JP2024042909A - 発光モジュール、配線基板の製造方法、及び、発光モジュールの製造方法 - Google Patents

発光モジュール、配線基板の製造方法、及び、発光モジュールの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 固定の安定性を向上させた発光モジュールを提供する。【解決手段】 それぞれが、複数の発光素子と、複数の発光素子が配置される上面と配線領域が設けられる下面とを有するパッケージと、を有する、1または複数の発光装置と、金属部と、電極部と、金属部と電極部を絶縁する絶縁部と、を有し、1または複数の第1貫通孔が設けられ、1または複数の発光装置が実装される実装面を有する配線基板と、を備え、実装面は、金属部、電極部、及び、絶縁部のうち、金属部が最上面となる第1領域と、電極部が最上面となる第2領域と、絶縁部が最上面となる第3領域とを有し、実装面において、絶縁部の第3領域によって第1領域と第2領域とが離隔され、実装面において、金属部により1または複数の第1貫通孔のそれぞれの境界が画定され、1または複数の発光装置の配線領域が配線基板の電極部に接合される、発光モジュール。【選択図】 図9B

Description

本発明は、発光モジュール、配線基板の製造方法、及び、発光モジュールの製造方法に関する。
特許文献1には、貫通孔が形成された実装基板上に発光装置が実装された発光モジュールが開示されている。実装基板には、発光装置に電力を供給するため、発光装置との電気的な接続を図る接続パターンが設けられている。また、実装基板に形成された貫通孔は、他の部材に固定するときのねじ留めに利用され得ることも開示されている。
特開2020-95939
配線基板が他の部材に固定されることを考えると、固定された状態の安定性あるいは安全性に関し、配線基板には改善の余地がある。
実施形態に開示される発光モジュールは、それぞれが、複数の発光素子と、複数の発光素子が配置される上面と配線領域が設けられる下面とを有するパッケージと、を有する、1または複数の発光装置と、金属部と、電極部と、前記金属部と前記電極部を絶縁する絶縁部と、を有し、1または複数の第1貫通孔が設けられ、前記1または複数の発光装置が実装される実装面を有する配線基板と、を備え、前記実装面は、前記金属部、前記電極部、及び、前記絶縁部のうち、前記金属部が最上面となる第1領域と、前記電極部が最上面となる第2領域と、前記絶縁部が最上面となる第3領域とを有し、前記実装面において、前記絶縁部の第3領域によって前記第1領域と前記第2領域とが離隔され、前記実装面において、前記金属部により前記1または複数の第1貫通孔のそれぞれの境界が画定され、前記1または複数の発光装置の前記配線領域が前記配線基板の前記電極部に接合される。
実施形態に開示される配線基板の製造方法は、第1面を有する第1部分と、前記第1面よりも低い位置にある第2面を有する第2部分とを有し、上面視で前記第1面によって境界が画定される貫通孔が設けられた金属部材を用意する工程と、前記第2面の上に第1絶縁部材及び電極部材を設ける工程と、互いに離隔する前記金属部材及び前記電極部材の間に第2絶縁部材を設ける工程と、を含む。
実施形態に開示される発光モジュールの製造方法は、実施形態に開示される配線基板を用意する工程と、複数の発光素子と、複数の発光素子が配置される上面と配線領域が設けられる下面とを有するパッケージと、を有する、発光装置を用意する工程と、前記配線領域を前記配線基板の前記電極部に接合して、前記発光装置を前記配線基板に実装する工程と、を含む。
実施形態によって開示される1または複数の発明の少なくとも一つにより、ねじ留め等による固定の安定性を向上させることができる。
図1は、実施形態に係る発光モジュール(ヒートシンクに固定されていない状態)の斜視図である。 図2は、実施形態に係る発光モジュールの上面図である。 図3は、図1の発光モジュール(ヒートシンクに固定されていない状態)の上面図である。 図4は、実施形態に係る発光装置の上面図である。 図5は、実施形態に係る発光装置の内部構造を説明するための上面図である。 図6は、実施形態に係る発光装置の下面図である。 図7Aは、各実施形態に係る配線基板の製造方法における一工程を説明するための上面図である。 図7Bは、図7AのVIIB-VIIB断面線における断面図である。 図7Cは、図7AのVIIC-VIIC断面線における断面図である。 図7Dは、図7AのVIID-VIID断面線における断面図である。 図8Aは、各実施形態に係る配線基板の製造方法における他の一工程を説明するための上面図である。 図8Bは、図8AのVIIIB-VIIIB断面線における断面図である。 図8Cは、図8AのVIIIC-VIIIC断面線における断面図である。 図8Dは、図8AのVIIID-VIIID断面線における断面図である。 図9Aは、各実施形態に係る配線基板の製造方法における他の一工程を説明するための上面図である。 図9Bは、図9AのIXB-IXB断面線における断面図である。 図9Cは、図9AのIXC-IXC断面線における断面図である。 図9Dは、図9AのIXD-IXD断面線における断面図である。
本明細書または特許請求の範囲において、三角形や四角形などの多角形に関しては、多角形の隅に角丸め、面取り、角取り、丸取り等の加工が施された形状も含めて、多角形と呼ぶものとする。また、隅(辺の端)に限らず、辺の中間部分に加工が施された形状も同様に、多角形と呼ぶものとする。つまり、多角形をベースに残しつつ、部分的な加工が施された形状は、本明細書及び特許請求の範囲で記載される“多角形”の解釈に含まれるものとする。
また、多角形に限らず、台形や円形や凹凸など、特定の形状を表す言葉についても同様である。また、その形状を形成する各辺を扱う場合も同様である。つまり、ある辺において、隅や中間部分に加工が施されていたとしても、“辺”の解釈には加工された部分も含まれる。なお、部分的な加工のない“多角形”や“辺”を、加工された形状と区別する場合は“厳密な”を付して、例えば、“厳密な四角形”などと記載するものとする。
また、本明細書または特許請求の範囲において、上下、左右、表裏、前後、手前と奥などの記載は、相対的な位置、向き、方向などの関係を述べるに過ぎず、使用時における関係と一致していなくてもよい。
また、図面においてX方向、Y方向、及び、Z方向などの方向を、矢印を用いて示すことがある。この矢印の方向は、同じ実施形態に係る複数の図面間で整合が取られている。
また、本明細書において、例えば構成要素などを説明するときに「部材」や「部」と記載することがある。「部材」は、物理的に単体で扱う対象を指すものとする。物理的に単体で扱う対象とは、製造の工程で一つの部品として扱われる対象ということもできる。一方で、「部」は、物理的に単体で扱われなくてもよい対象を指すものとする。例えば、1つの部材の一部を部分的に捉えるときや、複数の部材をまとめて一つの対象として捉えるときなどに「部」が用いられる。
なお、上述の「部材」と「部」の書き分けは、均等論の解釈において権利範囲を意識的に限定するという意思を示すものではない。つまり、特許請求の範囲において「部材」と記載された構成要素があったとしても、そのことのみを以って、この構成要素を物理的に単体で扱うことが本発明の適用に必要不可欠であると出願人が認識しているわけではない。
また、本明細書または特許請求の範囲において、ある構成要素が複数あり、それぞれを区別して表現する場合に、その構成要素の頭に“第1”、“第2”と付記して区別することがある。また、本明細書と特許請求の範囲とで区別する対象が異なる場合があり得る。そのため、特許請求の範囲において本明細書と同一の付記がされた構成要素が記載されていても、この構成要素によって特定される対象が、本明細書と特許請求の範囲との間で一致しないことがあり得る。
例えば、本明細書において“第1”、“第2”、“第3”と付記されて区別される構成要素があり、本明細書において“第1”及び“第3”が付記された構成要素を特許請求の範囲に記載する場合に、見易さの観点から特許請求の範囲においては“第1”、“第2”と付記して構成要素を区別することがある。この場合、特許請求の範囲において“第1”、“第2”と付記された構成要素はそれぞれ、本明細書において“第1”“第3”と付記された構成要素を指すことになる。なお、このルールの適用対象は構成要素に限らず、その他の対象に対しても、合理的かつ柔軟に適用される。
以下に、本発明を実施するための形態を説明する。またさらに、図面を参照しながら、本発明を実施するための具体的な形態を説明する。なお、本発明を実施するための形態は、この具体的な形態に限定されない。つまり、図示される実施形態は、本発明が実現される唯一の形態ではない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、理解の便宜を図るために誇張していることがある。
<実施形態>
実施形態に係る発光モジュール1を説明する。図1乃至図9Dは、発光モジュール1の例示的な一形態を説明するための図面である。図1は、ヒートシンク500に固定されていない状態の発光モジュール1の斜視図である。図2は、ヒートシンク500に固定された状態の発光モジュール1の上面図である。図3は、図1と同じ状態の発光モジュール1の上面図である。図4は、発光装置100の上面図である。図5は、発光装置100の内部構造を説明するための上面図である。図6は、発光装置100の下面図である。図7Aから図9Dまでの図面は、配線基板200の製造方法を説明するための図である。なお、図9Aは、配線基板200の上面図でもある。
発光モジュール1は、複数の構成要素を備えている。発光モジュール1が備える複数の構成要素は、1または複数の発光装置100、配線基板200、コネクタ300、サーミスタ400、ヒートシンク500、及び、固定部材600を含む。なお、発光モジュール1は、この他にも構成要素を備えていてよい。例えば、発光モジュール1は、発光装置100とは異なる発光装置を備えていてもよい。また、発光モジュール1は、ここで挙げた複数の構成要素の一部を備えていなくてもよい。
まず、各構成要素について説明する。
(発光装置100)
発光装置100は、複数の構成要素を備えている。発光装置100が備える複数の構成要素は、パッケージ11、1または複数の発光素子12、複数の配線13、1または複数の反射部材14、及び、レンズ部材15を含む。パッケージ11は、基体11Aと、蓋部材11Nとを含む。なお、発光装置100は、この他にも構成要素を備えていてよい。例えば、発光装置100は、1または複数の発光素子12とは別に、さらに発光素子を備えてもよい。また、発光装置100は、ここで挙げた複数の構成要素の一部を備えていなくてもよい。
(パッケージ11)
パッケージ11は、上面11E及び下面11Cを有する。また、パッケージ11は、上面11O、及び、1または複数の外側面を有する。以降の説明では、上面11Oとの区別を容易にするため、上面11Eを実装面11Eと呼び、他の上面と区別する。
上面視で、パッケージ11の外縁形状は矩形である。この矩形は、長辺と短辺を有する矩形とすることができる。図示されるパッケージ11において、この矩形の長辺方向はX方向と同じ方向であり、短辺方向はY方向と同じ方向である。なお、上面視で、パッケージ11の外縁形状は矩形でなくてもよい。
パッケージ11は、配線領域11Hを有する。配線領域11Hは、下面11Cに設けられる。配線領域11Hには、1または複数の配線パターン11Jが設けられる。また、パッケージ11は、配線領域11Iを有する。配線領域11Iには、1または複数の配線パターン11Jが設けられる。配線領域11Hに設けられた配線パターン11Jと配線領域11Iに設けられた配線パターン11Jとは電気的に接続する。以降の説明では、配線領域11Hを第1配線領域11H、配線領域11Iを第2配線領域11Iと呼び、これらを区別する。
パッケージ11は、放熱領域11Kを有する。放熱領域11Kは、下面11Cに設けられる。第1配線領域11Hは、放熱領域11Kを挟む2つの領域に分けて捉えることができる。これら2つの領域のそれぞれに、1または複数の配線パターン11Jが設けられる。放熱領域11Kは、これら2つの領域を通過する仮想的な直線が通過する位置に配置される。
パッケージ11は、基体11Aと、蓋部材11Nとを含む。蓋部材11Nは、基体11Aに接合される。基体11Aには、パッケージ11の実装面11E及び下面11Cが含まれる。蓋部材11Nには、パッケージ11の上面11Oが含まれる。基体11Aの外側面11Dは、パッケージ11の外側面となる。蓋部材11Nの外側面は、パッケージ11の外側面となる。
パッケージ11には、他の構成要素が配置される内部空間が形成される。第2配線領域11Iは、内部空間を画定する領域の一部となり得る。
基体11Aは、上面11B、下面11C、実装面11E、及び、1または複数の外側面11Dを有する。上面視で、基体11Aの外縁形状は矩形である。この矩形は、長辺と短辺を有する矩形とすることができる。図示される基体11Aにおいて、この矩形の長辺方向はX方向と同じ方向であり、短辺方向はY方向と同じ方向である。なお、上面視で、基体11Aの外縁形状は矩形でなくてもよい。
基体11Aにおいて、凹形状が形成されている。上面11Bから、上面11Bよりも下方に窪んだ凹形状が形成される。基体11Aの凹形状によって窪みが画定される。この窪みは、上面視で上面11Bに囲まれる。
上面11Bの内縁は、窪みの外縁を画定する。つまり、上面11Bの内縁形状と窪みの外縁形状とは一致する。上面視で、窪みの外縁形状は矩形である。この矩形は、長辺と短辺を有する矩形とすることができる。図示される基体11Aにおいて、この矩形の長辺方向はX方向と同じ方向であり、短辺方向はY方向と同じ方向である。なお、この窪みの外縁形状は矩形でなくてもよい。
基体11Aは、1または複数の内側面11Fを有する。実装面11Eは、上面11Bよりも下方に、かつ、下面11Cよりも上方に位置する。実装面11Eは、X方向の幅の方が、Y方向の幅よりも大きい形状の平面である。
1または複数の内側面11Fは、実装面11Eよりも上方に位置する。1または複数の内側面11Fは、上面11Bと交わる。実装面11E及び1または複数の内側面11Fは、基体11Aの窪みを画定する複数の面に含まれる。1または複数の内側面11Fは、実装面11Eに対して垂直に設けられる。ここでの垂直は、±3度の差を許容する。なお、内側面11Fは、実装面11Eに対して垂直でなくてもよい。
基体11Aは、1または複数の段差部11Gを有する。段差部11Gは、上面、及び、上面と交わり上面から下方に延びる内側面、を有する。段差部11Gの上面は、内側面11Fと交わる。段差部11Gの内側面は、実装面11Eと交わる。
段差部11Gは、上面視で、内側面11Fの一部または全部に沿って形成される。1または複数の段差部11Gは、上面視で、上面11Bの内側に形成される。1または複数の段差部11Gは、上面視で、1または複数の内側面11Fの内側に形成される。
基体11Aは、複数の段差部11Gを有し得る。複数の段差部11Gは、上面視で、内側面11Fに沿って形成される。複数の段差部11Gには、上面視で、内側面11Fの全長に渡って、内側面11Fに沿って形成される段差部11Gが含まれる。
複数の段差部11Gには、上面視で、第1内側面11Fに沿って形成される段差部11G(以下、第1段差部と呼ぶ。)と、第2内側面11Fに沿って形成される段差部11G(以下、第2段差部と呼ぶ。)と、が含まれる。第1内側面11Fと第2内側面11Fは、互いに対向し、上面視でY方向に延びる側面である。
第2配線領域11Iは、段差部11Gの上面に設けられる。第2配線領域11Iは、第1段差部11Gに設けられる領域と、第2段差部11Gに設けられる領域に分割することができる。分割したそれぞれの領域に1または複数の配線パターン11Jが設けられる。段差部11Gの上面に設けられた配線パターン11Jは、基体11Aの内部を通る配線を経由して、基体11Aの下面11Cに設けられた配線パターン11Jと電気的に接続する。
基体11Aは、枠部材11Lと底部材11Mとを含んで構成され得る。枠部材11Lには、基体11Aの上面11B、1または複数の外側面11D、1または複数の内側面11F、及び、1または複数の段差部11Gが含まれる。底部材11Mには、実装面11Eが含まれる。
枠部材11Lの下面は、基体11Aの下面11Cの一部の領域を構成し、底部材11Mの下面は、基体11Aの下面11Cの残りの領域を構成し得る。枠部材11Lの下面に、第1配線領域11Hが設けられ、底部材11Mの下面に、放熱領域11Kが設けられる。底部材11Mの下面全域が放熱領域11Kとなり得る。
枠部材11Lは、セラミックを主材料に用いて形成することができる。底部材11Mは、金属あるいは金属を含む複合物を主材料に用いて形成することができる。セラミックとしては、例えば、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、酸化アルミニウム、炭化ケイ素などが挙げられる。金属としては、例えば、銅、アルミニウム、鉄,銅モリブデン、銅タングステンなどが挙げられる。あるいは、金属を含む複合物として、銅-ダイヤモンド複合材料などを用いることができる。
ここで、主材料とは、対象となる形成物において、質量または体積が最も多くの割合を占める材料をいうものとする。なお、一つの材料から対象となる形成物が形成される場合には、その材料が主材料である。つまり、ある材料が主材料であるとは、その材料の占める割合が100%となり得ることを含む。
蓋部材11Nは、上面11Oと、下面と、を有し、直方体の平板形状で構成される。なお、直方体でなくてもよい。蓋部材11Nの下面が、基体11Aの上面11Bと接合することで、パッケージ11の内部空間が形成される。この内部空間は、真空或いは気密状態で封止された封止空間とされ得る。
蓋部材11Nは、光を透過する透光性を有する。ここで、透光性とは、光に対する透過率が80%以上であることとする。なお、全ての波長の光に対して80%以上の透過率を有していなくてもよい。蓋部材11Nは、一部に非透光性の領域(透光性を有していない領域)を有していてもよい。
蓋部材11Nは、ガラスを主材料に用いて形成される。蓋部材11Nを形成する主材料は、高い透光性を有する材料である。蓋部材11Nは、ガラスに限らず、例えば、サファイアを主材料に用いて形成してもよい。
(発光素子12)
発光素子12は、光を出射する光出射面を有する。発光素子12は、上面、下面、複数の側面を有する。発光素子12の側面が、光出射面となる。発光素子12は、1または複数の光出射面を有する。
発光素子12の上面の形状は、長辺と短辺を有する矩形である。なお、発光素子12の上面の形状は、矩形でなくてもよい。発光素子12には、半導体レーザ素子を採用することができる。なお、発光素子12には、半導体レーザ素子に限らず、発光ダイオードなどを採用してもよい。
発光素子12には、例えば、青色の光を出射する発光素子、緑色の光を出射する発光素子、または、赤色の光を出射する発光素子を採用することができる。なお、発光素子12に、その他の色の光を出射する発光素子を採用してもよい。
ここで、青色の光は、その発光ピーク波長が420nm~494nmの範囲内にある光をいうものとする。緑色の光は、その発光ピーク波長が495nm~570nmの範囲内にある光をいうものとする。赤色の光は、その発光ピーク波長が605nm~750nmの範囲内にある光をいうものとする。
(配線13)
配線13は、両端を接合部とする線状の形状を有する導電体から構成される。言い換えると、配線13は、線状部分の両端に、他の構成要素と接合する接合部を有する。配線13は、2つの構成要素間の電気的な接続に用いられる。配線13としては、例えば、金属のワイヤを用いることができる。金属の例は、金、アルミニウム、銀、銅などを含む。
(反射部材14)
反射部材14は、下面と、光を反射する光反射面とを有する。また、光反射面は、下面に対して傾斜している。つまり、光反射面は、下面からみた配置関係が垂直でも平行でもない。光反射面の下端と上端を結ぶ直線が、反射部材14の下面に対して傾斜している。下面に対する光反射面の角度、あるいは、下面に対する光反射面の下端と上端を結ぶ直線の角度を、光反射面の傾斜角と呼ぶものとする。
図示される反射部材14において、光反射面は、平面であり、かつ、反射部材14の下面に対して45度の傾斜角を成す。なお、光反射面は平面でなくてもよく、例えば曲面であってもよい。また、光反射面は、その傾斜角が45度でなくてもよい。
反射部材14は、主材料に、ガラスや金属などを用いることができる。主材料は熱に強い材料がよく、例えば、石英若しくはBK7(硼珪酸ガラス)等のガラス、アルミニウム等の金属を用いることができる。反射部材14は、Siを主材料に用いて形成することもできる。主材料が反射性材料であれば、主材料から光反射面を形成することができる。主材料とは別に光反射面を形成する場合、光反射面は、例えば、Ag、Al等の金属やTa/SiO、TiO/SiO、Nb/SiO等の誘電体多層膜を用いて形成することができる。
光反射面において、光反射面に照射される光のピーク波長に対する反射率が90%以上である。また、この反射率は95%以上であってもよい。また、この反射率を99%以上とすることもできる。光反射率は、100%以下あるいは100%未満である。
(レンズ部材15)
レンズ部材15は、上面と、下面と、側面と、を有する。レンズ部材15は、入射する光に対して集光、拡散、コリメートといった光学作用を与え、レンズ部材15からは、光学作用が与えられた光が出射される。
レンズ部材15は、1または複数のレンズ面を有する。1または複数のレンズ面は、レンズ部材15の上面側に設けられる。なお、レンズ部材15の下面側に設けられてもよい。レンズ部材15は、それぞれ平面である上面及び下面を有する。1または複数のレンズ面は、上面と交わる。1または複数のレンズ面は、上面視で上面に囲まれる。上面視で、レンズ部材15は、矩形の外形を有している。レンズ部材15の下面は矩形である。
レンズ部材15のうち、上面視で、1または複数のレンズ面と重なる部分をレンズ部とし、重ならない部分を非レンズ部とする。レンズ部材15において、上面視で上面と重なる部分は非レンズ部に含まれる。レンズ部を、上面を含む仮想的な平面で二分したときのレンズ面側をレンズ形状部、下面側を平板形状部として区別することもできる。レンズ部材15の下面は、レンズ部の下面及び非レンズ部の下面で構成される。
複数のレンズ面を有するレンズ部材15において、複数のレンズ面は一方向に連なって形成される。つまり、複数のレンズ面は、各レンズ面が連結し、かつ、同じ方向に並んで設けられる。レンズ部材15は、各レンズ面の頂点が仮想的な一本の直線上に位置するように形成される。この仮想直線は、X方向と同じ方向である。
ここで、上面視で、複数のレンズ面が並ぶ方向を連結方向というものとする。複数のレンズ面は、上面視で、連結方向の長さが、この方向に垂直な方向の長さよりも大きい。図示されるレンズ部材15において、連結方向は、X方向と同じ方向である。
レンズ部材15は透光性を有する。レンズ部材15は、レンズ部及び非レンズ部のいずれも透光性を有する。レンズ部材15は、例えば、BK7等のガラスを用いて形成することができる。
発光装置100において、1または複数の発光素子12がパッケージ11の実装面11Eに配置される。発光素子12は、サブマウントを介して実装面11Eに配置されてもよい。発光装置100は複数の発光素子12を備え、実装面11Eには、複数の発光素子12が配置され得る。複数の発光素子12は、実装面11Eに並べて配置される。図示される発光装置100では、複数の発光素子12がX方向に並べて配置されている。
発光素子12は、光出射面から側方に光を出射する。各発光素子12の光出射面から、同じ方向に光が出射される。ここでの同じ方向は、±10度の角度差を含む。図示される発光装置100では、複数の発光素子12のそれぞれが、光出射面からY方向に光を出射する。
発光装置100において、複数の配線13により、1または複数の発光素子12がパッケージ11と電気的に接続される。複数の配線13には、接合部の一端がパッケージ11と接合する配線13が存在する。複数の配線13には、接合部の一端が発光素子12と接合する配線13が存在する。
複数の配線13により、複数の発光素子12は、直列に電気接続される。1または複数の発光素子12は、パッケージ11の第2配線領域11Iと電気的に接続する。第1段差部11Gに設けられた第2配線領域11Iと、第2段差部11Gに設けられた第2配線領域11Iとの間に、1または複数の発光素子12を接続する電流経路が形成される。
パッケージ11の第1配線領域11Hは、1または複数の発光素子12を電気的に接続するための、一方の電極に係る領域と、他方の電極に係る領域とに分かれる。一方の電極に係る第1配線領域11Hを第1配線部、他方の電極に係る第1配線領域11Hを第2配線部と呼んで区別する。第1配線領域11Hには第1配線部と第2配線部とが含まれることになる。
発光装置100は、2以上7以下の数の発光素子12を備える。あるいは、発光装置100は、3以上6以下の数の発光素子12を備える。発光素子12の数が多い方が、1つの発光装置100から出射される光の出力が上がる。一方で、発光素子12の数は、配線基板200のX方向の大きさにも影響し、数が多すぎると配線基板200の反りが技術課題となる可能性がある。
発光装置100において、発光素子12から出射された光を反射する反射部材14が配置される。反射部材14は、実装面11Eに配置される。1または複数の発光素子12から出射された光は、1または複数の反射部材14の光反射面によって反射される。1つの反射部材14によって複数の発光素子12から出射された光を反射してもよいし、発光素子12と反射部材14を一対一で配置してもよい。
発光装置100において、パッケージ11の上にレンズ部材15が配置される。レンズ部材15は、パッケージ11と接合する。レンズ部材15が有する1つのレンズ面が、1つの発光素子12から出射された光に対応する。
(配線基板200)
配線基板200は、金属部21と、電極部22と、絶縁部23と、を有する。絶縁部23は、金属部21と電極部22を絶縁する。絶縁部23は、配線基板200において金属部21と電極部22との電気的な接続を絶縁するために設けられる。上面視で、配線基板200の外形は矩形である。この矩形は、長辺と短辺を有する矩形である。図示される配線基板200において、長辺方向とY方向は同じ方向で、短辺方向とX方向は同じ方向である。
配線基板200は、金属部材21Aと、電極部材22Aと、絶縁部材23Aと、を備える。また、配線基板200は、複数の絶縁部材23Aを備えてもよい。金属部材21Aは金属部21に含まれ、電極部材22Aは電極部22に含まれ、1または複数の絶縁部材23Aは絶縁部23に含まれる。図示される配線基板200は、第1絶縁部材23A1、第2絶縁部材23A2、及び、第3絶縁部材23A3を含む、複数の絶縁部材23Aを備えている。
配線基板200の厚み(Z方向の幅)は、0.5mm以上3.0mm以下である。また、好ましくは、配線基板200の厚み1.0mm以上2.0mm以下である。配線基板200の厚みが1mm以上であれば強度を向上させることができる。一方、厚みが2mm以下であれば薄くすることができる。
金属部材21Aは、主材料に、金属材料を用いることができる。例えば、Cu、Ag、Al、Ni、Rh、Au、Ti、Pt、Pd、Mo、Cr、W等の単体金属又はこれらの金属を含む合金を、金属部材21Aの主材料に用いることができる。金属部材21Aは、放熱性に優れた材料で形成されることが好ましい。金属部材21Aの主材料は、配線基板200を構成する部材の主材料の中で、最も熱伝導率の高い材料となり得る。Cuは、金属部材21Aの主材料の好適な一例といえる。金属部材21Aは、銅を95質量%以上含んで形成され得る。
電極部材22Aは、主材料に、金属材料を用いることができる。例えば、Cu、Ag、Al、Ni、Rh、Au、Ti、Pt、Pd、Mo、Cr、W等の単体金属又はこれらの金属を含む合金を、電極部材22Aの主材料に用いることができる。Cuは、電極部材22Aの主材料の好適な一例といえる。電極部材22Aは、銅を95質量%以上含んで形成され得る。
絶縁部材23Aは、絶縁材料で形成される。例えば、絶縁部材23Aは、主材料に、ポリイミドを用いることができる。また例えば、絶縁部材23Aは、主材料に、1枚もしくは複数枚のガラスクロスにエポキシ樹脂等の熱硬化性絶縁樹脂を含浸させ、この熱硬化性絶縁樹脂を硬化させたガラスエポキシや、液晶ポリマー等を用いることができる。
例えば、第1絶縁部材23A1には、フィルム状のポリイミドを採用することができ、第2絶縁部材23A2には、ソルダーレジスト等のレジストを採用することができ、第3絶縁部材23A3には、耐熱性の樹脂シート、UV硬化シート等のボンディングシートを採用することができる。
配線基板200はさらに、めっき層(金属層)を備えてよい。配線基板200の複数の領域に、それぞれめっき層が設けられ得る。例えば、配線基板200は、金属部21に含まれるめっき層と、電極部22に含まれるめっき層を備える。以降の説明で、これらのめっき層を区別して説明するときは、金属部21に含まれるめっき層を第1めっき層21B、電極部22に含まれるめっき層を第2めっき層22Bと呼ぶ。
配線基板200はさらに、金属層23Dを備えてよい。金属層23Dは、絶縁部23に含まれる。金属層23Dは、第1絶縁部材23A1と第3絶縁部材23A3の間に設けられる。第3絶縁部材23A3、金属層23D、第1絶縁部材23A1の順に積層構造となって、絶縁部23の一部を構成することができる。金属層23Dを有することで、放熱性を向上させることができる。
めっき層は、主材料に、金属材料を用いることができる。例えば、Au、Ag、Cu、Pt、Ni、Pd又は、これらの一種を含む合金を、めっき層の主材料に用いることができる。金属層23Dは、電極部材22Aと同じ材料を用いて形成することができる。
配線基板200は、実装面25を有する。また、配線基板200は、実装面25の反対側に下面21Nを有する。実装面25は、金属部21、電極部22、及び、絶縁部23の中で、金属部21が最上面となる領域(以下、第1領域と呼ぶ。)と、電極部22が最上面となる領域(以下、第2領域と呼ぶ。)と、絶縁部23が最上面となる領域(以下、第3領域と呼ぶ。)とを有する。実装面25において、第1領域と第2領域は、第3領域によって離隔される。
配線基板200の第1領域において金属部21が露出する。配線基板200の第2領域において電極部22が露出する。配線基板200の第3領域において絶縁部23が露出する。なお、配線基板200の実装面25は、部分的に、第1領域、第2領域、及び、第3領域のいずれも露出していない領域を有してもよい。例えば、金属部21、電極部22、及び、絶縁部23以外の構成要素が、実装面25に部分的に設けられていてもよい。
配線基板200には、1または複数の貫通孔24が設けられる。配線基板200には、1または複数の第1貫通孔24Aと、1または複数の第2貫通孔24Bとを含む、複数の貫通孔24が設けられ得る。図示される配線基板200には、複数の第1貫通孔24Aが設けられている。また、図示される配線基板200には、複数の第2貫通孔24Bが設けられている。
配線基板200において、1または複数の第1貫通孔24Aは、配線基板200を他の部材(構成要素)に固定するための貫通孔である。例えば、第1貫通孔24Aにねじを嵌め込み、他の部材に固定する。
配線基板200において、1または複数の第2貫通孔24Bは、配線基板200を他の部材に固定するときの位置を決めるための貫通孔である。第1貫通孔24Aと第2貫通孔24Bは、互いに異なる目的あるいは用途のために利用される貫通孔である。なお。それぞれの目的あるいは用途はこれに限らなくてよい。
上面視で、第1領域に囲まれるように各第1貫通孔24Aが形成される。実装面25において、金属部21により1または複数の第1貫通孔24Aのそれぞれの境界が画定される。上面視で、金属部21は第1貫通孔24Aを囲う。実装面25において第1貫通孔24Aが金属により画定されることで、例えば、ねじ止めをする場合に、ねじを金属に接触させた状態で、ねじと他の部材とによって配線基板を挟み込むことができるため、強固に固定することができる。
実装面25の第1領域には、2つの第1貫通孔24Aのうちの一方の第1貫通孔24Aの境界を画定する第1部分領域と、他方の第1貫通孔24Aの境界を画定する第2部分領域とが、互いに離隔して設けられている。
上面視で、第3領域に囲まれるように各第2貫通孔24Bが形成される。実装面25において、絶縁部23により1または複数の第2貫通孔24Bのそれぞれの境界が画定される。上面視で、絶縁部23は第2貫通孔24Bを囲う。実装面25の第3領域には、2つの第2貫通孔24Bの境界を画定する、1つの連続した領域が設けられている。
実装面25の第1領域には、第1貫通孔24Aの境界を画定しない、1または複数の第3部分領域が設けられている。各第3部分領域は、第1部分領域と離隔する。各第3部分領域は、第2部分領域と離隔する。配線基板200において、複数の第3部分領域が、互いに離隔し、並べて配置され得る。上面視で、1または複数の第1貫通孔24A、及び、1または複数の第3部分領域は、Y方向に平行な仮想直線が通過する位置に設けられる。
金属部21は、第1上面21Cと、第1上面21Cよりも低い位置にある第2上面21Dとを有する。また、金属部21は、第1上面21Cよりも低い位置にある第3上面21Eを有する。また、金属部21は、下面を有する。金属部21の下面は、配線基板200の下面21Nとなり得る。第2上面21Dと第3上面21Eは、いずれも平面であり、同じ高さにある。ここでの「同じ」とは50μm以内の差を含む。
第1上面21Cは、配線基板200の第1領域を構成する。第1上面21Cは、実装面25において露出する面である。第2上面21D及び第3上面21Eは、実装面25において露出しない面である。例えば、金属部21が第1めっき層21Bを有する場合、第1めっき層21Bの上面が、第1上面21Cとなり得る。例えば、金属部21がめっき層を有さない場合、金属部材21Aの上面が、第1上面21Cとなり得る。
金属部21は、第2上面21D及び第3上面21Eよりも上方に位置し、かつ、第1上面21Cと同じ高さか第1上面21Cよりも下方に位置する面であって、実装面25において露出しない第4上面を有し得る。図示される配線基板200は、第1上面21Cよりも下方に位置する第4上面(第1面21F)を有している(図9D参照)。
金属部21において、上面視で、第2上面21Dと第3上面21Eの間に第1上面21Cが設けられる。第2上面21Dと第3上面21Eは離隔する。上面視で、第1上面21Cによって、第2上面21Dと第3上面21Eとが離隔される。
金属部材21Aは、第1面21Fと、第1面21Fよりも低い位置にある第2面とを有する。また、金属部材21Aは、第1面21Fよりも低い位置にある第3面を有する。また、金属部材21Aは、下面を有する。金属部材21Aは、第2面及び第3面から突出する凸部を有する。凸部は、第1面21Fを有する。
金属部材21Aの凸部の高さ(第2面あるいは第3面から第1面21Fまでの高さ)は30μm以上300μm以下である。また、好ましくは、凸部の高さは50μm以上150μm以下である。凸部の高さが50μm以上であれば絶縁部23の厚さを調整し易くなる。一方、凸部の高さが150μm以下であれば配線基板200を薄くすることができる。
上面視(第1面21Fに垂直な方向からみた平面視)で、金属部材21Aの外形は矩形である。この矩形は、長辺と短辺を有する矩形である。図示される金属部材21Aにおいて、長辺方向とY方向は同じ方向で、短辺方向とX方向は同じ方向である。
上面視で、第2面と第3面の間に第1面21Fが設けられる。金属部材21Aにおいて、第2面と第3面は離隔する。上面視で、第1面21Fによって、第2上面21Dと第3上面21Eとが離隔される。
上面視で第1面21F、第2面、及び、第3面を通過する方向(以下、第1方向と呼ぶ。)における第2面の最大幅は、第3面の最大幅よりも大きい。図示される配線基板200では、第1方向とX方向が同じ方向である。例えば、X方向における第2面の最大幅は第3面の最大幅よりも大きい。
第1方向における第1面21Fの最大幅は、第3面の最大幅よりも大きい。例えば、Y方向における第1面21Fの最大幅は第3面の最大幅よりも大きい。第1面21Fは、第1方向の幅が一定ではない。第1面21Fは、第1面21Fの中で第1方向の幅が比較的大きい幅広部と比較的小さい幅狭部とを有する。上面視で2つの幅狭部が幅広部を挟むように、第1面21Fが設けられている。このように、一定の幅とせず、適宜幅を調整することで、配線基板200のサイズを小さくできる。
第1面21Fの幅広部の外形は矩形である。第1面21Fの幅広部は、第1面21Fの第1方向の最大幅を短辺とする矩形である。幅狭部は、第1面21Fにおいて、第1方向の幅が最大幅未満となっている領域と定義することもできる。幅広部の第1方向の最大幅は6.5mm以上7.0mm以下となり得る。幅広部の第1方向の最大幅は、幅狭部の第1方向の最大幅よりも0.8mm以上1.5mm以下の範囲で大きくなり得る。
金属部材21Aの第1面21Fは、金属部21の第1上面21Cよりも下方に位置する。あるいは、第1面21Fは、金属部21の第1上面21Cとなり得る。金属部材21Aの第2面は、金属部21の第2上面21Dとなり得る。金属部材21Aの第3面は、金属部21の第3上面21Eとなり得る。金属部材21Aの下面は、金属部21の下面となり得る。
金属部材21Aにおいて、上面から下面に亘り、上面視で第1面21Fと重なる部分を第1部分と呼び、第2面と重なる部分を第2部分と呼び、第3面と重なる部分を第3部分と呼ぶものとする。従って、第1部分は第1面21Fを有し、第2部分は第2面を有し、第3部分は第3面を有することになる。
金属部21には、1または複数の貫通孔24が設けられる。配線基板200には、複数の貫通孔24が設けられた金属部21を採用できる。金属部21には、第1貫通孔24Aと、第2貫通孔24Bとを含む、複数の貫通孔24が設けられ得る。配線基板200には、複数の第1貫通孔24Aが設けられた金属部21を採用できる。また、配線基板200には、複数の第2貫通孔24Bが設けられた金属部21を採用できる。
金属部材21Aの第1部分において、1または複数の貫通孔24が設けられる。この第1部分において、1または複数の第1貫通孔24Aが設けられる。金属部材21Aには、上面視で第1面21Fによって境界が画定される1または複数の貫通孔24が設けられ得る。上面視で、幅広部を間に挟む2つの幅狭部のそれぞれに1以上の第1貫通孔24Aが設けられる。第1貫通孔24Aは幅広部には設けられない。幅広部には、貫通孔24を含む何らの貫通孔も設けられない。
金属部材21Aの第2部分において、1または複数の貫通孔24が設けられる。この第2部分において、1または複数の第2貫通孔24Bが設けられ得る。金属部材21Aには、上面視で第2面によって境界が確定される1または複数の第2貫通孔24Bが設けられ得る。金属部材21Aの第3部分においては、貫通孔24は設けられない。第3部分には、貫通孔24を含む何らの貫通孔も設けられない。
絶縁部23は、金属部21の上に形成される。絶縁部23は、金属部21の第2上面21D及び第3上面21Eの上に形成される。配線基板200において、上面視で第2上面21D及び第3上面21Eは露出しない。第2上面21D及び第3上面21Eの全面が絶縁部23に覆われる。
電極部22は、金属部21の第2上面21Dの上に設けられる。また、電極部22は、金属部21の第3上面21Eの上に設けられる。
ここで、電極部22及び絶縁部23のそれぞれについて、金属部21の第2上面21Dの上に設けられる部分を第1電極部22及び第1絶縁部23と呼び、金属部21の第3上面21Eの上に設けられる部分を第2電極部22及び第2絶縁部23と呼んで区別する。
第1絶縁部23は、第1電極部22と金属部21を絶縁する。第2絶縁部23は、第2電極部22と金属部21を絶縁する。第1電極部22は、第1絶縁部23を介して第2上面21Dの上に設けられる。第2電極部22は、第2絶縁部23を介して第3上面21Eの上に設けられる。
実装面25において、第2領域のうち第1電極部22によって形成される領域と、第1領域とは、第1絶縁部23によって離隔される。実装面25において、第2領域のうち第2電極部22によって形成される領域と、第1領域とは、第2絶縁部23によって離隔される。
絶縁部23は、金属部21の第4上面に形成され得る。実装面25において、絶縁部23によって第1部分領域と第2部分領域は離隔される。実装面25において、絶縁部23によって第1部分領域と第3部分領域は離隔される。実装面25において、絶縁部23によって第2部分領域と第3部分領域は離隔される。
絶縁部材23Aは、金属部材21Aの上に設けられる。金属部材21Aの第2面の上及び第3面の上に、第1絶縁部材23A1が設けられる。上面視で、第1絶縁部材23A1は、金属部材21Aの第2面及び第3面を覆う。
第1絶縁部材23A1の上に、電極部材22Aが設けられる。電極部材22Aは、金属部材21Aの第1面21Fの上には設けられない。電極部22は、金属部材21Aの第1面21Fの上には設けられない。
第2面の上で、互いに離隔する複数の領域に電極部材22Aが設けられる。従って、第2面の上に、複数の電極部材22Aが設けられるといえる。第3面の上の少なくとも1つの領域に電極部材22Aが設けられる。従って、第3面の上に、少なくとも1つの電極部材22Aが設けられるといえる。図示される配線基板では、第2面の上で、互いに離隔する4つの領域に電極部材22Aが設けられる。
第1絶縁部材23A1の上に、第2絶縁部材23A2が設けられる。電極部材22Aの上に、第2絶縁部材23A2が設けられ得る。第2絶縁部材23A2は、金属部材21Aの第1面21Fの上に設けられ得る。第2絶縁部材23A2は、金属部材21Aの第2面の上に設けられる。第2絶縁部材23A2は、金属部材21Aの第3面の上に設けられる。第2絶縁部材23A2によって、配線基板200の実装面25に第3領域が形成される。
第2絶縁部材23A2は、上面視で、金属部材21Aの第1面の上に部分的に設けられる。第2絶縁部材23A2により第1部分領域と第2部分領域が形成される。また、第2絶縁部材23A2により第3部分領域が形成される。
第2絶縁部材23A2は、上面視で、電極部材22Aの上に部分的に設けられる。第2絶縁部材23A2により、1つの領域に繋がって設けられた電極部材22Aが、上面視でさらに複数の領域に分けられる。言い換えれば、上面視でみれば第2絶縁部材23A2を挟んで互いに離隔する複数の領域に電極部材22Aが設けられているが、これら複数の領域に設けられている電極部材22Aは内部的には繋がっていることになる。
絶縁部23は、さらに、第3絶縁部材23A3を備え得る。第3絶縁部材23A3は金属部材21Aの第2面の上及び第3面の上に設けられる。第1絶縁部材23A1は、第3絶縁部材23A3の上に設けられる。
絶縁部23は、さらに、金属層23Dを備え得る。金属層23Dは、第3絶縁部材23A3の上に設けられる。第1絶縁部材23A1は、金属層23Dの上に設けられる。
上面視で、第1領域は、第1部分と重なる領域に設けられ、かつ、第2部分と重なる領域には設けられない。また、上面視で、第1領域は、第3部分と重なる領域にも設けられない。上面視で、第2領域は第2部分と重なるに設けられ、かつ、第1部分と重なる領域には設けられない。また、上面視で、第2領域は、第3部分と重なる領域にも設けられる。上面視で、第3領域は第1部分と重なる領域に設けられ、かつ、第2部分と重なる領域にも設けられる。また、上面視で、第3領域は、第3部分と重なる領域にも設けられる。
(コネクタ300)
コネクタ300は、コネクタケーブルが挿入される差込口を有する。
(サーミスタ400)
サーミスタは、温度を測定する素子として利用することができる。
(ヒートシンク500)
ヒートシンク500は、他の構成要素において発生する熱がその構成要素に停留しないように、その構成要素から発生した熱を逃がす排熱経路を実現する。ヒートシンク500は、比較的に熱伝導率の高い材料で構成される。
(固定部材600)
固定部材600は、ある構成要素を別の構成要素に固定するときに用いられる。固定部材600には、例えば、ねじを採用することができる。
(発光モジュール1)
次に、発光モジュール1について説明する。
発光モジュール1において、1または複数の発光装置100が配線基板200に配置される。1または複数の発光装置100は、配線基板200の実装面25に実装される。1または複数の発光装置100の第1配線領域11Hが、配線基板200の電極部22に接合される。各第1配線領域11Hは、はんだ等の導電性の接合材を介して、電極部22に接合される。1または複数の発光装置100の放熱領域11Kが、配線基板200の金属部21に接合される。
各発光装置100は、配線基板200の第1電極部22及び第2電極部22と接合する。各発光装置100は、金属部21の第3部分領域と接合する。第1配線領域11Hの第1配線部及び第2配線部のうちの一方が第1電極部22と接合し、他方が第2電極部22と接合する。
発光モジュール1は、第1発光装置100及び第2発光装置100を含む複数の発光装置100を備え得る。配線基板200において、第1発光装置100と第2発光装置100とは直列で電気的に接続する。
第1発光装置100が備える1または複数の発光素子12は、光出射面が第2発光装置100の方を向くように配置され、第2発光装置100が備える1または複数の発光素子12は、光出射面が第1発光装置100の方を向くように配置される。第1発光装置100と第2発光装置100は、上面視で第1発光装置100と第2発光装置100の間にある中線に対し、線対称に配置される。第2発光装置100は、第1発光装置100と同じ発光装置100である。
第1電極部22及び第2電極部22にはそれぞれ、第1発光装置100と接合する領域と、第2発光装置100と接合する領域とがある。前者の領域を第1電極領域と呼び、後者の領域を第2電極領域と呼ぶ。
上面視で互いに離隔した2つの領域であって、かつ、内部的に繋がっていない2つの領域に設けられた第1電極部22の一方において第1電極領域が形成され、他方において第2電極領域が形成される。第3面の上で、上面視で互いに離隔した2つの領域であって内部的に繋がっている2つ領域に設けられた第2電極部22の一方において第1電極領域が形成され、他方において第2電極領域が形成される。つまり、配線基板200においては(配線基板200だけでみれば)、第1電極部22の第1電極領域と第2電極領域は互いに電気的に接続しておらず、第2電極部22の第1電極領域と第2電極領域は互いに電気的に接続していることになる。
第1電極部22の第1電極領域は、第1発光装置100の第1配線部と接合する。第1電極部22の第2電極領域は、第2発光装置100の第2配線部と接合する。第1発光装置100の第1配線部から第2発光装置100の第2配線部までの電流経路の間に、第2電極部22がある。
第2電極部22の第1電極領域は、第1発光装置100の第2配線部と接合する。第2電極部22の第2電極領域は、第2発光装置100の第1配線部と接合する。配線基板200だけでみれば電気的に接続していなかった第1電極部22の第1電極領域と第2電極領域は、第1発光装置100及び第2発光装置100が配線基板200に実装されることで電気的に接続する。
第1発光装置100と第2発光装置100を線対称に配置することで、発光素子12の電極の配置が同じ発光装置100を、第1発光装置100と第2発光装置100の両方に適用して、第1発光装置100と第2発光装置100が直列で電気的に接続された発光モジュール1を実現できる。
発光モジュール1において、コネクタ300が配線基板200に配置される。コネクタ300は、配線基板200の第1電極部22と接合する。コネクタ300は、金属部材21Aの第2面の上に配置される。コネクタ300は、金属部材21Aの第1面21Fの上には配置されない。コネクタ300は、金属部材21Aの第3面の上には配置されない。
コネクタ300は、第1発光装置100と接合する第1電極部22と内部的に繋がっており、かつ、上面視では第1電極部22の第1電極領域と離隔して設けられている第1電極部22に接合される。また、コネクタ300は、第2発光装置100と接合する第1電極部22と内部的に繋がっており、かつ、上面視では第1電極部22の第2電極領域と離隔して設けられている第1電極部22に接合される。コネクタ300を利用することで、コネクタケーブルを用いて1または複数の発光装置100への給電を行うことができる。
発光モジュール1において、サーミスタ400が配線基板200に配置される。サーミスタ400は、配線基板200の第1電極部22と接合する。サーミスタ400は、金属部材21Aの第2面の上に配置される。サーミスタ400は、金属部材21Aの第1面21Fの上には配置されない。サーミスタ400は、金属部材21Aの第3面の上には配置されない。
サーミスタ400は、第1電極領域及び第2電極領域に設けられた第1電極部22とは電気的に繋がっていない、他の領域に設けられた第1電極部22に接合される。
発光モジュール1において、配線基板200がヒートシンク500に配置される。配線基板200はヒートシンク500に固定され、発光装置100から発生した熱は、金属部21を介してヒートシンク500へと伝わる。
固定部材600により、配線基板200がヒートシンク500に固定される。固定部材600は、配線基板200の1または複数の第1貫通孔24Aに挿入される。ねじを例にすると、配線基板200に設けられた1または複数の第1貫通孔24Aにねじを嵌め込み、ねじとヒートシンク500とで配線基板200を挟むことで配線基板200をヒートシンク500に固定する。このとき、ねじは配線基板200の金属部21に接触するため、強くねじ止めすることができる。これにより、発光モジュール1の実装状態(固定状態)の安定性が向上する。また、導電性のねじを用いると、発光モジュール1の駆動時にヒートシンク500が電位を有している場合でも、配線基板200の金属部21とヒートシンク500とが同電位となることで、電極部22におけるマイグレーションの発生を抑制することができる。
(配線基板200の製造方法)
上述の配線基板200は、例えば、金属部材21Aを用意する工程(以下、工程1と呼ぶ。)と、第1絶縁部材23A1及び電極部材22Aを設ける工程(以下、工程2と呼ぶ。)と、第2絶縁部材23A2を設ける工程(以下、工程3と呼ぶ。)と、を含む製造方法によって製造することができる。
工程1では、金属部材21Aを用意する。金属部材21Aは、例えば、板状の金属をプレスによって成形し、ドリルで貫通孔24をあけることで製造することができる(図7A~図7Cを参照)。
工程2では、金属部材21Aの上面に第1絶縁部材23A1及び電極部材22Aを設ける。この工程では、第1絶縁部材23A1及び電極部材22Aを金属部材21Aの第2面の上に設ける。また、この工程では、第1絶縁部材23A1及び電極部材22Aを金属部材21Aの第3面の上に設ける。なお、この工程では、金属部材21Aの第1面21Fの上には第1絶縁部材23A1及び電極部材22Aを設けない。(図8A~図8Cを参照)
電極部材22Aは、第1絶縁部材23A1の上に位置する。第1絶縁部材23A1及び電極部材22Aは、電極部材22Aを第1絶縁部材23A1の上に設けた状態で、金属部材21Aの上に設けることができる。あるいは、金属部材21Aの上に第1絶縁部材23A1を設けた後に、第1絶縁部材23A1の上に電極部材22Aを設けてもよい。
また、配線基板200が第3絶縁部材23A3を備える場合、第3絶縁部材23A3の上に第1絶縁部材23A1を設けた状態で、金属部材21Aの上に第1絶縁部材23A1を設ければよい。あるいは、金属部材21Aの上に第3絶縁部材23A3を設けた後に、第3絶縁部材23A3の上に第1絶縁部材23A1を設けてもよい。
また、配線基板200が金属層23Dを備える場合、第1絶縁部材23A1と第3絶縁部材23A3の間に金属層23Dを設けた状態で、金属部材21Aの上に第1絶縁部材23A1を設ければよい。あるいは、金属部材21Aの上に第3絶縁部材23A3を設けた後に、第3絶縁部材23A3の上に金属層23Dを設け、その後に、金属層23Dの上に第1絶縁部材23A1を設けてもよい。
上面視で、金属部材21Aの第2面及び第3面を、第1絶縁部材23A1が覆う。金属部材21Aの第2面の上に、互いに離隔する複数の領域に電極部材22Aを設ける。金属部材21Aの第2面の上に、少なくとも1つの領域に電極部材22Aを設ける。電極部材22Aは、第1絶縁部材23A1を介して、金属部材21Aから電気的に絶縁されている。
工程3では、互いに離隔する金属部材21A及び電極部材22Aの間に第2絶縁部材23A2を設ける。第2絶縁部材23A2を、金属部材21Aの第1面の上及び第2面の上に設ける。また、第2絶縁部材23A2を、金属部材21Aの第3面の上に設ける。
また、めっき層22Bを設ける工程(以下、工程4と呼ぶ。)をさらに含む製造方法によって配線基板200を製造することができる。工程4では、上面視で、金属部材21Aと電極部材22Aが設けれている領域に、めっき層22Bを形成する。
(発光モジュール1の製造方法)
上述の発光モジュール1は、例えば、配線基板200を用意する工程(以下、工程5と呼ぶ。)と、発光装置100を用意する工程(以下、工程6と呼ぶ。)と、発光装置100を配線基板200に実装する工程(以下、工程7と呼ぶ。)と、配線基板200をヒートシンクに固定する工程(以下、工程8と呼ぶ。)と、を含む製造方法によって製造することができる。
工程5では、上述の配線基板200を、あるいは、上述の製造方法により製造された配線基板200を用意する。つまり、この工程で用意される配線基板200は、上述の製造方法によって製造された配線基板200に限らず、別の製造方法によって製造された配線基板200であってもよい。
工程6では、上述の発光装置100を用意する。この工程では、1または複数の発光装置100を用意する。また、この工程では、第1発光装置100及び第2発光装置100を含む複数の発光装置100を用意する。
工程7では、発光装置100を配線基板200に実装する。この工程では、発光装置100の配線領域を、配線基板200の電極部22(あるいは電極部材22A)に接合する。この工程では、発光装置100の放熱領域を、配線基板200の金属部21(あるいは金属部材21A)に接合する。
この工程では、第1発光装置100の第1配線部を第1電極部22に接合し、第1発光装置100の第2配線部を第2電極部22に接合する。また、第2発光装置100の第1配線部を第2電極部22に接合し、第2発光装置100の第2配線部を第1電極部22に接合する。
なお、工程7の前あるいは後で、コネクタ300を配線基板200に実装する工程があってもよい。また、工程7の前あるいは後で、サーミスタ400を配線基板200に実装する工程があってもよい。
工程8では、配線基板200をヒートシンク500に固定する。この工程では、固定部材600を用いて、配線基板200をヒートシンク500に固定する。固定部材600を配線基板200の第1貫通孔24Aに挿入して配線基板200をヒートシンク500に固定する。
以上、本発明に係る各実施形態を説明してきたが、本発明に係る発光装置は、各実施形態の発光装置に厳密に限定されるものではない。つまり、本発明は、各実施形態により開示された発光装置の外形や構造に限定されなければ実現できないものではない。本発明は、全ての構成要素を必要十分に備えることを必須とせずに適用され得るものである。例えば、特許請求の範囲に、実施形態により開示された発光装置の構成要素の一部が記載されていなかった場合、その一部の構成要素については、代替、省略、形状の変形、材料の変更などの当業者による設計の自由度を認め、その上で特許請求の範囲に記載された発明が適用されることを特定するものである。
本明細書でこれまで説明してきた内容を通し、以下の技術事項が開示される。
(項1)
それぞれが、複数の発光素子と、複数の発光素子が配置される上面と配線領域が設けられる下面とを有するパッケージと、を有する、1または複数の発光装置と、
金属部と、電極部と、前記金属部と前記電極部を絶縁する絶縁部と、を有し、1または複数の第1貫通孔が設けられ、前記1または複数の発光装置が実装される実装面を有する配線基板と、
を備え、
前記実装面は、前記金属部、前記電極部、及び、前記絶縁部のうち、前記金属部が最上面となる第1領域と、前記電極部が最上面となる第2領域と、前記絶縁部が最上面となる第3領域とを有し、
前記実装面において、前記絶縁部の第3領域によって前記第1領域と前記第2領域とが離隔され、
前記実装面において、前記金属部により前記1または複数の第1貫通孔のそれぞれの境界が画定され、
前記1または複数の発光装置の前記配線領域が前記配線基板の前記電極部に接合される、発光モジュール。
(項2)
前記1または複数の第1貫通孔は、前記配線基板を他の部材に固定するための貫通孔である、項1に記載の発光モジュール。
(項3)
前記配線基板には、さらに、前記配線基板を他の部材に固定するときの位置を決めるための1または複数の第2貫通孔 が設けられ、
前記実装面において前記絶縁部により前記1または複数の第2貫通孔の境界が画定される、項1または項2に記載の発光モジュール。
(項4)
前記金属部は、前記第1領域を構成する第1上面と、それぞれが前記第1上面よりも低い位置にある第2上面及び第3上面と、を有し、
前記電極部は、前記第2上面の上に設けられる第1電極部と、前記第3上面の上に設けられる第2電極部とを有し、
前記絶縁部は、前記第2上面の上に設けられ、前記第1電極部と前記金属部を絶縁する第1絶縁部と、前記第3上面の上に設けられ、前記第2電極部と前記金属部を絶縁する第2絶縁部とを有し、
前記1または複数の発光装置がそれぞれ有する前記配線領域には、一方の電極に係る第1配線部と、他方の電極に係る第2配線部とが含まれる、項1乃至項3のいずれか一項に記載の発光モジュール。
(項5)
前記1または複数の発光装置は、第1発光装置と第2発光装置を含み、
第1発光装置と第2発光装置とは直列で電気的に接続し、
前記第1電極部及び第2電極部はそれぞれ、前記第1発光装置と接合する第1電極領域と、前記第2発光装置と接合する第2電極領域と、を有し、
前記第1電極部の前記第1電極領域は、前記第1発光装置の前記第1配線部と接合し、
前記第1電極部の前記第2電極領域は、前記第2発光装置の前記第2配線部と接合し、
前記第1発光装置の前記第1配線部から前記第2発光装置の前記第2配線部までの電流経路の間に、前記第2電極部がある、項4に記載の発光モジュール。
(項6)
前記第2電極部の前記第1電極領域は、前記第1発光装置の前記第2配線部と接合し、
前記第2電極部の前記第2電極領域は、前記第2発光装置の前記第1配線部と接合し、
前記配線基板において、前記第1電極部の前記第1電極領域と前記第2電極領域は互いに電気的に接続しておらず、前記第2電極部の前記第1電極領域と前記第2電極領域は互いに電気的に接続しており、
前記第1電極部の前記第1電極領域と前記第2電極領域は、前記第1発光装置及び第2発光装置が前記配線基板に実装されることで電気的に接続する、項5に記載の発光モジュール。
(項7)
前記絶縁部は、前記金属部の前記第2上面及び前記第3上面の上に設けられる第1絶縁部材と、前記第1絶縁部材の上に設けられ、前記第3領域を形成する第2絶縁部材と を有する、項4乃至項6のいずれか一項に記載の発光モジュール。
(項8)
前記金属部において、上面視で前記第2上面と前記第3上面の間に前記第1上面が設けられ、かつ、前記第2上面と前記第3上面は離隔する、項4乃至項7のいずれか一項に記載の発光モジュール。
(項9)
前記パッケージの下面には、さらに放熱領域が設けられ、
前記1または複数の発光装置において、前記放熱領域が前記配線基板の前記金属部に接合される、請求項1乃至項8のいずれか一項に記載の発光モジュール。
(項10)
前記配線基板が配置されるヒートシンクと、
それぞれ、前記1または複数の第1貫通孔に挿入され、前記配線基板を前記ヒートシンクに固定する1または複数の固定部材 と、をさらに備える、項1乃至項9のいずれか一項に記載の発光モジュール。
(項11)
第1面を有する第1部分と、前記第1面よりも低い位置にある第2面を有する第2部分とを有し、上面視で前記第1面によって境界が画定される貫通孔が設けられた金属部材を用意する工程と、
前記第2面の上に第1絶縁部材及び電極部材を設ける工程と、
互いに離隔する前記金属部材及び前記電極部材の間に第2絶縁部材を設ける工程と、を含む、金属部、電極部、及び絶縁部を備える配線基板の製造方法。
(項12)
前記金属部材を用意する工程において、前記第1面よりも低い位置にある第3面を有する第3部分をさらに有する前記金属部材を用意し、
前記第1絶縁部材及び電極部材を設ける工程において、第2面の上及び前記第3面の上に前記第1絶縁部材及び前記電極部材を設け、
上面視で、前記第1面は、前記第2面と前記第3面の間に設けられる、請求項11に記載の製造方法。
(項13)
項1乃至項10のいずれか一項に記載の前記配線基板、または、項11または項12に記載の製造方法により製造された前記配線基板を用意する工程と、
複数の発光素子と、複数の発光素子が配置される上面と配線領域が設けられる下面とを有するパッケージと、を有する、発光装置を用意する工程と、
前記配線領域を前記配線基板の前記電極部に接合して、前記発光装置を前記配線基板に実装する工程と、を含む発光モジュールの製造方法。
(項14)
前記配線基板を用意する工程において、項12に記載の前記配線基板を用意し、
前記発光装置を前記配線基板に実装する工程において、前記放熱領域を前記金属部に接合し、前記配線領域を前記第2面の上に設けられた前記電極部及び前記第3面の上に設けられた前記電極部に接合する、項13に記載の製造方法。
各実施形態に記載の発光装置は、プロジェクタ、ヘッドマウントディスプレイ、照明、車載ヘッドライト、ディスプレイ等に使用することができる。
1 発光モジュール
100 発光装置
11 パッケージ
11A 基体
11B 上面
11C 下面
11D 外側面
11E 実装面
11F 内側面
11G 段差部
11H 配線領域(第1配線領域)
11I 配線領域(第2配線領域)
11J 配線パターン
11K 放熱領域
11L 枠部材
11M 底部材
11N 蓋部材
11O 上面
12 発光素子
13 配線
14 反射部材
15 レンズ部材
200 配線基板
21 金属部
21A 金属部材
21B めっき層
21C 第1上面
21D 第2上面
21E 第3上面
21F 第1面
21N 下面
22 電極部
22A 電極部材
22B めっき層
23 絶縁部
23A 絶縁部材
23A1 第1絶縁部材
23A2 第2絶縁部材
23A3 第3絶縁部材
23D 金属層
24 貫通孔
24A 第1貫通孔
24B 第2貫通孔
25 実装面
300 コネクタ
400 サーミスタ
500 ヒートシンク
600 固定部材

Claims (14)

  1. それぞれが、複数の発光素子と、複数の発光素子が配置される上面と配線領域が設けられる下面とを有するパッケージと、を有する、1または複数の発光装置と、
    金属部と、電極部と、前記金属部と前記電極部を絶縁する絶縁部と、を有し、1または複数の第1貫通孔が設けられ、前記1または複数の発光装置が実装される実装面を有する配線基板と、
    を備え、
    前記実装面は、前記金属部、前記電極部、及び、前記絶縁部のうち、前記金属部が最上面となる第1領域と、前記電極部が最上面となる第2領域と、前記絶縁部が最上面となる第3領域とを有し、
    前記実装面において、前記絶縁部の第3領域によって前記第1領域と前記第2領域とが離隔され、
    前記実装面において、前記金属部により前記1または複数の第1貫通孔のそれぞれの境界が画定され、
    前記1または複数の発光装置の前記配線領域が前記配線基板の前記電極部に接合される、発光モジュール。
  2. 前記1または複数の第1貫通孔は、前記配線基板を他の部材に固定するための貫通孔である、請求項1に記載の発光モジュール。
  3. 前記配線基板には、さらに、前記配線基板を他の部材に固定するときの位置を決めるための1または複数の第2貫通孔が設けられ、
    前記実装面において前記絶縁部により前記1または複数の第2貫通孔の境界が画定される、請求項2に記載の発光モジュール。
  4. 前記金属部は、前記第1領域を構成する第1上面と、それぞれが前記第1上面よりも低い位置にある第2上面及び第3上面と、を有し、
    前記電極部は、前記第2上面の上に設けられる第1電極部と、前記第3上面の上に設けられる第2電極部とを有し、
    前記絶縁部は、前記第2上面の上に設けられ、前記第1電極部と前記金属部を絶縁する第1絶縁部と、前記第3上面の上に設けられ、前記第2電極部と前記金属部を絶縁する第2絶縁部とを有し、
    前記1または複数の発光装置がそれぞれ有する前記配線領域には、一方の電極に係る第1配線部と、他方の電極に係る第2配線部とが含まれる、請求項1に記載の発光モジュール。
  5. 前記1または複数の発光装置は、第1発光装置と第2発光装置を含み、
    第1発光装置と第2発光装置とは直列で電気的に接続し、
    前記第1電極部及び第2電極部はそれぞれ、前記第1発光装置と接合する第1電極領域と、前記第2発光装置と接合する第2電極領域と、を有し、
    前記第1電極部の前記第1電極領域は、前記第1発光装置の前記第1配線部と接合し、
    前記第1電極部の前記第2電極領域は、前記第2発光装置の前記第2配線部と接合し、
    前記第1発光装置の前記第1配線部から前記第2発光装置の前記第2配線部までの電流経路の間に、前記第2電極部がある、請求項4に記載の発光モジュール。
  6. 前記第2電極部の前記第1電極領域は、前記第1発光装置の前記第2配線部と接合し、
    前記第2電極部の前記第2電極領域は、前記第2発光装置の前記第1配線部と接合し、
    前記配線基板において、前記第1電極部の前記第1電極領域と前記第2電極領域は互いに電気的に接続しておらず、前記第2電極部の前記第1電極領域と前記第2電極領域は互いに電気的に接続しており、
    前記第1電極部の前記第1電極領域と前記第2電極領域は、前記第1発光装置及び第2発光装置が前記配線基板に実装されることで電気的に接続する、請求項5に記載の発光モジュール。
  7. 前記絶縁部は、前記金属部の前記第2上面及び前記第3上面の上に設けられる第1絶縁部材と、前記第1絶縁部材の上に設けられ、前記第3領域を形成する第2絶縁部材とを有する、請求項4に記載の発光モジュール。
  8. 前記金属部において、上面視で前記第2上面と前記第3上面の間に前記第1上面が設けられ、かつ、前記第2上面と前記第3上面は離隔する、請求項4に記載の発光モジュール。
  9. 前記パッケージの下面には、さらに放熱領域が設けられ、
    前記1または複数の発光装置において、前記放熱領域が前記配線基板の前記金属部に接合される、請求項1に記載の発光モジュール。
  10. 前記配線基板が配置されるヒートシンクと、
    それぞれ、前記1または複数の第1貫通孔に挿入され、前記配線基板を前記ヒートシンクに固定する1または複数の固定部材と、をさらに備える、請求項1に記載の発光モジュール。
  11. 第1面を有する第1部分と、前記第1面よりも低い位置にある第2面を有する第2部分とを有し、上面視で前記第1面によって境界が画定される貫通孔が設けられた金属部材を用意する工程と、
    前記第2面の上に第1絶縁部材及び電極部材を設ける工程と、
    互いに離隔する前記金属部材及び前記電極部材の間に第2絶縁部材を設ける工程と、を含む、金属部、電極部、及び絶縁部を備える配線基板の製造方法。
  12. 前記金属部材を用意する工程において、前記第1面よりも低い位置にある第3面を有する第3部分をさらに有する前記金属部材を用意し、
    前記第1絶縁部材及び電極部材を設ける工程において、第2面の上及び前記第3面の上に前記第1絶縁部材及び前記電極部材を設け、
    上面視で、前記第1面は、前記第2面と前記第3面の間に設けられる、請求項11に記載の製造方法。
  13. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の前記配線基板、または、請求項11または12に記載の製造方法により製造された前記配線基板を用意する工程と、
    複数の発光素子と、複数の発光素子が配置される上面と配線領域が設けられる下面とを有するパッケージと、を有する、発光装置を用意する工程と、
    前記配線領域を前記配線基板の前記電極部に接合して、前記発光装置を前記配線基板に実装する工程と、を含む発光モジュールの製造方法。
  14. 前記配線基板を用意する工程において、請求項12に記載の製造方法により製造された前記配線基板を用意し、
    前記発光装置を用意する工程において、前記下面にさらに放熱領域が設けられたパッケージを有する前記発光装置を用意し、
    前記発光装置を前記配線基板に実装する工程において、前記放熱領域を前記金属部に接合し、前記配線領域を前記第2面の上に設けられた前記電極部及び前記第3面の上に設けられた前記電極部に接合する、請求項13に記載の製造方法。
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