JP2024053397A - 輸出取引管理装置、輸出取引管理方法、および輸出取引管理プログラム - Google Patents

輸出取引管理装置、輸出取引管理方法、および輸出取引管理プログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2024053397000001
【課題】輸出取引に関する業務について、工程順の異なる業務フローに対応可能とする。
【解決手段】受注入力受付部は、統制重視フローと、業務効率重視フローと、の何れかの業務フローの指定を、受注入力工程において受注データの入力を受付けるための受注入力画面を介して受け付ける。第1売上入力画面表示部は、業務フローとして業務効率重視フローの指定を受付けた場合、受注入力工程と出荷入力工程との間、および、出荷入力工程と売上入力工程との間、の少なくとも一方のタイミングで、インボイスデータの入力を受付けるための第1インボイス入力画面を表示する。第1インボイスデータ出力部は、第1インボイス入力画面を介して入力を受付けたインボイスデータを出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、輸出取引管理装置、輸出取引管理方法、および輸出取引管理プログラムに関する。
輸出取引に関する業務を支援するシステムが知られている。例えば、予め定められた固定の業務フローに沿って、受注入力、出荷入力、インボイス入力、売上入力、をこの順にユーザに実行させ管理するERP(Enterprise Resource Planning)システムが知られている。
特開2009-256071号公報
しかしながら従来の輸出取引に関するシステムでは、固定の業務フローを用いており、一部の工程順の異なる業務フローに対応することは困難であった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、輸出取引に関する業務について、工程順の異なる業務フローに対応可能な輸出取引管理装置、輸出取引管理方法、および輸出取引管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る輸出取引管理装置は、制御部を備え、輸出取引に関する業務を管理するための輸出取引管理装置であって、前記制御部は、受注入力工程、出荷入力工程、インボイス入力工程、および売上入力工程、に関する業務をこの順に管理する業務フローである統制重視フローと、前記統制重視フローにおける前記インボイス入力工程であるインボイス文書作成入力工程を、前記受注入力工程と前記出荷入力工程との間、および、前記出荷入力工程と前記売上入力工程との間、の少なくとも一方のタイミングで管理する業務フローである業務効率重視フローと、の何れかの前記業務フローの指定を、前記受注入力工程において受注データの入力を受付けるための受注入力画面を介して受け付ける受注入力受付部と、前記業務フローとして前記業務効率重視フローの指定を受付けた場合、前記受注入力工程と前記出荷入力工程との間、および、前記出荷入力工程と前記売上入力工程との間、の少なくとも一方のタイミングで、インボイスデータの入力を受付けるための第1インボイス入力画面を表示する第1インボイス入力画面表示部と、前記第1インボイス入力画面を介して入力を受付けた前記インボイスデータを出力する第1インボイスデータ出力部と、を備える。
また、本発明に係る輸出取引管理装置は、前記業務フローとして前記業務効率重視フローの指定を受付けた場合、前記売上入力工程において売上データの入力を受付けるための第1売上入力画面を表示する第1売上入力画面表示部と、前記第1売上入力画面を介して入力を受付けた前記売上データと、前記第1インボイスデータ出力部によって出力された前記インボイスデータと、の整合性を確認した確認結果を表示する整合性確認結果表示部と、を備える。
また、前記受注データは、指定を受けつけた前記業務フローを表す項目を含む。
また、前記第1インボイス入力画面表示部は、1または複数の前記受注データの内、前記項目によって表される前記業務フローが前記業務効率重視フローである前記受注データを前記第1インボイス入力画面に表示する。
また、本発明に係る輸出取引管理装置は、前記業務フローとして前記統制重視フローの指定を受付けた場合、前記出荷入力工程と前記売上入力工程との間のタイミングで、前記インボイスデータの入力を受付けるための第2インボイス入力画面を表示する第2インボイス入力画面表示部を備え、前記第2インボイス入力画面表示部は、1または複数の前記受注データの内、前記項目によって表される前記業務フローが前記統制重視フローである前記受注データを第2インボイス入力画面に表示する。
また、本発明に係る輸出取引管理方法は、制御部を備え、輸出取引に関する業務を管理するための輸出取引管理装置で実行される輸出取引管理方法であって、前記制御部で実行される、受注入力工程、出荷入力工程、インボイス入力工程、および売上入力工程、に関する業務をこの順に管理する業務フローである統制重視フローと、前記統制重視フローにおける前記インボイス入力工程であるインボイス文書作成入力工程を、前記受注入力工程と前記出荷入力工程との間、および、前記出荷入力工程と前記売上入力工程との間、の少なくとも一方のタイミングで管理する業務フローである業務効率重視フローと、の何れかの前記業務フローの指定を、前記受注入力工程において受注データの入力を受付けるための受注入力画面を介して受け付けるステップと、前記業務フローとして前記業務効率重視フローの指定を受付けた場合、前記受注入力工程と前記出荷入力工程との間、および、前記出荷入力工程と前記売上入力工程との間、の少なくとも一方のタイミングで、インボイスデータの入力を受付けるための第1インボイス入力画面を表示するステップと、前記第1インボイス入力画面を介して入力を受付けた前記インボイスデータを出力するステップと、を含む。
また、本発明に係る輸出取引管理プログラムは、制御部を備え、輸出取引に関する業務を管理するための輸出取引管理装置で実行される輸出取引管理プログラムであって、前記制御部で実行される、受注入力工程、出荷入力工程、インボイス入力工程、および売上入力工程、に関する業務をこの順に管理する業務フローである統制重視フローと、前記統制重視フローにおける前記インボイス入力工程であるインボイス文書作成入力工程を、前記受注入力工程と前記出荷入力工程との間、および、前記出荷入力工程と前記売上入力工程との間、の少なくとも一方のタイミングで管理する業務フローである業務効率重視フローと、の何れかの前記業務フローの指定を、前記受注入力工程において受注データの入力を受付けるための受注入力画面を介して受け付けるステップと、前記業務フローとして前記業務効率重視フローの指定を受付けた場合、前記受注入力工程と前記出荷入力工程との間、および、前記出荷入力工程と前記売上入力工程との間、の少なくとも一方のタイミングで、インボイスデータの入力を受付けるための第1インボイス入力画面を表示するステップと、前記第1インボイス入力画面を介して入力を受付けた前記インボイスデータを出力するステップと、を含む。
本発明によれば、輸出取引に関する業務について、工程順の異なる業務フローに対応可能となる、という効果を奏する。
図1は、輸出取引管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2Aは、輸出取引に関する実際の業務の流れの一例の説明図である。 図2Bは、統制重視フローの説明図である。 図2Cは、業務効率重視フローの説明図である。 図3は、取引区分マスタのデータ構成の一例を示す模式図である。 図4Aは、受注入力画面の一例の模式図である。 図4Bは、受注ヘッダデータのデータ構成の一例の説明図である。 図4Cは、受注明細データのデータ構成の一例の説明図である。 図5Aは、出荷入力画面の一例の模式図である。 図5Bは、出荷ヘッダデータのデータ構成の一例の模式図である。 図5Cは、出荷明細データのデータ構成の一例の模式図である。 図6Aは、第2インボイス入力画面の一例の模式図である。 図6Bは、インボイスヘッダデータのデータ構成の一例を示す模式図である。 図6Cは、インボイス明細データのデータ構成の一例を示す模式図である。 図7Aは、第2売上入力画面の一例の模式図である。 図7Bは、売上ヘッダデータのデータ構成の一例を示す模式図である。 図7Cは、売上明細データのデータ構成の一例を示す模式図である。 図8Aは、受注入力画面の一例の模式図である。 図8Bは、受注ヘッダデータのデータ構成の一例の模式図である。 図8Cは、受注明細データのデータ構成の一例の模式図である。 図9Aは、第1インボイス入力画面の一例の模式図である。 図9Bは、インボイスヘッダデータのデータ構成の一例の模式図である。 図9Cは、インボイス明細データのデータ構成の一例を示す模式図である。 図10Aは、出荷入力画面の一例の模式図である。 図10Bは、出荷ヘッダデータのデータ構成の一例を示す模式図である。 図10Cは、出荷明細データのデータ構成の一例を示す模式図である。 図11Aは、第1インボイス入力画面の一例の模式図である。 図11Bは、インボイスヘッダデータのデータ構成の一例を示す模式図である。 図11Cは、インボイス明細データのデータ構成の一例を示す模式図である。 図12Aは、第1売上入力画面の一例の模式図である。 図12Bは、インボイス計上伝票整合性チェック画面の一例の模式図である。 図12Cは、売上ヘッダデータのデータ構成の一例を示す模式図である。 図12Dは、売上明細データのデータ構成の一例を示す模式図である。 図13Aは、第1売上入力画面の一例を示す模式図である。 図13Bは、インボイス計上伝票整合性チェック画面の一例の模式図である。 図14は、輸出取引管理装置が実行する情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る輸出取引管理装置、輸出取引管理方法、および輸出取引管理プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.構成]
本実施形態に係る輸出取引管理装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、輸出取引管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態の輸出取引管理装置100は、輸出取引に関する業務を管理する装置である。
輸出取引管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。輸出取引管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
輸出取引管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備える。輸出取引管理装置100が備える各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータなどの通信装置および専用線などの有線または無線の通信回線を介して、輸出取引管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、輸出取引管理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、記憶部106に記憶されている各種のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、取引区分マスタ106a、受注データDB(データベース)106b、出荷データDB106e、インボイスデータDB106h、および売上データDB106k、等を記憶する。本実施形態では、受注データDB106bは、受注ヘッダデータ106cおよび受注明細データ106dによって構成される形態を一例として説明する。また、出荷データDB106eは、出荷ヘッダデータ106fおよび出荷明細データ106gによって構成される形態を一例として説明する。また、インボイスデータDB106hは、インボイスヘッダデータ106iおよびインボイス明細データ106jによって構成される形態を一例として説明する。また、売上データDB106kは、売上ヘッダデータ106mおよび売上明細データ106nによって構成される形態を一例として説明する。
取引区分マスタ106a、受注データDB106b、受注ヘッダデータ106c、受注明細データ106d、出荷データDB106e、出荷ヘッダデータ106f、出荷明細データ106g、インボイスデータDB106h、インボイスヘッダデータ106i、インボイス明細データ106j、売上データDB106k、売上ヘッダデータ106m、および売上明細データ106nは、各種の情報を登録したデータベースやテーブルなどである。本実施形態では、本実施形態で用いるデータベース、テーブル、およびデータの構造を簡略化して記載するものとする。これらのデータベース、テーブル、およびデータの実際の構造は、より複雑であるが、本発明と直接関係のない部分については実際より簡略化して示す。
これらのデータベースは、後述する制御部102の処理によって更新される。これらのデータベースのデータ構成の詳細は後述する。
制御部102は、輸出取引管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS(オペレーティング・システム)等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、輸出取引に関する業務フローに関する処理を管理する。
図2Aは、輸出取引に関する実際の業務の流れの一例の説明図である。輸出取引では、輸出取引に関する契約が締結され、物品が出荷される。輸出取引では、更に、出荷された物品が船舶や飛行機等の輸送機器へ積載され、輸出相手国へ向かって出港する。そして、輸出相手国へ入港した物品は、輸出相手国の通関などを経て、輸出相手国の取引業者へ運搬され入庫される。
本実施形態の輸出取引管理装置100の制御部102は、輸出取引に関する業務の業務フローとして、工程順の異なる複数種類の業務フローに対応可能である。本実施形態の制御部102は、業務フローとして、統制重視フローと、業務効率重視フローと、の2種類の業務フローに対応可能である。
図2Bは、統制重視フローの説明図である。
統制重視フローは、輸出取引管理装置100で管理される業務フローの一例である。統制重視フローは、受注入力工程、出荷入力工程、インボイス入力工程、および売上入力工程、に関する業務をこの順に管理する業務フローである。例えば、ユーザは契約締結により受注データを入力し、出荷の段階で出荷数量などの出荷データを入力する。そして、ユーザは、出港の段階でインボイス入力および出力等を行い、物品が輸出相手国の取引業者へ運搬されると売上入力を行う。すなわち、統制重視フローは、図2Aに示す輸出取引に関するある業務の流れに沿ったシステム管理上のフローである。
インボイスとは、出荷案内書、製品の明細書、代金請求書、等を兼ねた商用書類であり、製品の概要や、船積み予定、数量、単価等が記述された書類である。インボイスは、帳票、貿易書類、等と称される場合がある。インボイスデータとは、インボイスを表すデータである。インボイス入力工程では、ユーザによるインボイスデータの入力を受付けることで、インボイスデータの作成および出力が行われる。
図2Cは、業務効率重視フローの説明図である。
業務効率重視フローは、輸出取引管理装置100で管理される業務フローの一例である。業務効率重視フローは、統制重視フローにおけるインボイス入力工程であるインボイス文書作成入力工程を、受注入力工程と出荷入力工程との間、および、出荷入力工程と売上入力工程との間、の少なくとも一方のタイミングで管理する業務フローである。すなわち、業務効率重視フローは、インボイス文書作成入力工程を、受注入力工程後、および、出荷入力工程後、の何れのタイミングでも実行可能な業務フローである。
統制重視フローでは、受注入力工程、出荷入力工程、インボイス入力工程、および売上入力工程、に関する業務がこの順に管理される。このため、統制重視フローでは、決められた手順およびタイミングでのユーザによるインボイス入力と帳票出力が可能である。一方、統制重視フローでは、システム管理上の統制が取れている反面、インボイスデータのユーザによる入力および出力(帳票出力)のタイミングは出荷入力工程後に限定される。すなわち、統制重視フローでは、物品の出荷前に帳票出力が必要な場合であっても、対応することが困難である。
業務効率重視フローでは、インボイスデータの入力および出力のタイミングは、出荷入力工程の前、出荷入力工程の後、および出荷入力工程の前後の双方、の何れであってもよい。このため、業務効率重視フローでは、ユーザの任意のタイミングでインボイスデータの入力および出力(帳票出力)が可能である。また、業務効率重視フローでは、任意のタイミングで入力済のデータ(例えば、受注データ、出荷データなど)を参照することが可能となる。
図1に戻り説明を続ける。制御部102は、統制重視フロー、および業務効率重視フローの双方の業務フローに対応するための制御を行う。
制御部102は、受注入力受付部102aと、出荷入力受付部102bと、第2インボイス入力画面表示部102cと、第2インボイスデータ出力部102dと、第2売上入力受付部102eと、第1インボイス入力画面表示部102fと、第1インボイスデータ出力部102gと、第1売上入力画面表示部102hと、整合性確認結果表示部102iと、売上出力部102jと、を備える。
受注入力受付部102a、出荷入力受付部102b、第2インボイス入力画面表示部102c、第2インボイスデータ出力部102d、第2売上入力受付部102e、第1インボイス入力画面表示部102f、第1インボイスデータ出力部102g、第1売上入力画面表示部102h、整合性確認結果表示部102i、および売上出力部102jの一部またはすべては、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの処理装置にプログラムを実行させること、すなわち、ソフトウェアにより実現してもよいし、IC(Integrated Circuit)などのハードウェアにより実現してもよいし、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。
受注入力受付部102aは、統制重視フローと、業務効率重視フローと、の何れかの業務フローの指定を、受注入力工程において受注データの入力を受付けるための受注入力画面を介して受け付ける。
出荷入力受付部102bは、出荷データの入力を受付ける。
受注入力受付部102aおよび出荷入力受付部102bは、統制重視フローおよび業務効率重視フローの双方において処理を実行する。
第2インボイス入力画面表示部102c、第2インボイスデータ出力部102d、および第2売上入力受付部102eは、統制重視フローにおいて処理を実行する。
第1インボイス入力画面表示部102f、第1インボイスデータ出力部102g、第1売上入力画面表示部102h、整合性確認結果表示部102i、および売上出力部102jは、業務効率重視フローにおいて処理を実行する。
第1インボイス入力画面表示部102fは、業務フローとして業務効率重視フローの指定を受付けた場合、受注入力工程と出荷入力工程との間、および、出荷入力工程と売上入力工程との間、の少なくとも一方のタイミングで、インボイスデータの入力を受付けるための第1インボイス入力画面を表示する。第1インボイスデータ出力部102gは、第1インボイス入力画面を介して入力を受付けたインボイスデータを出力する。インボイスデータの出力とは、インボイスデータの作成、記憶、画面への出力、および印刷、の少なくとも1つを意味する。
受注データは、指定を受けつけた業務フローを表す項目を含む。このため、第1インボイス入力画面表示部102fは、1または複数の受注データの内、項目によって表される業務フローが業務効率重視フローである受注データを第1インボイス入力画面に表示する。
第1売上入力画面表示部102hは、業務フローとして業務効率重視フローの指定を受付けた場合、売上入力工程において売上データの入力を受付けるための第1売上入力画面を表示する。整合性確認結果表示部102iは、第1売上入力画面を介して入力を受付けた売上データと、第1インボイスデータ出力部102gによって出力されたインボイスデータと、の整合性を確認した確認結果を表示する。
第2インボイス入力画面表示部102cは、業務フローとして統制重視フローの指定を受付けた場合、出荷入力工程と売上入力工程との間のタイミングで、インボイスデータの入力を受付けるための第2インボイス入力画面を表示する。第2インボイス入力画面表示部102cは、1または複数の受注データの内、項目によって表される業務フローが統制重視フローである受注データを第2インボイス入力画面に表示する。
なお、本実施形態では、制御部102は、入力装置112からユーザによる操作入力を受け付け、モニタ114に各種の画面などの情報を表示する形態を一例として説明する。しかし、制御部102は、ユーザによる操作入力を、入力装置112、およびネットワーク300を介して接続された外部の情報処理装置、の何れから受付けてもよく、入力装置112から受付ける形態に限定されない。また、制御部102は、各種の画面などの情報をモニタ114、およびネットワーク300を介して接続された外部の情報処理装置のモニタ、の何れに表示してもよく、モニタ114に表示する形態に限定されない。
制御部102における処理の流れの詳細を、具体例を挙げて詳細に説明する。
まず、統制重視フローにおける制御部102の処理の流れの詳細を、具体例を挙げて説明する。制御部102は、処理対象の受注に対する業務フローが統制重視フローであるか業務効率重視フローであるかの判断を、ユーザによって入力された取引区分に応じて判断する。取引区分は取引区分マスタ106aに予め登録されている。
図3は、取引区分マスタ106aのデータ構成の一例を示す模式図である。取引区分マスタ106aは、ユーザ取引区分/業務フローと、国外売上計上区分と、を対応付けたデータベースである。ユーザ取引区分は、処理対象の受注の取引区分を表す情報である。取引区分マスタ106aに登録される業務フローを表す情報は、統制重視フローを表す統制重視、または業務効率重視フローを表す業務効率重視を表す。
ユーザは、入力装置112を操作することで、処理対象の受注が統制重視フローおよび業務効率重視フローの何れに該当するかを予め取引区分マスタ106aに登録する。処理対象の受注において使用しない業務フローについては取引区分マスタ106aに登録しない構成とすれば、該業務フローは利用不可となる。本実施形態では、統制重視フローおよび業務効率重視フローの双方を表す情報が取引区分マスタ106aに登録されている状態を想定して説明を続ける。
図4A~図7Cは、統制重視フローにおける制御部102の処理の流れの一例の説明図である。
図4Aは、受注入力画面20の一例の模式図である。
まず、受注入力受付部102aが受注入力工程を実行する。受注入力受付部102aは、受注入力画面20をモニタ114へ表示する。受注入力画面20は、受注データの入力を受付けるための画面である。
ユーザは、受注入力画面20を視認しながら入力装置112を操作することで、受注入力画面20を介して受注データを入力する。なお、受注データは、業務フローを表す項目を含む。ユーザは、業務フローとして統制重視フローを表す「統制重視」の受注区分を指定することで(表示欄20A参照)、統制重視フローの指定を入力する。統制重視フローが指定されることで、当該受注取引は、統制重視フローに沿って管理される。
ユーザが受注データを入力後、図示を省略する登録ボタンを操作した場面を想定する。受注入力受付部102aは、受注入力画面20を介して入力された受注データを、受注データDB106bへ登録する。
図4Bおよび図4Cは、受注データDB106bのデータ構成の一例の模式図である。上述したように、本実施形態では、受注データDB106bは、受注ヘッダデータ106cおよび受注明細データ106dから構成される。図4Bは、受注ヘッダデータ106cのデータ構成の一例の説明図である。図4Cは、受注明細データ106dのデータ構成の一例の説明図である。
受注ヘッダデータ106cは、受注番号と、事業所と、受注日と、出荷日と、売上予定日と、部門と、得意先と、請求先と、通貨と、レートと、を対応付けたデータベースである。受注明細データ106dは、受注番号と、受注区分/業務フローと、倉庫と、商品と、員数と、外貨売上金額と、邦貨売上金額と、を対応付けたデータベースである。
受注入力受付部102aは、受注入力画面20を介して受け付けた受注データの内、ヘッダに相当する部分を受注ヘッダデータ106cへ登録し、明細に相当する部分を受注明細データ106dへ登録する。図4Cに示すように、受注明細データは、項目として「業務フロー」を含む。図4Cに示す例では、項目「業務フロー」として統制重視フローを表す「統制重視」を含むものとなる(図4C参照)。このため、該項目に対応する受注番号によって識別される受注に関する輸出取引は、統制重視フローに沿って管理されるものとなる。
図5Aは、出荷入力画面22の一例の模式図である。
受注データが入力されると、出荷入力受付部102bが、出荷入力工程を実行する。出荷入力受付部102bは、出荷入力画面22をモニタ114へ表示する。出荷入力画面22は、出荷データの入力を受付けるための画面である。出荷入力受付部102bは、受注データDB106bに登録されている1または複数の受注データの内、受注データに含まれる項目「業務フロー」が統制重視フローである受注データを出荷入力画面22へ表示する(表示欄22A参照)。このため、ユーザは、統制重視フローにおいて入力された受注データを参照しながら、出荷データを入力する。なお、出荷業務の観点では、統制重視フローによる伝票であるか業務効率重視フローによる伝票であるかの区別は不要である。このため、出荷入力受付部102bは、統制重視フローによる伝票および業務効率重視フローによる伝票の一括での出荷処理が可能である。
ユーザは、出荷入力画面22を視認しながら入力装置112を操作することで出荷データを入力する。ユーザが出荷データを入力後、図示を省略する登録ボタンを操作した場面を想定する。出荷入力受付部102bは、出荷入力画面22を介して入力された出荷データを、出荷データDB106eへ登録する。
図5Bおよび図5Cは、出荷データDB106eのデータ構成の一例の模式図である。上述したように、本実施形態では、出荷データDB106eは、出荷ヘッダデータ106fおよび出荷明細データ106gから構成される。図5Bは、出荷ヘッダデータ106fのデータ構成の一例の模式図である。図5Cは、出荷明細データ106gのデータ構成の一例の模式図である。
出荷ヘッダデータ106fは、出荷番号と、出荷日と、倉庫と、を対応付けたデータベースである。出荷明細データ106gは、出荷番号と、行番号と、商品と、員数と、受注番号と、行番号と、を対応付けたデータベースである。
出荷入力受付部102bは、出荷入力画面22を介して受け付けた出荷データの内、ヘッダに相当する部分を出荷ヘッダデータ106fへ登録し、明細に相当する部分を出荷明細データ106gへ登録する。このため、図5Aに示す出荷入力画面22を介して出荷データが入力されることで、出荷ヘッダデータ106fおよび出荷明細データ106gには、図5Bおよび図5Cに示すデータが登録された状態となる。また、図5Aに示す例では、出荷入力画面22における参照元の受注データが統制重視フローによる受注データのため、出荷データDB106eに登録される出荷データも統制重視フローによるデータとなる。
図6Aは、第2インボイス入力画面24の一例の模式図である。
出荷データが入力されると、第2インボイス入力画面表示部102cが、インボイス入力工程を実行する。第2インボイス入力画面表示部102cは、第2インボイス入力画面24をモニタ114へ表示する。第2インボイス入力画面24は、統制重視フローにおいて、インボイスデータの入力を受付けるための画面である。
第2インボイス入力画面表示部102cは、受注データDB106bに登録されている1または複数の受注データの内、受注データに含まれる項目「業務フロー」が統制重視フローである受注データに含まれる少なくとも一部の情報を出荷入力画面22へ表示する(表示欄24A参照)。このため、第2インボイス入力画面24には、統制重視フローに関する伝票のデータが表示され、業務効率重視フローに関する伝票のデータは表示されない。
また、第2インボイス入力画面表示部102cは、受注データに含まれる項目「業務フロー」が統制重視フローである受注データに対応する出荷データの少なくとも一部の情報を第2インボイス入力画面24へ表示する。すなわち、第2インボイス入力画面表示部102cは、直前の出荷入力工程で入力された出荷データの少なくとも一部の情報を第2インボイス入力画面24へ表示する。図6Aには、出荷番号、出荷日、および倉庫などの出荷データを第2インボイス入力画面24へ表示した状態を一例として示す。
ユーザは、統制重視フローにおいて入力された受注データおよび出荷データを参照しながら入力装置112を操作することで、インボイスデータを入力する。図6Aには、インボイスデータとして、明細ごとに外貨売上金額が入力された状態を示す(表示欄24A参照)。インボイスデータが入力されることで、請求先に対しての外貨請求額が確定する。ユーザが外貨売上金額を入力後、図示を省略する登録ボタンを操作した場面を想定する。
第2インボイスデータ出力部102dは、第2インボイス入力画面24を介して入力されたインボイスデータを、インボイスデータDB106hへ登録する。
図6Bおよび図6Cは、インボイスデータDB106hのデータ構成の一例の模式図である。上述したように、本実施形態では、インボイスデータDB106hは、インボイスヘッダデータ106iおよびインボイス明細データ106jから構成される。図6Bは、インボイスヘッダデータ106iのデータ構成の一例を示す模式図である。図6Cは、インボイス明細データ106jのデータ構成の一例を示す模式図である。
インボイスヘッダデータ106iは、インボイス番号と、事業所と、出荷日と、売上予定日と、部門と、請求先と、通貨と、を対応付けたデータベースである。インボイス明細データ106jは、インボイス番号と、行番号と、商品と、員数と、外貨売上金額と、出荷番号と、受注番号と、受注行番号と、を対応付けたデータベースである。
第2インボイスデータ出力部102dは、第2インボイス入力画面24を介して受け付けたインボスデータの内、ヘッダに相当する部分をインボイスヘッダデータ106iに登録し、明細に相当する部分をインボイス明細データ106jへ登録する。このため、図6Aに示す第2インボイス入力画面24を介してインボイスデータが入力されることで、インボイスデータDB106hには、図6Bおよび図6Cに示すデータが登録された状態となる。また、第2インボイス入力画面24における参照元の受注データが統制重視フローによる受注データのため、インボイスデータDB106hに登録されるインボイスデータも統制重視フローによるデータとなる。
また、第2インボイスデータ出力部102dは、第2インボイス入力画面24を介して受け付けたデータをインボイスデータとして作成し、印刷またはモニタ114へ出力してもよい。これらの処理により、インボイスデータが印刷、すなわち帳票が印刷される。
図7Aは、第2売上入力画面26の一例の模式図である。
インボイスデータが入力されると、第2売上入力受付部102eが、売上入力工程を実行する。第2売上入力受付部102eは、直前の工程であるインボイス入力工程で入力されたインボイスデータを用いて、輸出売上一括計上処理を行い、請求確定された外貨請求額を元に、売上計上、レート、および邦貨金額を確定する処理を行う。
詳細には、第2売上入力受付部102eは、第2売上入力画面26をモニタ114へ表示する。第2売上入力画面26は、統制重視フローにおいて、売上データの入力を受付けるための画面である。
第2売上入力受付部102eは、受注データDB106bに登録されている1または複数の受注データの内、受注データに含まれる項目「業務フロー」が統制重視フローである受注データに対応するインボイスデータを第2売上入力画面26へ表示する。このため、第2売上入力画面26には、統制重視フローに関するデータが表示され、業務効率重視フローに関するデータは表示されない。
ユーザは、統制重視フローにおいて入力されたインボイスデータを参照しながら入力装置112を操作することで、売上データを入力する。ユーザは、該外貨売上金額の表示欄に、正式に確定した外貨売上金額を入力する。図7Aには、売上データとして、レートおよび邦貨売上金額が入力された状態を示す。売上データの入力によって、請求先に対してのレートおよび邦貨売上金額が確定する。ユーザがこれらの売上データを入力後、図示を省略する登録ボタンを操作した場面を想定する。
第2売上入力受付部102eは、第2売上入力画面26を介して入力された売上データを、売上データDB106kへ登録する。
図7Bおよび図7Cは、売上データDB106kのデータ構成の一例の模式図である。上述したように、本実施形態では、売上データDB106kは、売上ヘッダデータ106mおよび売上明細データ106nから構成される。図7Bは、売上ヘッダデータ106mのデータ構成の一例を示す模式図である。図7Cは、売上明細データ106nのデータ構成の一例を示す模式図である。
売上ヘッダデータは、売上番号と、事業所と、出荷日と、売上日と、部門と、得意先と、請求先と、通貨と、レートと、を対応付けたデータベースである。売上明細データ106nは、売上番号と、行番号と、倉庫と、商品と、員数と、外貨売上金額と、邦貨売上金額と、インボイス番号と、行番号と、を対応付けたデータベースである。
第2売上入力受付部102eは、第2売上入力画面26を介して入力を受付けたデータを売上データとして作成し、売上データDB106kへ登録する。図7Aに示す第2売上入力画面26を介して売上データが入力されることで、売上ヘッダデータ106mおよび売上明細データ106nには、図7Bおよび図7Cに示すデータが登録された状態となる。ここで、図7Aに示す例では、インボイスデータの参照元の受注データが、項目「業務フロー」として統制重視フローを表す「統制重視」を含む。このため、売上データDB106kに登録される売上データは、図7Bおよび図7Cに示すように、統制重視フローにより入力された売上データとなる。
次に、業務効率重視フローにおける制御部102の処理の流れについて説明する。
本実施形態では、業務効率重視フローが、統制重視フローにおけるインボイス入力工程であるインボイス文書作成入力工程を、受注入力工程と出荷入力工程との間、および、出荷入力工程と売上入力工程との間、の双方のタイミングで管理する業務フローである形態を一例として説明する。なお、インボイス文書作成入力工程のタイミングおよびインボイスデータの内容としては、ユーザの任意のタイミングおよび任意の内容を設定可能である。
図8A~図13Bは、業務効率重視フローにおける制御部102の処理の流れの一例の説明図である。
図8Aは、受注入力画面30の一例の模式図である。受注入力画面30は、受注入力画面20と同様である。
まず、受注入力受付部102aが受注入力工程を実行する。受注入力受付部102aは、業務効率重視フローおよび統制重視フローの双方において共通する処理を実行する。受注入力受付部102aは、受注入力画面30をモニタ114へ表示する。受注入力画面30は、受注データの入力を受付けるための画面であり、受注入力画面20と同様である。
ユーザは、受注入力画面30を視認しながら入力装置112を操作することで、受注入力画面30を介して受注データを入力する。なお、受注データは、業務フローを表す項目を含む。ユーザは、業務フローとして業務効率重視フローを表す「業務効率重視」の受注区分を指定することで(表示欄30A参照)、業務効率重視フローの指定を入力する。業務効率重視フローが指定されることで、当該受注取引は、業務効率重視フローに沿って管理される。
ユーザが受注データを入力後、図示を省略する登録ボタンを操作した場面を想定する。受注入力受付部102aは、受注入力画面30を介して入力された受注データを、受注データDB106bへ登録する。
図8Bおよび図8Cは、受注データDB106bのデータ構成の一例の模式図である。図8Bは、受注ヘッダデータ106cのデータ構成の一例の模式図である。図8Cは、受注明細データ106dのデータ構成の一例の模式図である。
受注入力受付部102aは、受注入力画面30を介して受け付けた受注データの内、ヘッダに相当する部分を受注ヘッダデータ106cへ登録し、明細に相当する部分を受注明細データ106dへ登録する。図8Aに示す受注入力画面30を介して受注データが入力された場合、受注データDB106bには、図8Bおよび図8Cに示すデータが登録された状態となる。また、受注明細データは、業務フローを表す項目として業務効率重視フローを表す「業務効率重視」を含むものとなる(図8C参照)。このため、該項目に対応する受注番号によって識別される受注に関する輸出取引は、業務効率重視フローに沿って管理されるものとなる。
図9Aは、第1インボイス入力画面34Aの一例の模式図である。第1インボイス入力画面34Aは、第1インボイス入力画面34の一例であり、業務効率重視フローにおける受注入力工程と出荷入力工程との間のタイミングでインボイス文書作成入力工程を実行する際に表示される画面である。
出荷データが入力されると、第1インボイス入力画面表示部102fが、インボイス文書作成入力工程を実行する。第1インボイス入力画面表示部102fは、第1インボイス入力画面34Aをモニタ114Bへ表示する。第1インボイス入力画面34Aは、業務効率重視フローにおいて、インボイスデータの入力を受付けるための画面である。本実施形態では、業務効率重視フローにおいて異なるタイミングで2回インボイスデータの入力を受付ける。このため、1回目のインボイスデータの入力受付時に表示される第1インボイス入力画面34Aには、インボイス区分として、仮のインボイスであることを表す「Profoma Invoice」が表示される例を一例として示す。
第1インボイス入力画面表示部102fは、受注データDB106bに登録されている1または複数の受注データの内、受注データに含まれる項目「業務フロー」が業務効率重視フローを表す「業務効率重視」である受注データの受注番号を抽出し第1インボイス入力画面34Aに表示する。図9Aには、参照元伝票番号「JU001」が受注番号として表示された状態を一例として示す。また、第1インボイス入力画面表示部102fは、該受注データに含まれる少なくとも一部の情報を第1インボイス入力画面34Aへ表示する(表示欄33A参照)。このため、第1インボイス入力画面34Aには、業務効率重視フローに関するデータが表示され、統制重視フローに関するデータは表示されない。また、この段階では出荷入力工程は未実施である。このため、第1インボイス入力画面表示部102fでは、出荷番号および出荷行番号の欄は空欄のままとなる。
ユーザは、業務効率重視フローにおいて入力され表示された受注データを参照しながら入力装置112を操作することで、インボイスデータを入力する。図9Aには、インボイスデータとして、明細ごとに外貨売上金額が入力された状態を示す(表示欄33A参照)。第1インボイス入力画面34Aを介したインボイスデータの入力によって、請求先に対しての外貨請求額が仮確定される。また、ユーザは、第1インボイス入力画面34Aを視認しながら入力装置112を操作することで、同一出荷および受注伝票から、複数のインボイスデータの入力が可能となる。ユーザが外貨売上金額を入力後、図示を省略する登録ボタンを操作した場面を想定する。
第1インボイスデータ出力部102gは、第1インボイス入力画面34Aを介して入力されたインボイスデータを、インボイスデータDB106h登録する。
図9Bおよび図9Cは、インボイスデータDB106hのデータ構成の一例の模式図である。上述したように、本実施形態では、インボイスデータDB106hは、インボイスヘッダデータ106iおよびインボイス明細データ106jから構成される。
図9Bは、インボイスヘッダデータ106iのデータ構成の一例の模式図である。業務フローが業務効率重視フローである場合、インボイスヘッダデータ106iは、インボイス分類を更に含む。詳細には、インボイスヘッダデータ106iは、インボイス番号と、事業所と、インボイス分類と、出荷日と、売上予定日と、部門と、請求先と、通貨と、を対応付けたデータベースである。図9Cは、インボイス明細データ106jのデータ構成の一例を示す模式図である。インボイス明細データ106jは、インボイス番号と、行番号と、商品と、員数と、外貨売上金額と、出荷番号と、受注番号と、受注行番号と、を対応付けたデータベースである。
第1インボイスデータ出力部102gは、第1インボイス入力画面34Aを介して受け付けたインボスデータの内、ヘッダに相当する部分をインボイスヘッダデータ106iに登録し、明細に相当する部分をインボイス明細データ106jへ登録する。
第1インボイス入力画面34Aを介して入力された仮のインボイスデータが登録されることで、インボイスデータDB106hには、図9Bおよび図9Cに示すデータが登録された状態となる。詳細には、インボイス明細データ106jには、第1インボイス入力画面34Bを介して入力されたインボイスデータが、インボイス分類「1:Profoma Invoice」に対応付けて登録される。また、この時点では、インボイス番号「IN001」に対する出荷データは未入力であるため、出荷番号および出荷行番号の欄には、データが未登録となっている。また、第1インボイス入力画面34Aにおける参照元の受注データが業務効率重視フローによる受注データのため、インボイスデータDB106hに登録されるインボイスデータも業務効率重視フローによるデータとなる。
第1インボイスデータ出力部102gは、第1インボイス入力画面34Aを介して受け付けたデータをインボイスデータとして作成し、印刷またはモニタ114へ出力してもよい。
図10Aは、出荷入力画面32の一例の模式図である。
インボイス文書作成入力工程によって仮のインボイスデータが入力されると、出荷入力受付部102bが、出荷入力工程を実行する。出荷入力受付部102bは、業務効率重視フローおよび統制重視フローの双方において共通する処理を実行する。出荷入力受付部102bは、出荷入力画面32をモニタ114へ表示する。出荷入力画面32は、受注データの入力を受付けるための画面であり、出荷入力画面22と同様である。
出荷入力画面32は、出荷データの入力を受付けるための画面である。出荷入力受付部102bは、受注データDB106bに登録されている1または複数の受注データの内、受注データに含まれる項目「業務フロー」が業務効率重視フローである受注データを出荷入力画面22へ表示する(表示欄32A参照)。このため、ユーザは、業務効率重視フローにおいて入力された受注データを参照しながら、出荷データを入力する。
すなわち、受注データに含まれる業務フローを表す項目が業務効率重視フローを示す場合、該受注データに対して入力される出荷データは、業務効率重視フローにおける出荷データとなる。なお、出荷業務の観点では、統制重視フローによる伝票であるか業務効率重視フローによる伝票であるかの区別は不要である。このため、出荷入力受付部102bは、統制重視フローによる伝票および業務効率重視フローによる伝票の一括での出荷処理が可能である。
ユーザは、出荷入力画面32を視認しながら入力装置112を操作することで出荷データを入力する。ユーザが出荷データを入力後、図示を省略する登録ボタンを操作した場面を想定する。出荷入力受付部102bは、出荷入力画面32を介して入力された出荷データを、出荷データDB106eへ登録する。
図10Bおよび図10Cは、出荷データDB106eのデータ構成の一例の模式図である。図10Bは、出荷ヘッダデータ106fのデータ構成の一例を示す模式図である。図10Cは、出荷明細データ106gのデータ構成の一例を示す模式図である。
出荷入力受付部102bは、出荷入力画面32を介して受け付けた出荷データの内、ヘッダに相当する部分を出荷ヘッダデータ106fへ登録し、明細に相当する部分を出荷明細データ106gへ登録する。
図10Aに示す出荷入力画面32を介して入力された出荷データが登録されることで、出荷ヘッダデータ106fには、図10Bおよび図10Cに示すデータが登録された状態となる。また、出荷入力画面32における参照元の受注データが業務効率重視フローによる受注データのため、出荷データDB106eに登録される出荷データも業務効率重視フローによるデータとなる。
図11Aは、第1インボイス入力画面34Bの一例の模式図である。第1インボイス入力画面34Bは、第1インボイス入力画面34の一例であり、出荷入力工程と売上入力工程との間のタイミングでインボイス文書作成入力工程を実行する際に表示される画面である。
受注データ、仮のインボイスデータ、および出荷データが入力されると、第1インボイス入力画面表示部102fが、インボイス文書作成入力工程を実行する。第1インボイス入力画面表示部102fは、第1インボイス入力画面34Bをモニタ114Bへ表示する。第1インボイス入力画面34Bは、業務効率重視フローにおいて、インボイスデータの入力を受付けるための画面である。本実施形態では、業務効率重視フローにおいて異なるタイミングで2回インボイスデータの入力を受付ける。このため、2回目のインボイスデータの入力時に表示される第1インボイス入力画面34Bには、インボイス区分として、正式なインボイスであることを表す「Commercial Invoice」が表示される例を一例として示す。
第1インボイス入力画面表示部102fは、受注データDB106bに登録されている1または複数の受注データの内、受注データに含まれる項目「業務フロー」が業務効率重視フローを表す「業務効率重視」である受注データに含まれる少なくとも一部の情報を第1インボイス入力画面34Bへ表示する(表示欄35A参照)。このため、第1インボイス入力画面34Bには、業務効率重視フローに関するデータが表示され、統制重視フローに関するデータは表示されない。
また、第1インボイス入力画面表示部102fは、受注データに含まれる項目「業務フロー」が業務効率重視フローである受注データに対応する出荷データの少なくとも一部の情報を第1インボイス入力画面34Bへ表示する。すなわち、第1インボイス入力画面表示部102fは、直前の出荷入力工程で入力された出荷データの少なくとも一部の情報を第1インボイス入力画面34Bへ表示する。図11Aには、出荷番号、出荷日、および出荷行番号などの出荷データを第1インボイス入力画面34Bへ表示した状態を一例として示す。
ユーザは、業務効率重視フローにおいて入力された受注データ、および出荷データを参照しながら入力装置112を操作することで、正式なインボイスデータを入力する。図11Aには、業務効率重視フローの受注データに含まれる外貨売上金額である「$280.00」を、ユーザが入力装置112を操作することで「$300.00」に変更した場面を一例として示す。第1インボイス入力画面34Bを介したインボイスデータの入力によって、請求先に対しての正式な外貨請求額が入力される。また、ユーザは、第1インボイス入力画面34Bを視認しながら入力装置112を操作することで、同一出荷および受注伝票から、複数のインボイスデータの入力を行うことが可能となる。ユーザが外貨売上金額を入力後、図示を省略する登録ボタンを操作した場面を想定する。
第1インボイスデータ出力部102gは、第1インボイス入力画面34Bを介して入力されたインボイスデータを、インボイスデータDB106hに登録する。
図11Bおよび図11Cは、インボイスデータDB106hのデータ構成の一例の模式図である。図11Bは、インボイスヘッダデータ106iのデータ構成の一例を示す模式図である。図11Cは、インボイス明細データ106jのデータ構成の一例を示す模式図である。
第1インボイス入力画面34Bを介して入力された正式なインボイスデータが更に登録されることで、インボイスデータDB106hは、図11Bおよび図11Cに示す状態となる。詳細には、インボイスヘッダデータ106iには、第1インボイス入力画面34Bを介して入力されたインボイスデータが、インボイス分類「2:Commercial Invoice」に対応付けて登録される。また、この時点では、インボイス番号「IN002」に対する出荷データは前の工程で入力済である。このため、インボイス明細データ106jにおける該インボイスデータのインボイス番号に対応する出荷番号および出荷行番号の欄には、出荷データに応じた値が登録された状態となる(図11C参照)。また、第1インボイス入力画面34Bにおける参照元の受注データが業務効率重視フローによる受注データのため、インボイスデータDB106hに登録されるインボイスデータも業務効率重視フローによるデータとなる。
図12Aは、第1売上入力画面36の一例の模式図である。
インボイスデータが入力されると、第1売上入力画面表示部102h、整合性確認結果表示部102i、および売上出力部102jが、業務効率重視フローにおける売上入力工程を実行する。第1売上入力画面表示部102hは、第1売上入力画面36をモニタ114へ表示する。第1売上入力画面36は、業務効率重視フローにおいて、売上データの入力を受付けるための画面である。
第1売上入力画面表示部102hは、受注データDB106bに登録されている1または複数の受注データの内、受注データに含まれる項目「業務フロー」が業務効率重視フローである受注データに含まれる情報を第1売上入力画面36へ表示する。このため、第1売上入力画面36には業務効率重視フローに関する明細が表示され(表示欄36A参照)、業務効率重視フローに関する明細は表示されない。また、第1売上入力画面36には、受注入力画面30を介して入力された該受注データに含まれる外貨売上金額「$280.00」が表示される。
ユーザは、業務効率重視フローにおいて入力された受注データを参照しながら入力装置112を操作することで、売上データを入力する。ユーザは、外貨売上金額の表示欄に、正式に確定した外貨売上金額を入力する。図12Aには、ユーザによる入力装置112の操作指示によって、表示されていた外貨売上金額「$280.00」が「$300.00」に変更された状態を一例として示す(表示欄36B参照)。売上データの入力によって、請求先に対してのレートおよび邦貨売上金額が確定する。ユーザがこれらの売上データを入力後、登録ボタン36Cを操作した場面を想定する。
整合性確認結果表示部102iは、売上データとインボイスデータとの整合性を確認する。
業務効率重視フローでは、インボイスデータの入力および出力のタイミングは、出荷入力工程の前、出荷入力工程の後、および出荷入力工程の前後の双方、の何れであってもよい。このため、業務効率重視フローでは、ユーザの任意のタイミングでインボイスデータの入力および出力(帳票出力)が可能である。一方、業務効率重視フローでは、実際の業務により発生した実績である売上データと、インボイスデータと、の整合性が取れない場合がある。このため、整合性確認結果表示部102iは、業務効率重視フローにおける最終工程である売上入力工程による売上計上時に、売上データとインボイスデータとの整合性を確認する。
詳細には、整合性確認結果表示部102iは、第1売上入力画面36の登録ボタン36Cが操作されると、入力されたインボイスデータによって表される外貨売上金額であるインボイス計上と、第1売上入力画面36を介して入力された売上データによって表される外貨売上金額である売上計上と、が一致するか否かを確認する。そして、整合性確認結果表示部102iは、確認結果をモニタ114へ表示する。
図12Bは、インボイス計上伝票整合性チェック画面38の一例の模式図である。整合性確認結果表示部102iは、確認結果を含むインボイス計上伝票整合性チェック画面38をモニタ114へ表示する。インボイス計上伝票整合性チェック画面38は、登録ボタン38Bおよびキャンセルボタン38Cを含む。登録ボタン38Bは、売上データの登録を指示するときにユーザによって操作されるボタンである。キャンセルボタン38Cは、第1売上入力画面36へ戻るときにユーザによって操作されるボタンである。
図12Bに示すように、仮のインボイスデータであるインボイス分類「1:Profoma Invoice」によって表されるインボイス計上が「$280.00」であり、売上計上が「$300.00」であった場合を想定する。この場合、インボイス計上から売上計上を減算した値は「$-20.00」である。この場合、例えば、整合性確認結果表示部102iは、該インボイス分類の該インボイス番号に対応する外貨金額差異として「$-20.00」をインボイス計上伝票整合性チェック画面38に表示する(表示欄38A参照)。この表示処理によって、整合性確認結果表示部102iは、確認結果を表示する。
また、図12Bに示すように、正式なインボイスデータであるインボイス分類「2:Commercial Invoice」によって表されるインボイス計上が「$300.00」であり、売上計上が「$300.00」であった場合を想定する。この場合、インボイス計上から売上計上を減算した値は「$0.00」である。この場合、例えば、整合性確認結果表示部102iは、該インボイス分類の該インボイス番号に対応する外貨金額差異として「$0.00」をインボイス計上伝票整合性チェック画面38に表示する(表示欄38A参照)。この表示処理によって、整合性確認結果表示部102iは、確認結果を表示する。
インボイス計上と売上計上との差がゼロである場合、これらの整合性がとれているといえる。図12Bに示す例では、仮のインボイスデータであるインボイス分類「1:Profoma Invoice」によって表されるインボイス計上と売上計上とは不一致であり整合性がとれていない。一方、正式なインボイスデータであるインボイス分類「2:Commercial Invoice」によって表されるインボイス計上と売上計上とは一致し整合性がとれている。
このため、ユーザは、図12Bに示す確認結果を視認することで、仮のインボイスデータであるインボイス分類「1:Profoma Invoice」、および正式なインボイスデータであるインボイス分類「2:Commercial Invoice」、の各々について、インボイス計上と売上計上との整合性を容易に確認することができる。
図12Bに示す例の場合、ユーザによって登録ボタン38Bが操作されると、売上出力部102jは、第1売上入力画面36介して入力された売上データを、売上データDB106kへ登録する。すなわち、売上出力部102jは、整合性確認結果表示部102iによって整合性が取れていることが確認された売上データを売上データDB106kへ登録する。また、売上出力部102jは、正式なインボイスデータであるインボイス分類「2:Commercial Invoice」に対応するインボイス計上と売上計上との整合性が取れている場合、第1売上入力画面36介して入力された売上データを、売上データDB106kへ登録する。
図12Cおよび図12Dは、売上データDB106kのデータ構成の一例の模式図である。図12Cは、売上ヘッダデータ106mのデータ構成の一例を示す模式図である。図12Dは、売上明細データ106nのデータ構成の一例を示す模式図である。図12Cおよび図12Dには、図12Aに示す第1売上入力画面36を介して入力された売上データであって、整合性を有する売上データが売上データDB106kに登録された状態を示す。
売上出力部102jは、第1売上入力画面36を介して入力を受付けたデータを売上データとして作成し、売上データDB106kへ登録する。インボイスデータの参照元の受注データが、項目「業務フロー」として業務効率重視フローを表す「業務効率重視」を含むため、売上データDB106kに登録される売上データは、図12Cおよび図12Dに示すように、業務効率重視フローにより入力された売上データとなる。
上述したように、売上出力部102jは、整合性確認結果表示部102iによって整合性が取れていることが確認された売上データを売上データDB106kへ登録する。売上出力部102jは、整合性確認結果表示部102iによって整合性がとれていないことを表す確認結果が導出された場合には、ユーザによる操作指示によって登録ボタン38Bが操作された場合であっても、売上データの登録を行わない構成であってもよい。
図13Aは、インボイス計上との整合性を有さない売上計上の売上データが入力された状態の第1売上入力画面36の一例を示す模式図である。例えば、第1売上入力画面表示部102hが、受注入力画面30を介して入力された受注データに含まれる外貨売上金額「$280.00」を表示した場面を想定する(表示欄36B参照)。そして、ユーザが、売上データとして該外貨売上金額を「$280.00」から「$300.00」に変更せず、「$280.00」としたままで登録ボタン36Cを操作した場面を想定する。また、対応する正式なインボイスデータに含まれるインボイス計上が「$300.00」であった場合を想定する。
第1売上入力画面36の登録ボタン36Cが操作されると、整合性確認結果表示部102iは、インボイス計上と、第1売上入力画面36を介して入力された売上データによって表される外貨売上金額である売上計上と、が一致するか否かを確認する。そして、整合性確認結果表示部102iは、確認結果をモニタ114へ表示する。
図13Bは、インボイス計上伝票整合性チェック画面38の一例の模式図である。整合性確認結果表示部102iは、確認結果を含むインボイス計上伝票整合性チェック画面38をモニタ114へ表示する。
図13Bに示すように、仮のインボイスデータであるインボイス分類「1:Profoma Invoice」によって表されるインボイス計上が「$280.00」であり、売上計上が「$280.00」であった場合を想定する。この場合、インボイス計上から売上計上を減算した値は「$0.00」である。この場合、整合性確認結果表示部102iは、該インボイス分類の該インボイス番号に対応する外貨金額差異として「$0.00」をインボイス計上伝票整合性チェック画面38に表示する(表示欄38A参照)。
また、図13Bに示すように、正式なインボイスデータであるインボイス分類「2:Commercial Invoice」によって表されるインボイス計上が「$300.00」であり、売上計上が「$280.00」であった場合を想定する。この場合、インボイス計上から売上計上を減算した値が「$20.00」である。この場合、整合性確認結果表示部102iは、該インボイス分類の該インボイス番号に対応する外貨金額差異として「$20.00」をインボイス計上伝票整合性チェック画面38に表示する(表示欄38A参照)。これらの表示処理によって、整合性確認結果表示部102iは、確認結果を表示する。
インボイス計上と売上計上との差がゼロである場合、これらの整合性がとれているといえる。図13Bに示す例では、仮のインボイスデータであるインボイス分類「1:Profoma Invoice」によって表されるインボイス計上と売上計上とは一致し整合性がとれている。一方、正式なインボイスデータであるインボイス分類「2:Commercial Invoice」によって表されるインボイス計上と売上計上とは不一致であり整合性がとれていない。
このため、図13Bに示す例の場合、ユーザによって登録ボタン38Bが操作された場合、売上出力部102jは、第1売上入力画面36介して入力された売上データの売上データDB106kへの登録を行わない。例えば、売上出力部102jは、正式なインボイス計上と売上計上とが不一致であるため登録不可であることを表すエラーメッセージを表示する。
ユーザは、インボイス計上伝票整合性チェック画面38を視認することで、インボイス計上伝票整合性チェック画面38に含まれるインボイス計上と売上計上とが不一致であるか否かを判断することができる。不一致である場合、ユーザは、キャンセルボタン38Cを操作する。キャンセルボタン38Cが操作されると、第1売上入力画面表示部102hは、第1売上入力画面36を表示する(図13A参照)。このため、ユーザは、第1売上入力画面36を介して外貨売上金額の修正などを行うことができる。
次に、本実施形態の輸出取引管理装置100が実行する情報処理の流れの一例を説明する。
図14は、本実施形態の輸出取引管理装置100が実行する情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。
受注入力受付部102aは、受注入力画面20をモニタ114へ表示する(ステップS100)。受注入力受付部102aは、受注入力画面20を介して指定された業務フローが統制重視フローであるか業務効率重視フローであるかを判断する(ステップS102)。
統制重視フローであると判断した場合(ステップS102:Yes)、受注入力受付部102a、出荷入力受付部102b、第2インボイス入力画面表示部102c、および第2売上入力受付部102eが、統制重視フローに沿った処理を実行する(ステップS104)。そして、本ルーチンを終了する。
一方、業務効率重視フローであると判断した場合(ステップS102:No)、受注入力受付部102a、出荷入力受付部102b、第1インボイス入力画面表示部102f、第1インボイスデータ出力部102g、第1売上入力画面表示部102h、整合性確認結果表示部102i、および売上出力部102jが、業務効率重視フローに沿った処理を実行する(ステップS106)。そして、本ルーチンを終了する。
以上説明したように、本実施形態の輸出取引管理装置100は、制御部102を備え、輸出取引に関する業務を管理するための輸出取引管理装置である。制御部102は、受注入力受付部102aと、第1インボイス入力画面表示部102fと、第1インボイスデータ出力部102gと、を備える。受注入力受付部102aは、受注入力工程、出荷入力工程、インボイス入力工程、および売上入力工程、に関する業務をこの順に管理する業務フローである統制重視フローと、統制重視フローにおけるインボイス入力工程であるインボイス文書作成入力工程を、受注入力工程と出荷入力工程との間、および、出荷入力工程と売上入力工程との間、の少なくとも一方のタイミングで管理する業務フローである業務効率重視フローと、の何れかの業務フローの指定を、受注入力工程において受注データの入力を受付けるための受注入力画面30(受注入力画面20)を介して受け付ける。第1売上入力画面表示部102hは、業務フローとして業務効率重視フローの指定を受付けた場合、受注入力工程と出荷入力工程との間、および、出荷入力工程と売上入力工程との間、の少なくとも一方のタイミングで、インボイスデータの入力を受付けるための第1インボイス入力画面34を表示する。第1インボイスデータ出力部102gは、第1インボイス入力画面34を介して入力を受付けたインボイスデータを出力する。
従来の輸出取引に関するシステムでは、固定の業務フローを用いており、一部の工程順の異なる業務フローに対応することは困難であった。
詳細には、国内取引業務とは違い、輸出業務は、出荷業務とインボイス発行のタイミングおよび担当者が異なる場合があり、工程の順序もインボイス発行の後に出荷業務が行われる場合もある。しかし、ERPの特性上、システムフローの流れに沿って処理および帳票発行などの手順が必要となる。この為、従来技術では、実務運用上システム登録が必要ない運用の場合であっても、固定の処理の流れに従う必要があった。
一方、本実施形態の輸出取引管理装置100は、統制重視フローと、業務効率重視フローと、の何れかの業務フローの指定を受け付け、指定を受付けた業務フローに沿った処理を実行する。
従って、本実施形態の輸出取引管理装置100は、輸出取引に関する業務について、工程順の異なる業務フローに対応可能とすることができる。
また、本実施形態の輸出取引管理装置100は、ユーザによる指定に応じた業務フローを実行するため、ユーザが統制を重視するか、業務効率を重視するか、等によって、所望の流れの業務フローを選択することが可能となる。
また、本実施形態の輸出取引管理装置100では、ユーザは、統制重視フローおよび業務効率重視フローの2つの業務フローを選択することができる。このため、本実施形態の輸出取引管理装置100は、複数事業を行う企業に対して、事業別や部門別で業務フローを別けることが可能になる。
また、ユーザが最適な業務フローを選択することで、業務効率の向上を図ることができる。
例えば、統制重視フローでは、インボイス入力工程により数量や金額などの取引にかかわる情報を確定させることができるため、売上入力工程においてインボイス計上と売上計上とを一括して一致させることが可能となる。
また、業務効率重視フローでは、出荷業務のタイミングに依存せず、ユーザの任意のタイミングでインボイス文書作成入力工程を実行することができる。また、本実施形態の輸出取引管理装置100では、業務効率重視フローの売上入力工程において、整合性確認結果表示部102iが売上データによる売上計上とインボイスデータによるインボイス計上との整合性を確認し、確認結果を表示する。このため、本実施形態の輸出取引管理装置100は、業務効率重視フローの最終工程である売上入力工程において整合性を確認することで、売上計上とインボイス計上とに差異が発生することを抑制することができる。
[2.国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)への貢献]
本実施形態により、業務効率化や企業の適切な経営判断を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標8及び9に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、廃棄ロス削減や、ペーパレス・電子化を推進することに寄与することができるので、SDGsの目標12、13及び15に貢献することが可能となる。
また、本実施形態により、統制、ガバナンス強化に寄与することができるので、SDGsの目標16に貢献することが可能となる。
[3.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、輸出取引管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、輸出取引管理装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて輸出取引管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、輸出取引管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、およびBlu-ray(登録商標)Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものも含む。なお、本実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、輸出取引管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、輸出取引管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
100 輸出取引管理装置
102 制御部
102a 受注入力受付部
102c 第2インボイス入力画面表示部
102f 第1インボイス入力画面表示部
102g 第1インボイスデータ出力部
102h 第1売上入力画面表示部
102i 整合性確認結果表示部

Claims (7)

  1. 制御部を備え、輸出取引に関する業務を管理するための輸出取引管理装置であって、
    前記制御部は、
    受注入力工程、出荷入力工程、インボイス入力工程、および売上入力工程、に関する業務をこの順に管理する業務フローである統制重視フローと、
    前記統制重視フローにおける前記インボイス入力工程であるインボイス文書作成入力工程を、前記受注入力工程と前記出荷入力工程との間、および、前記出荷入力工程と前記売上入力工程との間、の少なくとも一方のタイミングで管理する業務フローである業務効率重視フローと、
    の何れかの前記業務フローの指定を、前記受注入力工程において受注データの入力を受付けるための受注入力画面を介して受け付ける受注入力受付部と、
    前記業務フローとして前記業務効率重視フローの指定を受付けた場合、前記受注入力工程と前記出荷入力工程との間、および、前記出荷入力工程と前記売上入力工程との間、の少なくとも一方のタイミングで、インボイスデータの入力を受付けるための第1インボイス入力画面を表示する第1インボイス入力画面表示部と、
    前記第1インボイス入力画面を介して入力を受付けた前記インボイスデータを出力する第1インボイスデータ出力部と、
    を備える輸出取引管理装置。
  2. 前記業務フローとして前記業務効率重視フローの指定を受付けた場合、前記売上入力工程において売上データの入力を受付けるための第1売上入力画面を表示する第1売上入力画面表示部と、
    前記第1売上入力画面を介して入力を受付けた前記売上データと、前記第1インボイスデータ出力部によって出力された前記インボイスデータと、の整合性を確認した確認結果を表示する整合性確認結果表示部と、
    を備える請求項1に記載の輸出取引管理装置。
  3. 前記受注データは、指定を受けつけた前記業務フローを表す項目を含む、
    請求項1に記載の輸出取引管理装置。
  4. 前記第1インボイス入力画面表示部は、
    1または複数の前記受注データの内、前記項目によって表される前記業務フローが前記業務効率重視フローである前記受注データを前記第1インボイス入力画面に表示する、
    請求項3に記載の輸出取引管理装置。
  5. 前記業務フローとして前記統制重視フローの指定を受付けた場合、前記出荷入力工程と前記売上入力工程との間のタイミングで、前記インボイスデータの入力を受付けるための第2インボイス入力画面を表示する第2インボイス入力画面表示部を備え、
    前記第2インボイス入力画面表示部は、
    1または複数の前記受注データの内、前記項目によって表される前記業務フローが前記統制重視フローである前記受注データを第2インボイス入力画面に表示する、
    請求項3に記載の輸出取引管理装置。
  6. 制御部を備え、輸出取引に関する業務を管理するための輸出取引管理装置で実行される輸出取引管理方法であって、
    前記制御部で実行される、
    受注入力工程、出荷入力工程、インボイス入力工程、および売上入力工程、に関する業務をこの順に管理する業務フローである統制重視フローと、
    前記統制重視フローにおける前記インボイス入力工程であるインボイス文書作成入力工程を、前記受注入力工程と前記出荷入力工程との間、および、前記出荷入力工程と前記売上入力工程との間、の少なくとも一方のタイミングで管理する業務フローである業務効率重視フローと、
    の何れかの前記業務フローの指定を、前記受注入力工程において受注データの入力を受付けるための受注入力画面を介して受け付けるステップと、
    前記業務フローとして前記業務効率重視フローの指定を受付けた場合、前記受注入力工程と前記出荷入力工程との間、および、前記出荷入力工程と前記売上入力工程との間、の少なくとも一方のタイミングで、インボイスデータの入力を受付けるための第1インボイス入力画面を表示するステップと、
    前記第1インボイス入力画面を介して入力を受付けた前記インボイスデータを出力するステップと、
    を含む輸出取引管理方法。
  7. 制御部を備え、輸出取引に関する業務を管理するための輸出取引管理装置で実行される輸出取引管理プログラムであって、
    前記制御部で実行される、
    受注入力工程、出荷入力工程、インボイス入力工程、および売上入力工程、に関する業務をこの順に管理する業務フローである統制重視フローと、
    前記統制重視フローにおける前記インボイス入力工程であるインボイス文書作成入力工程を、前記受注入力工程と前記出荷入力工程との間、および、前記出荷入力工程と前記売上入力工程との間、の少なくとも一方のタイミングで管理する業務フローである業務効率重視フローと、
    の何れかの前記業務フローの指定を、前記受注入力工程において受注データの入力を受付けるための受注入力画面を介して受け付けるステップと、
    前記業務フローとして前記業務効率重視フローの指定を受付けた場合、前記受注入力工程と前記出荷入力工程との間、および、前記出荷入力工程と前記売上入力工程との間、の少なくとも一方のタイミングで、インボイスデータの入力を受付けるための第1インボイス入力画面を表示するステップと、
    前記第1インボイス入力画面を介して入力を受付けた前記インボイスデータを出力するステップと、
    を含む輸出取引管理プログラム。
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