JP2008023094A - 洗濯機の洗剤供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】粉末洗剤を収容する洗剤ケースを流れた水が、洗剤の供給後も水滴となって洗剤ケース内に残留することのないようにし、また、洗剤ケースの上面開口を覆う注水カバーの下面に飛散して付着した水沫が、洗剤の供給後も水滴となって注水カバーの下面に残留することの内容にし得る洗濯機の洗剤供給装置を提供する。
【解決手段】給水路に連通位置して粉末洗剤14を収容する洗剤ケース7を具え、この洗剤ケース7に収容した粉末洗剤14を、前記給水路を流れる水により流して供給するものにおいて、前記洗剤ケース7の内底面に前記水の流出側が低くなる勾配を付すと共に、該洗剤ケース7の内底面に前記水の流出側に延びる溝47を形成することと、前記給水路にて前記洗剤ケース7の上面開口13を覆う注水カバーの下面に、前記水の流出側が低くなる勾配を付すと共に、該注水カバーの下面に前記水の流出側に延びる溝47を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗剤ケースに収容した粉末洗剤を、給水路を流れる水により流して供給する洗濯機の洗剤供給装置に関する。
従来より、洗濯機の洗剤供給装置として、例えば洗濯槽に通じる給水路に連通して位置する洗剤ケースを具え、この洗剤ケースに粉末洗剤を収容して、それを、上記給水路を流れる水により流して洗濯槽に供給するものが供されている。
(例えば特許文献1参照)。
特開2002-263394号公報
上述の洗濯機の洗剤供給装置において、洗剤ケースは、一般にプラスチック、特にはポリプロピレンなど、疎水性を有する材料で製造されている。このため、洗剤ケースを流れた水が洗剤の供給後も水滴となって洗剤ケース内に残留しやすい。
又、給水路にあっては、洗剤ケースの上面開口を注水カバーが覆っており、この注水カバーから洗剤ケース内に水が注入されるようになっていて、この注水カバーも、洗剤ケース内に臨む下面の部分が洗剤ケースと同じ疎水性を有する材料で製造されている。このため、注水カバーから洗剤ケース内に注入された水が洗剤ケース内で飛散するのに伴い、その水沫が注水カバーの下面に付着して、他の付着水沫と合わさることにより、水滴となって注水カバーの下面に残留しやすい。
そして、それらの水滴はしばしば次の洗濯を行うまで残る。このような状況で、次の洗濯を行うに際し、洗剤ケースに粉末洗剤を入れると、入れた粉末洗剤が洗剤ケース内の残留水滴を吸収して粘性を持ち、洗剤ケースに固着することで溶けにくくなる。このため、粉末洗剤を入れる前には洗剤ケース内の水滴を拭き取る必要が生じ、使用者に手間をかけることになっていた。
又、注水カバーの下面に残留した水滴は、次の洗濯のための粉末洗剤を入れるべく洗剤ケースを引出したときや、粉末洗剤を入れた後に洗剤ケースを押込むときの振動、並びに次の洗濯機の運転が開始されることに伴って発生する振動等で、洗剤ケース内に落ち、その結果、洗剤ケース内に収容した粉末洗剤を濡らして固着させ、溶けにくくしてしまう。よって、この場合も、粉末洗剤を入れる前には注水カバーの下面の水滴を拭き取る必要が生じ、使用者に手間をかけることになっていた。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、第1に、洗剤ケースを流れた水が、洗剤の供給後も水滴となって洗剤ケース内に残留することのないようにし得る洗濯機の洗剤供給装置を提供し、第2に、洗剤ケースの上面開口を覆う注水カバーの下面に飛散して付着した水沫が、洗剤の供給後も水滴となって注水カバーの下面に残留することのないようにし得る洗濯機の洗剤供給装置を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の洗濯機の洗剤供給装置においては、第1に、給水路に連通位置して粉末洗剤を収容する洗剤ケースを具え、この洗剤ケースに収容した粉末洗剤を、前記給水路を流れる水により流して供給するものにおいて、前記洗剤ケースの内底面に前記水の流出側が低くなる勾配を付すと共に、該洗剤ケースの内底面に前記水の流出側に延びる溝を形成したことを特徴とする(請求項1の発明)。
本発明の洗濯機の洗剤供給装置においては、第2に、給水路に連通位置して粉末洗剤を収容する洗剤ケースを具え、この洗剤ケースに収容した粉末洗剤を、前記給水路を流れる水により流して供給するものにおいて、前記給水路にて前記洗剤ケースの上面開口を覆う注水カバーの下面に、前記水の流出側が低くなる勾配を付すと共に、該注水カバーの下面に前記水の流出側に延びる溝を形成したことを特徴とする(請求項2の発明)。
洗剤ケース内を流れる水は、主に洗剤ケースの内底面に接してその上を流れる。よって、洗剤ケースの内底面に水滴が残留しやすい。これに対して、上記第1の手段(請求項1の発明)のように、洗剤ケースの内底面に水の流出側が低くなる勾配を付すと共に、該洗剤ケースの内底面に水の流出側に延びる溝を形成したものでは、洗剤ケースの内底面に付着した水が安定的に残るべく表面積を小さくしようとするとき、毛細管現象によって、溝に誘引され、洗剤ケース内底面の勾配に従って溝を水の流出側に流れて排除される。かくして、洗剤ケースを流れた水が洗剤の供給後も水滴となって洗剤ケース内に残留することのないようにし得るものであり、使用者に洗剤ケース内の水滴を拭き取る手間をかけることのないようにすることができる。
又、洗剤ケース内を流れる水は、前述のように、洗剤ケース内で跳ねて飛散することにより、その水沫が洗剤ケースの上面開口を覆った注水カバーの下面に付着し、他の付着水沫と合わさって水滴となる。よって、注水カバーの下面にも水滴が残留しやすい。これに対して、上記第2の手段(請求項2の発明)のように、注水カバーの下面に水の流出側が低くなる勾配を付すと共に、該注水カバーの下面に水の流出側に延びる溝を形成したものでは、注水カバーの下面に飛散して付着した水沫が他の付着水沫と合わさって水滴となろうしたとき、上述同様に、毛細管現象によって、溝に誘引され、注水カバー下面の勾配に従って溝を水の流出側に流れて排除される。かくして、注水カバーの下面に飛散して付着した水沫が洗剤の供給後も水滴となって注水カバーの下面に残留することのないようにし得るものであり、使用者に注水カバー下面の水滴を拭き取る手間をかけることのないようにすることができる。
以下、本発明の第1実施例(第1の実施形態)につき、図1ないし図8を参照して説明する。
まず、図5には、洗濯機、特にはこの場合、ドラム式洗濯乾燥機の外観を示しており、外箱1の前面のほゞ中央部に、内部のドラム(図示せず)内に通じる洗濯物出入口3を開閉する扉4を有している。又、外箱1の前面の上部には、洗濯乾燥機の制御に係る操作をするための操作パネル5を設けると共に、それと並んでその図中左側に洗剤供給装置6を設けている。
図6は、上記洗剤供給装置6の洗剤ケース7を示している。この洗剤ケース7は、上記外箱1に引出し式にて出し入れ可能に設けており、図6は、そのうちの引出し状態を示している。この図6で明らかなように、洗剤ケース7は、主に粉末洗剤を収容して貯留する第1の貯留部8と、主に液体洗剤及び漂白剤(液剤)を収容して貯留する第2の貯留部9、主に柔軟仕上剤(液剤)を収容して貯留する第3の貯留部10を、仕切部11,12により仕切って有しており、それらの貯留部8,9,10に共通の開口13を上面に有している。又、この洗剤ケース7は、前述のプラスチック、特にはポリプロピレンなど、疎水性を有する材料で製造している。
なお、図6において、14は第1の貯留部8の表示部を示し、15は第2の貯留部9の表示部、16は第3の貯留部10の表示部を示している。又、17は第1の貯留部8の粉末洗剤排出部、18は第2の貯留部9の液剤排出部、19は第3の貯留部10の液剤排出部を示しており、そのうちの粉末洗剤排出部17が柵状を成すものであるのに対して、液剤排出部18,19はともにサイフォン構造となっている。更に、洗剤ケース7の前面部には、前カバー20を固設しており、この前カバー20は下部に取手部21を有し、この取手部21は常時は図示のように塞がれ、洗剤ケース7を引出すときに使用者の手で押し開かれて手が掛けられるようになっている。
図7は、洗剤ケース7と共に給水弁22及び給水路23を示している。給水弁22は、一つの入口24に対して、第1及び第2の2つの出口25,26を有しており、この2つの出口25,26の両方を閉じる状態と、そのうちの第1の出口25を開放する状態、並びに第2の出口26を開放する状態との選択ができるようになっている。
給水路23は、注水ケース27と、これの上面の開口28を塞ぐ注水カバー29とを有して構成されており、その双方を結合した状態で前記外箱1に組み込み固定している。前述の外箱1に引出し式にて出し入れ可能に設けた洗剤ケース7は、詳細には、注水ケース27にこれの前面の開口30から出し入れされるようになっており、その収納状態では、注水カバー29が洗剤ケース7の前記上面開口13を覆うようになっている。
注水カバー29は、下カバー31と上カバー32とに分けて構成しており、そのうちの下カバー31に、洗剤ケース7の前記第1の貯留部8と対向する第1の注水口33と、前記第2の貯留部9と対向する第2の注水口34、及び前記第3の貯留部10と対向する第3の注水口35を形成すると共に、そのうちの第1の注水口33及び第2の注水口34に連なる第1の流水路36、並びに第3の注水口35に連なる第2の流水路37を、リブ38により仕切って形成している。
又、上カバー32は、前記給水弁22側の一端部に第1の接続口39と第2の接続口40とを有しており、上カバー32を下カバー31に結合した状態では、第1の接続口39が上記第1の流水路36に連通し、第2の接続口40が第2の流水路37に連通するようになっていて、上カバー32の下面がリブ38の上縁に水密に接するようなっており、すなわち、第1の流水路36と第2の接続口40との間を水がリブ38を超えて行き来することのないようにしている。
そして、上記第1の接続口39には前記給水弁22の第1の出口25を継手41及び接続ホース42を介して接続し、第2の接続口40に給水弁22の第2の出口26を継手43及び接続ホース44を介して接続している。
しかして、給水弁22は前記入口24を水源たる水道の蛇口に接続するようになっており、その接続状態で、第1の出口25を開放させれば、上記継手41及び接続ホース42を介して注水カバー29の第1の接続口39から第1の流水路36に水が供給され、その第1の流水路36を流れた水が第1の注水口33及び第2の注水口34から洗剤ケース7の第1の貯留部8と第2の貯留部9とに注入される。
そして、その注入された水は、第1の貯留部8に粉末洗剤が収容されていれば、その粉末洗剤を押し流して前記粉末洗剤排出部17から洗剤ケース7外(注水ケース27内)に出、注水ケース27の出口45から図示しない給水管を介して前記ドラム2を収容した水槽(これも図示せず)に供給される。かくして、注水カバー29及び注水ケース27を有する給水路23と洗剤ケース7とで、前記洗剤供給装置6が構成されるようになっている。
又、この場合、第2の貯留部9に液体洗剤又は漂白剤が収容されていれば、第2の貯留部9に注入された水がそれらを希釈して液剤排出部18から洗剤ケース7外(注水ケース27内)に出、後は上述と同じ経路で水槽に供給される。
これに対して、給水弁22の第2の出口26を開放させれば、前記継手43及び接続ホース44を介して注水カバー29の第2の接続口40から第2の流水路37に水が供給され、その第2の流水路37を流れた水が第3の注水口35から洗剤ケース7の第3の貯留部10に注入される。
そして、その注入された水は、第3の貯留部10に柔軟仕上剤が収容されていれば、その柔軟仕上剤を希釈して液剤排出部19から洗剤ケース7外(注水ケース27内)に出、後は上述と同じ経路で水槽に供給される。
ここで、図1は、洗剤ケース7を上方より見て表しており(前カバー20は省略)、この図1で明らかなように、洗剤ケース7の内底面、特に粉末洗剤を収容する第1の貯留部8の内底面46には、溝47,48をともに複数条形成している。このうち、溝47は洗剤ケース7の前側(図で下側)から後側(図で上側)へ図で垂直に延びており、溝48は洗剤ケース7の左側から右側へ溝47と交差して図で水平に延びている。又、この場合、洗剤ケース7の後側には前記粉末洗剤排出部17が存在しており、従って、洗剤ケース7の後側は、洗剤ケース7に流入した水が流出する側、すなわち、水の流出側であって、洗剤ケース7の後側に延びた溝47は、要するに水の流出側に延びている。
加えて、洗剤ケース7の上記第1の貯留部8の内底面46には、前側が高く、水の流出側である後側が低くなる勾配を付している(図1の「高」、「低」、「勾配」の文字と、「勾配」の漸降を表す矢印、並びに図7に示した第1の貯留部8の内底面46の傾斜を参照)。
一方、図2は、注水カバー29の下カバー31を上方より見て表しており、この図2で明らかなように、注水カバー29の下面である下カバー31の下面(図で紙面とは反対側の裏面)中、特に上記洗剤ケース7の第1の貯留部8と対向する部分49には、溝50,51をともに複数条形成している(溝50,51及び第1ないし第3の注水口33〜35以外は図示省略)。このうち、溝50は下カバー31の前側(図で下側)から後側(図で上側)へ図で垂直に延びており、溝51は下カバー31の左側から右側へ溝50と交差して図で水平に延びている。又、この場合、下カバー31の後側は水の流出側(洗剤ケース7に流入した水が流出する側)であって、下カバー31の後側に延びた溝50は、要するに水の流出側に延びている。
加えて、下カバー31の下面(注水カバー29の下面)には、前側が高く、水の流出側である後側が低くなる勾配を付している(図2の「高」、「低」、「勾配」の文字と、「勾配」の漸降を表す矢印を参照)。
なお、図3及び図4は溝47,48,50,51(特には溝47,50)の断面形状を拡大して表しており、これらの図3及び図4で明らかなように、溝47,48,50,51は断面形状がほゞ逆三角形を成すように形成している。
又、具体的には溝47,48,50,51は、最大幅を0.5〜2.0〔mm〕とし、深さも0.5〜2.0〔mm〕としている。更に、溝47,48に囲まれて四角形の凸部となった部分52と、溝50,51に囲まれて同じく四角形の凸部となった部分53は、ともに一辺の長さを2〜5〔mm〕(面積で4〜25〔mm2〕)としている。
さて、上述のごとく構成したものの場合、洗剤ケース7内、特に粉末洗剤が収容される第1の貯留部8を流れる水は、主に第1の貯留部8の内底面46に接してその上を流れる。よって、第1の貯留部8の内底面46に水滴が残留しやすい。これに対して、上述のように、第1の貯留部8の内底面46に水の流出側が低くなる勾配を付すと共に、該第1の貯留部8の内底面46に水の流出側に延びる溝47を形成したものでは、第1の貯留部8の内底面46に付着した水が、図3にWで示すように、安定的に残るべく表面積を小さくしようとするとき、毛細管現象によって、溝47に誘引され、第1の貯留部8の内底面46の勾配に従って溝47を水の流出側に流れて排除される。かくして、第1の貯留部8を流れた水が洗剤の供給後も水滴となって第1の貯留部8の内底面46に残留することのないようにし得るものであり、又、それによって、使用者に第1の貯留部8の内底面46の水滴を拭き取る手間をかけることのないようにすることができる。
又、第1の貯留部8を流れる水は、前述のように、第1の貯留部8で跳ねて飛散することにより、その水沫が洗剤ケース7の上面開口13を覆った注水カバー29(下カバー31)の下面、中でも第1の貯留部8と対向する部分49に付着し、他の付着水沫と合わさって水滴となる。よって、注水カバー29の下面にも水滴が残留しやすい。これに対して、上述のように、注水カバー29の下面に水の流出側が低くなる勾配を付すと共に、該注水カバー29の下面(中でも第1の貯留部8と対向する部分49)に水の流出側に延びる溝50を形成したものでは、注水カバー29の下面に飛散して付着した水沫が他の付着水沫と合わさって水滴となろうしたとき、上述同様に、毛細管現象によって、溝50に誘引され、注水カバー29下面の勾配に従って溝50を水の流出側に流れて排除される。かくして、注水カバー29の下面に飛散して付着した水沫が洗剤の供給後も水滴となって注水カバー29の下面に残留することのないようにし得るものであり、又、それによって、使用者に注水カバー下面の水滴を拭き取る手間をかけることのないようにすることができる。
なお、前記溝47と交差する溝48、並びに溝50と交差する溝51も、それぞれ水滴を誘引するもので、その誘引した水を溝48は溝47に、溝51は溝50に導く作用をするから、洗剤ケース7の内底面並びに注水カバー29の下面から水滴を除去する一層の効果を奏するが、必ずしも必要なものではない。すなわち、洗剤ケース7の内底面には溝47が、又、注水カバー29の下面には溝50がそれぞれ存在するだけであっても良い。
以上に対して、図8ないし図10は本発明の第2及び第3実施例(第2及び第3の実施形態)を示すもので、それぞれ、第1実施例と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
[第2実施例]
図8及び図9に示す第2実施例においては、洗剤ケース7の内底面、特に第1の貯留部8の内底面46に溝61,62を、又、注水カバー29の下面である下カバー31の下面中、特に上記洗剤ケース7の第1の貯留部8と対向する部分49に溝63,64を、それぞれ例えばほゞ45度角の傾斜状に交差させて形成している。
これらのものでは、溝61,62がそれらを、又、溝63,64がそれらを、それぞれ、それらにより囲まれて菱形の凸部となった部分65,66の一ます又は複数ますごとに交互に経るジグザク状の経路で水の流出側に延びている。従って、このものでも第1実施例同様の作用効果を得ることができる。
[第3実施例]
図10に示す第3実施例においては、溝47,48,50,51及び凸部52,53、並びに溝61,62,63,64及び凸部65,66の各表面に、それらの凹凸よりも微細な例えば梨地状等の凹凸71を施している。
このようにすることにより、それらの表面の濡れ性が良くなって、水滴の発生防止に一層の効果を奏する。
なお、このように各部の表面の濡れ性を良くする分には、その各部を有する部分に酸化処理をすることによって親水性基を生成するものであっても良い。酸化処理の方法としては、火炎(フレーム)処理やコロナ処理による表面処理法がある。
又、上述の溝や、それよりも微細な凹凸、及び酸化処理をすることによって親水性基を形成するのは、洗剤ケースの内底面並びに注水カバーの下面の両方に限られず、一方のみであっても良い。
そのほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本発明の第1実施例を示す洗剤ケースの平面図 注水カバーの下カバーの平面図 溝部分を拡大して示す断面図 溝の一つを更に拡大して示す断面図 洗濯機全体の外観斜視図 洗濯機の洗剤供給装置部分の洗剤ケース引出し状態の斜視図 洗濯機の洗剤供給装置部分の分解斜視図 本発明の第2実施例を示す図1相当図 図2相当図 本発明の第3実施例を示す図4相当図
符号の説明
図面中、6は洗剤供給装置、7は洗剤ケース、8は第1の貯留部(粉末洗剤を収容する部分)、13は洗剤ケースの上面開口、17は粉末洗剤排出部、23は給水路、29は注水カバー、31は下カバー、46は第1の貯留部の内底面(洗剤ケースの内底面)、47は溝、49は下カバーの下面中の第1の貯留部8と対向する部分(注水カバーの下面)、50は溝、61〜64は溝を示す。

Claims (2)

  1. 給水路に連通位置して粉末洗剤を収容する洗剤ケースを具え、この洗剤ケースに収容した粉末洗剤を、前記給水路を流れる水により流して供給するものにおいて、
    前記洗剤ケースの内底面に前記水の流出側が低くなる勾配を付すと共に、該洗剤ケースの内底面に前記水の流出側に延びる溝を形成したことを特徴とする洗濯機の洗剤供給装置。
  2. 給水路に連通位置して粉末洗剤を収容する洗剤ケースを具え、この洗剤ケースに収容した粉末洗剤を、前記給水路を流れる水により流して供給するものにおいて、
    前記給水路にて前記洗剤ケースの上面開口を覆う注水カバーの下面に、前記水の流出側が低くなる勾配を付すと共に、該注水カバーの下面に前記水の流出側に延びる溝を形成したことを特徴とする洗濯機の洗剤供給装置。

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