JP2023084430A - 移動抑制具 - Google Patents

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亮博 丸尾
Akihiro Maruo
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Abstract

【課題】ベース体と帯体を簡単に組付けできる移動抑制具を提供すること。【解決手段】移動抑制具10において、ベース体20に帯体30を組付ける方向を組付方向Vとする。組付方向Vは、載置面と交差する方向である。ベース体20の取着部23は、組付方向Vと交差する取着方向Qへの維持部材40のスライドにより維持部材40を取着可能とする。ベース体20の凸部29と帯体30の貫通孔38は、組付方向Vへの凹凸の係合により組付けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、載置物の移動を抑制する移動抑制具に関する。
家庭用のテレビ台や、事務所用のコピー機等の載置物は、載置面上に載置されている。地震等を原因とした載置物の移動は、移動抑制具によって抑制されている。
例えば特許文献1に開示される移動防止具は、延長部材と、固定ベース部と、を備えている。延長部材は、第1連結部と、紐体と、自在カギと、を有する。
第1連結部は、固定ベース部に連結される。第1連結部は複数の位置調節孔を有する。延長部材は、自在カギを用いて、載置物としての被固定体に結合可能である。延長部材は可撓性を有する。
固定ベース部は、上面に係止凸部及び隆起部を有する。係止凸部は、固定ベース部の上面から鉤状に突出する。隆起部は、固定ベース部の上面においてドーム状に隆起する。隆起部はトンネル状ガイド部を有する。係止凸部は、トンネル状ガイド部に挿入された第1連結部の出口付近に配置される。固定ベース部は、下面に接合固定部を有する。
移動防止具の使用に際し、固定ベース部は、接合固定部により床等の固定面に接合される。延長部材は、自在カギを用いて被固定体に結合される。延長部材の第1連結部は、固定ベース部のトンネル状ガイド部に挿通される。第1連結部は、トンネル状ガイド部によって拘束される。固定ベース部の係止凸部は、第1連結部の位置調節孔に挿入されることにより、第1連結部に係止する。係止凸部及びトンネル状ガイド部の協働により、第1連結部は固定ベース部の上面に固定される。その結果、移動防止具によって、被固定体は、固定面に固定される。
特開2013-234752号公報
固定ベース部に延長部材を固定する際、第1連結部は、第1連結部の長手方向に移動させられてトンネル状ガイド部に挿入される。このとき、第1連結部の先端は、第1連結部の移動先に位置する係止凸部に干渉する。このため、作業者は、第1連結部を固定ベース部に固定する作業を行いにくい。また、位置調節孔に係止凸部を挿通する作業は、第1連結部をトンネル状ガイド部から引き出した後、第1連結部を係止凸部の上側に移動させる。さらに、位置調節孔に係止凸部を挿通する作業は、第1連結部を係止凸部に向けて下側に移動させて、係止凸部に第1連結部を係止させる必要がある。このため、作業者は、位置調節孔に係止凸部を挿通する作業を行いにくい。
さらに、地震等によって位置調節孔から係止凸部が抜け出ないようにするため、作業者は、係止凸部と第1連結部とが係止可能となる位置まで、延長部材を引っ張る作業が必要となる。したがって、特許文献1の移動防止具は、固定ベース部と延長部材を固定する作業を非常に行いにくいという問題がある。
上記問題点を解決するための移動抑制具は、載置物を載置面上に保持して前記載置物の地震による転倒や移動を抑制する移動抑制具であって、前記載置面に固定される固定部を有するベース体と、前記載置物に巻回される巻回部を長手方向の第1端寄りに有するとともに、前記ベース体に組付けられる帯体組付部を前記長手方向の第2端寄りに有する帯体と、前記ベース体と前記帯体の組付状態を維持するための維持部材と、を有し、前記ベース体は、前記帯体組付部を組付け可能とするベース体組付部、及び前記維持部材を取着可能とする取着部と、を備え、前記帯体組付部によって前記ベース体に前記帯体を組付ける方向を組付方向とすると、前記組付方向は、前記載置面と交差する方向であり、前記取着部は、前記組付方向と交差する取着方向への前記維持部材のスライドにより前記維持部材を前記ベース体に取着可能とし、前記ベース体組付部と前記帯体組付部は、前記組付方向への凹凸の係合により組付けられることを要旨とする。
移動抑制具について、前記組付方向と前記取着方向は直交していてもよい。
移動抑制具について、前記帯体は、前記長手方向に伸縮する弾性を有し、前記帯体は、当該帯体を厚さ方向に貫通する貫通孔を前記帯体組付部として有し、前記ベース体は、当該ベース体から突出する凸部を前記ベース体組付部として有し、前記取着部によって前記維持部材が前記ベース体に取着された状態で、前記維持部材と前記帯体との間には前記組付方向への隙間が形成され、前記組付方向への前記維持部材と前記凸部の先端との隙間は、前記帯体の厚さより小さくてもよい。
移動抑制具について、前記帯体は、前記帯体を前記第2端から挿通可能な挿通孔を有し、前記帯体は、当該帯体における前記挿通孔の内側に位置する部位から前記巻回部を含む前記第1端までの部位に前記載置物を巻回する環状部を形成可能であるとともに、前記帯体は拡大規制部を有し、当該拡大規制部は、前記帯体における前記挿通孔の周囲に当接して前記環状部のサイズが所定サイズ以上に拡大するのを規制する。
移動抑制具について、前記維持部材の前記取着方向は、前記ベース体に組付けられた前記帯体に沿って当該帯体の前記第2端に向かう方向であり、前記取着部は、前記取着方向における前記維持部材よりも奥に、前記維持部材と接触して前記取着方向への前記維持部材の移動を規制する接触部を有していてもよい。
本発明は、ベース体と帯体を簡単に組付けできる。
移動抑制具を示す分解斜視図である。 移動抑制具を示す斜視図である。 ベース体を示す断面図である。 ベース体を示す平面図である。 維持部材を示す側面図である。 移動抑制具を示す断面図である。 移動抑制具を示す断面図である。 環状部を形成した状態を示す平面図である。 拡大規制部によって環状部の拡大を規制した状態を示す斜視図である。 凸部を貫通孔に挿入した状態を示す斜視図である。 維持部材をスライドさせる状態を示す側面図である。 維持部材を取着した状態を示す平面図である。 別例の移動抑制具を示す斜視図である。
以下、移動抑制具を具体化した一実施形態を図1~図12にしたがって説明する。
<載置物及び載置面>
図1及び図2に示すように、移動抑制具10は、載置物11を載置面Fに保持して載置物11の移動を抑制する。移動抑制具10は、地震による載置物11の転倒や移動を抑制する。また、移動抑制具10は、人との接触の際の載置物11の転倒や移動を抑制する。
なお、載置面Fは床面であるが、載置物11が載置される面であれば適宜変更してもよい。載置物11は、家庭用のテレビ台、事務所用のコピー機、棚等、任意である。載置物11は、円柱状の脚12と、脚12の下端に一体のキャスター13と、を有する。
<移動抑制具>
移動抑制具10は、ほぼ四角板状のベース体20と、長尺帯状の帯体30と、ほぼ下向きU状の維持部材40と、を有する。
<ベース体>
図1~図4に示すように、ベース体20は、四角板状のベース本体部21と、ベース本体部21から突出する取着部23と、を有する。また、ベース体20は、ベース本体部21から突出する凸部29と、ベース本体部21から突出する一対の係合突条21dと、を有する。また、ベース体20は、当該ベース体20を載置面Fに固定するための固定部を有する。固定部の一例は、粘着マット14である。粘着マット14は、粘着性を備えるゲル状の超軟質ウレタンからなる。
粘着マット14は、厚さ方向の両面に粘着面14aを有する。粘着マット14の一方の粘着面14aは、ベース本体部21に貼着される。粘着マット14の他方の粘着面14aは、載置面Fに貼着される。これにより、ベース体20は、載置面Fに固定される。したがって、ベース体20は、載置面Fに固定される固定部を有するといえる。
<ベース本体部>
ベース本体部21は、厚さ方向Zの一方面に上面21aを有するとともに、厚さ方向Zの他方面に下面21bを有する。ベース本体部21を厚さ方向Zに見て、上面21a及び下面21bは四角形状である。上面21aの四辺は、隣り合う辺同士で直交する。このため、上面21aの四辺は、平行に延びる二辺を一組とする組を二つ有する。
一方の組の二辺は、第1方向Xに延びるとともに、他方の組の二辺は第2方向Yに延びる。第1方向Xと第2方向Yは、直交する。ベース本体部21の厚さ方向Zは、第1方向X及び第2方向Yに直交する。厚さ方向Zは、上下方向と平行である。
上記粘着マット14の一方の粘着面14aは、下面21bに貼着される。この貼着により、ベース体20は固定部を有することになる。ベース本体部21は、リブ22を有する。リブ22は、下面21bよりも厚さ方向Zに突出する。リブ22はベース本体部21の周縁に配置されている。リブ22は、四角枠状である。リブ22の下端面22aは、粘着マット14の他方の粘着面14aよりも厚さ方向Zにベース本体部21寄りに退いた位置にある。このため、粘着マット14の他方の粘着面14aは、リブ22の下端面22aよりも厚さ方向Zに突出した位置にある。
<取着部>
取着部23は、一対の取着用凸部24を有する。一対の取着用凸部24は、第2方向Yに離れている。一対の取着用凸部24の各々は、ベース本体部21の上面21aから突出する壁部25と、壁部25の上端から突出する天井部26と、を有する。また、一対の取着用凸部24の各々は、上面21aから突出する一対の接触部27を有していてもよい。
一対の壁部25は、第2方向Yに離れている。一対の壁部25の各々は内面25aを有する。一対の内面25aは、第2方向Yに対向するとともに平行である。第2方向Yに内面25aを見て、内面25aは長四角形状である。内面25aの長辺方向は、第1方向Xに平行である。各内面25aの短辺方向は、厚さ方向Zに平行である。第1離間距離K1は、一対の壁部25の内面25a間を第2方向Yへ最短距離で結んだ直線の長さである。第1離間距離K1は、第1方向Xに一定である。
一対の天井部26は、第2方向Yに離れている。一対の天井部26の各々は、内面26aを有する。一対の内面26aの各々は、ベース本体部21の上面21aに対向するとともに平行である。厚さ方向Zに内面26aを見て、内面26aは長四角形状である。内面26aの長辺方向は、第1方向Xに平行である。内面26aの短辺方向は、第2方向Yに平行である。
一対の天井部26の各々は、押圧片26cを複数有する。複数の押圧片26cは、内面26aからベース本体部21に向けて突出する。複数の押圧片26cは、第1方向Xに間隔を空けて配置されている。第2離間距離K2は、各天井部26の押圧片26cの下端とベース本体部21の上面21aの延長線とを厚さ方向Zへ最短距離で結んだ直線の長さである。一対の天井部26は、互いに近づくように壁部25から第2方向Yに突出する。一対の天井部26は、第2方向Yに対向する。
一対の天井部26の各々は、先端面26bを有する。先端面26bは、天井部26の内面26aに直交する。一対の先端面26bは、第2方向Yに対向するとともに平行である。第3離間距離K3は、一対の天井部26の先端面26b間を第2方向Yへ最短距離で結んだ直線の長さである。第3離間距離K3は、第1方向Xに一定である。
各接触部27は、ベース本体部21の上面21aから突出する。各接触部27は、壁部25及び天井部26の第1方向Xの端部に一体である。各接触部27は、壁部25及び天井部26から第2方向Yに突出する。一対の接触部27は、互いに近づくように壁部25及び天井部26から第2方向Yに突出する。
一対の接触部27の各々は、接触面27aを有する。接触面27aは、壁部25の内面25a、天井部26の内面26a、及びベース本体部21の上面21aに直交する。一対の接触部27は、第2方向Yに対向する。一対の接触部27の各々は、先端面27bを有する。先端面27bは、接触部27の接触面27a及びベース本体部21の上面21aに直交する。一対の先端面27bは、平行である。第4離間距離K4は、一対の接触部27の先端面27b間を第2方向Yへ最短距離で結んだ直線の長さである。
取着部23は、一対のスライド溝28を有する。一対のスライド溝28の各々は、壁部25の内面25aと、天井部26の押圧片26cと、で画定されている。スライド溝28の高さHは、天井部26の押圧片26cの下端と、ベース本体部21の上面21aの延長線とを最短距離で結ぶ直線の長さである。したがって、スライド溝28の高さHは、第2離間距離K2である。各スライド溝28の長手方向は、第1方向Xに平行である。
各スライド溝28の第1方向Xの第1端は、接触部27の接触面27aによって閉じられている。各スライド溝28の第1方向Xの第2端は開口している。したがって、ベース体20は、スライド溝28を一対形成する一対の取着用凸部24をベース体20の上面21aから突出して備える。
<凸部>
凸部29は、ベース本体部21の上面21aから突出する。凸部29は、中空な筒状である。凸部29は、上面21aからの突出方向の先端で開口する。凸部29の先端面29bは、上面21aからの突出方向の先端において開口を囲む。凸部29の外面は、一部を除いて円筒面である。凸部29は、外面の一部に規制面29aを有する。規制面29aは、凸部29の外面における第1方向Xの両端のうち、接触部27に近い端寄りに位置している。規制面29aは、第1方向Xに直交する面である。規制面29aを第1方向Xに見て、規制面29aは長四角形状である。規制面29aの長辺は第2方向Yに延びる。規制面29aの短辺は厚さ方向Zに延びる。凸部29は、帯体30と組付けられるベース体組付部を構成している。
<係合突条>
一対の係合突条21dの各々は、ベース本体部21の上面21aから細長直線状に突出する。各係合突条21dの長手は第2方向Yに延びる。一対の係合突条21dは、第2方向Yに離れている。また、一対の係合突条21dは、第2方向Yへ一直線上に離れて並んでいる。各係合突条21dは、第1方向Xにおける接触部27の近傍に配置されている。各係合突条21dは、接触部27の接触面27aから第1方向Xに若干離れている。
<帯体>
図1及び図2に示すように、帯体30は、長尺帯状である。帯体30は、ゴムベルト製である。帯体30は長手方向に伸縮可能な弾性を有する。帯体30は、巻回部31と、組付用帯部35と、を有する。巻回部31は、帯体30の長手方向の第1端30a寄りに位置する。組付用帯部35は、帯体30の長手方向の第2端30b寄りに位置する。さらに、帯体30は、巻回部31と組付用帯部35を繋ぐ連結部37を有する。さらに、帯体30は、拡大規制部19を有する。
<巻回部>
巻回部31は、載置物11の脚12に巻回される部位である。巻回部31は、帯体30の長手方向の全体のうち、連結部37との境界から第1端30aまでの部位である。巻回部31は、湾曲部32と、孔形成部33と、第1ツマミ36と、を有する。
湾曲部32は、一定の厚さを有する薄板状である。湾曲部32を厚さ方向に見ると、湾曲部32はU状である。
孔形成部33は、湾曲部32の第1端からほぼ長四角枠状に延出する。連結部37は、湾曲部32の第2端から延出する。孔形成部33は、挿通孔34を画定している。挿通孔34は、孔形成部33を貫通している。孔形成部33を挿通孔34が貫通する方向は、孔形成部33の厚さ方向である。孔形成部33の厚さ方向は、湾曲部32の厚さ方向と直交する。孔形成部33の厚さ方向の両面は、湾曲部32の厚さ方向の両面に直交する。
挿通孔34は、長四角孔である。挿通孔34の長辺は、孔形成部33の長辺方向に延びる。挿通孔34の短辺は、孔形成部33の短辺方向に延びる。挿通孔34の短辺方向への寸法は、組付用帯部35の厚さ寸法より大きい。また、挿通孔34の長辺方向への寸法は、組付用帯部35の幅寸法Gより大きい。このため、組付用帯部35は挿通孔34を通過可能である。したがって、帯体30は、組付用帯部35を第2端30bから挿通可能な挿通孔34を有する。
第1ツマミ36は、孔形成部33の長手方向の両端のうち、湾曲部32との連結端と反対の端から延出する。第1ツマミ36は、帯体30の第1端30aから延出する。第1ツマミ36は、細長形状である。第1ツマミ36の厚さは、孔形成部33の厚さと同じである。
<連結部>
連結部37は、一定の厚さを有する薄板状である。連結部37は、湾曲部32の第2端から延出する。つまり、連結部37は、湾曲部32の両端のうち、孔形成部33との連結端と反対の端からほぼ長四角板状に延出する。連結部37の厚さは、湾曲部32の厚さより若干厚い。連結部37を厚さ方向に見ると、連結部37は長方形状である。連結部37を厚さ方向に見て、連結部37の短辺方向への寸法は、湾曲部32及び組付用帯部35の短辺方向への寸法より小さい。
<組付用帯部>
組付用帯部35は、ベース体20に組付けられる部位である。帯体30は、ベース体20に組付けられる組付用帯部35を第2端30b寄りに有するといえる。組付用帯部35は、帯体30の全体のうち、連結部37との境界から第2端30bまでの部位である。組付用帯部35は、第2ツマミ39を有する。
組付用帯部35は、一定の厚さを有する薄板状である。組付用帯部35は、連結部37の長手方向の両端のうち、湾曲部32との連結端と反対の端から延出する。組付用帯部35を厚さ方向に見ると、組付用帯部35は長方形状である。前述したように、組付用帯部35の厚さ寸法は、挿通孔34の短辺方向への寸法より小さい。また、組付用帯部35の短辺方向への寸法、つまり幅寸法Gは、挿通孔34の長辺方向への寸法より小さい。このため、組付用帯部35は挿通孔34を通過可能である。さらに、組付用帯部35の幅寸法Gは、一対の接触部27間の第4離間距離K4より小さい。このため、組付用帯部35は一対の接触部27の間を通過可能である。
組付用帯部35の幅寸法Gは、取着部23における第1離間距離K1より小さい。つまり、一対の取着用凸部24における内面25a間の離間距離は、帯体30における組付用帯部35の幅寸法Gより大きい。
組付用帯部35は、ベース体20に組付けられる帯体組付部としての貫通孔38を複数画定している。つまり、帯体30は、帯体30を厚さ方向に貫通する貫通孔38を有する。複数の貫通孔38は、組付用帯部35の長手方向に等間隔おきに配置されている。組付用帯部35を厚さ方向に見て、貫通孔38は、ベース体20の凸部29より一回り大きい。
組付用帯部35において、貫通孔38を画定する内面は、一部を除いて円筒面である。組付用帯部35は、貫通孔38を画定する内面の一部に当接面38aを有する。組付用帯部35を厚さ方向に見て、当接面38aは直線状に延びる平面である。組付用帯部35を厚さ方向に見て、当接面38aは組付用帯部35の短辺方向に延びる平面である。当接面38aは、貫通孔38を画定する内面のうち、帯体30の長手方向において、第1端30aよりも第2端30b寄りにある。組付用帯部35を貫通孔38が貫通する方向は、組付用帯部35の厚さ方向である。組付用帯部35と連結部37の厚さは同じである。
図6及び図7に示すように、貫通孔38には、ベース体20の凸部29が挿入される。貫通孔38の当接面38aと、凸部29の規制面29aとが、帯体30の長手方向に対向するように、貫通孔38に凸部29が挿入される。すると、貫通孔38と凸部29は、凹凸の係合により組付けられる。つまり、帯体30とベース体20とは、凹凸の係合により組付けられる。
図10に示すように、貫通孔38は、凸部29の上から凸部29に向けて組付けられる。つまり、ベース体20に帯体30を組付ける組付方向Vは、凸部29に貫通孔38を組付ける方向である。また、凸部29と貫通孔38は、組付方向Vへの凹凸の係合により組付けられるといえる。その結果、帯体30は、組付方向Vへの凹凸の係合により、組付方向Vと直交する方向への移動を規制した状態に、ベース体20に組付けられる。ベース体20に帯体30を組付ける組付方向Vは、載置面Fに交差する方向である。詳細には、組付方向Vは、載置面Fに直交する方向である。
したがって、ベース体20は、貫通孔38を組付け可能とするベース体組付部としての凸部29を有するといえる。
第2ツマミ39は、組付用帯部35の長手方向の両端のうち、連結部37との連結端と反対の端から延出する。第2ツマミ39は、帯体30の第2端30bから延出する。第2ツマミ39は、細長形状である。第2ツマミ39の厚さは、組付用帯部35の厚さと同じである。
<拡大規制部>
図1に示すように、拡大規制部19は、湾曲部32と連結部37の境界付近に設けられている。拡大規制部19は、帯体30の厚さ方向に突出する。拡大規制部19は、細長板状である。帯体30を厚さ方向に見て、拡大規制部19は長方形である。帯体30を厚さ方向に見て、拡大規制部19の長辺は、連結部37の短辺の延びる方向に対し交差するように傾斜している。
拡大規制部19は、ガイド面19aと、移動規制面19bと、を有する。ガイド面19aは、移動規制面19bよりも連結部37寄りに位置する。ガイド面19aは、連結部37から湾曲部32に向かうに従い、連結部37の表面から上り傾斜する。つまり、ガイド面19aは、帯体30の第2端30bから第1端30aに向かうに従い、移動規制面19bに至るまで連結部37の表面から上り傾斜する。移動規制面19bは、連結部37の表面に対し直交する面である。移動規制面19bは、ガイド面19aと連結部37の表面との間に位置する。移動規制面19bは、連結部37の短辺の延びる方向に対し交差するように傾斜する。
図8に示すように、組付用帯部35を、帯体30の第2端30bから挿通孔34に挿通させると、帯体30は、環状部18を形成できる。環状部18は、挿通孔34の位置する部位から巻回部31を含む第1端30aまでの部位である。環状部18は、載置物11の脚12を巻回する。したがって、帯体30は、当該帯体30における挿通孔34の内側に位置する部位から巻回部31を含む第1端30aまでの部位に載置物11を巻回する環状部18を形成可能である。
環状部18の内側のサイズは、挿通孔34を通過した第2端30bからの帯体30の量に応じて変化する。挿通孔34を通過する帯体30の量が多くなるほど、環状部18は縮小する。
帯体30の拡大規制部19は、挿通孔34を通過可能である。拡大規制部19が挿通孔34を通過する際、ガイド面19aによって、挿通孔34が押し広げられる。
図9に示すように、拡大規制部19が挿通孔34を通過すると、移動規制面19bは、孔形成部33における挿通孔34の周囲に対向する。孔形成部33における挿通孔34の周囲が移動規制面19bに接触すると、環状部18の拡大が規制される。拡大規制部19は、環状部18の内側のサイズが所定サイズ以上に拡大するのを規制する。「所定のサイズ」は、載置物11のキャスター13の外形サイズである。環状部18の内側のサイズは、キャスター13が環状部18を通過できないサイズである。
<維持部材>
図1、図5、図6及び図7に示すように、維持部材40は、下向きのU状である。維持部材40は、蓋部41と、蓋部41から延出する一対の脚部42と、各脚部42から延出する取着片43と、を有する。また、維持部材40は、蓋部41から突出する一対のツマミ44を有する。
<蓋部>
蓋部41は長四角板状である。蓋部41は厚さ方向Rの一方面に上面41aを有するとともに、厚さ方向Rの他方面に下面41bを有する。維持部材40を厚さ方向Rに見て、上面41a及び下面41bは長四角形状である。
上面41aの四辺は、隣り合う辺同士で直交する。上面41aの四辺は、平行に延びる二つの長辺の組と、平行に延びる二つの短辺の組と、を有する。長辺の延びる方向を維持部材40の第1延設方向Tとする。短辺の延びる方向を維持部材40の第2延設方向Sとする。第1延設方向Tと第2延設方向Sは、直交する。維持部材40及び蓋部41の厚さ方向Rは、第1延設方向T及び第2延設方向Sに直交する。
<脚部>
一対の脚部42は、第1延設方向Tに離れている。一対の脚部42の各々は内面42a及び外面42bを有する。一対の内面42aは、第1延設方向Tに対向するとともに平行である。一対の内面42aの各々は、蓋部41の下面41bに直交する。第1延設方向Tに内面42a及び外面42bを見て、内面42a及び外面42bは長四角形状である。内面42a及び外面42bの長辺方向は、第2延設方向Sに平行である。内面42a及び外面42bの短辺方向は、厚さ方向Rに平行である。維持部材40の開口幅W1は、一対の脚部42の内面42a間を第1延設方向Tへ最短距離で結んだ直線の長さである。開口幅W1は、組付用帯部35の幅寸法Gより大きい。開口幅W1は、第2延設方向Sに一定である。
維持部材40の幅W2は、一対の外面42b間を第1延設方向Tへ最短距離で結んだ直線の長さである。幅W2は、第3離間距離K3より小さく、かつ第4離間距離K4より大きい。幅W2は、第2延設方向Sに一定である。
<取着片>
蓋部41の厚さ方向Rに見て、取着片43は、脚部42の外面42bから第1延設方向Tに突出する。取着片43は、長四角板状である。取着片43は、脚部42に沿って第2延設方向S全体に亘って延びる。取着片43は、上面43a及び下面43bを有する。上面43aは、脚部42の外面42bに直交する。下面43bは、脚部42の内面42aに直交する。取着片43の厚さDは、取着片43の上面43aと下面43bを最短距離で結ぶ直線の長さである。取着片43の厚さDの値は、スライド溝28の高さHの値より小さい。このため、取着片43は、スライド溝28に挿入可能である。したがって、維持部材40は、スライド溝28に入り込む取着片43を有する。
取着片43は、第2延設方向Sの両端に係合凹条43cを有する。係合凹条43cは、取着片43の下面43bから凹む。係合凹条43cは、下面43bを第1延設方向Tに直線状に延びる。
<ツマミ>
ツマミ44は、蓋部41の一対の長辺に沿って上面41aから突出する。ツマミ44は、長辺の中央部から突出している。
上記構成の維持部材40において、一対の取着片43の各々は、スライド溝28の第2端からスライド溝28内に挿入できる。維持部材40の蓋部41及び一対の脚部42は、取着部23における一対の天井部26の間に入り込む。また、維持部材40の一対の取着片43は、取着部23における一対の壁部25の間に入り込む。維持部材40は、スライド溝28の第1端に向けて第1方向Xへスライドさせることができる。維持部材40のスライド方向は、ベース体20の第1方向Xと平行である。また、維持部材40のスライド方向は、蓋部41の第2延設方向Sと平行である。
維持部材40を接触部27に向けて第1方向Xにスライドさせると、ベース体20の係合突条21dに、維持部材40の係合凹条43cが係合する。この係合により、維持部材40は、ベース体20に位置決めされる。この位置決め状態では、係合位置から接触部27に向かう方向への維持部材40のスライド、及び係合位置から接触部27から離れる方向への維持部材40のスライドが規制される。
維持部材40の位置決め状態では、第2延設方向Sの維持部材40の第1端40aは、接触部27の接触面27aに第1方向Xに対向する。このため、係合突条21dと係合凹条43cの係合による維持部材40の位置決め状態では、接触部27に向けた維持部材40のそれ以上の移動は規制される。また、係合突条21dと係合凹条43cの係合解除は、容易に行える。そして、係合突条21dと係合凹条43cの係合が解除されると、維持部材40は、接触部27から離れる方向へのスライドが可能になる。
維持部材40の一対の取着片43の各々は、天井部26の下方に位置する。天井部26の押圧片26cと、取着片43の上面43aとは厚さ方向Zに対向している。なお、天井部26の押圧片26cと、取着片43の上面43aとは厚さ方向Zに離れている。ベース体20から離れる方への維持部材40の移動は、天井部26の押圧片26cに対する取着片43の上面43aの接触により規制される。
その結果、係合突条21dと係合凹条43cの係合、及び押圧片26cにより、維持部材40は、取着部23によって位置決めされた状態でベース体20に取着される。維持部材40の取着方向Qは、スライド溝28の第2端から第1端に向けた方向である。つまり、維持部材40の取着方向Qは、第1方向Xに平行である。維持部材40の取着方向Qは、ベース体20に帯体30を組付ける組付方向Vと直交している。したがって、取着部23は、組付方向Vと交差する取着方向Qへの維持部材40のスライドにより、維持部材40をベース体20に取着可能とする。
維持部材40の取着方向Qは、ベース体20に組付けられた帯体30の第2端30bに向かう方向である。そして、取着部23が有する接触部27は、取着方向Qにおける維持部材40よりも奥にて、維持部材40と接触可能である。つまり、取着部23は、取着方向Qにおける維持部材40よりも奥に、維持部材40と接触して取着方向Qへの維持部材40の移動を規制する接触部27を有する。
図6及び図7に示すように、維持部材40がベース体20に取着された状態では、蓋部41の下面41bと、組付用帯部35の表面との間には第1隙間Mが形成されている。また、凸部29の先端面29bと、蓋部41の下面41bとの間には第2隙間Nが形成されている。図6及び図7では、第2隙間Nは視認できないが、蓋部41の下面41bとの間には僅かな第2隙間Nが形成されている。厚さ方向Zへの第2隙間Nの寸法は、厚さ方向Zへの第1隙間Mの寸法より小さい。言い換えると、厚さ方向Zへの第1隙間Mの寸法は、厚さ方向Zへの第2隙間Nの寸法より大きい。
維持部材40がベース体20に取着された状態では、蓋部41の上面41aは、天井部26の上面と同一面上に位置している。このため、一対のツマミ44は、蓋部41の上面41a、及び天井部26の上面が位置する面から突出している。また、維持部材40がベース体20に取着された状態では、各取着用凸部24及び維持部材40の第1方向Xの第2端40bは同一面上に位置している。つまり、維持部材40がベース体20に取着された状態では、維持部材40は、一対の取着用凸部24から第1方向Xに飛び出していない。
<移動抑制具の使用方法>
まず、作業者は、移動抑制具10を準備する。
図1に示すように、作業者は、移動抑制具10を、ベース体20と、帯体30と、維持部材40に分解する。なお、帯体30の組付用帯部35は、挿通孔34に挿通されておらず、環状部18は形成されていない。
作業者は、帯体30の湾曲部32を脚12の外側に配置する。このとき、湾曲部32は、キャスター13の上に載置される。作業者は、組付用帯部35を第2端30bから挿通孔34に挿通する。
すると、図8に示すように、帯体30に環状部18が形成される。作業者は、挿通孔34を通過させる帯体30の量を調節して、環状部18の大きさを縮小する。作業者は、拡大規制部19を挿通孔34に通過させる。
すると、図9に示すように、移動規制面19bは、孔形成部33における挿通孔34の周囲に対向する。その結果、環状部18の拡大は規制される。また、湾曲部32と孔形成部33を用いて環状部18が形成される。つまり、巻回部31によって環状部18が形成される。巻回部31は、脚12に巻回される。
作業者は、載置面Fにおいて、脚12を位置決めする位置に粘着マット14の粘着面14aを貼着する。図10に示すように、ベース体20は、粘着マット14によって載置面Fに固定される。
作業者は、三つの貫通孔38のうちの一つに、凸部29を挿入する。このとき、凸部29を挿入する貫通孔38は、脚12とベース体20との距離に応じて適宜変更する。なお、組付用帯部35のうち、凸部29が挿入された貫通孔38よりも第2端30b側の部位は、一対の接触部27の先端面27bの間から、取着部23の外に突出する。
貫通孔38に凸部29を挿入することにより、貫通孔38と凸部29は凹凸の係合により組付けられる。このとき、図10の2点鎖線に示すように、作業者は、凸部29の上から凸部29に向けて組付用帯部35を移動させて、貫通孔38に凸部29を挿入する。したがって、組付方向Vは上から下に向かう方向である。その結果、凸部29と貫通孔38は、組付方向Vへの凹凸の係合により組付けられる。組付方向Vへの帯体30の移動は、上から下だけである。つまり、帯体30の移動は、ベース本体部21の上面21aに沿って、帯体30を第1方向Xへスライドさせるのとは異なる。このため、貫通孔38に凸部29を挿入するために、帯体30を第1方向Xへスライドさせ、帯体30を凸部29を越えるまで上に変形させた後、凸部29に向けて下に下げるなどの複数の動作が必要ない。よって、組付方向Vへの帯体30の移動は簡単に行われる。
図11に示すように、作業者は、維持部材40の蓋部41を帯体30の上側に配置する。作業者は、維持部材40を組付用帯部35に向けてスライドさせる。作業者は、一対の取着片43をスライド溝28の第2端からスライド溝28内に挿入する。このとき、維持部材40は、取着部23における一対の取着用凸部24の間に入り込む。
作業者は、維持部材40を第1方向Xにスライドさせる。つまり、作業者は、維持部材40を取着方向Qにスライドさせる。作業者は、維持部材40の一対の取着片43の各々の係合凹条43cを、ベース体20の係合突条21dに係合させる。この係合により、維持部材40は、取着部23に取着された位置に位置決めされる。この位置決め状態では、接触部27に向かう方向への維持部材40のスライド、及び接触部27から離れる方向への維持部材40のスライドの双方が規制される。
なお、凸部29を挿入する貫通孔38を変更したい場合は、作業者は、維持部材40を接触部27から離れる方向へスライドさせる。すると、係合突条21dと係合凹条43cの係合が解除される。作業者は、維持部材40を取着部23から離脱させた後、凸部29を挿入する貫通孔38を変更する。その後、作業者は、上記と同じように維持部材40を取着方向Qへスライドさせて、取着部23に維持部材40を取着する。
このように、取着方向Qへの維持部材40の移動は、維持部材40をスライドさせるだけでよい。つまり、取着方向Qへの維持部材40の移動は、維持部材40を上下方向へ移動させたり、元に戻したりする必要がない。よって、取着方向Qへの維持部材40の移動は簡単に行われる。
その結果、図12に示すように、維持部材40は、取着部23によってベース体20に取着される。図7に示すように、天井部26の押圧片26cと、取着片43の上面43aとは厚さ方向Zに対向している。このため、ベース体20から離れる方への維持部材40の移動は、天井部26の押圧片26cに対する取着片43の上面43aの接触により規制される。したがって、維持部材40は、ベース体20に対する帯体30の組付方向Vと反対方向への移動が規制されているといえる。よって、ベース体20に対する帯体30の組付方向Vと反対方向への維持部材40の移動規制は、ベース体20から帯体30が外れることを規制しているといえる。したがって、維持部材40は、ベース体20と帯体30の組付状態を維持している。
その結果、移動抑制具10が完成するとともに、移動抑制具10によって、載置物11の載置面Fでの移動が抑制される。
<移動抑制具の作用>
載置物11は、地震や、人との接触等による外力によって移動しようとする。ベース体20から離れるように脚12が移動しようとすると、脚12によって帯体30が引っ張られる。ベース体20は、粘着マット14によって載置面Fに固定されている。このため、引っ張られた帯体30によってベース体20が移動することはない。その結果、移動抑制具10は、載置面Fでの載置物11の移動を抑制する。
脚12によって帯体30が引っ張られると、当接面38aは、凸部29の規制面29aに当接する。この当接により、ベース体20から離れる方向、詳細には取着方向Qと反対方向への帯体30の移動が規制される。また、脚12によって帯体30が引っ張られると、組付用帯部35は組付方向Vと反対方向へ移動しようとする。組付方向Vと反対方向への組付用帯部35の移動により、維持部材40は、組付方向Vと反対方向へ押される。
このとき、取着片43の上面43aが、天井部26の押圧片26cに接触する。この接触により、組付方向Vと反対方向への維持部材40の移動が規制される。このため、組付方向Vと反対方向への組付用帯部35の移動が維持部材40によって規制される。よって、組付用帯部35の貫通孔38と、ベース体20の凸部29の係合、つまり、ベース体20と帯体30の組付状態が維持される。
また、図2に示すように、巻回部31は、キャスター13によって組付用帯部35よりも上方に位置している。このため、脚12によって帯体30が引っ張られると、図2の2点鎖線に示すように、組付用帯部35は、組付方向Vと反対方向へ維持部材40を押す。詳細には、組付用帯部35は、蓋部41の一対の長辺のうち、巻回部31に近い一方の長辺側から蓋部41を持ち上げようとする。このとき、取着片43の上面43aが押圧片26cに接触するため、蓋部41は傾いて、他方の長辺が接触部27に向かうように取着方向Qへ押圧される。
このとき、接触部27は、維持部材40の第1端40aよりも取着方向Qの奥に位置している。このため、押圧された維持部材40の第1端40aは、接触部27の接触面27aに接触する。その結果、維持部材40のそれ以上のスライドが規制されるため、移動抑制具10によって、載置物11の移動が抑制される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ベース体20と帯体30の組付けは、組付方向Vに帯体30を移動させて、凸部29の上から貫通孔38に凸部29を挿入するだけでよい。ベース体20と維持部材40の組付けは、取着方向Qに維持部材40をスライドさせて取着部23に取着片43を取着するだけでよい。よって、ベース体20と帯体30を簡単に連結できる。
(2)組付方向Vと反対方向への維持部材40の移動は、取着部23によって規制されている。このため、組付方向Vと反対方向への帯体30の移動は維持部材40によって規制される。よって、帯体30がベース体20から外れることを抑制できる。
(3)ベース体20に対する帯体30の組付方向Vは、ベース体20に対する維持部材40の取着方向Qと直交する。このため、維持部材40の取着方向Qは、帯体30の組付方向Vと異なるため、帯体30がベース体20から外れようとしても、維持部材40をベース体20から外す方向へ移動させる力は発生しにくい。よって、ベース体20に対する維持部材40の取着状態は維持されるため、維持部材40によって、ベース体20に対する帯体30の組付状態を維持できる。
(4)載置物11が移動すると、帯体30は伸長する。このとき、凸部29の規制面29aに帯体30の当接面38aが当接する。帯体30は長手方向に伸縮する弾性を有するため、凸部29に帯体30が当接したときの衝撃を緩和できる。その結果として、貫通孔38から凸部29が抜けにくい。
(5)移動抑制具10において、厚さ方向Zへの第2隙間Nの寸法は、厚さ方向Zへの第1隙間Mの寸法より小さい。このため、帯体30が長手方向に伸縮変形しても、その影響が維持部材40に及びにくい。その結果として、帯体30の伸縮の際、維持部材40が取着部23から外れにくい。
(6)帯体30は拡大規制部19を有する。挿通孔34に拡大規制部19を通過させると、拡大規制部19と孔形成部33との接触により、環状部18の拡大を規制できる。このため、脚12が環状部18から抜け出やすくなることを抑制できる。
(7)挿通孔34は、帯体30の第1端30a側に設けられている。組付用帯部35は、帯体30の第2端30b側に設けられている。そして、挿通孔34には、組付用帯部35が第2端30bから挿通される。拡大規制部19は、組付用帯部35よりも第1端30a側に配置されている。このため、挿通孔34に組付用帯部35を挿通して環状部18を形成したとき、挿通孔34に拡大規制部19を通過させるまでは環状部18のサイズを調節できる。そして、大きめの環状部18によって、脚12を簡単に環状部18を通過させて脚12に環状部18を巻回した後、環状部18のサイズを小さくして拡大規制部19を挿通孔34を通過させる。すると、環状部18のサイズを小さくした状態で維持できる。
(8)維持部材40の取着方向Qは、ベース体20に組み付けた帯体30の第2端30bに向かう方向である。そして、維持部材40の取着方向Qにおいて、接触部27は、維持部材40の第1端40aより奥に配置されている。載置物11の移動によって帯体30が引き上げられたとき、維持部材40は、帯体30によって上に押されながら、接触部27に向けて取着方向Qへ押圧される。すると、維持部材40は、取着方向Qに移動して接触部27に接触する。このため、帯体30が組付方向Vと反対方向へ移動しても、維持部材40が取着方向Qと反対方向へ移動することを規制できるため、維持部材40を取着部23に取着した状態を維持できる。
(9)凸部29は規制面29aを有するとともに、組付用帯部35は当接面38aを有する。帯体30がベース体20から離れる方へ引っ張られたとき、当接面38aは規制面29aに面接触する。この面接触は、ベース体20から離れる方向への帯体30の移動を効率良く抑制できる。
(10)拡大規制部19のガイド面19aは、帯体30の第2端30bから第1端30aに向かうに従い上り傾斜する。帯体30は、第2端30bから挿通孔34に挿通される。このため、挿通孔34を拡大規制部19が通過するとき、ガイド面19aは、挿通孔34に入り込みやすいとともに、挿通孔34を徐々に押し広げることができる。このため、ガイド面19aは、挿通孔34に対し拡大規制部19を通過させやすくする。
(11)拡大規制部19の移動規制面19bは、連結部37の表面に対し直交する。このため、移動規制面19bは、孔形成部33に面接触する。その結果、移動規制面19bは、挿通孔34を拡大規制部19が通過することを抑制できる。よって、移動規制面19bは、環状部18の拡大をより好適に規制できる。
(12)拡大規制部19の長辺は、連結部37の短辺に対し斜めに傾斜する。環状部18は、帯体30の弾性変形によって元の形状に戻ろうとする。このとき、孔形成部33は、連結部37に対して傾斜する。このとき、移動規制面19bは、傾斜しているため、傾斜した孔形成部33に対し面接触する。よって、移動規制面19bは、環状部18の拡大をより好適に規制できる。
(13)維持部材40は、ツマミ44を有する。このため、作業者は、ツマミ44を摘まんで維持部材40を取着方向Qへ移動させる作業を行いやすい。
(14)帯体30は、第1ツマミ36を有する。作業者は、第1ツマミ36を摘まんで孔形成部33を組付用帯部35に向かわせることができる。さらに、作業者は、第1ツマミ36を摘まんで挿通孔34に組付用帯部35を挿通することができる。よって、第1ツマミ36は、帯体30に環状部18を形成する作業を容易にする。
(15)帯体30は、第2ツマミ39を有する。作業者は、第2ツマミ39を摘まんで組付用帯部35をベース体20の凸部29に向けて移動させることができる。よって、第2ツマミ39は、ベース体20に帯体30を組付ける作業を容易にする。
(16)ベース体20は、ベース本体部21に係合突条21dを備える。維持部材40は、取着片43に係合凹条43cを備える。維持部材40を取着部23に取着した状態では、係合突条21dに係合凹条43cが係合する。係合突条21dと係合凹条43cの係合は、取着方向Q、及び取着方向Qと反対方向の両方向への維持部材40の移動を抑制できる。
(17)維持部材40は、第2延設方向Sの両側に係合凹条43cを備えるとともに、第2延設方向Sの両側にツマミ44を備える。よって、維持部材40は、第1端40a及び第2端40bのいずれを取着部23に向けて取着方向Qへスライドさせてもベース体20に取着できる。このため、維持部材40は、スライドの向きを確認する必要なく使用できる。よって、作業者は、維持部材40の扱いが容易となる。
(18)凸部29は規制面29aを有する。帯体30は、貫通孔38を画定する当接面38aを有する。凸部29の貫通孔38への挿入は、規制面29aと当接面38aが対向するように行われる。その結果、帯体30は、接触部27と反対側に巻回部31が延出するようにベース体20に組付けられる。つまり、規制面29aと当接面38aによって、ベース体20に対する帯体30の組付向きを定めることができる。その結果、帯体30の第2端30bに向けた維持部材40のスライド方向が取着方向Qに限定されるように、帯体30をベース体20に組付けることができる。したがって、上記(8)の効果を得ることが可能になる。
(19)貫通孔38は、凸部29より一回り大きい。このため、ベース体20に帯体30を組付けるとき、作業者は、貫通孔38に凸部29を簡単に挿入できる。例えば、貫通孔38が凸部29より若干大きい場合のように、作業者は、貫通孔38に凸部29を無理矢理圧入する必要がない。このため、作業者は、ベース体20に帯体30を組付ける作業を簡単に行える。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
○ 固定部は、粘着マット14でなく、接着剤によって形成される接着層でもよい。また、固定部は、粘着マット14ではなく、両面に粘着面を有する両面テープであってもよい。
○ 固定部は、ベース体20を貫通して載置面Fに固定される釘やビスでもよい。
○ 接触部27は無くてもよい。
○ 接触部27は、取着用凸部24と別体に設けられていてもよい。この場合、接触部27は、壁部25及び天井部26から第1方向Xに離れて配置される。
○ 拡大規制部19は無くてもよい。
○ 図13に示すように、帯体30は、環状部18のサイズが所定サイズより縮小することを防止する縮小防止部50を備えていてもよい。縮小防止部50は、連結部37の幅方向の一つの端縁から突出している。縮小防止部50は、連結部37から組付用帯部35に向けて斜めに延出している。縮小防止部50と連結部37を一体とした最大幅寸法は、挿通孔34の長辺方向への寸法より若干大きい。このため、縮小防止部50は、挿通孔34に組付用帯部35を挿通したとき、縮小防止部50よりも第1端30a側へ連結部37が通過するのを規制する。この規制により、環状部18のサイズの縮小が防止される。このため、環状部18による脚12の過剰な締め付けの発生が抑制される。
○ 帯体30は、弾性を有していなくてもよい。帯体30は、例えば、紐製であってもよい。
○ 維持部材40がベース体20に取着された状態で、維持部材40と帯体30との間に第1隙間Mが形成されていなくてもよい。また、維持部材40の上面41aと、凸部29の先端との間に第2隙間Nが形成されていなくてもよい。
○ 凸部29を上面21aに対し斜めに突出させてもよい。この場合、ベース体20に対する帯体30の組付方向Vは、上面21aに対し斜めになる。つまり、上下方向に対し、斜めになる。この場合、ベース体20に対する帯体30の組付方向Vと、ベース体20に対する維持部材40の取着方向Qは交差するが、直交しなくなる。
○ 帯体組付部として帯体30に凸部29を設けるとともに、ベース体組付部としてベース本体部21に、凸部29を係合できる凹部を設けてもよい。凹部はベース本体部21を厚さ方向Zに貫通していてもよいし、底のある凹みでもよい。
○ 帯体30の貫通孔38は1つ又は2つでもよいし、4つ以上でもよい。
○ 複数の貫通孔38は、帯体30の長手方向に不等間隔おきに配置されていてもよい。
○ ベース体20は、凸部29を複数有していてもよい。この場合、凸部29と貫通孔38の凹凸の係合は複数箇所に形成されてもよいし、1箇所に形成されてもよい。
○ 凸部29は、規制面29aを有さない円筒状でもよい。この場合、貫通孔38は円孔状となる。また、凸部29は、多角筒状でもよい。この場合、貫通孔38は、凸部29の多角形状に合わせた多角孔状となる。なお、帯体30の第2端30bに向けた維持部材40のスライド方向が取着方向Qに限定されるように、凸部29の多角形状及び貫通孔38の多角孔形状を設定するのが好ましい。
○ 凸部29は中実な柱状でもよい。
○ 凸部29は、内部に補強リブを有していてもよい。
○ 凸部29は、上面21aからの突出方向の先端が閉塞されているとともに、下面21bで開口する筒状であってもよい。
○ 貫通孔38は、凸部29より一回り小さくてもよい。この場合、凸部29は、貫通孔38に嵌合される。
○ 帯体30の凹部は、帯体30を厚さ方向に貫通していなくてもよい。
○ 帯体30の巻回部31は、湾曲部32のように予め湾曲していなくてもよい。詳細には、巻回部31は、連結部37の端から帯体30の第1端30aに至るまで真っ直ぐ延びる帯状であってもよい。
○ 組付用帯部35の幅寸法Gは、連結部37の幅寸法Gと同じであってもよい。この場合、組付用帯部35、連結部37、及び湾曲部32の幅寸法は全て同じになる。
○ 孔形成部33の厚さ方向の両面は、湾曲部32の厚さ方向の両面と直交していなくてもよい。例えば、孔形成部33の厚さ方向の両面と、湾曲部32の厚さ方向の両面とが面一になるよう、孔形成部33が形成されていてもよい。
○ ベース体20の係合突条21dと、維持部材40の係合凹条43cは無くてもよい。
○ ベース体20の上面21aに係合凹条を設けるとともに、維持部材40の下面43bに係合突条を設けてもよい。
○ 維持部材40のツマミ44は無くてもよい。
○ 帯体30の第1ツマミ36及び第2ツマミ39の少なくとも一方を無くしてもよい。
○ 維持部材40がベース体20に取着された状態では、蓋部41の上面41aは、天井部26の上面から突出していたり、下がったりしていてもよい。
○ 維持部材40がベース体20に取着された状態では、各取着用凸部24及び維持部材40の第2端40bは同一面上に位置していなくてもよい。
○ 移動抑制具10の使用方法について、ベース体20を載置面Fに固定した後、脚12に巻回された帯体30の組付用帯部35を、ベース体20に組付けてもよい。
又は、移動抑制具10の使用方法について、ベース体20を載置面Fに固定した後、帯体30の巻回部31を脚12に巻回し、その後、組付用帯部35をベース体20に組付けてもよい。
上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
○ 前記ベース体は、前記維持部材の前記取着方向に延びるスライド溝を一対形成する一対の取着用凸部を前記ベース体の上面から突出して備え、前記維持部材は、前記スライド溝に入り込む取着片を有し、
前記一対の前記取着用凸部の間の離間距離は、前記帯体の幅寸法より大きく、
前記維持部材は、蓋部と前記蓋部から延出する一対の脚部を備え、前記一対の脚部の開口幅は、前記帯体の幅寸法より大きい移動抑制具。
F…載置面、M…第1隙間、N…第2隙間、Q…取着方向、V…組付方向、10…移動抑制具、11…載置物、14…固定部としての粘着マット、18…環状部、19…拡大規制部、20…ベース体、23…取着部、27…接触部、29…ベース体組付部としての凸部、30…帯体、30a…第1端、30b…第2端、31…巻回部、34…挿通孔、38…帯体組付部としての貫通孔、40…維持部材。

Claims (5)

  1. 載置物を載置面上に保持して前記載置物の地震による転倒や移動を抑制する移動抑制具であって、
    前記載置面に固定される固定部を有するベース体と、
    前記載置物に巻回される巻回部を長手方向の第1端寄りに有するとともに、前記ベース体に組付けられる帯体組付部を前記長手方向の第2端寄りに有する帯体と、
    前記ベース体と前記帯体の組付状態を維持するための維持部材と、を有し、
    前記ベース体は、前記帯体組付部を組付け可能とするベース体組付部、及び前記維持部材を取着可能とする取着部と、を備え、
    前記帯体組付部によって前記ベース体に前記帯体を組付ける方向を組付方向とすると、前記組付方向は、前記載置面と交差する方向であり、前記取着部は、前記組付方向と交差する取着方向への前記維持部材のスライドにより前記維持部材を前記ベース体に取着可能とし、
    前記ベース体組付部と前記帯体組付部は、前記組付方向への凹凸の係合により組付けられることを特徴とする移動抑制具。
  2. 前記組付方向と前記取着方向は直交している請求項1に記載の移動抑制具。
  3. 前記帯体は、前記長手方向に伸縮する弾性を有し、
    前記帯体は、当該帯体を厚さ方向に貫通する貫通孔を前記帯体組付部として有し、
    前記ベース体は、当該ベース体から突出する凸部を前記ベース体組付部として有し、
    前記取着部によって前記維持部材が前記ベース体に取着された状態で、前記維持部材と前記帯体との間には前記組付方向への隙間が形成され、
    前記組付方向への前記維持部材と前記凸部の先端との隙間は、前記帯体の厚さより小さい請求項1又は請求項2に記載の移動抑制具。
  4. 前記帯体は、前記帯体を前記第2端から挿通可能な挿通孔を有し、
    前記帯体は、当該帯体における前記挿通孔の内側に位置する部位から前記巻回部を含む前記第1端までの部位に前記載置物を巻回する環状部を形成可能であるとともに、
    前記帯体は拡大規制部を有し、当該拡大規制部は、前記帯体における前記挿通孔の周囲に当接して前記環状部のサイズが所定サイズ以上に拡大するのを規制する請求項1~請求項3のうちいずれか一項に記載の移動抑制具。
  5. 前記維持部材の前記取着方向は、前記ベース体に組付けられた前記帯体に沿って当該帯体の前記第2端に向かう方向であり、
    前記取着部は、前記取着方向における前記維持部材よりも奥に、前記維持部材と接触して前記取着方向への前記維持部材の移動を規制する接触部を有する請求項1~請求項4のうちいずれか一項に記載の移動抑制具。
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