JP2024004168A - 表示装置及び表示装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性の低下を抑制する。【解決手段】一実施形態によれば、表示装置の製造方法は、基板の上方に下電極を形成し、前記下電極と重なる開口を有するリブを形成し、前記リブの上に位置する下部及び前記下部の上に位置し前記下部の側面から突出した上部を含む隔壁を形成した処理基板を用意し、前記開口において前記下電極の上に有機層を形成し、前記有機層の上に上電極を形成し、前記上電極の上にキャップ層を形成し、前記キャップ層の上に封止層を形成し、前記封止層の上にパターニングしたレジストを形成し、前記レジストから露出した前記封止層をドライエッチングにより除去し、前記封止層は、無機絶縁材料で形成した第1高密度層と、無機絶縁材料で形成した低密度層と、を含み、前記封止層のドライエッチングに際して、前記低密度層のエッチングレートは、前記第1高密度層のエッチングレートより大きい。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、表示装置及び表示装置の製造方法に関する。
近年、表示素子として有機発光ダイオード(OLED)を適用した表示装置が実用化されている。この表示素子は、薄膜トランジスタを含む画素回路と、画素回路に接続された下電極と、下電極を覆う有機層と、有機層を覆う上電極と、を備えている。有機層は、発光層の他に、正孔輸送層や電子輸送層などの機能層を含んでいる。
このような表示素子を製造する過程において、信頼性の低下を抑制する技術が必要とされている。
特開2000-195677号公報 特開2004-207217号公報 特開2008-135325号公報 特開2009-32673号公報 特開2010-118191号公報 国際公開第2018/179308号 米国特許出願公開第2022/0077251号明細書
本発明の目的は、信頼性の低下を抑制することが可能な表示装置及び表示装置の製造方法を提供することにある。
一実施形態によれば、表示装置の製造方法は、
基板の上方に下電極を形成し、前記下電極と重なる開口を有するリブを形成し、前記リブの上に位置する下部及び前記下部の上に位置し前記下部の側面から突出した上部を含む隔壁を形成した処理基板を用意し、前記開口において前記下電極の上に有機層を形成し、前記有機層の上に上電極を形成し、前記上電極の上にキャップ層を形成し、前記キャップ層の上に封止層を形成し、前記封止層の上にパターニングしたレジストを形成し、前記レジストから露出した前記封止層をドライエッチングにより除去し、前記封止層は、無機絶縁材料で形成した第1高密度層と、前記第1高密度層に積層され、前記第1高密度層よりも低密度であり、無機絶縁材料で形成した低密度層と、を含み、前記封止層のドライエッチングに際して、前記低密度層のエッチングレートは、前記第1高密度層のエッチングレートより大きい。
一実施形態によれば、表示装置は、
基板と、前記基板の上方に配置された下電極と、無機絶縁材料で形成され、前記下電極と重なる開口を有するリブと、前記リブの上に配置され導電材料で形成された下部と、前記下部の上に配置され前記下部の側面から突出した上部と、を有する隔壁と、前記開口において前記下電極の上に配置された有機層と、前記有機層の上に配置され、前記隔壁の前記下部に接する上電極と、前記上電極の上に配置されたキャップ層と、前記キャップを覆い、前記隔壁の前記下部に接する封止層と、を備え、前記封止層は、無機絶縁材料で形成した第1高密度層と、前記第1高密度層に積層され、前記第1高密度層よりも低密度であり、無機絶縁材料で形成した低密度層と、を含む。
図1は、表示装置DSPの構成例を示す図である。 図2は、副画素SP1,SP2,SP3のレイアウトの一例を示す図である。 図3は、図2中のA-B線に沿う表示装置DSPの概略的な断面図である。 図4は、封止層の一構成例を示す断面図である。 図5は、封止層の他の構成例を示す断面図である。 図6は、封止層の他の構成例を示す断面図である。 図7は、表示装置DSPの製造方法の一例を説明するためのフロー図である。 図8は、表示装置DSPの製造方法を説明するための図である。 図9は、表示装置DSPの製造方法を説明するための図である。 図108は、表示装置DSPの製造方法を説明するための図である。 図11は、表示装置DSPの製造方法を説明するための図である。 図12は、表示装置DSPの製造方法を説明するための図である。 図13は、表示装置DSPの製造方法を説明するための図である。 図14は、表示装置DSPの製造方法を説明するための図である。 図15は、表示装置DSPの製造方法を説明するための図である。 図16は、表示装置DSPの製造方法を説明するための図である。
一実施形態について図面を参照しながら説明する。
開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実際の態様に比べて、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一または類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を適宜省略することがある。
なお、図面には、必要に応じて理解を容易にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を記載する。X軸に沿った方向を第1方向と称し、Y軸に沿った方向を第2方向と称し、Z軸に沿った方向を第3方向と称する。第3方向Zと平行に各種要素を見ることを平面視という。
本実施形態に係る表示装置は、表示素子として有機発光ダイオード(OLED)を備える有機エレクトロルミネッセンス表示装置であり、テレビ、パーソナルコンピュータ、車載機器、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話端末等に搭載され得る。
図1は、表示装置DSPの構成例を示す図である。
表示装置DSPは、絶縁性の基板10の上に、画像を表示する表示領域DAと、表示領域DAの周辺の周辺領域SAと、を有している。基板10は、ガラスであってもよいし、可撓性を有する樹脂フィルムであってもよい。
本実施形態においては、平面視における基板10の形状が長方形である。ただし、基板10の平面視における形状は長方形に限らず、正方形、円形あるいは楕円形などの他の形状であってもよい。
表示領域DAは、第1方向X及び第2方向Yにマトリクス状に配列された複数の画素PXを備えている。画素PXは、複数の副画素SPを含む。一例では、画素PXは、第1色の副画素SP1、第2色の副画素SP2、及び、第3色の副画素SP3を含む。第1色、第2色、及び、第3色は、互いに異なる色である。なお、画素PXは、副画素SP1,SP2,SP3とともに、あるいは副画素SP1,SP2,SP3のいずれかに代えて、白色などの他の色の副画素SPを含んでもよい。
副画素SPは、画素回路1と、画素回路1によって駆動される表示素子20と、を備えている。画素回路1は、画素スイッチ2と、駆動トランジスタ3と、キャパシタ4と、を備えている。画素スイッチ2及び駆動トランジスタ3は、例えば薄膜トランジスタにより構成されたスイッチング素子である。
画素スイッチ2のゲート電極は、走査線GLに接続されている。画素スイッチ2のソース電極及びドレイン電極の一方は信号線SLに接続され、他方は駆動トランジスタ3のゲート電極及びキャパシタ4に接続されている。駆動トランジスタ3において、ソース電極及びドレイン電極の一方は電源線PL及びキャパシタ4に接続され、他方は表示素子20のアノードに接続されている。
なお、画素回路1の構成は図示した例に限らない。例えば、画素回路1は、より多くの薄膜トランジスタ及びキャパシタを備えてもよい。
表示素子20は、発光素子としての有機発光ダイオード(OLED)であり、有機EL素子と称する場合がある。
図2は、副画素SP1,SP2,SP3のレイアウトの一例を示す図である。
図2の例においては、副画素SP2及び副画素SP3が第2方向Yに並んでいる。さらに、副画素SP2及び副画素SP3がそれぞれ副画素SP1と第1方向Xに並んでいる。
副画素SP1,SP2,SP3がこのようなレイアウトである場合、表示領域DAには、副画素SP2及び副画素SP3が第2方向Yに交互に配置された列と、複数の副画素SP1が第2方向Yに繰り返し配置された列とが形成される。これらの列は、第1方向Xに交互に並ぶ。
なお、副画素SP1,SP2,SP3のレイアウトは図2の例に限られない。他の一例として、各画素PXにおける副画素SP1,SP2,SP3が第1方向Xに順に並んでいてもよい。
表示領域DAには、リブ5及び隔壁6が配置されている。リブ5は、副画素SP1,SP2,SP3においてそれぞれ開口AP1,AP2,AP3を有している。
隔壁6は、平面視においてリブ5と重なっている。隔壁6は、第1方向Xに延びる複数の第1隔壁6xと、第2方向Yに延びる複数の第2隔壁6yと、を有している。複数の第1隔壁6xは、第2方向Yに隣り合う開口AP2,AP3の間、及び、第2方向Yに隣り合う2つの開口AP1の間にそれぞれ配置されている。第2隔壁6yは、第1方向Xに隣り合う開口AP1,AP2の間、及び、第1方向Xに隣り合う開口AP1,AP3の間にそれぞれ配置されている。
図2の例においては、第1隔壁6x及び第2隔壁6yは、互いに接続されている。これにより、隔壁6は、全体として開口AP1,AP2,AP3を囲う格子状に形成されている。隔壁6は、リブ5と同様に副画素SP1,SP2,SP3において開口を有するということもできる。
副画素SP1,SP2,SP3は、表示素子20として、それぞれ表示素子201,202,203を備えている。
副画素SP1は、開口AP1とそれぞれ重なる下電極LE1、上電極UE1及び有機層OR1を備えている。副画素SP2は、開口AP2とそれぞれ重なる下電極LE2、上電極UE2及び有機層OR2を備えている。副画素SP3は、開口AP3とそれぞれ重なる下電極LE3、上電極UE3及び有機層OR3を備えている。
図2の例においては、下電極LE1、LE2、LE3の外形は点線で示し、有機層OR1、OR2、OR3、及び、上電極UE1、UE2、UE3の外形は一点鎖線で示している。下電極LE1、LE2、LE3のそれぞれの周縁部は、リブ5に重なっている。なお、図示した下電極、有機層、上電極のそれぞれの外形は、正確な形状を反映したものとは限らない。
下電極LE1、上電極UE1、及び、有機層OR1は、副画素SP1の表示素子201を構成する。下電極LE2、上電極UE2、及び、有機層OR2は、副画素SP2の表示素子202を構成する。下電極LE3、上電極UE3、及び、有機層OR3は、副画素SP3の表示素子203を構成する。
下電極LE1、LE2、LE3は、例えば、表示素子のアノードに相当する。上電極UE1、UE2、UE3は、表示素子のカソード、あるいは、共通電極に相当する。
下電極LE1は、コンタクトホールCH1を通じて副画素SP1の画素回路1(図1参照)に接続されている。下電極LE2は、コンタクトホールCH2を通じて副画素SP2の画素回路1に接続されている。下電極LE3は、コンタクトホールCH3を通じて副画素SP3の画素回路1に接続されている。
図2の例においては、開口AP1の面積が開口AP2の面積よりも大きく、開口AP2の面積が開口AP3の面積よりも大きい。換言すると、開口AP1から露出した下電極LE1の面積は開口AP2から露出した下電極LE2の面積よりも大きく、開口AP2から露出した下電極LE2の面積は開口AP3から露出した下電極LE3の面積よりも大きい。
例えば、副画素SP1の表示素子201は、青波長域の光を放つように構成される。また、副画素SP2の表示素子202は、緑波長域の光を放つように構成され、また、副画素SP3の表示素子203は、赤波長域の光を放つように構成される。
図3は、図2中のA-B線に沿う表示装置DSPの概略的な断面図である。
上述の基板10の上に回路層11が配置されている。回路層11は、図1に示した画素回路1、走査線GL、信号線SL、電源線PLなどの各種回路や配線を含む。回路層11は、絶縁層12により覆われている。絶縁層12は、回路層11により生じる凹凸を平坦化する平坦化膜として機能する。
下電極LE1,LE2,LE3は、絶縁層12の上に配置されている。リブ5は、絶縁層12及び下電極LE1,LE2,LE3の上に配置されている。下電極LE1,LE2,LE3の端部は、リブ5により覆われている。つまり、下電極LE1,LE2,LE3の端部は、絶縁層12とリブ5との間に配置されている。下電極LE1,LE2,LE3のうち、互いに隣接する下電極の間では、絶縁層12がリブ5により覆われている。
隔壁6は、リブ5の上に配置された下部(茎)61と、下部61の上に配置された上部(笠)62と、を含む。図の左側に示した隔壁6の下部61は、開口AP1と開口AP2との間に位置している。図の右側に示した隔壁6の下部61は、開口AP2と開口AP3との間に位置している。上部62は、下部61よりも大きい幅を有している。これにより、上部62の両端部が下部61の側面よりも突出している。このような隔壁6の形状は、オーバーハング状ということもできる。上部62のうち、下部61よりも開口AP1に向かって突出した部分は突出部621と称し、下部61よりも開口AP2に向かって突出した部分は突出部622と称し、下部61よりも開口AP3に向かって突出した部分は突出部623と称する。
有機層OR1は、開口AP1を通じて下電極LE1に接触し、下電極LE1を覆うとともに、リブ5の一部に重なっている。上電極UE1は、下電極LE1と対向するとともに、有機層OR1の上に配置されている。さらに、上電極UE1は、下部61の側面に接触している。有機層OR1及び上電極UE1は、上部62よりも下方に位置している。
有機層OR2は、開口AP2を通じて下電極LE2に接触し、下電極LE2を覆うとともに、リブ5の一部に重なっている。上電極UE2は、下電極LE2と対向するとともに、有機層OR2の上に配置されている。さらに、上電極UE2は、下部61の側面に接触している。有機層OR2及び上電極UE2は、上部62よりも下方に位置している。
有機層OR3は、開口AP3を通じて下電極LE3に接触し、下電極LE3を覆うとともに、リブ5の一部に重なっている。上電極UE3は、下電極LE3と対向するとともに、有機層OR3の上に配置されている。さらに、上電極UE3は、下部61の側面に接触している。有機層OR3及び上電極UE3は、上部62よりも下方に位置している。
副画素SP1,SP2,SP3は、さらに、有機層OR1,OR2,OR3の発光層が発する光の光学特性を調整するためのキャップ層(光学調整層)CP1、CP2、CP3を含む。
キャップ層CP1は、開口AP1に位置し、上部62よりも下方に位置し、上電極UE1の上に配置されている。キャップ層CP2は、開口AP2に位置し、上部62よりも下方に位置し、上電極UE2の上に配置されている。キャップ層CP3は、開口AP3に位置し、上部62よりも下方に位置し、上電極UE3の上に配置されている。
副画素SP1,SP2,SP3には、封止層SE1,SE2,SE3がそれぞれ配置されている。
封止層SE1は、キャップ層CP1、及び、隔壁6の下部61及び上部62に接し、副画素SP1の各部材を連続的に覆っている。封止層SE1は、突出部621の直下に空隙を含まない。
封止層SE2は、キャップ層CP2、及び、隔壁6の下部61及び上部62に接し、副画素SP2の各部材を連続的に覆っている。封止層SE2は、突出部622の直下に空隙を含まない。
封止層SE3は、キャップ層CP3、及び、隔壁6の下部61及び上部62に接し、副画素SP3の各部材を連続的に覆っている。封止層SE3は、突出部623の直下に空隙を含まない。
封止層SE1,SE2,SE3は、保護層13により覆われている。
図示した例では、有機層OR1の一部、上電極UE1の一部、及び、キャップ層CP1の一部は、隔壁6と封止層SE1との間に位置し、上部62の上に配置され、上部62の一部を露出し、上部62よりも下方に位置する部分とは離間している。
また、有機層OR2の一部、上電極UE2の一部、及び、キャップ層CP2の一部は、隔壁6と封止層SE2との間に位置し、上部62の上に配置され、上部62の一部を露出し、上部62よりも下方に位置する部分とは離間している。
また、有機層OR3の一部、上電極UE3の一部、及び、キャップ層CP3の一部は、隔壁6と封止層SE3との間に位置し、上部62の上に配置され、上部62の一部を露出し、上部62よりも下方に位置する部分とは離間している。
副画素SP1,SP2の間の隔壁6の直上においては、有機層OR1は有機層OR2から離間し、上電極UE1は上電極UE2から離間し、キャップ層CP1はキャップ層CP2から離間し、封止層SE1は封止層SE2から離間している。保護層13は、有機層OR1と有機層OR2との間、上電極UE1と上電極UE2との間、キャップ層CP1とキャップ層CP2との間、及び、封止層SE1と封止層SE2との間にそれぞれ配置され、上部62に接している。
副画素SP2,SP3の間の隔壁6の直上においては、有機層OR2は有機層OR3から離間し、上電極UE2は上電極UE3から離間し、キャップ層CP2はキャップ層CP3から離間し、封止層SE2は封止層SE3から離間している。保護層13は、有機層OR2と有機層OR3との間、上電極UE2と上電極UE3との間、キャップ層CP2とキャップ層CP3との間、及び、封止層SE2と封止層SE3との間にそれぞれ配置され、上部62に接している。
絶縁層12は、有機絶縁層である。リブ5、及び、封止層SE1,SE2,SE3は、無機絶縁層である。
リブ5は、無機絶縁材料の一例であるシリコン窒化物(SiNx)で形成されている。なお、リブ5は、他の無機絶縁材料として、シリコン酸化物(SiOx)、シリコン酸窒化物(SiON)、または、酸化アルミニウム(Al)のいずれかの単層体として形成されてもよい。また、リブ5は、シリコン窒化物層、シリコン酸化物層、シリコン酸窒化物層、及び、酸化アルミニウム層のうちの少なくとも2つの組合せによる積層体として形成されてもよい。
封止層SE1,SE2,SE3は、例えば、同一の無機絶縁材料で形成されている。
封止層SE1,SE2,SE3は、無機絶縁材料の一例であるシリコン窒化物(SiNx)で形成されている。なお、封止層SE1,SE2,SE3は、他の無機絶縁材料として、シリコン酸化物(SiOx)、シリコン酸窒化物(SiON)、または、酸化アルミニウム(Al)で形成されてもよい。また、封止層SE1,SE2,SE3は、シリコン窒化物層、シリコン酸化物層、シリコン酸窒化物層、及び、酸化アルミニウム層のうちの少なくとも2つの組合せによる積層体として形成されてもよい。このため、封止層SE1,SE2,SE3は、リブ5と同一材料で形成される場合があり得る。
隔壁6の下部61は、導電材料によって形成され、各上電極UE1,UE2,UE3と電気的に接続されている。隔壁6の上部62も導電材料によって形成されてもよい。
リブ5の厚さは、隔壁6や絶縁層12の厚さに比べて十分に小さい。一例では、リブ5の厚さは、200nm以上かつ400nm以下である。
隔壁6の下部61の厚さ(リブ5の上面から上部62の下面までの厚さ)は、リブ5の厚さより大きい。
封止層SE1の厚さ、封止層SE2の厚さ、及び、封止層SE3の厚さは、ほぼ同等であり、例えば、1μm以上である。
下電極LE1,LE2,LE3は、ITOなどの透明導電材料で形成されてもよいし、銀(Ag)などの金属材料と透明導電材料との積層構造を有してもよい。上電極UE1,UE2,UE3は、例えばマグネシウム及び銀の合金(MgAg)などの金属材料で形成されている。上電極UE1,UE2,UE3は、ITOなどの透明導電材料で形成されてもよい。
有機層OR1,OR2,OR3の各々は、正孔注入層、正孔輸送層、電子ブロッキング層、正孔ブロッキング層、電子輸送層、電子注入層などの複数の機能層を含む。また、有機層OR1は、発光層EM1を含む。有機層OR2は、発光層EM2を含む。発光層EM2は、発光層EM1とは異なる材料で形成されている。有機層OR3は、発光層EM3を含む。発光層EM3は、発光層EM1及びEM2とは異なる材料で形成されている。
発光層EM1を形成する材料、発光層EM2を形成する材料、及び、発光層EM3を形成する材料は、互いに異なる波長域の光を放つ材料である。
一例では、発光層EM1は、青波長域の光を放つ材料によって形成され、発光層EM2は、緑波長域の光を放つ材料によって形成され、発光層EM3は、赤波長域の光を放つ材料によって形成されている。
キャップ層CP1、CP2、CP3は、例えば、透明な薄膜の多層体によって形成されている。多層体は、薄膜として、有機材料によって形成された薄膜を含んでいる。また、これらの複数の薄膜は、互いに異なる屈折率を有している。多層体を構成する薄膜の材料は、上電極UE1、UE2、UE3の材料とは異なり、また、封止層SE1、SE2、SE3の材料とも異なる。
保護層13は、透明な薄膜の多層体によって形成され、例えば、薄膜として、無機材料によって形成された薄膜及び有機材料によって形成された薄膜を含んでいる。
隔壁6には、共通電圧が供給されている。この共通電圧は、下部61の側面に接触した各上電極UE1,UE2,UE3にそれぞれ供給される。下電極LE1,LE2,LE3には、副画素SP1,SP2,SP3がそれぞれ有する画素回路1を通じて画素電圧が供給される。
下電極LE1と上電極UE1の間に電位差が形成されると、有機層OR1のうちの発光層EM1が青波長域の光を放つ。下電極LE2と上電極UE2の間に電位差が形成されると、有機層OR2のうちの発光層EM2が緑波長域の光を放つ。下電極LE3と上電極UE3の間に電位差が形成されると、有機層OR3のうちの発光層EM3が青波長域の光を放つ。
図4は、封止層の一構成例を示す断面図である。ここでは、表示素子201と表示素子202との間の隔壁6の近傍を拡大した断面図を参照しながら、封止層SE1の構成例について説明する。
表示素子201を覆う封止層SE1は、高密度層SE11と、低密度層SE12と、高密度層SE13と、を有している。高密度層SE11、低密度層SE12、及び、高密度層SE13は、この順に積層されている。
高密度層SE11は、低密度層SE12よりも高密度であり、透明な無機絶縁材料で形成されている。高密度層SE11は、下電極LE1の直上において、キャップ層CP1に重なっている。また、高密度層SE11は、隔壁6の直上において、キャップ層CP1に重なっている。高密度層SE11のうち、隔壁6の上部62の上に配置された部分は、上部62よりも下方に位置する部分とは離間している。このため、隔壁6のうち、少なくとも下部61の側面の一部は、高密度層SE11から露出している。
低密度層SE12は、透明な無機絶縁材料で形成されている。低密度層SE12は、高密度層SE11を覆うとともに、隔壁6の下部61の側面に接し、突出部621の下方に充填されている。
高密度層SE13は、低密度層SE12よりも高密度であり、透明な無機絶縁材料で形成されている。高密度層SE13は、低密度層SE12を覆っている。
高密度層SE11、低密度層SE12、及び、高密度層SE13は、上記の通り、シリコン窒化物で形成されているが、シリコン酸化物、シリコン酸窒化物、酸化アルミニウムで形成されてもよい。
高密度層SE11、低密度層SE12、及び、高密度層SE13がいずれもシリコン窒化物で形成される場合、低密度層SE12は、高密度層SE11及び高密度層SE13と比較して、水素等の他の元素を多く含み、その分、シリコンと窒素との結合が抑制され、低密度化されている。つまり、本明細書の密度とは、単位体積当たりのシリコン窒化物の含有量を密度に相当する。
高密度層SE11及び高密度層SE13は、低密度層SE12と比較して、防水性に優れている。
高密度層SE11、低密度層SE12、及び、高密度層SE13は、例えば、CVD(Chemical Vapor Deposition)法により形成される。このとき、高密度層SE11及び高密度層SE13は、低密度層SE12と比較して、堆積する材料の指向性が高い条件で形成される。このため、高密度層SE11は、隔壁6により分断される。低密度層SE12は、高密度層SE11よりも堆積する材料が回り込みやすい条件で形成される。このため、低密度層SE12は、突出部621の下方に充填され、空隙の形成が抑制される。
なお、高密度層SE11、低密度層SE12、及び、高密度層SE13は、他の方法として、ALD(Atomic Layer Deposition)法により形成されてもよい。
下電極LE1の直上において、高密度層SE11は厚さT11を有し、低密度層SE12は厚さT12を有し、高密度層SE13は厚さT13を有している。
低密度層SE12の厚さT12は、高密度層SE11の厚さT11より大きく、高密度層SE13の厚さT13より大きい。
低密度層SE12の厚さT12は、隔壁6の下部61の厚さT61の0.6倍以上、0.8倍以下である。
高密度層SE11の厚さT11及び高密度層SE13の厚さT13の総和は、800nm以上、1000nm以下である。
一例として、下部61の厚さT61が1μmである場合、高密度層SE11の厚さT11が500nmであり、低密度層SE12の厚さT12が800nmであり、高密度層SE13の厚さT13が500nmであり、封止層SE1の総厚は1800nmである。
表示素子202を覆う封止層SE2も、封止層SE1と同様に、高密度層SE21と、低密度層SE22と、高密度層SE23と、を有している高密度層SE21、低密度層SE22、及び、高密度層SE23は、この順に積層されている。封止層SE2については、封止層SE1と同様に構成されており、詳細な説明は省略する。
図4に示す構成例では、高密度層SE11は第1高密度層に相当し、高密度層SE13は第2高密度層に相当する。
図5は、封止層の他の構成例を示す断面図である。ここでは、表示素子201と表示素子202との間の隔壁6の近傍を拡大した断面図を参照しながら、封止層SE1の構成例について説明する。
図5に示す構成例は、図4に示した構成例と比較して、表示素子201を覆う封止層SE1が上層の高密度層を有していない点で相違している。すなわち、封止層SE1は、高密度層SE11及び低密度層SE12を有している。
高密度層SE11は、下電極LE1の直上において、キャップ層CP1に重なっている。また、高密度層SE11は、隔壁6の直上において、キャップ層CP1に重なっている。高密度層SE11のうち、隔壁6の上部62の上に配置された部分は、上部62よりも下方に位置する部分とは離間している。
低密度層SE12は、高密度層SE11を覆うとともに、隔壁6の下部61の側面に接し、突出部621の下方に充填されている。
高密度層SE11及び低密度層SE12は、上記の通り、シリコン窒化物で形成されているが、シリコン酸化物、シリコン酸窒化物、酸化アルミニウムで形成されてもよい。
表示素子202を覆う封止層SE2も、封止層SE1と同様に、高密度層SE21及び低密度層SE22を有し、上層の高密度層を有していない。
図5に示す構成例では、高密度層SE11は第1高密度層に相当する。
図6は、封止層の他の構成例を示す断面図である。ここでは、表示素子201と表示素子202との間の隔壁6の近傍を拡大した断面図を参照しながら、封止層SE1の構成例について説明する。
図6に示す構成例は、図4に示した構成例と比較して、表示素子201を覆う封止層SE1が下層の高密度層を有していない点で相違している。すなわち、封止層SE1は、低密度層SE12及び高密度層SE13を有している。
低密度層SE12は、下電極LE1の直上及び隔壁6の直上において、キャップ層CP1を覆っている。また、低密度層SE12は、隔壁6の下部61の側面に接し、突出部621の下方に充填されている。
高密度層SE13は、低密度層SE12を覆っている。
高密度層SE13及び低密度層SE12は、上記の通り、シリコン窒化物で形成されているが、シリコン酸化物、シリコン酸窒化物、酸化アルミニウムで形成されてもよい。
表示素子202を覆う封止層SE2も、封止層SE1と同様に、高密度層SE23及び低密度層SE22を有し、下層の高密度層を有していない。
図6に示す構成例では、高密度層SE13は第1高密度層に相当する。
図4乃至図6に示したように、封止層SE1は、2層以上の積層体であり、下部61の下方に充填される低密度層SE12を含むように構成されている。
次に、表示装置DSPの製造方法の一例について説明する。
図7は、表示装置DSPの製造方法の一例を説明するためのフロー図である。
ここに示す製造方法は、大別して、副画素SP1、副画素SP2、及び、副画素SP3を有する処理基板SUBを用意する工程(ステップST1)と、副画素SP1の表示素子201を形成する工程(ステップST2)と、副画素SP2の表示素子202を形成する工程(ステップST3)と、副画素SP3の表示素子203を形成する工程(ステップST4)と、を含む。
ステップST1においては、まず、基板10の上に、副画素SP1の下電極LE1、副画素SP2の下電極LE2、副画素SP3の下電極LE3、リブ5、及び、隔壁6を形成した処理基板SUBを用意する。図3に示したように、基板10と下電極LE1、LE2、LE3との間には、回路層11及び絶縁層12も形成される。
ステップST2においては、まず、副画素SP1、副画素SP2、及び、副画素SP3に亘って、発光層EM1を含む第1薄膜31を形成する(ステップST21)。第1薄膜31は、図3に示した有機層OR1、上電極UE1、キャップ層CP1、及び、封止層SE1の積層体である。その後、第1薄膜31の上に所定の形状にパターニングされた第1レジスト41を形成する(ステップST22)。その後、第1レジスト41をマスクとしたエッチングにより第1薄膜31の一部を除去する(ステップST23)。このとき、例えば、副画素SP2及び副画素SP3に配置された第1薄膜31が除去される。その後、第1レジスト41を除去する(ステップST24)。これにより、副画素SP1が形成される。副画素SP1は、所定の形状の第1薄膜31を有する表示素子201を備える。
ステップST3においては、まず、副画素SP1、副画素SP2、及び、副画素SP3に亘って、発光層EM2を含む第2薄膜32を形成する(ステップST31)。第2薄膜32は、図3に示した有機層OR2、上電極UE2、キャップ層CP2、及び、封止層SE2の積層体である。その後、第2薄膜32の上に所定の形状にパターニングされた第2レジスト42を形成する(ステップST32)。その後、第2レジスト42をマスクとしたエッチングにより第2薄膜32の一部を除去する(ステップST33)。このとき、例えば、副画素SP1及び副画素SP3に配置された第2薄膜32が除去される。その後、第2レジスト42を除去する(ステップST34)。これにより、副画素SP2が形成される。副画素SP2は、所定の形状の第2薄膜32を有する表示素子202を備える。
ステップST4においては、まず、副画素SP1、副画素SP2、及び、副画素SP3に亘って、発光層EM3を含む第3薄膜33を形成する(ステップST41)。第3薄膜33は、図3に示した有機層OR3、上電極UE3、キャップ層CP3、及び、封止層SE3の積層体である。その後、第3薄膜33の上に所定の形状にパターニングされた第3レジスト43を形成する(ステップST42)。その後、第3レジスト43をマスクとしたエッチングにより第3薄膜33の一部を除去する(ステップST43)。このとき、例えば、副画素SP1及び副画素SP2に配置された第3薄膜33が除去される。その後、第3レジスト43を除去する(ステップST44)。これにより、副画素SP3が形成される。副画素SP3は、所定の形状の第3薄膜33を有する表示素子203を備える。
なお、第2薄膜32、第2レジスト42、第3薄膜33、及び、第3レジスト43の詳細な図示は省略する。
以下、ステップST1及びステップST2について図8乃至図16を参照しながら説明する。なお、図8乃至図16に示す各断面は、例えば図2中のA-B線に沿う断面に相当する。
まず、ステップST1においては、図8に示すように、処理基板SUBを用意する。処理基板SUBを用意する工程は、基板10の上に回路層11を形成する工程と、回路層11の上に絶縁層12を形成する工程と、絶縁層12の上に、副画素SP1の下電極LE1、副画素SP2の下電極LE2、副画素SP3の下電極LE3を形成する工程と、下電極LE1、LE2、LE3の各々と重なる開口AP1、AP2、AP3を有するリブ5を形成する工程と、リブ5の上に配置された下部61及び下部61の上に配置され下部61の側面から突出した上部62を含む隔壁6を形成する工程と、を含む。なお、図9乃至図16の各図においては、絶縁層12よりも下層の基板10及び回路層11の図示を省略する。
リブ5は、例えばシリコン窒化物で形成する。
隔壁6のうち、少なくとも下部61は、導電材料で形成する。
続いて、ステップST21においては、図9乃至図12に示すように、副画素SP1、副画素SP2、及び、副画素SP3に亘って、第1薄膜31を形成する。第1薄膜31を形成する工程は、処理基板SUBの上に、発光層EM1を含む有機層OR1を形成する工程と、有機層OR1の上に上電極UE1を形成する工程と、上電極UE1の上にキャップ層CP1を形成する工程と、キャップ層CP1の上に封止層SE1を形成する工程と、を含む。封止層SE1を形成する工程は、高密度層SE11を形成する工程と、低密度層SE12を形成する工程と、高密度層SE13を形成する工程と、を含む。
図9に示すように、有機層OR1は、下電極LE1、下電極LE2、及び、下電極LE3の上にそれぞれ形成されるとともに、隔壁6の上にも形成されている。有機層OR1のうち、上部62の上に形成された部分は、下電極LE1、LE2、LE3の上に形成された部分から離間している。有機層OR1の各種機能層及び発光層EM1は、蒸着法により形成される。
上電極UE1は、下電極LE1、下電極LE2、及び、下電極LE3の直上において、有機層OR1の上にそれぞれ形成され、リブ5を覆い、隔壁6の下部61に接している。また、上電極UE1は、上部62の直上において、有機層OR1の上にも形成されている。上電極UE1のうち、上部62の直上に形成された部分は、下電極LE1、LE2、LE3の直上に形成された部分から離間している。上電極UE1は、蒸着法により、マグネシウム及び銀の合金で形成される。
キャップ層CP1は、下電極LE1、下電極LE2、及び、下電極LE3の直上において、上電極UE1の上にそれぞれ形成されるとともに、上部62の直上において、上電極UE1の上にも形成されている。キャップ層CP1のうち、上部62の直上に形成された部分は、下電極LE1、LE2、LE3の直上に形成された部分から離間している。キャップ層CP1は、例えば蒸着法により形成される。
その後、封止層SE1が形成される。
まず、封止層SE1のうち、高密度層SE11が無機絶縁材料で形成される。図10に示すように、高密度層SE11は、下電極LE1、下電極LE2、及び、下電極LE3の直上において、キャップ層CP1の上にそれぞれ形成されるとともに、上部62の直上において、キャップ層CP1の上にも形成されている。高密度層SE11のうち、上部62の直上に形成された部分は、下電極LE1、LE2、LE3の直上に形成された部分から離間している。
高密度層SE11は、例えばCVD法により形成される。
すなわち、キャップ層CP1を形成した処理基板SUBがチャンバーに搬入され、その後、チャンバーには、例えば、水素化珪素(SiH)、アンモニア(NH)、窒素(N)、水素(H)などの混合ガスがガス導入口を通じて導入される。そして、ガス導入口に高周波電力が印加されることにより、処理基板SUBの上にシリコン窒化物が高密度層SE11として堆積する。
続いて、封止層SE1のうち、低密度層SE12が無機絶縁材料で形成される。図11に示すように、低密度層SE12は、高密度層SE11及び隔壁6を覆うように形成されている。つまり、低密度層SE12は、下電極LE1、下電極LE2、及び、下電極LE3の直上において、高密度層SE11の上にそれぞれ形成されるとともに、上部62の直上において、高密度層SE11の上にも形成されている。しかも、低密度層SE12は、隔壁6の下部61も接し、突出部621乃至623の直下に充填されている。低密度層SE12において、上部62の直上に形成された部分は、各下電極の直上に形成された部分と繋がっている。
低密度層SE12は、例えば、高密度層SE11を形成したときと同一のチャンバーにおいて、CVD法により形成される。但し、チャンバーに導入される混合ガスの流量、混合ガスの比率、印加される高周波電力などの各種条件は、高密度層SE11を形成したときの条件とは異なる。例えば、高密度層SE11を形成したときと比べて、水素の比率が高くなるように調整される。これにより、処理基板SUBの上にシリコン窒化物が低密度層SE12として堆積する。
続いて、封止層SE1のうち、高密度層SE13が無機絶縁材料で形成される。図12に示すように、高密度層SE13は、低密度層SE12を覆うように形成されている。つまり、高密度層SE13は、下電極LE1、下電極LE2、及び、下電極LE3の直上において、低密度層SE12の上にそれぞれ形成されるとともに、上部62の直上において、低密度層SE12の上にも形成されている。高密度層SE13において、上部62の直上に形成された部分は、下電極LE1、LE2、LE3の直上に形成された部分と繋がっている。
高密度層SE13は、例えば、低密度層SE12を形成したときと同一のチャンバーにおいて、CVD法により形成される。高密度層SE13を形成するときの条件は、例えば、高密度層SE11を形成するときの条件と同一である。これにより、処理基板SUBの上にシリコン窒化物が高密度層SE13として堆積する。
これにより、有機層OR1、上電極UE1、キャップ層CP1、高密度層SE11、低密度層SE12、及び、高密度層SE13の積層体である第1薄膜31が形成される。
続いて、ステップST22においては、図13に示すように、封止層SE1の上のパターニングした第1レジスト41を形成する。第1レジスト41は、副画素SP1の第1薄膜31を覆い、副画素SP2及び副画素SP3の第1薄膜31を露出する。つまり、第1レジスト41は、下電極LE1の直上に位置する封止層SE1に重なっている。また、第1レジスト41は、副画素SP1から隔壁6の上方に延出している。副画素SP1と副画素SP2との間の隔壁6上において、第1レジスト41は、副画素SP1側(図の左側)に配置され、副画素SP2側(図の右側)では封止層SE1を露出している。また、第1レジスト41は、副画素SP2及び副画素SP3において、封止層SE1を露出している。
その後、ステップST23においては、第1レジスト41をマスクとしてエッチングを行い、第1レジスト41から露出した副画素SP2及び副画素SP3の第1薄膜31を除去し、副画素SP1に第1薄膜31が残留する。
第1薄膜31を除去する工程は、例えば、以下の通りである。
まず、図14に示すように、第1レジスト41をマスクとして利用し、ドライエッチングを行い、第1レジスト41から露出した封止層SE1を除去する。突出部622及び623の直下においても封止層SE1が除去される。封止層SE1のドライエッチングに際して、単位時間当たり除去される層の厚さをエッチングレートとして定義すると、低密度層SE12のエッチングレートは、高密度層SE11のエッチングレートより大きく、高密度層SE13のエッチングレートより大きい。
上記の通り、低密度層SE12は、隔壁の突出部の下方に充填されるため、高密度層SE11及びSE13と比較して厚い層である。一方で、低密度層SE12のエッチングレートは、高密度層SE11及びSE13のエッチングレートより大きいため、封止層SE1のドライエッチングに際して、長い処理時間を必要としない。また、封止層SE1の全体が高密度層である場合と比較して、処理時間を短縮することができる。
このような封止層SE1のエッチングにより、一部のキャップ層CP1が封止層SE1から露出する。
その後、図15に示すように、第1レジスト41をマスクとして利用し、エッチングを行い、封止層SE1から露出したキャップ層CP1を除去する。
その後、第1レジスト41をマスクとして利用し、ウエットエッチングを行い、キャップ層CP1から露出した上電極UE1を除去する。
その後、第1レジスト41をマスクとして利用し、ドライエッチングを行い、上電極UE1から露出した有機層OR1を除去する。
これにより、副画素SP2において下電極LE2が露出し、また、下電極LE2を囲むリブ5が露出する。また、副画素SP3において下電極LE3が露出し、また、下電極LE3を囲むリブ5が露出する。また、副画素SP1と副画素SP2との間の隔壁6において、副画素SP2側が露出する。また、副画素SP2と副画素SP3との間の隔壁6が露出する。
その後、ステップST24においては、図16に示すように、第1レジスト41を除去する。これにより、副画素SP1の封止層SE1が露出する。これらのステップST21乃至ST24を経て、副画素SP1において、表示素子201が形成される。表示素子201は、下電極LE1、発光層EM1を含む有機層OR1、上電極UE1、及び、キャップ層CP1によって構成される。また、表示素子201は、封止層SE1によって覆われている。
副画素SP1と副画素SP2との間の隔壁6上には、発光層EM1を含む有機層OR1、上電極UE1、キャップ層CP1、及び、封止層SE1の積層体が形成される。また、隔壁6のうち、副画素SP1の側の部分は、封止層SE1で覆われる。なお、図16に示した隔壁6上の積層体は、完全に除去される場合があり得る。
図7に示したステップST31乃至ST34は、上記のステップST21乃至ST24と同様である。これらのステップST31乃至ST34を経て、図3に示した副画素SP2において、表示素子202が形成される。表示素子202は、下電極LE2、発光層EM2を含む有機層OR2、上電極UE2、及び、キャップ層CP2によって構成される。また、表示素子202は、封止層SE2によって覆われている。
図7に示したステップST41乃至ST44も、上記のステップST21乃至ST24と同様である。これらのステップST41乃至ST44を経て、図3に示した副画素SP3において、表示素子203が形成される。表示素子203は、下電極LE3、発光層EM3を含む有機層OR3、上電極UE3、及び、キャップ層CP3によって構成される。また、表示素子203は、封止層SE3によって覆われている。
本実施形態によれば、封止層SE1、SE2、SE3において、厚膜化することなく、空隙の形成が抑制される。これにより、空隙を起点としたクラックの発生が抑制される。このため、空隙を介した水分浸入が抑制され、また、表示素子201乃至203の製造過程での封止層の部分的な剥離が抑制される。
また、封止層SE1、SE2、SE3の各々は、主として防水機能を発揮する高密度層と、隔壁6の突出部621乃至623の下方に充填される低密度層と、を含み、これらの高密度層及び低密度層は、同一のチャンバーにおいて処理条件を変更するのみで連続的に形成することができる。
また、封止層SE1、SE2、SE3の各々の厚さは、3μm未満であり、さらには2μm未満である。このため、表示素子201乃至203からそれぞれ放射された光の封止層SE1、SE2、SE3での透過率の低下が抑制される。
また、低密度層は、高密度層より厚い層であるが、低密度層の透過率は、高密度層の透過率より高いため、封止層の全体が高密度層である場合と比較して、透過率の低下が抑制される。
また、低密度層のエッチングレートは、高密度層のエッチングレートより大きい。このため、封止層SE1、SE2、SE3のドライエッチングに際して、封止層の全体が高密度層である場合と比較して、封止層の除去に要する処理時間を短縮することができる。
上記した製造方法は、図4に示した封止層SE1を形成するための方法を開示するものである。
なお、図5に示した封止層SE1を形成する場合には、図12を参照して説明した高密度層SE13を形成する工程が省略される。この場合、図13に示した第1レジスト41は、低密度層SE12の上に形成される。
また、図6に示した封止層SE1を形成する場合には、図10を参照して説明した高密度層SE11を形成する工程が省略される。
すなわち、キャップ層CP1を形成した処理基板SUBがチャンバーに搬入され、同一のチャンバーにおいて、低密度層SE12及び高密度層SE13が順次形成される。
低密度層SE12は、下電極LE1、下電極LE2、及び、下電極LE3の直上において、キャップ層CP1の上にそれぞれ形成されるとともに、上部62の直上において、キャップ層CP1の上にも形成されている。しかも、低密度層SE12は、隔壁6の下部61も接している。低密度層SE12において、上部62の直上に形成された部分は、各下電極の直上に形成された部分と繋がっている。
高密度層SE13は、下電極LE1、下電極LE2、及び、下電極LE3の直上において、低密度層SE12の上にそれぞれ形成されるとともに、上部62の直上において、低密度層SE12の上にも形成されている。高密度層SE13において、上部62の直上に形成された部分は、下電極LE1、LE2、LE3の直上に形成された部分と繋がっている。
以上説明したように、本実施形態によれば、信頼性の低下を抑制し、製造歩留まりを向上することが可能な表示装置及びその製造方法を提供することができる。
以上、本発明の実施形態として説明した表示装置及びその製造方法を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての表示装置及びその製造方法も、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に属する。
本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変形例に想到し得るものであり、それら変形例についても本発明の範囲に属するものと解される。例えば、上述の実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、もしくは設計変更を行ったもの、または、工程の追加、省略もしくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
また、上述の実施形態において述べた態様によりもたらされる他の作用効果について、本明細書の記載から明らかなもの、または当業者において適宜想到し得るものについては、当然に本発明によりもたらされるものと解される。
DSP…表示装置
10…基板 12…絶縁層
5…リブ AP1,AP2,AP3…開口
6…隔壁 61…下部 62…上部
SP1,SP2,SP3…副画素
20,201,202,203…表示素子(有機EL素子)
LE1,LE2,LE3…下電極(アノード)
UE1,UE2,UE3…上電極(カソード)
OR1,OR2,OR3…有機層
CP1,CP2,CP3…キャップ層
SE1,SE2,SE3…封止層
SE11、SE13…高密度層 SE12…低密度層

Claims (17)

  1. 基板の上方に下電極を形成し、前記下電極と重なる開口を有するリブを形成し、前記リブの上に位置する下部及び前記下部の上に位置し前記下部の側面から突出した上部を含む隔壁を形成した処理基板を用意し、
    前記開口において前記下電極の上に有機層を形成し、
    前記有機層の上に上電極を形成し、
    前記上電極の上にキャップ層を形成し、
    前記キャップ層の上に封止層を形成し、
    前記封止層の上にパターニングしたレジストを形成し、
    前記レジストから露出した前記封止層をドライエッチングにより除去し、
    前記封止層は、
    無機絶縁材料で形成した第1高密度層と、
    前記第1高密度層に積層され、前記第1高密度層よりも低密度であり、無機絶縁材料で形成した低密度層と、を含み、
    前記封止層のドライエッチングに際して、前記低密度層のエッチングレートは、前記第1高密度層のエッチングレートより大きい、表示装置の製造方法。
  2. 前記封止層を形成する工程は、
    前記下電極の直上及び前記隔壁の直上にそれぞれ前記第1高密度層を形成し、
    前記第1高密度層を覆うとともに前記隔壁の前記下部に接する前記低密度層を形成する工程を含む、請求項1に記載の表示装置の製造方法。
  3. 前記封止層を形成する工程は、
    前記キャップ層を覆うとともに前記隔壁の前記下部に接する前記低密度層を形成し、
    前記低密度層を覆う前記第1高密度層を形成する工程を含む、請求項1に記載の表示装置の製造方法。
  4. 前記低密度層及び前記第1高密度層は、シリコン窒化物で形成する、請求項1に記載の表示装置の製造方法。
  5. 前記封止層は、さらに、前記低密度層よりも高密度であり、無機絶縁材料で形成した第2高密度層を含み、
    前記封止層を形成する工程は、
    前記下電極の直上及び前記隔壁の直上にそれぞれ前記第1高密度層を形成し、
    前記第1高密度層を覆うとともに前記隔壁の前記下部に接する前記低密度層を形成し、
    前記低密度層を覆う第2高密度層を形成する工程を含む、請求項1に記載の表示装置の製造方法。
  6. 前記低密度層、前記第1高密度層、及び、前記第2高密度層は、シリコン窒化物で形成する、請求項5に記載の表示装置の製造方法。
  7. さらに、前記封止層を除去した後に、
    前記封止層から露出した前記キャップ層を除去し、
    前記キャップ層から露出した前記上電極を除去し、
    前記上電極から露出した前記有機層を除去する、請求項1に記載の表示装置の製造方法。
  8. 基板と、
    前記基板の上方に配置された下電極と、
    無機絶縁材料で形成され、前記下電極と重なる開口を有するリブと、
    前記リブの上に配置され導電材料で形成された下部と、前記下部の上に配置され前記下部の側面から突出した上部と、を有する隔壁と、
    前記開口において前記下電極の上に配置された有機層と、
    前記有機層の上に配置され、前記隔壁の前記下部に接する上電極と、
    前記上電極の上に配置されたキャップ層と、
    前記キャップ層を覆い、前記隔壁の前記下部に接する封止層と、を備え、
    前記封止層は、
    無機絶縁材料で形成された第1高密度層と、
    前記第1高密度層に積層され、前記第1高密度層よりも低密度であり、無機絶縁材料で形成された低密度層と、を含む、表示装置。
  9. 前記隔壁の直上に形成された前記有機層、前記上電極、前記キャップ層、及び、前記封止層は、前記隔壁の前記上部の一部を露出し、且つ、前記下電極の直上に形成された前記有機層、前記上電極、前記キャップ層、及び、前記封止層から離間している、請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記封止層において、
    前記第1高密度層は、前記下電極の直上及び前記隔壁の直上にそれぞれ形成され、
    前記低密度層は、前記第1高密度層を覆うとともに前記隔壁の前記下部に接している、請求項8に記載の表示装置。
  11. 前記封止層において、
    前記低密度層は、前記キャップ層を覆うとともに前記隔壁の前記下部に接し、
    前記第1高密度層は、前記低密度層を覆っている、請求項8に記載の表示装置。
  12. 前記低密度層及び前記第1高密度層は、シリコン窒化物で形成されている、請求項8に記載の表示装置。
  13. 前記封止層は、さらに、前記低密度層よりも高密度であり、無機絶縁材料で形成された第2高密度層を含み、
    前記封止層において、
    前記第1高密度層は、前記下電極の直上及び前記隔壁の直上にそれぞれ形成され、
    前記低密度層は、前記第1高密度層を覆うとともに前記隔壁の前記下部に接し、
    前記第1高密度層は、前記低密度層を覆っている、請求項8に記載の表示装置。
  14. 前記低密度層、前記第1高密度層、及び、前記第2高密度層は、シリコン窒化物で形成されている、請求項13に記載の表示装置。
  15. 前記低密度層の厚さは、前記第1高密度層の厚さより大きく、前記第2高密度層の厚さより大きい、請求項13に記載の表示装置。
  16. 前記低密度層の厚さは、前記隔壁の前記下部の厚さの0.6倍以上、0.8倍以下である、請求項15に記載の表示装置。
  17. 前記第1高密度層の厚さ及び前記第2高密度層の厚さの総和は、800nm以上、1000nm以下である、請求項16に記載の表示装置。
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