JP2023082491A - 除草器具 - Google Patents
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Abstract
Description
作業者は、この除草器具を用いれば、根刺し部に設けられた貫入爪と作動支点部とを用いて、梃子の原理で、容易に草木を抜取ることができる。
作業者は、この除草器具を用いれば、除草作業の他、移動時に杖としても使用することができる。
作業者は、この除草器具を用いれば、その先端を土の中に差し込み、引抜く又は回転させることで、歯部に根を絡ませて、容易に草木を抜取ることができる。
作業者は、この除草器具を用いれば、各拡開溝部により、草木を各切条溝部まで誘導し、各切条溝部に挟持させることで、容易に草木を抜取ることができる。
作業者は、この除草器具を用いれば、各根刺し針を地面に差込むことで、各突起に草木の根を引掛けて、容易に草木を抜取ることができる。
また、例えば、砂利の敷いてある場所では、貫入爪を差込みづらく、梃子の原理が使いづらい上、貫入爪を根元まで差込むため、特に芝地では、先端に芝の根が絡まり、根を傷めてしまう可能性がある。
さらに、座位の作業となるのため、繰り返しの作業により作業者の疲労が蓄積し、腰痛の原因にもなるという問題もある。
また、各切条溝部、曲面形状となされた本体連結部位が近接しているため、長く伸びた草木を抜取る場合、本体連結部位の周辺又は作業者の手元に当たることで、この草木が、抜取りづらくなる可能性がある。
前記除草部は、地面に接触可能な略板状体の除草部本体と、前記除草部本体と前記取手部とを連結する連結部と、を有し、
前記除草部本体は、その基端側から先端に向かうに伴って拡開する略V字状の溝部と、前記溝部の底部から先端に向かって突設された中央突起と、を含み、
前記中央突起の平面視における全長は、前記溝部の平面視における深さよりも短く構成されている。
これにより、草木が中央突起に突き刺さり、作業者は、除草部本体をさらに摺動させるか、本除草器具を上方に持ち上げることで、草木を抜取ることができる。
即ち、本除草器具によれば、除草部本体を地面に突き刺さなくとも、溝部による中央突起への誘導により、誰でも容易に除草作業を行うことが可能となる。
なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではない。
また、これらの図において、符号1は、本実施形態に係る除草器具を示す。
また、取手部Aは、全体として、作業者Xが起立して把持した状態で、後述する除草部本体B1が地面G(図3参照)に接触可能な長さに構成されており、例えば、1m程度とすることが好ましい。
なお、補助連結部A3は、取手部本体A1と同様に、アルミニウム等の所定の剛性を有する軽量の金属素材により形成されている。
なお、補助連結部A3と取手部本体A1、補助連結部A3と連結部B2は、それぞれ、例えば溶接やねじ止め等、種々の連結手段を用いて、一体化される。
なお、図1右下の、除草器具1の拡大側面図に示すように、取手部Aと除草部本体B1とにより形成される、側面視でのなす角a1は、鋭角である。
また、本実施形態においては、除草部本体B1と連結部B2とは、一枚の略板状体を折曲げることにより構成されているため、除草部本体B1と連結部B2とは、滑らかに連接している。
第二連結部B22は、除草部本体B1とのなす角が略直角となり、第一連結部B21とのなす角(除草部本体B1側)が鈍角となるように、除草部本体B1の基端及び第一連結部B21の先端それぞれに、滑らかに連接している。
基端側から先端に向かうに伴って拡開する略V字状の溝部Vと、溝部Vの底部から先端に向かって突設された中央突起P1と、溝部Vが形成されことにより、中央突起P1の両側に形成された、一対の側部突起P2と、を含む。
また、特に図2(b)に示すように、除草部本体B1は、平面視で線対称に構成されている。
また、主部B11の幅D1は、除草対象以外の草木Wが除草部本体B1に干渉することを極力避けるために、10mm~50mmの範囲とすることが好ましい。
また、中央突起P1は、その基端から先端に向かうに伴って鋭利となるように構成されている。
なお、全長L1は、深さL2に対して、1/2~1/4程度の長さとすることが好ましい。
また、各側部突起P2の傾斜角a2は、草木Wをスムーズに中央突起P1に誘導するために、65度~80度の範囲とすることが好ましい。
そして、作業者Xは、取手部Aを手前に引くことで、除草対象の草木Wに向かって、除草部本体B1を摺動させる。
すると、図4(b)に示すように、草木Wが中央突起P1に突き刺さると共に、中央突起P1と各側部突起P2との間に形成された略V字状の溝に、他の草木Wが入り込む。
そして、作業者は、除草部本体B1で草木Wをすくい上げるようにして、除草部本体をさらに摺動させることで、草木Wを地面Gから抜取ることができる。
特に、中央突起P1や側部突起P2を地面Gに突刺す必要が無いため、砂地や芝生、菜園、砂利の敷いてある場所等であっても、地面Gを荒らさず、芝の根等を傷めることなく、迅速な除草作業が可能となる。
なお、図5(a)は、除草部Bを底面側から見た拡大斜視図、図5(b)は、除草部Bの拡大側面図である。
なお、この場合の中央突起P1の、主部B11等に対する傾斜角は、5度~25度程度とすることが好ましい。
なお、上記変更例において、中央突起P1の数は2つとしたが、これに限られず、3つ以上としても良いし、図5に示した変更例のように、その基端から先端に向かうに伴って下方に傾斜するように構成されていても良い。
なお、各除草部本体B1は、連結部B2と共に、一枚の板状体により、滑らかに連接した態様で形成することができる。このとき、草木Wの中央突起P1への誘導のし易さの観点から、隣接する一対の側部突起P2により形成される突起は、その先端が鋭利となっていることが好ましい。
なお、上記変更例において、除草部本体B1の数は3つとしたが、これに限られず、2つや4つ以上としても良い。
また、上記変更例において、各除草部本体B1に設けられた中央突起P1の数は1つとしたが、図6(a)に示した変更例のように、複数設けても良いし、図5に示した変更例のように、その基端から先端に向かうに伴って下方に傾斜するように構成されていても良い。
A 取手部
A1 取手部本体
A2 グリップ部
A3 補助連結部
B 除草部
B1 除草部本体
B11 主部
V 溝部
P1 中央突起
P2 側部突起
B2 連結部
B21 第一連結部
B22 第二連結部
G 地面
W 草木
X 作業者
Claims (9)
- 作業者が把持する取手部と、前記取手部の一端から延びる除草部と、を備え、
前記除草部は、地面に接触可能な略板状体の除草部本体と、前記除草部本体と前記取手部とを連結する連結部と、を有し、
前記除草部本体は、その基端側から先端に向かうに伴って拡開する略V字状の溝部と、前記溝部の底部から先端に向かって突設された中央突起と、を含み、
前記中央突起の平面視における全長は、前記溝部の平面視における深さよりも短く構成されている、除草器具。 - 前記中央突起は、その基端から先端に向かうに伴って鋭利となるように構成されている、請求項1に記載の除草器具。
- 前記中央突起は、その基端から先端に向かうに伴って下方に傾斜するように構成されている、請求項1又は2に記載の除草器具。
- 前記中央突起は、複数設けられ、
前記複数の中央突起は、それぞれが略同一方向に突設されるように、互いに隣接して設けられている、請求項1~3の何れかに記載の除草器具。 - 前記除草部本体は、複数設けられ、
前記複数の除草部本体は、それぞれの面方向が略平行となるように、互いに隣接して設けられている、請求項1~4の何れかに記載の除草器具。 - 前記取手部と前記除草部本体とにより形成される側面視でのなす角は、鋭角である、請求項1~5の何れかに記載の除草器具。
- 前記連結部は、前記除草部本体の基端側に折曲げられた略板状体である、請求項6に記載の除草器具。
- 前記取手部は、前記作業者が起立して把持した状態で、前記除草部本体が地面に接触可能な長さに構成されている、請求項1~7の何れかに記載の除草器具。
- 前記取手部には、弾性素材により形成されたグリップ部が設けられている、請求項1~8の何れかに記載の除草器具。
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