JP3220071U - 液体内容物詰め替え用ディスペンサー固定部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】液体内容物を詰め替えするときに、操作が容易であり、また、ディスペンサーに付着する液体内容物で容器外のところを汚すことのない液体内容物詰め替え用ディスペンサ−固定部材を提供する。【解決手段】注出ポンプ本体2の上方に注出部3をもち外周にボトル4の口頸部に螺合して装着するキャップ7を回転自在に枢着し下方に汲み上げチューブ8を持つディスペンサ−付ボトルに於いて、ボトル螺合部下部に装着リング10に付設した固定部材12を取り付けて、注出ポンプ本体2が垂直固定される。【選択図】図2
Description
本考案は、シャンプー、クレンジングオイル、ハンドソープまたは液体洗剤などの液体内容物を詰め替え使用するボトルに用いる液体内容物詰め替え用ディスペンサ−固定部材に関するものである。
従来、液体内容物のボトルとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどのプラスチックボトルが、その便利さから広い用途範囲にわたって、大量に使用されてきた。ところが、近年、消費者の環境保全の意識の高まりに伴い、環境を配慮したパッケージが消費者から求められるようになってきた。この環境問題と資源の有効利用の観点から、同一ボトルを何度も使用できる内容物詰め替え可能なボトルの需要が伸びている。これらのボトルは、一般に、本体ボトルとしては使用時の便宜さからディスペンサー付のプラスチックボトルが用いられ、詰め替え用容器には、ピロ−包装やスタンディングパウチなどのプラスチックフィルムを用いた柔軟性包装体が使用されていた。
上述の従来の詰め替え可能なボトルにおいては、内容物が空になった本体ボトルへピロ−包装やスタンディングパウチに入っている内容物を詰め替える際、まず、ボトルからディスペンサー(注出ポンプ付キャップ)を取り出し、ボトルへ新しい内容物を詰め替え容器から移したのちに、再度、取り出したディスペンサーをボトルに装着してボトル本体を封止していた。ところが、この内容物の詰め替え操作において、取り外したディスペンサーに付着していた内容物で、置いた場所を汚してしまうことがあります。また、シャンプー、クレンジングオイル、液体洗剤等粘度の高い内容物の場合、ディスペンサーに付着した内容物がそのまま残り、ディスペンサ−をボトルから外し、手に持ったまま詰め替え作業が困難であった。
また、近年、温泉施設、スーパー銭湯、介護施設、ホテル等が増加する中で、入浴時使用するシャンプー、ボディソープ等の液体内容物を補充する際、作業者の方が大変な思いをして作業をしている。
本考案は、上述の従来のディスペンサ−の問題を解決したものであり、内容物を詰替えするときに、操作が容易であり、また、ディスペンサ−に付着する内容物で容器外のところを汚すことのない液体内容物詰め替え用ディスペンサ−固定部材を提供するものである。
本考案の第1の考案は、注出ポンプ本体の上方に注出部を持ち、外周にボトルの口頸部に螺合して装着するキャップを回転自在に枢着し下方に汲み上げチューブを持つディスペンサー付ボトルに於いて、前記ボトル螺合部下部に、挿着リングに付設した固定部材を挿着して取り付けたことを特徴とする液体内容物詰め替え用ディスペンサ−固定部材である。
本考案の第2の考案は、注出ポンプ本体の上方に注出部を持ち、外周にボトルの口頸部に螺合して装着するキャップを回転自在に枢着し、下方に汲み上げチューブを持つディスペンサー付ボトルに於いて、前記ボトル螺合部下部に、装着リングに付設した固定部材が上方向に回動して胴部固定部材がボトル口頸部に当接し、さらに固定部材の先端が注出ポンプ本体キャップ内部に挿入することにより、注出ポンプ本体をボトル本体口頸部より上方で垂直固定することを特徴とする液体内容物詰め替え用ディスペンサ−固定部材である。
本考案の第3の考案は、注出ポンプ本体の上方に注出部を持ち、外周にボトルの口頸部に螺合して装着するキャップを回転自在に枢着し、下方に汲み上げチューブを持つディスペンサー付ボトルに於いて、前記ボトル螺合部下部に装着リングに付設した固定部材は、ボトル側面形状に沿った形状になっており、固定部材を上方向に回動した際、胴部固定部材がボトル口頸部に当接し、さらに固定部材の先端がキャップ内部に挿入出来ることを特徴とする液体内容物詰め替え用ディスペンサ−固定部材である。
本考案の液体内容物詰め替え用ディスペンサ−固定部材をボトルの螺合部下部に装着したボトルは、新しい内容物を詰め替え用容器から移し替えるときに、注出ポンプ本体をボトル本体口頸部より上方で垂直固定するので、詰め替え操作が容易であり、また、ディスペンサ−をボトルから引き抜く必要がないので、容器外のところをディスペンサーに付着する内容物で汚すことがなく、液体内容物を誘導しやすい。
本考案の液体内容物詰め替え用ディスペンサ−固定部材は、新しい内容物を詰め替えが可能な本体ボトルに使用する固定部材であり、その実施形態の固定部材については、次に、図を用いて詳細に説明する。
本考案のー実施形態の液体内容物詰め替え用ディスペンサ−固定部材付装着リング(9)は、図1、図2に示すように、ボトル(4)の口頸部(5)の螺合部(6)下部に装着リングに付設した固定部材を装着して取り付けるものである。
上述の液体内容物詰め替え用ディスペンサ−固定部材付装着リング(9)は、図5(10)(11)(12)及び(13)に示すように、固定部材(12)に胴部固定部材(11)を付設した固定部材を装着リング(10)に挿着して取り付けたものである。そしてこの固定部材はポリプロピレン、ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂を用いて、射出成形等により作製されるものである。
なお、上述の実施形態の液体内容物詰め替え用ディスペンサ−固定部材をボトルの口頸部螺合部下部に装着したボトルは、内容物を使用した後、詰め替え用容器から新しい内容物を詰め替えてみたが、詰め替え操作が非常に簡単であり、また、ディスペンサ−をボトルから取り外して他所に置く必要がなく、ディスペンサーに付着する内容物で容器外のところを汚すことがなかった。
回動部13は、ヒンジ、はめ込み等回動し易い形状になっている。
本考案は、液体内容物詰め替え用ディスペンサ−固定部材をボトルの口頸部螺合部下部に装着した際、ボトル側面に沿って収納される。詰め替え用容器のピロー包装やスタンディングパウチに入っているシャンプー、クレンジングオイル、液体洗剤等の液体内容物を注入する際には、ボトル本体の上方に抽出部を持ち外周にボトルの回動部に螺合して装着するキャップを持つディスペンサ−をボトル上部に移動して、ボトル螺合部下部に装着した固定部材を上方向に回動させて胴部固定部材をボトル口頸部に当接させ、又キャップ内部に固定部材の先端を挿入させると、ボトル口頸部に対して垂直に固定可能となる。そして、詰め替え作業を行う場合、ディスペンサ−の大径部分が、ボトル口頸部を塞ぐことなく開口部を大きくすることができる為、詰め替え作業が容易に行える。
上述の実施形態の液体内容物詰め替え用ディスペンサ−固定部材は、キャップ内部に挿入し、又ボトル口頸部に当接しているので、本体ボトルが小さいものでも、転倒することがない。
温泉施設、スーパー銭湯、介護施設、ホテル等の入浴施設が増加する中で、ディスペンサ−付プラスチックボトルの使用数が増加します。使用しているディスペンサ−付プラスチックボトルに入っている液体内容物を補充する頻度が増加する一方で、作業者の方の仕事量が大幅に増加します。本考案の液体内容物詰め替え用ディスペンサ−固定部材を使用すれば、作業の効率化が図れ、作業者の負担が大幅に軽減されます。
1・・・・・注出ポンプ付ディスペンサ−
2・・・・・注出ポンプ本体
3・・・・・注出部
4・・・・・ボトル
5・・・・・口頸部
6・・・・・螺合部
7・・・・・キャップ
8・・・・・汲み上げチューブ
9・・・・・装着リング付固定部材
10・・・・装着リング
11・・・・胴部固定部材
12・・・・固定部材
13・・・・回動部
2・・・・・注出ポンプ本体
3・・・・・注出部
4・・・・・ボトル
5・・・・・口頸部
6・・・・・螺合部
7・・・・・キャップ
8・・・・・汲み上げチューブ
9・・・・・装着リング付固定部材
10・・・・装着リング
11・・・・胴部固定部材
12・・・・固定部材
13・・・・回動部
Claims (3)
- 注出ポンプ本体の上方に注出部を持ち、外周にボトルの口頸部に螺合して装着するキャップを回転自在に枢着し下方に汲み上げチューブを持つディスペンサ−付ボトルに於いて、ボトル螺合部下部に装着リングに付設した固定部材を取り付けて、注出ポンプ本体が垂直固定することを特徴とする液体内容物詰め替え用ディスペンサ−固定部材。
- 注出ポンプ本体の上方に注出部を持ち、外周にボトルの口頸部に螺合して装着するキャップを回転自在に枢着し下方に汲み上げチューブを持つディスペンサ−付ボトルに於いて、前記ボトル螺合部下部に装着リングに付設した固定部材を装着し、固定部材を上方向に回動して前記胴部固定部材がボトル口頸部に当接し、さらに前記固定部材の先端が注出ポンプ本体キャップ内部に挿入することにより、注出ポンプ本体をボトル口頸部より上方で垂直固定することを特徴とする液体内容物詰め替え用ディスペンサ−固定部材。
- 装着リングに付設した固定部材は、ボトル側面形状に沿った形状になっており、尚且つ、注出ポンプ本体が垂直固定する位置に胴部固定部材が有り、また注出ポンプ本体キャップ内部に挿入することを特徴とする液体内容物詰め替え用ディスペンサ−固定部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018004243U JP3220071U (ja) | 2018-10-31 | 2018-10-31 | 液体内容物詰め替え用ディスペンサー固定部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018004243U JP3220071U (ja) | 2018-10-31 | 2018-10-31 | 液体内容物詰め替え用ディスペンサー固定部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3220071U true JP3220071U (ja) | 2019-02-14 |
Family
ID=65352234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018004243U Active JP3220071U (ja) | 2018-10-31 | 2018-10-31 | 液体内容物詰め替え用ディスペンサー固定部材 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3220071U (ja) |
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2018
- 2018-10-31 JP JP2018004243U patent/JP3220071U/ja active Active
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