JP2023178559A - 液体洗剤容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ボディーソープやシャンプーなど、液体洗剤を補充する際の手間を少なくする。【解決手段】液体洗剤容器に洗剤注入孔を設ける。通常はポンプ部を引き抜き当該孔から液体洗剤を補充するため、ポンプ部のノズルに付着した液体洗剤が無駄になり易い。一方、洗剤注入孔を設けることにより、ポンプ部を引き抜くことなく液体洗剤を補充することができる。【選択図】図3
Description
本発明は、ボディーソープ、シャンプーなどの液体の補充を容易に行うことができる容器に関するものである。
従来、ボディーソープ、シャンプーなどのポンプ式液体洗剤容器への補充は、容器からポンプ部を引き抜き、ポンプ部が取り付けられている孔から行うのが一般的であった。この際、ポンプが液体洗剤を吸い上げるノズルに液体洗剤が付着しているため、浴室の床等に置くと、これらに液体洗剤が付着して無駄になるという課題があった。この課題を解決するため、容器を分割可能とし、分割した容器のポンプ部が接続されている方の上下を逆転し、こちらへ液体洗剤を補充後、ポンプ部が接続されていない方を蓋として接合し、充填を完了後、再度上下を逆転し、充填を完了する方法が提案されている(特許文献1)。
しかしながら、特許文献1に記載の容器では以下の課題があった。分割した容器の蓋とする側を閉める際、これに液体洗剤が付着している面を下にする必要があり、蓋を閉める際、液体洗剤が垂れることにより、容器外側へ付着するなどして無駄になるなどの可能性があった。
そこで、本発明の洗剤容器は、洗剤注入孔を有することを特徴とするものである。
本発明の洗剤容器は、洗剤補充を、洗剤注入孔から行うものである。洗剤注入孔から液体洗剤を補充することにより、ポンプ部を引き抜く必要が無く、洗剤補充時のポンプ部に付着していた液体洗剤が、床などへ付着することを防止することができる。
請求項1に記載の液体洗剤容器は、洗剤注入孔を有することを特徴とするものである。
洗剤注入孔から液体洗剤を補充することにより、ポンプ部を引き抜く必要が無く、洗剤補充時にポンプ部に付着していた液体洗剤が床などへ付着することを防止することができる。
請求項2に記載の液体洗剤容器は、請求項1に記載の液体洗剤容器において、洗剤注入孔がフタにより開閉可能であることを特徴とするものである。
洗剤注入孔がフタにより開閉可能であることにより、次のような長所がある。即ち、ポンプ部を引き抜かずに液体洗剤を補充可能であるのに加え、フタを閉めた状態であれば、上方向からの水の浸入を防ぐことができる。従って、入浴の際、シャワーなどにより上方から水を浴びても洗剤注入孔より水の浸入を防ぐことができ、フタを開けた状態とすることにより、液体洗剤を補充することができる。
請求項3に記載の液体洗剤容器は、請求項1または2に記載の液体洗剤容器において、洗剤注入孔に、逆流防止機構が設けられていることを特徴とするものである。
洗剤注入孔に、逆流防止機構が設けられていることにより、次のような長所がある。逆流防止機構により、開口部では、容器の外側から内側へのみ液体を通過させるようにしておくことにより、液体洗剤補充時に開口部の開け閉めが必要無くなり、液体洗剤補充の煩わしさが解消される。更に、容器の内側から外側への液体の通過が防止されることにより、容器が転倒した際などの液体洗剤の漏出を防止することができる。
請求項4に記載の液体洗剤容器は、請求項1から3のいずれかに記載の液体洗剤容器において、洗剤の詰め替えを、テーパー付きノズルにより行うことを特徴とする液体洗剤容器の使用方法である。
洗剤容器が細長い形状の場合、容器上方に寸法が大きい洗剤補充孔を設けることは困難である。一方、市販されている補充用液体洗剤容器から液体洗剤を補充する際、液体洗剤容器の洗剤注入孔は、補充用液体洗剤容器の吐出部と同等程度の寸法がないと補充作業が難しくなる。そこで、一方が補充用液体洗剤容器の吐出部に勘合し、他方がこれより細くなったテーパー付きのノズルを用いる事で、洗剤注入孔が小さい場合であっても容易に補充作業が可能となる。
以下、本発明の実施の形態に関して説明する。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態に関して説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における液体洗剤容器の概略図である。図1に示す通り、液体洗剤容器1は、容器2、洗剤注入孔3、フタ4、ポンプ部5からなる。図1ではフタ4は容器2から取り外された状態になっており、洗剤注入孔3から液体洗剤を補充できるようになっている。
図2は、実施の形態1における液体洗剤容器の断面図である。図2に示す通り、フタ4は本体2に取り付けられた状態になっており、容器2に液体洗剤が補充された状態であっても、こぼれないようになっている。
図3は、実施の形態1における液体洗剤補充方法の概念図である。図3に示されている通り、液体洗剤は、補充用液体洗剤容器6から洗剤注入孔3を介して、液体洗剤容器1に補充される。この際、ポンプ部5は容器2から取り外す必要がないため、液体洗剤の充填が容易になる。一方、通常の使用方法ではフタ4に液体洗剤は付着し難いため、液体洗剤を補充する際、例えば容器2の上に置いても、液体洗剤が付着し難いという利点もある。
(実施の形態2)
(実施の形態2)
図4は、実施の形態2における液体洗剤容器の概略図である。図4に示す通り、液体洗剤容器1は、容器2、洗剤注入孔3、ポンプ部5、逆流防止機構6からなる。図4では、洗剤注入孔3は逆流防止機構6により閉じられた状態になっている。
図5は、実施の形態2における液体洗剤容器の逆流防止機構付近の断面図である。図5に示す通り、逆流防止機構6はフタ4、回転ばね8、パッキン9からなり、フタ4は、回転ばね8により、パッキン9に押しつけられるようになっている。
図6は、実施の形態2における液体洗剤補充時の逆流防止機構付近の断面図である。図6に示す通り、ノズル10がフタ4に押しつけられることにより、回転ばね8が変形して洗剤注入孔3より液体洗剤が注入される。液体洗剤補充後にノズルを撤去すると、回転ばね8により、フタ4がパッキン9に押しつけられ、洗剤注入孔3が閉じた状態になる。
以上のように、実施の形態2では液体洗剤を補充する際、洗剤注入孔3を開閉する必要がなく、液体洗剤補充作業の手間を省くことができる。実施例2で逆流防止機構としてばねによりフタを押しつける方法を説明したが、これに限る物ではなく、各種の逆止弁を用いる事も可能である。
ボディーソープやシャンプーなど、液体洗剤を補充する際の手間を省くことができる。
1 液体洗剤容器
2 容器
3 洗剤注入孔
4 フタ
5 ポンプ部
6 補充用液体洗剤容器
7 逆流防止機構
8 回転ばね
9 パッキン
10 ノズル
2 容器
3 洗剤注入孔
4 フタ
5 ポンプ部
6 補充用液体洗剤容器
7 逆流防止機構
8 回転ばね
9 パッキン
10 ノズル
Claims (4)
- 洗剤注入孔を有する液体洗剤容器。
- 洗剤注入孔がフタにより開閉可能であることを特徴とする請求項1に記載の液体洗剤容器。
- 洗剤注入孔に、逆流防止機構が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の液体洗剤容器。
- 洗剤の詰め替えを、テーパー付きノズルにより行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の液体洗剤容器の使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022091310A JP2023178559A (ja) | 2022-06-06 | 2022-06-06 | 液体洗剤容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022091310A JP2023178559A (ja) | 2022-06-06 | 2022-06-06 | 液体洗剤容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023178559A true JP2023178559A (ja) | 2023-12-18 |
Family
ID=89189637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2022091310A Pending JP2023178559A (ja) | 2022-06-06 | 2022-06-06 | 液体洗剤容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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2022
- 2022-06-06 JP JP2022091310A patent/JP2023178559A/ja active Pending
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