JP2023102838A - 荷受台昇降装置及び車両 - Google Patents

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【課題】他の架装物の架装を妨げることなく、シャシフレームに標準的に備わった貫通孔を利用して荷受台昇降装置を架装する。【解決手段】取付ブラケットを介してシャシフレームに取り付けられる荷受台昇降装置において、前記取付ブラケットは、前記シャシフレームとの締結に用いる第1ボルトを通す第1貫通孔と、前記第1ボルトを通す前記シャシフレームの貫通孔の代用として架装物の架装用に設けた第2貫通孔とを備えた荷受台昇降装置を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の荷台に対する荷物等の積み卸し作業を支援する荷受台昇降装置及びこれを架装した車両に係る。
荷受台昇降装置は、車両の荷台床面の高さと接地する高さとの間で荷受台を昇降させ、荷台に対する荷物等の積み下ろし作業を支援する装置である(特許文献1)。
特開2006-123778号公報
例えば床下格納式の荷受台昇降装置は、ブラケットを介してシャシフレームに取り付けられる。荷受台昇降装置のブラケットは、従来は一般にシャシフレームに溶接されていたが、例えばシャシフレームに防錆等の目的で施された表面被膜(塗料等)への影響の可能性等から、溶接に代わる荷受台昇降装置の取り付け方法を検討する必要が生じつつある。
溶接に代わる荷受台昇降装置の取り付け方法としてボルト締結が考えられるが、シャシフレームは軽量化と強度確保の観点で綿密な計算に基づいて設計されているため、任意の位置に穿孔等の追加工をすることができない場合もある。そのため、ボルト締結を採用する場合、シャシフレームの各所に標準的に備わっている汎用の貫通孔を利用することが優先される。
しかし、シャシフレームに標準的に備わっている貫通孔は、荷箱等といったシャシフレームに搭載される他の架装物のブラケットの固定にも使用される。そのため、荷受台昇降装置のブラケットの取り付けに用いたい貫通孔と、他の架装物のブラケットを取り付ける貫通孔とが重なってしまう可能性がある。
本発明の目的は、他の架装物の架装を妨げることなく、シャシフレームに標準的に備わった貫通孔を利用して架装することができる荷受台昇降装置及びこれを架装した車両を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、取付ブラケットを介してシャシフレームに取り付けられる荷受台昇降装置において、前記取付ブラケットは、前記シャシフレームとの締結に用いる第1ボルトを通す第1貫通孔と、前記第1ボルトを通す前記シャシフレームの貫通孔の代用として架装物の架装用に設けた第2貫通孔とを備えた荷受台昇降装置を提供する。
本発明によれば、他の架装物の架装を妨げることなく、シャシフレームに標準的に備わった貫通孔を利用して荷受台昇降装置を架装することができる。
本発明の一実施形態に係る荷受台昇降装置とこれを架装した車両の後部を表す側面図 本発明の一実施形態に係る荷受台昇降装置に備えられた取付ブラケットを表す斜視図 本発明の一実施形態に係る荷受台昇降装置に備えられた取付ブラケット及び架装物ブラケットを表す図(図1中のA-A矢視図) 通常の架装物ブラケットを表す図(図1中のB-B矢視図)
以下に図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
-車両-
図1は本発明の一実施形態に係る荷受台昇降装置とこれを架装した車両の後部を表す側面図である。図1には、荷受台を折り畳んでシャシフレームの下側に引き込んで格納した状態を表している。本願明細書においては、図1の左右を荷受台昇降装置の前後とする。例えば図1では、荷受台昇降装置を車両の後部に架装し、荷受台を車両の後側に引き出す場合を例示しているが、この状態では荷受台昇降装置の前後方向は車両の前後方向に一致する。しかし、車両の側部に荷受台を引き出すように荷受台昇降装置を架装する場合もある。その場合には、荷受台昇降装置の前後方向は車両の前後方向に直交する。
同図に示した車両は、シャシフレーム(車枠)F、シャシフレームFの前方に設けた運転室(不図示)、シャシフレームFの上部に架装した荷台L、及び荷受台昇降装置1を備えている。荷台Lは、図1に下部のみを図示してある。
シャシフレームFには、多数の貫通孔Hが設けられている。貫通孔Hは、主には、シャシフレームFの側面にシャシフレームFの長手方向に並んで配置されている。シャシフレームFの側面に設けた貫通孔Hは、左右方向に開口している。但し、貫通孔Hには、シャシフレームFの上下の面に設けられるものや、上下に並んだ貫通孔が含まれていても良い。
荷台Lは、シャシフレームFに架装した架装物の1つである。この荷台Lは、架装物ブラケットB3,B4を介してシャシフレームFに取り付けられている。架装物ブラケットB3,B4の構成については、図2-図4を用いて後述する。
-荷受台昇降装置-
本実施形態において、荷受台昇降装置1は、シャシフレームFの後部下側に架装されている。この荷受台昇降装置1は、例えば車両の走行時には、荷受台(プラットフォーム)20を折り畳み、シャシフレームFの下側に引き込んで格納する床下格納式である。荷役作業(荷台に対する荷物の積卸作業)時には、荷受台20をシャシフレームFの外側(本実施形態では後方)に引き出して展開し、荷台の床面の高さと接地する高さとの間で昇降させて荷役作業を支援する。
荷受台昇降装置1は、荷受台20、スライダユニット30、リフタユニット40、パワーユニット(不図示)及び制御装置(不図示)を備えている。スライダユニット30は、荷受台20等を前後方向に移動させるアクチュエータを含むユニットである。リフタユニット40は、荷受台20を昇降させるアクチュエータを含むユニットである。パワーユニットは、スライダユニット30及びリフタユニット40を駆動する駆動装置である。制御装置は、パワーユニットを制御する装置である。スライダユニット30、リフタユニット40及び荷受台20について順次説明する。
-スライダユニット-
スライダユニット30は、左右のガイドレール31、スライダ32、及びスライドシリンダ(不図示)を備えている。左右のガイドレール31は、シャシフレームFの後部下側に前後に平行に延びる姿勢で取り付けられている。これらガイドレール31は、前後の取付ブラケットB1,B2を介してシャシフレームFに固定されている。取付ブラケットB1,B2の構成については図2-図4を用いて後述する。スライダ32は、左右のガイドレール31にスライド可能に取り付けられており、ガイドレール31に沿って前後に移動可能である。スライドシリンダは、複動式の油圧シリンダであり、ガイドレール31及びスライダ32に適宜支持部材を介して両端が固定されている。スライドシリンダの伸縮動作によりガイドレール31に沿ってスライダ32が前後に移動し、リフタユニット40を介してスライダ32に支持された荷受台20が前後に移動する。
-リフタユニット-
リフタユニット40は、第1アーム(チルトアーム)41、第2アーム(リフトアーム)42、第3アーム(コンプレッションアーム)43及びリフトシリンダ44を左右一組ずつ備えている。このリフタユニット40は、荷受面に干渉しないように荷受台20を支持している。第1アーム41は、スライダ32に対して上部がピンを介して連結され、下部が前後に回動する。第2アーム42は、前端部が第1アーム41に、後端部が荷受台20に、左右に延びる軸P1,P2を介してそれぞれ回動可能に連結されている。第3アーム43は、前端部がスライダ32に、後端部が荷受台20に、左右に延びる軸P3,P4を介してそれぞれ回動可能に連結されている。リフトシリンダ44は、単動式油圧シリンダ(複動式でも良い)であり、本実施形態では前端が第1アーム41に、後端が第2アーム42に、それぞれ回動可能に連結されている。第2アーム42及び第3アーム43は、スライダ32に対して荷受台20を昇降可能に連結する平行リンクを形成する(軸P1-P4が平行四辺形の頂角をなす)。この平行リンクがリフトシリンダ44の伸縮駆動に伴って上下に回動駆動することで、荷受台20が水平姿勢を保って昇降する。
-荷受台-
荷受台20は、荷物等を受けて昇降する台であり、リフタユニット40に連結された基端側荷受台21、基端側荷受台21の後部にヒンジ(不図示)を介して回動可能に連結された先端側荷受台22を備えている。先端側荷受台22は、ヒンジを支点に回動し、左方から見て展開状態から反時計回り(左回り)に反転し(180度回動し)基端側荷受台21の上側に折り重ねられる(図1)。折り畳んだ状態の荷受台20の後端面はバンパを構成する。荷受台20の左右の幅は、例えば荷台の間口の幅と同程度であり、左右のシャシフレームFの外法寸法よりも広い。本実施形態において、先端側荷受台22は、非折り畳み式であり、荷受台20は先端側荷受台22を1枚のみ含んだ2枚折れ構造である。また、左右から見て、荷受台20は、展開した状態で基端から先端(後方)に向かって薄くなるように三角形状に形成されている。
-ブラケット-
図2は取付ブラケットB1を表す斜視図、図3は取付ブラケットB1及び架装物ブラケットB3を表す図(図1中のA-A矢視図)、図4は架装物ブラケットB4を表す図(図1中のB-B矢視図)である。なお、取付ブラケットB2は、図2に示す取付ブラケットB1と前後対称である点を除き、以下に説明する取付ブラケットB1と同様の構成である。
荷受台昇降装置1の取付ブラケットB1は、上記ガイドレール31をシャシフレームFに取り付けるためのパーツであり、第1貫通孔b1及び第2貫通孔b2を備えている。第1貫通孔b1及び第2貫通孔b2は、1つの取付ブラケットB1について各1つとすることもできるが、図2では第1貫通孔b1及び第2貫通孔b2をそれぞれ複数設けた構成を例示している。
第1貫通孔b1は、荷受台昇降装置1のシャシフレームFとの締結に用いる第1ボルトM1を通す孔である。つまり、シャシフレームFの所望の位置の貫通孔Hに第1貫通孔b1の位置を合わせ、これら貫通孔H及び第1貫通孔b1に第1ボルトM1を通し、ナットNを締め込むことで取付ブラケットB1がシャシフレームFに固定される。
図2に示したように、本実施形態においては、取付ブラケットB1が、前後に3つ上下2列に並べた計6つの第1貫通孔b1を備えた構成を例示している。荷受台昇降装置1は、シャシフレームFに吊り下げ構造であるため、その架装に用いる第1貫通孔b1を複数列設けて十分な強度を確保してある。シャシフレームFの貫通孔Hのレイアウトによって第1貫通孔b1を3列以上設けることができる場合には、第1貫通孔b1を3列以上設けても良い。反対に、第1貫通孔b1を複数列設けることができない場合には、第1貫通孔b1を1列とすることもできる。
第2貫通孔b2は、第1ボルトM1を通したシャシフレームFの貫通孔Hの代用として設けた孔である。取付ブラケットB1の固定に用いたい貫通孔Hが、荷受台昇降装置1以外の架装物のブラケット(本例では荷台Lの架装物ブラケットB3)の固定に使用する孔として想定される場合がある。そこで、その貫通孔Hを取付ブラケットB1の固定に使用する代わりに、架装物ブラケットB3の固定に使用する孔として想定されていた貫通孔Hの代用として、第2貫通孔b2が取付ブラケットB1に備わっている。荷台Lの架装物ブラケットB3は、取付ブラケットB1の第2貫通孔b2に通した第2ボルトM2により取付ブラケットB1に締結され、取付ブラケットB1を介してシャシフレームFに固定される。
上記のように機能する第1貫通孔b1及び第2貫通孔b2を有する限りにおいて、取付ブラケットB1の構成は図2に示した構成に限定されないが、本実施形態で例示する取付ブラケットB1は、1枚のプレートを曲げ加工して構成したものである。具体的には、取付ブラケットB1は、縦板部b4と横板部b5とで前後から見てL字型に形成されている。縦板部b4は前後に延びる鉛直な部位であり、横板部b5は縦板部b4の上端から左右方向(車幅方向)の外側に折れ曲がった水平な部位である。縦板部b4は、下端部が右方向(車幅方向)の外側に折れ曲げられて強度が高められている。
上記第1貫通孔b1は縦板部b4に、第2貫通孔b2は横板部b5にそれぞれ設けられており、第1貫通孔b1の開口方向と第2貫通孔b2の開口方向とが異なっている。本実施形態において、第1貫通孔b1は縦板部b4に直交する方向(左右方向)、第2貫通孔b2は横板部b5に直交する方向(上下方向)に開口している。本実施形態においては、縦板部b4と横板部b5の狭角が90度に設定されているため、第1貫通孔b1の開口方向と第2貫通孔b2の開口方向は、互いに直交方向である。但し、第1貫通孔b1と第2貫通孔b2の開口方向は、シャシフレームFの貫通孔Hの開口方向や、取付ブラケットB1と架装物ブラケットB3との取り合いにより、設定が適宜変更され得る。
なお、取付ブラケットB1には、縦板部b4及び横板部b5に直交するリブ状のプレートb6が、縦板部b4及び横板部b5に溶接されて設けられている。プレートb6には貫通孔b3(図2では2つ)が設けられている。このプレートb6は、取付ブラケットB1においては前側に設けられており、取付ブラケットB2においては後側に設けられている。貫通孔b3には第3ボルトM3が通され、荷受台昇降装置1のガイドレール31が、第3ボルトM3によってプレートb6つまり取付ブラケットB1に連結されている。
取付ブラケットB1に連結される架装物ブラケットB3は、1枚のプレートを曲げ加工して構成したものであり、縦板部b7と横板部b8とで前後から見てL字型に形成されている。縦板部b7は前後に延びる鉛直な部位であり、横板部b8は縦板部b7の下端から左右方向(車幅方向)の外側に折れ曲がった水平な部位である。縦板部b7は、荷台Lに対して第4ボルトM4で連結されている。そして、横板部b8が、取付ブラケットB1の横板部b5の上面に対面して接触し、上記第2ボルトM2及びナットNによって横板部b5に締結されている。このように、架装物ブラケットB3は、取付ブラケットB1を介してシャシフレームFに連結される。
それに対し、荷受台昇降装置1の取付ブラケットB1と位置が重ならない架装物ブラケットB4は、取付ブラケットB1を介さずシャシフレームFに直接ボルト締結される。一例として、図4では架装物ブラケットB4を平滑なプレート状に形成し、第2ボルトM2及び第4ボルトM4により架装物ブラケットB4をシャシフレームF及び荷台Lに連結した構成を例示している。
-効果-
(1)本実施形態によれば、取付ブラケットB1,B2を介してシャシフレームFの所望の貫通孔Hを利用して、荷受台昇降装置1をボルト締結によって架装することができる。このとき、荷台L等の架装物の架装物ブラケットの一部は、取付ブラケットB1,B2と位置が重なって貫通孔Hと取り合えない場合でも、取付ブラケットB1,B2に用意された第2貫通孔b2を用いて架装物ブラケットを固定することができる。
本実施形態では、取付ブラケットB1の第2貫通孔b2及びこれと対応関係にあるシャシフレームFの貫通孔Hの位置関係から、L字型の架装物ブラケットB3を採用することで、取付ブラケットB1を介して架装物をシャシフレームFに連結することができる。
以上のように、本実施形態によれば、荷台Lに代表される他の架装物の架装を妨げることなく、シャシフレームFに標準的に備わった貫通孔Hを利用してシャシフレームFに荷受台昇降装置1を架装することができる。
(2)第1貫通孔b1の開口方向と第2貫通孔b2の開口方向を相違させることで、第1ボルトM1と第2ボルトM2とがねじれの位置にある構成とすることができる。これにより荷受台昇降装置1がない場合には第1ボルトM1の位置にレイアウトされ得る第2ボルトM2を、第1ボルトM1との干渉を避けて無理なくレイアウトできる。また、特に本実施形態では1貫通孔b1の開口方向に対して第2貫通孔b2の開口方向が90度異なっている。この場合、第2ボルトM2の軸(ねじ部)と取付ブラケットB1の縦板部b4との間に、第1ボルトM1の頭部の厚み以上の間隔を確保すれば、第2ボルトM2の呼び長さによらず第2ボルトM2が第1ボルトM1や縦板部b4等と干渉することもない。
(3)取付ブラケットB1は、ブロック状の素材を用い、第1ボルトM1を通す貫通孔と、第2ボルトM2をねじ込むボルト穴(ねじ穴)を有する構成とすることもできる。しかし、この場合には、必要以上に取付ブラケットB1の体積が嵩み、素材に無駄が生じると共に車両重量の増加につながる。
それに対し、本実施形態では、第1貫通孔b1の開口方向と第2貫通孔b2の開口方向を相違させることで、板状の素材をL字型に曲げ加工して取付ブラケットB1を構成することができ、必要強度を確保しつつ素材の無駄を抑えることができる。また、荷受台昇降装置1のガイドレール31を連結するプレートb6がリブを兼用し、取付ブラケットB1の強度を一層向上させることができる。
-その他-
上記実施形態において、荷受台昇降装置1の後側の取付ブラケットB2については、荷台L等の他の架装物の架装物ブラケットと車長方向のレイアウトの重なりを避けることができている。このように他の架装物の架装物ブラケットとレイアウトが干渉しない取付ブラケットについては、第2貫通孔b2は省略可能であり、第2貫通孔b2の省略に伴って適宜構成を変更することができる。
また、格納式荷受台昇降装置には、車枠の下側に荷受台を格納する格納姿勢の他、車両の荷台の壁面(例えば後面)に沿って荷受台を起立させる格納姿勢を選択できるものも存在する(特開2008-189189号公報等)。このような2通りの格納姿勢を採用する格納式荷受台昇降装置にも、本発明は適用可能である。
その他、シャシフレームに架装する荷受台昇降装置であれば、他の種の荷受台昇降装置にも本発明は適用可能である。例えば、荷受台をスライドさせずに車枠の下部に格納する回転格納式荷受台昇降装置(特開2010-52569号公報等)にも本発明は適用可能である。また、荷台の後部で荷受台を起立させて格納する各種の荷受台昇降装置(特開2004-224082号公報、特開2007-331631号公報等)にも適用可能である。
また、先端側荷受台22を1枚構造として荷受台20が1箇所で折れる構造を例示したが、先端側荷受台22を前後に複数枚の荷受台で構成することで、荷受台20が2カ所以上で折れる構造としても良い。
1…荷受台昇降装置、20…荷受台、31…ガイドレール、32…スライダ、41-43…アーム、B1,B2…取付ブラケット、B3…架装物ブラケット、b1…第1貫通孔、b2…第2貫通孔、b4…縦板部、b5…横板部、F…シャシフレーム、H…シャシフレームの貫通孔、L…荷台(架装物)、M1…第1ボルト、M2…第2ボルト

Claims (6)

  1. 取付ブラケットを介してシャシフレームに取り付けられる荷受台昇降装置において、
    前記取付ブラケットは、
    前記シャシフレームとの締結に用いる第1ボルトを通す第1貫通孔と、
    前記第1ボルトを通す前記シャシフレームの貫通孔の代用として架装物の架装用に設けた第2貫通孔と
    を備えたことを特徴とする荷受台昇降装置。
  2. 請求項1の荷受台昇降装置において、
    前記シャシフレームの下部に取り付けるガイドレールと、
    前記ガイドレールに沿って移動可能なスライダと、
    前記スライダに連結されたアームと、
    前記アームの先端に連結された荷受台とを備え、
    前記取付ブラケットは、前記ガイドレールを前記シャシフレームに取り付ける
    ことを特徴とする荷受台昇降装置。
  3. 請求項1の荷受台昇降装置において、
    前記第1貫通孔の開口方向と前記第2貫通孔の開口方向が異なっていることを特徴とする荷受台昇降装置。
  4. 請求項3の荷受台昇降装置において、
    前記取付ブラケットは、前記第1貫通孔を設けた縦板部と前記第2貫通孔を設けた横板部とで、L字型に形成されていることを特徴とする荷受台昇降装置。
  5. シャシフレームと、
    前記シャシフレームに架装した架装物と、
    前記架装物を前記シャシフレームに取り付ける架装物ブラケットと、
    取付ブラケットを介して前記シャシフレームに取り付けられた荷受台昇降装置とを備えた車両において、
    前記取付ブラケットは、
    前記シャシフレームとの締結に用いる第1ボルトを通す第1貫通孔と、
    前記第1ボルトを通す前記シャシフレームの貫通孔の代用として前記架装物の架装用に設けた第2貫通孔と
    を備えており、
    前記架装物ブラケットは、前記第2貫通孔に通した第2ボルトにより前記取付ブラケットに締結され、前記取付ブラケットを介して前記シャシフレームに固定されている
    ことを特徴とする車両。
  6. 請求項5の車両において、
    前記取付ブラケット及び前記架装物ブラケットはL字型に形成されており、前記取付ブラケット及び前記架装物ブラケットを締結する前記第2ボルトが上下に延びていることを特徴とする車両。
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