JP2024069681A - プロジェクト管理装置、プロジェクト管理方法、及びプロジェクト管理プログラム - Google Patents

プロジェクト管理装置、プロジェクト管理方法、及びプロジェクト管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】進行基準における進捗率及び/又は売上計上額の計算を単一単位でなく複数単位から選択できるようにすることで、契約データの現行の登録体系を大きく変更することなく新収益認識基準に対応することが可能なプロジェクト管理装置を提供すること。【解決手段】本実施の形態に係るプロジェクト管理装置は、プロジェクト毎に、複数の契約と、進行基準計算をプロジェクト単位又は契約単位で行うかを指定する進行基準計算単位と、を前記記憶部に登録するデータ登録手段と、対象のプロジェクトについて、前記記憶部に登録された対応する進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、プロジェクト単位で進捗率を算出し、前記進行基準計算単位が契約単位の場合は、契約単位で進捗率を算出する進捗率算出手段を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、プロジェクト管理装置、プロジェクト管理方法、及びプロジェクト管理プログラムに関する。
企業会計基準委員会により、2018年3月30日に、我が国における収益認識に関する包括的な会計基準である新収益認識基準が公表され、2021年4月から原則適用が開始される。新収益認識基準に対応するシステムとして、例えば、特許文献1がある。
特開2020-87031号公報
しかしながら、従来技術では、進行基準における進捗率および売上計上額の計算を単一単位でなく複数単位から選択できるようにして、契約データの現行の登録体系を大きく変更することなく新収益認識基準に対応することに関して何等記載されていない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、進行基準における進捗率及び/又は売上計上額の計算を単一単位でなく複数単位から選択できるようにすることで、契約データの現行の登録体系を大きく変更することなく新収益認識基準に対応することが可能な
プロジェクト管理装置、プロジェクト管理方法、及びプロジェクト管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、記憶部及び制御部を備えたプロジェクト管理装置であって、前記制御部は、プロジェクト毎に、複数の契約と、進行基準計算をプロジェクト単位又は契約単位で行うかを指定する進行基準計算単位と、を前記記憶部に登録するデータ登録手段と、対象のプロジェクトについて、前記記憶部に登録された対応する進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、プロジェクト単位で進捗率を算出し、前記進行基準計算単位が契約単位の場合は、契約単位で進捗率を算出する進捗率算出手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、さらに、対象のプロジェクトについて、前記記憶部に登録された対応する進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、プロジェクト単位で算出した進捗率に基づいて進行基準売上額を算出して算出した進行基準売上額を契約単位に按分し、進行基準計算単位が契約単位の場合は、契約単位で算出した進捗率に基づいて進行基準売上額を算出する進行基準売上額算出手段を備えたことにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記進捗率算出手段は、対象のプロジェクトについて、前記進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、進捗率を、進捗率=発生原価額の該当月時点の累計のプロジェクトに属する各契約の合計÷原価予算額のプロジェクトに属する各契約の合計×100で算出し、前記進行基準計算単位が契約単位の場合は、進捗率を、各契約毎に、進捗率=発生原価額の該当月時点累計の契約の合計÷原価予算額の契約の合計×100で算出することにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記進行基準売上額算出手段は、対象のプロジェクトについて、前記進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、下式(1)~(3)により、売上累計額(プロジェクトの合計)=売上予定総額のプロジェクトの合計×その月の進捗率÷100・・・(1)、当月売上計上額(プロジェクトの合計)=売上累計額(プロジェクトの合計)-前月以前累計の売上累計額(プロジェクトの合計)・・・(2)、当月売上計上額(契約毎)=当月売上額(プロジェクトの合計)×当月発生原価額(契約毎)÷当月発生原価額(プロジェクトの合計)・・・(3)、進行基準売上額を算出し、前記進行基準計算単位が契約単位の場合は、下式(4)及び(5)により、売上累計額(契約毎)=売上予定総額の契約計×その月の進捗率÷100・・・(4)、当月売上計上額(契約毎)=売上累計額(プロジェクトの合計)-前月以前累計の売上累計額(プロジェクトの合計)・・・(5)、進行基準売上額を算出してもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記プロジェクトは、IT業、メディア業、又は建設工事業に関するものであることにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部及び記憶部を備えた情報処理装置に実行させるためのプロジェクト管理方法であって、前記制御部で実行される、プロジェクト毎に、複数の契約と、進行基準計算をプロジェクト単位又は契約単位で行うかを指定する進行基準計算単位と、を前記記憶部に登録するデータ登録工程と、対象のプロジェクトについて、前記記憶部に登録された対応する進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、プロジェクト単位で進捗率を算出し、前記進行基準計算単位が契約単位の場合は、契約単位で進捗率を算出する進捗率算出工程と、を含むことにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部及び記憶部を備えた情報処理装置に実行させるためのプロジェクト管理プログラムであって、前記制御部において、プロジェクト毎に、複数の契約と、進行基準計算をプロジェクト単位又は契約単位で行うかを指定する進行基準計算単位と、を前記記憶部に登録するデータ登録工程と、対象のプロジェクトについて、前記記憶部に登録された対応する進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、プロジェクト単位で進捗率を算出し、前記進行基準計算単位が契約単位の場合は、契約単位で進捗率を算出する進捗率算出工程と、を実行させるためのプロジェクト管理プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、進行基準における進捗率及び/又は売上計上額の計算を単一単位でなく複数単位から選択できるようにすることで、契約データの現行の登録体系を大きく変更することなく新収益認識基準に対応することが可能となるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態に係る単価見積装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施の形態に係るプロジェクト管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施の形態におけるプロジェクト管理装置の全体の処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図4は、プロジェクトデータ及び契約データのサンプルデータを示す図である。 図5は、発生原価データのサンプルデータを示す図である。 図6は、進捗率データのサンプルデータを示す図である。 図7は、進行基準売上データのサンプルデータを示す図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
企業会計基準委員会により、2018年3月30日に、我が国における収益認識に関する包括的な会計基準である新収益認識基準が公表され、2021年4月から原則適用が開始される。
具体的には、本発明は、2021年4月から原則適用が開始される企業会計基準第29号(以下「新収益認識基準」と記載)の適用に関して、IT業・メディア業・建設工事業の請負契約等、一定の期間にわたる進捗度に応じた売上計上(以下「進行基準」と記載)を行う業界向けの業務システムにおいての効果を見込むものである。
図1は、新収益認識基準の本発明に関係する部分を説明するための図である。
基準第32項(履行義務の識別)
契約における取引開始日に、顧客との契約において約束した財又はサービスを評価し、次の(1)又は(2)のいずれかを顧客に移転する約束のそれぞれについて履行義務として識別する(第7項参照)。
(1)別個の財又はサービス(第34項参照)(あるいは別個の財又はサービスの束)
(2)一連の別個の財又はサービス(特性が実質的に同じであり、顧客への移転のパターンが同じである複数の財又はサービス)(第33項参照)
ここで、収益を認識する単位が従来のように任意ではなく「履行義務」の単位となる点が本発明と関連するポイントとなる。
基準第38項(一定の期間にわたり充足される履行義務)
次の(1)から(3)の要件のいずれかを満たす場合、資産に対する支配を顧客に一定の期間にわたり移転することにより、一定の期間にわたり履行義務を充足し収益を認識する。
(1)企業が顧客との契約における義務を履行するにつれて、顧客が便益を享受すること
(2)企業が顧客との契約における義務を履行することにより、資産が生じる又は資産の価値が増加し、当該資産が生じる又は当該資産の価値が増加するにつれて、顧客が当該資産を支配すること
(3)次の要件のいずれも満たすこと(適用指針[設例8])
[1]企業が顧客との契約における義務を履行することにより、別の用途に転用することができない資産が生じること
[2]企業が顧客との契約における義務の履行を完了した部分について、対価を収受する強制力のある権利を有していること
例えば、請負契約のような取引は、進行基準の適用判断を、従来のように任意の自社基準による判断ではなく、原則全ての取引で実施しなくてはならなくなる点が本発明と関連するポイントとなる。
ここで、収益を認識する単位である履行義務が契約書やシステム内の契約データとは必ずしも1対1にならず、会社毎の業務内容や運用によって契約データの登録体系も様々であるという課題がある。また、履行義務と業務システム内における契約データの登録単位が一致しない場合、この契約データの登録単位を含むシステム全体の登録体系の変更を強いられてしまうという課題がある。
ここで言う契約データの登録単位とは、契約データを契約書の単位で登録するのか、売上部門別で分けて登録するのか、工程ごとに分けて登録するのか、といった登録の単位を指すものとする。登録体系とは、契約データとその契約データを纏める親データ(本明細書ではプロジェクトデータと呼ぶ)の登録の単位まで含めた体系のことを指すものとする。
同一企業の中であっても、履行義務と契約データの一致性は、契約毎に様々である。したがって、進行基準における進捗率及び売上計上額の計算が単一単位(契約単位)でしか実施できないと、計算方法として不適切となる可能性が高い。
そこで、本実施の形態では、進行基準における進捗率および売上計上額の計算を単一単位でなく複数単位から選択できるようにし、契約データの現行の登録体系を大きく変更することなく新収益認識基準の適用を可能とすることで、上記課題を解決することができる。
具体的には、本実施の形態では、(1)契約データとそれを纏める親要素であるプロジェクトデータの2段階構造で取引内容の登録を行う。ここで、プロジェクトデータと契約データは必ず1:Nの関係となる。(2)進行基準における進捗率および売上計上額の計算単位を、プロジェクト毎にプロジェクト単位・契約単位から選択可能とする。(3)契約単位の場合は、進捗率の計算を契約に紐付く原価の予算額・発生額から算出し、売上予定総額のうち進捗率に応じた分だけ進行基準売上を計上する。(4)プロジェクト単位の場合は、進捗率の計算を対象プロジェクト内の全契約に紐付く原価の予算額・発生額の総額を用いてプロジェクト全体で算出する。また、対象プロジェクト内の全契約の売上予定総額のうち進捗率に応じた分だけをプロジェクト全体の進行基準売上額として算出する。その後、子の契約に対して按分を行い契約ごとに進行基準売上を計上する。
なお、以下の説明において、本発明と直接関係のないフローは基本的に省略して記載するものとする。「計算の単位」、「プロジェクトから契約への売上計上額の按分」以外の計算方法については、本発明のポイントではないが説明上必要があるため記載を行う。進捗率計算は一例として原価比例法を使用した例を説明する。
[2.構成]
本実施の形態に係るプロジェクト管理装置100の構成の一例について、図2を参照して説明する。図2は、プロジェクト管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
プロジェクト管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、プロジェクト管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
プロジェクト管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。プロジェクト管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、プロジェクト管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、プロジェクト管理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(タッチパネルを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114またはプリンタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。また、「出力」とは、出力装置114で出力すること等をいい、例えば、モニタ114への表示出力やプリンタ114での印刷出力することの他、外部にデータを送信することを含む。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。また、記憶部106は、テーブル106aを備えている。
テーブル106aは、プロジェクトデータ、契約データ、発生原価データ、進捗率データ、及び進行基準売上データ等の各種データを格納するためのテーブルである。
プロジェクトデータは、進捗率計算・進行基準売上計上額計算を行う単位をプロジェクト毎に規定したデータであり、例えば、プロジェクト番号、プロジェクト名、及び進行基準計算単位(例えば、0:プロジェクト単位、1:契約単位)等を含むことにしてもよい(図4(A)参照)。
契約データは、プロジェクト番号、契約番号、売上予定金額、及び原価予算額を含んでいてもよい(図4(B)参照)。
発生原価データは、プロジェクト番号、契約番号、発生原価額(1ヶ月目)~発生原価額(Nヶ月目)を含んでいてもよい(図5参照)。
進捗率データは、プロジェクト番号、契約番号、進捗率(1ヶ月目)~進捗率(Nヶ月目)を含んでいていてもよい(図6参照)。
進行基準売上データは、プロジェクト番号、契約番号、売上計上額(1ヶ月目)~売上計上額(Nヶ月目)を含んでいてもよい(図7参照)。
上記データのうち、プロジェクト番号及び契約番号は、キー項目となっており、プロジェクト番号及び契約番号をキーとして、各データは紐付けされている。
制御部102は、プロジェクト管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、データ登録部102aと、進捗率算出部102bと、進行基準売上額算出部102cと、画面表示制御部102dと、を備えている。
データ登録部102aは、プロジェクト毎に、複数の契約と、進行基準計算をプロジェクト単位又は契約単位で行うかを指定する進行基準計算単位と、をテーブル106aに登録する。具体的には、データ登録部102aは、例えば、モニタ114に表示される不図示の登録画面上でのオペレータによる入力装置112の操作等に応じて、プロジェクトデータ、契約データ、及び発生原価データをテーブル106aに登録する。プロジェクトは、IT業、メディア業、又は建設工事業に関するものであることにしてもよい。プロジェクトは、複数の契約を単位としている。複数の契約は、親契約であるプロジェクトに紐付くものであり、例えば、工程別、売上部門別等により締結される場合がある。プロジェクトは、例えば、工程毎の複数の契約や売上部門別の複数の契約と紐付く。例えば、アプリ開発・保守のプロジェクトの場合は、アプリの作成契約と、アプリの保守契約とが含まれる場合がある。
進捗率算出部102bは、対象のプロジェクトについて、テーブル106aに登録された対応する進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、プロジェクト単位で進捗率を算出し、進行基準計算単位が契約単位の場合は、契約単位で進捗率を算出する。
具体的には、進捗率算出部102bは、対象のプロジェクトについて、進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、進捗率を、進捗率=発生原価額の該当月時点の累計のプロジェクトに属する各契約の合計÷原価予算額のプロジェクトに属する各契約の合計×100で算出し、進行基準計算単位が契約単位の場合は、進捗率を、契約毎に、進捗率=発生原価額の該当月時点累計の契約の合計÷原価予算額の契約の合計×100で算出してもよい。
進行基準売上額算出部102cは、対象のプロジェクトについて、テーブル106aに登録された対応する進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、プロジェクト単位で算出した進捗率に基づいて進行基準売上額を算出して、算出した進行基準売上額を契約単位で按分し、進行基準計算単位が契約単位の場合は、契約単位で算出した進捗率に基づいて進行基準売上額を算出する。
進行基準売上額算出部102cは、対象のプロジェクトについて、進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、下式(1)~(3)により、売上累計額(プロジェクトの合計)=売上予定総額のプロジェクトの合計×その月の進捗率÷100・・・(1)、当月売上計上額(プロジェクトの合計)=売上累計額(プロジェクト計)-前月以前累計の売上累計額(プロジェクトの合計)・・・(2)、当月売上計上額(契約毎)=当月売上額(プロジェクトの合計計)×当月発生原価額(契約毎)÷当月発生原価額(プロジェクトの合計)・・・(3)、進行基準売上額を算出し、進行基準計算単位が契約単位の場合は、下式(4)及び(5)により、売上累計額(契約毎)=売上予定総額の契約の合計×その月の進捗率÷100・・・(4)、当月売上計上額(契約毎)=売上累計額(プロジェクトの合計)-前月以前累計の売上累計額(プロジェクトの合計)・・・(5)、進行基準売上額を算出してもよい。
画面表示制御部102dは、モニタ114に表示する各種画面の表示及びその入力の受付を制御する。
[3.具体例]
図2~図7を参照して、本実施の形態におけるプロジェクト管理装置100の処理の具体例を説明する。まず、図3を参照して、本実施の形態におけるプロジェクト管理装置100の全体の処理の概略を説明する。図3は、本実施の形態におけるプロジェクト管理装置100の全体の処理の一例を説明するためのフローを示す図である。
図3において、データ登録部102aは、プロジェクト登録処理を実行する(ステップS1)。具体的には、プロジェクト登録処理では、データ登録部102aは、例えば、モニタ114に表示される不図示の登録画面上でのオペレータの操作等に応じて、プロジェクトデータを入力して、テーブル106aに登録する。
データ登録部102aは、契約登録処理を実行する(ステップS2)。具体的には、契約登録処理では、データ登録部102aは、例えば、モニタ114に表示される不図示の登録画面上でのオペレータの操作等に応じて、契約データを入力して、テーブル106aに登録する(ステップS2)。
データ登録部102aは、原価登録処理を実行する(ステップS3)。具体的には、契約登録処理では、データ登録部102aは、例えば、モニタ114に表示される不図示の登録画面上でのオペレータの操作等に応じて、原価登録データを入力して、テーブル106aに登録する(ステップS3)。
進捗率算出部102bは、進捗率算出処理を実行する(ステップS4)。具体的には、進捗率算出処理では、進捗率算出部102bは、進捗率データを作成して、テーブル106aに登録する。この場合、対象のプロジェクトについて、テーブル106aに登録されているプロジェクトデータの対応する進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、プロジェクト単位で進捗率を算出し、進行基準計算単位が契約単位の場合は、契約単位で進捗率を算出する。
より具体的には、進捗率算出部102bは、対象のプロジェクトについて、進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、進捗率を、進捗率=発生原価額の該当月時点の累計のプロジェクトに属する各契約の合計÷原価予算額のプロジェクトに属する各契約の合計×100で算出し、進行基準計算単位が契約単位の場合は、進捗率を、契約毎に、進捗率=発生原価額の該当月時点累計の契約の合計÷原価予算額の契約の合計×100で算出してもよい。
進行基準売上額算出部102cは、進行基準売上データ作成処理を実行する(ステップS5)。具体的には、進行基準売上データ作成処理では、進行基準売上額算出部102cは、対象のプロジェクトについて、テーブル106aに登録された対応する進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、プロジェクト単位で算出した進捗率に基づいて進行基準売上額を算出して、算出した進行基準売上額を契約単位で按分し、進行基準計算単位が契約単位の場合は、契約単位で算出した進捗率に基づいて進行基準売上額を算出する。
進行基準売上額算出部102cは、対象のプロジェクトについて、進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、下式(1)~(3)により、進行基準売上額を算出し、売上累計額(プロジェクトの合計計)=売上予定総額のプロジェクト計×その月の進捗率÷100・・・(1)、当月売上計上額(プロジェクトの合計)=売上累計額(プロジェクト計)-前月以前累計の売上累計額(プロジェクトの合計)・・・(2)、当月売上計上額(契約毎)=当月売上額(プロジェクト計)×当月発生原価額(契約毎)÷当月発生原価額(プロジェクト計)・・・(3)、進行基準計算単位が契約単位の場合は、下式(4)及び(5)により、進行基準売上額を算出してもよい。売上累計額(契約毎)=売上予定総額の契約計×その月の進捗率÷100・・・(4)、当月売上計上額(契約毎)=売上累計額(プロジェクトの合計)-前月以前累計の売上累計額(プロジェクトの合計)・・・(5)
つぎに、図4~図7のサンプルデータを参照して、本実施の形態におけるプロジェクト管理装置100の処理の具体例を説明する。図4は、プロジェクトデータ及び契約データのサンプルデータを示す図である。図5は、発生原価データのサンプルデータを示す図である。図6は、進捗率データのサンプルデータを示す図である。図7は、進行基準売上データのサンプルデータを示す図である。図4~図7において、「*」は主キー情報を示している。以下計算式において、計算過程で小数点以下が発生した場合の端数処理は一定の基準で実施するものとして詳細には明記しない。また、※1~5が本発明のポイントとなる処理内容となる。以下の例では、金額の単位を全て「万円」とし、その表記を省略する。
(プロジェクト登録処理)
図4(A)は、登録されるプロジェクトデータの一例を示しており、1行目は、プロジェクト番号「A10000P」、プロジェクト名「○×システム開発」、進行基準計算単位「0:プロジェクト単位」、2行目は、プロジェクト番号「A50000K」、プロジェクト名「△□システム開発」、進行基準計算単位「1:契約単位」となっている。
この例では、プロジェクト番号「A10000P」はプロジェクト単位で進捗率・進行基準売上額計算を行い、プロジェクト番号「A50000K」は契約単位で進捗率・進行基準売上額計算を行う。
(契約登録処理)
図4(B)は、登録される契約データの一例を示しており、1行目は、プロジェクト番号「A10000P」、契約番号「0001」、売上予定金額「1,000」、原価予算額「400」、2行目は、プロジェクト番号「A10000P」、契約番号「0002」、売上予定金額「2,000」、原価予算額「700」、3行目は、プロジェクト番号「A50000K」、契約番号「0003」、売上予定金額「1,000」、原価予算額「400」、4行目は、プロジェクト番号「A50000K」、契約番号「0004」、売上予定金額「2,000」、原価予算額「700」となっている。
この例では、プロジェクト番号「A10000P」には、契約番号「0001」と契約番号「0002」が紐付けされており、また、プロジェクト番号「A50000K」には、契約番号「0003」と契約番号「0004」が紐付けされている。
(原価発生登録処理)
図5は、登録される原価発生データの一例を示しており、1行目は、プロジェクト番号「A10000P」、契約番号「0001」、発生原価額(1ヶ月目)「200」、発生原価額(2ヶ月目)「100」、2行目は、プロジェクト番号「A10000P」、契約番号「0002」、発生原価額(1ヶ月目)「300」、発生原価額(2ヶ月目)「100」、3行目は、プロジェクト番号「50000K」、契約番号「0003」、発生原価額(1ヶ月目)「200」、発生原価額(2ヶ月目)「100」、4行目は、プロジェクト番号「A50000K」、契約番号「0004」、発生原価額(1ヶ月目)「300」、発生原価額(2ヶ月目)「100」となっている。ここでは、説明の簡単のため、2か月目までの発生原価額を示している。
(進捗率計算処理)
進捗率計算処理では、プロジェクトデータ、契約データ、及び発生原価データに基づいて、進捗率を算出する。具体的には、プロジェクトデータのプロジェクト番号毎に、対応する進行基準計算単位(プロジェクト単位or契約単位)で、契約データのプロジェクト番号に紐付く契約番号の原価予算額及び原価発生データのプロジェクト番号に紐付く契約番号の発生原価額に基づいて、進捗率を算出する。
進行基準計算単位がプロジェクト単位のものはプロジェクト単位で進捗率を算出し、進捗率=発生原価額の該当月時点累計のプロジェクトの合計÷原価予算額のプロジェクトの合計×100で算出する。
進行基準計算単位が契約単位のものは契約単位で進捗率を算出し、進捗率=発生原価額の該当月時点累計の契約の合計÷原価予算額の契約の合計×100で算出する。
図6に示す例では、1行目は、プロジェクト番号「A10000P」、契約番号「0001」、進捗率(1ヶ月目)「45.45%」、進捗率(2ヶ月目)「63.64%」、2行目は、プロジェクト番号「A10000P」、契約番号「0002」、進捗率(1ヶ月目)「45.45%」、進捗率(2ヶ月目)「63.64%」となっている。3行目は、プロジェクト番号「A50000K」、契約番号「0003」、進捗率(1ヶ月目)「50.00%」、進捗率(2ヶ月目)「75.00%」、4行目は、プロジェクト番号「A50000K」、契約番号「0004」、進捗率(1ヶ月目)「42.86%」、進捗率(2ヶ月目)「57.14%」となっている。
上記の例では、プロジェクト番号「A10000P」はプロジェクトデータの進行基準計算単位が「0:プロジェクト単位」となっているので、プロジェクト単位で進捗率を算出する。プロジェクト番号「A10000P」の2ヶ月目の進捗率の計算例を示すと、進捗率=(200+300+100+100)÷(400+700)×100≒63.64となる。
また、プロジェクト番号「A50000K」は、プロジェクトデータの進行基準計算単位が「1:契約単位」となっているので、契約単位で進捗率を算出する。プロジェクト番号「A50000K」の2ヶ月目での計算例を示すと、契約番号「0003」は、進捗率=(200+100)÷400×100≒75.00、契約番号「0004」は、進捗率=(300+100)÷700×100≒57.14となる。
(進行基準売上データ作成処理)
進行基準売上データ作成処理では、プロジェクトデータ、契約データ、発生原価データ、及び進捗率データに基づいて、売上計上額を算出する。具体的には、プロジェクトデータのプロジェクト番号毎に、対応する進行基準計算単位(プロジェクト単位or契約単位)で、契約データのプロジェクト番号に紐付く契約番号の売上予算金額、原価発生データのプロジェクト番号に紐付く契約番号の発生原価額、進捗率データのプロジェクト番号に紐付く契約番号の進捗率に基づいて、売上計上額を算出する。
進行基準計算単位がプロジェクト単位のものはプロジェクト単位で進行基準売上計上額を算出し、更にその額を契約単位に按分する。具体的には、下式(1)~(3)で算出する。
売上累計額(プロジェクト計)=売上予定総額のプロジェクトの合計×その月の進捗率÷100・・・(1)
当月売上計上額(プロジェクト計)=売上累計額(プロジェクト計)-前月以前累計の売上累計額(プロジェクト計)・・・(2)
当月売上計上額(契約毎)=当月売上額(プロジェクト計)×当月発生原価額(契約毎)÷当月発生原価額(プロジェクト計)・・・(3)
進行基準計算単位が契約単位のものは契約単位で進行基準売上計上額を算出する。具体的には、下式(4)及び(5)により算出する。
売上累計額(契約毎)=売上予定総額の契約計×その月の進捗率÷100・・・(4)
当月売上計上額(契約毎)=売上累計額(プロジェクト計)-前月以前累計の売上累計額(プロジェクト計)・・・(5)
図6に示す例では、1行目は、プロジェクト番号「A10000P」、契約番号「0001」、売上計上額(1ヶ月目)「546」、売上計上額「273」、2行目は、プロジェクト番号「A10000P」、契約番号「0002」、売上計上額(1ヶ月目)「818」、売上計上額「272」となっている。3行目は、プロジェクト番号「A50000K」、契約番号「0003」、売上計上額「500」、売上計上額「250」、4行目は、プロジェクト番号「A50000K」、契約番号「0004」、売上計上額「857」、売上計上額「286」となっている。
上記の例では、プロジェクト番号「A10000P」はプロジェクトデータの進行基準計算単位が「0:プロジェクト単位」となっているので、プロジェクト単位で売上計上額を算出する。プロジェクト番号「A10000P」の2ヶ月目の売上計上額の計算例を示すと、以下のようになる。
売上累計額(プロジェクト計)=(1000+2000)×63.64÷100≒1909・・・(1)
当月売上計上額(プロジェクト計)=1909-1364≒545・・・(2)
当月売上計上額(契約番号「0001」)=545×100÷(100+100)≒273・・・(3)
当月売上計上額(契約番号「0002」)=545×100÷(100+100)≒272・・・(3)
(3)について、当月売上計上額(プロジェクト計)と当月売上計上額(契約毎)の合計に差がある場合はその差額を按分金額最大の1つの契約(複数ある場合は契約番号が最小のもの)に加減する。
また、プロジェクト番号「A50000K」は、プロジェクトデータの進行基準計算単位が「1:契約単位」となっているので、契約単位で売上計上額を算出する。プロジェクト番号「A50000K」の2ヶ月目の売上計上額の計算例を示すと以下のようになる。
売上累計額(契約番号「0003」)=1000×75.00÷100≒750・・・(4)
売上累計額(契約番号「0004」)=2000×57.14÷100≒1143・・・(4)
当月売上計上額(契約番号「0003」)=750-500≒250・・・(5)
当月売上計上額(契約番号「0004」)=1143-857≒286・・・(5)
以上説明したように、本実施の形態によれば、プロジェクト毎に、複数の契約と、進行基準計算をプロジェクト単位又は契約単位で行うかを指定する進行基準計算単位と、をテーブル106aに登録するデータ登録部102aと、対象のプロジェクトについて、テーブル106aに登録された対応する進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、プロジェクト単位で進捗率を算出し、進行基準計算単位が契約単位の場合は、契約単位で進捗率を算出する進捗率算出部102bと、を備えているので、進行基準における進捗率及び/又は売上計上額の計算を単一単位でなく複数単位から選択できるようにすることで、契約データの現行の登録体系を大きく変更することなく新収益認識基準に対応することが可能となる。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、プロジェクト管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、プロジェクト管理装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じてプロジェクト管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、プロジェクト管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、本実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、プロジェクト管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、プロジェクト管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 プロジェクト管理装置
102 制御部
102a データ登録部
102b 進捗率算出部
102c 進行基準売上額算出部
102d 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a テーブル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (1)

  1. 記憶部及び制御部を備えたプロジェクト管理装置であって、
    前記制御部は、
    プロジェクト毎に、複数の契約と、進行基準計算をプロジェクト単位又は契約単位で行うかを指定する進行基準計算単位と、を前記記憶部に登録するデータ登録手段と、
    対象のプロジェクトについて、前記記憶部に登録された対応する進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、プロジェクト単位で進捗率を算出し、前記進行基準計算単位が契約単位の場合は、契約単位で進捗率を算出する進捗率算出手段と、
    対象のプロジェクトについて、前記記憶部に登録された対応する進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、プロジェクト単位で算出した進捗率に基づいて進行基準売上額を算出して算出した進行基準売上額を契約単位に按分し、進行基準計算単位が契約単位の場合は、契約単位で算出した進捗率に基づいて進行基準売上額を算出する進行基準売上額算出手段と、
    を備え、
    前記進行基準売上額算出手段は、
    対象のプロジェクトについて、前記進行基準計算単位がプロジェクト単位の場合は、下式(1)~(3)により、
    売上累計額(プロジェクト毎の金額の合計)=売上予定総額のプロジェクト毎の金額の合計×その月の進捗率÷100・・・(1)
    当月売上計上額(プロジェクト毎の金額の合計)=売上累計額(プロジェクト毎の金額の合計)-前月以前累計の売上累計額(プロジェクト毎の金額の合計)・・・(2)
    当月売上計上額(契約毎の金額の合計)=当月売上計上額(プロジェクト毎の金額の合計)×当月発生原価額(契約毎の金額の合計)÷当月発生原価額(プロジェクト毎の金額の合計)・・・(3)
    進行基準売上額を算出し、
    前記進行基準計算単位が契約単位の場合は、下式(4)及び(5)により、
    売上累計額(契約毎の金額の合計)=売上予定総額の契約毎の金額の合計×その月の進捗率÷100・・・(4)
    当月売上計上額(契約毎の金額の合計)=売上累計額(契約毎の金額の合計)-前月以前累計の売上累計額(契約毎の金額の合計)・・・(5)
    進行基準売上額を算出することを特徴とするプロジェクト管理装置。
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