JP3180165U - 庭の手入れ用具 - Google Patents

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【課題】振り下ろす力が弱くても土への打ち込み力が大きくなり、雑草の抜き取り、エアレーションの穴空け、草取り後の土の凹凸の転圧等の作業も同じ器具で行える庭の手入れ用具を提供する。
【解決手段】手で握ることのできる把手1と、把手1に基端が固定され、先端に斜めにカットされた刃部3aを持つ直線状の軸部3を有する棒状工具本体2とを備え、直線状の軸部3の向きは、把手1の長手方向と略直交する方向であり、かつ、軸部3の長手方向の中間部には、丸棒状のウエイト部4が設けられた庭の手入れ用具。棒状工具本体2は一本の鋼製の丸棒を曲げて構成されており、基部5の先端と基端との間は、軸部3の長手方向と直交する平面内で傾斜している。
【選択図】 図1

Description

本考案は、庭の雑草を抜いたり、芝生等の土にエアレーションしたり、庭土の凹凸を均して面直しするために便利な、庭の手入れ用具に関する。
庭に芝生を植えている家では、水やりや肥料散布のほかに、雑草を抜いたり、芝生が植えられている土に穴を空けて芝生の根に酸素を与えるエアレーション等の手入れ作業が必要である。
このような手入れ作業に用いる器具として、例えば特許文献1には、柄に対してL字形に取り付けられ、先端にいくにしたがって逐次細くなってとがっている刃先をもつ草根かきが開示されている。
特許文献2には、柄の先端に適宜形状の刃部を設け、後端に取手を設けた除草具であって、適宜形状の刃部への柄の先端の取付位置が刃部の長さ方向の端部であり、かつ適宜形状の刃部の刃先とは反対側に、手を添えて持てるようにした丸棒状の厚肉部を形成した除草具が開示されている。
実開平6−50402号公報 特開2009−45046号公報
前述の特許文献1,2に開示された除草具では、柄や把手を手で握って雑草の根の近くを刃先で突き刺すように振り下ろし、地中の根をかき上げたり切ったりして雑草を抜きやすくして除草するのであるが、特許文献1の草根かきでは、刃先が軽いため、土に打ち込むときに強い力が要り、長時間の作業では疲れる。
特許文献2の除草具では、刃部の長さが長いため、雑草以外の芝生の根も切断される恐れがあり、またエアレーションの穴を空けるには不向きである。
さらに、草取り後に空いた穴や雑草の根に付いていた土を落とした後に生じる土の凹凸を均すのに、シャベル等の別の器具を用いる必要があり、不便であった。
そこで本考案は、振り下ろす力が弱くても土への打ち込み力が大きくなり、雑草の根切り、エアレーションの穴空け、草取り後の土の凹凸の転圧等の作業も同じ器具で行える庭の手入れ用具を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本考案の庭の手入れ用具は、手で握ることのできる把手と、前記把手に基端が固定され、先端が打ち込み部である直線状の軸部を有する棒状工具本体とを備え、前記直線状の軸部の向きは、前記把手の長手方向と略直交する方向であり、かつ、前記軸部の長手方向の中間部には、丸棒状のウエイト部が設けられていることを特徴とする。
本考案においては、棒状工具本体が把手に固定されており、棒状工具本体の先端の軸部に丸棒状のウエイト部が設けられているので、把手を握って土に向けて振り下ろすと、ウエイト部の慣性が働いて、棒状工具本体の軸部先端の打ち込み部が土の中に強く打ち込まれる。これによりエアレーションの穴が空く。また、雑草の根の回りを何度か打ち込むことにより雑草の根の回りの土がほぐれて、雑草を根こそぎ引き抜くことがたやすくなる。また、ウエイト部が丸棒状であるので、ウエイト部で土の表面を転圧することで凹凸面の面直しができる。
前記棒状工具本体は、一本の棒状体が、前記把手に基端が固定される基部が前記把手の長手方向に沿って延び、基部の先端から前記軸部の先端の打ち込み部の方向とは反対方向に曲がって延び、さらに曲がり方向が反転して前記軸部に連設する形状を有していることを特徴とする。このように、一本の棒状体を曲げて棒状工具本体を形成することにより、容易に製造でき、コストも掛からない。
前記棒状工具本体の前記基部の先端と基端との間は、前記軸部の長手方向と直交する平面内で傾斜していることを特徴とする。これにより、ウエイト部で土の表面を転圧するときに、把手が地面より浮くので、転圧作業がしやすくなる。
本考案の庭の手入れ用具によれば、手で握ることのできる把手と、前記把手に基端が固定され、先端が打ち込み部である直線状の軸部を有する棒状工具本体とを備え、前記直線状の軸部の向きは、前記把手の長手方向と略直交する方向であり、かつ、前記軸部の長手方向の中間部には、丸棒状のウエイト部が設けられていることにより、振り下ろす力が弱くても土への打ち込み力が大きくなり、雑草の抜き取り、エアレーションの穴空け、草取り後の土の凹凸の転圧等の作業も同じ器具で行うことができる。
本考案の実施の形態に係る庭の手入れ用具の側面図である。 本考案の実施の形態に係る庭の手入れ用具の正面図である。 本考案の実施の形態に係る庭の手入れ用具を用いて作業をしている状態を示す側面図である。 本考案の実施の形態に係る庭の手入れ用具を用いて土の転圧作業をしている状態を示す側面図である。
以下、本考案の実施の形態を、図面を参照しながら具体的に説明する。
本考案の実施の形態に係る庭の手入れ用具(以下単に「手入れ用具」ということがある。)は、図1および図2に示すように、手で握ることのできる把手1と、把手1に基端が固定され、先端に斜めにカットされた刃部3aを持つ直線状の軸部3を有する棒状工具本体2とを備え、直線状の軸部3の向きは、把手1の長手方向と略直交する方向であり、かつ、軸部3の長手方向の中間部には、丸棒状のウエイト部4が設けられている。
なお、軸部3の先端は、斜めにカットされた刃部3aではなく、軸部3と直交するようにカットした形状、あるいは半球状に丸めても、打ち込み部としての機能を果たす。
把手1は、木製、プラスチック製とし、手袋をした手で握って作業をしても滑らないように、表面に凹凸を設けている。
棒状工具本体2は、軸部3の先端の刃部3aの部分は焼き入れをして強度を高くしている。ウエイト部4は、本例では軸部3に溶接で固着されているが、バンドやねじで固定することもでき、また着脱可能とすることもできる。
棒状工具本体2は、一本の棒状体、本例では鉄製の丸棒が、把手1に基端が固定される基部5が把手1の長手方向に沿って延び、基部5の先端から軸部3の先端の刃部3aの方向とは反対方向に曲がって延びる折曲部6を有し、さらに折曲部6の先端より曲がり方向が反転して軸部3に連設する形状を有している。このように、一本の棒状体を曲げて棒状工具本体2を形成することにより、容易に製造でき、コストも掛からない。
さらに、図2に示すように、棒状工具本体2の基部5の先端と基端との間は、軸部3の長手方向と直交する平面内で傾斜している。その傾斜角αは、15°〜25°程度とし、ウエイト部4で土の表面を転圧するときに、把手1が地面より浮くので、転圧作業がしやすくなる。
以上の構成の手入れ用具を用いて雑草の根切りまたは芝生の地盤のエアレーションをしている状態を図3に示す。このように、把手1を握って強く振り下ろすことにより、軸部3の先端の刃部3aが地中に打ち込まれる。このとき、ウエイト部4の慣性が働くので、ウエイト部4を設けないで棒状工具本体2のみで打ち込む場合に比べ、強い力が刃部3aに掛かり、深くまで刃部3aを打ち込むことができる。これによりエアレーションの穴が空く。また、雑草の根の回りを何度か打ち込むことにより雑草の根の回りの土がほぐれて、雑草を根こそぎ引き抜きやすくなる。植物には、地上に出ている部分を抜いても根が地中に残っておればそこから再生するものもあるが、根こそぎ抜くことにより、雑草の除去が効率的に行える。
図4は、本考案の手入れ用具を用いて地面の面直しをしている状態を示している。ウエイト部4の周側面の丸い部分で地表を転圧することにより、草取り後に空いた穴や雑草の根に付いていた土を落とした後に生じる土の凹凸を均す。この時、基部5には基端と先端との間が傾斜しているため、把手1が地表よりも浮いた状態となり、把手1を握っている手が地面に触れることがなく、転圧作業がしやすい。
このように、本実施の形態によれば、軸部3の長手方向の中間部に、丸棒状のウエイト部4が設けられていることにより、振り下ろす力が弱くても土への打ち込み力が大きくなり、雑草の根こそぎの抜き取り、エアレーションの穴空け、草取り後の土の凹凸の転圧等の作業も同じ器具で行うことができる。また、基部5の基端と先端との間が傾斜していることにより、転圧作業がしやすい。
本考案は、振り下ろす力が弱くても土への打ち込み力が大きくなり、雑草の抜き取り、エアレーションの穴空け、草取り後の土の凹凸の転圧等の作業も同じ器具で行える庭の手入れ用具として、好適に利用することができる。
1 把手
2 棒状工具本体
3 軸部
3a 刃部
4 ウエイト部
5 基部
6 反転部

Claims (3)

  1. 手で握ることのできる把手と、
    前記把手に基端が固定され、先端が打ち込み部である直線状の軸部を有する棒状工具本体とを備え、
    前記直線状の軸部の向きは、前記把手の長手方向と略直交する方向であり、かつ、前記軸部の長手方向の中間部には、丸棒状のウエイト部が設けられていることを特徴とする庭の手入れ用具。
  2. 前記棒状工具本体は、一本の棒状体が、前記把手に基端が固定される基部が前記把手の長手方向に沿って延び、基部の先端から前記軸部の先端の打ち込み部の方向とは反対方向に曲がって延び、さらに曲がり方向が反転して前記軸部に連設する形状を有している請求項1記載の庭の手入れ用具。
  3. 前記棒状工具本体の前記基部の先端と基端との間は、前記軸部の長手方向と直交する平面内で傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載の庭の手入れ用具。
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