JP2023152437A - 動力伝達装置 - Google Patents

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康太郎 鈴木
Kotaro Suzuki
甲一 安藤
Koichi Ando
時存 坂
Tokiari Saka
亨成 中島
Kyosei Nakashima
浩夫 赤木
Hiroo Akagi
直樹 原田
Naoki Harada
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【課題】組付性良く第1及び第2動力伝達部材のスプライン嵌合部の歯打ち音を抑制する。【解決手段】動力伝達装置6は、第1動力伝達部材10に取り付けられるベース部材40と、ベース部材40に揺動可能に支持される揺動部材50と、バネ部が圧縮状態で係合部が揺動部材50に係合するとともにスプライン部が第2動力伝達部材20のスプライン部に嵌合される付勢部材60と、バネ部が圧縮状態で係合部が揺動部材50に係合して第1動力伝達部材10に対して第2動力伝達部材20を回転方向に付勢する付勢位置に付勢部材60をロックするロック機構とを備える。ロック機構は、付勢部材60をバネ部が非圧縮状態で係合部が揺動部材50に係合する仮止め位置から、揺動部材50が遠心力によって揺動して付勢位置にロックするように構成される。【選択図】図2

Description

本発明は、動力伝達装置に関する。
駆動源としてエンジンを備えて駆動源から変速機を介して駆動輪に動力が伝達される車両では、エンジンのトルク変動に起因する振動を抑制するためなどエンジンの出力軸にフライホイールを取り付けて、フライホイールと変速機の入力軸とを連結させることが行われている。
エンジンの出力軸に取り付けられたフライホイールと変速機の入力軸とがスプライン嵌合されて連結される場合など、駆動源から駆動輪に至る動力伝達経路に回転可能に設けられる第1動力伝達部材と第2動力伝達部材とがスプライン嵌合されて組み付けられることがある。
動力伝達経路に回転可能に設けられる第1動力伝達部材と第2動力伝達部材のスプライン部がスプライン嵌合されて組み付けられる場合、第1動力伝達部材と第2動力伝達部材のスプライン嵌合部において動力を伝達しないときに歯打ち音が発生して車室内の騒音を引き起こし得る。
これに対し、第1動力伝達部材に対して第2動力伝達部材を回転方向に付勢させるスプリングを用い、第1動力伝達部材のスプライン部に対して第2動力伝達部材のスプライン部を回転方向に付勢させることで、第1動力伝達部材と第2動力伝達部材のスプライン嵌合部において第1及び第2動力伝達部材間の歯打ち音を抑制することが考えられている。
例えば特許文献1には、スプリングを保持するスプリング保持部材を第1動力伝達部材のスプライン部に係合させて第1動力伝達部材に取り付けた後に、第1動力伝達部材に第2動力伝達部材をスプライン嵌合させ、スプリング保持部材の係合を解除することにより、第1動力伝達部材と第2動力伝達部材との間に回転方向の付勢力を作用させるものが開示されている。
特表2008-544193号公報
前記特許文献1に記載のものは、第1動力伝達部材に対して第2動力伝達部材を回転方向に付勢させるスプリングによって第1動力伝達部材と第2動力伝達部材のスプライン嵌合部における歯打ち音を抑制できるものの、スプリングを圧縮した状態でスプリング保持部材を第1動力伝達部材に取り付けることから、スプリング保持部材を第1動力伝達部材に組み付けることが困難になり得る。
本発明は、スプライン嵌合されて組み付けられる第1及び第2動力伝達部材を備えた動力伝達装置において、組付性良く第1及び第2動力伝達部材のスプライン嵌合部の歯打ち音を抑制することを課題とする。
本発明は、スプライン嵌合されて組み付けられる第1動力伝達部材及び第2動力伝達部材を備えた動力伝達装置であって、前記第1動力伝達部材に取り付けられるベース部材と、前記ベース部材に揺動可能に支持される揺動部材と、回転方向に圧縮可能であるバネ部と、前記バネ部の一端側に設けられて前記揺動部材に係合する係合部と、前記バネ部の他端側に設けられるスプライン部とを有し、前記バネ部が圧縮状態で前記係合部が前記揺動部材に係合するとともに前記スプライン部が前記第2動力伝達部材のスプライン部に嵌合されて前記第1動力伝達部材にスプライン嵌合された前記第2動力伝達部材を回転方向に付勢する付勢部材と、前記バネ部が圧縮状態で前記係合部が前記揺動部材に係合して前記第1動力伝達部材に対して前記第2動力伝達部材を回転方向に付勢する付勢位置に前記付勢部材をロックするロック機構とを備え、前記ロック機構は、前記付勢部材を前記バネ部が非圧縮状態で前記係合部が前記揺動部材に係合する仮止め位置から、前記揺動部材が遠心力によって揺動して前記付勢位置にロックするように構成されている、動力伝達装置を提供する。
本発明によれば、動力伝達装置には、第1動力伝達部材に取り付けられるベース部材と、ベース部材に揺動可能に支持される揺動部材と、バネ部が圧縮状態で係合部が揺動部材に係合するとともにスプライン部が第2動力伝達部材のスプライン部に嵌合される付勢部材と、バネ部が圧縮状態で係合部が揺動部材に係合して第1動力伝達部材に対して第2動力伝達部材を回転方向に付勢する付勢位置に付勢部材をロックするロック機構とが備えられる。ロック機構は、付勢部材をバネ部が非圧縮状態で係合部が揺動部材に係合する仮止め位置から、揺動部材が遠心力によって揺動して付勢位置にロックするように構成される。
これにより、ロック機構によって付勢部材が第2動力伝達部材を回転方向に付勢する付勢位置にロックされるので、第1動力伝達部材に対して第2動力伝達部材を回転方向に付勢して歯打ち音を抑制することができる。ロック機構は、付勢部材をバネ部が非圧縮状態で揺動部材に係合する仮止め位置から遠心力によって付勢位置にロックするように構成されるので、バネ部が非圧縮状態で付勢部材を比較的容易に組み付けることができるとともに、第1動力伝達部材の回転による遠心力によって付勢部材を付勢位置に移動させてロックすることができる。したがって、組付性良く第1及び第2動力伝達部材のスプライン嵌合部の歯打ち音を抑制することができる。
前記揺動部材は、ベース部材に揺動可能に支持される軸部と、係合部に係合される被係合部と、軸部と被係合部とを連結する連結部とを有し、前記ロック機構は、係合部と被係合部とによって構成され得る。
本構成によれば、揺動部材に、ベース部材に揺動可能に支持される軸部と、係合部に係合される被係合部と、軸部と被係合部とを連結する連結部とが設けられ、ロック機構は、係合部と被係合部とによって構成されるので、付勢部材の係合部と揺動部材の被係合部とによって付勢部材をバネ部が非圧縮状態である仮止め位置からバネ部が圧縮状態である付勢位置にロックすることができる。
前記係合部は、回転方向に突出する係合凸部及び係合凸部と係合可能に回転方向に窪む係合凹部の一方を備え、前記被係合部は、前記係合凸部及び前記係合凹部の他方を備えることが好ましい。
本構成によれば、係合部に、回転方向に突出する係合凸部と係合凸部と係合可能に回転方向に窪む係合凹部の一方が備えられ、被係合部に、係合凸部と係合凹部の他方が備えられるので、比較的簡単な構成によって付勢部材の係合部と揺動部材の被係合部とを係合させることができる。
前記係合部は、回転方向に突出する係合凸部を備え、前記被係合部は、係合凸部と係合可能に回転方向に窪む係合凹部を備え、前記係合凹部は、第1係合凹部と第1係合凹部より径方向内側に配置される第2係合凹部とを備え、前記係合凸部は、仮止め位置において第1係合凹部に係合し、付勢位置において第2係合凹部に係合し得る。
本構成によれば、ロック機構は、仮止め位置において付勢部材の係合凸部が揺動部材の第1係合凹部に係合し、付勢位置において付勢部材の係合凸部が揺動部材の径方向内側に配置された第2係合凹部に係合するように構成されるので、付勢部材の係合凸部と揺動部材の第1係合凹部及び第2係合凹部とによって比較的容易に付勢部材を仮止め位置から付勢位置にロックさせることができる。
前記被係合部に、遠心力を増大させるマス部が設けられることが好ましい。
本構成によれば、被係合部に遠心力を増大させるマス部が設けられるので、揺動部材に作用する遠心力を増大させて揺動部材を揺動し易くすることができる。揺動部材に設けられるマス部の重量を調整することで揺動部材の遠心力を調整することができる。
前記揺動部材は、ベース部材に周方向に複数支持され、前記付勢部材は、揺動部材にそれぞれ係合する複数の係合部を有することが好ましい。
本構成によれば、揺動部材は、ベース部材に周方向に複数支持され、付勢部材は、揺動部材にそれぞれ係合する複数の係合部を有するので、付勢部材によって第1動力伝達部材に対して第2動力伝達部材を周方向にバランス良く付勢して歯打ち音を有効に抑制することができる。
本発明に係る動力伝達装置によれば、組付性良く第1動力伝達部材及び第2動力伝達部材のスプライン嵌合部による歯打ち音を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る動力伝達装置を備えたパワーユニットの概略図である。 動力伝達装置の斜視図である。 動力伝達装置の側面図である。 動力伝達装置の分解斜視図である。 付勢ユニットの正面図である。 付勢ユニットの分解斜視図である。 仮止め位置にある付勢ユニットの正面図である。 付勢位置にある付勢ユニットの正面図である。 付勢ユニットの要部拡大図である。 付勢部材によってフライホイールに対して入力軸が付勢されたスプライン嵌合部を示す図である。 仮止め位置にある付勢ユニットの変形例の正面図である。 付勢位置にある付勢ユニットの変形例の正面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る動力伝達装置を備えたパワーユニットの概略図である。図1に示すように、本発明の実施形態に係る動力伝達装置を備えたパワーユニット1は、フロントエンジン・リヤドライブ車等の車両に搭載されて軸心が車体前後方向に延びるように配置されるものであり、駆動源としてのエンジン2と、エンジン2に連結される変速機としての自動変速機3とを備えている。エンジン2は、これに限定されるものではないが、4つの気筒が直列に配置された直列4気筒エンジンである。
自動変速機3は、エンジン2の出力軸4と同一軸線上に配置され、エンジン2の出力軸4に固定して取り付けられたフライホイール10にトルクコンバータを介することなく連結されている。自動変速機3は、変速機ケース5に回転可能に支持された入力軸20を備えている。
自動変速機3は、図示されていないが、複数のプラネタリギヤセット(遊星歯車機構)とクラッチやブレーキなどの複数の摩擦締結要素とを有する変速機構と、出力軸とを備えている。前記変速機構は、複数の摩擦締結要素を選択的に締結することにより各プラネタリギヤセットを経由する動力伝達経路を切り換えて車両の運転状態に応じた所定の変速段を達成するように構成されている。
自動変速機3は、エンジン2の出力軸4に取り付けられたフライホイール10に、入力軸20をスプライン嵌合させて組み付けることによりエンジン2に取り付けられる。自動変速機3は、フライホイール10から入力軸20にエンジン2からの動力が伝達され、エンジン2からの動力が前記変速機構を通じて前記出力軸から駆動輪に伝達されるようになっている。
本実施形態に係る動力伝達装置6は、スプライン嵌合されて組み付けられる第1動力伝達部材としてのフライホイール10と第2動力伝達部材としての入力軸20とを備えている。動力伝達装置6は、フライホイール10に取り付けられるとともに入力軸20にスプライン嵌合される付勢ユニットを用い、組付性良くフライホイール10と入力軸20のスプライン嵌合部の歯打ち音を抑制するように構成されている。
図2は、動力伝達装置の斜視図、図3は、動力伝達装置の側面図、図4は、動力伝達装置の分解斜視図である。図2から図4に示すように、エンジン2から駆動輪に至る動力伝達経路に回転可能に設けられるフライホイール10と入力軸20とがスプライン嵌合されて組み付けられる動力伝達装置6は、フライホイール10と入力軸20との間に配置される付勢ユニット30を備えている。
付勢ユニット30は、図3に示すように、フライホイール10より反エンジン側である軸方向一方側に配置され、入力軸20は、付勢ユニット30より軸方向一方側に配置されている。付勢ユニット30は、締結ボルトB1及びナットN1を用いて一体的に組み付けられている。
付勢ユニット30は、図4に示すように、フライホイール10に取り付けられるベース部材40と、ベース部材40に揺動可能に支持される揺動部材50と、揺動部材50に係合するとともに入力軸20にスプライン嵌合され、フライホイール10にスプライン嵌合された入力軸20を回転方向に付勢する付勢部材60とを備えている。
フライホイール10は、図示されていないが、エンジン2の出力軸4に締結ボルトを用いて固定され、軸方向に略直交する径方向に板状に延びて円環状に形成されている。フライホイール10は、図4に示すように、径方向中央側に軸方向一方側に突出する突出部11を備え、突出部11の突出面は、軸方向に略直交する方向に平面状に形成されている。フライホイール10は、径方向中心に入力軸20にスプライン嵌合されるスプライン部12が形成されている。スプライン部12は、歯筋が軸方向に延びるスプラインを有し、フライホイール10の内周面に形成されている。
フライホイール10には、付勢ユニット30のベース部材40が取り付けられる取付部13が形成されている。取付部13は、スプライン部12より径方向外側に設けられ、フライホイール10の回転方向である周方向に等間隔に複数、具体的には3つ形成されている。取付部13として、本実施形態ではフライホイール10にネジ穴13が形成されている。
図5は、付勢ユニットの正面図、図6は、付勢ユニットの分解斜視図、図7は、仮止め位置にある付勢ユニットの正面図、図8は、付勢位置にある付勢ユニットの正面図である。図5から図8では、付勢ユニット30をフライホイール10に取り付ける締結ボルトB2も示し、図7及び図8では、付勢ユニット30のカバープレート43を取り除いて示している。図5から図8に示すように、付勢ユニット30は、ベース部材40と、揺動部材50と、付勢部材60とを備えている。
ベース部材40は、図6に示すように、軸方向に直交する方向に板状に延びて円盤状に形成された取付プレート41と、取付プレート41の軸方向一方側に配置されて所定厚さを有してリング状に形成されるリング部材42とを備えている。取付プレート41とリング部材42とは、リング部材42の軸方向一方側に配置されて円盤状に形成されるカバープレート43と共に締結ボルトB1及びナットN1を用いて一体的に組み付けられる。
取付プレート41は、径方向中央側に入力軸20のスプライン部21が挿通される挿通穴41aが形成されている。挿通穴41aの内周面には、取付プレート41から軸方向一方側に平面視で円弧状に延びるガイド部41bが設けられている。ガイド部41bは、周方向に等間隔に離間して複数、具体的には3つ設けられ、付勢部材60をガイドするようになっている。
取付プレート41には、挿通穴41aの径方向外側にフライホイール10に取り付けられる被取付部41cとして第1開口部41cが形成されている。第1開口部41cは、周方向に延びる長穴状に形成されて締結ボルトB2が挿通されるようになっている。第1開口部41cは、周方向に等間隔に離間して複数、具体的には3つ設けられている。
取付プレート41には、第1開口部41cより径方向外側に第2開口部41dが形成されている。第2開口部41dは、ボルト挿通穴41dとして形成され、締結ボルトB1が挿通されるようになっている。第2開口部41dは、周方向に等間隔に離間して複数、具体的には3つ設けられている。
リング部材42は、取付プレート41に軸方向一方側に対向するように配置されて円形状に環状に形成される環状本体部42aと、環状本体部42aから径方向内側に略台形状に突出する突起部42bとを備えている。突起部42bには、締結ボルトB1が挿通されるボルト挿通穴42cが形成されるとともに、回転方向一方側の端面に回転方向他方側に半円形状に窪む支持部42dが形成されている。突起部42bは、環状本体部42aに周方向に等間隔に複数、具体的には3つ設けられている。
カバープレート43は、軸方向に直交する方向に板状に延びて円盤状に形成されている。カバープレート43には、締結ボルトB1が挿通されるボルト挿通穴43aが形成されている。ボルト挿通穴43aは、カバープレート43の周方向に等間隔に複数、具体的には3つ設けられている。
図5に示すように、付勢ユニット30では、ボルト挿通穴41d、ボルト挿通穴42c及びボルト挿通穴43aを通じて挿通された締結ボルトB1をナットN1と螺合させることにより、取付プレート41及びリング部材42が、リング部材42内に揺動部材50及び付勢部材60を収容した状態でカバープレート43と一体的に組み付けられる。
付勢ユニット30は、取付プレート41の被取付部41cをフライホイールの取付部13に対向するように位置調整し、締結ボルトB2を長穴状に形成された被取付部41cを通じてネジ穴13に螺合させることで、フライホイール10に取り付けられる。
付勢部材60は、図6に示すように、軸方向に直交する方向に板状に延びている。付勢部材60は、図5に示すように、径方向内側に配置されて円環状に形成される環状部61を有している。付勢部材60は、回転方向に圧縮可能であるバネ部62と、バネ部62の一端側に設けられて揺動部材50に係合する係合部63と、バネ部62の他端側に設けられるスプライン部64とを有している。
図9は、付勢ユニットの要部拡大図である。図9に示すように、付勢部材60のスプライン部64は、入力軸20のスプライン部21に嵌合されるように歯筋が軸方向に延びるスプラインを有している。付勢部材60のスプライン部64は、環状部61の内周面に形成されている。付勢部材60のスプライン部64は、入力軸20のスプライン部21に係合して付勢するためのものであり、フライホイール10及び入力軸20よりスプライン部21の加工精度を低く形成することができる。
バネ部62は、環状部61から径方向外側に直線状に延びる径方向延設部62aと、径方向延設部62aに接続されて周方向に延びる第1周方向延設部62bと、第1周方向延設部62bに接続されて第1周方向延設部62bより径方向外側において第1周方向延設部62bとは反対側に周方向に延びる第2周方向延設部62cとを備えている。
バネ部62では、径方向延設部62aと第1周方向延設部62bとの接続部分が円弧状に形成されるとともに、第1周方向延設部62bと第2周方向延設部62cとの接続部分が円弧状に形成されている。バネ部62は、軸方向から見て略S字状に形成されている。バネ部62、具体的には径方向延設部62aの一端側が環状部61に接続され、バネ部62、具体的には第2周方向延設部62cの他端側が係合部63に接続されている。
係合部63は、バネ部62の一端側に設けられ、回転方向である周方向に突出する係合凸部63aを備えている。係合凸部63aは、軸方向から見て円形状に形成されている。係合部63は、係合凸部63aが揺動部材50に係合するようになっている。バネ部62及び係合部63はそれぞれ、付勢部材60の周方向に等間隔に複数、具体的には3つ形成されている。
揺動部材50は、ベース部材40に揺動可能に支持される軸部51と、付勢部材60の係合部63に係合される被係合部52と、軸部51と被係合部52とを連結する連結部53とを有している。軸部51は、軸方向から見て円形状に形成され、リング部材42に形成された支持部42dに嵌合される。揺動部材50は、軸部51が支持部42dに嵌合されることによりベース部材40に揺動可能に支持されている。
連結部53は、軸部51からフライホイール10及び入力軸20の回転方向である周方向に所定幅を有して延びている。被係合部52は、連結部53とは反対側の端面に回転方向である周方向に窪む係合凹部54を備えている。係合凹部54は、係合凸部63aに係合可能に形成されている。
被係合部52の係合凹部54は、軸方向に直交する径方向外側に配置される第1係合凹部55と、第1係合凹部55より径方向内側に配置される第2係合凹部56とを備えている。第1係合凹部55及び第2係合凹部56はそれぞれ、係合部63の係合凸部63aに係合するように形成され、第2係合凹部56は、第1係合凹部55より径方向内側に配置されると共に回転方向他方側に配置されている。
第1係合凹部55は、径方向外側において直線状に延びる第1直線部55aと径方向内側において直線状に延びる第2直線部55bとを備えて平面視で略V字状に形成されている。第2係合凹部56は、円弧状に延びる曲線部56aを備えて形成されている。第1係合凹部55と第2係合凹部56との接続部分は、回転方向他方側に突出するように形成されている。
揺動部材50は、軸部51が支持部42dに支持されてベース部材40に対して揺動可能に支持されている。揺動部材50は、フライホイール10が回転方向他方側に回転するときベース部材40を介して揺動部材50に作用する遠心力によって図7に示す仮止め位置から図8に示す付勢位置に揺動するようになっている。
仮止め位置では、付勢部材60と揺動部材50とは、バネ部62が非圧縮状態で係合部63が被係合部52に係合し、係合凸部63aが係合凹部54の第1係合凹部55に係合して仮止めするようになっている。揺動部材50の被係合部52には、図9に示すように、仮止め位置において付勢部材60と揺動部材50とが係合するように径方向内側に突出する規制部59が設けられ、規制部59がバネ部62の第1周方向延設部62bに当接して付勢部材60が回転方向一方側に回転することを規制するようになっている。
付勢位置では、フライホイール10のスプライン部12に入力軸20のスプライン部21が嵌合されており、付勢部材60と揺動部材50とは、バネ部62が圧縮状態で係合部63が揺動部材50に係合してフライホイール10に対して入力軸20を回転方向一方側に付勢するようになっている。
仮止め位置では、付勢部材60と揺動部材50とは、バネ部62が非圧縮状態で係合している。フライホイール10が回転方向他方側に回転するときベース部材40を介して揺動部材50に所定の遠心力が作用すると、遠心力によって仮止め位置から付勢位置に揺動部材50が揺動し、付勢部材60と揺動部材50とは、バネ部62が圧縮状態で係合してロックする。図8に示す付勢位置における係合部63の中心と軸部51の中心との間の角度θ2は、図7に示す仮止め位置における係合部63の中心と軸部51の中心との間の角度θ1より大きくなっている。
本実施形態では、付勢部材60の係合部63と揺動部材50の被係合部52とは、付勢部材60をバネ部62が非圧縮状態で係合部63が揺動部材50に係合する仮止め位置から、揺動部材50が遠心力によって揺動して付勢位置にロックするように構成されている。係合部63と被係合部52とは、付勢部材60をバネ部62が非圧縮状態で係合部63が揺動部材50に係合する仮止め位置から、揺動部材50が遠心力によって揺動して付勢位置にロックするロック機構70を構成する。
揺動部材50の被係合部52に、図9に示すように、遠心力を増大させるマス部57が設けられている。揺動部材50の被係合部52には、被係合部52の径方向外側に円弧状に連結部53よりも径方向寸法が大きく形成されたマス部57が設けられている。マス部57は、揺動部材50に作用する遠心力を増大させる重り部として機能する。
揺動部材50は、回転方向他方側に軸部51が配置され、回転方向一方側に被係合部52が配置され、フライホイール10が回転方向他方側に回転するときに軸部51に対して被係合部52が連結部53を介して径方向外側に遠心力によって揺動して移動される。揺動部材50は、フライホイール10が所定回転数、例えば2000rpmなどになると仮止め位置から付勢位置に移動して付勢位置にロックされる。揺動部材50は、付勢部材60の周方向に配置された係合部63にそれぞれ係合するように周方向に等間隔に複数、具体的には3つ形成されている。
このようにして、付勢部材60の係合部63と揺動部材50の被係合部52とによって構成されるロック機構70は、付勢部材60をバネ部62が非圧縮状態で係合部63が揺動部材50に係合する仮止め位置から、揺動部材50が遠心力によって揺動して付勢位置にロックするように構成されている。
付勢ユニット30は、リング部材42内に揺動部材50及び付勢部材60が仮止め位置に配置された状態で、リング部材42を挟むように取付プレート41及びカバープレート43を配置して締結ボルトB1とナットN1とを用いて取付プレート41、リング部材42及びカバープレート43が一体的に組み立てられる。
動力伝達装置6では、付勢ユニット30の取付プレート41をフライホイール10の軸方向一方側に配置した状態で、締結ボルトB2をネジ穴13に螺合させることにより付勢ユニット30をフライホイール10に組み付け、その後に、入力軸20のスプライン部21を付勢部材60のスプライン部64を通じてフライホイール10のスプライン部12にスプライン嵌合させ、フライホイール10に入力軸20がスプライン嵌合されて組み付けられる。
フライホイール10に入力軸20が組み付けられるとき、エンジン2に自動変速機3が取り付けられる。付勢ユニット30をフライホイール10に組み付けたときに、付勢ユニット30のスプライン部64とフライホイール10のスプライン部12とは、スプラインが略一致するように設けられている。
フライホイール10に入力軸20が組み付けられるとき、付勢部材60は、バネ部62が非圧縮状態で係合部63が揺動部材50に係合する仮止め位置に配置されている。その後に、エンジン2を作動させてフライホイール10を回転方向他方側に回転させて所定回転数になると、揺動部材50が遠心力によって揺動して、付勢部材60は、バネ部62が圧縮状態で係合部63が揺動部材50に係合してフライホイール10に対して入力軸20を回転方向他方側に付勢する付勢位置に配置される。このようにして、バネ部62が非圧縮状態で付勢部材60を比較的容易に組み付けることができる。
図10は、付勢部材によってフライホイールに対して入力軸が付勢されたスプライン嵌合部を示す図である。図10に示すように、フライホイール10のスプライン部12と入力軸20のスプライン部21がスプライン嵌合されたスプライン嵌合部では、付勢部材60によって入力軸20が回転方向一方側に付勢され、入力軸20のスプライン部21の歯部21aの回転方向他方側が付勢部材60のスプライン部64の歯部64aの回転方向一方側に係合され、入力軸20のスプライン部21の歯部21aの回転方向一方側がフライホイール10のスプライン部12の歯部12aの回転方向他方側に係合される。
このようにして、動力伝達装置6は、フライホイール10に取り付けられとともに入力軸20に嵌合される付勢ユニット30を用い、付勢部材60によってフライホイール10に対して入力軸20を回転方向一方側に付勢し、フライホイール10と入力軸20のスプライン嵌合部の歯打ち音を抑制することができる。
本実施形態では、付勢部材60の係合部63が回転方向に突出する係合凸部63aを備え、揺動部材50の被係合部52が回転方向に窪む係合凹部54を備えているが、揺動部材50の被係合部52が回転方向に突出する係合凸部を備え、付勢部材60の係合部63が回転方向に窪む係合凹部を備えるようにすることも可能である。
図11は、仮止め位置にある付勢ユニットの変形例の正面図である。図12は、付勢位置にある付勢ユニットの変形例の正面図である。図11及び図12に示すように、付勢ユニット30として、揺動部材50の被係合部52が回転方向に突出する係合凸部154を備え、付勢部材60の係合部63が係合凸部154と係合可能に回転方向に窪む係合凹部164を備えるようにしてもよい。この場合、係合凹部164は、第1係合凹部165と第1係合凹部165より径方向外側に配置される第2係合凹部166とを備え、係合凸部154は、仮止め位置において第1係合凹部165に係合し、付勢位置において第2係合凹部166に係合するように形成される。
図11に示すように、付勢部材60をバネ部62が非圧縮状態で係合部63が揺動部材50に係合する仮止め位置において、係合凸部154は、第1係合凹部165に係合する。そして、揺動部材50が遠心力によって揺動すると、図12に示すように、バネ部62が圧縮状態で係合部63が揺動部材50に係合してフライホイール10に対して入力軸20を回転方向に付勢する付勢位置において、係合凸部154は、第2係合凹部166に係合するようにしてもよい。
本実施形態では、付勢ユニット30は、締結ボルトB1及びナットN1を用いて一体的に組み付けられるが、リベットを用いて一体的に組み付けるようにしてもよい。揺動部材50は、周方向に等間隔に3つ設けられているが、2つ若しくは4つ以上設けることも可能である。揺動部材50を周方向に2つ設ける場合、部品点数を少なくして生産性を向上させることができる。
付勢ユニット30では、取付プレート41とリング部材42とが別体で形成されているが、取付プレート41とリング部材42とを一体的に形成するようにしてもよい。付勢ユニット30は、カバープレート43を備えているが、カバープレート43を備えないようにすることも可能である。
このように、本実施形態に係る動力伝達装置6では、第1動力伝達部材10に取り付けられるベース部材40と、ベース部材40に揺動可能に支持される揺動部材50と、バネ部62が圧縮状態で係合部63が揺動部材50に係合するとともにスプライン部64が第2動力伝達部材20のスプライン部21に嵌合される付勢部材60と、バネ部62が圧縮状態で係合部63が揺動部材50に係合して第1動力伝達部材10に対して第2動力伝達部材20を回転方向に付勢する付勢位置に付勢部材60をロックするロック機構70とが備えられる。ロック機構70は、付勢部材60をバネ部62が非圧縮状態で係合部63が揺動部材50に係合する仮止め位置から、揺動部材50が遠心力によって揺動して付勢位置にロックするように構成される。
これにより、ロック機構70によって付勢部材60が第2動力伝達部材20を回転方向に付勢する付勢位置にロックされるので、第1動力伝達部材10に対して第2動力伝達部材20を回転方向に付勢して歯打ち音を抑制することができる。ロック機構70は、付勢部材60をバネ部62が非圧縮状態で揺動部材50に係合する仮止め位置から遠心力によって付勢位置にロックするように構成されるので、バネ部62が非圧縮状態で付勢部材60を比較的容易に組み付けることができるとともに、第1動力伝達部材10の回転による遠心力によって付勢部材60を付勢位置に移動させてロックすることができる。したがって、組付性良く第1及び第2動力伝達部材10,20のスプライン嵌合部の歯打ち音を抑制することができる。
また、揺動部材50は、ベース部材40に揺動可能に支持される軸部51と、係合部63に係合される被係合部52と、軸部51と被係合部52とを連結する連結部53とを有し、ロック機構70は、係合部63と被係合部52とによって構成される。これにより、付勢部材60の係合部63と揺動部材50の被係合部52とによって付勢部材60をバネ部62が非圧縮状態である仮止め位置からバネ部62が圧縮状態である付勢位置にロックすることができる。
また、係合部63は、回転方向に突出する係合凸部63a及び係合凸部63aと係合可能に回転方向に窪む係合凹部54の一方を備え、被係合部52は、係合凸部63a及び係合凹部54の他方を備える。これにより、比較的簡単な構成によって付勢部材60の係合部63と揺動部材50の被係合部52とを係合させることができる。
また、係合部63は、回転方向に突出する係合凸部63aを備え、被係合部52は、係合凸部63aと係合可能に回転方向に窪む係合凹部54を備え、係合凹部54は、第1係合凹部55と第1係合凹部55より径方向内側に配置される第2係合凹部56とを備え、係合凸部63aは、仮止め位置において第1係合凹部55に係合し、付勢位置において第2係合凹部56に係合する。これにより、付勢部材60の係合凸部63aと揺動部材50の第1係合凹部55及び第2係合凹部56とによって比較的容易に付勢部材60を仮止め位置から付勢位置にロックさせることができる。
また、被係合部52に、遠心力を増大させるマス部57が設けられる。これにより、揺動部材50に作用する遠心力を増大させて揺動部材50を揺動し易くすることができる。揺動部材50に設けられるマス部57の重量を調整することで揺動部材50の遠心力を調整することができる。
また、揺動部材50は、ベース部材40に周方向に複数支持され、付勢部材60は、揺動部材50にそれぞれ係合する複数の係合部63を有する。これにより、付勢部材60によって第1動力伝達部材10に対して第2動力伝達部材20を周方向にバランス良く付勢して歯打ち音を有効に抑制することができる。
本発明は、例示された実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能である。
以上のように、本発明によれば、組付性良く第1及び第2動力伝達部材のスプライン嵌合部の歯打ち音を抑制することが可能であるから、スプライン嵌合されて組み付けられる第1及び第2動力伝達部材を備えた動力伝達装置が搭載される車両において好適に利用される可能性がある。
6 動力伝達装置
10 フライホイール(第1動力伝達部材)
12 フライホイールのスプライン部
20 入力軸(第2動力伝達部材)
21 入力軸のスプライン部
40 ベース部材
50 揺動部材
51 軸部
52 被係合部
53 連結部
54 係合凹部
55 第1係合凹部
56 第2係合凹部
57 マス部
60 付勢部材
62 バネ部
63 係合部
63a 係合凸部
64 付勢部材のスプライン部
70 ロック機構

Claims (6)

  1. スプライン嵌合されて組み付けられる第1動力伝達部材及び第2動力伝達部材を備えた動力伝達装置であって、
    前記第1動力伝達部材に取り付けられるベース部材と、
    前記ベース部材に揺動可能に支持される揺動部材と、
    回転方向に圧縮可能であるバネ部と、前記バネ部の一端側に設けられて前記揺動部材に係合する係合部と、前記バネ部の他端側に設けられるスプライン部とを有し、前記バネ部が圧縮状態で前記係合部が前記揺動部材に係合するとともに前記スプライン部が前記第2動力伝達部材のスプライン部に嵌合されて前記第1動力伝達部材にスプライン嵌合された前記第2動力伝達部材を回転方向に付勢する付勢部材と、
    前記バネ部が圧縮状態で前記係合部が前記揺動部材に係合して前記第1動力伝達部材に対して前記第2動力伝達部材を回転方向に付勢する付勢位置に前記付勢部材をロックするロック機構と、を備え、
    前記ロック機構は、前記付勢部材を前記バネ部が非圧縮状態で前記係合部が前記揺動部材に係合する仮止め位置から、前記揺動部材が遠心力によって揺動して前記付勢位置にロックするように構成されている、
    動力伝達装置。
  2. 前記揺動部材は、前記ベース部材に揺動可能に支持される軸部と、前記係合部に係合される被係合部と、前記軸部と前記被係合部とを連結する連結部とを有し、
    前記ロック機構は、前記係合部と前記被係合部とによって構成されている、
    請求項1に記載の動力伝達装置。
  3. 前記係合部は、回転方向に突出する係合凸部及び前記係合凸部と係合可能に回転方向に窪む係合凹部の一方を備え、
    前記被係合部は、前記係合凸部及び前記係合凹部の他方を備えている、
    請求項2に記載の動力伝達装置。
  4. 前記係合部は、回転方向に突出する係合凸部を備え、
    前記被係合部は、前記係合凸部と係合可能に回転方向に窪む係合凹部を備え、
    前記係合凹部は、第1係合凹部と前記第1係合凹部より径方向内側に配置される第2係合凹部とを備え、
    前記係合凸部は、前記仮止め位置において前記第1係合凹部に係合し、前記付勢位置において前記第2係合凹部に係合する、
    請求項2に記載の動力伝達装置。
  5. 前記被係合部に、遠心力を増大させるマス部が設けられている、
    請求項2に記載の動力伝達装置。
  6. 前記揺動部材は、前記ベース部材に周方向に複数支持され、
    前記付勢部材は、前記揺動部材にそれぞれ係合する複数の前記係合部を有している、
    請求項1に記載の動力伝達装置。
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