JP2004161293A - 液詰替ガイド付き容器および詰替用袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネジ蓋で開閉可能なネジ式口を有し液を詰め替えて使用する容器、例えば、ポンプ式シャンプーやリンス、ハンドソープ等容器に液を詰め替えるとき、容器のネジ式口は狭く、また、人間の腕はつねに微動していることから液をこぼし、手、床、容器を汚してしまうことがよくあった。
【解決手段】本発明は前記の問題点を、（１）容器のネジ式口に、液詰替用袋の注ぎ口近傍の端部分を被嵌し保持可能な縦溝を、ネジ蓋が閉まる範囲内の長さに二カ所あけ、（２）前記ネジ式口の溝に液詰替用袋の注ぎ口近傍の端部分を被嵌し、注ぎ口全体を容器のネジ式口に挿入できるように、液詰替用袋の注ぎ口の両側に容器のネジ式口の厚みを受け入れる溝を付け、（３）液詰替用袋を逆さに立てて詰替用袋の底にある空気孔のシールを引き剥がし、詰替液を容器に流し込むことで解決したものである。
【選択図】図８
【解決手段】本発明は前記の問題点を、（１）容器のネジ式口に、液詰替用袋の注ぎ口近傍の端部分を被嵌し保持可能な縦溝を、ネジ蓋が閉まる範囲内の長さに二カ所あけ、（２）前記ネジ式口の溝に液詰替用袋の注ぎ口近傍の端部分を被嵌し、注ぎ口全体を容器のネジ式口に挿入できるように、液詰替用袋の注ぎ口の両側に容器のネジ式口の厚みを受け入れる溝を付け、（３）液詰替用袋を逆さに立てて詰替用袋の底にある空気孔のシールを引き剥がし、詰替液を容器に流し込むことで解決したものである。
【選択図】図８
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネジ蓋で開閉可能なネジ式口を有し液を詰め替えて使用する容器、例えば、ポンプ式シャンプーやリンス、ハンドソープ等容器と、その容器に液を詰め替える詰替用袋に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ネジ蓋で開閉可能なネジ式口を有し、液を詰め替えて使用する容器、例えば、ポンプ式シャンプーやリンス、ハンドソープ等容器に液を詰め替える際は、詰替用袋の注ぎ口を受け口となる容器のネジ式口の上に、視力を集中し腕の力で固定して行ってきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、容器のネジ式口は狭く、また、人間の腕はつねに微動していることから、詰め替える際にはかなり神経を集中していないと、注ぎ口が容器のネジ式口からはずれて液をこぼし、手、床、容器を汚してしまうことがよくあった。特に、視力や筋力が衰えている年輩者には、こぼさず詰め替えるのは難しい作業になっていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の問題点をもっとも簡単かつ安価な方法で解決したものである。以下それを説明する。
（１）ネジ蓋で開閉可能なネジ式口を有し、液を詰め替えて使用する容器のネジ式口に、液詰替用袋の注ぎ口近傍の端部分を被嵌し保持可能な縦溝を、ネジ蓋が閉まる範囲内の長さに二カ所あける。（２）前記ネジ式口の溝は、下から上へその幅が徐々に広がるように形成する。（３）前記ネジ式口の溝を着色し、液詰替用袋の注ぎ口近傍の端部分を被嵌する位置がすぐに分かるようにする。（４）前記ネジ式口の溝から液が漏れて容器の外に垂れていかないように、容器側にはネジ蓋が閉まる位置に凸部を設け、ネジ蓋側には凹部が設ける。（５）前記ネジ式口の溝に液詰替用袋の注ぎ口近傍の端部分を被嵌し、注ぎ口全体を容器のネジ式口に挿入できるように、液詰替用袋の注ぎ口の両側に容器のネジ式口の厚みを受け入れる溝を付ける。（６）前記液詰替用袋の底に空気孔を設け、その部分を引き剥がし可能なシールで接着し、詰替液を容器に流し込むときに剥がす。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明は、現在、一般に使用されているネジ蓋で開閉可能なネジ式口を有し液を詰め替えて使用する容器、例えば、ポンプ式シャンプーやリンス、ハンドソープ等容器の使用形態を変更することなく実現したものである。
【０００６】
【実施例】図１は、ネジ蓋で開閉可能なネジ式口を有し液を詰め替えて使用する容器のネジ式口に、液詰替用袋の注ぎ口近傍の端部分を被嵌し保持可能な縦溝をネジ蓋が閉まる範囲内の長さに二カ所あけた状態を示す。１０は容器、１１はネジ式口、１２は溝の上部、１３は縦溝、１４は漏れ防止用凸部、１５は溝の着色部分、１６はネジ蓋が閉まる位置を示す。図２は、図１の平面図であり、縦溝の位置関係を示す。図３はポンプ付きネジ蓋で容器のネジ式口を密閉したときに、ネジ蓋が閉まる位置に設けた凸部と、ネジ蓋側の凹部とが密着している状態を示す。１４は漏れ防止用凸部、１６はネジ蓋が閉まる位置、２０はネジ蓋、２１は漏れ防止用凹部、２２はポンプの管を示す。
【０００７】図４は、液詰替用袋の注ぎ口の両側に、容器のネジ式口の厚みを受け入れる溝を付けた状態を示す。３０は液が入っている袋の部分、３１は注ぎ口、３２は袋の密着部分、３３はネジ式口の厚みを受け入れる溝、３４は袋の開封位置、３５は袋の折り曲げ位置、３６は袋の底を示す。図５は、詰替用袋を立てたときの液のたまっている状態を示し、３５の位置で袋を折り曲げても液は漏れないことを示す。３８は折り曲げ方向を示す。
【０００８】図６と図７は、液詰替用袋を３５の位置で折り曲げ、その注ぎ口近傍の端部分を、容器のネジ式口に被嵌するまでを示す。図８は、液詰替用袋の被嵌を完了し、詰替用袋を逆さに立て３７の空気孔接着シールを剥がし、容器に４０の詰替液を流し込んでいる状態を示す。図９は、従来の詰替方法を示し、５０は詰替用袋のズレ方向を示す。
【０００９】
【発明の効果】本発明により液を詰め替えて使用する人を現状より増やし、ゴミの量を減らすことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の容器のネジ式口につけた縦溝の側面図
【図２】本発明の容器のネジ式口につけた縦溝の平面図
【図３】本発明の容器のネジ式口にポンプ付きネジ蓋を密閉した状態の側面から見た断面図
【図４】本発明の詰替用袋の正面図
【図５】本発明の詰替用袋の側面図
【図６】本発明の詰替用袋を容器のネジ式口に被嵌する図
【図７】本発明の詰替用袋を容器のネジ式口に被嵌する図
【図８】本発明の液詰替図
【図９】従来の液詰替図
【符号の説明】
１０ 容器
１１ 容器のネジ式口
１２ 容器の縦溝の上部を広くした部分
１３ 容器の縦溝
１４ 容器の漏れ防止用凸部
１５ 容器の縦溝の着色部分
１６ 容器のネジ蓋が閉まる位置
２０ ネジ蓋
２１ ネジ蓋の漏れ防止用凹部
２２ ネジ蓋に付いているポンプの管
３０ 詰替用袋の液が入っている部分
３１ 詰替用袋の注ぎ口
３２ 詰替用袋の密着部分
３３ 詰替用袋のネジ式口の厚みを受け入れる溝
３４ 詰替用袋の開封位置
３５ 詰替用袋の折り曲げ位置
３６ 詰替用袋の底
３７ 詰替用袋の底の空気孔接着シール
３８ 詰替用袋の折り曲げ方向
４０ 詰替液
５０ 詰替用袋のズレ方向
【発明の属する技術分野】本発明は、ネジ蓋で開閉可能なネジ式口を有し液を詰め替えて使用する容器、例えば、ポンプ式シャンプーやリンス、ハンドソープ等容器と、その容器に液を詰め替える詰替用袋に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ネジ蓋で開閉可能なネジ式口を有し、液を詰め替えて使用する容器、例えば、ポンプ式シャンプーやリンス、ハンドソープ等容器に液を詰め替える際は、詰替用袋の注ぎ口を受け口となる容器のネジ式口の上に、視力を集中し腕の力で固定して行ってきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、容器のネジ式口は狭く、また、人間の腕はつねに微動していることから、詰め替える際にはかなり神経を集中していないと、注ぎ口が容器のネジ式口からはずれて液をこぼし、手、床、容器を汚してしまうことがよくあった。特に、視力や筋力が衰えている年輩者には、こぼさず詰め替えるのは難しい作業になっていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の問題点をもっとも簡単かつ安価な方法で解決したものである。以下それを説明する。
（１）ネジ蓋で開閉可能なネジ式口を有し、液を詰め替えて使用する容器のネジ式口に、液詰替用袋の注ぎ口近傍の端部分を被嵌し保持可能な縦溝を、ネジ蓋が閉まる範囲内の長さに二カ所あける。（２）前記ネジ式口の溝は、下から上へその幅が徐々に広がるように形成する。（３）前記ネジ式口の溝を着色し、液詰替用袋の注ぎ口近傍の端部分を被嵌する位置がすぐに分かるようにする。（４）前記ネジ式口の溝から液が漏れて容器の外に垂れていかないように、容器側にはネジ蓋が閉まる位置に凸部を設け、ネジ蓋側には凹部が設ける。（５）前記ネジ式口の溝に液詰替用袋の注ぎ口近傍の端部分を被嵌し、注ぎ口全体を容器のネジ式口に挿入できるように、液詰替用袋の注ぎ口の両側に容器のネジ式口の厚みを受け入れる溝を付ける。（６）前記液詰替用袋の底に空気孔を設け、その部分を引き剥がし可能なシールで接着し、詰替液を容器に流し込むときに剥がす。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明は、現在、一般に使用されているネジ蓋で開閉可能なネジ式口を有し液を詰め替えて使用する容器、例えば、ポンプ式シャンプーやリンス、ハンドソープ等容器の使用形態を変更することなく実現したものである。
【０００６】
【実施例】図１は、ネジ蓋で開閉可能なネジ式口を有し液を詰め替えて使用する容器のネジ式口に、液詰替用袋の注ぎ口近傍の端部分を被嵌し保持可能な縦溝をネジ蓋が閉まる範囲内の長さに二カ所あけた状態を示す。１０は容器、１１はネジ式口、１２は溝の上部、１３は縦溝、１４は漏れ防止用凸部、１５は溝の着色部分、１６はネジ蓋が閉まる位置を示す。図２は、図１の平面図であり、縦溝の位置関係を示す。図３はポンプ付きネジ蓋で容器のネジ式口を密閉したときに、ネジ蓋が閉まる位置に設けた凸部と、ネジ蓋側の凹部とが密着している状態を示す。１４は漏れ防止用凸部、１６はネジ蓋が閉まる位置、２０はネジ蓋、２１は漏れ防止用凹部、２２はポンプの管を示す。
【０００７】図４は、液詰替用袋の注ぎ口の両側に、容器のネジ式口の厚みを受け入れる溝を付けた状態を示す。３０は液が入っている袋の部分、３１は注ぎ口、３２は袋の密着部分、３３はネジ式口の厚みを受け入れる溝、３４は袋の開封位置、３５は袋の折り曲げ位置、３６は袋の底を示す。図５は、詰替用袋を立てたときの液のたまっている状態を示し、３５の位置で袋を折り曲げても液は漏れないことを示す。３８は折り曲げ方向を示す。
【０００８】図６と図７は、液詰替用袋を３５の位置で折り曲げ、その注ぎ口近傍の端部分を、容器のネジ式口に被嵌するまでを示す。図８は、液詰替用袋の被嵌を完了し、詰替用袋を逆さに立て３７の空気孔接着シールを剥がし、容器に４０の詰替液を流し込んでいる状態を示す。図９は、従来の詰替方法を示し、５０は詰替用袋のズレ方向を示す。
【０００９】
【発明の効果】本発明により液を詰め替えて使用する人を現状より増やし、ゴミの量を減らすことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の容器のネジ式口につけた縦溝の側面図
【図２】本発明の容器のネジ式口につけた縦溝の平面図
【図３】本発明の容器のネジ式口にポンプ付きネジ蓋を密閉した状態の側面から見た断面図
【図４】本発明の詰替用袋の正面図
【図５】本発明の詰替用袋の側面図
【図６】本発明の詰替用袋を容器のネジ式口に被嵌する図
【図７】本発明の詰替用袋を容器のネジ式口に被嵌する図
【図８】本発明の液詰替図
【図９】従来の液詰替図
【符号の説明】
１０ 容器
１１ 容器のネジ式口
１２ 容器の縦溝の上部を広くした部分
１３ 容器の縦溝
１４ 容器の漏れ防止用凸部
１５ 容器の縦溝の着色部分
１６ 容器のネジ蓋が閉まる位置
２０ ネジ蓋
２１ ネジ蓋の漏れ防止用凹部
２２ ネジ蓋に付いているポンプの管
３０ 詰替用袋の液が入っている部分
３１ 詰替用袋の注ぎ口
３２ 詰替用袋の密着部分
３３ 詰替用袋のネジ式口の厚みを受け入れる溝
３４ 詰替用袋の開封位置
３５ 詰替用袋の折り曲げ位置
３６ 詰替用袋の底
３７ 詰替用袋の底の空気孔接着シール
３８ 詰替用袋の折り曲げ方向
４０ 詰替液
５０ 詰替用袋のズレ方向
Claims (6)
- ネジ蓋で開閉可能なネジ式口を有し、このネジ式口が液詰替用袋の一端部に設けられた注ぎ口を被嵌可能に形成された液詰替ガイド付き容器において、前記ネジ式口に前記液詰替用袋の注ぎ口近傍の端部分を被嵌し保持可能な縦溝を、ネジ蓋が閉まる範囲内の長さに二カ所あけたことを特徴とする液詰替ガイド付き容器。
- 前記ネジ式口の溝が、下から上へその幅が徐々に広がるように形成された、請求項１記載の液詰替ガイド付き容器。
- 前記ネジ式口の溝が、着色された請求項１または２記載の液詰替ガイド付き容器。
- 前記ネジ式口の溝から、液が漏れて容器の外に垂れていかないように、容器のネジ式口のネジ蓋が閉まる位置に凸部を設け、ネジ蓋側には凹部が設けられた請求項１、２または３記載の液詰替ガイド付き容器。
- 請求項１に記載した容器に、詰替用袋の注ぎ口上端を挿入し、かつ、注ぎ口全体が受け口となる容器のネジ式口に挿入できるように、詰替用袋の注ぎ口の両側に容器のネジ式口の厚みを受け入れる溝を付けた液詰替ガイド付き詰替用袋。
- 前記詰替用袋の底に空気孔を設け、その部分を引き剥がし可能なシールで接着された液詰替ガイド付き詰替用袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002326568A JP2004161293A (ja) | 2002-11-11 | 2002-11-11 | 液詰替ガイド付き容器および詰替用袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002326568A JP2004161293A (ja) | 2002-11-11 | 2002-11-11 | 液詰替ガイド付き容器および詰替用袋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004161293A true JP2004161293A (ja) | 2004-06-10 |
Family
ID=32805456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002326568A Pending JP2004161293A (ja) | 2002-11-11 | 2002-11-11 | 液詰替ガイド付き容器および詰替用袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004161293A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006182359A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 注出容器及びその詰替用の袋状容器 |
| JP2011178470A (ja) * | 2011-05-06 | 2011-09-15 | Yuta Mori | 液状体の詰め替えパウチ |
| JP2011225223A (ja) * | 2010-04-15 | 2011-11-10 | Tomoharu Hino | 詰め替え容器用スパウト及び詰め替え容器 |
| CN111532553A (zh) * | 2018-07-25 | 2020-08-14 | 李月仙 | 一种便于清理汤汁的外卖箱 |
-
2002
- 2002-11-11 JP JP2002326568A patent/JP2004161293A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006182359A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 注出容器及びその詰替用の袋状容器 |
| JP2011225223A (ja) * | 2010-04-15 | 2011-11-10 | Tomoharu Hino | 詰め替え容器用スパウト及び詰め替え容器 |
| JP2011178470A (ja) * | 2011-05-06 | 2011-09-15 | Yuta Mori | 液状体の詰め替えパウチ |
| CN111532553A (zh) * | 2018-07-25 | 2020-08-14 | 李月仙 | 一种便于清理汤汁的外卖箱 |
| CN111532553B (zh) * | 2018-07-25 | 2021-10-22 | 淮北联诚网络科技有限公司 | 一种便于清理汤汁的外卖箱 |
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