JP2023100302A - 工作機械、制御方法、および制御プログラム - Google Patents

工作機械、制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】クーラントの吐出可能範囲を広げることが可能な技術を提供する。【解決手段】工作機械は、加工エリアを区画形成するためのカバー体と、加工エリアにクーラントを吐出するための吐出部と、加工エリア内において第1物体を移動するための位置駆動部と、位置駆動部を制御するための制御部とを備える。制御部は、吐出部がクーラントを吐出している最中において、クーラントが第1物体に当たるように、かつ、当該第1物体に当てられたクーラントが当該第1物体とは異なる第2物体に供給されるように、位置駆動部を制御する処理と、吐出部がクーラントを吐出している最中において、クーラントが吐出部から直接第2物体に供給されないように位置駆動部を制御する処理とを実行する。【選択図】図5

Description

本開示は、工作機械、制御方法、および制御プログラムに関する。
ワークの加工によって生じた切り屑をクーラントで除去するための技術に関し、特開2017-094420号公報(特許文献1)は、「加工で発生する切粉がカバー内部で付着、堆積する場所を検知して、効率よく切粉を排出する」ための工作機械を開示している。当該工作機械は、カメラを用いて切り屑の位置を特定し、当該位置に向けてクーラントを吐出する。
特開2017-094420号公報
クーラントが届きにくい箇所(たとえば、ワークの穴の中など)にワークの切り屑が溜まることがある。特許文献1に開示される工作機械は、カメラの死角にある切り屑の位置を検出することができない。また、特許文献1に開示される工作機械は、切り屑の位置を特定できた場合であっても、クーラントの吐出可能範囲の制限によって、切り屑の位置にクーラントを吐出できない可能性がある。したがって、クーラントの吐出可能範囲を広げることが可能な技術が望まれている。
本開示の一例では、工作機械は、加工エリアを区画形成するためのカバー体と、上記加工エリアにクーラントを吐出するための吐出部と、上記加工エリア内において第1物体を移動するための位置駆動部と、上記位置駆動部を制御するための制御部とを備える。上記制御部は、上記吐出部が上記クーラントを吐出している最中において、上記クーラントが上記第1物体に当たるように、かつ、当該第1物体に当てられたクーラントが当該第1物体とは異なる第2物体に供給されるように、上記位置駆動部を制御する処理と、上記吐出部が上記クーラントを吐出している最中において、上記クーラントが上記吐出部から直接上記第2物体に供給されないように上記位置駆動部を制御する処理とを実行する。
本開示の一例では、上記工作機械は、さらに、工具を装着することが可能な主軸を備える。上記第1物体は、上記主軸に装着可能に構成されている。
本開示の一例では、上記工作機械は、さらに、旋回可能に構成され、複数の工具を装着可能に構成されるタレットを備える。上記第1物体は、上記タレットに装着可能に構成されている。
本開示の一例では、上記工作機械は、さらに、上記第1物体を回転するための回転駆動部を備える。上記制御部は、さらに、上記クーラントが上記第1物体に当たっている最中に上記第1物体を回転させるように上記回転駆動部を制御する処理を実行する。
本開示の一例では、上記第1物体は、板状の部材である。
本開示の他の例では、工作機械の制御方法が提供される。上記工作機械は、加工エリアを区画形成するためのカバー体と、上記加工エリアにクーラントを吐出するための吐出部と、上記加工エリア内において物体を移動するための位置駆動部とを備える。上記制御方法は、上記吐出部が上記クーラントを吐出している最中において、上記クーラントが上記第1物体に当たるように、かつ、当該第1物体に当てられたクーラントが当該第1物体とは異なる第2物体に供給されるように、上記位置駆動部を制御するステップと、上記吐出部が上記クーラントを吐出している最中において、上記クーラントが上記吐出部から直接上記第2物体に供給されないように上記位置駆動部を制御するステップとを備える。
本開示の他の例では、工作機械の制御プログラムが提供される。上記工作機械は、加工エリアを区画形成するためのカバー体と、上記加工エリアにクーラントを吐出するための吐出部と、上記加工エリア内において物体を移動するための位置駆動部とを備える。上記制御プログラムは、上記工作機械に、上記吐出部が上記クーラントを吐出している最中において、上記クーラントが上記第1物体に当たるように、かつ、当該第1物体に当てられたクーラントが当該第1物体とは異なる第2物体に供給されるように、上記位置駆動部を制御するステップと、上記吐出部が上記クーラントを吐出している最中において、上記クーラントが上記吐出部から直接上記第2物体に供給されないように上記位置駆動部を制御するステップとを実行させる。
本発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解される本発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
工作機械の外観を示す図である。 工作機械内の様子を表わす図である。 図2とは異なる方向から工作機械内の様子を表わす図である。 工作機械における駆動機構の構成例を示す図である。 クーラントの吐出経路を途中で変えている例を示す図である。 クーラントの吐出経路を途中で変えていない例を示す図である。 ガイド部材が回転駆動されている様子を示す図である。 CPU(Central Processing Unit)ユニットのハードウェア構成の一例を示す図である。 CNC(Computer Numerical Control)ユニットのハードウェア構成の一例を示す図である。 クーラントの吐出経路の制御処理の流れを示すフローチャートである。 変形例に従う工作機械を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に従う各実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。なお、以下で説明される各実施の形態および各変形例は、適宜選択的に組み合わされてもよい。
<A.工作機械100の外観>
まず、図1を参照して、実施の形態に従う工作機械100について説明する。図1は、工作機械100の外観を示す図である。
本明細書でいう「工作機械」とは、ワークを加工する機能を備えた種々の装置を包含する概念である。本明細書では、工作機械100の一例として、横形のマシニングセンタを例に挙げて説明を行うが、工作機械100は、これに限定されない。たとえば、工作機械100は、縦形のマシニングセンタであってもよい。あるいは、工作機械100は、旋盤であってもよいし、付加加工機であってもよいし、その他の切削機械や研削機械であってもよい。さらに、工作機械100は、これらを複合した複合機であってもよい。
図1に示されるように、工作機械100は、カバー体130と、操作盤140とを含む。カバー体130は、スプラッシュガードとも呼ばれ、工作機械100の外観を成すとともに、ワークの加工エリアAR(図2参照)を区画形成している。
操作盤140は、汎用のコンピュータであり、加工に関する各種情報を表示するためのディスプレイ142を有する。ディスプレイ142は、たとえば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、またはその他の表示機器である。また、ディスプレイ142は、タッチパネルを備え、工作機械100に対する各種操作をタッチ操作で受け付ける。
<B.工作機械100の内部構成>
次に、図2および図3を参照して、工作機械100の内部構成について説明する。図2は、工作機械100内の様子を表わす図である。図3は、図2とは異なる方向から工作機械100内の様子を表わす図である。
図2および図3に示されるように、工作機械100は、その内部に、クーラントの吐出部125と、主軸頭131と、工具134と、テーブル136と、回収機構150とを含む。主軸頭131は、主軸132と、ハウジング133とを含む。
説明の便宜のために、以下では、主軸132の軸方向を「Z軸方向」とも称する。Z軸方向に直交する平面上の一方向を「Y軸方向」とも称する。Y軸方向およびZ軸方向の両方に直交する方向を「X軸方向」と称する。X軸方向を回転中心とした周方向を「A軸方向」と称する。Y軸方向を回転中心とした周方向を「B軸方向」と称する。Z軸方向を回転中心とした周方向を「C軸方向」と称する。
吐出部125は、工作機械100内に設けられ、ワークWの加工により生じた切り屑を回収機構150に排出するためにクーラントを吐出する。吐出部125は、1つ以上の吐出機構で構成されている。図2の例では、吐出部125は、カバー体130の天井に設けられている。
吐出部125は、A軸方向およびC軸方向のそれぞれに駆動可能に構成される。これにより、吐出部125は、A軸方向およびC軸方向におけるクーラントの吐出方向を変え、加工エリアARの全体にクーラントを吐出する。
主軸132は、ハウジング133の内部に設けられている。主軸132には、被加工物であるワークWを加工するための工具が装着される。図2および図3の例では、ミーリング加工を行うための工具134が主軸132に装着されている。
回収機構150は、ワークWの加工によって生じた切り屑を加工エリアARの外へ排出する。また、回収機構150は、吐出部125から加工エリアARに吐出されたクーラントを回収する。
なお、上述では、吐出部125がカバー体130の天井に設けられている例について説明を行ったが、吐出部125は、加工エリアAR内の他の箇所に設けられてもよい。一例として、吐出部125は、主軸頭131に設けられる。この場合、吐出部125は、主軸頭131のハウジング133を通じて主軸132の端面からクーラントを吐出するサイドスルー仕様であってもよいし、主軸頭131の主軸中心を通じて主軸頭131に保持された工具の刃先からクーラントを吐出するセンタースルー仕様であってもよい。吐出部125は、主に、ワークの加工点にクーラントを吐出することにより、主軸132および工具134に付着した切り屑を除去したり、ワークの加工点の発熱を抑えたりする。
<C.工作機械100の駆動機構>
次に、図4を参照して、工作機械100における各種の駆動機構について説明する。図4は、工作機械100における駆動機構の構成例を示す図である。
図4に示されるように、工作機械100は、制御部50と、ポンプ109と、回転駆動部110Aと、位置駆動部110Bと、モータドライバ111Tと、モータ112A,112C,112X~112Z,112T1,112T2と、移動体113と、吐出部125と、主軸頭131と、テーブル136とを含む。主軸頭131は、主軸132と、ハウジング133とを含む。
本明細書でいう「制御部50」とは、工作機械100を制御する装置を意味する。制御部50の装置構成は、任意である。制御部50は、単体の制御ユニットで構成されてもよいし、複数の制御ユニットで構成されてもよい。図4の例では、制御部50は、PLC(Programmable Logic Controller)としてのCPUユニット20と、CNCユニット30とで構成されている。CPUユニット20およびCNCユニット30は、通信経路B(たとえば、フィールドバスまたはLANケーブルなど)を介して互いに通信を行う。
CPUユニット20は、予め設計されているPLCプログラムに従って、工作機械100内の各種ユニットを制御する。当該PLCプログラムは、たとえば、ラダープログラムで記述されている。
一例として、CPUユニット20は、PLCプログラムに従って、ポンプ109を制御し、吐出部125によるクーラントの吐出を制御する。これにより、クーラントの吐出のオン/オフ、およびクーラントの吐出量などが制御される。
他の例として、CPUユニット20は、PLCプログラムに従ってモータドライバ111Tを制御し、吐出部125によるクーラントの吐出のオンオフや、吐出部125によるクーラントの吐出量や、吐出部125の回転駆動を制御する。
図4の例では、モータドライバ111Tは、2軸一体型のサーボアンプとして示されている。モータドライバ111Tは、モータ112T1の目標回転速度の入力と、モータ112T2の目標回転速度の入力とのそれぞれをCPUユニット20から受け、モータ112T1,112Bのそれぞれを制御する。
モータ112T1は、吐出部125によるクーラントの吐出口を回転駆動し、A軸方向においてクーラントの吐出方向を変える。モータ112T1は、交流モータであってもよいし、ステッピングモータであってもよいし、サーボモータであってもよいし、その他の種類のモータであってもよい。
モータ112T1がサーボモータである場合、モータドライバ111Tは、モータ112T1の回転角度を検知するためのエンコーダ(図示しない)のフィードバック信号からモータ112T1の実回転速度を算出し、当該実回転速度が目標回転速度よりも小さい場合にはモータ112T1の回転速度を上げ、当該実回転速度が目標回転速度よりも大きい場合にはモータ112T1の回転速度を下げる。このように、モータドライバ111Tは、モータ112T1の回転速度のフィードバックを逐次的に受けながらモータ112T1の回転速度を目標回転速度に近付ける。
モータ112T2は、吐出部125によるクーラントの吐出口を回転駆動し、C軸方向においてクーラントの吐出方向を変える。モータ112T2は、交流モータであってもよいし、ステッピングモータであってもよいし、サーボモータであってもよいし、その他の種類のモータであってもよい。モータドライバ111Tによるモータ112T2の制御方法は、モータ112T1と同様であるので、その説明については繰り返さない。
このように、モータドライバ111Tは、モータ112T1によるA軸方向の回転駆動と、モータ112T2によるC軸方向の回転駆動とを個別に制御することで、工作機械100内の任意の場所にクーラントを吐出する。
CNCユニット30は、CPUユニット20からの加工開始指令を受けたことに基づいて、予め設計されている加工プログラムの実行を開始する。CNCユニット30は、当該加工プログラムに従って、回転駆動部110Aおよび位置駆動部110Bを制御する。
回転駆動部110Aは、主軸132の角度を変えるための駆動機構である。一例として、回転駆動部110Aは、A軸方向、B軸方向およびC軸方向の少なくとも1つにおいて主軸132の角度を調整する。回転駆動部110Aの装置構成は、任意である。回転駆動部110Aは、単体の駆動ユニットで構成されてもよいし、複数の駆動ユニットで構成されてもよい。図4の例では、回転駆動部110Aは、モータドライバ111A、111Cで構成されている。
位置駆動部110Bは、主軸132の位置を変えるための駆動機構である。一例として、位置駆動部110Bは、X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向の少なくとも1つにおいて主軸132の位置を調整する。位置駆動部110Bの装置構成は、任意である。位置駆動部110Bは、単体の駆動ユニットで構成されてもよいし、複数の駆動ユニットで構成されてもよい。図4の例では、位置駆動部110Bは、モータドライバ111X~111Zで構成されている。
モータドライバ111Aは、CNCユニット30から目標回転速度の入力を逐次的に受け、モータ112Aを制御する。モータ112Aは、X軸方向を回転中心として主軸132を回転駆動する。モータ112Aは、交流モータであってもよいし、ステッピングモータであってもよいし、サーボモータであってもよいし、その他の種類のモータであってもよい。
モータ112Aがサーボモータである場合、モータドライバ111Aは、モータ112Aの回転角度を検知するためのエンコーダ(図示しない)のフィードバック信号からモータ112Aの実回転速度を算出する。そして、モータドライバ111Aは、算出した実回転速度が目標回転速度よりも小さい場合にはモータ112Aの回転速度を上げ、算出した実回転速度が目標回転速度よりも大きい場合にはモータ112Aの回転速度を下げる。このように、モータドライバ111Aは、モータ112Aの回転速度のフィードバックを逐次的に受けながらモータ112Aの回転速度を目標回転速度に近付ける。
モータドライバ111Cは、CNCユニット30から目標回転速度の入力を逐次的に受け、モータ112Cを制御する。モータ112Cは、Z軸方向を回転中心として主軸132を回転駆動する。モータ112Cは、交流モータであってもよいし、ステッピングモータであってもよいし、サーボモータであってもよいし、その他の種類のモータであってもよい。モータドライバ111Cによるモータ112Cの制御方法は、モータドライバ111Aと同様であるので、その説明については繰り返さない。
モータドライバ111Xは、CNCユニット30から目標位置の入力を逐次的に受け、モータ112Xを制御する。モータ112Xは、主軸頭131が取り付けられている移動体113をボールネジ(図示しない)を介して送り駆動し、X方向の任意の位置に主軸132を移動する。モータ112Xは、交流モータであってもよいし、ステッピングモータであってもよいし、サーボモータであってもよいし、その他の種類のモータであってもよい。モータドライバ111Xによるモータ112Xの制御方法は、モータドライバ111Aと同様であるので、その説明については繰り返さない。
モータドライバ111Yは、CNCユニット30から目標位置の入力を逐次的に受け、モータ112Yを制御する。モータ112Yは、主軸頭131が取り付けられている移動体113をボールネジ(図示しない)を介して送り駆動し、Y方向の任意の位置に主軸132を移動する。モータ112Yは、交流モータであってもよいし、ステッピングモータであってもよいし、サーボモータであってもよいし、その他の種類のモータであってもよい。モータドライバ111Yによるモータ112Yの制御方法は、モータドライバ111Aと同様であるので、その説明については繰り返さない。
モータドライバ111Zは、CNCユニット30から目標位置の入力を逐次的に受け、モータ112Zを制御する。モータ112Zは、主軸頭131が取り付けられている移動体113をボールネジ(図示しない)を介して送り駆動し、Z方向の任意の位置に主軸132を移動する。モータ112Zは、交流モータであってもよいし、ステッピングモータであってもよいし、サーボモータであってもよいし、その他の種類のモータであってもよい。モータドライバ111Zによるモータ112Zの制御方法は、モータドライバ111Aと同様であるので、その説明については繰り返さない。
<D.概要>
工作機械100は、クーラントの吐出可能範囲を広げるために、クーラントの吐出経路を途中で変える機能を有する。以下では、当該機能の概要について説明する。
工作機械100内には、クーラントの吐出経路を途中で変えるためのガイド部材が設けられている。当該ガイド部材は、加工エリアAR内において移動可能に構成される。一例として、当該ガイド部材は、上述の位置駆動部110Bによって移動可能に構成される。
工作機械100の制御部50は、吐出部125がクーラントを吐出している最中において、当該クーラントがガイド部材(第1物体)に当たるように、かつ、当該ガイド部材に当てられたクーラントが当該ガイド部材とは異なる物体(第2物体)に供給されるように、位置駆動部110Bを制御する。また、制御部50は、吐出部125がクーラントを吐出している最中において、当該クーラントが吐出部125から直接当該異なる物体に供給されないように位置駆動部110Bを制御する。このとき、クーラントは、ガイド部材に当てられてもよいし、ガイド部材に当てられなくてもよい。
これにより、工作機械100は、クーラントの吐出部125を別に設けること無く複数の方向にクーラントを吐出することができる。結果的に、コストの増加を抑えつつ、クーラントの吐出可能範囲をすることができる。
<E.クーラントの吐出経路の制御方法>
次に、図5および図6を参照して、吐出部125によるクーラントの吐出経路の制御方法について説明する。図5は、クーラントCの吐出経路を途中で変えている例を示す図である。図6は、クーラントCの吐出経路を途中で変えていない例を示す図である。
図5および図6には、クーラントCの吐出経路を途中で変えるためのガイド部材の一例として、板状のガイド部材134Aが示されている。なお、ガイド部材134Aの形状は板状に限定されない。一例として、ガイド部材134Aは、直方体の部材であってもよいし、半円柱形状であってもよい。好ましくは、ガイド部材134Aは、クーラントCが当てられる面部分を有する。
ガイド部材134Aは、主軸132に装着可能に構成されている。一例として、ガイド部材134Aは、工作機械100内のマガジン(図示しない)に収納されており、必要に応じて工具自動交換装置(ATC:Automatic Tool Changer)(図示しない)によって主軸132に装着される。ガイド部材134Aは、加工に用いられる工具の一種であってもよいし、加工に用いられない物体であってもよい。
ガイド部材134Aは、汎用の工具ホルダーを介して主軸132に装着される。工具ホルダーとガイド部材134Aとの接続機構は、工具規格に準拠している。すなわち、工具ホルダーとガイド部材134Aとの接続機構は、工具ホルダーと各種工具との接続機構と同じである。工具規格としては、たとえば、たとえば、NT、BT、BBT、HSK、CAPTOなどが挙げられる。
より具体的な処理として、まず、制御部50は、吐出部125によるクーラントCの吐出方向を特定する。一例として、当該吐出方向は、吐出部125を制御プログラム(たとえば、PLCプログラムまたは加工プログラムなど)から特定される。
次に、制御部50は、加工エリアAR内における吐出部125の設置位置を取得する。当該設置位置は、工作機械100の設計時などに予め設定されている。
次に、制御部50は、加工エリアAR内における主軸132の座標値を取得する。一例として、当該座標値は、主軸132の制御プログラム(たとえば、PLCプログラムまたは加工プログラムなど)から特定される。
次に、制御部50は、主軸132の座標値と、ガイド部材134Aのサイズ情報とに基づいて、加工エリアAR内におけるガイド部材134Aの座標値を算出する。ガイド部材134Aのサイズ情報は、たとえば、主軸132の軸方向におけるガイド部材134Aの長さを含む。当該サイズ情報は、既知の情報である。
次に、制御部50は、ガイド部材134Aの座標値が、吐出部125の設置位置からクーラントCの吐出方向に延ばした直線に交わるように、位置駆動部110Bを制御する。これにより、吐出部125から吐出されたクーラントCは、ガイド部材134Aに当たる。
好ましくは、図5に示されるように、制御部50は、吐出部125がクーラントCを吐出している最中の一期間において、クーラントCがガイド部材134Aに当たるように、かつ、ガイド部材134Aに当てられたクーラントがワークWに供給されるように、位置駆動部110Bを制御する。また、図6に示されるように、制御部50は、吐出部125がクーラントCを吐出している最中の他の期間において、クーラントCがガイド部材134Aに当たらないように、位置駆動部110Bを制御する。
さらに好ましくは、制御部50は、ガイド部材134Aに当てられたクーラントがワークWの加工箇所にクーラントCが供給されるように位置駆動部110Bを制御する。図5および図6には、ワークWの加工箇所の一例として穴Hが示されている。
ガイド部材134Aに当てられたクーラントを穴Hに供給する方法について説明する。まず、制御部50は、加工エリア内におけるワークWの穴Hの位置を特定する。ワークWの穴Hの位置は、たとえば、ワークWのCADデータ上においてユーザによって予め指定されている。あるいは、穴Hの位置は、ワークWの加工プログラムから特定されてもよい。
次に、制御部50は、クーラントCがガイド部材134Aに当たるように、かつ、主軸132の軸方向が穴Hの位置に向くように位置駆動部110Bを制御する。これにより、吐出部125から吐出されたクーラントは、ガイド部材134Aに当てられたクーラントは、ワークWの穴Hに供給される。その結果、ワークWの穴Hの奥にある切り屑が除去される。
なお、図5および図6の例では、クーラントCがガイド部材134Aに当てられている最中において、ガイド部材134Aが停止している例が示されているが、ガイド部材134Aは、当該最中において回転駆動されてもよい。
図7は、ガイド部材134Aが回転駆動されている様子を示す図である。図7に示されるように、制御部50は、クーラントCがガイド部材134Aに当たっている最中にガイド部材134Aを回転させるように回転駆動部110Aを制御する。典型的には、制御部50は、主軸132の軸方向(すなわち、Z軸方向)を回転中心としてガイド部材134Aを回転駆動する。これにより、クーラントCの吐出範囲は、より広くなる。その結果、クーラントCは、吐出部125から直接的に吐出できないような箇所にも供給される。
<F.CPUユニット20のハードウェア構成>
次に、図8を参照して、上述の図4に示されるCPUユニット20のハードウェア構成について説明する。図8は、CPUユニット20のハードウェア構成の一例を示す図である。
CPUユニット20は、制御回路201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、通信インターフェイス204,205と、補助記憶装置220とを含む。これらのコンポーネントは、内部バス209に接続される。
制御回路201は、たとえば、少なくとも1つの集積回路によって構成される。集積回路は、たとえば、少なくとも1つのCPU、少なくとも1つのGPU(Graphics Processing Unit)、少なくとも1つのASIC(Application Specific Integrated Circuit)、少なくとも1つのFPGA(Field Programmable Gate Array)、またはそれらの組み合わせなどによって構成され得る。
制御回路201は、制御プログラム222などの各種プログラムを実行することでCPUユニット20の動作を制御する。制御プログラム222は、工作機械100内の各種装置を制御するためのPLCプログラムを含む。制御回路201は、制御プログラム222の実行命令を受け付けたことに基づいて、補助記憶装置220またはROM202からRAM203に制御プログラム222を読み出す。RAM203は、ワーキングメモリとして機能し、制御プログラム222の実行に必要な各種データを一時的に格納する。
通信インターフェイス204は、LAN(Local Area Network)ケーブル、WLAN(Wireless LAN)、またはBluetooth(登録商標)などを用いた通信を実現するためのインターフェイスである。一例として、CPUユニット20は、通信インターフェイス305を介して、上述のポンプ109および上述のモータドライバ111Tなどの外部機器との通信を実現する。
通信インターフェイス205は、フィールドバスに接続される各種ユニットとの通信を実現するためのインターフェイスである。当該フィールドバスに接続されるユニットの一例として、CNCユニット30やI/Oユニット(図示しない)などが挙げられる。
補助記憶装置220は、たとえば、ハードディスクやフラッシュメモリなどの記憶媒体である。補助記憶装置220は、制御プログラム222および制御パラメータ224などの各種情報を格納する。
制御プログラム222は、吐出部125の駆動指令などを含む。当該駆動指令は、吐出部125によるクーラントの吐出のオン/オフ、当該クーラントの吐出量、および当該クーラントの吐出方向などを含む。
制御パラメータ224には、制御プログラム222の実行時に参照される各種パラメータが規定される。一例として、制御パラメータ224は、上述のガイド部材134Aのサイズ情報、および、加工エリアAR内における吐出部125の設置位置(座標値)などを含む。
制御プログラム222および制御パラメータ224の格納場所は、補助記憶装置220に限定されず、制御回路201の記憶領域(たとえば、キャッシュメモリ)、ROM202、RAM203、外部機器(たとえば、サーバー)などに格納されていてもよい。
なお、制御プログラム222は、単体のプログラムとしてではなく、任意のプログラムの一部に組み込まれて提供されてもよい。この場合、本実施の形態に従う各種の処理は、任意のプログラムと協働して実現される。このような一部のモジュールを含まないプログラムであっても、本実施の形態に従う制御プログラム222の趣旨を逸脱するものではない。さらに、制御プログラム222によって提供される機能の一部または全部は、専用のハードウェアによって実現されてもよい。さらに、少なくとも1つのサーバーが制御プログラム222の処理の一部を実行する所謂クラウドサービスのような形態でCPUユニット20が構成されてもよい。
<G.CNCユニット30のハードウェア構成>
次に、図9を参照して、上述の図4に示されるCNCユニット30のハードウェア構成について説明する。図9は、CNCユニット30のハードウェア構成の一例を示す図である。
CNCユニット30は、制御回路301と、ROM302と、RAM303と、通信インターフェイス305と、通信インターフェイス305と、補助記憶装置320とを含む。これらのコンポーネントは、内部バス309に接続される。
制御回路301は、たとえば、少なくとも1つの集積回路によって構成される。集積回路は、たとえば、少なくとも1つのCPU、少なくとも1つのASIC、少なくとも1つのFPGA、またはそれらの組み合わせなどによって構成され得る。
制御回路301は、制御プログラム322などの各種プログラムを実行することでCNCユニット30の動作を制御する。制御プログラム322は、ワーク加工を実現するための加工プログラムを含む。制御回路301は、制御プログラム322の実行命令を受け付けたことに基づいて、ROM302からRAM303に制御プログラム322を読み出す。RAM303は、ワーキングメモリとして機能し、制御プログラム322の実行に必要な各種データを一時的に格納する。
通信インターフェイス305は、LAN、WLAN、またはBluetooth(登録商標)などを用いた通信を実現するためのインターフェイスである。一例として、CNCユニット30は、通信インターフェイス305を介してCPUユニット20との通信を実現する。また、CNCユニット30は、通信インターフェイス305または他の通信インターフェイスを介して、ワーク加工のための各種駆動ユニット(たとえば、モータドライバ111R,111X~111Zなど)との通信を実現する。
補助記憶装置320は、たとえば、ハードディスクやフラッシュメモリなどの記憶媒体である。補助記憶装置320は、制御プログラム322および制御パラメータ324などの各種情報を格納する。
制御プログラム322には、主軸132の駆動指令などを含む。当該駆動指令は、主軸132の回転速度、主軸132の移動先の座標値、主軸132の移動経路などを含む。
制御パラメータ324には、制御プログラム322の実行時に参照される各種パラメータが規定される。一例として、制御パラメータ324は、上述のガイド部材134Aのサイズ情報、および、加工エリアAR内における吐出部125の設置位置(座標値)などを含む。
制御プログラム322および制御パラメータ324の格納場所は、補助記憶装置320に限定されず、制御回路301の記憶領域(たとえば、キャッシュメモリ)、ROM302、RAM303、外部機器(たとえば、サーバー)などに格納されていてもよい。
なお、制御プログラム322は、単体のプログラムとしてではなく、任意のプログラムの一部に組み込まれて提供されてもよい。この場合、本実施の形態に従う各種の処理は、任意のプログラムと協働して実現される。このような一部のモジュールを含まないプログラムであっても、本実施の形態に従う制御プログラム322の趣旨を逸脱するものではない。さらに、制御プログラム322によって提供される機能の一部または全部は、専用のハードウェアによって実現されてもよい。さらに、少なくとも1つのサーバーが制御プログラム322の処理の一部を実行する所謂クラウドサービスのような形態でCPUユニット20が構成されてもよい。
<H.フローチャート>
次に、図10を参照して、吐出部125によるクーラントの吐出経路の制御フローについて説明する。図10は、クーラントの吐出経路の制御処理の流れを示すフローチャートである。
図10に示される処理は、工作機械100の制御部50によって実行される。一例として、図10に示される処理は、制御部50を構成するCPUユニット20によって実行される。他の例として、図10に示される処理は、制御部50を構成するCNCユニット30によって実行される。他の例として、図10に示される一部の処理はCPUユニット20によって実行され、図10に示される他の処理はCNCユニット30によって実行される。
なお、図10に示される処理の一部または全部は、回路素子またはその他のハードウェアによって実行されてもよい。
ステップS110において、制御部50は、吐出部125によるクーラントの吐出が開始されたか否かを判断する。一例として、制御部50は、制御プログラム222に規定される吐出開始指令が実行されたことに基づいて、吐出部125によるクーラントの吐出が開始されたと判断する。制御部50は、吐出部125によるクーラントの吐出が開始されたと判断した場合(ステップS110においてYES)、制御をステップS112に切り替える。そうでない場合には(ステップS110においてNO)、制御部50は、ステップS110の処理を再び実行する。
ステップS112において、制御部50は、工作機械100内のマガジン(図示しない)に収納されているガイド部材134Aを主軸132に装着するように工具自動交換装置(図示しない)に交換指令を出力する。これにより、工具自動交換装置は、ガイド部材134Aを主軸132に装着する。
ステップS114において、制御部50は、吐出部125によるクーラントの吐出方向を特定する。ある局面において、当該吐出方向は、吐出部125の制御プログラム(たとえば、PLCプログラムや加工プログラムなど)から特定される。他の局面において、制御部50は、上述のモータ112T1の回転角度を検知するエンコーダに基づいて、A軸方向における吐出部125の回転角度を算出する。また、制御部50は、上述のモータ112T2の回転角度を検知するエンコーダに基づいて、C軸方向における吐出部125の回転角度を算出する。制御部50は、A軸,C軸方向における吐出部125の回転角度をクーラントCの吐出方向として特定する。
ステップS116において、制御部50は、加工エリアAR内における吐出部125の設置位置を取得する。当該設置位置は、工作機械100の設計時などに予め設定されている。当該設置位置は、たとえば、上述の制御パラメータ224または上述の制御パラメータ324に規定されている。
ステップS118において、制御部50は、ワークに対するクーラントの供給位置を特定する。一例として、クーラントの供給位置は、ワークWの加工箇所である。当該供給位置は、たとえば、ワークのCADデータ上においてユーザによって予め指定されている。当該供給位置は、予め定められた座標変換式に基づいて、CADデータ上の座標系から加工エリアAR内の座標系に変換される。
ステップS120において、制御部50は、ガイド部材134Aがクーラントに当たり、かつ、当該ガイド部材134Aに当てられたクーラントがステップS118で特定された供給位置に供給されるように、位置駆動部110Bを制御する。
より具体的には、まず、制御部50は、加工エリアAR内における主軸132の座標値を取得する。当該座標値は、たとえば、X軸方向における主軸132の座標値と、Y軸方向における主軸132の座標値と、Z軸方向における主軸132の座標値と、A軸方向における主軸132の回転角度と、C軸方向における主軸132の回転角度とで規定されている。
一例として、主軸132の座標値は、制御プログラム322から特定される。他の例として、制御部50は、上述のモータ112Xの回転角度を検知するエンコーダに基づいて、X軸方向における主軸132の座標値を算出する。また、制御部50は、上述のモータ112Yの回転角度を検知するエンコーダに基づいて、Y軸方向における主軸132の座標値を算出する。また、制御部50は、上述のモータ112Zの回転角度を検知するエンコーダに基づいて、Z軸方向における主軸132の座標値を算出する。また、制御部50は、上述のモータ112Aの回転角度を検知するエンコーダに基づいて、A軸方向における主軸132の回転角度を算出する。また、制御部50は、上述のモータ112Cの回転角度を検知するエンコーダに基づいて、C軸方向における主軸132の回転角度を算出する。
次に、制御部50は、主軸132の座標値と、ガイド部材134Aのサイズ情報とに基づいて、ガイド部材134Aの座標値を定期的に算出する。ガイド部材134Aのサイズ情報は、たとえば、主軸132の軸方向におけるガイド部材134Aの長さを含む。当該サイズ情報は、既知の情報である。
次に、制御部50は、ガイド部材134Aの座標値が、吐出部125の設置位置からクーラントCの吐出方向に延ばした直線と交わるように、かつ、主軸132の軸方向がS118で特定された供給位置に向くように位置駆動部110Bを制御する。これにより、制御部50は、吐出部125がクーラントを吐出している最中において、当該クーラントがガイド部材134Aに当たるように、かつ、当該ガイド部材134Aに当てられたクーラントがワークに供給されるように、位置駆動部110Bを制御する。吐出部125から吐出されたクーラントは、ガイド部材134Aを介してワークに供給される。
ステップS122において、制御部50は、ガイド部材134Aを回転させるように回転駆動部110Aを制御する。一例として、制御部50は、主軸132の軸方向を回転中心としてガイド部材134Aを回転駆動する。
ステップS130において、制御部50は、ステップS122の処理の実行が開始されてから所定時間が経過したか否かを判断する。当該所定時間の長さは、予め設定されていてもよいし、ユーザによって任意に設定されてもよい。制御部50は、ステップS122の処理の実行が開始されてから所定時間が経過したと判断した場合(ステップS130においてYES)、制御をステップS132に切り替える。そうでない場合には(ステップS130においてNO)、制御部50は、ステップS130の処理を再び実行する。
ステップS132において、制御部50は、吐出部125がクーラントを吐出している最中において、クーラントがガイド部材134Aに当たらないように位置駆動部110Bを制御する。一例として、制御部50は、ガイド部材134Aを予め定められた退避位置に移動する。当該退避位置は、予め設定されていてもよいし、ユーザによって任意に設定されていてもよい。
ステップS140において、制御部50は、ステップS132の処理の実行が開始されてから所定時間が経過したか否かを判断する。当該所定時間の長さは、予め設定されていてもよいし、ユーザによって任意に設定されてもよい。制御部50は、ステップS132の処理の実行が開始されてから所定時間が経過したと判断した場合(ステップS140においてYES)、図10に示される処理を終了する。そうでない場合には(ステップS140においてNO)、制御部50は、ステップS140の処理を再び実行する。
<I.変形例>
次に、図11を参照して、変形例に従う工作機械100Aについて説明する。
上述では、ガイド部材134Aがマシニングセンタとしての工作機械100において利用される例について説明を行ったが、ガイド部材134Aは、旋削機能を有する工作機械100Aにおいて利用されてもよい。
図11は、変形例に従う工作機械100Aを示す図である。工作機械100Aは、回転するワークに工具を接触させてワークの加工を行なう旋削機能と、ワークに回転する工具を接触させてワークの加工を行なうミーリング機能とが備わった複合加工機である。
図11に示されるように、工作機械100Aは、ワーク主軸211と、対向ワーク主軸216と、工具主軸221と、刃物台231と、ベッド236とを有する。
ベッド236は、ワーク主軸211、対向ワーク主軸216、工具主軸221および刃物台231などを支持するためのベース部材であり、工場などの床面に設置されている。ベッド236は、鋳鉄などの金属から形成されている。
ワーク主軸211および対向ワーク主軸216は、ワークを保持可能なように構成されている。ワーク主軸211および対向ワーク主軸216は、Z軸方向において、互いに対向して設けられている。ワーク主軸211および対向ワーク主軸216は、主に、固定工具を用いた旋削加工時にワークを回転させるために設けられている。ワーク主軸211は、Z軸に平行な中心軸AX1を中心に回転可能なように設けられている。対向ワーク主軸216は、Z軸に平行な中心軸AX2を中心に回転可能なように設けられている。ワーク主軸211および対向ワーク主軸216には、それぞれ、ワークを着脱可能なように把持するための第1チャック機構213および第2チャック機構218が設けられている。
ワーク主軸211は、ベッド236上において固定されている。対向ワーク主軸216は、各種の送り機構、案内機構およびサーボモータなどによって、Z軸方向に移動可能なように設けられている。
工具主軸221および刃物台231は、ワークを切削する工具を保持可能なように構成されている。
工具主軸221は、コラム(図示しない)などによりベッド236上に支持されている。工具主軸221は、コラムなどに設けられた各種の送り機構、案内機構およびサーボモータなどによって、Y軸方向、X軸方向およびZ軸方向に移動可能に設けられている。
刃物台231は、タレット232を有する。タレット232は、Z軸に平行な中心軸AX3を中心に旋回可能に設けられている。
タレット232は、複数の工具を装着可能に構成される。複数の工具は、中心軸AX3を中心とした周方向に間隔を隔ててタレット232に保持されている。上述のガイド部材134Aは、タレット232に装着可能に構成される。タレット232が中心軸AX3を中心に旋回することによって、ガイド部材134Aが周方向に移動する。工作機械100Aは、加工エリア内にクーラントを吐出している際にクーラントがガイド部材134Aに当たるようにタレット232の旋回を制御する。
一例として、ガイド部材134Aは、ワーク主軸211、対向ワーク主軸216、および工具主軸221よりも下方に設けられている。工作機械100Aは、加工エリア内に吐出されたクーラントをガイド部材134Aで反射させ、ワーク主軸211、対向ワーク主軸216、および工具主軸221の少なくとも1つに対して下方からクーラントを供給する。
刃物台231は、サドル(図示しない)などによりベッド236上に支持されている。刃物台231は、サドルなどに設けられた各種の送り機構、案内機構およびサーボモータなどによって、Y軸方向とZ軸方向とに移動可能に設けられている。なお、刃物台231は、Z軸方向と、Z軸方向に直交し、鉛直方向成分を含む斜め上下方向とに移動可能に設けられてもよい。
<J.まとめ>
以上のようにして、工作機械100の制御部50は、吐出部125がクーラントを吐出している最中において、当該クーラントがガイド部材134Aに当たるように、かつ、ガイド部材134Aに当てられたクーラントがワークなどの物体に供給されるように、位置駆動部110Bを制御する。また、制御部50は、吐出部125がクーラントを吐出している最中において、当該クーラントがワークなどの物体に当たらないように位置駆動部110Bを制御する。これにより、工作機械100は、クーラントの吐出部125を別に設けること無く複数の方向にクーラントを吐出することができる。結果的に、コストの増加を抑えたまま、クーラントの吐出可能範囲をすることができる。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
20 CPUユニット、30 CNCユニット、50 制御部、100 工作機械、100A 工作機械、109 ポンプ、110A 回転駆動部、110B 位置駆動部、111A モータドライバ、111C モータドライバ、111R モータドライバ、111T モータドライバ、111X モータドライバ、111Y モータドライバ、111Z モータドライバ、112A モータ、112B モータ、112C モータ、112T1 モータ、112T2 モータ、112X モータ、112Y モータ、112Z モータ、113 移動体、125 吐出部、130 カバー体、131 主軸頭、132 主軸、133 ハウジング、134 工具、134A ガイド部材、136 テーブル、140 操作盤、142 ディスプレイ、150 回収機構、201 制御回路、202 ROM、203 RAM、204 通信インターフェイス、205 通信インターフェイス、209 内部バス、211 ワーク主軸、213 第1チャック機構、216 対向ワーク主軸、218 第2チャック機構、220 補助記憶装置、221 工具主軸、222 制御プログラム、224 制御パラメータ、231 刃物台、232 タレット、236 ベッド、301 制御回路、302 ROM、303 RAM、305 通信インターフェイス、309 内部バス、320 補助記憶装置、322 制御プログラム、324 制御パラメータ。

Claims (7)

  1. 工作機械であって、
    加工エリアを区画形成するためのカバー体と、
    前記加工エリアにクーラントを吐出するための吐出部と、
    前記加工エリア内において第1物体を移動するための位置駆動部と、
    前記位置駆動部を制御するための制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記吐出部が前記クーラントを吐出している最中において、前記クーラントが前記第1物体に当たるように、かつ、当該第1物体に当てられたクーラントが当該第1物体とは異なる第2物体に供給されるように、前記位置駆動部を制御する処理と、
    前記吐出部が前記クーラントを吐出している最中において、前記クーラントが前記吐出部から直接前記第2物体に供給されないように前記位置駆動部を制御する処理とを実行する、工作機械。
  2. 前記工作機械は、さらに、工具を装着することが可能な主軸を備え、
    前記第1物体は、前記主軸に装着可能に構成されている、請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記工作機械は、さらに、旋回可能に構成され、かつ複数の工具を装着可能に構成されるタレットを備え、
    前記第1物体は、前記タレットに装着可能に構成されている、請求項1または2に記載の工作機械。
  4. 前記工作機械は、さらに、前記第1物体を回転するための回転駆動部を備え、
    前記制御部は、さらに、前記クーラントが前記第1物体に当たっている最中に前記第1物体を回転させるように前記回転駆動部を制御する処理を実行する、請求項1~3のいずれか1項に記載の工作機械。
  5. 前記第1物体は、板状の部材である、請求項1~4のいずれか1項に記載の工作機械。
  6. 工作機械の制御方法であって、
    前記工作機械は、
    加工エリアを区画形成するためのカバー体と、
    前記加工エリアにクーラントを吐出するための吐出部と、
    前記加工エリア内において物体を移動するための位置駆動部とを備え、
    前記制御方法は、
    前記吐出部が前記クーラントを吐出している最中において、前記クーラントが前記第1物体に当たるように、かつ、当該第1物体に当てられたクーラントが当該第1物体とは異なる第2物体に供給されるように、前記位置駆動部を制御するステップと、
    前記吐出部が前記クーラントを吐出している最中において、前記クーラントが前記吐出部から直接前記第2物体に供給されないように前記位置駆動部を制御するステップとを備える、制御方法。
  7. 工作機械の制御プログラムであって、
    前記工作機械は、
    加工エリアを区画形成するためのカバー体と、
    前記加工エリアにクーラントを吐出するための吐出部と、
    前記加工エリア内において物体を移動するための位置駆動部とを備え、
    前記制御プログラムは、前記工作機械に、
    前記吐出部が前記クーラントを吐出している最中において、前記クーラントが前記第1物体に当たるように、かつ、当該第1物体に当てられたクーラントが当該第1物体とは異なる第2物体に供給されるように、前記位置駆動部を制御するステップと、
    前記吐出部が前記クーラントを吐出している最中において、前記クーラントが前記吐出部から直接第2物体に供給されないように前記位置駆動部を制御するステップとを実行させる、制御プログラム。
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