JP2024016332A - 情報処理装置、報知方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部からのアクセス要求に起因する記憶部の起動回数の増加を抑制可能な情報処理装置、及び報知方法を提供すること。【解決手段】画像形成装置100は、不揮発性の記憶部7への給電の停止中に記憶部7へのアクセス要求が受け付けられた場合に、記憶部7に給電する第1工程と前記アクセス要求に応じた記憶部7へのアクセス処理の終了後に記憶部7への給電を停止する第2工程とを含む給電制御を実行する給電制御部32と、前記アクセス要求の送信元ごとの記憶部7への給電の停止中に受け付けられた前記アクセス要求の送信回数をカウントするカウント処理部33と、前記給電制御の実行回数が予め定められた基準回数を超える場合に、前記アクセス要求の送信元のうちカウント処理部33によるカウント数が最も多い送信元を報知する報知処理部35と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、及び報知方法に関する。
HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶部を備える複合機などの情報処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、消費電力を低減するために、前記記憶部に対するデータの読み書きが終了した場合に、当該記憶部への給電を停止する情報処理装置が知られている。この情報処理装置では、前記記憶部へのアクセス要求が受け付けられるごとに当該記憶部が起動される。
特開2004-157961号公報
ところで、前記記憶部に対するデータの読み書きの終了後に当該記憶部への給電が停止される情報処理装置において、当該記憶部に格納されているデータへのアクセス要求が多い場合には、その分当該記憶部における起動回数が多くなる。前記記憶部の起動回数が多い場合には、その分、当該記憶部の寿命が短くなる。
本発明の目的は、外部からのアクセス要求に起因する記憶部の起動回数の増加を抑制可能な情報処理装置、及び報知方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る情報処理装置は、給電制御部と、カウント処理部と、報知処理部とを備える。前記給電制御部は、不揮発性の記憶部への給電の停止中に当該記憶部へのアクセス要求が受け付けられた場合に、当該記憶部に給電する第1工程と前記アクセス要求に応じた当該記憶部へのアクセス処理の終了後に当該記憶部への給電を停止する第2工程とを含む給電制御を実行する。前記カウント処理部は、前記アクセス要求の送信元ごとの前記記憶部への給電の停止中に受け付けられた前記アクセス要求の送信回数をカウントする。前記報知処理部は、前記給電制御の実行回数が予め定められた基準回数を超える場合に、前記アクセス要求の送信元のうち前記カウント処理部によるカウント数が最も多い送信元を報知する。
本発明の他の局面に係る報知方法は、給電制御ステップと、カウントステップと、報知ステップとを含む。前記給電制御ステップでは、不揮発性の記憶部への給電の停止中に当該記憶部へのアクセス要求が受け付けられた場合に、当該記憶部に給電する第1工程と前記アクセス要求に応じた当該記憶部へのアクセス処理の終了後に当該記憶部への給電を停止する第2工程とを含む給電制御が実行される。前記カウントステップでは、前記アクセス要求の送信元ごとの前記記憶部への給電の停止中に受け付けられた前記アクセス要求の送信回数がカウントされる。前記報知ステップでは、前記給電制御の実行回数が予め定められた基準回数を超える場合に、前記アクセス要求の送信元のうち前記カウントステップによるカウント数が最も多い送信元が報知される。
本発明によれば、外部からのアクセス要求に起因する記憶部の起動回数の増加を抑制することが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置によってカウントされる特定のアクセス要求の送信回数を示す表である。 図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される給電制御処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置で実行される報知処理の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置100の構成]
まず、図1及び図2を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置100の構成について説明する。ここで、図1は画像形成装置100の構成を示す断面図である。
画像形成装置100は、スキャン機能、プリント機能、ファクス機能、及びコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。画像形成装置100は、本発明の情報処理装置の一例である。なお、本発明は、スキャナー、プリンター、ファクス装置、コピー機、パーソナルコンピューター、ノートパソコン、タブレット端末、及びスマートフォンなどの情報処理装置に適用されてもよい。
図1及び図2に示されるように、画像形成装置100は、ADF(Auto Document Feeder)1、画像読取部2、画像形成部3、シート搬送部4、操作表示部5、通信部6、記憶部7、給電部8、及び制御部9を備える。
ADF1は、画像読取部2によって読み取られる原稿を搬送する。ADF1は、原稿セット部、複数の搬送ローラー、原稿押さえ、及び排紙部を備える。
画像読取部2は、原稿の画像を読み取る。つまり、画像読取部2は、前記スキャン機能を実現する。画像読取部2は、原稿台、光源、複数のミラー、光学レンズ、及びCCD(Charge Coupled Device)を備える。
画像形成部3は、画像データに基づく画像をシートに形成する。つまり、画像形成部3は、前記プリント機能を実現する。具体的に、画像形成部3は、電子写真方式で画像を形成する。画像形成部3は、感光体ドラム、帯電装置、光走査装置(LSU)、現像装置、転写装置、クリーニング装置、及び定着装置を備える。
シート搬送部4は、画像形成部3によって画像が形成されるシートを搬送する。シート搬送部4は、給紙カセット、及び複数の搬送ローラーを備える。
操作表示部5は、画像形成装置100のユーザーインターフェイスである。操作表示部5は、制御部9からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部9に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
通信部6は、外部の通信機器との間で、有線又は無線によるデータ通信を実行することが可能な通信インターフェイスである。
給電部8は、外部の商用電源から供給される電力を画像形成装置100の各部に供給する。具体的に、給電部8は、前記商用電源から供給される100Vの交流電圧を所定の電圧値の直流電圧に変換するAC-DCコンバーターである。
制御部9は、画像形成装置100を統括的に制御する。図2に示されるように、制御部9は、CPU21、ROM22、RAM23、及びEEPROM(登録商標)24を備える。CPU21は、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。ROM22は、CPU21に各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め格納される不揮発性の記憶装置である。RAM23は、CPU21が実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性又は不揮発性の記憶装置である。EEPROM24は、不揮発性の記憶装置である。制御部9では、CPU21によりROM22に予め格納された各種の制御プログラムが実行される。これにより、制御部9は、画像形成装置100を統括的に制御する。
記憶部7は、不揮発性の記憶装置である。例えば、記憶部7は、HDD(Hard Disk Drive)である。また、記憶部7は、SSD(Solid State Drive)であってもよい。
記憶部7には、様々なデータが格納されている。例えば、記憶部7には、画像形成装置100のシステムに関するシステムデータが格納されている。前記システムデータには、画像形成装置100の機種名、シリアル番号、ファームウェアのバージョン情報、及び接続されているオプション装置に関する情報などが含まれる。また、記憶部7には、前記スキャン機能によって取得される画像データの送信先に関するアドレスデータが格納されている。また、記憶部7には、画像形成装置100の動作履歴に関する動作履歴データが格納されている。
ここで、画像形成装置100と通信可能に接続された外部の情報処理装置は、記憶部7に格納されているデータにアクセスすることが可能である。例えば、制御部9は、外部の情報処理装置からの要求に応じて、記憶部7へのアクセス要求の受付に用いられるウェブページを当該情報処理装置の表示部に表示させる。そして、制御部9は、前記ウェブページにおいて前記アクセス要求が受け付けられた場合に、当該アクセス要求に応じた記憶部7へのアクセス処理を実行する。具体的に、前記アクセス処理では、記憶部7に対して、記憶部7へのデータの読み書きを指示する旨のコマンドが送信される。
例えば、制御部9は、前記ウェブページにおいて前記システムデータの参照要求が受け付けられた場合に、記憶部7から前記システムデータを読み出して、読み出された前記システムデータを当該参照要求の送信元の情報処理装置の表示部に表示させる。また、制御部9は、前記ウェブページにおいて前記アドレスデータの変更要求が受け付けられた場合に、当該変更要求に基づいて記憶部7に格納されている前記アドレスデータの内容を書き換える。
ところで、消費電力を低減するために、記憶部7に対するデータの読み書きが終了した場合に、記憶部7への給電を停止する情報処理装置が知られている。この情報処理装置では、前記アクセス要求が受け付けられるごとに記憶部7が起動される。
ここで、記憶部7に対するデータの読み書きの終了後に記憶部7への給電が停止される情報処理装置において、前記アクセス要求が多い場合には、その分記憶部7における起動回数が多くなる。記憶部7の起動回数が多い場合には、その分、記憶部7の寿命が短くなる。
これに対し、本発明の実施形態に係る画像形成装置100では、以下に説明するように、外部からの前記アクセス要求に起因する記憶部7の起動回数の増加を抑制することが可能である。
具体的に、制御部9のROM22には、制御部9のCPU21に後述の給電制御処理(図4のフローチャート参照)、及び報知処理(図5のフローチャート参照)を実行させるための特定制御プログラムが予め格納されている。なお、前記特定制御プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、前記記録媒体から読み取られてEEPROM24などの記憶部にインストールされてもよい。
そして、制御部9は、図2に示されるように、切替処理部31、給電制御部32、カウント処理部33、設定処理部34、及び報知処理部35を含む。具体的に、制御部9は、CPU21を用いてROM22に格納されている前記特定制御プログラムを実行する。これにより、制御部9は、切替処理部31、給電制御部32、カウント処理部33、設定処理部34、及び報知処理部35として機能する。
なお、制御部9に含まれる一部又は全部の機能部は、電子回路で構成されていてもよい。また、前記特定制御プログラムは、複数のプロセッサーを制御部9に含まれる各機能部として機能させるためのプログラムであってもよい。
切替処理部31は、画像形成装置100の動作モードを通常モードと省電力モードとの間で切り替える。
ここで、前記省電力モードは、前記通常モードよりも消費電力が小さい画像形成装置100の動作モードである。具体的に、前記省電力モードでは、画像形成装置100の構成要素の一部に対する給電が停止される。前記省電力モードにおける給電停止対象には、記憶部7が含まれる。つまり、記憶部7は、画像形成装置100の動作モードが前記通常モードから前記省電力モードに切り替わる場合に給電が停止される。
具体的に、切替処理部31は、画像形成装置100の動作モードが前記通常モードである場合において、予め定められた移行条件を充足する場合に、当該動作モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替える。
例えば、前記移行条件には、第1移行条件、及び第2移行条件が含まれる。切替処理部31は、前記第1移行条件、及び前記第2移行条件のいずれかを充足する場合に、画像形成装置100の動作モードを前記省電力モードに切り替える。前記第1移行条件は、画像形成装置100への操作入力が行われていない無操作状態が予め定められた時間を超えて継続すること、である。前記第2移行条件は、操作表示部5において前記省電力モードへの移行指示を入力する操作が行われること、である。なお、前記移行条件には、以上に述べた条件とは異なる条件が含まれていてもよい。
また、切替処理部31は、画像形成装置100の動作モードが前記省電力モードである場合において、予め定められた復帰条件を充足する場合に、当該動作モードを前記省電力モードから前記通常モードに切り替える。
例えば、前記復帰条件には、第1復帰条件、及び第2復帰条件が含まれる。切替処理部31は、前記第1復帰条件、及び前記第2復帰条件のいずれかを充足する場合に、画像形成装置100の動作モードを前記通常モードに切り替える。前記第1復帰条件は、外部の情報処理装置から送信される画像形成ジョブを受信すること、である。前記第2復帰条件は、操作表示部5が操作されること、である。なお、前記復帰条件には、以上に述べた条件とは異なる条件が含まれていてもよい。
切替処理部31は、画像形成装置100の動作モードを前記通常モードから前記省電力モードに切り替える場合に、給電部8に制御信号を入力して、画像形成装置100の構成要素の一部に対する給電を停止させる。また、切替処理部31は、画像形成装置100の動作モードを前記省電力モードから前記通常モードに切り替える場合に、給電部8に制御信号を入力して、画像形成装置100の構成要素の一部に対する給電を再開させる。
給電制御部32は、記憶部7への給電の停止中に記憶部7への前記アクセス要求が受け付けられた場合に、記憶部7に給電する第1工程と前記アクセス要求に応じた記憶部7への前記アクセス処理の終了後に記憶部7への給電を停止する第2工程とを含む給電制御を実行する。
具体的に、給電制御部32は、画像形成装置100の動作モードが前記省電力モードである場合に、前記給電制御を実行可能である。
例えば、給電制御部32は、前記第1工程において、給電部8に制御信号を入力して、給電部8に記憶部7への給電を開始させる。また、給電制御部32は、前記第2工程において、給電部8に制御信号を入力して、給電部8に記憶部7への給電を停止させる。なお、前記第2工程は、前記アクセス処理の終了と同時に実行されてもよいし、前記アクセス処理の終了時から予め定められた待機時間が経過したタイミングで実行されてもよい。
なお、給電制御部32は、画像形成装置100の動作モードに関わらず、前記給電制御を実行可能であってもよい。この場合、制御部9は、切替処理部31を含んでいなくてもよい。
カウント処理部33は、前記アクセス要求の送信元ごとの記憶部7への給電の停止中に受け付けられた前記アクセス要求の送信回数をカウントする。
具体的に、カウント処理部33は、周期的に開始する特定期間ごとに、前記アクセス要求の送信元ごとの記憶部7への給電の停止中に受け付けられた前記アクセス要求の送信回数をカウントする。
例えば、前記特定期間は、1カ月の周期で開始する1か月の長さの期間である。つまり、カウント処理部33は、1カ月ごとに、その1カ月における前記アクセス要求の送信元ごとの記憶部7への給電の停止中に受け付けられた前記アクセス要求の送信回数をカウントする。なお、前記特定期間は、任意の周期で開始する任意の長さの期間であってよい。
例えば、カウント処理部33は、記憶部7への給電の停止中に前記アクセス要求が受け付けられた場合に、当該アクセス要求から当該アクセス要求の送信元の通信装置のMACアドレスを抽出する。次に、カウント処理部33は、抽出されたMACアドレスが予めEEPROM24に設けられた登録用記憶領域に格納されているか否かを判定する。ここで、カウント処理部33は、抽出されたMACアドレスが前記登録用記憶領域に格納されていなければ、当該MACアドレスが未登録であると判定し、当該MACアドレスを前記登録用記憶領域に格納する。また、カウント処理部33は、抽出されたMACアドレスが未登録であると判定した場合に、予めEEPROM24に設けられたカウント用記憶領域内に当該MACアドレスと現在の前記特定期間の識別情報との組み合わせに対応する第1カウント値(初期値ゼロ)を設定して、当該第1カウント値をカウントアップする。一方、カウント処理部33は、抽出されたMACアドレスが前記登録用記憶領域に格納されていれば、当該MACアドレスが登録済みであると判定し、すでに前記カウント用記憶領域内に設定された当該MACアドレスと現在の前記特定期間の識別情報との組み合わせに対応する前記第1カウント値をカウントアップする。なお、カウント処理部33は、現在の前記特定期間が終了して次の前記特定期間が開始する場合に、登録済みのMACアドレスごとに、当該MACアドレスと次の前記特定期間の識別情報との組み合わせに対応する前記第1カウント値(初期値ゼロ)を前記カウント用記憶領域内に設定する。
また、カウント処理部33は、前記特定期間ごとに、当該特定期間における前記給電制御の実行回数をカウントする。例えば、カウント処理部33は、前記特定期間が開始する場合に、当該特定期間の識別情報に対応する第2カウント値(初期値ゼロ)を前記カウント用記憶領域内に設定する。そして、カウント処理部33は、前記給電制御が実行されるごとに、現在の前記特定期間の識別情報に対応する前記第2カウント値をカウントアップする。
報知処理部35は、前記給電制御の実行回数が予め定められた基準回数を超える場合に、前記アクセス要求の送信元のうちカウント処理部33によるカウント数が最も多い送信元を報知する。
具体的に、報知処理部35は、前記特定期間ごとに、当該特定期間における前記給電制御の実行回数が前記基準回数を超えるか否かを判定する判定処理を実行する。
設定処理部34は、前記判定処理の実行タイミングが到来する場合に、当該実行タイミングまでの画像形成装置100の使用期間に基づいて取得される画像形成装置100の残り製品寿命と、前記特定期間の長さと、当該実行タイミングまでの前記給電制御の実行回数の累計値に基づいて取得される前記給電制御の残り実行可能回数とに基づいて、前記基準回数を設定する。
例えば、画像形成装置100には、予め製品寿命が設定されている。例えば、画像形成装置100の製品寿命は5年である。また、画像形成装置100では、画像形成装置100の製品寿命を示す製品寿命情報が予めEEPROM24に格納されている。
設定処理部34は、EEPROM24に格納されている前記製品寿命情報、及び画像形成装置100の使用開始時から現在(前記判定処理の実行タイミングの到来時)までの経過時間に基づいて、画像形成装置100の残り製品寿命を取得する。なお、画像形成装置100の使用開始時から現在までの経過時間は、予めEEPROM24に格納される画像形成装置100の使用開始時を示す情報、及び現在の日時情報に基づいて取得される。
また、記憶部7には、予め前記給電制御の実行可能回数が設定されている。例えば、記憶部7の前記給電制御の実行可能回数は60万回である。また、画像形成装置100では、記憶部7の前記給電制御の実行可能回数を示す実行可能回数情報が予めEEPROM24に格納されている。
設定処理部34は、EEPROM24に格納されている前記実行可能回数情報、及び画像形成装置100の使用開始時から現在(前記判定処理の実行タイミングの到来時)までの前記給電制御の実行回数の累計値に基づいて、前記給電制御の残り実行可能回数を取得する。なお、画像形成装置100の使用開始時から現在までの前記給電制御の実行回数の累計値は、前記カウント用記憶領域内に設けられる前記特定期間ごとの前記第2カウント値に基づいて取得される。
例えば、設定処理部34は、以下の式(1)に従って、前記基準回数を算出する。なお、以下の式(1)における「X」は、前記基準回数を示す記号である。また、以下の式(1)における「A」は、前記給電制御の残り実行可能回数を示す記号である。また、以下の式(1)における「B」は、画像形成装置100の残り製品寿命を示す記号である。また、以下の式(1)における「C」は、前記特定期間の長さを示す記号である。
X=A÷(B÷C) ・・・ (1)
例えば、画像形成装置100の使用開始時から6カ月が経過した時点において、登録済みのMACアドレス各々に対応する前記アクセス要求の送信状況、及び前記給電制御の実行状況が、図3に示されるような状況であると仮定する。この場合、前記給電制御の残り実行可能回数は、「60万回-2万6439回=57万3561回」と算出される。また、画像形成装置100の残り製品寿命は、「5年(60カ月)-6カ月=54カ月」と算出される。また、前記基準回数は、「57万3561回÷(54カ月÷1カ月)=1万0621回(小数点以下切り捨て)」と算出される。
なお、前記基準回数は、画像形成装置100の製品寿命と、前記特定期間の長さと、記憶部7の前記給電制御の実行可能回数とに基づいて設定されてもよい。例えば、前記基準回数は、「60万回÷(5年(60カ月)÷1カ月)=1万回」と算出されてもよい。この場合、設定処理部34は、初回の前記判定処理の実行タイミングの到来時までに前記基準回数を設定すればよく、当該実行タイミングが到来するごとに前記基準回数を設定しなくてもよい。
報知処理部35は、前記判定処理において前記特定期間における前記給電制御の実行回数が前記基準回数を超えると判定される場合に、前記アクセス要求の送信元のうちカウント処理部33によるカウント数が最も多い送信元を報知する。
具体的に、報知処理部35は、前記アクセス要求の送信元のうちカウント処理部33によるカウント数が最も多い送信元、及び当該送信元のMACアドレスに基づいて特定される当該送信元の通信装置のベンダーを報知する。
例えば、報知処理部35は、カウント処理部33によるカウント数が最も多い送信元のMACアドレスの上位3オクテットに基づいて、当該送信元の通信装置のベンダーを特定する。つまり、報知処理部35は、MACアドレスに含まれるベンダーコードに基づいて、当該MACアドレスを有する通信装置のベンダーを特定する。例えば、報知処理部35は、予めEEPROM24に格納されるベンダーコードとベンダー名との対応関係を示すテーブルデータを用いて、MACアドレスに含まれるベンダーコードに対応するベンダーを特定する。なお、前記テーブルデータは、画像形成装置100のファームウェアがアップデートされる際に、最新の情報にアップデートされる。
例えば、報知処理部35は、前記判定処理によって前記特定期間における前記給電制御の実行回数が前記基準回数を超えると判定した場合に、その旨と、前記アクセス要求の送信元のうちカウント処理部33によるカウント数が最も多い送信元のMACアドレスと、当該送信元の通信装置のベンダーとを含む報知メッセージを予め定められた外部の情報処理装置の表示部に表示させる。例えば、前記報知メッセージは、「ベンダー「○△□」、MACアドレス「○○:○○:○○:**:**:**」の機器からの要求によるスリープ復帰が頻発しているため、ストレージデバイスの電源オン/オフ回数が想定より多くなっています。このままではストレージデバイスが故障してしまう可能性があります。該当のMACアドレスの機器を確認し、機器の設定が適切か確認してください。また、不要な場合はネットワークから取り除いてください」のような内容のメッセージである。なお、前記報知メッセージは、画像形成装置100の操作表示部5に表示されてもよい。また、前記報知メッセージには、前記アクセス要求の送信元のうちカウント処理部33によるカウント数が多い順に選択された複数の送信元が含まれていてもよい。また、前記報知メッセージには、ベンダーが含まれていなくてもよい。
なお、報知処理部35は、画像形成装置100の使用開始時からの前記給電制御の実行回数の累計値が、例えば1万回のような、予め定められた回数(本発明の基準回数の他の一例)を超えた場合に、前記アクセス要求の送信元のうちカウント処理部33によるカウント数が最も多い送信元を報知してもよい。この場合、制御部9は、設定処理部34を含んでいなくてよい。
[給電制御処理]
以下、図4を参照しつつ、画像形成装置100において制御部9により実行される給電制御処理の手順の一例とともに、本発明の報知方法の一部について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部9により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部9は、前記移行条件を充足したか否かを判定する。
ここで、制御部9は、前記移行条件を充足したと判定すると(S11のYes側)、処理をステップS12に移行させる。また、前記移行条件を充足していなければ(S11のNo側)、制御部9は、ステップS11で前記移行条件の充足を待ち受ける。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部9は、画像形成装置100の動作モードを前記通常モードから前記省電力モードに移行させる。ここで、ステップS12の処理は、制御部9の切替処理部31により実行される。
具体的に、制御部9は、給電部8に制御信号を入力して、画像形成装置100の構成要素の一部に対する給電を停止させる。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部9は、前記復帰条件を充足したか否かを判定する。
ここで、制御部9は、前記復帰条件を充足したと判定すると(S13のYes側)、処理をステップS18に移行させる。また、前記復帰条件を充足していなければ(S13のNo側)、制御部9は、処理をステップS14に移行させる。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部9は、前記アクセス要求を受け付けたか否かを判定する。
ここで、制御部9は、前記アクセス要求を受け付けたと判定すると(S14のYes側)、処理をステップS15に移行させる。また、前記アクセス要求を受け付けていなければ(S14のNo側)、制御部9は、処理をステップS13に移行させる。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部9は、前記第1工程と前記第2工程とを含む前記給電制御を実行する。ここで、ステップS15の処理は、本発明の給電制御ステップの一例であって、制御部9の給電制御部32により実行される。
具体的に、制御部9は、前記第1工程において、給電部8に制御信号を入力して、給電部8に記憶部7への給電を開始させる。また、制御部9は、前記第2工程において、給電部8に制御信号を入力して、給電部8に記憶部7への給電を停止させる。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部9は、ステップS14で受け付けたと判定された前記アクセス要求の送信元に対応する前記アクセス要求の送信回数をカウントアップする。ここで、ステップS16の処理は、本発明のカウントステップの一例であって、制御部9のカウント処理部33により実行される。
具体的に、制御部9は、ステップS14で受け付けたと判定された前記アクセス要求から当該アクセス要求の送信元の通信装置のMACアドレスを抽出する。次に、制御部9は、抽出されたMACアドレスが前記登録用記憶領域に格納されているか否かを判定する。ここで、制御部9は、抽出されたMACアドレスが前記登録用記憶領域に格納されていなければ、当該MACアドレスが未登録であると判定し、当該MACアドレスを前記登録用記憶領域に格納する。また、制御部9は、抽出されたMACアドレスが未登録であると判定した場合に、前記カウント用記憶領域内に当該MACアドレスと現在の前記特定期間の識別情報との組み合わせに対応する前記第1カウント値(初期値ゼロ)を設定して、当該第1カウント値をカウントアップする。一方、制御部9は、抽出されたMACアドレスが前記登録用記憶領域に格納されていれば、当該MACアドレスが登録済みであると判定し、すでに前記カウント用記憶領域内に設定された当該MACアドレスと現在の前記特定期間の識別情報との組み合わせに対応する前記第1カウント値をカウントアップする。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部9は、前記給電制御の実行回数をカウントアップする。ここで、ステップS17の処理は、制御部9のカウント処理部33により実行される。
具体的に、制御部9は、前記カウント用記憶領域内の現在の前記特定期間の識別情報に対応する前記第2カウント値をカウントアップする。
<ステップS18>
ステップS18において、制御部9は、画像形成装置100の動作モードを前記省電力モードから前記通常モードに復帰させる。ここで、ステップS18の処理は、制御部9の切替処理部31により実行される。
具体的に、制御部9は、給電部8に制御信号を入力して、画像形成装置100の構成要素の一部に対する給電を再開させる。
[報知処理]
次に、図5を参照しつつ、画像形成装置100において制御部9により実行される報知処理の手順の一例とともに、本発明の報知方法の残部について説明する。例えば、前記報知処理は、前記特定期間が終了したタイミングで実行される。
<ステップS21>
まず、ステップS21において、制御部9は、前記基準回数を設定する。ここで、ステップS21の処理は、制御部9の設定処理部34により実行される。
具体的に、制御部9は、EEPROM24に格納されている前記製品寿命情報、及び画像形成装置100の使用開始時から現在までの経過時間に基づいて、画像形成装置100の残り製品寿命を取得する。また、制御部9は、EEPROM24に格納されている前記実行可能回数情報、及び画像形成装置100の使用開始時から現在までの前記給電制御の実行回数の累計値に基づいて、前記給電制御の残り実行可能回数を取得する。また、制御部9は、取得した画像形成装置100の残り製品寿命及び前記給電制御の残り実行可能回数を上述の式(1)に代入して、前記基準回数を算出する。
これにより、画像形成装置100の製品寿命、及び記憶部7の前記給電制御の実行可能回数に基づくことなく前記基準回数が定められる構成と比較して、画像形成装置100の製品寿命が尽きる前に記憶部7が故障するおそれがある場合に限って前記報知メッセージを報知することが可能である。また、前記基準回数を、画像形成装置100の製品寿命と、前記特定期間の長さと、記憶部7の前記給電制御の実行可能回数とに基づいて設定する構成と比較して、現在までの前記給電制御の実行状況が考慮される分、より柔軟に前記基準回数を設定することが可能である。
<ステップS22>
ステップS22において、制御部9は、終了した前記特定期間における前記給電制御の実行回数がステップS21で設定された前記基準回数を超えるか否かを判定する前記判定処理を実行する。
ここで、制御部9は、前記判定処理において前記給電制御の実行回数が前記基準回数を超えると判定すると(S22のYes側)、処理をステップS23に移行させる。また、制御部9は、前記判定処理において前記給電制御の実行回数が前記基準回数以下であると判定すると(S22のNo側)、処理をステップS24に移行させる。
<ステップS23>
ステップS23において、制御部9は、終了した前記特定期間に対応する前記第1カウント値が最も多い送信元を報知する。ここで、ステップS22及びステップS23の処理は、本発明の報知ステップの一例であって、制御部9の報知処理部35により実行される。
具体的に、制御部9は、終了した前記特定期間に対応する前記第1カウント値が最も多いMACアドレスの上位3オクテットに基づいて、当該MACアドレスに対応する送信元の通信装置のベンダーを特定する。また、制御部9は、特定されたベンダーを含む前記報知メッセージを予め定められた外部の情報処理装置の表示部に表示させる。
これにより、前記報知メッセージを通知されたユーザーは、前記アクセス要求の送信回数が最多の送信元に対応するユーザーに対して、前記アクセス要求の送信を控えるように説得するなどの働きかけを行うことが可能である。また、前記報知メッセージに送信元の通信装置のベンダーが含まれることにより、前記報知メッセージを通知されたユーザーによる当該通信装置の特定が容易になる。
<ステップS24>
ステップS24において、制御部9は、次の前記特定期間に対応する前記第1カウント値及び前記第2カウント値を設定する。ここで、ステップS24の処理は、制御部9のカウント処理部33により実行される。
具体的に、制御部9は、登録済みのMACアドレスごとに、当該MACアドレスと次の前記特定期間の識別情報との組み合わせに対応する前記第1カウント値(初期値ゼロ)を前記カウント用記憶領域内に設定する。また、制御部9は、次の前記特定期間の識別情報に対応する第2カウント値(初期値ゼロ)を前記カウント用記憶領域内に設定する。
このように、画像形成装置100では、前記アクセス要求の送信元ごとの記憶部7への給電の停止中に受け付けられた前記アクセス要求の送信回数がカウントされる。そして、画像形成装置100では、前記給電制御の実行回数が前記基準回数を超える場合に、前記アクセス要求の送信元のうちカウント数が最も多い送信元が報知される。これにより、当該送信元を報知されたユーザーは、当該送信元に対応するユーザーに対して、前記アクセス要求の送信を控えるように説得するなどの働きかけを行うことが可能である。従って、外部からの前記アクセス要求に起因する記憶部7の起動回数の増加を抑制することが可能である。
[発明の付記]
以下、上述の実施形態から抽出される発明の概要について付記する。なお、以下の付記で説明する各構成及び各処理機能は取捨選択して任意に組み合わせることが可能である。
<付記1>
不揮発性の記憶部への給電の停止中に当該記憶部へのアクセス要求が受け付けられた場合に、当該記憶部に給電する第1工程と前記アクセス要求に応じた当該記憶部へのアクセス処理の終了後に当該記憶部への給電を停止する第2工程とを含む給電制御を実行する給電制御部と、前記アクセス要求の送信元ごとの前記記憶部への給電の停止中に受け付けられた前記アクセス要求の送信回数をカウントするカウント処理部と、前記給電制御の実行回数が予め定められた基準回数を超える場合に、前記アクセス要求の送信元のうち前記カウント処理部によるカウント数が最も多い送信元を報知する報知処理部と、を備える情報処理装置。
<付記2>
前記カウント処理部は、周期的に開始する特定期間ごとに、前記アクセス要求の送信元ごとの前記記憶部への給電の停止中に受け付けられた前記アクセス要求の送信回数をカウントし、前記報知処理部は、前記特定期間ごとに当該特定期間における前記給電制御の実行回数が前記基準回数を超えるか否かを判定する判定処理を実行して、前記判定処理において前記特定期間における前記給電制御の実行回数が前記基準回数を超えると判定される場合に、前記アクセス要求の送信元のうち前記カウント処理部によるカウント数が最も多い送信元を報知する、付記1に記載の情報処理装置。
<付記3>
前記判定処理の実行タイミングが到来する場合に、当該実行タイミングまでの前記情報処理装置の使用期間に基づいて取得される前記情報処理装置の残り製品寿命と、前記特定期間の長さと、当該実行タイミングまでの前記給電制御の実行回数の累計値に基づいて取得される前記給電制御の残り実行可能回数とに基づいて、前記基準回数を設定する設定処理部を備える、付記2に記載の情報処理装置。
<付記4>
前記報知処理部は、前記アクセス要求の送信元のうち前記カウント処理部によるカウント数が最も多い送信元のMACアドレスに基づいて特定される当該送信元の通信装置のベンダーを報知する、付記1~3のいずれかに記載の情報処理装置。
<付記5>
前記情報処理装置の動作モードを通常モードと前記通常モードよりも消費電力が小さい省電力モードとの間で切り替える切替処理部を備え、前記記憶部は、前記動作モードが前記通常モードから前記省電力モードに切り替わる場合に給電が停止され、前記給電制御部は、前記動作モードが前記省電力モードである場合に、前記給電制御を実行可能である、付記1~4のいずれかに記載の情報処理装置。
<付記6>
原稿の画像を読み取る画像読取部、及び画像データに基づく画像を形成する画像形成部のいずれか一方又は両方を備える、付記1~5のいずれかに記載の情報処理装置。
<付記7>
不揮発性の記憶部への給電の停止中に当該記憶部へのアクセス要求が受け付けられた場合に、当該記憶部に給電する第1工程と前記アクセス要求に応じた当該記憶部へのアクセス処理の終了後に当該記憶部への給電を停止する第2工程とを含む給電制御を実行する給電制御ステップと、前記アクセス要求の送信元ごとの前記記憶部への給電の停止中に受け付けられた前記アクセス要求の送信回数をカウントするカウントステップと、前記給電制御の実行回数が予め定められた基準回数を超える場合に、前記アクセス要求の送信元のうち前記カウントステップによるカウント数が最も多い送信元を報知する報知ステップと、を含む報知方法。
1 ADF
2 画像読取部
3 画像形成部
4 シート搬送部
5 操作表示部
6 通信部
7 記憶部
8 給電部
9 制御部
31 切替処理部
32 給電制御部
33 カウント処理部
34 設定処理部
35 報知処理部
100 画像形成装置

Claims (7)

  1. 不揮発性の記憶部への給電の停止中に当該記憶部へのアクセス要求が受け付けられた場合に、当該記憶部に給電する第1工程と前記アクセス要求に応じた当該記憶部へのアクセス処理の終了後に当該記憶部への給電を停止する第2工程とを含む給電制御を実行する給電制御部と、
    前記アクセス要求の送信元ごとの前記記憶部への給電の停止中に受け付けられた前記アクセス要求の送信回数をカウントするカウント処理部と、
    前記給電制御の実行回数が予め定められた基準回数を超える場合に、前記アクセス要求の送信元のうち前記カウント処理部によるカウント数が最も多い送信元を報知する報知処理部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記カウント処理部は、周期的に開始する特定期間ごとに、前記アクセス要求の送信元ごとの前記記憶部への給電の停止中に受け付けられた前記アクセス要求の送信回数をカウントし、
    前記報知処理部は、前記特定期間ごとに当該特定期間における前記給電制御の実行回数が前記基準回数を超えるか否かを判定する判定処理を実行して、前記判定処理において前記特定期間における前記給電制御の実行回数が前記基準回数を超えると判定される場合に、前記アクセス要求の送信元のうち前記カウント処理部によるカウント数が最も多い送信元を報知する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定処理の実行タイミングが到来する場合に、当該実行タイミングまでの前記情報処理装置の使用期間に基づいて取得される前記情報処理装置の残り製品寿命と、前記特定期間の長さと、当該実行タイミングまでの前記給電制御の実行回数の累計値に基づいて取得される前記給電制御の残り実行可能回数とに基づいて、前記基準回数を設定する設定処理部を備える、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記報知処理部は、前記アクセス要求の送信元のうち前記カウント処理部によるカウント数が最も多い送信元のMACアドレスに基づいて特定される当該送信元の通信装置のベンダーを報知する、
    請求項1~3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記情報処理装置の動作モードを通常モードと前記通常モードよりも消費電力が小さい省電力モードとの間で切り替える切替処理部を備え、
    前記記憶部は、前記動作モードが前記通常モードから前記省電力モードに切り替わる場合に給電が停止され、
    前記給電制御部は、前記動作モードが前記省電力モードである場合に、前記給電制御を実行可能である、
    請求項1~3のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 原稿の画像を読み取る画像読取部、及び画像データに基づく画像を形成する画像形成部のいずれか一方又は両方を備える、
    請求項1~3のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 不揮発性の記憶部への給電の停止中に当該記憶部へのアクセス要求が受け付けられた場合に、当該記憶部に給電する第1工程と前記アクセス要求に応じた当該記憶部へのアクセス処理の終了後に当該記憶部への給電を停止する第2工程とを含む給電制御を実行する給電制御ステップと、
    前記アクセス要求の送信元ごとの前記記憶部への給電の停止中に受け付けられた前記アクセス要求の送信回数をカウントするカウントステップと、
    前記給電制御の実行回数が予め定められた基準回数を超える場合に、前記アクセス要求の送信元のうち前記カウントステップによるカウント数が最も多い送信元を報知する報知ステップと、
    を含む報知方法。
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