JP2022155481A - 受発注管理装置、受発注管理方法、及び受発注管理プログラム - Google Patents

受発注管理装置、受発注管理方法、及び受発注管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2022155481A
JP2022155481A JP2022008786A JP2022008786A JP2022155481A JP 2022155481 A JP2022155481 A JP 2022155481A JP 2022008786 A JP2022008786 A JP 2022008786A JP 2022008786 A JP2022008786 A JP 2022008786A JP 2022155481 A JP2022155481 A JP 2022155481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
order
job
data
department
contract
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022008786A
Other languages
English (en)
Inventor
裕太 内田
Yuta Uchida
剛光 上野
Takemitsu Ueno
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obic Co Ltd
Original Assignee
Obic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obic Co Ltd filed Critical Obic Co Ltd
Publication of JP2022155481A publication Critical patent/JP2022155481A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】契約明細から発生する親ジョブと親から派生する他部門発注用の子ジョブという構造によって、社内受発注の業務を効率化すること。【解決手段】本実施形態の受発注管理装置は、対象のプロジェクトについて、契約明細番号、受注部署と、受注金額を含む契約明細データと、契約明細番号、Job番号、原価部署を含む親Jobデータとを作成する契約業務処理手段と、前記親Jobデータについて、契約明細番号、Job番号、社内の発注先である原価部署、原価金額、前記親JobデータのJob番号とする振出元Job番号を含む子Jobデータを作成する予算業務処理手段と、対象のプロジェクトについて、発注番号、契約明細番号、Job番号と、社外の発注先と、発注金額を含む発注データを作成する発注処理手段と、前記契約明細データに基づいて、売上番号、契約明細番号、売上部署、売上金額を含む売上データを作成する売上処理手段と、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、受発注管理装置、受発注管理方法、及び受発注管理プログラムに関する。
従来、社内間で受発注を行う場合、どうしても請求や売上などが後工程に流れてしまい、社内間取引の処理と対外的な処理とがまざり煩雑な管理となってしまうことが多く、結果として運用提案が難しいケースが多かった。また、収支把握も社内間取引のデータが入り混じって、正確な案件別収支を把握しにくかった。従来、社内受発注を管理するシステムとして、例えば、特許文献1がある。
特開2011-242859号公報
しかしながら、特許文献1では、契約明細から発生する親ジョブと親から派生する他部門発注用の子ジョブという構造によって、社内受発注の業務を効率化するとともに、正しい案件収支を捉えることに関して何ら記載されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、契約明細から発生する親ジョブと親から派生する他部門発注用の子ジョブという構造によって、社内受発注の業務を効率化することが可能な受発注管理装置、受発注管理方法、及び受発注管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた受発注管理装置であって、前記制御部は、対象のプロジェクトについて、契約明細番号、受注部署と、受注金額を含む契約明細データと、契約明細番号、Job番号、原価部署を含む親Jobデータとを作成する契約業務処理手段と、前記親Jobデータについて、契約明細番号、Job番号、社内の発注先である原価部署、原価金額、前記親Jobデータの親Job番号とする振出元Job番号を含む子Jobデータを作成する予算業務処理手段と、対象のプロジェクトについて、発注番号、契約明細番号、Job番号と、社外の発注先と、発注金額を含む発注データを作成する発注処理手段と、前記契約明細データに基づいて、売上番号、契約明細番号、売上部署、売上金額を含む売上データを作成する売上処理手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、前記制御部は、さらに、前記契約明細データ、前記親Jobデータ、前記子Jobデータ、前記発注データ、及び前記売上データに基づいて、ジョブ番号別に、受注部署、受注金額、社内受注額、原価部署、原価金額、社内原価額、粗利を含むジョブ別収支データを作成する収支作成手段を備えることにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記収支作成手段は、前記ジョブ別収支データに基づいて、契約明細単位で、受注部署、受注金額、社内受注額、原価部署、原価金額、粗利を含む契約明細別収支データを作成することにしてもよい。
また、本発明の一態様によれば、前記収支作成手段は、前記ジョブ別収支データに基づいて、部署単位で、受注部署、受注金額、原価金額、粗利を含む部署別収支データを作成することにしてもよい。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置で実行される受発注管理方法であって、前記制御部において実行される、対象のプロジェクトについて、契約明細番号、受注部署と、受注金額を含む契約明細データと、契約明細番号、Job番号、原価部署を含む親Jobデータとを作成する契約業務処理工程と、前記親Jobデータについて、契約明細番号、Job番号、社内の発注先である原価部署、原価金額、前記親Jobデータの親Job番号とする振出元Job番号を含む子Jobデータを作成する予算業務処理工程と、対象のプロジェクトについて、発注番号、契約明細番号、Job番号と、社外の発注先と、発注金額を含む発注データを作成する発注処理工程と、前記契約明細データに基づいて、売上番号、契約明細番号、売上部署、売上金額を含む売上データを作成する売上処理工程と、を含むことを特徴とする。
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置が実行するための受発注管理プログラムであって、前記制御部において、対象のプロジェクトについて、契約明細番号、受注部署と、受注金額を含む契約明細データと、契約明細番号、Job番号、原価部署を含む親Jobデータとを作成する契約業務処理工程と、前記親Jobデータについて、契約明細番号、Job番号、社内の発注先である原価部署、原価金額、前記親Jobデータの親Job番号とする振出元Job番号を含む子Jobデータを作成する予算業務処理工程と、対象のプロジェクトについて、発注番号、契約明細番号、Job番号と、社外の発注先と、発注金額を含む発注データを作成する発注処理工程と、前記契約明細データに基づいて、売上番号、契約明細番号、売上部署、売上金額を含む売上データを作成する売上処理工程と、を実行させるための受発注管理プログラムであることを特徴とする。
本発明によれば、契約明細から発生する親ジョブと親から派生する他部門発注用の子ジョブという構造によって、社内受発注の業務を効率化することが可能となるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態に係る受発注管理装置の処理イメージを示す図である。 図2は、本実施の形態に係る受発注管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、本実施形態に係る受発注管理装置の全体の処理の一例を示すフロー図である。 図4は、本実施形態に係る受発注管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図5は、本実施形態に係る受発注管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図6は、本実施形態に係る受発注管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図7は、本実施形態に係る受発注管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図8は、本実施形態に係る受発注管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図9は、本実施形態に係る受発注管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図10は、本実施形態に係る受発注管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。 図11は、本実施形態に係る受発注管理装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
[1.概要]
従来、社内間で受発注を行う場合、どうしても請求や売上などが後工程に流れてしまい、社内間取引の処理と対外的な処理とがまざり煩雑な管理となってしまうことが多く、結果として運用提案が難しいケースが多かった。また、収支把握も社内間取引のデータが入り混じって、正確な案件別収支を把握しにくかった。
そこで、本実施の形態では、契約明細から発生する親ジョブと親から派生する他部門発注用の子ジョブという構造によって、社内受発注の業務を効率化するとともに、正しい案件収支を捉えることができるようにした。
より具体的には、(1)従来、社内受発注の場合には、他社では契約明細を分ける運用を行うことが多かった。対顧客としての契約は1本だが、社内都合上部門毎に金額を振り替えないといけなかった。そのため、社内受発注用の契約を売上処理等する必要があったが、本実施の形態では、これを不要にした。
(2)本実施の形態では、契約データに紐づくJobに、金額項目と親Jobとの紐づけ(振出元JobNO)持たせることで、社内受発注用のJobを分けることで運用できるようになった。すなわち、本実施の形態では、Jobを部門毎に分けて、金額の管理でき、社内向けの帳票などで部門別の振替金額を確認することができる。
(3)本実施の形態では、自部門やJobの収支把握を煩雑にならずに管理できるようになった。
(1)~(3)により、本実施の形態は、社内受発注の登録業務の効率化をしながらも、正しく案件収支を捉えられるデータ構造を備えた仕組みとなっている。
本実施の形態によれば、IT業界や工事業界で多い社内の受発注管理を行うことができ、実行予算や収支に反映させることが可能となる。また、社内受発注としての売上処理等が不要なため、本来必要な事務業務に影響を及ぼすことなく運用が可能となる。さらに、多くある社内でのやり取りがシステムで一元管理可能となる。
図1は、本実施の形態の受発注管理装置の処理イメージを示す図である。以下では、A部門が「100万円」で受注して、B部門に原価「30万」、C部門に原価「10万」で社内発注し、P社に原価「30万」で社外発注し、B部門は、さらに、D部門に原価「5万」で社内発注、Q社に原価「20万円」で社外発注した場合を説明する。
まず、案件登録T1では、プロジェクト登録を行う。契約業務T2では、契約明細登録(例えば、A部門が「100万円」で受注)と、Job登録(1)(A部門の原価予定「70万」)を行う。
予算業務(親Job)T3では、社内発注のJob登録(2)(B部門の原価「30万」)、社内発注のJob登録(3)(C部門の原価「10万」)、通常発注の発注入力(P社の原価「30万」)を行う。
予算業務(親Job)T4では、Job登録(2)について、社内発注のJob登録(4)(D部門の原価「5万」)、通常発注の発注入力(Q社の原価「20万」)を行う。
[2.構成]
図2を参照して、本実施形態に係る受発注管理装置100の構成の一例について説明する。図2は、受発注管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
受発注管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、受発注管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
受発注管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。受発注管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置及び専用線等の有線又は無線の通信回線を介して、受発注管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、受発注管理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
入出力インターフェース部108には、入力装置112及び出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及び、マイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112又はマウス112として記載する場合がある。また、モニタ114に情報を表示して、ユーザが入力装置112を操作すること等を、「UIを介したユーザ操作」と記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、及びファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、データテーブル106a等を備えている。
データテーブル106aは、プロジェクトデータ、契約明細データ、Jobデータ、発注データ、売上データ等を格納するためのテーブルである。
プロジェクトデータは、プロジェクトNO、プロジェクト名を含んでいてもよい。契約明細データは、プロジェクトNO、契約明細NO、受注部署、受注金額を含んでいてもよい。Jobデータは、プロジェクトNO、契約明細NO、JobNO、原価部署、原価金額、振出元JobNOを含んでいてもよい。発注データは、発注番号、行NO、プロジェクトNO、契約明細NO、JobNO、発注先、発注金額のデータを含んでいてもよい。売上データは、売上伝票、プロジェクトNO、契約明細NO、JobNO、売上部署、売上金額のデータを含んでいてもよい。
制御部102は、受発注管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、案件登録部102aと、契約業務処理部102bと、予算業務処理部102cと、発注処理部102dと、売上処理部102eと、収支作成部102fと、画面表示制御部102gと、を備えている。
案件登録部102aは、例えば、モニタ114に表示される不図示の案件入力画面上でのオペレータの操作に応じて、プロジェクトデータを入力してデータテーブル106aに登録する。
契約業務処理部102bは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、対象のプロジェクトについて、契約明細番号、受注部署と、受注金額を含む契約明細データを作成してデータテーブル106aに登録する。また、契約業務処理部102bは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、対象のプロジェクトについて、契約明細番号、Job番号、原価部署を含む親Jobデータを作成してデータテーブル106aに登録する。
予算業務処理部102cは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、親Jobデータについて、契約明細番号、Job番号、社内の発注先である原価部署、原価金額、親JobデータのJob番号とする振出元Job番号を含む子Jobデータを作成してデータテーブル106aに登録する。
発注処理部102dは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、対象のプロジェクトについて、親Jobデータと子Jobデータに基づいて、発注番号、契約明細番号、Job番号と、社外の発注先と、発注金額を含む発注データを作成してデータテーブル106aに登録する。
売上処理部102eは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、契約明細データに基づいて、売上番号、契約明細番号、売上部署、売上金額を含む売上データを作成してデータテーブル106aに登録する。
収支作成部102fは、契約明細データ、親Jobデータ、子Jobデータ、発注データ、及び売上データに基づいて、ジョブ番号別に、受注部署、受注金額、社内受注額、原価部署、原価金額、社内原価額、粗利を含むジョブ別収支データを作成して出力する。
また、収支作成部102fは、ジョブ別収支データに基づいて、契約明細単位で、受注部署、受注金額、社内受注額、原価部署、原価金額、粗利を含む契約明細別収支データを作成して出力する。
また、収支作成部102fは、ジョブ別収支データに基づいて、部署単位で、受注部署、受注金額、原価金額、粗利を含む部署別収支データを作成して出力する。
画面表示制御部102gは、モニタ114に表示する各種画面(例えば、各種入力画面等)の表示及びその入力を制御する。
[3.具体例]
図2~図11を参照して、本実施の形態における受発注管理装置100の制御部102の処理の具体例について説明する。
(3-1.全体の処理)
図3は、本実施の形態における受発注管理装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明するためのフローを示す図である。
図3を参照して、本実施の形態における受発注管理装置100の制御部102の全体の処理の概略を説明する。図3において、案件登録部102aは、案件登録処理を実行する(ステップS1)。具体的には、案件登録処理では、案件登録部102aは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、プロジェクトデータを入力してデータテーブル106aに登録する。
契約業務処理部102bは、契約業務処理を実行する(ステップS2)。具体的には、契約業務処理では、契約業務処理部102bは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、対象のプロジェクトについて、契約明細番号、受注部署と、受注金額を含む契約明細データを作成してデータテーブル106aに登録する。また、契約業務処理では、契約業務処理部102bは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、対象のプロジェクトについて、契約明細番号、Job番号、原価部署を含む親Jobデータを作成してデータテーブル106aに登録する。
予算業務処理部102cは、予算業務処理を実行する(ステップS3)。具体的には、予算業務処理では、予算業務処理部102cは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、親Jobデータについて、契約明細番号、Job番号、社内の発注先である原価部署、原価金額、親JobデータのJob番号とする振出元Job番号を含む子Jobデータを作成してデータテーブル106aに登録する。
発注処理部102dは、発注業務処理を実行する(ステップS4)。具体的には、発注業務処理では、発注処理部102dは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、対象のプロジェクトについて、親Jobデータと子Jobデータに基づいて、発注番号、契約明細番号、Job番号と、社外の発注先と、発注金額を含む発注データを作成してデータテーブル106aに登録する。
売上処理部102eは、売上業務処理を実行する(ステップS5)。売上処理部102eは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、契約明細データに基づいて、売上番号、契約明細番号、売上部署、売上金額を含む売上データを作成してデータテーブル106aに登録する。
収支作成部102fは、収支管理処理を実行する(ステップS6)。具体的には、収支管理処理では、収支作成部102fは、契約明細データ、親Jobデータ、子Jobデータ、発注データ、及び売上データに基づいて、ジョブ番号別に、受注部署、受注金額、社内受注額、原価部署、原価金額、社内原価額、粗利を含むジョブ別収支データを作成する。
また、収支管理処理では、収支作成部102fは、ジョブ別収支データに基づいて、契約明細単位で、受注部署、受注金額、社内受注額、原価部署、原価金額、粗利を含む契約明細別収支データを作成する。
また、収支管理処理では、収支作成部102fは、ジョブ別収支データに基づいて、部署単位で、受注部署、受注金額、原価金額、粗利を含む部署別収支データを作成する。
(3-2.サンプルデータ)
図4~図11は、本実施の形態における受発注管理装置100の制御部102の処理の具体例を説明するためのサンプルデータを示す図である。図4~図11を参照して、本実施の形態における受発注管理装置100の制御部102の処理の具体例を説明する。
(S1:案件登録処理)
図4を参照して、案件登録処理の具体例を説明する。案件登録部102aは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、プロジェクトデータを入力してデータテーブル106aに登録する。
図4は、プロジェクトデータのデータ例を示す図である。プロジェクトデータでは、プロジェクトNOが主キーとなる。図4に示すプロジェクトデータの例では、1行目は、プロジェクトNO「PJ0001」、プロジェクト名「プロジェクト○○」、2行目は、プロジェクトNO「PJ0002」、プロジェクト名「プロジェクト△△」、3行目は、プロジェクトNO「PJ0003」、プロジェクト名「プロジェクト××」となっている。
以下の説明では、プロジェクトNO「PJ0001」について、A部門が「100万円」で社外から受注して、B部門に「30万」、C部門に「10万」で社内発注し、P社に「30万」で社外発注し、さらに、B部門が、Q社に「20万円」で社外発注した場合を説明する。
(従来の処理)
図5及び図6を参照して、従来の契約業務、発注業務、及び売上業務の処理を説明する。
受注部門では、A部署の受注について通常通りの契約明細データを登録し、また、Jobデータを登録する。図5(A)は、契約明細データの例を示す図である。契約明細データでは、プロジェクトNO、契約明細NOを主キーとする。図5(A)に示す契約明細データの例では、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0001」、受注部署「A部署」、受注金額「1,000,000」となっている。
図5(B)は、Jobデータの例を示す図である。Jobデータは、プロジェクトNO、契約明細NO、JobNOを主キーとする。図5(B)に示すJobデータの例では、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0001」、JobNO「0001」、原価部署「A部署」となっている。
社内発注先の部署でも契約登録をする。このように、従来は社内発注用の契約登録が必要であった。図5(C)は、社内発注先の契約明細データの例を示しており、図5(C)に示す契約明細データの例では、1行目は、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0002」、受注部署「B部署」、受注金額「300,000」、2行目は、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0003」、受注部署「C部署」、受注金額「100,000」となっている。
この契約についてのJobデータを登録する。図5(D)は、社内発注先のJobデータの例を示す図である。図5(D)に示すJobデータの例では、1行目は、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0002」、JobNO「0001」、原価部署「B部署」、2行目は、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0003」、JobNO「0001」、原価部署「C部署」となっている。作業の原価は、このJobで発生する。
発注業務では、発注データを登録する。図6(A)は、発注データの例を示している。発注データは、発注番号、行NOを主キーとする。図6(A)に示す発注データの例では、1行目は、発注番号「H0001」、行NO「001」、プロジェクトNOP「J0001」、契約明細NO「0001」、JobNO「0001」、発注先「P社」、発注金額「300,000」、2行目は、発注番号「H0002」、行NO「001」、プロジェクトNOP「J0001」、契約明細NO「0002」、JobNO「0001」、発注先「Q社」、発注金額「200,000」となっている。
売上業務では、売上データを登録する。図6(B)は、売上データの例を示す図である。図6(B)に示す売上データの例では、1行目は、売上伝票「U0001」、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0001」、売上部署「A部署」、売上金額「1,000,000」、2行目は、売上伝票「U0002」、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0002」、売上部署「B部署」、売上金額「300,000」、3行目は、売上伝票「U0003」、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0003」、売上部署「C部署」、売上金額「100,000」となっている。
従来は、それぞれ計上月のタイミングを合わせて、売上処理をしなければならない(売上原価の認識)。すなわち、売上仕訳が2つ発生してしまうので、科目を分けて会計上で売上認識しないようにコントロールする必要があった。
また、従来は、案件収支を見るためには2つの契約をまとめてみる必要があり、社内売上伝票(U0002,U0003)は除外しなければならない。
このように、従来は、社内間で受発注を行う場合、社内間取引のデータが売上など後工程に流れてしまい、対外的な処理とまざり煩雑な管理となってしまう。そこで、本実施の形態では、以下のように、契約明細データから発生する親ジョブと親から派生する他部門発注用の子ジョブという構造によって、社内受発注の業務を効率化する。
(S2:契約業務処理)
図7を参照して、契約業務処理を説明する。契約業務処理部102bは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、対象のプロジェクトについて、契約明細番号、受注部署と、受注金額を含む契約明細データを作成してデータテーブル106aに登録する。
受注部門では、A部署の受注について通常通りの契約明細データを登録する。図7(A)は、契約明細データの例を示す図である。契約明細データでは、プロジェクトNO、契約明細NOを主キーとする。図7(A)に示す契約明細データの例では、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0001」、受注部署「A部署」、受注金額「1,000,000」となっている。
契約業務処理部102bは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、対象のプロジェクトについて、契約明細番号、Job番号、原価部署を含む親Jobデータを作成してデータテーブル106aに登録する。
図7(B)は、親Jobデータの例を示す図である。親Jobデータは、プロジェクトNO、契約明細NO、JobNOを主キーとする。図7(B)に示す親Jobデータの例では、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0001」、JobNO「0001」、原価部署「A部署」となっている。この親Jobから¥300,000を外注する。
(S3:予算業務処理)
図8を参照して、予算業務処理を説明する。予算業務処理部102cは、親Jobデータについて、契約明細番号、Job番号、社内の発注先である原価部署、原価金額、親JobデータのJob番号とする振出元Job番号を含む子Jobデータを作成してデータテーブル106aに登録する。親Jobに対して、予算を登録して、社内発注(子Job登録)を行う。
図8は、社内発注の子Jobデータの例を示す図である。子Jobデータは、プロジェクトNO、契約明細NO、JobNOを主キーとする。図8に示すB部署についての子Jobデータの例では、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0001」、JobNO「0002」、原価部署「B部署」、原価金額「300,000」、振出元JobNO「0001」となっている。このJobから200,000を外注する。原価金額(社内発注金額)と振出元(発注元)のJobNOを選択可能になっている。選択時に自身の契約明細のJob群から選択できるように制御している。
また、C部署についての子Jobデータは、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0001」、JobNO「0003」、原価部署「C部署」、原価金額「100,000」、振出元JobNO「0001」となっている。このJobから50,000を外注する。
(S4:発注業務処理)
図9を参照して発注業務処理を説明する。発注処理部102dは、対象のプロジェクトについて、親Jobデータと子Jobデータに基づいて、発注番号、契約明細番号、Job番号と、社外の発注先と、発注金額を含む発注データを作成してデータテーブル106aに登録する。
図9は、発注データの例を示している。発注データは、発注番号、行NOを主キーとする。図9に示す発注データの例では、1行目は、発注番号「H0001」、行NO「001」、プロジェクトNOP「J0001」、契約明細NO「0001」、JobNO「0001」、発注先「P社」、発注金額「300,000」、2行目は、発注番号「H0002」、行NO「001」、プロジェクトNOP「J0001」、契約明細NO「0002」、JobNO「0001」、発注先「Q社」、発注金額「200,000」となっている。
(S5:売上業務処理)
図9を参照して、売上業務処理を説明する。売上処理部102eは、例えば、モニタ114に表示される不図示の入力画面上でのオペレータの操作に応じて、契約明細データに基づいて、売上番号、契約明細番号、売上部署、売上金額を含む売上データを作成してデータテーブル106aに登録する。
図9は、売上データの例を示しており、売上伝票「U0001」、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0001」、売上部署「A部署」、売上金額「1,000,000」となる。売上仕訳は、借方:売掛金「1,000,000]/貸方:売上「1,000,000]となり、売上仕訳が1つしか発生しない。それぞれ計上月のタイミングを合わせて、売上処理する必要がなくなり簡潔な処理となる。案件収支を見るためには1つの契約で見ることができる。
(S6:収支管理処理)
図10及び図11を参照して、収支管理処理を説明する。図10は、従来の収支管理を説明するための図である。図10は、従来のJob別収支を示しており、1行目は、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0001」、JobNO「0001」、受注部署「A部署」、受注金額「1,000,000」、原価部署「A部署」、原価金額「700,000」、粗利「300,000」、2行目は、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0002」、JobNO「0001」、受注部署「B部署」、受注金額「300,000」、原価部署「B部署」、原価金額「250,000」、粗利「500,000」、3行目は、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0003」、JobNO「0001」、受注部署「C部署」、受注金額「100,000」、原価部署「C部署」、原価金額「0」、粗利「100,000」となっている。社内間取引分の金額は把握しにくいものとなっている。
図11は、本実施の形態の収支管理を説明するための図である。収支作成部102fは、契約明細データ、親Jobデータ、子Jobデータ、発注データ、及び売上データに基づいて、ジョブ番号別に、受注部署、受注金額、社内受注額、原価部署、原価金額、社内原価額、粗利を含むジョブ別収支データを作成する。
図11(A)は、Job別収支データの例を示す図である。1行目は、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0001」、JobNO「0001」、受注部署「A部署」、受注金額「1,000,000」、社内受注額「0」、原価部署「A部署」、原価金額「300,000」、社内原金額「400,000」、粗利「300,000」となっている。社内原金額「400,000」は、振出元JobNO「0001」の振出先Job「0002」、「0003」の子Jobデータの原価金額「300,000」+「100,000」で算出する。粗利金額は、(受注金額+社内受注額)-(原価金額+社内原価額)で算出する。
2行目は、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0001」、JobNO「0002」、受注部署「B部署」、受注金額「0」、社内受注額「300,000」、原価部署「B部署」、原価金額「250,000」、社内原金額「0」、粗利「50,000」となっている。社内受注額「300,000」は、振出元JobNO「0001」の振出先Job「0002」の子Jobデータの原価金額「300,000」とする。
3行目は、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0001」、JobNO「0003」、受注部署「C部署」、受注金額「0」、社内受注額「100,000」、原価部署「C部署」、原価金額「0」、社内原金額「0」、粗利「100,000」となっている。社内受注額「100,000」は、振出元JobNO「0001」の振出先Job「0003」の子Jobデータの原価金額「100,000」とする。
収支作成部102fは、Job別収支データに基づいて、契約明細単位で、受注部署、受注金額、社内受注額、原価部署、原価金額、粗利を含む契約明細別収支データを作成する。
図11(B)は、契約明細別収支データの例を示す図である。図11(B)は、契約明細単位収支データの例では、プロジェクトNO「PJ0001」、契約明細NO「0001」、JobNO「0001」、受注部署「A部署」、受注金額「1,000,000」、原価部署「A部署」、原価金額「550,000」、粗利「450,000」となっている。「受注金額」は、Job別収支データの受注金額の合計金額である。「原価金額」は、Job別収支の原価金額の合計金額である。「粗利」は、Job別収支データの粗利の合計金額である。
収支作成部102fは、Job別収支データに基づいて、部署単位で、受注部署、受注金額、原価金額、粗利を含む部署別収支データを作成する。
図11(C)は、部門別収支データの例を示す図である。1行目は、受注部署「A部署」、受注金額「1,000,000」、原価金額「700,000」、2行目は、受注部署「B部署」、受注金額「300,000」、原価金額「250,000」、粗利「50,000」、3行目は、受注部署「C部署」、受注金額「300,000」、原価金額「0」、粗利「100,000」となっている。原価金額は、Job別収支データの原価金額+社内原価金額で算出する。
このように、契約明細別、Job別、部署別で収支を把握することが可能となる。他部部署の収支が見えないような制御を調整しやすい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、対象のプロジェクトについて、契約明細番号、受注部署と、受注金額を含む契約明細データと、契約明細番号、Job番号、原価部署を含む親Jobデータとを作成する契約業務処理部102bと、前記親Jobデータについて、契約明細番号、Job番号、社内の発注先である原価部署、原価金額、前記親JobデータのJob番号とする振出元Job番号を含む子Jobデータを作成する予算業務処理部102cと、対象のプロジェクトについて、発注番号、契約明細番号、Job番号と、社外の発注先と、発注金額を含む発注データを作成する発注処理部102dと、
契約明細データに基づいて、売上番号、契約明細番号、売上部署、売上金額を含む売上データを作成する売上処理部102eと、を備えているので、契約明細から発生する親ジョブと親から派生する他部門発注用の子ジョブという構造によって、社内受発注の業務を効率化することが可能となる。
[4.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[5.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、受発注管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、受発注管理装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部又は任意の一部を、CPU及び当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて受発注管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROM又はHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、受発注管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部又は一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、及び、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語又は記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコード又はバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成及び読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、及び、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、及び、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、受発注管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータ又はワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、受発注管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラム又はデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部又は一部を、各種の付加等に応じて又は機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 受発注管理装置
102 制御部
102a 案件登録部
102b 契約業務処理部
102c 予算業務処理部
102d 発注処理部
102e 売上処理部
102f 収支作成部
102g 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a データテーブル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (6)

  1. 制御部を備えた受発注管理装置であって、
    前記制御部は、
    対象のプロジェクトについて、契約明細番号、受注部署と、受注金額を含む契約明細データと、契約明細番号、Job番号、原価部署を含む親Jobデータとを作成する契約業務処理手段と、
    前記親Jobデータについて、契約明細番号、Job番号、社内の発注先である原価部署、原価金額、前記親JobデータのJob番号とする振出元Job番号を含む子Jobデータを作成する予算業務処理手段と、
    対象のプロジェクトについて、発注番号、契約明細番号、Job番号と、社外の発注先と、発注金額を含む発注データを作成する発注処理手段と、
    前記契約明細データに基づいて、売上番号、契約明細番号、売上部署、売上金額を含む売上データを作成する売上処理手段と、
    を備えたことを特徴とする受発注管理装置。
  2. 前記制御部は、さらに、前記契約明細データ、前記親Jobデータ、前記子Jobデータ、前記発注データ、及び前記売上データに基づいて、Job番号別に、受注部署、受注金額、社内受注額、原価部署、原価金額、社内原価額、粗利を含むジョブ別収支データを作成する収支作成手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の受発注管理装置。
  3. 前記収支作成手段は、前記ジョブ別収支データに基づいて、契約明細単位で、受注部署、受注金額、社内受注額、原価部署、原価金額、粗利を含む契約明細別収支データを作成することを特徴とする請求項2に記載の受発注管理装置。
  4. 前記収支作成手段は、前記ジョブ別収支データに基づいて、部署単位で、受注部署、受注金額、原価金額、粗利を含む部署別収支データを作成することを特徴とする請求項2に記載の受発注管理装置。
  5. 制御部を備えた情報処理装置で実行される受発注管理方法であって、
    前記制御部において実行される、
    対象のプロジェクトについて、契約明細番号、受注部署と、受注金額を含む契約明細データと、契約明細番号、Job番号、原価部署を含む親Jobデータとを作成する契約業務処理工程と、
    前記親Jobデータについて、契約明細番号、Job番号、社内の発注先である原価部署、原価金額、前記親Jobデータの親Job番号とする振出元Job番号を含む子Jobデータを作成する予算業務処理工程と、
    対象のプロジェクトについて、発注番号、契約明細番号、Job番号と、社外の発注先と、発注金額を含む発注データを作成する発注処理工程と、
    前記契約明細データに基づいて、売上番号、契約明細番号、売上部署、売上金額を含む売上データを作成する売上処理工程と、
    を含むことを特徴とする受発注管理方法。
  6. 制御部を備えた情報処理装置が実行するための受発注管理プログラムであって、
    前記制御部において、
    対象のプロジェクトについて、契約明細番号、受注部署と、受注金額を含む契約明細データと、契約明細番号、Job番号、原価部署を含む親Jobデータとを作成する契約業務処理工程と、
    前記親Jobデータについて、契約明細番号、Job番号、社内の発注先である原価部署、原価金額、前記親Jobデータの親Job番号とする振出元Job番号を含む子Jobデータを作成する予算業務処理工程と、
    対象のプロジェクトについて、発注番号、契約明細番号、Job番号と、社外の発注先と、発注金額を含む発注データを作成する発注処理工程と、
    前記契約明細データに基づいて、売上番号、契約明細番号、売上部署、売上金額を含む売上データを作成する売上処理工程と、
    を実行させるための受発注管理プログラム。
JP2022008786A 2021-03-30 2022-01-24 受発注管理装置、受発注管理方法、及び受発注管理プログラム Pending JP2022155481A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021058659 2021-03-30
JP2021058659 2021-03-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022155481A true JP2022155481A (ja) 2022-10-13

Family

ID=83556809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022008786A Pending JP2022155481A (ja) 2021-03-30 2022-01-24 受発注管理装置、受発注管理方法、及び受発注管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022155481A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7445713B2 (ja) 振当業務支援装置、振当業務支援方法および振当業務支援プログラム
JP7048383B2 (ja) 店舗別収支管理装置、店舗別収支管理方法、および店舗別収支管理プログラム
JP7389849B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2022155481A (ja) 受発注管理装置、受発注管理方法、及び受発注管理プログラム
JP7512133B2 (ja) 換算レート管理装置、換算レート管理方法、及び換算レート管理プログラム
JP7462500B2 (ja) プロジェクト管理装置、プロジェクト管理方法、及びプロジェクト管理プログラム
JP7248752B2 (ja) 会計処理装置、会計処理方法および会計処理プログラム
JP7300431B2 (ja) 生産性指標算出装置、生産性指標算出方法、及び生産性指標算出プログラム
JP7261332B2 (ja) 仕掛自動振替装置、仕掛自動振替方法、及び仕掛自動振替プログラム
JP7237677B2 (ja) 業務支援装置、業務支援プログラムおよび業務支援方法
JP7190825B2 (ja) 契約関連情報管理装置、契約関連情報管理方法および契約関連情報管理プログラム
JP7186088B2 (ja) 返戻精算装置、返戻精算方法、及び返戻精算プログラム
JP2022155478A (ja) 原価管理装置、原価管理方法、及び原価管理プログラム
JP7458256B2 (ja) 在庫管理装置、在庫管理方法、及び在庫管理プログラム
JP7260590B2 (ja) 財務会計管理装置、財務会計管理方法、及び財務会計管理プログラム
JP7507932B2 (ja) 業務支援装置、業務支援方法、及び、業務支援プログラム
JP7280778B2 (ja) 社内原価振替管理装置、社内原価振替管理方法、および、社内原価振替管理プログラム
JP7257766B2 (ja) 製品損益管理装置、製品損益管理方法、及び製品損益管理プログラム
JP2022175099A (ja) 精算処理装置、精算処理方法、及び精算処理プログラム
JP2022155150A (ja) 相殺処理装置、相殺処理方法、及び相殺処理プログラム
JP2023108792A (ja) 資産管理装置、資産管理方法、及び資産管理プログラム
JP2023112876A (ja) 販売管理システム、販売管理方法、及び販売管理プログラム
JP2024053397A (ja) 輸出取引管理装置、輸出取引管理方法、および輸出取引管理プログラム
JP2023144517A (ja) 未払原価管理装置、未払原価管理方法、及び未払原価管理プログラム
JP2023035205A (ja) 債権管理装置、債権管理方法、及び債権管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240517