へ上がり、再び前記基準電位V0へ戻る波形であって、
前記電位V2は、前記電位V1より低い電位であることを特徴とする可食性インクジェットインクの印刷方法。 - アルコールを30%以上60%以下の範囲内で含む可食性インクジェットインクを吐出させる装置を用いて、前記可食性インクジェットインクで印刷した印刷画像を備えた錠剤を製造する方法であって、
前記可食性インクジェットインクを吐出させる装置は、
前記可食性インクジェットインクを吐出するインク吐出ヘッドと、
前記インク吐出ヘッドの圧力発生素子に与える駆動波形を生成する駆動波形生成装置と、を備えて、
前記駆動波形は、前記インクジェットインクの非吐出時に駆動する第1波形と、前記インクジェットインクの吐出時に駆動する第2波形とを時系列で連続して含み、
前記第1波形は、基準電位V0から前記基準電位V0より低い電位V1へ下がった後、再び前記基準電位V0へ戻り、
前記第2波形は、基準電位V0から前記基準電位V0より低い電位V2へ下がった後、前記基準電位V0より高い電位V3へ上がり、再び前記基準電位V0へ戻る波形であって、
前記電位V2は、前記電位V1より低い電位であることを特徴とする錠剤の製造方法。 - アルコールを30%以上60%以下の範囲内で含む可食性インクジェットインクを吐出させる装置であって、
前記可食性インクジェットインクを吐出するインク吐出ヘッドと、
前記インク吐出ヘッドの圧力発生素子に与える駆動波形を生成する駆動波形生成装置と、を備えて、
前記駆動波形は、前記インクジェットインクの非吐出時に駆動する第1波形と、前記インクジェットインクの吐出時に駆動する第2波形とを時系列で連続して含み、
前記第1波形は、基準電位V0から前記基準電位V0より低い電位V1へ下がった後、再び前記基準電位V0へ戻り、
前記第2波形は、基準電位V0から前記基準電位V0より低い電位V2へ下がった後、前記基準電位V0より高い電位V3へ上がり、再び前記基準電位V0へ戻る波形であって、
前記電位V2は、前記電位V1より低い電位であることを特徴とする可食性インクジェットインクを吐出させる吐出装置。 - アルコールを30%以上60%以下の範囲内で含む可食性インクジェットインクを吐出させる液体吐出ヘッドの圧力発生素子に与える駆動波形を生成する装置であって、
前記駆動波形は、前記インクジェットインクの非吐出時に駆動する第1波形と、前記インクジェットインクの吐出時に駆動する第2波形とを時系列で連続して含み、
前記第1波形は、基準電位V0から前記基準電位V0より低い電位V1へ下がった後、再び前記基準電位V0へ戻り、
前記第2波形は、基準電位V0から前記基準電位V0より低い電位V2へ下がった後、前記基準電位V0より高い電位V3へ上がり、再び前記基準電位V0へ戻る波形であって、
前記電位V2は、前記電位V1より低い電位であることを特徴とする駆動波形生成装置。 - 前記アルコールは、エタノール、NPA、及びIPAの少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1または請求項5に記載の可食性インクジェットインクの印刷方法。
- 前記アルコールは、エタノール、NPA、及びIPAの少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項2または請求項6に記載の錠剤の製造方法。
- 前記アルコールは、エタノール、NPA、及びIPAの少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項3または請求項7に記載の可食性インクジェットインクを吐出させる吐出装置。
- 前記アルコールは、エタノール、NPA、及びIPAの少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項4または請求項8に記載の駆動波形生成装置。
- 前記インクの25℃での粘度は、5.0mPa・s以下であることを特徴とする請求項1または請求項5に記載の可食性インクジェットインクの印刷方法。
- 前記インクの25℃での粘度は、5.0mPa・s以下であることを特徴とする請求項2または請求項6に記載の錠剤の製造方法。
- 前記インクの25℃での粘度は、5.0mPa・s以下であることを特徴とする請求項3または請求項7に記載の可食性インクジェットインクを吐出させる吐出装置。
- 前記インクの25℃での粘度は、5.0mPa・s以下であることを特徴とする請求項4または請求項8に記載の駆動波形生成装置。
- 前記インクの25℃での表面張力は、23mN/m以上34mN/m以下の範囲内であることを特徴とする請求項1または請求項5に記載の可食性インクジェットインクの印刷方法。
- 前記インクの25℃での表面張力は、23mN/m以上34mN/m以下の範囲内であることを特徴とする請求項2または請求項6に記載の錠剤の製造方法。
- 前記インクの25℃での表面張力は、23mN/m以上34mN/m以下の範囲内であることを特徴とする請求項3または請求項7に記載の可食性インクジェットインクを吐出させる吐出装置。
- 前記インクの25℃での表面張力は、23mN/m以上34mN/m以下の範囲内であることを特徴とする請求項4または請求項8に記載の駆動波形生成装置。
- 前記印刷画像の光学濃度(OD値)は、0.3以上であることを特徴とする請求項1または請求項5に記載の可食性インクジェットインクの印刷方法。
- 前記印刷画像の光学濃度(OD値)は、0.3以上であることを特徴とする請求項2または請求項6に記載の錠剤の製造方法。
- 前記印刷画像の光学濃度(OD値)は、0.3以上であることを特徴とする請求項3または請求項7に記載の可食性インクジェットインクを吐出させる吐出装置。
- 前記印刷画像の光学濃度(OD値)は、0.3以上であることを特徴とする請求項4または請求項8に記載の駆動波形生成装置。
- 前記インクを吐出するときの吐出周波数は、1kHZ以上であることを特徴とする請求項1または請求項5に記載の可食性インクジェットインクの印刷方法。
- 前記インクを吐出するときの吐出周波数は、1kHZ以上であることを特徴とする請求項2または請求項6に記載の錠剤の製造方法。
- 前記インクを吐出するときの吐出周波数は、1kHZ以上であることを特徴とする請求項3または請求項7に記載の可食性インクジェットインクを吐出させる吐出装置。
- 前記インクを吐出するときの吐出周波数は、1kHZ以上であることを特徴とする請求項4または請求項8に記載の駆動波形生成装置。
- 前記インクを吐出したときの、前記インクの吐出用ノズルの先端部から吐出距離1mmの地点における平均液滴速度は、3m/s以上であることを特徴とする請求項1または請求項5に記載の可食性インクジェットインクの印刷方法。
- 前記インクを吐出したときの、前記インクの吐出用ノズルの先端部から吐出距離1mmの地点における平均液滴速度は、3m/s以上であることを特徴とする請求項2または請求項6に記載の錠剤の製造方法。
- 前記インクを吐出したときの、前記インクの吐出用ノズルの先端部から吐出距離1mmの地点における平均液滴速度は、3m/s以上であることを特徴とする請求項3または請求項7に記載の可食性インクジェットインクを吐出させる吐出装置。
- 前記インクを吐出したときの、前記インクの吐出用ノズルの先端部から吐出距離1mmの地点における平均液滴速度は、3m/s以上であることを特徴とする請求項4または請求項8に記載の駆動波形生成装置。
- 前記第1波形のピーク電位である前記電位V1と前記基準電位V0との電位差は、前記第2波形のピーク電位である前記電位V2と前記基準電位V0との電位差の10~60%の範囲内であることを特徴とする請求項5に記載の可食性インクジェットインクの印刷方法。
- 前記第1波形のピーク電位である前記電位V1と前記基準電位V0との電位差は、前記第2波形のピーク電位である前記電位V2と前記基準電位V0との電位差の10~60%の範囲内であることを特徴とする請求項6に記載の錠剤の製造方法。
- 前記第1波形のピーク電位である前記電位V1と前記基準電位V0との電位差は、前記第2波形のピーク電位である前記電位V2と前記基準電位V0との電位差の10~60%の範囲内であることを特徴とする請求項7に記載の可食性インクジェットインクを吐出させる吐出装置。
- 前記第1波形のピーク電位である前記電位V1と前記基準電位V0との電位差は、前記第2波形のピーク電位である前記電位V2と前記基準電位V0との電位差の10~60%の範囲内であることを特徴とする請求項8に記載の駆動波形生成装置。
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