JP2010163195A - 薬液詰め替え支援具 - Google Patents
薬液詰め替え支援具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010163195A JP2010163195A JP2009008329A JP2009008329A JP2010163195A JP 2010163195 A JP2010163195 A JP 2010163195A JP 2009008329 A JP2009008329 A JP 2009008329A JP 2009008329 A JP2009008329 A JP 2009008329A JP 2010163195 A JP2010163195 A JP 2010163195A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- chemical
- refill
- bag body
- support tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
【解決手段】 薬液本体容器300に対して液体詰め替え袋体200からの薬液の注入・詰め替えを支援する薬液詰め替え支援具100である。筒状の上部筒体110とラッパ状の下部漏斗部120と上部筒体110の内周壁の一部から延設された開口保持部130を備えている。下部漏斗部120を薬液本体容器300の上面開口から突き立てて薬液本体容器300に取り付ける。液体詰め替え容器200の上面封止を破ぶり開口を開け、上部筒体110内に薬液を注ぎ込みつつ倒立させ、開口保持部130を倒立状態の液体詰め替え袋体200の内部に挿入することにより液体詰め替え袋体200の開口した状態で倒立させる。
【選択図】 図1
Description
(手順1)液体詰め替え袋体の上面付近の封止辺近くに設けられた切り取り線に沿って破り、上面開口を設ける。シャンプーボトルなどの薬液本体容器の薬液吐出ノズルなどを取り外して上面開口を開けておく。
(手順2)液体詰め替え袋体を傾け、上面開口から内部の薬液を注ぎ出し、その薬液をシャンプーボトルなどの薬液本体容器の上面開口に対して注ぎ入れる。
(手順3)液体詰め替え袋体に残っている薬液を利用者が納得するまで絞り出し、その時点で注ぎ入れを終了し、シャンプーボトルなどの薬液本体容器の上面開口に薬液吐出ノズルなどを取り付ける。
薬液の注ぎ出し・注ぎ入れ作業は、液体が流体として空中を介して受け渡されるため、狙いが外れると薬液本体容器の上面開口に入らず、薬液本体容器の外に漏れ出してしまう。
慎重に注意を払いつつ薬液の注ぎ出し・注ぎ入れ作業を行うと薬液本体容器の上面開口に注ぎ入れることができるが、その分、注意を払う必要があり作業に要する間、消費者の手が拘束されてしまう。
薬液を収納する薬液本体容器に対して、詰め替え用薬液を封止した液体詰め替え袋体からの前記薬液の注入・詰め替えを支援する薬液詰め替え支援具であって、
前記封止が破られ上面が開口された前記液体詰め替え容器を倒立させた状態で受け入れる筒状の上部筒体と、
前記上部筐体から前記薬液本体容器の上面開口を介して前記薬液本体容器内部まで導通する下部漏斗部と、
前記上部筐体の内周壁面の一部から延設され、前記倒立状態の前記液体詰め替え袋体の内部に挿入することにより、前記液体詰め替え袋体の開口状態を保つ開口保持部を備えたものである。
このように、開口保持部が間隔の離れた2片の柱体であれば、液体詰め替え袋体を倒立させて当該柱体を液体詰め替え袋体内に挿入することにより開口が当該間隔で開いた状態とでき、かつ、液体詰め替え袋体の姿勢が倒立した状態で安定させることができる。
このように、開口保持部が内周壁をまたがる山型の橋梁であれば、液体詰め替え袋体を倒立させて当該橋梁を液体詰め替え袋体内に挿入することにより開口が稜線に沿って開いた状態とでき、かつ、液体詰め替え袋体の姿勢が倒立した状態で安定させることができる。
なぜならば、液体詰め替え容器から流れ込む薬液は薬液詰め替え支援具の内部を通って下方へ流れて薬液本体容器の内部へ入って行き、一方、薬液本体容器から上へ抜け出ようとする空気は空気抜きの溝を通って上方へ抜けて薬液本体容器の外部へ出て行く構成となっており、スムーズに薬液本体容器の内部において薬液と空気との入れ替えが可能となる。
図1から図4に示すように、本発明の薬液詰め替え支援具100は、上部筒体110、下部漏斗部120、開口保持部130を備えている。
また、図1の構成例では下部漏斗部120の先端が斜めになっている。このように下部漏斗部120の先端が斜めになっていると後述するように薬液の移し替えのときに薬液が尖った先端に向かって流れ出しやすくなり、滴下されやすくなる。
なお、この構成例では溝121が設けられているが、後述する実施例2のように、突起構造物121aであっても同じ働きを奏することができる。突起構造物121aについては実施例2で述べる。
まず、図5に示すように、薬液詰め替え支援具100の下部漏斗部120を薬液本体容器300の上面開口310に差し込んで薬液詰め替え支援具100を薬液本体容器300に取り付けておく。
次に、液体詰め替え袋体200の上部の封止辺を破り、上面に開口210を開け、図6に示すように、薬液本体容器300に取り付けた薬液詰め替え支援具100の上部筐体110に対して注ぎ込みつつ、上部筐体110上で倒立状態まで立てる。
次に、図7に示すように、液体詰め替え袋体200を倒立させたまま上部筐体110内へ差し込む。
この例では、図8に示すように、液体詰め替え袋体200を倒立させて当該柱体を液体詰め替え袋体200内に挿入し、液体詰め替え袋体200の袋片を柱体と薬液詰め替え支援具100の内周壁の間に挟み入れることにより、液体詰め替え袋体200の開口が柱体の間隔で開いた状態とする。
次に、図8の状態のまま暫く放置し、液体詰め替え袋体200の内部に残っている薬液の垂れがある程度切れるまで液体詰め替え袋体200内部の薬液を薬液本体容器300に詰め替えることができる。
図9から図12に示すように、本発明の薬液詰め替え支援具100aは、上部筒体110、下部漏斗部120、開口保持部130aを備えている。
下部漏斗部120aは、実施例1の下部漏斗部120と同様の働きを奏するものであり、ここでの重複した説明は省略する。
この構成例では下部漏斗部120aの外周壁には、少なくとも1つの空気抜き用の突起構造物121aが設けられている。この例では2つの空気抜き用の突起構造物121aが設けられている。突起構造物121aは下部漏斗部120aが薬液本体容器300の開口部に挿入された状態において、下部漏斗部120aの外周壁と薬液本体容器300の内周壁との間に隙間を設けるためのスペーサーとなるものである。図12(d)は下部漏斗部120aが薬液本体容器300の開口部に挿入された状態を模式的に横断面において示した図であるが、突起構造物121aの存在により下部漏斗部120aの外周壁と薬液本体容器300の内周壁との間に隙間が設けられる。この隙間がいわゆる空気抜き用の空間として機能するので、薬液の滴下がスムーズになる。
図14から図15に示すように、倒立状態にある液体詰め替え袋体200の内部に当該開口保持部130aの山型の橋梁を突っ込んで挿入することにより、開口状態を保つものとなっている。後述する図16に示すように、倒立状態にある液体詰め替え袋体200の内部に当該開口保持部130aを突っ込んで挿入することにより、橋梁の稜線の広がりにより、液体詰め替え袋体200の開口状態を保つものとなっている。
まず、図13に示すように、薬液詰め替え支援具100の下部漏斗部120を薬液本体容器300の上面開口310に差し込んで薬液詰め替え支援具100を薬液本体容器300に取り付けておく。
次に、液体詰め替え袋体200の上部の封止辺を破り、上面に開口210を開け、図14に示すように、薬液本体容器300に取り付けた薬液詰め替え支援具100の上部筐体110aに対して注ぎ込みつつ、上部筐体110a上で倒立状態まで立てる。
次に、図15に示すように、液体詰め替え袋体200を倒立させたまま上部筐体110a内へ差し込む。
この例では、図16に示すように、液体詰め替え袋体200を倒立させて橋梁である開口保持部130を液体詰め替え袋体200内に挿入し、液体詰め替え袋体200の袋片を橋梁の稜線と上部筐体110aの内周壁面との間に挟み入れることにより、液体詰め替え袋体200の開口が開いた状態で安定する。
次に、図16の状態のまま暫く放置し、液体詰め替え袋体200の内部に残っている薬液の垂れがある程度切れるまで液体詰め替え袋体200内部の薬液を薬液本体容器300に詰め替えることができる。
従来方法では上記の手順3および手順4に相当するものがなく、主に手順2に示すように、手で持って液体詰め替え袋体200を傾けて倒立状態を保ち続けない限り、液体詰め替え袋体200の内部に残っている薬液を薬液本体容器300に詰め替えることができない。
110,110a 上部筐体
120,120a 下部漏斗部
130,130a 開口保持部
200 薬液詰め替え袋体
300 薬液本体容器
Claims (5)
- 薬液を収納する薬液本体容器に対して、詰め替え用薬液を封止した液体詰め替え袋体からの前記薬液の注入・詰め替えを支援する薬液詰め替え支援具であって、
前記封止が破られ上面が開口された前記液体詰め替え容器を倒立させた状態で受け入れる筒状の上部筒体と、
前記上部筐体から前記薬液本体容器の上面開口を介して前記薬液本体容器内部まで導通する下部漏斗部と、
前記上部筐体の内周壁面の一部から延設され、前記倒立状態の前記液体詰め替え袋体の内部に挿入することにより、前記液体詰め替え袋体の開口状態を保つ開口保持部を備えた薬液詰め替え支援具。 - 前記開口保持部が離れた2片の柱体であり、2片の前記柱体の間隔をもって、前記液体詰め替え袋体の開口状態を保つものである請求項1に記載の薬液詰め替え支援具。
- 前記開口保持部が、前記上部筐体の中で対向する内周壁面間に設けた山型の橋梁であり、前記橋梁の稜線の広がりにより前記液体詰め替え袋体の開口状態を保つものである請求項1に記載の薬液詰め替え支援具。
- 前記下部漏斗部の上部において外周壁面がラッパ状の広がりを備え、前記薬液本体容器の上面開口に差し込むことで、前記薬液本体容器の上面開口の内径にちょうど沿う外周壁面部分にて前記下部漏斗部が嵌合係止されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の薬液詰め替え支援具。
- 前記下部漏斗部の外周側壁面に空気抜き用の溝を設け、前記下部漏斗部を前記薬液本体容器の上面開口に差し込んだ状態で前記空気抜き用の溝により前記薬液本体容器の内部と外気を通じせしめたことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の薬液詰め替え支援具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009008329A JP4328830B1 (ja) | 2009-01-18 | 2009-01-18 | 薬液詰め替え支援具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009008329A JP4328830B1 (ja) | 2009-01-18 | 2009-01-18 | 薬液詰め替え支援具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP4328830B1 JP4328830B1 (ja) | 2009-09-09 |
JP2010163195A true JP2010163195A (ja) | 2010-07-29 |
Family
ID=41149105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009008329A Expired - Fee Related JP4328830B1 (ja) | 2009-01-18 | 2009-01-18 | 薬液詰め替え支援具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4328830B1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013177199A (ja) * | 2012-02-02 | 2013-09-09 | Mutsumi Hattori | 詰替え用漏斗 |
JP2013216372A (ja) * | 2012-04-12 | 2013-10-24 | Nichiee Polymer Kk | 漏斗 |
JP6081009B1 (ja) * | 2016-06-14 | 2017-02-15 | 修 雨奥 | 詰め替え用補助具 |
WO2022009276A1 (ja) * | 2020-07-06 | 2022-01-13 | 花王株式会社 | 内容物詰めシート材容器の製造方法 |
JP7492008B2 (ja) | 2020-07-06 | 2024-05-28 | 花王株式会社 | 内容物詰めシート材容器の製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103232019A (zh) * | 2012-08-24 | 2013-08-07 | 褚凤红 | 一种漏斗 |
-
2009
- 2009-01-18 JP JP2009008329A patent/JP4328830B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013177199A (ja) * | 2012-02-02 | 2013-09-09 | Mutsumi Hattori | 詰替え用漏斗 |
JP2013216372A (ja) * | 2012-04-12 | 2013-10-24 | Nichiee Polymer Kk | 漏斗 |
JP6081009B1 (ja) * | 2016-06-14 | 2017-02-15 | 修 雨奥 | 詰め替え用補助具 |
WO2022009276A1 (ja) * | 2020-07-06 | 2022-01-13 | 花王株式会社 | 内容物詰めシート材容器の製造方法 |
JP7492008B2 (ja) | 2020-07-06 | 2024-05-28 | 花王株式会社 | 内容物詰めシート材容器の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4328830B1 (ja) | 2009-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4328830B1 (ja) | 薬液詰め替え支援具 | |
JP4596415B2 (ja) | 注出栓 | |
JP6183847B2 (ja) | 詰替え容器用栓体 | |
JP2017047971A (ja) | スパウト付容器及び詰め替え方法 | |
JP5483165B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP2007015743A (ja) | ディスペンサー付包装容器及び包装体 | |
JP2011131922A (ja) | 詰め替え容器 | |
JP2011136706A (ja) | 詰替え容器 | |
JP5483164B2 (ja) | 継続使用容器と詰め替え容器の組合せ | |
JP5365283B2 (ja) | 詰替え容器 | |
JP4984541B2 (ja) | 注出容器及びその詰替用の袋状容器 | |
JP4424538B2 (ja) | 薄肉容器 | |
JP5541568B2 (ja) | 継続使用容器と詰め替え容器の組合せ | |
JP4747262B2 (ja) | 注出容器及びその詰替用の袋状容器 | |
JP5955585B2 (ja) | 注出キャップ | |
JP5321896B2 (ja) | 詰め替え容器 | |
JP5415342B2 (ja) | 詰替え用受液栓 | |
JP5977535B2 (ja) | 注出キャップ | |
JP2016052904A (ja) | 液体収納容器、外装容器と液体収納容器の組合体、および内容液排出方法 | |
JP6405088B2 (ja) | 詰替え用袋容器 | |
JP5424148B2 (ja) | 継続使用容器と詰め替え容器の組合せ | |
JP6183846B2 (ja) | 詰替え容器用栓体 | |
JP5823254B2 (ja) | 詰替え容器 | |
JP2002019810A (ja) | 液剤注出容器および液剤製品 | |
JP2004124433A (ja) | トイレ用薬剤供給容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090615 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |