JP2023183175A - 制振装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1~図23を参照して、第1実施形態に係る制振装置10を説明する。
制振装置10は建築物1の骨組部材2に設置される。建築物1の例として、住宅、一戸建てのオフィス、および、医療施設が挙げられる。本実施形態では、住宅を例に挙げる。制振装置10は、床の揺れを抑制する目的で骨組部材2に設置される。例えば、制振装置10は、建築物1内で人が移動することに伴って床が揺れ出すことを抑制し、または、床の揺れが共振によって大きくなることを抑制する。また、制振装置10は、地震または建築物外部の振動に起因する床の揺れを抑制する。建築物外部の振動の例として、大型車両が通過することに起因する振動、建築工事または建築物解体工事中に生じる振動等が挙げられる。主目的として、制振装置10は、骨組部材2の固有振動数付近の振動および共振を抑制する。制振装置10は、様々な寸法の骨組部材2に設置される。このため、制振装置10は、各種の骨組部材2の固有振動数付近の振動および共振を抑制できるように、制振装置10自体の固有振動数および減衰力を調整するための調整構造を有する。調整構造の1つは、調整錘22によって錘12を調整する構造である。調整構造の他の1つは、錘12と支点(第1支点PAおよび第2支点PB)との間の距離を調整する構造である。
図5に示されるように、減衰部15は、骨組部材2と制振装置10の錘12との間に配置される。減衰部15は、骨組部材2と制振装置10の錘12との両者に接続される。一例では、減衰部15は、1または複数の減衰材15Aを有する。減衰材15Aは粘弾性部材によって構成される。具体的には、減衰材15Aは、ゴム、エラストマー、または、プラスチック樹脂によって構成される。減衰材15Aの大きさおよび厚さ、減衰材15Aの素材、並びに、減衰材15Aの個数は、設計予定の減衰力に応じて設定される。また、設置地域の環境に応じて減衰材15Aの素材が設定されてもよい。また、減衰材15Aの大きさおよび厚さ、減衰材15Aの素材、並びに、減衰材15Aの個数は、減衰力の調整時に変更されてもよい。減衰部15は、振動エネルギーを吸収する。減衰部15は、磁気ダンパーによって構成されてもよい。
図4に示されるように、制振装置10が設置された状態において、錘12は、第1支点PAと第2支点PBとの間の中間部に配置される。第1支点PAおよび第2支点PBは、板ばね11を支持する点である。第1支点PAは、第1支持部13において板ばね11に接触する部位である。第2支点PBは、第2支持部14において板ばね11に接触する部位である。
図7を参照して、板ばねユニット18および調整錘22について説明する。図7において、図の見易さを考慮して、板ばね11は2点鎖線で示される。本実施形態では、主錘21を有する板ばね11を「板ばねユニット18」という。主錘21は、板ばね11の中間部11Cに設けられる。中間部11Cは、板ばね11の両端から等距離にある部位を含む。主錘21は、錘本体26と、調整錘22が取り付けられる複数の取付部27と、を有する。一例では、取付部27は、第1取付部28と、第2取付部29とを有する。
図11に示されるように、板ばね11は、錘12が板ばね11に取り付けられていない状態で、中間部11Cが板ばね11の両端よりも上に位置するように湾曲する。板ばねユニット18においても、板ばね11の中間部11Cは、板ばね11の両端よりも上に位置する。
第1支持部13は、板ばね11の第1部位11Aを支持する。第2支持部14は、板ばね11の第2部位11Bを支持する。第2部位11Bは、第1部位11Aから離れた別の部位である。板ばね11は、第1支持部13および第2支持部14によって支持される。第1支持部13は第1支点PAを有する。第2支持部14は第2支点PBを有する。
図14を参照して、第1支持部13を説明する。第2支持部14は、第1支持部13と同じ構造を有するため、第2支持部14の説明は省略される。以下の説明において、第1支持部13が骨組部材2に取り付けられた状態を「取付状態」という。
図15~図21を参照して、制振装置10の設置方法について説明する。ここでは、既存の建築物1において、2階の床下の梁3に制振装置10が設置される例を説明する。なお、建築中の建築物1に制振装置10が設置される場合、天井7に作業開口部8を開ける作業は省略される。制振装置10の設置方法は、第1手順から第7手順を含む。
図22および図23を参照して、制振装置10の配置の例を説明する。図22に示されるように、一例では、制振装置10は、桁4と桁4とを連結する大梁3Aに設置される。
制振装置10の設置作業は、脚立に跨って行われる作業であり、作業者の負担が大きい。また、既存の建築物1において、制振装置10を設置する場合、天井7にあけた作業開口部8から設置作業を行う必要がある。この場合、作業者は上を向いて設置を行う必要があり、作業負担が大きい。また、制振装置10の設置後、制振装置10の固有振動数を調整する場合がある。このような場合でも、作業者は、上を向いて調整を行う必要があり、作業負担が大きい。
(1)制振装置10は、板ばね11と、板ばね11に設けられる錘12と、第1支持部13と、第2支持部14と、板ばね11の振動を減衰させる減衰部15と、を備える。錘12は、板ばね11において第1支持部13によって支持される第1部位11Aと第2支持部14によって支持される第2部位11Bとの間の中間部に配置される。
図24および図25を参照して、第2実施形態に係る制振装置10を説明する。本実施形態の制振装置10において第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図26を参照して、第3実施形態に係る制振装置10を説明する。本実施形態の制振装置10において第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図26では、調整錘22は省略されている。
板ばね11において、主錘21から出ている部分の正面視の形状は、次の式(1)を満たすように構成される。
上記実施形態は、制振装置10が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。制振装置10は、上記実施形態に例示された形態とは異なる形態を取り得る。その例は、実施形態の構成の一部を置換、変更、省略した形態、または、実施形態に新たな構成を付加した形態である。以下に実施形態の変形例を示す。
[付記1]
建築物の骨組部材に設置される制振装置であって、板ばねと、前記板ばねに設けられる錘と、前記板ばねの第1部位を支持する第1支持部と、前記板ばねの第2部位を支持する第2支持部と、前記板ばねの振動を減衰させる減衰部と、を備え、前記錘は、前記板ばねにおいて前記第1支持部によって支持される前記第1部位と前記第2支持部によって支持される前記第2部位との間の中間部に配置される、制振装置。
前記板ばねにおいて前記第1部位の位置および前記第2部位の位置が変更可能であるように、前記第1支持部および前記第2支持部は、前記骨組部材に対して移動可能に固定される、付記1に記載の制振装置。
前記錘は、前記板ばねに固定される主錘と、前記主錘に取り付けられる調整錘とを、備え、前記主錘は、前記調整錘が取り付けられる複数の取付部を有する、付記1に記載の制振装置。
前記板ばねは、前記錘が前記板ばねに取り付けられていない状態で、前記板ばねの中間部が前記板ばねの両端よりも上に位置するように湾曲する、付記1に記載の制振装置。
前記骨組部材は、ウェブと、前記ウェブに設けられるフランジと、を有する部材であり、前記第1支持部および前記第2支持部は、前記フランジを挟持する挟持部を有する、付記1に記載の制振装置。
Claims (5)
- 建築物の骨組部材に設置される制振装置であって、
板ばねと、前記板ばねに設けられる錘と、前記板ばねの第1部位を支持する第1支持部と、前記板ばねの第2部位を支持する第2支持部と、前記板ばねの振動を減衰させる減衰部と、を備え、
前記錘は、前記板ばねにおいて前記第1支持部によって支持される前記第1部位と前記第2支持部によって支持される前記第2部位との間の中間部に配置される、
制振装置。 - 前記板ばねにおいて前記第1部位の位置および前記第2部位の位置が変更可能であるように、前記第1支持部および前記第2支持部は、前記骨組部材に対して移動可能に固定される、
請求項1に記載の制振装置。 - 前記錘は、前記板ばねに固定される主錘と、前記主錘に取り付けられる調整錘とを、備え、
前記主錘は、前記調整錘が取り付けられる複数の取付部を有する
請求項1に記載の制振装置。 - 前記板ばねは、前記錘が前記板ばねに取り付けられていない状態で、前記板ばねの中間部が前記板ばねの両端よりも上に位置するように湾曲する、
請求項1に記載の制振装置。 - 前記骨組部材は、ウェブと、前記ウェブに設けられるフランジと、を有する部材であり、
前記第1支持部および前記第2支持部は、前記フランジを挟持する挟持部を有する、
請求項1に記載の制振装置。
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