JP2023546380A - セラミド、ポリグリセリンカルボン酸エステルおよびコレステロールを含有する組成物 - Google Patents

セラミド、ポリグリセリンカルボン酸エステルおよびコレステロールを含有する組成物 Download PDF

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Abstract

本発明は、少なくとも1つのセラミド、少なくとも1つのポリグリセリンカルボン酸エステルおよびコレステロールを特定の重量比で含有する組成物に関する。

Description

本発明は、少なくとも1つのセラミド、少なくとも1つのポリグリセリンカルボン酸エステルおよびコレステロールを特定の重量比で含有する組成物に関する。
先行技術
欧州特許出願公開第3117821号明細書には、セラミド、非イオン性界面活性剤および多価アルコールの混合物を100℃以上の温度に加熱するセラミド分散組成物の製造方法が開示されている。
欧州特許出願公開第2295032号明細書には、天然セラミドおよび少なくとも1つの界面活性剤を含有するセラミド分散液が開示されており、少なくとも1つの界面活性剤中のセラミド分散液は、10~16のHLBを有する少なくとも1つのポリグリセリン脂肪酸エステルを含有する。
欧州特許出願公開第975325号明細書には、遊離スフィンゴイドベースとセラミドとの組合せを含有する、局所適用のための組成物が開示されている。
米国特許第8710034号明細書には、皮膚のバリア機能を向上させるためのセラミドおよびコレステロールを含有する組成物が開示されている。
米国特許出願公開第2006198800号明細書には、安全かつ有効な量の少なくとも1つの抗シワ剤および安全かつ有効な量の天然ピーリング複合体を含有するスキンケア組成物が開示されている。
本発明の目的は、存在するセラミドの化粧品としての特性をさらに向上させるセラミド含有組成物を提供することであった。
発明の詳細な説明
驚くべきことに、請求項1記載の組成物により、本発明が対処する課題を解決できることが判明した。
したがって、本発明は、少なくとも1つのセラミド、少なくとも1つのポリグリセリンカルボン酸エステルおよびコレステロールを特定の重量比で含有する組成物に関する。
本発明はさらに、皮膚のバリア機能を高めるための、本発明による組成物の使用に関する。
本発明の利点の1つは、本発明による組成物が、先行技術によるセラミド含有組成物と比較して、貯蔵安定性の向上を示し、したがって、経時的なその性質の、特にその粘度に関する変化が遅いということである。本発明のもう1つの利点は、本発明による組成物が、先行技術によるセラミド含有組成物と比較して、粘度の著しい低下なしに、より多くの凍結融解ステップに耐えることである。本発明による組成物の利点の1つは、配合物における該組成物が、皮膚感触および/または毛髪感触の向上をもたらす優れた感覚的特性を有することである。本発明による組成物のさらなる利点の1つは、配合物における該組成物が、イン・ビトロのヒト頭髪毛乳頭細胞(HFDPCs)を刺激して増殖させることであり、これは、イン・ビボでは毛髪の成長の刺激に等しい。本発明による組成物のさらなる利点の1つは、配合物における該組成物が、個々の成分と比較して分配性の向上を示すことである。本発明による組成物のさらなる利点の1つは、配合物における該組成物が、個々の成分と比較して吸収性の向上を示すことである。本発明による組成物のさらなる利点の1つは、配合物における該組成物が、個々の成分と比較してオイリー感の低減を示すことである。本発明による組成物のさらなる利点の1つは、配合物における該組成物が、個々の成分と比較してロウのような質感の低減を示すことである。本発明による組成物のさらなる利点の1つは、配合物における該組成物が、個々の成分と比較して滑り性の向上を示すことである。本発明による組成物のさらなる利点の1つは、配合物における該組成物が、個々の成分と比較してべたつきの低減を示すことである。本発明による組成物のさらなる利点の1つは、配合物における該組成物が、個々の成分と比較してシルクのような質感/ベルベットのような質感の向上を示すことである。本発明による組成物のさらなる利点の1つは、該組成物が、肌荒れおよび皮膚の滑らかさを、先行技術によるセラミド含有組成物よりも強力に改善することである。本発明による組成物のさらなる利点の1つは、該組成物が、SDSによって損傷したバリアを、先行技術によるセラミド含有組成物よりも強力に再生させることである。
本発明に関連して、「セラミド」という用語は、アシル化スフィンゴイド塩基を意味すると理解され、ここで、スフィンゴイド塩基は、好ましくは、スフィンゴシン、スフィンガニン、6-ヒドロキシスフィンゴシンおよびフィトスフィンゴシンから選択される。
本発明に関連する「pH」は、当該組成物について、5分間撹拌した後にISO 4319(1977)に準拠して校正されたpH電極を用いて22℃で測定される値として定義される。本発明により存在するポリグリセリンカルボン酸エステルは、各種物質の混合物であり、したがって、規定された数値が混合物の平均値であることは、当業者には明らかである。本発明に関連して、「ポリグリセリン」という用語は、ポリグリセリンを意味するものと理解されるべきであり、これにはグリセリンも含まれ得る。したがって、量、質量などを算出する目的では、任意のグリセリンフラクションも考慮すべきである。その重合性ゆえに、ポリグリセリンは、様々な化合物の統計的混合物である。ポリグリセリンは、グリセリンモノマーの2つの第1の位置の間、1つの第1の位置と1つの第2の位置との間、あるいは2つの第2の位置の間に形成されたエーテル結合を有することができる。このため、ポリグリセリンの基本骨格は、通常、直鎖状に連結したグリセリン単位のみからなるのではなく、分岐や環を含んでいてもよい。詳細については、例えば“Original synthesis of linear, branched and cyclic oligoglycerol standards”, Cassel et al., J. Org. Chem. 2001, 875-896を参照されたい。本発明に関連する「ポリグリセリンカルボン酸エステル」という用語にも、同様のことが該当する。特に断らない限り、示されたすべてのパーセンテージ(%)は、質量パーセンテージである。
したがって、本発明は、組成物であって、該組成物は、
A)少なくとも1つのセラミド、および
B)少なくとも1つのポリグリセリンカルボン酸エステルを含有し、かつ
C)コレステロールおよび/または少なくとも1つのコレステロール誘導体であって、コレステロール硫酸塩、特にコレステロール硫酸塩のカリウム塩、コレステリル硫酸カリウム、コハク酸水素コレステロールおよび7-デヒドロコレステロールを含む群から選択されるものを、好ましくは、0.1重量%~3.0重量%、好ましくは0.1重量%~2.0重量%、特に好ましくは0.2重量%~1.0重量%の総量で含有し、ここで、重量パーセンテージは、該組成物全体に対するものである、組成物において、
存在するすべてのセラミドと、存在するコレステロールおよび/または少なくとも1つのコレステロール誘導体の合計との重量比が、1:0.1~1:0.9、好ましくは1:0.1~1:0.8、特に好ましくは1:0.2~1:0.7であることを特徴とする、組成物に関する。
本発明による好ましい組成物は、存在するすべてのセラミドと、存在するすべてのポリグリセリンカルボン酸エステルとの重量比が、1:1~1:30、好ましくは1:1~1:25、特に好ましくは1:2~1:20であることを特徴とする。
本発明により好ましいのは、本発明による組成物が、
D)少なくとも1つのスフィンゴイド塩基であって、好ましくはスフィンゴシン、スフィンガニン、6-ヒドロキシスフィンゴシン、N-アセチルフィトスフィンゴシンおよびフィトスフィンゴシン、特にフィトスフィンゴシンを含む群から選択されるもの
を含有することを特徴とすることである。
成分D)は、本発明によれば好ましくは、本発明による組成物全体を基準として0.01重量%~2.0重量%、好ましくは0.02重量%~1重量%、特に好ましくは0.02重量%~0.8重量%の量で存在する。本発明によれば、本発明による組成物における成分A)と成分D)の重量比は、好ましくは、1:1~1:0.01、好ましくは1:0.8~1:0.02、特に好ましくは1:0.7~1:0.05である。
本発明により好ましいのは、本発明による組成物が、
E)少なくとも1つの遊離脂肪酸であって、好ましくは、12~40個、好ましくは14~24個、特に好ましくは16~22個の炭素原子の鎖長を有する脂肪酸の群から選択されるもの
を含有することを特徴とすることである。成分E)は、本発明によれば好ましくは、本発明による組成物全体を基準として0.01重量%~3.0重量%、好ましくは0.05重量%~2.0重量%、特に好ましくは0.1重量%~1.0重量%の量で存在する。
本発明によれば、本発明による組成物における成分B)と成分E)の重量比は、好ましくは、1:0.001~1:1、好ましくは1:0.01~1:0.5、特に好ましくは1:0.02~1:0.1である。
本発明により好ましいのは、本発明による組成物が、組成物全体を基準として20重量%~99重量%、好ましくは40重量%~97重量%、特に好ましくは50重量%~95重量%の水を含有することを特徴とすることである。
本発明による好ましい組成物は、高い活性含量を有する有効成分濃縮物であり、この種の本発明による好ましい組成物は、該組成物が、成分A)、B)およびC)を、組成物全体を基準として1.0重量%~25重量%、好ましくは2.0重量%~20重量%、特に好ましくは4.0重量%~15重量%の総量で含有することを特徴とする。
本発明による好ましい組成物は、少なくとも2つのセラミド、好ましくは少なくとも3つのセラミド、特に好ましくは正確に3つのセラミドを含有する。
本発明による組成物中に好ましく存在するのは、セラミドNP、セラミドAP、セラミドEOP、セラミドNDS、セラミドADS、セラミドEODS、セラミドNS、セラミドAS、セラミドEOS、セラミドNH、セラミドAHおよびセラミドEOHを含む群から選択されるセラミドであり、好ましくは、セラミドNP、セラミドAP、セラミドNS、セラミドEOPおよびセラミドEOSを含む群から選択されるセラミドである。
本発明による好ましい組成物は、成分Bのポリグリセリンカルボン酸エステルが、重合度2.0~25、好ましくは2.5~20、特に好ましくは3.0~15のポリセロールで構成されていることを特徴とする。
ポリグリセリンの重合度Nは、その水酸基価(OHN、単位:mgKOH/g)により以下の式に従って算出される:
Figure 2023546380000001
水酸基価の決定に適した方法は、特にDGF C-V 17 a(53)、Ph.Eur. 2.5.3 Method AおよびDIN 53240に準拠した方法である。
本発明の組成物は、好ましくは、成分B)のポリグリセリンカルボン酸エステルが、脂肪酸であって、特に12~26個、好ましくは14~24個、特に好ましくは16~22個の炭素原子を有するものから選択される少なくとも1つのカルボン酸で構成されていることを特徴とする。本発明の組成物は、好ましくは、成分B)のポリグリセリンカルボン酸エステルが、該ポリグリセリンカルボン酸エステルにエステル化されたいかなるジカルボン酸、好ましくはいかなるポリカルボン酸も含まないことを特徴とする。脂肪酸は、総じて非分岐状であり、偶数個の炭素原子からなる。二重結合はいずれもシス配座を有する。脂肪酸の例は、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、イソステアリン酸、ステアリン酸、12-ヒドロキシステアリン酸、ジヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ペトロセリン酸、エライジン酸、アラキン酸、ベヘン酸、エルカ酸、ガドレイン酸、リノレン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、およびアラキドン酸である。本発明により成分B)のポリグリセリンカルボン酸エステルを構成している少なくとも1つのカルボン酸は、特に好ましくは、パルミチン酸、ステアリン酸およびベヘン酸から選択される。
本発明により特に好ましいのは、成分B)のポリグリセリンカルボン酸エステルが、脂肪酸の混合物、特にパルミチン酸、ステアリン酸およびベヘン酸から選択される少なくとも2つのものの混合物で構成されており、これらの合計が、混合物中に存在するすべての脂肪酸を基準として少なくとも60重量%、好ましくは少なくとも75重量%、さらにより好ましくは少なくとも85重量%を占めることである。これに関連して、パルミチン酸とステアリン酸とベヘン酸との重量比が、1.0:3.0~1.0:3.0~1.0、好ましくは1.2:2.1~1.4:2.4~1.0である場合、本発明により特に好ましい。
本発明による成分B)中に存在するポリグリセリンカルボン酸エステルは、本発明により、別個に得られた異なるポリグリセリンカルボン酸エステルを混合することによって提供することができる。したがって、一例として、パルミチン酸ポリグリセリルとベヘン酸ポリグリセリルとを混合することによって行われる。
本発明による成分B)中に存在するポリグリセリンカルボン酸エステルは、本発明により好ましくは、20~199mgKOH/g、好ましくは30~100mgKOH/g、特に好ましくは40~70mgKOH/gの鹸化価を有することを特徴とする。これによって、非常に高い分散安定性が保証される。鹸化価の決定は、DGF C-V 3またはDIN EN ISO 3681に準拠して当業者によって行われる。
本発明による好ましい組成物は、特に配合物、殊に化粧品、医薬品または皮膚用配合物の形態である。前述の有効成分濃縮物から、混合によって配合物を製造することができ、その際、有効成分濃度が前述の濃縮物に比べて減少し、本発明によるこのような代替的な好ましい組成物は、該組成物が、成分A)、B)およびC)を、組成物全体を基準として0.01重量%~1.25重量%、好ましくは0.01重量%~1.00重量%、特に好ましくは0.02重量%~1.00重量%の総量で含有し、かつ該組成物が、特に好ましくは化粧品、医薬品または皮膚用配合物であることを特徴とする。
本発明による配合物は、以下:
エモリエント剤
乳化剤
増粘剤/粘度調整剤/安定剤
紫外線保護フィルター
酸化防止剤
ヒドロトロープ(またはポリオール)
固形分およびフィラー
皮膜形成剤
真珠光沢添加剤
消臭剤および制汗剤の有効成分
昆虫忌避剤
セルフタンニング剤
防腐剤
コンディショニング剤
香料
染料
臭気吸収剤
化粧品有効成分
ケア用添加剤
過脂肪剤
溶媒
の群から選択される少なくとも1つの追加成分をさらに含有することができる。
個々の群の例示的な代表物として使用することができる物質は、当業者に知られており、例えば、独国出願DE102008001788.4に記載されている。この特許出願は、参照として本明細書に援用され、したがって本開示の一部を構成する。さらなる任意成分およびこれらの成分の使用量に関しては、当業者に公知の関連するハンドブック、例えばK. Schrader, “Grundlagen und Rezepturen der Kosmetika [Cosmetics - fundamentals and formulations]”, 2nd edition, pp. 329-341, Huethig Buch Verlag Heidelbergが明示的に参照される。特定の添加剤の量は、用途によって決定される。各用途向けの典型的な境界配合物は、先行技術で知られており、例えば、特定の基剤および有効成分の製造業者のパンフレットに記載されている。これらの既存の配合物を、総じてそのまま採用することができる。しかし、必要であれば、調整および最適化のために、複雑でない簡単な試験により所望の変更を加えることができる。
本発明による好ましい本発明の組成物は、エマルション、特に水中油型エマルションである。
本発明による特に好ましい組成物は、該組成物が、4.0~8.0、好ましくは4.5~7.4、特に好ましくは5.0~7.2の範囲内のpHを有することを特徴とする。
本発明はさらに、皮膚のバリア機能を高めるための、本発明による組成物の使用に関する。
以下に列挙する実施例は、本発明を例示的に説明するものであって、本発明を実施例において規定される実施形態に限定することを何ら意図するものではなく、本発明の適用範囲は、本明細書および特許請求の範囲の全体から明らかである。
以下の図面は、実施例の一部を構成する。
予めSDSで損傷させた皮膚モデルに試験配合物を施与してから24時間後に測定した皮膚モデルの上清におけるLDHの濃度を示す図である。 予めSDSで損傷させた皮膚モデルに試験配合物を施与してから24時間後に測定した皮膚モデルの上清におけるインターロイキン-1αの濃度を示す図である。 開始値T0に対するSEsmパラメータの差を示す図である。SEsmの減少は、皮膚の滑らかさの改善に相当する。 試験配合物を1週間施与した後の、開始値T0に対する粗さパラメータの差を示す図である。 試験配合物を2週間施与した後の、開始値T0に対する粗さパラメータの差を示す図である。
実施例
本発明による例には、を付した。
例1:使用したポリグリセリンカルボン酸エステル(C16、C18およびC22カルボン酸でエステル化させたポリグリセリン-6)の合成
市販のポリグリセリン-6の混合物(Spiga Nord S.p.A.;245.0g、水酸基価=980mgKOH/g)、ステアリン酸とパルミチン酸とのテクニカルグレード混合物(79.0g、酸価=207mgKOH/g、C16/C18:約47:53)、ベヘン酸(28.3g、酸価=165.5mgKOH/g)およびNaCO(2.0g)を、窒素導入下に3時間かけて240℃まで加熱し、その後、この混合物をこの温度で撹拌し、生じた水を、酸価が≦1.0に達するまで連続的に除去した。得られた生成物は、61mgKOH/gの鹸化価を有していた。
例1b:使用したポリグリセリンカルボン酸エステル(C16およびC18カルボン酸でエステル化させたポリグリセリン-6)の合成
市販のポリグリセリン-6の混合物(Spiga Nord S.p.A.;223.7g、水酸基価=980mgKOH/g)、ステアリン酸とパルミチン酸とのテクニカルグレード混合物(79.0g、酸価=207mgKOH/g、C16/C18:約47:53)およびCa(OH)(15mg)を、窒素導入下に3時間かけて240℃まで加熱し、その後、この混合物をこの温度で撹拌し、生じた水を、酸価が≦1.0に達するまで連続的に除去した。得られた生成物は、69mgKOH/gの鹸化価を有していた。
例1c:使用したポリグリセリンカルボン酸エステル(C16およびC18カルボン酸でエステル化させたポリグリセリン-10)の合成
市販のポリグリセリン-10の混合物(Spiga Nord S.p.A.;283.9g、水酸基価=898mgKOH/g)、ステアリン酸とパルミチン酸とのテクニカルグレード混合物(79.0g、酸価=207mgKOH/g、C16/C18:約47:53)、ベヘン酸(28.3g、酸価=165.5mgKOH/g)およびNaCO(2.7g)を、窒素導入下に3時間かけて240℃まで加熱し、その後、この混合物をこの温度で撹拌し、生じた水を、酸価が≦1.0に達するまで連続的に除去した。得られた生成物は、58mgKOH/gの鹸化価を有していた。
例1d:使用したポリグリセリンカルボン酸エステル(C8、C10、C16およびC18カルボン酸でエステル化させたポリグリセリン-10)の合成
市販のポリグリセリン-10の混合物(Spiga Nord S.p.A.;310.0g、水酸基価=898mgKOH/g)、ステアリン酸とパルミチン酸とのテクニカルグレード混合物(79.0g、酸価=207mgKOH/g、C16/C18:約47:53)、ベヘン酸(28.3g、酸価=165.5mgKOH/g)、カプリル酸とカプリン酸とのテクニカルグレード混合物(5.00g、酸価=362mgKOH/g、C8/C10約58:42)およびNaCO(32.0g)を、窒素導入下に3時間かけて240℃まで加熱し、その後、この混合物をこの温度で撹拌し、生じた水を、酸価が≦1.0に達するまで連続的に除去した。得られた生成物は、57mgKOH/gの鹸化価を有していた。
例2:損傷した皮膚バリアの再生
以下の配合物を使用する。例Aは本発明によるものであり、例Bは、米国特許出願公開第2006198800号明細書の例9に記載の先行技術に相当するものである。
Figure 2023546380000002
以下に述べる試験を、表皮皮膚モデル(EpiCS、SkinInVitro、トロイスドルフ)で実施する。これらの3次元皮膚モデルは、表皮、増殖中のケラチノサイト、およびインタクトなバリア機能を有する角質層からなる。損傷した皮膚バリアに対する試験配合物の再生効果を調べるため、皮膚モデルに0.325%のドデシル硫酸ナトリウム水溶液(SDS)で40分間損傷を与える。その後、試験配合物を施与する。使用した試験配合物は、水中濃度0.1、0.3、および0.5%の例Aおよび例Bである。また、ビヒクルも試験する。これは、超純水である。施与時間は、1時間である。
施与後、媒体の変化が生じる。上清を翌日に除去する。これらの上清を、乳酸脱水素酵素(LDH)およびインターロイキン-1αの定量に用いる。乳酸脱水素酵素は、特に細胞膜の損傷に伴って放出される。インターロイキン-1αは、炎症プロセス時に細胞により発現されるタンパク質である。図1は、予めSDSで損傷させた皮膚モデルに試験配合物を施与してから24時間後のLDHの濃度を示したものである。ドデシル硫酸ナトリウムによる皮膚バリアの損傷によって、LDH酵素の濃度が急激に上昇する。この上昇は、どちらの試験配合物によっても減少する。ビヒクルはこの効果を示さない(SDS+ビヒクル)。本発明による例Aによる減少は、先行技術例Bによる減少よりも顕著であることが非常に明らかに示されている。
図2は、予めSDSで損傷させた皮膚モデルに試験配合物を施与してから24時間後のインターロイキン-1α(IL-1α)の濃度を示したものである。SDSによる皮膚バリアの損傷によって炎症プロセスが動き出し、これはIL-1αの濃度の急激な上昇によって証明される。ビヒクル(超純水)ではこの炎症プロセスを止めることはできないが(SDS+ビヒクル)、SDSによる損傷の後に双方の試験配合物で処理した皮膚モデルでは、炎症のマーカーであるIL-1αの発現が著しく減少している。例Aでは、これは損傷を受けていない皮膚モデル(ビヒクル)のレベルまで下がる。試験配合物BでもIL-1αの発現が明らかに減少しているが、例Aよりも顕著に高いレベルである。
上記の皮膚モデル試験は、どちらの試験配合物も、ドデシル硫酸ナトリウムによって誘発された皮膚バリアの損傷を修復することができることを示しているが、ここでの本発明による例Aは、先行技術例Bに対して明確な利点を示している。
例3:皮膚の乾燥に関するイン・ビボ実験
本実験では、乾燥肌のボランティア40名が参加する。ボランティアは、2つの試験配合物を受けて、これらを前腕の左右内側に施与しなければならないか、あるいは1つの試験配合物を受けて、これを一方の前腕に施与しなければならず、他方の前腕は未処置(対照)のままであるかのいずれかである。試験配合物および対照物を、無作為の原則に従って分配するが、ただし、すべての試験配合物および対照物が20名のボランティアに試験されるようにする。ボランティアに対し、実験中に試験配合物のみを使用するよう指示する。しかし、通常の洗浄やシャワーは許可されている。試験配合物を、1日2回、2週間にわたって施与する。施与開始前、1週間後、および2週間後に、前腕内側の画像を記録する。このために、CK electronic GmbH製Visioscan VC 98カメラを使用する。これは、皮膚表面の拡大モノクロ画像を記録する特殊なカメラである。次いで、画像のグレースケール分布から、粗さパラメータR1、R2、R3、R4およびR5、ならびにSEsmパラメータ(皮膚の滑らかさ)を統合ソフトウェアにより求める。このパラメータは、シワの幅および形状に比例する。このパラメータの算出のより詳細な説明は、Visioscan VC 98カメラのマニュアルであるバージョン“VC 98 english FireWire 04/2005 DK”に記載されている。皮膚の滑らかさを改善するためには、SEsmパラメータを減少させる必要がある。粗さパラメータR1、R2、R3、R4およびR5は、もともと金属産業に由来するものであり、DIN 4762-4768の規定ではRa-Rzと定義されている。Visioscanソフトウェアでは、これらの結果はインデックス(グレースケール)として表現され、元のRa-Rz値にリンクされる。パラメータは、以下の意味を有する。
Figure 2023546380000003
試験配合物の効果を判定するため、各ボランティアについて、1週間後および2週間後のパラメータの開始値からの差(T1-T0、T2-T0)を求め、20名のボランティアの平均値を算出する。以下の表は、試験配合物の組成を示したものである。これは、市販の化粧品原料をベースとしたO/W型ローションである。配合物の調製には、以下のステップが必要である。
1. 相Aおよび相Bを70℃に加熱する。
2. 撹拌せずに、相Bを相Aに加える。
3. その後、この混合物を均質化する。
4. このエマルションを撹拌しながら60℃まで冷却し、相Cを加える。
5. この混合物をもう一度、短時間均質化する。
6. このエマルションを撹拌しながら30℃までさらに冷却する。40℃以下で、相D、相Eおよび相Fを加える。
Figure 2023546380000004
図3に、皮膚の滑らかさに関する結果を示す。ビヒクル、すなわち有効成分を含まない配合物基剤は、皮膚の滑らかさを改善することができず、逆に悪化している。本発明による例Aを含有する試験配合物のみが皮膚の滑らかさを改善し、例Bを含有する試験配合物は、皮膚の滑らかさに実質的に影響を及ぼさない。
粗さパラメータの場合、どちらの試験配合物も肌荒れを低減させることが可能であるが、ビヒクルは効果を示さない。適用期間1週間後および2週間後のどちらにおいても、本発明による配合物Aは、先行技術の配合物Bよりも肌荒れを改善する。
実験結果の総括:総括すると、イン・ビボ実験の結果に基づき、本発明による例Aは、乾燥肌を有するボランティアにおける皮膚の滑らかさの改善および肌荒れの低減に関して、先行技術の例Bと比較して改善された効力を示すことが判明した。
本発明によるさらなる配合物は、以下のとおりである。
Figure 2023546380000005
Figure 2023546380000006
配合物を以下のように調製する:相Aおよび相Bを90℃に加熱する。その後、撹拌しながら相Aを相Cに加える。その後、このプレエマルションを、例えばUltra Turraxを使用して均質化する。このエマルションを穏やかに撹拌しながら40℃まで冷却し、防腐剤を加える。その後、この混合物を撹拌しながら30℃までさらに冷却する。
例4:エマルションの安定性
以下に列挙する配合物を以下のように調製した:ポリグリセリンエステル、セラミド、フィトスフィンゴシン、ベヘン酸、モノステアリン酸グリセリン、セテアリルアルコールおよびクエン酸トリエチルを85℃に加熱する(相A)。水も85℃に加熱する。次に、相Aを撹拌しながら水に加える。次に、このプレエマルションを、ロータ・ステータ式ホモジナイザーで均質化する。このエマルションを穏やかに撹拌しながら30℃まで冷却し、レブリン酸ナトリウムおよびソルビン酸カリウムを加える。
Figure 2023546380000007
Figure 2023546380000008
配合物18~21は、均質で安定したラメラ分散液として形成されている。配合物22~27は、ロータ・ステータ式ホモジナイザーを使用している間にすでに不均質に見えるようになり、相分離が直ちに発生した。

Claims (15)

  1. A)少なくとも1つのセラミドと、
    B)少なくとも1つのポリグリセリンカルボン酸エステルと、
    C)コレステロールおよび/または少なくとも1つのコレステロール誘導体であって、コレステロール硫酸塩、コハク酸水素コレステロールおよび7-デヒドロコレステロールを含む群から選択されるものと
    を含有する組成物において、
    存在するすべてのセラミドと、存在するコレステロールおよび/または少なくとも1つのコレステロール誘導体の合計との重量比が、1:0.1~1:0.9、好ましくは1:0.1~1:0.8、特に好ましくは1:0.2~1:0.7であることを特徴とする、組成物。
  2. 存在するすべてのセラミドと、存在するすべてのポリグリセリンカルボン酸エステルとの重量比が、1:1~1:30、好ましくは1:1~1:25、特に好ましくは1:2~1:20である、請求項1記載の組成物。
  3. 前記コレステロールおよび/または少なくとも1つのコレステロール誘導体が、0.1重量%~3.0重量%、好ましくは0.1重量%~2.0重量%、特に好ましくは0.2重量%~1.0重量%の総量で存在し、ここで、前記重量パーセンテージは、前記組成物全体に対するものである、請求項1または2記載の組成物。
  4. 前記組成物が、前記組成物全体を基準として20重量%~99重量%、好ましくは40重量%~97重量%、特に好ましくは50重量%~95重量%の水を含有する、請求項1から3までのいずれか1項記載の組成物。
  5. 前記組成物が、成分A)、B)およびC)を、前記組成物全体を基準として1.0重量%~25重量%、好ましくは2.0重量%~20重量%、特に好ましくは4.0重量%~15重量%の総量で含有する、請求項1から4までのいずれか1項記載の組成物。
  6. 前記組成物が、少なくとも2つのセラミド、好ましくは少なくとも3つのセラミド、特に好ましくは正確に3つのセラミドを含有する、請求項1から5までのいずれか1項記載の組成物。
  7. 前記少なくとも1つのセラミドが、セラミドNP、セラミドAP、セラミドEOP、セラミドNDS、セラミドADS、セラミドEODS、セラミドNS、セラミドAS、セラミドEOS、セラミドNH、セラミドAHおよびセラミドEOHを含む群から選択され、好ましくは、セラミドNP、セラミドAP、セラミドNS、セラミドEOPおよびセラミドEOSを含む群から選択される、請求項1から6までのいずれか1項記載の組成物。
  8. 前記成分B)のポリグリセリンカルボン酸エステルが、重合度2.0~25、好ましくは2.5~20、特に好ましくは3.0~15のポリグリセリンで構成されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の組成物。
  9. 前記成分B)のポリグリセリンカルボン酸エステルが、脂肪酸であって、特に12~26個、好ましくは14~24個、特に好ましくは16~22個の炭素原子を有するものから選択される少なくとも1つのカルボン酸で構成されている、請求項1から8までのいずれか1項記載の組成物。
  10. 前記成分B)のポリグリセリンカルボン酸エステルが、パルミチン酸、ステアリン酸およびベヘン酸から選択される少なくとも2つのものの混合物で構成されており、これらの合計が、前記混合物中に存在するすべての脂肪酸を基準として少なくとも60重量%、好ましくは少なくとも75重量%、さらにより好ましくは少なくとも85重量%を占める、請求項1から9までのいずれか1項記載の組成物。
  11. 前記組成物は、20~199mgKOH/g、好ましくは30~100mgKOH/g、特に好ましくは40~70mgKOH/gの鹸化価を有する、請求項1から10までのいずれか1項記載の組成物。
  12. 化粧品、医薬品または皮膚用配合物の形態である、請求項1から11までのいずれか1項記載の組成物。
  13. 前記組成物が、成分A)、B)およびC)を、前記組成物全体を基準として0.01重量%~1.25重量%、好ましくは0.01重量%~1.00重量%、特に好ましくは0.02重量%~1.00重量%の総量で含有する、請求項1から4までおよび請求項6から12までのいずれか1項記載の組成物。
  14. 前記組成物が、4.0~8.0、好ましくは4.5~7.4、特に好ましくは5.0~7.2の範囲内のpHを有する、請求項1から13までのいずれか1項記載の組成物。
  15. 皮膚のバリア機能を高めるための、請求項1から14までのいずれか1項記載の組成物の使用。
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