JP2024012892A - 作業車の作業具格納装置 - Google Patents

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Mitsutaka Shoji
亮 松本
Akira Matsumoto
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Abstract

Figure 2024012892000001
【課題】作業具収容部から作業具が落下することを防止することのできる作業車の作業具格納装置を提供する。
【解決手段】ジャッキベース格納装置50は、ジャッキベース15の出し入れを規制する規制位置とジャッキベース15の出し入れを許容する退避位置との間で回動自在に設けられる落下防止バー90と、落下防止バー90を規制位置にロックするロック位置と落下防止バー90のロックを解除するロック解除位置との間で操作されるロックレバー100とを備え、落下防止バー90が規制位置にある状態において、ロックレバー100がロック位置にある場合は、落下防止バー90の規制位置から退避位置への回動が阻止され、ロックレバー100がロック位置からロック解除位置に操作されることで、落下防止バー90の規制位置から退避位置への回動が許容される。
【選択図】図4

Description

本発明は、所定の作業に要する作業具を出し入れ可能に収容する作業車の作業具格納装置に関する。
作業車の一例として、走行可能な車体上に少なくとも起伏動自在に配設されたブームと、このブームの先端部に設けられた作業者搭乗用の作業台とを備え、作業台に搭乗した作業者が操作装置を操作してブームを作動させることにより、該作業台を任意の高所位置へ移動自在に構成した高所作業車が知られており、例えば、電線工事、ビルディングや船舶の建造、高速道路建設等、種々の高所での作業に用いられている。このような高所作業車には、車体の前後左右にそれぞれジャッキが配設されており、これらのジャッキを接地させることで、ブームから車体に作用するブームモーメントに抗して車体を安定的に支持することができるようになっている。ここで、車体をジャッキで支持する場合に、当該ジャッキによる車体支持の安定性を向上させるために、ジャッキの下端と地面との間にジャッキベースを敷設する場合がある。このジャッキベースは、車両の走行時などの不使用時には、車体に設けられたジャッキベース収納箱に格納され、作業の開始時あるいは終了時にジャッキベース収容箱からの出し入れが可能となっている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2008-143606号公報
ところで、近年では、ジャッキベース収納箱の取出口の近傍に、ジャッキベースの出し入れを可能とする退避位置と出し入れを規制する規制位置との間で回動自在な開閉バーを設けて、ジャッキベースの不使用時には開閉バーを規制位置に回動させておくことで、格納状態のジャッキベースの出し入れ方向の移動を阻止する技術が実用化されている。しかしながら、車両の走行中において路面の段差や振動により開閉バーが跳ね上げられてしまうと、それまで開閉バーによって遮られていたジャッキベース収納箱の取出口が開放されて、このジャッキベース収納箱からジャッキベースが落下するおそれがあるという課題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、作業具収容部から作業具が落下することを防止することのできる作業車の作業具格納装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る作業車の作業具格納装置は、走行可能な車体に設けられて、所定の作業に要する作業具を前記車体の外側から出し入れ可能に収容する作業車の作業具格納装置であって、前記作業具を出し入れするための取出口を有して前記作業具を収容する作業具収容部と、前記作業具収容部に設けられる第1軸部を中心に、前記作業具の出し入れを規制する規制位置と前記作業具の出し入れを許容する退避位置との間で回動自在に設けられる落下防止部材と、前記落下防止部材に設けられて、前記落下防止部材を前記規制位置にロックするロック位置と前記落下防止部材のロックを解除するロック解除位置との間で操作されるロック操作部材とを備え、前記落下防止部材が前記規制位
置にある状態において、前記ロック操作部材が前記ロック位置にある場合は、前記落下防止部材の規制位置から退避位置への回動が阻止され、前記落下防止部材が規制位置にある状態において、前記ロック操作部材が前記ロック位置から前記ロック解除位置に操作されることで、前記落下防止部材の前記規制位置から前記退避位置への回動が許容されることを特徴とする。
上記構成の作業車の作業具格納装置において、前記作業具収容部は、被ロック部を備え、前記ロック操作部材は、前記被ロック部と係合可能なロック部を備え、前記落下防止部材に設けられた第2軸部を中心に、前記ロック部が前記被ロック部と係合する前記ロック位置と、前記ロック部が前記被ロック部から離脱する前記ロック解除位置との間で回動操作可能に構成され、前記落下防止部材が前記規制位置にあり且つ前記ロック操作部材が前記ロック位置にある状態において、前記ロック操作部材の前記第1軸部を中心とする回動が前記ロック部と前記被ロック部との係合により阻止されることで、前記落下防止部材が前記ロック操作部材と共に前記第1軸部を中心に前記規制位置から前記退避位置へ一体回動することが阻止されることが好ましい。
また、上記構成の作業車の作業具格納装置において、前記ロック操作部材には、前記第2軸部よりも一端側に前記ロック部が設けられ、前記第2軸部よりも他端側に操作部が設けられており、前記操作部は、前記落下防止部材が前記規制位置にあり且つ前記ロック操作部材が前記ロック位置にある状態において、前記落下防止部材よりも外方に突出して配置され、前記落下防止部材が前記規制位置にあり且つ前記ロック操作部材が前記ロック位置にある状態において、前記操作部を外方から前記落下防止部材側に押し込み操作することにより、前記ロック操作部材が前記第2軸部を中心に前記ロック位置から前記ロック解除位置へ回動して、前記ロック部と前記被ロック部との係合が解除されることが好ましい。
さらに、上記構成の作業車の作業具格納装置において、前記ロック操作部材は、前記第2軸部を中心とする回動方向に沿って延びて前記第1軸部を挿通可能な長溝を有しており、前記落下防止部材が前記規制位置にある状態において、前記ロック操作部材が前記第2軸部を中心に前記ロック位置まで回動したときに前記第1軸部が前記長溝の長手方向の一端部に当接し、前記ロック操作部材が前記第2軸部を中心に前記ロック解除位置まで回動したときに前記第1軸部が前記長溝の長手方向の他端部に当接することが好ましい。
さらに、上記構成の作業車の作業具格納装置において、前記ロック操作部材の重心位置は、前記落下防止部材が前記規制位置にある状態において、前記第2軸部よりも前記一端側に配向されており、前記落下防止部材が前記規制位置にある状態では、前記ロック操作部材は自重の作用により前記ロック部が前記被ロック部と係合する回動方向に付勢されることが好ましい。
本発明に係る作業車の作業具格納装置によれば、落下防止部材が規制位置にある状態においては、ロック操作部材をロック位置からロック解除位置へと操作しなければ、落下防止部材を退避位置へ回動させることができず、この落下防止部材を作業具の出し入れを規制する規制位置にロックすることができるため、安価且つ簡便な構造により、落下防止部材が車両走行時の路面の段差や振動などにより跳ね上げられるのを防止して、作業具が作業具収容部から落下することを確実に抑止することが可能となる。
本実施形態のジャッキベース格納装置を備えた高所作業車を示す側面図である。 上記高所作業車のジャッキの下端に設置されるジャッキベースを示す斜視図である。 上記ジャッキベース格納装置の車体への組付状態を示す斜視図である。 上記ジャッキベース格納装置を後方側から見た斜視図である。 上記ジャッキベース格納装置を前方側から見た斜視図である。 上記ジャッキベース格納装置の正面図である。 上記ジャッキベース格納装置の側面図である。 上記ジャッキベース格納装置を右方から見た斜視図である。 上記ジャッキベース格納装置を左方から見た斜視図である。 上記ジャッキベース格納装置の落下防止機構の背面図である。 ジャッキベース格納装置において落下防止バーが規制位置にあり且つロックレバーがロック位置にある状態を示す正面図である。 (a)は落下防止バーが規制位置にあり且つロックレバーがロック位置にある状態を示す背面図であり、(b)は落下防止機構において落下防止バーが規制位置にあり且つロックレバーがロック位置にある状態を示す背面図である。 ジャッキベース格納装置において落下防止バーが規制位置にあり且つロックレバーがロック解除位置にある状態を示す正面図である。 (a)は落下防止バーが規制位置にあり且つロックレバーがロック解除位置にある状態を示す背面図であり、(b)は落下防止機構において落下防止バーが規制位置にあり且つロックレバーがロック解除位置にある状態を示す背面図である。 ジャッキベース格納装置において落下防止バーが退避位置にあり且つロックレバーがロック解除位置にある状態を示す正面図である。 落下防止機構において落下防止バーが退避位置にあり且つロックレバーがロック解除位置にある状態を示す背面図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。本実施形態に係るジャッキベース格納装置(作業具格納装置)50を備えた高所作業車1を図1に示しており、まず、この図を参照して高所作業車1の全体構成について説明する。
高所作業車1は、図1に示すように、車体2の前部に運転キャビン7を有し、車体2の前後に配設された左右一対のタイヤ車輪5により走行可能なトラック車両をベースに構成されている。車体2は、タイヤ車輪5が配設されたシャシフレームと、このシャシフレーム上に取り付けられたサブフレームとからなる車体フレームを備えて構成されている。
車体2の前後左右には、高所作業時に車体2を持ち上げ支持するジャッキ(アウトリガジャッキ)10が設けられている。各ジャッキ10は、その内部に設けられたジャッキシリンダ11を駆動させて下方に伸長させることで車体2を持ち上げ支持し、これにより車両全体を安定させた状態とする。車体2の後端部には、各ジャッキ10やブーム30等の作動操作を行うための下部操作装置27が設けられている。
なお、ジャッキ10は、図2に示すように、地面(駐車路面)の状態などに応じて、当該ジャッキ10の下端側に設けられた接地板10aと地面との間にジャッキベース15を設置して、車体2を持ち上げ支持することも可能であり、それによればジャッキベース15を使用しない場合と比べて地面との接地面圧が低減され、車体2をより一層安定的に支持することが可能となる。このジャッキベース15は、ジャッキ10の接地板10aが当接する敷板部15aと、敷板部15aの周囲に設けられたフレーム部15bとを備えて構成される。敷板部15aは、例えば木製板材を用いてジャッキ10の接地板10aよりもひと回り大きい直方体状に形成されている。フレーム部15bは、例えば鉄等の金属材料を用いて敷板部15aの外周部を保持する矩形枠状に形成されている。このフレーム部1
5bには、作業者が把持する取手15cが設けられている。また、車体2下部の左右両サイドには、ジャッキベース15を出し入れ可能に収容するジャッキベース格納装置50がそれぞれ取り付けられている。各ジャッキベース格納装置50は、2枚のジャッキベース15を収容可能であり、ジャッキベース15を使用する場合には、車体2の側方から各ジャッキベース15を出し入れ可能に構成されている。このジャッキベース格納装置50の具体的な構造については後述する。
車体2における運転キャビン7後方の架装領域には、旋回モータ24により駆動されて上下軸回りに水平旋回動自在に構成された旋回支柱20が設けられている。この旋回支柱20の上部には、ブーム30の基端部がフートピン22を介して上下方向に揺動自在(起伏自在)に取り付けられている。また、車体2の架装領域の左右には、作業工具や作業機材などを収納するための工具箱26が設けられている。
ブーム30は、旋回支柱20側から順に、基端ブーム30a及び先端ブーム30bが入れ子式に組み合わされた構成を有しており、その内部に設けられた伸縮シリンダ31の伸縮駆動により、ブーム30を軸方向(長手方向)に伸縮作動させることができる。また、基端ブーム30aと旋回支柱20との間には起伏シリンダ23が跨設されており、この起伏シリンダ23を伸縮駆動させることにより、ブーム30全体を上下面(垂直面)内で起伏作動させることができる。
先端ブーム30bの先端部には、ブームヘッド33が取り付けられている。このブームヘッド33の先端部には、ブーム30の起伏面に沿って揺動可能な平行リンク式の屈伸アーム34が取り付けられている。
屈伸アーム34は、互いに平行に配置された上アーム部材35および下アーム部材36と、この上アーム部材35および下アーム部材36にそれぞれ連結されたアームブラケット37とを備えて構成される。各アーム部材35,36の軸方向の基端部はブームヘッド33に枢結されており、各アーム部材35,36の軸方向の先端部はアームブラケット37に枢結されている。両アーム部材35,36は、ブームヘッド33およびアームブラケット37と協働して平行リンク機構を構成しており、常時平行姿勢が保たれるようになっている。上アーム部材35および下アーム部材36の間には、屈伸シリンダ(図示せず)が設けられている。この屈伸シリンダのロッド側端部は、ブームヘッド33と下アーム部材36との枢結部に対して同軸的に枢結されている。屈伸シリンダのボトム側端部は、上アーム部材35の軸方向の中間部に枢結されている。この屈伸シリンダを伸縮駆動させることで、屈伸アーム34がブーム30(ブームヘッド33)に対して上下方向に屈伸作動する。
アームブラケット37には、垂直ポスト38が上下方向に揺動自在に枢支されている。この垂直ポスト38は、不図示のレベリング装置(レベリングシリンダ)により、ブーム30の起伏の如何に拘らず常時垂直姿勢に保持されるように揺動制御(レベリング制御)される。この垂直ポスト38には、作業者搭乗用の作業台40が作業台ブラケット(図示せず)を介して取り付けられている。この作業台ブラケットの内部には首振りモータ(図示せず)が設けられており、この首振りモータを駆動させることにより、作業台40全体を垂直ポスト回りに首振り作動(水平旋回作動)させることができる。ここで、垂直ポスト38は、上述のように常時垂直姿勢が保たれるため、結果として作業台40の床面はブーム30の起伏角度によらず常時水平に保持される。
作業台40には、これに搭乗した作業者が操作する操作レバーや操作スイッチ、操作ダイヤル等の各操作手段を備えた上部操作装置41が設けられている。そのため、作業台40に搭乗した作業者は、上部操作装置41を操作することにより、旋回台20の旋回作動
(旋回モータ24の回転駆動)、ブーム30の起伏作動(起伏シリンダ23の伸縮駆動)、ブーム30の伸縮作動(伸縮シリンダ31の伸縮駆動)、屈伸アーム34の屈伸作動(屈伸シリンダの伸縮駆動)、作業台40の首振り作動(首振りモータの回転駆動)などの各作動操作を行うことができる。
車体2に設けられたジャッキ10及び高所作業装置(旋回支柱20、ブーム30、屈伸アーム34、作業台40等)の作動、すなわち、ジャッキシリンダ11、旋回モータ24、起伏シリンダ23、伸縮シリンダ31、屈伸シリンダおよび首振りモータ等(以下、まとめて「油圧アクチュエータ」とも称する)の駆動は、上部操作装置41や下部操作装置27からの操作信号に基づいて、車両のエンジンから取り出した動力により駆動される油圧ポンプ(図示せず)からの作動油の給排制御に応じて行われる。この作動油の給排制御は、各油圧アクチュエータに対応して設けられた制御バルブ(電磁比例制御)の電磁駆動によって行われ、油圧ポンプから各油圧アクチュエータに供給される作動油の供給方向及び供給量を制御することで、各油圧アクチュエータの作動方向及び作動速度を制御する(ジャッキ10及び高所作業装置の作動方向及び作動速度を制御する)。
次に、本実施形態のジャッキベース格納装置50の構造について、図3~図10を追加参照して説明する。なお、以下の説明では、図3および図4に示す矢印方向を基準として、車長方向を前後方向、車幅方向を左右方向、車高方向を上下方向と呼称して説明する。このジャッキベース格納装置50は、車体2の左側前方の下部と、車体2の右側後方の下部とにそれぞれ取り付けられている。なお、図1では、車体2の右側後方の下部に取り付けられたジャッキベース格納装置50のみが表れている。ここで、車体2に設けられた2つのジャッキベース格納装置50は同様の構成であるため、以下では、2つのジャッキベース格納装置50のうち、車体2の右側後方の下部に取り付けられたジャッキベース格納装置50を代表して説明する。
ジャッキベース格納装置50は、2枚のジャッキベース15を格納するジャッキベース収容箱51と、このジャッキベース収容箱51からのジャッキベース15の落下を防止する落下防止機構80とを備えて構成される。
ジャッキベース収容箱51は、第1収容部60と第2収容部70とを有しており、各収容部60,70にジャッキベース15を1枚ずつ収容可能に構成されている。このジャッキベース収容箱51は、図3に示すように、第1収容部60と車体2の後端に配設されたテールランプ9との干渉、並びに、第2収容部70とジャッキ10の接地板10aとの干渉を避けるため、第1収容部60と第2収容部70とが上下方向に段差状に配設されている(第1収容部60が下方で第2収容部70が上方に配設されている)。このジャッキベース収容箱51には、当該ジャッキベース収容箱51を車体2側に取り付けるための複数のステー52,53,54が配設されている(図3、図5等を参照)。
第1収容部60は、第1底板部材61と、第1立板部材62、第1側板部材63と、第1背板部材64と、第1天板部材65と、仕切板部材66とを備え、全体として中空の箱状に形成されている。各板部材61~66は、例えば金属平板を用いて図示する形状に形成されている。第1収容部60には、ジャッキベース15を車両幅方向(左右方向)に出し入れするための第1取出口69が形成されている。この第1取出口69は、車両側方(左右外側)に臨んで開放されている。
第2収容部70は、第2底板部材71と、第2立板部材72と、第2側板部材73と、第2背板部材74と、第2天板部材75と、前述の仕切板部材66とを備え、全体として中空の箱状に形成されている。各板部材71~75は、例えば金属平板を用いて図示する形状に形成されている。第2収容部70には、ジャッキベース15を車両幅方向(左右方
向)に出し入れするための第2取出口79が形成されている。この第2取出口79は、車両側方(左右外側)に臨んで開放されている。
落下防止機構80は、ジャッキベース収容箱51に設けられたブラケット板81と、このブラケット板81に回動自在に設けられてジャッキベース15の落下(出し入れ方向の移動)を阻止する落下防止バー90と、この落下防止バー90をブラケット板81に対して回動不能にロックするロックレバー100とを備えて構成される。
ブラケット板81は、ジャッキベース収容箱51の第2取出口79の近傍に設けられている。このブラケット板81は、第2側板部材73に一体的に設けられた平板状のブラケット本体部82と、ブラケット本体部82の上方寄りの位置に開設された軸孔83と、ブラケット本体部82の後方寄りの位置に開設されたストッパ挿通孔84と、ブラケット本体部82の上端部に切欠き形成されたロック溝85とを備えている。
ブラケット本体部82は、第2側板部材73の端部からL字状に折り曲げられて形成されている。このブラケット本体部82の上端側には、第1突部82aおよび第2突部82bが形成されており、これら2つの突部82a,82bの間にロック溝85が凹設されている。第1突部82aの上端は、第1軸部材86を中心に円弧状に湾曲形成されている。また、この第1突部82aには、後述のロックピン104の軸部104aと当接可能なピン受面82cが連続的に繋がっている。
軸孔83は、ブラケット本体部82の表裏に貫通された円形の貫通孔であり、落下防止バー90の回動軸となる第1軸部材86を挿通可能に形成されている。ストッパ挿通孔84は、ブラケット本体部82の表裏に貫通された矩形の貫通孔であり、落下防止バー90の回動範囲を制限するためのストッパ部材87を挿通可能に形成されている。ロック溝85は、上方に向けて開放された略V字状の溝であり、後述のロックピン104の軸部104aと係合可能に形成されている。
第1軸部材86は、軸部86aおよび頭部86bを有する六角ボルトから構成されている。軸部86aには、頭部86bとブラケット板81との間に挟まれて落下防止バー90およびロックレバー100が取り付けられている。軸部86aの先端側には、この軸部86aを軸孔83から抜け止めするためのロックナット(緩み止めナット)88が金属ワッシャ(図示せず)を介して螺着されている。また、軸部86aには、頭部86bと落下防止バー90との間、並びに、この落下防止バー90とブラケット板81との間に、落下防止バー90の動きを円滑にするための樹脂ワッシャ(図示せず)が介挿されている。
ストッパ部材87は、落下防止バー90の回動面と直交する方向に延びる細長いブロック状に形成されており、ストッパ挿通孔84に挿通された状態でブラケット板81に固定されている。このストッパ部材87の上端面87aは、落下防止バー90に当接可能なストッパ面として形成されている。
落下防止バー90は、ブラケット板81に第1軸部材86を介して連結されている。この落下防止バー90は、例えば金属平板を用いて形成されている。この落下防止バー90の背面側には、詳細後述するが、ロックレバー100が回動自在に設けられており、このロックレバー100を押し込み操作した状態においてのみ落下防止バー90のロックを解除することができる。なお、以下では、説明の便宜上、図6に示す落下防止バー90の配設姿勢において、落下防止バー90の右側(第1軸部材86に近い側)を基端側、落下防止バー90の左側(第1軸部材86から遠い側)を先端側と呼称する。
落下防止バー90は、ジャッキベース収容箱51の両取出口69,79を横断可能な長
尺状に形成されている。落下防止バー90の基端側には、第1軸部材86を挿通する円形の貫通孔(図示せず)が開設されている。また、落下防止バー90の基端側には、第1軸部材86よりもやや先端側寄りにU字状の逃げ溝91が形成されている。この逃げ溝91は、後述のロックピン104の回動軌跡上に形成されており、当該ロックピン104の頭部104bを受容可能に構成されている。また、落下防止バー90の中間部には、ロックレバー100の回動軸となる第2軸部材92が取り付けられている。
かかる構成の落下防止バー90は、ブラケット板81に対して第1軸部材86を中心に回動自在に構成されている。ここで、落下防止バー90の一方向(閉じ方向)への回動は、当該落下防止バー90がストッパ部材87の上端面87aに当接する位置(「規制位置」と呼称する)で制限され、落下防止バー90の他方向(開き方向)への回動は、当該落下防止バー90と一体的に回動するロックレバー100のロックピン104がブラケット板81のピン受面82cに当接する位置(「退避位置」と呼称する)で制限される。すなわち、落下防止バー90は、規制位置と退避位置との間の範囲で回動自在である。なお、規制位置は、落下防止バー90が両取出口69,79を横断してジャッキベース15の出し入れを規制する位置に対応している。また、退避位置は、落下防止バー90が規制位置から退避して(両取出口69,79から離間して)ジャッキベース15の出し入れを許容する位置に対応している。
ロックレバー100は、落下防止バー90に第2軸部材92を介して連結されている。このロックレバー100は、例えば金属平板を用いて形成されており、作業者により操作されるレバー部101と、このレバー部101の操作に応じて第2軸部材92を中心に変位するロック本体部102とを備えて構成される。
レバー部101は、落下防止バー90のロックを解除するために操作(押し込み操作)される部位であり、ロックレバー100の長さ方向に延伸している。このレバー部101は、ロックレバー100の重心位置の関係で(当該重心位置が第2軸部材92よりもロック本体部102側に配向されることで)、通常の状態では規制位置にある落下防止バー90よりも上方に突出して配置されている(押し込み操作が可能な姿勢となっている)。
ロック本体部102は、落下防止バー90の基端側とブラケット板81との間に配置されている。ロック本体部102には、第2軸部材92を中心として円弧状に延びる長溝103(図12(A)などを参照)が表裏に貫通形成されている。長溝103の溝幅は、第1軸部材86の直径よりも僅かに大きく形成されている。長溝103には、第1軸部材86が当該長溝103に沿って相対移動自在に挿通されている。この長溝103は、ロックレバー100の第2軸部材92を中心とする回動範囲(回動角度)を画定するものである。また、ロック本体部102には、ロックレバー100の回動面と直交する方向に延びるロックピン104が螺着されている。ロックピン104は、軸部104aおよび頭部104bを有する六角ボルトから構成されている。ロックピン104の軸部104aは、ロック本体部102の背面側(ブラケット板81側)に突出しており、ブラケット板81のロック溝85と係合可能に構成されている。
かかる構成のロックレバー100は、落下防止バー90に対して第2軸部材92を中心に回動自在に構成されている。ここで、ロックレバー100の一方向(ロック方向)への回動は、長溝103の長手方向の一端部103aが第1軸部材86に当接する位置(「ロック位置」と呼称する)で制限され、ロックレバー100の他方向(ロック解除方向)への回動は、長溝103の長手方向の他端部103bが第1軸部材86に当接する位置(「ロック解除位置」と呼称する)で制限される。すなわち、ロックレバー100は、ロック位置とロック解除位置との間の範囲で回動自在である。なお、ロック位置は、ロックピン104がロック溝85と係合する位置に対応している。また、ロック解除位置は、ロック
ピン104がロック溝85から脱出した位置(ロックピン104とロック溝85との係合が解除された位置)に対応している。
次に、本実施形態のジャッキベース格納装置50の作用について説明する。図11~図12は落下防止バー90が規制位置にあり且つロックレバー100がロック位置にある状態、図13~図14は落下防止バー90が規制位置にあり且つロックレバー100がロック解除位置にある状態、図15~図16は落下防止バー90が退避位置にあり且つロックレバー100がロック解除位置にある状態を示す。
まず、図11に示すように、ジャッキベース15の不使用時(車両の走行中などの非作業時)には、ジャッキベース15はジャッキベース格納装置50に縦置きの姿勢で格納されている。このジャッキベース15の格納状態においては、落下防止バー90は規制位置に保持されており、この落下防止バー90が各取出口69,79を横断して遮断することで、ジャッキベース15の出し入れ方向の移動が規制される。ここで、落下防止バー90が規制位置にある状態では、図12に示すように、ロックレバー100の重心位置が第2軸部材92に対してロック本体部102側に配向され、ロックレバー100の回転モーメントがロック方向(図12の反時計回り方向)に働くため、ロックレバー100は自重によりロック位置に保持される。ロックレバー100がロック位置に保持されている状態では、このロックレバー100のロックピン104とブラケット板81のロック溝85とが係合しているため、落下防止バー90の第1軸部材86を中心とする開き方向(図12の反時計回り方向)の回動が規制される。すなわち、ロックレバー100がロック位置にある状態では、ロックレバー100のロックピン104がブラケット板81のロック溝85と係合し、第1軸部材86を中心とするロックピン104の回動軌跡上にロック溝85が位置しているため、この第1軸部材86を中心として落下防止バー90をロックレバー100と共に開き方向(図12の反時計回り方向)に一体的に回動させようとしても、ロックレバー100のロックピン104がロック溝85の溝壁面に干渉することで、落下防止バー90が開き方向(図12の反時計回り方向)に向けて回動することが規制されることになる。そのため、車両の走行中において、路面の段差や振動などによりジャッキベース15が落下防止バー90を跳ね上げようとしても、落下防止バー90の開き方向(図12の反時計回り方向)への回動が制限され、落下防止バー90は規制位置で安定的に保持され、ジャッキベース15の落下が防止される。
次に、ジャッキベース15を取り出す手順について説明する。まず、図13~図14に示すように、ジャッキベース15をジャッキベース格納装置50から取り出すには、ロックレバー100のレバー部101を落下防止バー90と共に把持して、レバー部101を落下防止バー90に対して下方に押し込み操作する。このレバー部101の押し込み操作により、ロックレバー100が第2軸部材92を中心にロック解除方向(図14の時計回り方向)に回動してロック解除位置に到達すると、ロックピン104がロック溝85から脱出することで、ロックピン104とロック溝85との係合(ロック)が解除され、落下防止バー90の開き方向(図13の時計回り方向)への回動が許容される。
続いて、図15~図16に示すように、ロックレバー100がロック解除位置まで到達したところで、落下防止バー90を規制位置から開き方向(図15の時計回り方向)へ回動させる。落下防止バー90を開き方向へ回動させると、落下防止バー90が上方に持ち上る。また、この落下防止バー90が第1軸部材86を中心に開き方向(図15の時計回り方向)に回動すると、これと一体的にロックレバー100も第1軸部材86を中心に開き方向(図15の時計回り方向)に回動する。このとき、ロックレバー100のロックピン104は既にロック溝85から抜脱されているため、このロックレバー100の回動に伴い、ロックピン104はブラケット板81の第1突部82aの周囲に沿って回動する。ここで、落下防止バー90をロックピン104がブラケット板81のピン受面82cに当
接する位置(退避位置)まで回動させると、ジャッキベース収容箱51の各取出口69,79が開放され、ジャッキベース15の出し入れが可能となる。
次に、ジャッキベース15を格納する手順について説明する。まず、ジャッキベース15をジャッキベース格納装置50に格納するには、落下防止バー90を退避位置に保持させた状態(両取出口69,79を開放させた状態)で、ジャッキベース15を1枚ずつジャッキベース収容箱51に縦置きの姿勢で収容する。続いて、落下防止バー90を閉じ方向(図15の反時計回り方向)に倒して、この落下防止バー90を規制位置に向けて回動させる。落下防止バー90を規制位置まで回動させると、落下防止バー90の下端部がストッパ部材87の上端面87aに当接して、この規制位置において落下防止バー90の閉じ方向(図15の反時計回り方向)への回動が制止される。落下防止バー90が規制位置にある状態では、ロックレバー100の重心位置が第2軸部材92に対してロック本体部102側に配向され、このロックレバー100の回転モーメントがロック方向に働くため、作業者がロックレバー100から手を離しても、ロックレバー100が自重によりロック方向に回動することで、このロックレバー100のロックピン104がブラケット板81のロック溝85に自動的に係合して、ロックレバー100がロック位置に保持されることになる。それにより、落下防止バー90が開き方向への回動を規制された状態で規制位置に保持され、ジャッキベース格納装置50に2枚のジャッキベース15が出し入れ不能なロック状態で格納される。
以上、本実施形態のジャッキベース格納装置50によれば、落下防止バー90が規制位置にある状態においては、ロックレバー100をロック位置からロック解除位置へと操作しなければ、落下防止バー90を退避位置へ回動させることができず、この落下防止バー90をジャッキベース15の出し入れを規制する規制位置にロックすることができるため、安価且つ簡便な構造により、落下防止バー90が車両走行時の路面の段差や振動などにより跳ね上げられるのを防止して、ジャッキベース15がジャッキベース収容箱51から落下することを確実に抑止することが可能となる。
また、本実施形態のジャッキベース格納装置50によれば、落下防止バー90が規制位置にある状態においては、ロックレバー100が第2軸部材92を中心にロック位置まで回動したときに第1軸部材86が長溝103の長手方向の一端部103aに当接し、ロックレバー100が第2軸部材92を中心にロック解除位置まで回動したときに第1軸部材86が長溝103の長手方向の他端部103bに当接することで、ロックレバー100のロック位置又はロック解除位置を超える回動が阻止されるため、ロックレバー100の回動を長溝103により円滑に案内できるとともに、ロックレバー100を自動的にロック位置又はロック解除位置に位置決めすることができ、ロックレバー100の操作性を向上させることができる。
また、本実施形態のジャッキベース格納装置50によれば、落下防止バー90が規制位置にある状態では、ロックレバー100は自重の作用によりロックピン104がロック溝85と係合する回動方向(ロック方向)に付勢されて、落下防止バー90のロックが自動的に掛かるようになるため、この落下防止バー90のロック忘れを確実に防止することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば適宜改良可能である。
上記実施形態では、角型のジャッキベース15を例示して説明したが、この構成に限定されるものではなく、丸型のジャッキベースを適用してもよい。また、上記実施形態では、ジャッキベース格納装置50に2枚のジャッキベース15を格納する構成であったが、
この構成に限定されるものではなく、例えば1枚または3枚以上のジャッキベース15を格納するものでもよい。
上記実施形態では、作業具の一例として、ジャッキ作業に用いられるジャッキベース15を例示して説明したが、この構成に限定されるものではなく、例えば、同じくジャッキ作業等に用いられてタイヤ車輪と駐車路面との間に設置される輪止めや、作業現場において立ち入り禁止の注意喚起や作業区域を区画するためのカラーコーン(登録商標)、各種の作業に多用される台車および脚立などを適用してもよい。
上記実施形態では、本発明に係る作業車として、トラックマウント式の高所作業車を例示して説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、軌陸作業車や橋梁点検作業車、クレーン車などの他の作業車に適用してもよい。
1 高所作業車(作業車)
2 車体
10 ジャッキ
15 ジャッキベース(作業具)
30 ブーム
40 作業台
50 ジャッキベース格納装置(作業具格納装置)
51 ジャッキベース収容箱(作業具収容部)
60 第1収容部
69 第1取出口(取出口)
70 第2収容部
79 第2取出口(取出口)
80 落下防止機構
81 ブラケット板
85 ロック溝(被ロック部)
86 第1軸部材(第1軸部)
90 落下防止バー(落下防止部材)
92 第2軸部材(第2軸部)
100 ロックレバー(ロック操作部材)
101 レバー部(操作部)
104 ロックピン(ロック部)

Claims (5)

  1. 走行可能な車体に設けられて、所定の作業に要する作業具を前記車体の外側から出し入れ可能に収容する作業車の作業具格納装置であって、
    前記作業具を出し入れするための取出口を有して前記作業具を収容する作業具収容部と、
    前記作業具収容部に設けられる第1軸部を中心に、前記作業具の出し入れを規制する規制位置と前記作業具の出し入れを許容する退避位置との間で回動自在に設けられる落下防止部材と、
    前記落下防止部材に設けられて、前記落下防止部材を前記規制位置にロックするロック位置と前記落下防止部材のロックを解除するロック解除位置との間で操作されるロック操作部材とを備え、
    前記落下防止部材が前記規制位置にある状態において、前記ロック操作部材が前記ロック位置にある場合は、前記落下防止部材の規制位置から退避位置への回動が阻止され、
    前記落下防止部材が規制位置にある状態において、前記ロック操作部材が前記ロック位置から前記ロック解除位置に操作されることで、前記落下防止部材の前記規制位置から前記退避位置への回動が許容されることを特徴とする作業車の作業具格納装置。
  2. 前記作業具収容部は、被ロック部を備え、
    前記ロック操作部材は、前記被ロック部と係合可能なロック部を備え、前記落下防止部材に設けられた第2軸部を中心に、前記ロック部が前記被ロック部と係合する前記ロック位置と、前記ロック部が前記被ロック部から離脱する前記ロック解除位置との間で回動操作可能に構成され、
    前記落下防止部材が前記規制位置にあり且つ前記ロック操作部材が前記ロック位置にある状態において、前記ロック操作部材の前記第1軸部を中心とする回動が前記ロック部と前記被ロック部との係合により阻止されることで、前記落下防止部材が前記ロック操作部材と共に前記第1軸部を中心に前記規制位置から前記退避位置へ一体回動することが阻止されることを特徴とする請求項1に記載の作業車の作業具格納装置。
  3. 前記ロック操作部材には、前記第2軸部よりも一端側に前記ロック部が設けられ、前記第2軸部よりも他端側に操作部が設けられており、
    前記操作部は、前記落下防止部材が前記規制位置にあり且つ前記ロック操作部材が前記ロック位置にある状態において、前記落下防止部材よりも外方に突出して配置され、
    前記落下防止部材が前記規制位置にあり且つ前記ロック操作部材が前記ロック位置にある状態において、前記操作部を外方から前記落下防止部材側に押し込み操作することにより、前記ロック操作部材が前記第2軸部を中心に前記ロック位置から前記ロック解除位置へ回動して、前記ロック部と前記被ロック部との係合が解除されることを特徴とする請求項2に記載の作業車の作業具格納装置。
  4. 前記ロック操作部材は、前記第2軸部を中心とする回動方向に沿って延びて前記第1軸部を挿通可能な長溝を有しており、
    前記落下防止部材が前記規制位置にある状態において、前記ロック操作部材が前記第2軸部を中心に前記ロック位置まで回動したときに前記第1軸部が前記長溝の長手方向の一端部に当接し、前記ロック操作部材が前記第2軸部を中心に前記ロック解除位置まで回動したときに前記第1軸部が前記長溝の長手方向の他端部に当接することを特徴とする請求項3に記載の作業車の作業具格納装置。
  5. 前記ロック操作部材の重心位置は、前記落下防止部材が前記規制位置にある状態において、前記第2軸部よりも前記一端側に配向されており、
    前記落下防止部材が前記規制位置にある状態では、前記ロック操作部材は自重の作用に
    より前記ロック部が前記被ロック部と係合する回動方向に付勢されることを特徴とする請求項2~4のいずれかに記載の作業車の作業具格納装置。

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