JP3217130U - 草刈具 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本考案は、草刈り作業時に、特に作業者が刈刃の角度を気にすることなく、楽に雑草等を掻き分け束ね、刈り取ることができ、かつ軽量で刈刃が脱落することのない安全な草刈具を提供する。
【解決手段】
本考案にかかる草刈具は、把持部が取付けられた基板と、前記基板に斜め上方に傾斜させて一体に形成された傾斜部と、前記傾斜部の先端に、少なくとも一部又は幅方向全体に備えられている切断刃部と、前記傾斜部の先端に間隔を空けて突設された複数の突状体とを備える。
【選択図】 図1

Description

本考案は、農耕地や庭などの雑草を刈る草刈具に関する。
田畑などの農耕地や庭の雑草を刈る道具としては、半円状鋼板の内側に平刃を形成した刃板に把持部が取り付けられてなる鎌が広く用いられている。
そして、草刈りの際には、片手で把持部を握り、もう片方の手で雑草を束ね、束ねた雑草の根本を前記平刃部分で刈ったり、あるいは草が生えている地面に平刃部分を打ち込んで地中の草の根を切り取ったりして除草している。
上記鎌を使った草刈りの作業は、平刃部分にかかる力により雑草を刈り取るため、力が入りやすいよう鎌の把持部が短く、また、刈る雑草の根本付近を束ねて握り、その束ねた箇所に刃を入れる作業となる。そのため、作業者は中腰や、前屈した姿勢で作業することになり、腰へ多大な負荷がかかり、長時間の作業は厳しいものであった。
このような草刈り作業時の無理な姿勢による負担を軽減するため、一方の手で雑草等を束ねる必要がなく、片手で草刈り作業を行うことができる草刈具が開示されている。
例えば、特許第3076870号公報には、「外周部の前部が櫛状部とされた基台と、該基台の後部から前方且つ上方へ延在するように取り付けられた把持部と、刃面が前記櫛状部に位置するように、前記基台に着脱自在に取り付けられた刈刃とを備え、前記基台は、櫛状部を形成する部分が直線状をなす平板状であり、前記刈刃は、前記基台の上面であって、且つ、平面視において、前記基台平面内に位置しており、前記把持部は、上端側が前記基台の前部上方を経由して前方へ突出するようにされていることを特徴とする草刈具」が開示されている。
この草刈具によれば、鎌等を用いて草刈りを行う場合のように、一方の手で雑草等を束ねて、他方の手に持った鎌で雑草を刈り取る必要が無く、片手で容易に草刈りを行うことができ、楽な姿勢で草刈り作業を行うことが可能である。また、刃面を基台平面内に位置させているので、子供や不慣れな人であっても安全に使用することができるという効果があり、従来の鎌の問題点を解消するものである。
特許第3076870号公報
上記特許文献1に記載された草刈具は、把持部が基台の後部から前方且つ上方へ、斜めに延在するように取り付けられていて、その基台に平板状に櫛状部が形成されている。すなわち、櫛状部が基台の前方に延長されるごとくまっすぐ突出しているため、把持部を持ってまっすぐ振り下ろすと、先に櫛状部が地面に潜り込んでしまい、雑草等を掻き分けて束ね、基台の上面に取り付けられた刈刃が草の根本付近に当接して切断するのを妨げてしまう。したがって、作業者は基台の振り下ろす角度を調節して作業する必要がある。
また、脱着自在の刈刃は、草刈り作業中に石や根っこなどの障害物にぶつかって外れる恐れがあり、安全性にも問題がある。
さらに、基台の上面に別途刈刃を取り付けるため全体に重量が嵩み、長時間の草刈り作業においては、作業者へ多大な負荷を強いることになる。
本考案は、上記問題点に鑑み、草刈り作業時に、特に作業者が刈刃の角度を気にすることなく、楽に雑草等を掻き分け束ね、刈り取ることができ、かつ軽量で刈刃が脱落する恐れのない安全な草刈具を提供することを目的とする。
本考案者は上記課題を下記の手段により解決した。
(1)把持部が取付けられた基板と、前記基板に斜め上方に傾斜させて一体に形成された傾斜部と、前記傾斜部の先端に、少なくとも一部又は幅方向全体に備えられている切断刃部と、前記傾斜部の先端に間隔を空けて突設された複数の突状体とを備えることを特徴とする草刈具。
(2)前記切断刃部が、前記傾斜部の先端の前記突状体の間に設けられている、前記(1)に記載の草刈具。
(3)前記傾斜部の先端に備えられている切断刃部が、平刃、凹刃あるいは凸刃のいずれかであることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の草刈具。
(4)基板の前方に形成される傾斜部が、基板に対して120〜150度の角度で傾斜していることを特徴とする前記(1)乃至(3)のいずれかに記載の草刈具。
本考案の草刈具によって、下記の効果が発揮される。
〈1〉把持部が取付けられた基板と、前記基板に斜め上方に傾斜させて一体に形成された傾斜部と、前記傾斜部の先端に、少なくとも一部又は幅方向全体に備えられている切断刃部と、前記傾斜部の先端に間隔を空けて突設された複数の突状体とを備えることを特徴とする草刈具は、草を刈り取る際に傾斜部が自然に地面と水平になり、突状体が草を掻き分けて草の根本付近に切断刃部を誘導することができ、特に作業者が草刈具の振り下ろし角度に気を配ることなく楽に草刈り作業をすることができる。
〈2〉切断刃部が、傾斜部の先端の突状体の間に設けられている場合は、切断刃部が突状体の奥に位置するため、作業者が作業時に誤って切断刃部で負傷するということもなく、安全に草刈りできる。
〈3〉さらに、本考案によれば、傾斜部の先端に設けられている切断刃部を、草刈りする土壌や刈り取る草の種類、大きさによって、平刃、凹刃あるいは凸刃を任意選択して構成でき、使い勝手のよい草刈具を提供することができる。
〈4〉また、前記基板の前方に形成される傾斜部が、基板に対して120〜150度の角度で傾斜しているので、草刈具をまっすぐに振り下ろした際に、突状体が地面に突き刺さることなく、傾斜部に形成されている切断刃部が地面に水平に移動し、草の根本から確実に刈り取ることができる。
本考案の草刈具の斜視図 本考案の草刈具の側面図 本考案の草刈具の傾斜部の斜視図 本考案の草刈具を使用している状態の説明図
本考案の草刈具について、実施例を図に基づいて説明する。
図1は、本考案の草刈具の斜視図、図2は本考案の草刈具の側面図であり、図3は傾斜部の斜視図であり、図4は本考案の草刈具を使用している状態の説明図である。
図中、1は草刈具、2は把持部、31は基板、32は傾斜部、33は切断刃部、5は突状体である。
本考案にかかる草刈具は、図に示すように、把持部2が取付けられた基板31と、基板31に斜め上方に傾斜させて一体に形成された傾斜部32と、傾斜部32の先端に備えられている切断刃部33と、傾斜部32の先端に間隔を空けて突設された複数の突状体5とで構成されている。
把持部2は、草刈具1を使う際に作業者が握る部分であり、基板31と外れないよう固着される。基板31との固着は、垂直であっても、斜めであってもよく、特に限定されない。
また、把持部2は、短尺であっても長尺であってもよく、刈る草の種類や大きさ、土壌等に合わせることができ、短尺であればコンパクトな動きで草刈りができ、長尺であれば、かがんだり、前屈姿勢をとることなく草刈りができ、体に負担のない作業ができる。
そして、把持部2は、手になじみやすく滑りにくく、力を加える草刈り作業に耐えうる強度を備える。一般に農耕具で使用されている木材やステンレス製のものなどが任意に選択できる。
すなわち、本考案にかかる草刈具1の把持部2は、特にその形状、素材は限定されず、この考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうる。
そして、本考案にかかる草刈具1は、草刈り作業を手際よく楽に進めることができるように、基板31に斜め上方に傾斜させて一体に形成された傾斜部32が設けられ、その傾斜部32の先端に複数の突状体5を突設している。
基板31の前方に直線状に突状体5を設けた場合、草刈り時に草刈具1を振り下ろすと、突状体5が斜めに地面に接触し打ち込まれてしまう。そのため、草の根本を刈りたい時には、突状体5が地面に打ち込まれて刺さる前に、手首で振り下ろす角度を調整する必要がある。
また、地面に打ち込んで、草の根を刈る場合にも、突状体5が地面に斜めに刺さってしまうと、その状態から、切断刃部33が地面に水平になるように手首で調整しなければならず、手首や腕への負担が多く、長時間の作業は厳しい。
そこで、本考案にかかる草刈具1は、上記問題を解消すべく、基板31に対し、突状体5を突設した傾斜部32を斜め上方に傾斜させて形成している。
本実施例においては、傾斜部32は、基板31の前方部分を基板31に対して120〜150度の角度αで折り曲げられることにより形成され、基板31と一体になっているが、基板31と傾斜部32を別々に形成し、120〜150度の角度αを有するように、傾斜部32を基板31に接続し、一体成形してもよい。また、基板31と傾斜部32は異なる材質にしてもよく、本考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更することができる。
また、角度αを130度前後にして傾斜部32を形成すると、振り下ろした際に最も余分な力を加えずに、図4に示すように突状体5から切断刃部33まで地面に対し水平になり、確実に草を刈り取ることができ、使い勝手のよい草刈具1となり好ましい。
さらに、本考案にかかる草刈具1は、傾斜部32の幅方向に一定間隔を空けて複数の突状体5が突設される。図に示すように、複数の突状体5を突設することにより、傾斜部32をベースとした櫛状形状が形成される。
前記複数の突状体5は、刈る草を突状体5間に形成される間隔内に取り入れ、傾斜部32の先端に形成された切断刃部33に誘導するガイドの役割を果たす。
これにより、刈る草の根本を片手で握って束ねることなく、切断刃部33に当接し刈り取られる構成となっている。
したがって、突状体5は、草を掻き分け、その草の根本を突状体5間の間隔内に誘導することができる形状であればよく、特にその形状は限定されないが、突状体5の先端を先細りの形状、例えば図1に示す突状体5形状や、図3に示す突状体5形状等にすると、本草刈具1を打ち込む際に抵抗がなく自然にその間隔内に草が誘導されるので望ましい。
また、突状体5を傾斜部32の幅方向に設置する間隔は、前記突状体5間の間隔内に抵抗なく草が誘導される程度であればよく、また、誘導された後に草を切断する切断刃部33の切断性能を考慮して突状体5の設置間隔や数、長さ等を適宜定めることが好ましい。
なお、本実施例においては、突状体5は、傾斜部32の先端に直線状に突設しているが、突状体5は草を掻き分け、突状体5間の間隔内に草を誘導することで、作業者が屈んで草の根本を握って束ねる作業を不要とする作用を発揮できるよう備えられればよく、例えば、傾斜部32の先端から飛び出すように、傾斜部32の上面や下面に複数本の突状体5を固着して構成してもよい。
そして上記のように、突状体5間の間隔内に誘導された草は、そのまま草刈具1を手前に引くことで、傾斜部32の先端縁に当接し、該傾斜部32の先端縁に設けられた切断刃部33により刈り取られる。
切断刃部33は、突状体5の奥に位置するため、作業者が作業時に誤って切断刃部33で負傷するということもなく、安全に草刈りできる構成となっている。
なお、本実施例において切断刃部33を構成する切断刃は、平刃であるが、刈る草の種類や土壌に合わせて、凹刃や凸刃とすることもでき、用途に応じて適宜選択することが望ましい。
また、本実施例においては、切断刃部33は、突状体5の間の傾斜部32の先端に形成されているが、突状体5を傾斜部32の先端から飛び出すように傾斜部32の上面や下面に固着する場合には、傾斜部32の先端の幅方向全体を切断刃部33に形成してもよい。
1 草刈具
2 把持部
31 基板
32 傾斜部
33 切断刃部
5 突状体


Claims (4)

  1. 把持部が取付けられた基板と、前記基板に斜め上方に傾斜させて一体に形成された傾斜部と、前記傾斜部の先端に、少なくとも一部又は幅方向全体に備えられている切断刃部と、前記傾斜部の先端に間隔を空けて突設された複数の突状体とを備えることを特徴とする草刈具。
  2. 前記切断刃部が、前記傾斜部の先端の前記突状体の間に設けられている、請求項1に記載の草刈具。
  3. 前記傾斜部の先端に備えられている切断刃部が、平刃、凹刃あるいは凸刃のいずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載の草刈具。
  4. 基板の前方に形成される傾斜部が、基板に対して120〜150度の角度で傾斜していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の草刈具。

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