JP2023175565A - 遊星歯車装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】軸方向にコンパクトな遊星歯車装置を提供する。【解決手段】遊星歯車装置(1)は、サンギア(5)と、キャリア(6)と、キャリア(6)に設けられた複数のプラネタリユニット(7)と、リングギア(9)と、を備えている。プラネタリユニット(7)のそれぞれは、サンギア(5)と噛合する第1プラネタリギア(71)と、リングギア(9)と噛合する第2プラネタリギア(72)と、第1プラネタリギア(71)と同軸上に配置された第1回転体(73)と、第2プラネタリギア(72)と同軸上に配置された第2回転体(74)と、第1回転体(73)と第2回転体(74)とに巻回された巻掛け伝動体(75)と、を備えている。複数のプラネタリユニット(7)の各巻掛け伝動体(75)は、軸方向から直交する方向から視て、少なくとも一部が、互いに前記軸方向にオーバーラップするように配置されている。【選択図】図2
Description
本発明は、遊星歯車装置に関する。
従来、ケーシングと、2つの太陽歯車と、遊星キャリアと、2つの遊星歯車と、被噛合車と、2本の歯付きベルトと、を備えた遊星式変速機が案出されている。2つの遊星歯車は、それぞれ、小径歯車と、大径スプロケットと、が一体になって構成されており、これら遊星歯車の大径スプロケットは、それぞれ、被噛合車と噛合している。
また、2本の歯付きベルトの内の一方は、2つの太陽歯車の内の一方の太陽歯車と、2つの遊星歯車の内の一方の遊星歯車の小径歯車とに巻回され、2本の歯付きベルトの内の他方は、2つの遊星歯車の内の他方の太陽歯車と、2つの遊星歯車の内の他方の遊星歯車の小径歯車とに巻回されている。
上記特許文献1の遊星式変速機は、太陽歯車、遊星キャリア、被噛合車の3要素の内、例えば、被噛合車を固定、太陽歯車を入力にすることで、遊星キャリアから減速回転を出力する減速機として機能することができる。また、被噛合車を固定、遊星キャリアを入力にすることで、太陽歯車から増速回転を出力する増速機として機能することができる。
しかしながら、上記特許文献1の遊星式変速機は、2本の歯付きベルトが回転軸方向にオフセットして配置されているため、遊星式変速機の軸方向長さが長くなってしまうという問題があった。特に、この構成の場合、遊星歯車及び歯付きベルトの数が多くなればなるほど、遊星式変速機の軸方向長さが長くなってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、軸方向にコンパクトな遊星歯車装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、サンギアと、キャリアと、前記キャリアに設けられた複数のプラネタリユニットと、リングギアと、を備え、前記プラネタリユニットのそれぞれは、前記サンギアと噛合すると共に前記キャリアに回転自在に支持された第1プラネタリギアと、前記リングギアと噛合すると共に前記キャリアに回転自在に支持された第2プラネタリギアと、前記第1プラネタリギアと同軸上に配置された第1回転体と、前記第2プラネタリギアと同軸上に配置された第2回転体と、前記第1回転体と第2回転体とに巻回された巻掛け伝動体と、を備え、前記複数のプラネタリユニットの各巻掛け伝動体は、軸方向から直交する方向から視て、少なくとも一部が、互いに前記軸方向にオーバーラップするように配置されている、ことを特徴とする遊星歯車装置である。
軸方向にコンパクトな遊星歯車装置を提供することができる。
以下、図面に沿って本発明の実施の形態について説明する。
(チェーン式遊星スプロケット減速機の概略構成)
図1は、本実施の形態に係る遊星歯車装置としてのチェーン式遊星スプロケット減速機1である。このチェーン式遊星スプロケット減速機1は、図2に示すように、不図示の駆動源から入力回転が伝達される第1軸としての入力軸2と、入力軸2と軸心が一致した第2軸としての出力軸3との間に配設されており、入力軸2に入力された入力回転を、出力軸3から減速して出力する減速機となっている。
図1は、本実施の形態に係る遊星歯車装置としてのチェーン式遊星スプロケット減速機1である。このチェーン式遊星スプロケット減速機1は、図2に示すように、不図示の駆動源から入力回転が伝達される第1軸としての入力軸2と、入力軸2と軸心が一致した第2軸としての出力軸3との間に配設されており、入力軸2に入力された入力回転を、出力軸3から減速して出力する減速機となっている。
具体的には、減速機1は、入力軸2に設けられたサンギア5と、キャリア6と、キャリア6に設けられた複数(本実施の形態では3つ)のプラネタリユニット7と、出力軸3に設けられたリングギア(内歯車)9と、を備えて構成されている。サンギア5は、入力軸2が例えばバイクのモータなどの駆動源からの駆動力によって回転駆動すると、入力軸2と一体となって回転する。
キャリア6は、一対の円形の平板61,62が、締結具としてのカラーボルト63によって軸方向に所定の間隔を存して、連結されて構成されており、これら平板61,62の間には複数のプラネタリユニット7が配置されている。また、本実施の形態では、キャリア6は、不図示の固定部材に対して固定されるように構成されている。
複数のプラネタリユニット7は、サンギア5と噛合する第1プラネタリギア71と、リングギア9と噛合する第2プラネタリギア72と、第1プラネタリスプロケット73と、第2プラネタリスプロケット74と、これら第1プラネタリスプロケット73及び第2プラネタリスプロケット74に巻回されるプラネタリチェーン75と、をそれぞれ備えている。
第1プラネタリギア71は、第1プラネタリシャフト76を介してキャリア6に回転自在に支持されている。また、第1プラネタリシャフト76には、上記第1プラネタリスプロケット73が設けられており、第1プラネタリスプロケット73と第1プラネタリギア71とが一体となって回転するように構成されている。より詳しくは、第1プラネタリスプロケット73は、第1プラネタリシャフト76に対して回転自在に支持されており、第1プラネタリシャフト76の軸方向に延びる第1プラネタリスプロケット73のハブ部73aに対して第1プラネタリギア71が固定されている。
第2プラネタリギア72は、第1プラネタリギア71よりも歯数が多く大径に形成されており、第2プラネタリシャフト77を介してキャリア6に回転自在に支持されている。また、第2プラネタリシャフト77には、上記第1プラネタリスプロケット73よりも大径な第2プラネタリスプロケット74が設けられており、第2プラネタリスプロケット74と第2プラネタリギア72とが一体となって回転するように構成されている。
より詳しくは、第2プラネタリスプロケット74及び第2プラネタリギア72は、第2プラネタリシャフト77に対して回転自在に支持されていると共に、これら第2プラネタリスプロケット74及び第2プラネタリギア72は、締結部材としてのボルト78によって連結されて一体となって回転するようになっている。また、上記第1プラネタリスプロケット73と第2プラネタリスプロケット74とは、プラネタリチェーン75によって駆動連結されており、これにより、第1プラネタリギア71と第2プラネタリギア72とが駆動連結されている。更に、第1プラネタリスプロケット73と第2プラネタリスプロケット74との間にはテンショナローラ(不図示)が配置されており、歯飛びが生じないようにプラネタリチェーン75に適切な張力を付与している。
リングギア9は、ドラム状の形状をしており、径方向に延びる底部91と、底部91の外周縁部から軸方向に延びる鍔部92と、を備えている。底部91は、ボルト等の締結具93によって出力軸93のフランジ部3aに固定されている。鍔部92は、底部91とは別体に構成されており、ボルト等の締結具95によって底部91に固定されている。そして、鍔部92の内周面には、第2プラネタリギア72と噛合する歯面が形成されている。上記リングギア9は、上記サンギア5,第1及び第2プラネタリギア71,72よりも歯数が多く大径となっている。
このように構成されているため、入力軸2に入力回転が入力されると、サンギア5が回転する。サンギア5が回転すると、サンギア5と噛合している第1プラネタリギア71を介して3つのプラネタリユニット7それぞれに対して動力が伝達される。これら3つのプラネタリユニット7は、キャリア6が固定されているため、サンギア5から回転が入力されると各回転体71,72,73,74が公転せずに自転する。より具体的には、第2プラネタリスプロケット74は、第1プラネタリスプロケット73よりも丁数が大きいスプロケットのため、サンギア5から入力された回転は、減速されて第2プラネタリギア72によりリングギア9へと伝達される。リングギア9は、第2プラネタリギア72によって回転させられ、これによって、リングギア9と一体の出力軸3から入力軸2の回転速度よりも減速された回転が出力される。
(チェーン式遊星スプロケット減速機の軸方向長さ)
ついで、チェーン式遊星スプロケット減速機1の軸方向長さについて説明をする。上述したように、本実施の形態では、プラネタリユニット7は、サンギア5にプラネタリチェーン75を直接、巻回せず、中間ギアとしての第1プラネタリギア71を設け、この第1プラネタリギア71をサンギア5と噛合させている。
ついで、チェーン式遊星スプロケット減速機1の軸方向長さについて説明をする。上述したように、本実施の形態では、プラネタリユニット7は、サンギア5にプラネタリチェーン75を直接、巻回せず、中間ギアとしての第1プラネタリギア71を設け、この第1プラネタリギア71をサンギア5と噛合させている。
このため、本実施の形態に係る減速機1は、複数のプラネタリユニット7を備えていても、これらプラネタリユニット7の位相を変えることで、各プラネタリユニット7の第1プラネタリスプロケット73、第2プラネタリスプロケット74及びプラネタリチェーン75の軸方向位置を一致させることができるように構成されている。
複数のプラネタリチェーン75をサンギア51に直接巻回する場合、干渉しないように各チェーン75を軸方向にオフセットして配置する必要があるため、図3(a)に示す比較例のように、3つのプラネタリユニットを配置する場合には、最低でもチェーン3本分の幅L3が必要となる。
一方で、本実施の形態では、図3(b)に示すように、プラネタリチェーン75が軸方向位置をオーバーラップさせた形で配置されているため、例え、3つのプラネタリユニット7を配置する場合であっても、チェーン1本分の幅L1で配置することが可能となる。このため、比較例の減速機と本実施の形態に係る減速機1とで、許容トルクが同一だったとしても、本実施の形態に係る減速機1は、軸方向長さをコンパクトに構成することができる。
また、図2に示すように、サンギア5と第1プラネタリギア71、リングギア9と第2プラネタリギア72のギア列は、リングギア9の歯面の径方向内側に位置している一方で、第1プラネタリスプロケット73、第2プラネタリスプロケット74及びプラネタリチェーン75の駆動列は、リングギア9に対して軸方向において入力軸側にオフセットして配置されている。このため、第2プラネタリスプロケット74の歯先位置が、リングギア9の歯先よりも径方向外側に位置しており、より大径のプラネタリスプロケット73,74を使用することが可能となる。このため、設計の自由度が広く、変速比を広い範囲で設計することが可能となっている。
(張り調整機構)
ついで、プラネタリチェーン75の張り調整機構について説明をする。本実施形態に係る張り調整機構では、第2プラネタリスプロケット74を複数の異なる位相にて取り付け可能とすることによって、プラネタリチェーン75の張り調整機構を構成している。
ついで、プラネタリチェーン75の張り調整機構について説明をする。本実施形態に係る張り調整機構では、第2プラネタリスプロケット74を複数の異なる位相にて取り付け可能とすることによって、プラネタリチェーン75の張り調整機構を構成している。
具体的には、図4に示すように、第2プラネタリスプロケット74の側面には、第2プラネタリスプロケット74を第2プラネタリギア72に固定するボルト78用の取付穴741~743が6つ形成されている。これらの取付穴741~743は、対角線上に位置する2つの取付穴が1セットになっており、プラネタリチェーン75と第2プラネタリスプロケット74との噛み合いの進行度の異なる3つの異なる位相で第2プラネタリスプロケット74を取り付け可能となっている。
即ち、図4中における角度A,B,Cは異なる位相となっており、第2プラネタリスプロケット74は、第1取付穴741によって固定される第1取付位置と、第2取付穴742によって固定される第2取付位置と、第3取付穴743によって固定される第3取付位置と、に固定可能となっている。取付穴741~743の中心を結んだ仮想線741L~743Lが隣接する歯先間の歯面と交差する位置は、これら第1~第3取付位置において、第2プラネタリスプロケット74の回転方向において互いに位相が異なっており、第1~第3取付位置は、プラネタリチェーン75と第2プラネタリスプロケット74との噛み合いの進行度において、進行度の異なる位置であることが分かる。
上述したように、チェーンは、スプロケットとの噛み合いの進行度に応じて、スプロケットの中心からの距離が変化するため、これら、第1~第3取付位置の間で第2プラネタリスプロケット74の固定位置を変更することによって、第1プラネタリスプロケット73に対する相対的な第2プラネタリスプロケット74の位相を変更することが可能となり、プラネタリチェーン75の張り調整が可能となっている。
このように、本実施の形態では、上記複数の取付穴741~743とボルト78によって張り調整機構が構成されており、図4に示すように、第1位相位置の第1プラネタリスプロケット73に対して、チェーンの噛み合いの進行度の異なる複数の位相位置で第2プラネタリスプロケット74を固定することが可能となっている。そして、上記第1プラネタリスプロケット73と第2プラネタリスプロケット74との相対的な回転位相関係(回転位置関係)を変更することによって、プラネタリチェーン75の張り調整を可能としている。
<まとめ>
本実施の形態に係る遊星歯車装置(1)は、
サンギア(5)と、
キャリア(6)と、
前記キャリア(6)に設けられた複数のプラネタリユニット(7)と、
リングギア(9)と、を備え、
前記プラネタリユニット(7)のそれぞれは、
前記サンギア(5)と噛合すると共に前記キャリア(6)に回転自在に支持された第1プラネタリギア(71)と、
前記リングギア(9)と噛合すると共に前記キャリア(6)に回転自在に支持された第2プラネタリギア(72)と、
前記第1プラネタリギア(71)と同軸上に配置された第1回転体(73)と、
前記第2プラネタリギア(72)と同軸上に配置された第2回転体(74)と、
前記第1回転体(73)と第2回転体(74)とに巻回された巻掛け伝動体(75)と、を備え、
前記複数のプラネタリユニット(7)の各巻掛け伝動体(75)は、軸方向から直交する方向から視て、少なくとも一部が、互いに前記軸方向にオーバーラップするように配置されている。
本実施の形態に係る遊星歯車装置(1)は、
サンギア(5)と、
キャリア(6)と、
前記キャリア(6)に設けられた複数のプラネタリユニット(7)と、
リングギア(9)と、を備え、
前記プラネタリユニット(7)のそれぞれは、
前記サンギア(5)と噛合すると共に前記キャリア(6)に回転自在に支持された第1プラネタリギア(71)と、
前記リングギア(9)と噛合すると共に前記キャリア(6)に回転自在に支持された第2プラネタリギア(72)と、
前記第1プラネタリギア(71)と同軸上に配置された第1回転体(73)と、
前記第2プラネタリギア(72)と同軸上に配置された第2回転体(74)と、
前記第1回転体(73)と第2回転体(74)とに巻回された巻掛け伝動体(75)と、を備え、
前記複数のプラネタリユニット(7)の各巻掛け伝動体(75)は、軸方向から直交する方向から視て、少なくとも一部が、互いに前記軸方向にオーバーラップするように配置されている。
このように、複数のプラネタリユニット7の各巻掛け伝動体75を、軸方向から直交する方向から視て、少なくとも一部が、互いに軸方向にオーバーラップするように配置することによって、遊星歯車装置1を軸方向にコンパクトに構成することができる。特に駆動源として高回転低トルクのモータを使用したバイクの場合、モータの軸方向長さが長くなるため、変速機の軸方向長さの短縮化が求められるが、本願実施の形態に係る遊星歯車装置1を使用することによって、軸方向にコンパクトな変速機を構成することができる。なお、駆動源としては、モータに限らず、例えば、エンジンなどでも良く、また、バイクに限らず、本願実施の形態に係る遊星歯車装置1は、自転車や、自動車などの変速機に使用することができる。
また、本実施の形態に係る遊星歯車装置1は、一般的なギア式の遊星歯車機構と比較して、巻掛け伝動体75を用いることによって、バックラッシの調整が容易となり、設計・組み立てコストを削減することができる。更に、巻掛け伝動体75のサイズや、本数を変更することで許容トルクを容易に変更することができる。加えて、遊星歯車装置1の軸方向長さを変えずにプラネタリユニット7の数を変更することができるため、遊星歯車装置1をコンパクトなまま許容入力値を上げることができる。
なお、上述した実施の形態では、キャリア6を固定することで、遊星歯車装置1を減速機として使用した例を説明したが、これに限らず、遊星歯車装置1は、サンギア5、キャリア6、リングギア9の三要素の間で、入力、出力、固定を変更することで、減速のみならず、増速回転や、逆転回転を作り出すことが可能である。例えば、キャリア固定、リングギア入力、サンギア出力とすることで増速機として機能することができる。
また、上述した本実施の形態では、巻掛け伝動体としてプラネタリチェーン75を、第1回転体として第1プラネタリスプロケット73を、第2回転体として第2プラネタリスプロケット74を、例示している。しかしながら、プラネタリチェーン75は、ローラチェーンでは無く、他の種類のチェーンでも良い。例えば、図5に示すように、プラネタリチェーンをサイレントチェーン751によって構成しても良い。また、巻掛け伝動体としては、必ずしもチェーンである必要は無く、例えば、歯付きベルト、平ベルト、Vベルトなどでも良い。更に、第1回転体及び第2回転体は、プーリなどによって構成されても良い。
更に、第1プラネタリギア71と第1プラネタリスプロケット73とは、一体に設けられても良く、第2プラネタリギア72と第2プラネタリスプロケット74とは、一体に設けられても良い。また、第1プラネタリギア71、第1プラネタリスプロケット73、第2プラネタリギア72、第2プラネタリスプロケット74は、どのような大きさでも良く、例えば、第1プラネタリスプロケット73と第2プラネタリスプロケット74との丁数を同じに構成しても良い。また、上述した実施の形態では、第2プラネタリスプロケット74を複数位置に取付可能に構成することによって第1プラネタリスプロケット73と第2プラネタリスプロケット74との相対的な回転位相関係(回転位置関係)を変更可能に構成しているが、第1プラネタリスプロケット73を複数位置に取付可能に構成しても良い。また、第1プラネタリスプロケット73と第2プラネタリスプロケット74との相対的な回転位相関係(回転位置関係)を変更可能であれば、必ずしもボルトと取り付け穴によってスプロケットの位置を固定しなくてもよく、例えば、凹凸の嵌合などによってスプロケットの位置を固定しても良い。
1:遊星歯車装置(チェーン式遊星スプロケット減速機)
5:サンギア
6:キャリア
7:プラネタリユニット
9:リングギア
71:第1プラネタリギア
72:第2プラネタリギア
73:第1回転体(第1プラネタリスプロケット)
74:第2回転体(第1プラネタリスプロケット)
75:巻掛け伝動体(プラネタリチェーン)
5:サンギア
6:キャリア
7:プラネタリユニット
9:リングギア
71:第1プラネタリギア
72:第2プラネタリギア
73:第1回転体(第1プラネタリスプロケット)
74:第2回転体(第1プラネタリスプロケット)
75:巻掛け伝動体(プラネタリチェーン)
Claims (1)
- サンギアと、
キャリアと、
前記キャリアに設けられた複数のプラネタリユニットと、
リングギアと、を備え、
前記プラネタリユニットのそれぞれは、
前記サンギアと噛合すると共に前記キャリアに回転自在に支持された第1プラネタリギアと、
前記リングギアと噛合すると共に前記キャリアに回転自在に支持された第2プラネタリギアと、
前記第1プラネタリギアと同軸上に配置された第1回転体と、
前記第2プラネタリギアと同軸上に配置された第2回転体と、
前記第1回転体と第2回転体とに巻回された巻掛け伝動体と、を備え、
前記複数のプラネタリユニットの各巻掛け伝動体は、軸方向から直交する方向から視て、少なくとも一部が、互いに前記軸方向にオーバーラップするように配置されている、
ことを特徴とする遊星歯車装置。
Priority Applications (2)
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JP2022088068A JP2023175565A (ja) | 2022-05-30 | 2022-05-30 | 遊星歯車装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022088068A JP2023175565A (ja) | 2022-05-30 | 2022-05-30 | 遊星歯車装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2022088068A Pending JP2023175565A (ja) | 2022-05-30 | 2022-05-30 | 遊星歯車装置 |
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2022
- 2022-05-30 JP JP2022088068A patent/JP2023175565A/ja active Pending
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2023
- 2023-05-26 WO PCT/JP2023/019776 patent/WO2023234221A1/ja unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2023234221A1 (ja) | 2023-12-07 |
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