JP6349490B1 - 長尺物掛止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明により、スティック型の形状をした掃除機又はモップなど主に家庭内で用いる長尺物を、石膏ボード製壁面に係止するための、長尺物係止具を提供する。【解決手段】 長尺物を石膏ボード製壁面に係止するための係止具であって、壁に固定して用いる保持具a又は保持具cと、被係止物に固定して用いるシート状の保持具bと、1組のスナップボタンからなり、保持具a又は保持具cと保持具bに取り付けられたスナップボタンを係合することで長尺物を壁面に係止する構造を特徴とする。【選択図】図1

Description

この発明は、スティック型の形状をした掃除機又はモップなど主に家庭内で用いる長尺物を、石膏ボード製壁面に係止するための長尺物係止具に関するものである。
従来、スティック型の形状をした掃除機又はモップなどの長尺物を係止する方法として専用のスタンドを用いるか又は壁面に設けたフックに係止する手法が一般的に用いられてきた。
しかし、長尺物を安定的に係止するための専用スタンドとなるとそれなりに堅牢な構造となり、日常的に生活をする部屋に設置する場合には多少なりとも専用空間を占拠することになり景観が損なわれる。同様にフックを壁面に設ける場合においても、フックが壁から突出することで部屋の景観が多少なりとも損なわれることになる。
また、専用スタンド又はフックにより長尺物を係止する場合、使用時に前記長尺物を取り外す際に、軽く長尺物を上に持ち上げる動作が必要となり、係止する際にも同様に長尺物を上に持ち上げる動作が必要になり、例えば長尺物を壁面に立て掛ける場合に比べ、余分な手間が必要となる。一方で長尺物を壁面に立て掛けて係止するだけでは著しく安定性に欠けることとなる。
一方、長尺物を壁に立て掛ける際と同程度の操作性の良さと、係止した際の安定性を兼ね備え、更に部屋の景観を損なわない手法の1例として特許文献1に開示された長尺物の転倒防止用装着器具が挙げられる。これは、面ファスナーテープを有するベルトと、磁石が一体化された器具であり、前記ベルトを長尺物に巻き付けて装着することにより、長尺物に固定された前記磁石を冷蔵庫などの鋼製面に磁着させて係止するものである。
登録第3199199号
前述の、長尺物の転倒防止用装着器具を使用した場合、長尺物を鋼製面に立て掛けるだけの操作で、磁石の磁着により長尺物を係止することが出来、使用する際も磁着に勝る力を加えることにより取り外すことが出来るため、操作性良く長尺物を係止することが可能であり、更に部屋の景観を損ねる器具を一切必要としないという特徴を有している。
しかし、特許文献1に開示された器具は、鋼製面に係止するための器具であるため、収納場所は自ずと限られてくるという欠点を有し、例えば前記器具のみを用いて、長尺物を一般的な部屋の壁面に用いられている石膏ボードに係止することは不可能である。
ここで、スティック型の形状をした掃除機など頻繁に使用する長尺物の収納方法として、必要な時にすぐ手が届く場所に収納でき、取り外し又は係止の際の操作性が良く、部屋の景観を損ねないといった条件を兼ね備え、加えて係止具を取り付ける際に壁面に与える損傷を最小限とする収納方法が理想的である。
本発明は前述の条件を満たす収納方法を実現するものであり、一般的に用いられている石膏ボードからなる壁面に収納でき、壁に立て掛ける際と同程度の操作性の良さを有し、部屋の景観を損ねる器具などを極力用いず、掛止具を取り付ける際に壁面に与える損傷を最小限とする収納方法を提供するものである。
第1の課題解決手段に係る長尺物係止具は、長尺物を石膏ボード製壁面に係止するための係止具であって、壁に固定して用いる保持具aと、被係止物に固定して用いるシート状の保持具bと、1組のスナップボタンからなり、前記保持具aが、交差的に打ち込む2本以上の細釘により石膏ボード製壁面に固定する台座と、該台座に嵌合又は螺合する蓋部で構成され、前記スナップボタンの凸部又は凹部が前記蓋部表面に取り付けられ、該スナップボタンの凸部又は凹部と対をなすスナップボタンが保持具bに取り付けられた構造である長尺物係止具(第1発明)である。
前記第1発明において、保持力の弱い石膏ボードに対して交差的に打ち込む複数の細釘により台座を確実に固定し、該台座にスナップボタンを有する蓋部を嵌合又は螺合することでスナップボタンを石膏ボード製壁面に確実に固定することが出来、被係止物に固定された保持具bに取り付けられたスナップボタンを係合させることで被係止物を壁面に係止することが出来る。
ここで、前記台座と蓋部に用いる部材の1例として規格品であるジャンパーホックを使用することで、安価でありかつ安定供給が可能となる。
第2の課題解決手段に係る長尺物係止具は、第1発明に記載の長尺物係止具において、保持具aに代えて片面に接着剤が塗布された台座からなる保持具cを備え、該保持具cが接着剤と1本の細釘により壁に固定される構造からなる長尺物係止具(第2発明)である。
前記第2発明において、保持力の弱い石膏ボードに対して1本の細釘と接着剤による接着効果によりスナップボタンを有する保持具cを石膏ボード製壁面に確実に固定することが出来、被係止物に固定された保持具bに取り付けられたスナップボタンを係合させることで被係止物を壁面に係止ることが出来る。
ここで、保持具cの固定方法として強力な接着剤による接着効果のみで壁面に固定する方法も考えられるが、その場合、面方向に加わる力により長期間の使用で接着面のずれが生じ、最終的には保持具cが壁面から外れてしまうことが起こり得る。その対策として、接着力を強化する手段もあるが、その場合、保持具cを壁面から外す際に壁紙を損傷してしまう恐れがある。
本発明において、面方向に加わる力に対しては1本の細釘で保持具cのずれ防止を担い、スナップボタンの係止を外す際に働く面と鉛直方向の力に対しては接着剤等による接着効果で保持具cの脱落防止を担うことで、接着力を必要十分に抑えることにより、保持具cを壁紙から外す際の壁紙の損傷を防ぐことが出来る。
第1の効果に、本発明品を用いた場合、スティック型の形状をした掃除機などの長尺物を石膏ボード壁面に収納することが可能となることにある。
石膏ボード製壁面は一般的に広く用いられているため、石膏ボード壁面に収納することが可能となることで、スティック型の形状をした掃除機などの長尺物の収納場所の選択肢が広がり、例えばリビングルームの壁面にあえてスティック型の形状をした掃除機を見せて収納するといったことが可能となる。
第2の効果に、本発明品の係止機構にスナップボタンを用いることにより、取り外しの際、本発明品をわずかな力で引っ張るのみで取り外しが可能であるという操作性の良さが挙げられる。1例として、スティック型の形状をした掃除機を係止する場合、フックを用いた係止機構では軽量型でも1kgを超す掃除機を上方向に移動させて係止又は取り外し操作をする必要があり、これは使用頻度の高さを考慮すると本発明品の操作性の良さから大きく劣るものである。
第3の効果に、本発明品の係止機構にスナップボタンを用いることにより、スナップボタンの係止力に対し、それを上回る耐荷重により保持具を壁面に固定すればよいため、壁面への固定方法を簡素化することが可能となる。
例えば、想定を超える重量物を本発明品に係止した場合、最初にスナップボタンによる係止が外れるため、保持具が壁面から外れることを防ぐことが出来る。1例としてフックを用いた係止機構の場合、誤って係止機構を外すことなく被係止物を引っ張ってしまうことも想定され、そのような場合にもフックが壁面から外れないよう、耐荷重を大きく設定する必要があるが、スナップボタンを用いた係止機構の場合前述のとおり耐荷重を大きく設定する必要がないため第2発明に記載のように1本の細釘と接着効果の併用による簡素化された固定方法を用いることが可能となる。
第4の効果に、本発明品の係止機構にスナップボタンを用いることにより、フックを用いた係止機構に比べ壁面からの突起部が僅かであり、壁面の景観を損ねないという利点が挙げられる。
第5の効果に、第2発明に係る保持具cの壁面への固定方法が1本の細釘と接着効果の併用としてことで、保持具cの壁面への取り付け操作が極めて簡素化されたところにある。従来、石膏ボード製壁面への係止具の固定方法はさまざまであるが、そのうち最も簡易な固定方法はプッシュピンなどの鋲形状をした係止具であり、本発明品の取り付け操作はプッシュピンと同様であり、最も簡易な固定方法で取り付け可能である。
請求項1及び請求項2に係る長尺物係止具の斜視図を示す。 請求項1に係る長尺物係止具の断面図を示す。 請求項1に係る長尺物係止具の説明図を示す。 請求項2に係る長尺物係止具の断面図を示す。 請求項2に係る長尺物係止具の説明図を示す。
図1は請求項1及び請求項2に係る長尺物係止具の1例を示す斜視図である。
本発明品は、石膏ボード製壁面(1)に取り付けられた保持具a(2)又は保持具c(13)と被係止物(3)に取り付けられた保持具b(4)からなる長尺物係止具であり、保持具a(2)又は保持具c(13)と保持具b(4)に取り付けられた1組のスナップボタンを係合することで被係止物(3)を石膏ボード製壁面(1)に係止する。
図2及び図3は請求項1に係る長尺物係止具の1例を示す断面図及び説明図である。
本発明品は、石膏ボード製壁面(1)に取り付けられた保持具a(2)と被係止物(3)に取り付けられた保持具b(4)からなる長尺物係止具であり、保持具a(2)は台座(5)、蓋部(6)及び凸型スナップボタン(7)から構成され、台座(5)は2本の細釘(8)により石膏ボード製壁面(1)に固定される。保持具b(4)はシート状台座(9)、凹型スナップボタン(10)及びスナップボタンの頭(11)から構成され、両面テープ(12)により被係止物(3)に取り付けられる。
ここで、台座(5)としてジャンパーホックの内側凸ホックを用い蓋部(6)としてジャンパーホックの外側凹ホックを用いた1例を示している。
図4及び図5は請求項2に係る長尺物係止具の1例を示す断面図及び説明図である。
本発明品は、石膏ボード製壁面(1)に取り付けられた保持具c(13)と被係止物(3)に取り付けられた保持具b(4)からなる長尺物係止具であり、保持具c(13)は片面に両面テープ(14)が貼られた台座(15)、凸型スナップボタン(16)及び1本の細釘(17)から構成され、1本の細釘(17)と両面テープ(14)による接着効果の併用により石膏ボード製壁面(1)に固定される。保持具b(4)はシート状台座(9)、凹型スナップボタン(10)及びスナップボタンの頭(11)から構成され、両面テープ(12)により被係止物(3)に取り付けられる。
1 石膏ボード製壁面
2 保持具a
3 被係止物
4 保持具b
5 台座
6 蓋部
7 凸型スナップボタン
8 細釘
9 シート状台座
10 凹型スナップボタン
11 スナップボタンの頭
12 両面テープ
13 保持具c
14 両面テープ
15 台座
16 凸型スナップボタン
17 細釘

Claims (2)

  1. 尺物を石膏ボード製壁面に係止するための係止具であって、壁に固定して用いる保持具aと、被係止物に固定して用いるシート状の保持具bと、1組のスナップボタンからなり、前記保持具aが、交差的に打ち込む2本以上の細釘により石膏ボード製壁面に固定する台座と、該台座に嵌合又は螺合する蓋部で構成され、前記スナップボタンの凸部又は凹部が前記蓋部表面に取り付けられ、該スナップボタンの凸部又は凹部と対をなすスナップボタンが保持具bに取り付けられた構造である長尺物係止具。
  2. 請求項1記載の長尺物係止具において、保持具aに代えて片面に接着剤が塗布された台座からなる保持具cを備え、該保持具cが接着剤と1本の細釘により壁に固定される構造からなる長尺物係止具。
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