JP2023092048A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】相互間に段差のある2つの発熱体を効率よく冷却する。また、2つの発熱体のうちの一方が高負荷で駆動された場合にも効率よく冷却する。【解決手段】電子機器は、筐体と、互いの表面間に段差を有して配置された第1及び第2の発熱体と、前記第1及び第2の発熱体が発生する熱を吸熱する冷却モジュールとを備える。冷却モジュールは、前記第1の発熱体の表面に対して、第1面が接続された第1のヒートパイプと、前記第2の発熱体の表面及び前記第1のヒートパイプの第2面に対して、第1表面が接続されたプレート型のベーパーチャンバと、前記ベーパーチャンバの第2表面に対して接続され、前記第2の発熱体とオーバーラップする第2のヒートパイプと、前記第1のヒートパイプと接続された第1のフィンと、前記第2のヒートパイプと接続された第2のフィンとを有する。【選択図】図4

Description

本発明は、冷却モジュールを備えた電子機器に関する。
ノート型PCのような電子機器は、CPU等の発熱体を搭載している。このような電子機器は、発熱体が発生する熱を吸熱して外部に放熱する冷却モジュールを搭載している。特許文献1には、発熱体としてCPU及びGPUを搭載した電子機器において、CPU及びGPUにそれぞれヒートパイプを接続した構成が開示されている。また特許文献2には、CPUに対してプレート型のベーパーチャンバを接続した構成が開示されている。
特開2020-42588号公報 特開2019-32134号公報
上記のようなCPU及びGPUは、互いの表面間に段差を有して配置される場合がある。この場合、冷却モジュールはこの段差に対応できる必要がある。
他方、特にCPUは、高出力状態を維持したターボ運転を実施する場合がある。すなわち、冷却モジュールは、CPU及びGPUを効率よく冷却でき、さらに、一方のチップのターボ運転にも対応できる高い熱効率が求められる。
本発明の主たる目的は、相互間に段差のある2つの発熱体を効率よく冷却することができる電子機器を提供することにある。また、本発明の別の目的は、2つの発熱体のうちの一方が高負荷で駆動された場合にも効率よく冷却することができる電子機器を提供することにある。
本発明の第1態様に係る電子機器は、筐体と、前記筐体内に設けられ、互いの表面間に段差を有して配置された第1及び第2の発熱体と、前記筐体内に設けられ、前記第1及び第2の発熱体が発生する熱を吸熱する冷却モジュールと、を備え、前記冷却モジュールは、前記第1の発熱体の表面に対して、第1面が接続された第1のヒートパイプと、前記第2の発熱体の表面及び前記第1のヒートパイプの第2面に対して、第1表面が接続されたプレート型のベーパーチャンバと、前記ベーパーチャンバの第2表面に対して接続され、前記第2の発熱体とオーバーラップする第2のヒートパイプと、前記第1のヒートパイプと接続された第1のフィンと、前記第2のヒートパイプと接続された第2のフィンと、を有する。
このような構成によれば、第1及び第2の発熱体間の段差を利用して第1のヒートパイプをベーパーチャンバと第1の発熱体との間に設けている。このため、電子機器は、2つのヒートパイプ及びこれと接続されるフィンと、2つのヒートパイプの間に積層されるベーパーチャンバとにより、2つの発熱体を効率よく冷却することができる。しかも電子機器は、第1のヒートパイプによる高効率な吸熱作用により、第1の発熱体の一層迅速な吸熱が可能であり、そのターボ運転時間を延長することができる。
本発明の第2態様に係る電子機器は、筐体と、前記筐体内に設けられ、互いの表面間に段差を有して配置された第1及び第2の発熱体と、前記筐体内に設けられ、前記第1及び第2の発熱体が発生する熱を吸熱する冷却モジュールと、を備え、前記冷却モジュールは、前記第1の発熱体の表面に積層されたヒートパイプと、前記第2の発熱体の表面に積層された受熱プレートと、前記受熱プレートの表面及び前記ヒートパイプの表面に積層されたプレート型のベーパーチャンバと、を有する。
このような構成によれば、第1及び第2の発熱体間の段差を利用してヒートパイプをベーパーチャンバと第1の発熱体との間に設けている。このため、電子機器は、ヒートパイプによる高効率な吸熱作用により、第1の発熱体の迅速な吸熱が可能であり、そのターボ運転時間を延長することができる。
本発明の第3態様に係る電子機器は、筐体と、前記筐体内に設けられた第1及び第2の発熱体と、前記筐体内に設けられ、前記第1及び第2の発熱体が発生する熱を吸熱する冷却モジュールと、を備え、前記冷却モジュールは、前記第1の発熱体の表面に積層された第1のヒートパイプと、前記第2の発熱体の表面及び前記第1のヒートパイプの表面に積層されたプレート型のベーパーチャンバと、前記ベーパーチャンバの表面に積層され、前記第1及び第2の発熱体とオーバーラップする第2のヒートパイプと、を有する。
このような構成によれば、第1のヒートパイプをベーパーチャンバと第1の発熱体との間に設け、第2のヒートパイプを2つの発熱体とオーバーラップさせている。このため、電子機器は、2つの発熱体を効率よく冷却することができる。特に、電子機器は、第1のヒートパイプによる高効率な吸熱作用により、第1の発熱体の一層迅速な吸熱が可能であり、ターボ運転時間を延長することができる。また、電子機器は、第2の発熱体の負荷が第1の発熱体の負荷よりも大きな場合は、第2の発熱体の熱をベーパーチャンバを介して2つのヒートパイプに分散して輸送することができる。
本発明の一態様によれば、相互間に段差のある2つの発熱体を効率よく冷却することができる。また、本発明の別の一態様によれば、2つの発熱体のうちの一方が高負荷で駆動された場合にも効率よく冷却することができる電子機器を提供することにある。
図1は、一実施形態に係る電子機器を上から見下ろした模式的な平面図である。 図2は、筐体の内部構造を模式的に示す平面図である。 図3は、冷却モジュールの模式的な底面図である。 図4は、筐体の内部構造を模式的に示す側面断面図である。 図5は、左側のフィン0及びその周辺部の構成を示す斜視図である。 図6は、第1のヒートパイプを有する実施例の構成と、第1のヒートパイプを省略した比較例の構成の冷却性能を比較したシミュレーション実験の結果を示すグラフである。
以下、本発明に係る電子機器について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係る電子機器10を上から見下ろした模式的な平面図である。図1に示すように、電子機器10は、蓋体12と筐体14とをヒンジ16で相対的に回動可能に連結したクラムシェル型のノート型PCである。本発明に係る電子機器は、ノート型PC以外、例えばデスクトップ型PC、タブレット型PC、又はゲーム機等でもよい。
蓋体12は、薄い扁平な箱体である。蓋体12には、ディスプレイ18が搭載されている。ディスプレイ18は、例えば有機ELディスプレイや液晶ディスプレイである。
以下、筐体14及びこれに搭載された各要素について、図1に示すように、筐体14の上面にあるキーボード20を操作する姿勢を基準とし、手前側を前、奥側を後、幅方向を左右、高さ方向(筐体14の厚み方向)を上下、と呼んで説明する。
筐体14は、薄い扁平な箱体である。筐体14は、上面及び四周側面を形成するカバー部材14Aと、下面を形成するカバー部材14Bとで構成されている。上側のカバー部材14Aは、下面が開口した略バスタブ形状を有する。下側のカバー部材14Bは、プレート形状を有し、カバー部材14Aの下面開口を閉じる。カバー部材14A,14Bは、厚み方向に重ね合わされて互いに着脱可能に連結される。筐体14の上面には、キーボード20及びタッチパッド21が設けられている。筐体14は、後端部がヒンジ16を用いて蓋体12と連結されている。
図2は、筐体14の内部構造を模式的に示す平面図である。図2は、筐体14をキーボード20の少し下で切断した模式的な平面断面図である。
図2に示すように、筐体14の内部には、冷却モジュール22と、マザーボード24と、バッテリ装置26とが設けられている。筐体14の内部には、さらに各種の電子部品や機械部品等が設けられる。
マザーボード24は、電子機器10のメインボードとなるプリント基板である。マザーボード24は、筐体14の後方寄りに配置され、左右方向に沿って延在している。マザーボード24は、CPU(Central Processing Unit)30及びGPU(Graphics Processing Unit)31の他、PCH(Platform Controller Hub)32、通信モジュール、及び記憶装置等の各種電子部品が実装されている。マザーボード24は、キーボード20の下に配置され、キーボード20の裏面及びカバー部材14Aの内面にねじ止めされている。マザーボード24は、上面がカバー部材14Aに対する取付面となり、下面がCPU30等の実装面24aとなる(図4参照)。
CPU30は、実装面24aの中央やや左寄りに配置されている。CPU30は、電子機器10の主たる制御や処理に関する演算を行う処理装置である。図4中の参照符号30aは、CPU(ダイ)30が実装されるパッケージ基板である。GPU31は、実装面24aの中央やや右寄りに配置されている。GPU31は、3Dグラフィックス等の画像描写に必要な演算を行う。図4中の参照符号31aは、GPU(ダイ)31が実装されるパッケージ基板である。PCH32は、複数のデータパスを管理し、CPU30の機能をサポートする。
バッテリ装置26は、電子機器10の電源となる充電池である。バッテリ装置26は、マザーボード24の前方に配置され、筐体14の前端部に沿って左右に延在している。
次に、冷却モジュール22の構成を説明する。
CPU30及びGPU31は、筐体14内に搭載された電子部品中で最大級の発熱量の発熱体である。そこで、冷却モジュール22は、CPU30及びGPU31が発生する熱を吸熱及び拡散し、さらに筐体14外へと排出する。冷却モジュール22は、マザーボード24の実装面24aの下に積層される。本実施形態の冷却モジュール22は、CPU30及びGPU31以外の発熱体、例えばPCH32の冷却も行うことができる。
図3は、冷却モジュール22の模式的な底面図である。図4は、筐体14の内部構造を模式的に示す側面断面図であり、冷却モジュール22及びその周辺部を拡大したものである。
図2~図4に示すように、冷却モジュール22は、ベーパーチャンバ36と、2本の1組で構成された第1のヒートパイプ38と、2本の1組で構成された第2のヒートパイプ39と、左右一対のフィン40,41と、左右一対のファン42,43と、熱伝導プレート44と、を備える。
ベーパーチャンバ36は、プレート型の熱輸送デバイスである。ベーパーチャンバ36は、2枚の薄い金属プレートの間に密閉空間を形成したものである。ベーパーチャンバ36は、密閉空間に封入された作動流体が相変化を生じながら流通することで、効率な熱輸送を実現する。金属プレートは、アルミニウム又は銅のような熱伝導率が高い金属で形成されている。作動流体としては、例えば水、代替フロン、アセトン又はブタン等を例示できる。密閉空間内には、金属メッシュ等で形成されたウィックが設けられ、凝縮した作動流体が毛細管現象で送液される。
ベーパーチャンバ36は、例えば大きな表面積を有する略矩形状のプレート型に形成され、ファン42,43間でCPU30及びGPU31を覆う。ベーパーチャンバ36は、薄く変形し易い。そこで、ベーパーチャンバ36は、上面である第1表面36aの外周縁部及び中央部にフレーム46が接合され、補強されている(図2参照)。フレーム46は、ステンレス等の金属で構成され、ベーパーチャンバ36よりも厚い棒体を枠状に構成したものである。
図3~図5に示すように、第1のヒートパイプ38は、パイプ型の熱輸送デバイスである。本実施形態では、第1のヒートパイプ38は、2本のヒートパイプ38a,38bを前後に2本1組で並列して用いているが、ヒートパイプは1本や3本以上で用いてもよい。ヒートパイプ38a,38bは、金属パイプを薄く扁平に潰して断面楕円形状に形成し、内部に密閉空間を形成したものである。ヒートパイプ38a,38は、密閉空間に封入された作動流体が相変化を生じながら流通することで、高効率な熱輸送を実現する。金属パイプは、アルミニウム又は銅のような熱伝導率が高い金属で形成されている。作動流体としては、例えば水、代替フロン、アセトン又はブタン等を例示できる。密閉空間内には、金属メッシュ等で形成されたウィックが設けられ、凝縮した作動流体が毛細管現象で送液される。
第2のヒートパイプ39は、長さや経路が異なる以外、基本的な構成は上記した第1のヒートパイプ38と同一である。すなわち第2のヒートパイプ39は、扁平に潰した金属パイプ内の密閉空間にウィックを配設し、作動流体を封入したものである。本実施形態では、第2のヒートパイプ39は、2本のヒートパイプ39a,39bを前後に2本1組で並列して用いているが、ヒートパイプは1本や3本以上で用いてもよい。第2のヒートパイプ39において、金属パイプの材質、作動流体の種類、ウィックの構成等は、上記した第1のヒートパイプ38のものと同一又は同様でよい。
図5は、左側のフィン40及びその周辺部の構成を示す斜視図である。
図2~図5に示すように、左側のフィン40は、第1のプレート集合体40aと、第2のプレート集合体40bとを有する2段構とされている。第2のプレート集合体40bは、第1のプレート集合体40aの下にスペースSを設けて積層されている。
第1のプレート集合体40aは、複数の薄い金属プレート48を左右方向に等間隔に並べた構造である。各金属プレート48は、上下方向に起立し、前後方向に延在している。隣接する金属プレート48の間には、ファン42から送られた空気が通過する隙間が形成されている。金属プレート48は、アルミニウム又は銅のような高い熱伝導率を有する金属で形成されている。
図5に示すように、第2のプレート集合体40bは、第1のプレート集合体40aと比べて、上下左右の高さが異なる以外、基本的な構造は同一である。すなわち第2のプレート集合体40bも、複数の薄い金属プレート48を上下左右に起立させ、左右方向に等間隔に並べた構造である。
プレート集合体40a,40b間のスペースSには、第1のヒートパイプ38を構成するヒートパイプ38a,38bの端部50aがそれぞれ挿入されている。スペースSの高さは、端部50aの厚みと略同一である。端部50aとプレート集合体40a,40bとは、例えば半田付けで接合される。つまりプレート集合体40a,40b同士は、ヒートパイプ38を間に挟んで一体化されている。プレート集合体40a,40b同士は、例えば互いの左右両端同士が直接的に半田付け等で接合されていてもよい。
図2~図4に示すように、右側のフィン41は、左側のフィン40のような2段構造ではない以外、基本的な構成は左側のフィン40と同様である。すなわち、フィン41も、複数の薄い金属プレートを上下左右に起立させ、左右方向に等間隔に並べた構造である。そして、隣接する金属プレートの間には、ファン42から送られた空気が通過する隙間が形成されている。
図2、図3及び図5に示すように、左側のファン42は、フィン40の直前に配置されている。フィン40は、ファン42の後向きに開口した排気口42aに面して配置されている。ファン42は、ファン筐体42bの内部に収容されたインペラをモータによって回転させる遠心ファンである。ファン42は、ファン筐体42bの上下面にそれぞれ開口した吸気口42c,42dから吸い込んだ筐体14内の空気を排気口42aから排出する。排気口42aからの送風は、フィン40を通過し、放熱を促進する。
右側のファン43は、大きさ等は多少異なるが、基本的な構成は左側のファン42と左右対称であるため、詳細な説明を省略する。すなわち、ファン43についても、後向きの排気口43aと、ファン筐体43bの上下面に開口した吸気口43c,43dとを有する。そして、フィン41は、ファン43の排気口43aに面して配置されている。
図2及び図3に示すように、熱伝導プレート44は、ベーパーチャンバ36の前縁部に連結され、前方に突出している。熱伝導プレート44は、アルミニウム若しくは銅等の金属、又はグラファイト等の熱伝導率が高い材質で形成された薄いプレートである。熱伝導プレート44は、PCH32を覆うように設けられ、その熱を吸熱し、ベーパーチャンバ36に伝達する。熱伝導プレート44は、省略されてもよい。
図4に示すように、冷却モジュール22は、第1のヒートパイプ38の上面である第1面38cがCPU30の表面30bに対して受熱プレート30cを介して積層され、接続される。第1面38c及び表面30bと、受熱プレート30cとは、例えば半田付け等で接合される。
また、ベーパーチャンバ36の上面である第1表面36aがGPU31の表面31bに対して受熱プレート31cを介して積層され、接続される。ベーパーチャンバ36の第1表面36aは、第1のヒートパイプ38の下面である第2面38dに対しても積層され、接続される。第1表面36a及び表面31bと、受熱プレート31cとは、例えば半田付け等で接合される。第1表面36aと第2面38dも、例えば半田付け等で接合される。
第2のヒートパイプ39は、下面39cがベーパーチャンバ36の下面である第2表面36bに積層され、接続される。下面39cと第2表面36bも、例えば半田付け等で接合される。
受熱プレート30c,31cは、銅又はアルミニウム等の熱伝導率が高い金属で形成された薄いプレートである。受熱プレート30c,31cは、一方又は両方を省略してもよい。例えば受熱プレート30cを省略した場合、第1のヒートパイプ38の第1面38cを直接的にCPU30の表面30bに接合すればよい。
図2に示すように、第1のヒートパイプ38は、全体として左右方向に延在しつつ、中央部が前後方向にクランクしている。第1のヒートパイプ38は、放熱部となる端部50aが左側のフィン40と接続され、受熱部となる反対側の端部50bがCPU30の表面30bに接続されている。
図3に示すように、第2のヒートパイプ39は、中央部が前側に湾曲しており、全体として左右方向に延在している。第2のヒートパイプ39は、受熱部となる略中央部がCPU30及びGPU31と上下方向にオーバーラップする位置でベーパーチャンバ36の第2表面36bに接続されている。第2のヒートパイプ39は、放熱部となる端部51aが右側のフィン41と接続され、反対側の端部51bは左側のフィン40の手前でベーパーチャンバ36の第2表面36bに接続されている。
ところで、図4に示すように、CPU30とGPU31とは、互いの表面30b,31bの間に段差dを有する。段差dは、筐体14内での上下方向で、表面30b,31bの高さ位置が異なることを意味している。段差dは、例えば1.5mmである。
段差dは、例えばGPU31の板厚がCPU30の板厚よりも厚いことに起因する。段差dは、CPU30とGPU31の板厚が同一の場合でも、パッケージ基板30a,31aの板厚の違いやマザーボード24に対する取付高さ等によって生じることもある。段差dは、例えばCPU30がマザーボード24に直接実装され、GPU31がマザーボード24に積層されたサブボードに実装される構成であること等によって生じることもある。
図4に示されるように、本実施形態では、ベーパーチャンバ36の第1表面36aとCPU30の表面30bとの間に第1のヒートパイプ38及び受熱プレート30cが挟まれている。また、ベーパーチャンバ36の第1表面36aとGPU31の表面31bとの間には受熱プレート31cが挟まれている。
ここで、ベーパーチャンバ36は、可能な限りフラットな状態で使用する必要がある。例えば1mm以下と極めて板厚の薄いベーパーチャンバ36は、曲げや変形を受けると内部の密閉空間に閉塞を生じ、熱伝導性能の低下を生じる懸念があるためである。なお、受熱プレート30cと受熱プレート31cは同一の板厚を有するものとする。
その結果、図4に示す段差dは、第1のヒートパイプ38の厚み分の高さと同一又は略同一となっている。つまり本実施形態の電子機器10は、CPU30とGPU31の表面30b,31b間の段差dを利用して、ベーパーチャンバ36とCPU30との間に第1のヒートパイプ38を挟んでいる。
受熱プレート30c,31cの板厚は多少異なるものでもよい。この場合は、受熱プレート30c,31cの板厚の違い分だけ第1のヒートパイプ38の厚みを増減させればよい。また、受熱プレート30c,31cの一方を省略した場合は、省略された受熱プレート30c又は31cの板厚分だけ第1のヒートパイプ38の厚みを増減させればよい。
以上のように構成された冷却モジュール22では、CPU30が発生した熱は、第1のヒートパイプ38で効率よく吸熱され、フィン40まで効率よく輸送された後、ファン42の送風によって筐体14の外部へと排出される。さらにCPU30から第1のヒートパイプ38に伝達された熱は、ベーパーチャンバ36にも伝達されて拡散される。一方、GPU31が発生した熱は、ベーパーチャンバ36で吸熱及び拡散されると共に、第2のヒートパイプ39を介してフィン41まで効率よく輸送された後、ファン43の送風によって筐体14の外部へと排出される。
ところで、CPU30及びGPU31は、両者が同時に最大出力で動作することはなく、通常は、一方の負荷が大きく、他方の負荷が小さい動作状態にある。特にCPU30は、高出力状態を維持するターボ運転を実施する場合があり、この場合はターボ運転時間を増大させるために一層迅速な冷却が求められる。
そこで、本実施形態に係る冷却モジュール22は、CPU30とGPU31との段差dを利用して、CPU30とベーパーチャンバ36との間に第1のヒートパイプ38を介在させている。このため、例えばCPU30がターボ運転されている場合、CPU30からの熱が迅速に第1のヒートパイプ38で吸熱されてフィン40で放熱され、同時にベーパーチャンバ36でも吸熱及び拡散される。その結果、電子機器10は、CPU30のターボ運転を長時間維持することができる。
図6は、第1のヒートパイプ38を有する実施例の構成と、第1のヒートパイプ38を省略した比較例の構成の冷却性能を比較したシミュレーション実験の結果を示すグラフである。
図6において、横軸は、経過時間(秒)であり、縦軸はCPU30の表面温度(℃)を示す。図6中に実線及び黒丸の点で示すグラフ(1)は、第1のヒートパイプ38を有する実施例に係る構成の実験結果を示す。図6中に破線及び白丸の点で示すグラフ(2)は、第1のヒートパイプ38を設けず、CPU30の表面30bに接合した受熱プレート30cをベーパーチャンバ36の第1表面36aに接合した比較例に係る構成の実験結果を示す。なお、比較例の構成では、第2のヒートパイプ39の端部50bを延長してフィン40に接続した。この際、フィン40は、フィン41と同じく2段構造ではない一般的なものを使用した。また、比較例の構成では、段差dの厚み分だけ受熱プレート30cの厚みを大きくしている。
実験は、当初10秒間をアイドリング運転とし、CPU30及びGPU31の合計出力を5.4Wとし、その後、CPU30のターボ運転を想定した120Wとして行った。
図6に示すように、第1のヒートパイプ38を有する実施例の構成では、CPU30のターボ運転を開始した直後からCPU30の温度が常に比較例のものよりも低いことが分かる。特に20秒経過以降、実施例は比較例に比べて、CPU30の温度が常に8℃程度低い状態が維持されている。このことから、第1のヒートパイプ38を有する実施例の構成は、第1のヒートパイプ38を持たない比較例の構成よりも、CPU30の冷却性能が高く、ターボ運転時間を大幅に延長することができることが分かった。具体的な実験結果は、ターボ運転時のCPU30の温度は、比較例では85.6℃であり、実施例では84.4℃であった。この結果より、実施例の構成は、比較例の構成よりもCPU30の冷却効果が高いことが分かった。
以上のように、本実施形態に係る電子機器10は、互いの表面30b,31b間に段差dを有して配置された第1及び第2の発熱体であるCPU30及びGPU31と、これらが発生する熱を吸熱する冷却モジュール22とを備える。そして、冷却モジュール22は、CPU30の表面30bに対して、第1面38cが接続された第1のヒートパイプ38と、GPU31の表面31b及び第1のヒートパイプ38の第2面38dに対して、第1表面36aが接続されたプレート型のベーパーチャンバ36と、ベーパーチャンバ36の第2表面36bに対して接続され、GPU31とオーバーラップする第2のヒートパイプ39とを有する。
また、本実施形態に係る電子機器10は、互いの表面30b,31b間に段差dを有して配置された第1及び第2の発熱体であるCPU30及びGPU31と、これらが発生する熱を吸熱する冷却モジュール22とを備える。そして、冷却モジュール22は、CPU30の表面30bに積層された第1のヒートパイプ38と、GPU31の表面31bに積層された受熱プレート31cと、受熱プレート31cの表面及び第1のヒートパイプ38の第2面38d面に積層されたプレート型のベーパーチャンバ36とを有する。
従って、このような電子機器10は、CPU30及びGPU31の段差dを利用して第1のヒートパイプ38をベーパーチャンバ36とCPU30との間に設けている。このため、電子機器10は、2つのヒートパイプ38,39及びこれと接続されるフィン40,41と、2つのヒートパイプ38,39の間に積層されるベーパーチャンバ36とにより、CPU30及びGPU31を効率よく冷却することができる。また、電子機器10は、第1のヒートパイプ38による高効率な吸熱作用により、CPU30の一層迅速な吸熱が可能であり、ターボ運転時間を延長することができる。
特に、第2のヒートパイプ39を設けた構成では、これをGPU31だけでなくCPU30とも上下方向にオーバーラップさせるとよい。そうすると、例えばGPU31の負荷が低く、CPU30の負荷が高い場合に、CPU30の熱を第2のヒートパイプ39を介して効率よくフィン41まで輸送し、放熱することもできる。なお、CPU30の負荷が低く、GPU31の負荷が高い場合には、GPU31の熱はフィン41のみならず、ベーパーチャンバ36及び第1のヒートパイプ38を介してフィン40でも効率よく放熱できる。
この際、第2のヒートパイプ39は、第1のヒートパイプ38が接続されたフィン40には接続されていない。すなわちフィン40は、第1のヒートパイプ38が接続されているため、さらに第2のヒートパイプ39を接続しようとすると、筐体14の厚みとの関係からフィン40の高さを低くせざるを得ない。その結果、フィン40の表面積が小さくなり、その冷却効率が低下するためである。
フィン40は、上下のプレート集合体40a,40bの間のスペースSに第1のヒートパイプ38の端部50aが挿入されている。すなわち図4から明らかな通り、冷却モジュール22の高さは、筐体14の厚みの制約を受け、その制約の中でフィン40,41の高さを最大化している。このため、冷却モジュール22の上下方向で中央付近に配置される第1のヒートパイプ38は、フィン40の上面又は下面に接続しようとすると、上下方向への曲げが必要となる。そうすると、第1のヒートパイプ38は、曲げ部で密閉空間の閉塞を生じ、熱輸送効率が低下する懸念がある。この点、当該電子機器10は、フィン40の中間のスペースSに第1のヒートパイプ38を挿入しているため、このような効率低下の問題を解消できる。勿論、曲げによる効率低下が問題とならない場合等には、第1のヒートパイプ38を曲げてフィン40の上面又は下面に接続してもよい。
当該電子機器10では、第1のヒートパイプ38は、第2のヒートパイプ39が接続されたフィン41には接続されていない。こちらも上記した第2のヒートパイプ39とフィン40との非接続構造の場合と同様である。すなわちフィン41は、第2のヒートパイプ39に加えてさらに第1のヒートパイプ38を接続しようとすると、その高さを低くせざるを得ず、却って冷却効率が低下するためである。
また、本実施形態に係る電子機器10は、CPU30及びGPU31と、これらが発生する熱を吸熱する冷却モジュール22とを備える。そして、冷却モジュール22は、CPU30の表面30bに積層された第1のヒートパイプ38と、GPU31の表面31b及び第1のヒートパイプ38の第2面38dに積層されたプレート型のベーパーチャンバ36と、ベーパーチャンバ36の第2表面36bに積層され、CPU30及びGPU31と上下方向にオーバーラップする第2のヒートパイプ39とを有する。
従って、このような電子機器10でも、第1のヒートパイプ38をベーパーチャンバ36とCPU30との間に設け、第2のヒートパイプ39をCPU30及びGPU31とオーバーラップさせている。このため、電子機器10は、CPU30及びGPU31を効率よく冷却することができる。特に、電子機器10は、第1のヒートパイプ38による高効率な吸熱作用により、CPU30の一層迅速な吸熱が可能であり、ターボ運転時間を延長することができる。また、電子機器10は、GPU31の負荷がCPU30の負荷よりも大きな場合は、GPU31の熱をベーパーチャンバ36を介して2つのヒートパイプ38,39に分散して輸送することができる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
ファン42,43及びフィン40,41は、左右一対ではなく、一方のみで構成されてもよい。
10 電子機器
14 筐体
22 冷却モジュール
24 マザーボード
30 CPU
30c,31c 受熱プレート
31 GPU
36 ベーパーチャンバ
38 第1のヒートパイプ
39 第2のヒートパイプ
40,41 フィン
42,43 ファン

Claims (7)

  1. 電子機器であって、
    筐体と、
    前記筐体内に設けられ、互いの表面間に段差を有して配置された第1及び第2の発熱体と、
    前記筐体内に設けられ、前記第1及び第2の発熱体が発生する熱を吸熱する冷却モジュールと、
    を備え、
    前記冷却モジュールは、
    前記第1の発熱体の表面に対して、第1面が接続された第1のヒートパイプと、
    前記第2の発熱体の表面及び前記第1のヒートパイプの第2面に対して、第1表面が接続されたプレート型のベーパーチャンバと、
    前記ベーパーチャンバの第2表面に対して接続され、前記第2の発熱体とオーバーラップする第2のヒートパイプと、
    前記第1のヒートパイプと接続された第1のフィンと、
    前記第2のヒートパイプと接続された第2のフィンと、
    を有する
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記第2のヒートパイプは、前記第1の発熱体ともオーバーラップしている
    ことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器であって、
    前記第2のヒートパイプは、前記第1のフィンには接続されていない
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記冷却モジュールは、
    排気口が前記第1のフィンと対向する第1のファンと、
    排気口が前記第2のフィンと対向する第2のファンと、
    をさらに有し、
    前記第1のフィンは、
    相互間に隙間を設けて並んだ複数の金属プレートを有する第1のプレート集合体と、
    相互間に隙間を設けて並んだ複数の金属プレートを有し、前記第1のプレート集合体との間にスペースを設けて積層された第2のプレート集合体と、
    を有し、
    前記第1のヒートパイプは、一端部が前記スペースに挿入され、前記第1のプレート集合体及び前記第2のプレート集合体と接続されている
    ことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項4に記載の電子機器であって、
    前記第1のヒートパイプは、前記第2のフィンには接続されていない
    ことを特徴とする電子機器。
  6. 電子機器であって、
    筐体と、
    前記筐体内に設けられ、互いの表面間に段差を有して配置された第1及び第2の発熱体と、
    前記筐体内に設けられ、前記第1及び第2の発熱体が発生する熱を吸熱する冷却モジュールと、
    を備え、
    前記冷却モジュールは、
    前記第1の発熱体の表面に積層されたヒートパイプと、
    前記第2の発熱体の表面に積層された受熱プレートと、
    前記受熱プレートの表面及び前記ヒートパイプの表面に積層されたプレート型のベーパーチャンバと、
    を有する
    ことを特徴とする電子機器。
  7. 電子機器であって、
    筐体と、
    前記筐体内に設けられた第1及び第2の発熱体と、
    前記筐体内に設けられ、前記第1及び第2の発熱体が発生する熱を吸熱する冷却モジュールと、
    を備え、
    前記冷却モジュールは、
    前記第1の発熱体の表面に積層された第1のヒートパイプと、
    前記第2の発熱体の表面及び前記第1のヒートパイプの表面に積層されたプレート型のベーパーチャンバと、
    前記ベーパーチャンバの表面に積層され、前記第1及び第2の発熱体とオーバーラップする第2のヒートパイプと、
    を有する
    ことを特徴とする電子機器。
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