JP2023539003A - 船舶の車両デッキを持ち上げるシステム - Google Patents

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Abstract

Figure 2023539003000001
複数の車両デッキを単一のアクチュエータを用いて持ち上げるシステムであって、第1車両デッキ、第2車両デッキ、・・・、及び第N車両デッキを通過するように配置されるメインロッドと、連続して配置される第N車両デッキ(この場合、Nは2より大きい自然数)とを含む船舶の車両デッキを昇降させるシステム、及び、メインロッドの前進又は後退に応じて配置される位置に、それぞれ第1車両デッキ、第2車両デッキ、・・・、及び第N車両デッキに対応する位置に配置される第1デッキリフタ、第2デッキリフタ、・・・、及び第N車両デッキリフタを備え、メインロッドの前進又は後退に応じて配置される位置に車両デッキを昇降させるためにメインロッドに選択的に固定されるアクチュエータを提供する。
【選択図】図2

Description

本開示は、車両を運搬する船舶に搭載された駐車デッキを持ち上げるシステムに関し、より詳細には、単一のアクチュエータを用いて複数のデッキを持ち上げるシステムに関する。
ローロー船とは、車両やコンテナなどの貨物を積んだトラックやトレーラーなどの輸送装置が、自らの駆動力で船尾や船腹から傾斜面を介して貨物をロールオン(積み)またはロールオフ(下ろし)する方法で貨物を輸送する船のことである。
これらのローロー船は、大きさの異なる車両、すなわち乗用車から中・大型の重機を積載・輸送することがある。この場合、固定デッキを使用すると、運搬する車両の全高によっては貨物倉の容積が無駄になり、全体の貨物積載量が減少するという問題が生じる。
この問題を防止するために、韓国特許番号第10-0979554号、第10-1977611号、第10-1996903号、第10~1417954号等が開示されている。
第10-1996903号では、シザー昇降フレームをディーゼル車に搭載しているため、図1に示すように、シザー昇降フレームはデッキ間を移動する際に作動するため、移動中の貨物倉への排気ガスの充填や昇降動作など、環境上の問題や時間のかかる問題が発生する。
一方、第10-1977611号では、各デッキ毎に1組又は4組の巻上装置を設けるべきであるが、これは、装置の増設に伴い、設置コストの上昇、保守事項の過剰等の問題が生じる。
韓国特許第10-0979554号公報(公表日2010年9月02日) 韓国特許第10-1977611号公報(公表日2019年5月13日) 韓国特許第10-1996903号公報(公表日2019年7月05日) 韓国特許第10-1417954号公報(公表日2014年7月10日)
本開示は、単一のアクチュエータを使用して複数のデッキを持ち上げるためのシステムを提供する。
上記問題を解決するために、単一のアクチュエータを用いて複数の車両デッキを持ち上げるシステムが提供される。
このシステムは、連続的に配置された第1車両デッキ、第2車両デッキ、…、及び第N車両デッキ(この場合、Nは2より大きい自然数)を通過するように配置されたメインロッドと、メインロッドを前後方向に前進又は後退させるアクチュエータと、第1デッキリフタ、第2デッキリフタ、…、及び第N車両デッキに対応する位置に配置され、メインロッドの前進又は後退に応じて配置された位置で車両デッキを上昇又は下降させるようにメインロッドにそれぞれ選択的に固定された第1デッキリフタ、第2デッキリフタ、及び第Nデッキリフタを含む。
この場合、メインロッドは、第1車両デッキ、第2車両デッキ、・・・、第N車両デッキにそれぞれ対応する位置に、第1デッキリフタ、第2デッキリフタ、・・・、第N車両デッキの固定に使用される突出した固定ブロックを含むことができる。
また、前記第1デッキリフタは、前記第1車両デッキの端部を複数のワイヤロープで連結して前記第1車両デッキをホストする装置であって、前記固定ブロックに選択的に固定され、前記メインロッドの移動方向に応じて移動するロープエンドブロックと、前記ロープエンドブロックに一端部が固定され、他端部が前記第1車両デッキの角部に固定された複数のワイヤロープと、前記複数のワイヤロープの進行方向を切替える複数のロープシーブと、を含むことができる。
また、ロープエンドブロックは、中央部をメインロッドが貫通する形態であり、その後面に固定された複数のワイヤロープと、第1車両デッキを上昇させるメインロッドの作動方向に基づいて、その前面に設けられた固定ブロックの通過を選択的に阻止する第1レバーとを備えてもよい。
一方、前記第1デッキリフタは、前記固定ブロックから前記ロープエンドブロックが解放された状態でも前記第1車両デッキが設定高さを維持するように、前記ロープエンドブロックの進行を抑制するストッパをさらに備えてもよい。
また、前記ロープエンドブロックは、前記後面に前記ストッパに選択的に支持された第2レバーを有することができる。
本開示による船舶の車両デッキを持ち上げるシステムによれば、以下の効果を奏する。
設置コストを相対的に低減することができ、メンテナンス領域の縮小に応じて運転コストを低減することができる。
また、自動化による運転要員の削減も可能である。すなわち、基本的に1つのアクチュエータが全ての動作を自動化して行えばよいため、省人化と安全性の確保が可能である。
図1は、デッキの持ち上げが従来の方法によってなされることを示す写真である。 図2は、本開示による船舶の車両デッキを持ち上げるシステムを上面から見た概略図である。 図3は、図2に示した船舶の車両デッキを側面から見たシステムの概略図である。 図4は、ロープエンドブロックを示すブロック図である。 図5は、一実施形態によるロープエンドブロックの上面図である。 図6は、ピラーに配置されたデッキアンカを説明するための図である。 図7は、船体に沿った車両デッキの配置を説明するための図である。 図8は、連結台車の実施形態である。
以下、添付図面を参照して本開示の好ましい実施形態を詳細に説明する。このとき、添付図面を理解する上で、同様の参照番号は同様の要素を示すことに留意されたい。さらに、本開示の主題を不必要に不明瞭にしないために、周知の機能又は構成に関連する詳細な説明を除外する。同じ理由で、添付の図面におけるいくつかの構成要素は誇張され、省略され、又は概略的に示されている。
図2は、本開示による船舶の車両デッキを持ち上げるシステムを上面から見た概略図であり、図3は、図2に示した船舶の車両デッキを側面から見上げるシステムの概略図である。
図2及び図3を参照すると、本開示による船舶の車両デッキを持ち上げるシステム1000は、複数の車両デッキD-1、D-2、及びD-Nを持ち上げるために単一のアクチュエータMを使用し、メインロッドR、アクチュエータM、及びデッキリフタP、P-1、P-2、及びP-Nを含むシステムである。
メインロッドRは、連続して配置された第1車両デッキD-1、第2車両デッキD-2、…、第N車両デッキD-N(ここで、Nは2より大きい自然数)を通過するように配置されている。
メインロッドRは、第1車両デッキD-1、第2車両デッキD-2、…、第N車両デッキD-Nの上方に位置する固定デッキGに配置することができる。
固定デッキGは、船体に吊り上げられずに固定されたデッキであり、第1車両デッキD-1、第2車両デッキD-2、第N車両デッキD-Nは、運搬する車両の全高に応じて昇降可能なデッキである。なお、メインロッドRは、鋼線からなるワイヤとして実施されてもよいし、操業条件に応じて棒鋼や断面鋼として実施されてもよい。メインロッドRは、持ち上げるデッキの長さに応じた長さを有する。すなわち、メインロッドRは、N個の車両デッキの長さに配置されている。
アクチュエータMは、メインロッドRを、配置された長手方向で前後方向に移動させる。アクチュエータMは、モータとギアとを組み合わせた形態で実現し、油圧シリンダの形態で実現してもよく、シリンダ軸がメインロッドRを直接押したり引いたりするように実装してもよく、アクチュエータMは、実施例の形状に加えて、持ち上げる車両デッキの重量に応じて、様々な方法の中から適宜選択してよい。
車両デッキD-1~D-Nの下降作動の場合、車両デッキ自体の重量により下降することがあるので、アクチュエータMを引張り方向(図示右→左)のみに作動させるタイプを用いることができる。
デッキリフタPは、メインロッドRの前後移動に応じて車両デッキを配置位置で昇降させる。
本開示では、デッキリフタPは、ワイヤロープを巻いてデッキを上昇させる動力によって直接作動せず、デッキリフタPのみが、メインロッドRの前後移動がデッキの高さ移動(I <-> II)となるように力の方向を変える働きをする。
デッキリフタPは車両デッキ数に応じて設けられている。第1車両デッキD-1をホストするためのデッキリフタは識別符号P-1で表され、第2車両デッキD-2をホストするためのデッキリフタは識別符号P-2で表され、第N車両デッキD-Nをホストするためのデッキリフタは識別符号P-Nで表されるが、P-1~P-Nは全て同一構成であるので、特段の理由がない限り、代表識別符号’P’で説明する。同様に、車両デッキについて、代表的な識別コードである’D’を付して説明する。
各デッキリフタPは、各車両デッキに対応した位置に配置されている。例えば、各デッキリフタPは、各車両デッキが配置される位置の固定デッキGの下面に配置してもよい。なお、同図においてデッキリフタPは、車両デッキDの中心に対応して上方に配置されているが、説明の便宜上の一例に過ぎない。デッキリフタPは、メインロッドRが配置される位置に沿って配置されている。
デッキリフタPは、メインロッドRに選択的に固定され、メインロッドRの前進または後退に応じて一緒に移動する。
メインロッドRは、第1車両デッキD-1、第2車両デッキD-2及び第N車両デッキD-Nにそれぞれ対応する位置に、第1デッキリフタP-1、第2デッキリフタP-2及び第NデッキリフタP-Nを固定するために使用されるN個の突出した固定ブロックRBを含んでいた。
固定ブロックRBは、メインロッドRと一体に設けられているが、メインロッドRをロープと考えると、固定ブロックRBは滑りを防止するこぶといってよい。
デッキリフタPは固定ブロックRBに選択的に結合される構造を有する。例えば、第1車両デッキD-1及び第2車両デッキD-2から第N車両デッキD-Nの全ての高さをIIの高さからIの高さに変更する必要がある場合、デッキリフタP-1、デッキリフタP-2及びデッキリフタP-3は、それぞれ、固定ブロックRB-1、固定ブロックRB-2-固定ブロックRB-Nに結合される。アクチュエータMの作動に伴いメインロッドRが引き出し方向(図示右->左)に作動すると、第1車両デッキD-1、第2車両デッキD-2~第N車両デッキD-Nは、全てデッキリフタP-1、デッキリフタP-2、デッキリフタP-3の動きに合わせて持ち上げられる。
上述したように、本開示によれば、位置調整を必要とする車両デッキのデッキリフタを対応する固定ブロックに結合することにより、複数のデッキ位置を一度に調整することができる。
以下、デッキリフタPの具体的な実施形態について図3を用いて説明する。
デッキリフタPは、車両デッキDの端部を複数のワイヤロープ200a、200b、200c、200dで接続し、車両デッキDをホストする装置であり、車両デッキの高さ移動(I <-> II)時に車両デッキ(D)の重量を支持しなければならないので、固定デッキGのような船舶の固定構造に沿って移動するように配置することが好ましい。
一実施形態にしたがって、デッキリフタPは、ロープエンドブロック100、複数のワイヤロープ200a、200b、200c、および200dと、複数のロープシーブ300h、および300vを含む。
ロープエンドブロック100は、固定ブロックRBに選択的に固定され、メインロッドRの移動方向に応じて移動する。すなわち、ロープエンドブロック100は、メインロッドRに沿って移動するブロックである。
複数のワイヤロープ200a、200b、200c、200dは、それぞれ一端部がロープエンドブロック100に固定された(メインロッドRの引き出し方向に基づく後面)、他端部が車両デッキDに固定されている。図面では4本のワイヤロープが用いられているが、これは理解を助けるための一実施形態に過ぎず、ワイヤロープの使用本数は、車両デッキDの実施環境(車両デッキDの形状、大きさ及び重量)に応じて適宜増減されてよい。
ロープシーブ300h及び300vは、各ワイヤロープ200a、200b、200c、200dの進行方向を変更するために用いられる。ロープシーブ300hは水平方向の切替え用であり、ロープシーブ300vは垂直方向の切替え用である。ワイヤロープ1本につき横型シーブ1本、縦型シーブ1本を用いることができる。図示されたワイヤ配置形態およびロープシーブ300hおよび300vの使用形態は、理解を助けるための一例に過ぎず、実施環境に応じて適切に変更され得る。
図4は、ロープエンドブロックを説明するための概略断面図である。図4を参照すると、ロープエンドブロック100は、メインロッドRが選択的に中央部を通過する構造(貫通孔130)を含む。
ロープエンドブロック100は、メインロッドR(図中右→左)の作動方向に基づいて裏面に固定された複数のワイヤロープ200a、200b、200c、200dを有する。
ロープエンドブロック100は、固定ブロックRBの通過を選択的に阻止する第1レバー110を含む。図5の実施形態において、第1レバー110は、クランプ形状を有するものとして図示されているが、本開示において、第1レバー110の形状は限定されるものではなく、固定ブロックRBの貫通孔130の進行を阻止する任意の構造がロープエンドブロック100に適用可能である。
図4(a)は、ロープエンドブロック100の形成を概略的に示す断面図であり、図4(b)は、車両デッキの持ち上げが不要な場合を説明する。ロープエンドブロック100はメインロッドの動きから自由である。図4(c)は、車両デッキの持ち上げが必要とされるときのロープエンドブロック100の作動を説明している。
第1レバーアクチュエータ111の作動によれば、第1レバー110がメインロッドRを把持する形状となっており、把持形状を有する第1レバー110の間に固定ブロックRBが通らないため、ロープエンドブロック100全体がメインロッドRの移動に沿って(右→左)移動する。車両デッキ(D)は、ロープエンドブロック100に接続された複数のワイヤロープ200a、200b、200c、および200dによって上昇するように作動される。
図5は、一実施形態によるロープエンドブロックの上面図である。
図5を参照すると、ロープエンドブロック100は、メインロッドRが中央部を貫通する形態であり、第1車両デッキD-1を上昇させるためのメインロッドRの作動方向に基づいて、その裏面に固定された複数のワイヤロープ200a、200b、200c、200dと、その前面に設けられた固定ブロックRBの通過を選択的に阻止する第1レバー110とを有している。第1レバー110は、トングの形状で実装することができる。第1レバーアクチュエータ111の作動によれば、第1レバー110がメインロッドRを把持する形状となっており、把持形状を有する第1レバー110の間に固定ブロックRBが通らないため、ロープエンドブロック100全体がメインロッドRの移動に沿って(右→左)移動する。
一方、デッキリフタPは、固定ブロックRBからロープエンドブロック100が離脱した状態でも第1車両デッキDが設定高さを維持するように、ロープエンドブロック100の進展(左→右)を抑制するストッパSPをさらに備えてもよい。ロープエンドブロック100の左→右の移動は、ストッパSPによって抑制される。
ロープエンドブロック100はその裏面に設けられたストッパ(SP)に選択的に支持される第2レバー120を有する。第2レバー120は、第2レバー120の開作動によってストッパSPに係合する。第2レバーアクチュエータ121の作動に応じて第2レバー120を開閉状態に切替えるか、第2レバー120がストッパSPを通過するか、ストッパSPに支持されることによって第2レバー120が進行を停止するかを選択することができる。
図5に図示されたロープエンドブロック100は、いくつかの可能な形態の1つにすぎず、本開示は、図4に図示された形態に限定されない。
図6は、ピラーに配置されたデッキアンカを説明するための図である。デッキアンカ400は、車両デッキをデッキの下側側面に支持手段で固定するために、船体のピラー(PIL)に設けられる。
デッキアンカ400は、第1ピラーストッパ410と、第2ピラーストッパ420と、ストッパアクチュエータ430とを含む。
第1ピラーストッパ410は、第1高さIで車両デッキDを支持し、第2ピラーストッパ420は、第2高さIIで車両デッキDを支持する。船体の構造に応じて、車両デッキDを第3高さIIIまで支持する第3ピラーストッパ(図示せず)をさらに設けてもよい。ストッパアクチュエータ430は、ワイヤロープ440を介して第1ピラーストッパ410及び第2ピラーストッパ420を作動させる。第1ピラーストッパ410および第2ピラーストッパ420は、折り畳まれた状態で車両デッキDが昇降し、展開した状態で車両デッキDの下面を支持するように、ピラーPILに密着する形成となっている。
ストッパアクチュエータ430は、ピラーに対して垂直に配置され、ワイヤロープ400に直接接続される形態で実装されてもよい。図示するように、ストッパアクチュエータ430は、水平方向において固定デッキDに設置され、ロープシーブ450を介して引き出し方向を切替えて第1ピラーストッパ410と第2ピラーストッパ420とに連結されていればよい。
図7は、船体に沿った車両デッキの配置を説明するための図である。船首部又は船尾部で船体幅が減少する。これに合わせて車両デッキの配置が変わる。
本開示による昇降システム100はさらに、第1車両デッキD-1、第2車両デッキD-2、…、船体に沿った第N車両デッキD-Nの配置形態にしたがって、第1車両デッキD-1と第2車両デッキD-2の中心を通過するように並列にメインロッドRを接続する連結台車500を含む。
図7を参照すると、船体ゾーン’2-S4’、’2-S2’、’2-S1’等に配置された車両デッキは、その中心の他の部分の車両デッキと一致しない。この部分において、左部のメインロッドRは、連結台車500を介して右部のメインロッドRと並列に連結されている。
図8は、連結台車の実施形態である。
連結台車500は、リムフレーム520、クロスフレーム510、水平ホイールC1および垂直ホイールC2を備える。リムフレーム520は、正方形または長方形の形状に形成され、船体の縮小幅に対応するサイズを有する。すなわち、リムフレーム520は、車両デッキの幅に応じた水平方向の長さを有するように形成されている。
クロスフレーム510は、リムフレーム520の内側の各コーナーを斜めに連結するフレームであり、メインロッドRに加えられる力によってリムフレーム520の形状が変化しないようにする。水平ホイールC1および垂直ホイールC2は、連結台車(500)が船体に直接接触することによって生じる摩擦を低減するように設けられる。水平ホイール(C1)は、リムフレーム520の四隅に配置され、船体に密着している。必要に応じて、水平車輪C1に接する船体にはさらにレールを設けてもよい。
また、本明細書に記載され、添付図面に示される本開示の例示的な実施形態は、本開示の技術的内容を容易に説明し、本開示の理解を助けるために提供される特定の例にすぎず、本開示の範囲を限定するものではない。本開示の技術的思想に基づく他の変更が、本明細書に開示される実施形態に加えて実施され得ることは、本開示が関連する当業者には自明である。
1000: 船舶の車両デッキを持ち上げるシステム
R: メインロッド M: アクチュエータ
D、D-1、D-2、D-N:車両デッキ G: 固定デッキ
P、P-1、P-2、P-N:デッキリフタ

Claims (8)

  1. 単一のアクチュエータを用いて複数の車両デッキを持ち上げるシステムであって、前記システムは、
    連続的に配置される第1車両デッキと、第2車両デッキと、・・・、及び第N車両デッキ(ここで、Nは2より大きい自然数)とを通過するように配置されるメインロッドと、
    前記メインロッドを配置された長手方向で前後方向に移動させるアクチュエータと、
    第1車両デッキと、第2車両デッキと、・・・、及び第N車両デッキにそれぞれ対応する位置に配置され、それぞれが、前記メインロッドの前後移動に応じて、それぞれが配置された位置で前記車両デッキを昇降させるように前記メインロッドにそれぞれ選択的に固定さる、第1デッキリフタと、第2デッキリフタと、・・・、及び第N車両デッキリフタと、
    を備えるシステム。
  2. 前記メインロッドは、前記第1車両デッキと、前記第2車両デッキと、・・・、前記第N車両デッキとにそれぞれ対応する位置に、前記第1デッキリフタと、前記第2デッキリフタと、・・・、前記第N車両デッキリフタとを固定するために使用される突出した固定ブロックを含み得る、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1デッキリフタは、前記第1車両デッキの端部を複数のワイヤロープで連結することにより、前記第1車両デッキをホストする装置であり、前記第1デッキリフタは、
    前記固定ブロックに選択的に固定され、前記メインロッドの移動方向に応じて移動するロープエンドブロックと、
    前記ロープエンドブロックに固定される一端部と、前記第1車両デッキの角部に固定される他端部と、を有する複数のワイヤロープと、
    前記複数のワイヤロープの進行方向を切替える複数のロープシーブと、
    を含み得る、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記ロープエンドブロックは、前記メインロッドが中央部を貫通する形態であり、その後面に固定された前記複数のワイヤロープと、前記第1車両デッキを上昇させるための前記メインロッドの作動方向に基づいて、その前面に設けられた前記固定ブロックの通過を選択的に阻止する第1レバーとを含み得る、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記第1デッキリフタは、前記ロープエンドブロックが前記固定ブロックから解放された状態であっても、前記第1車両デッキが設定された高さを維持するように、前記ロープエンドブロックの進行を抑制するストッパをさらに含み得る、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記ロープエンドブロックは、前記後面に前記ストッパによって選択的に支持される第2レバーを有する、請求項5に記載のシステム。
  7. 前記車両デッキの各々を前記車両デッキの下側面から支持する方法で固定するために、船体のピラーに設けられたデッキアンカをさらに備え、
    前記デッキアンカが、
    前記車両デッキを第1高さで支持する第1ピラーストッパと、
    前記車両デッキを前記第1高さで支持する第2ピラーストッパと、
    前記第1ピラーストッパ及び前記第2ピラーストッパを、デッキ支持形態からデッキ通過形態にそれぞれ作動させるストッパアクチュエータと、
    を含む請求項1に記載のシステム。
  8. 前記第1車両デッキと、前記第2車両デッキと、・・・、及び前記第N車両デッキの船体に沿った配置にしたがい、前記メインロッドが、第1車両デッキと、第2車両デッキと、・・・、第N車両デッキの中心を通るように、前記メインロッドを並列に連結する連結台車を、さらに含む請求項1に記載のシステム。
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