JP2016221649A - 加工機 - Google Patents

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茂樹 中尾
Shigeki Nakao
茂樹 中尾
古澤 明
Akira Furusawa
明 古澤
博樹 野中
Hiroki Nonaka
博樹 野中
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Abstract

【課題】切粉が底板や壁板に付着するのを効率的に防ぐことができる加工機を提供すること。【解決手段】本実施形態にかかる加工機100は、ワーク1を収容する加工室101と、ワーク1を加工する工具11とを備えた加工機であって、貫通穴13aを有し、加工室101の底面を規定する底板13と、加工室101の側面を規定する壁板14と、底板13の近傍に設けられ、壁板14に沿う方向にクーラントを吐出するクーラントノズル15と、を備えたものである。【選択図】図2

Description

本発明は、ワークを加工する加工機に関するものである。
特許文献1には、ワークからバリや切粉を洗浄する洗浄装置が開示されている。この洗浄装置の洗浄室内には、ワークを載置するターンテーブルが設けられている。さらに、ターンテーブルの上部にノズルが設けられている。そして、ノズルからの洗浄液をワークに吹き付けている。洗浄室の底板は傾斜しており、底板には、ターンテーブルのモータを配置するための貫通孔が設けられている。
特開2014−151280号公報
しかしながら、特許文献1の洗浄装置では、ワークに向けて吐出された洗浄液中の切粉が洗浄室の底板や壁板に付着し、底板や壁板に堆積するという問題点がある。そのため、多くのクーラントノズルを配置するとともに、クーラント流量を多くして、対応する必要がある。
本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、切粉が底板や壁板に付着するのを効率的に防ぐことができる加工機を提供するものである。
本発明の一態様に係る加工機は、ワークを収容する加工室と、前記ワークを加工する工具とを備えた加工機であって、貫通穴を有し、前記加工室の底面を規定する底板と、前記加工室の側面を規定する壁板と、前記底板の近傍に設けられ、前記壁板に沿う方向にクーラントを吐出するノズルと、を備えたものである。この構成により、切粉が底板や壁板に付着するのを効率的に防ぐことができる。
上記の加工機において、前記底板は、前記貫通穴に向かって下方に傾斜していてもよい。この構成により、クーラントを貫通穴から効率よく排出することができる。
上記の加工機において、前記ノズルから吐出されるクーラントによって渦流が発生してもよい。これにより、切粉の付着を効率よく防ぐことができる。
本発明によれば、切粉が底板や壁板に付着するのを効率的に防ぐことができる加工機を提供することができる。
本実施の形態にかかる加工機の加工室内の構成を示す斜視図である。 加工機における底板とノズルの配置を示す上面図である。
以下、本発明に係る加工機の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。但し、本発明が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。各図において同一の符号は実質的に同じ構成を示す。
図1は、加工機100の斜視図であり、加工機100の加工室101内の構成を示している。加工機100は、工具11、モータ12、底板13、壁板14、クーラントノズル15、クーラントタンク16、ワークテーブル17、上板18、及び上ノズル19を備えている。加工機100は、ワークを収容する加工室101を有している。加工室101内において、ワーク1を加工する。ワーク1は、ワークテーブル17上に固定されている。ワーク1は、自動車のミッションケースやシリンダヘッドである。もちろん、ワーク1は特に限定されるものではない。
加工室101は、底板13、壁板14、及び上板18によって規定されている。具体的には、底板13は、加工室101の底面を規定する。壁板14は、加工室101の側面を規定する。上板は、加工室101の上面を規定する。そして、底板13、壁板14、及び上板18に囲まれた空間が加工室101となる。底板13と上板18は上下に離間して配置されている。底板13は、ワーク1の下側に配置され、上板18はワーク1の上側に配置されている。壁板14は、底板13と上板18との間に設けられている。すなわち、壁板14は底板13の上方に延在している。ワーク1の周囲を壁板14が囲んでいる。なお、底板13、壁板14、及び上板18は、それぞれ分離可能な板であってもよく、一部又は全部が一体的に設けられていてもよい。
工具11は主軸となるモータ12に取り付けられている。工具11はドリルやバイト等である。ワークテーブル17は、加工可能な位置までワーク1を移動させる。工具11がワークテーブル17上のワーク1と接触した状態で、モータ12が工具11を回転する。これにより、工具11がワーク1を機械加工する。具体的には、工具11は、ワーク1のバリ取りを行う。もちろん、加工機100による加工はバリ取りに限られるものではない。加工機100は、機械切削加工等を行うものであってもよい。また、モータ12が工具11ではなく、ワークテーブル17を回転させることで、ワーク1を加工してもよい。後述するように、クーラントを吐出しながら、工具11がワーク1を加工する。
ワーク1の上方には、上ノズル19が設けられている。上ノズル19は、ワーク1や工具11を冷却するためのクーラント(冷却材)を下方向に吐出する。すなわち、上ノズル19は、ワーク1又は工具11に向けたクーラントを吐出する。これにより、工具11の加工により生じた切粉が下方に流される。
ワーク1の下には底板13が設けられている。そして、底板13の下には、クーラントタンク16が設けられている。底板13には貫通穴13aが設けられている。貫通穴13aは、クーラントタンク16に到達するよう、底板13を貫通している。したがって、クーラントが貫通穴13aを通って、クーラントタンク16に流れ落ちる。クーラントタンク16は、排出されたクーラントを貯留する。
底板13は、すり鉢状になっている。すなわち、底板13は、貫通穴13aに向かって下方に傾斜している。したがって、加工室101の底面はすり鉢状に形成される。このように、底板13は、貫通穴13aに向かって徐々に低くなっているため、底板13上のクーラントが貫通穴13aに流れ落ちる。よって、傾斜面に沿ってクーラントが貫通穴13aに流れるため、クーラントを貫通穴13aから効率よく排出することができる。よって、図1の矢印に示すように、切粉が貫通穴13aから排出される。
さらに、図2に示すように、底板13には、クーラントノズル15が設けられている。なお、図2は、底板13の構成を示す上面図である。上面視において、例えば、底板13の中央部に貫通穴13aが設けられている。貫通穴13aの周囲には、クーラントノズル15が設けられている。
底板13に設けられたクーラントノズル15は、クーラントとなる液体を吐出する。クーラントノズル15から吐出されたクーラントは底板13の上を流れる。これにより、切粉が底板13や壁板14に付着するのを防ぐことができる。クーラントノズル15は、底板13の角部周辺に設けられている。具体的は、上面視において、底板13は矩形状であり、その周囲を壁板14が囲んでいる。そして、底板13の四隅近傍にそれぞれクーラントノズル15が設置されている。したがって、底板13には4つのクーラントノズル15が設けられている。
4つのクーラントノズル15は、それぞれ壁板14に沿う方向にクーラントを吐出する。すなわち、クーラントノズル15は、加工室101の壁面と平行な方向にクーラントを吐出する。具体的には、上面視において、左上角のクーラントノズル15が矢印Aの方向(右方向)にクーラントを吐出し、右上角のクーラントノズル15が矢印Bの方向(下方向)にクーラントを吐出する。上面視において、右下角のクーラントノズル15が矢印Cの方向(左方向)にクーラントを吐出し、左下角のクーラントノズル15が、矢印Dの方向(上方向)にクーラントを吐出する。このように、複数のクーラントノズル15が周方向にクーラントを吐出することで、底板13の貫通穴13aの周りには、渦流が発生する。クーラントの渦流によって、図1の矢印に示すように、切粉が貫通穴13aに向かって落ちていく。
このように、クーラントノズル15が壁板14に沿ってクーラントを排出している。よって、切粉が底板13又は壁板14に付着するのを効率的に防ぐことができる。加工時にはクーラントノズル15及び上ノズル19からクーラントを吐出しながら、工具11がワーク1を加工している。渦流が発生している状態で、ワーク1から切粉が発生する。加工によって生じた切粉が渦流によって貫通穴13aから排出される。切粉が底板13又は壁板14に堆積せずに、排出される。これにより、加工機100の動作不具合が発生するのを防ぐことができる。
さらに、底板13が貫通穴13aに向かって傾斜しているため、より効率的に切粉を貫通穴13aに向けて流すことができる。少ないノズル、及び少ないクーラント流量で切粉を貫通穴13aから排出することが可能になり、底板13、及びクーラントノズル15に切粉が付着するのを防ぐことができる。
なお、図2では、時計回りの渦流が発生するよう、クーラントノズル15がクーラントを吐出したが、反時計周りに渦流が発生するよう、クーラントノズル15がクーラントを吐出してもよい。この場合、上面視において、左上角のクーラントノズル15が下向き、右上角のクーラントノズルが左向き、右下角のクーラントノズルが上向き、左下角のクーラントノズル15が右向きにクーラントを吐出する。もちろん、クーラントノズル15の数は、4つに限られるものでない。クーラントノズル15の数は2以上とすることが好ましい。クーラントノズル15の数を2つとする場合、クーラントノズル15を底板13の上に対角に配置すればよい。
なお、クーラントノズル15は、底板13に限らず、壁板14に設けられていてもよい例えば、クーラントノズル15は、ワーク1よりも下側の壁板14に設けられていてもいればよい。クーラントノズル15の設置個所は、底板13の近傍であれば、底板13上であってもよく、底板13の近傍の壁板14であってもよい。すなわち、クーラントノズル15は、底板13の近傍に設けられていればよい。
上ノズル19、及びクーラントノズル15から吐出されるクーラントとしては、例えば、杉村化学工業株式会社製スギカットCS−78Gを用いることができる。また、クーラントノズル15から吐出される液体は、上ノズル19から吐出されるクーラントと同じものでもよく、異なるものであってもよい。よって、クーラントノズル15から吐出される液体は特に限定されるものではない。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 ワーク
11 工具
12 モータ
13 底板
13a 貫通穴
14 壁板
15 クーラントノズル
16 クーラントタンク
17 ワークテーブル
18 上板
19 上ノズル
100 加工機
101 加工室

Claims (3)

  1. ワークを収容する加工室と、前記ワークを加工する工具とを備えた加工機であって、
    貫通穴を有し、前記加工室の底面を規定する底板と、
    前記加工室の側面を規定する壁板と、
    前記底板の近傍に設けられ、前記壁板に沿う方向にクーラントを吐出するノズルと、を備えた加工機。
  2. 前記底板は、前記貫通穴に向かって下方に傾斜している請求項1に記載の加工機。
  3. 前記ノズルから吐出される前記クーラントによって渦流が発生する請求項1、又は2に記載の加工機。
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