JP2023076278A - 基板処理装置、および基板処理方法 - Google Patents

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Hideki Hirakawa
拓伸 梶原
Hironobu Kajiwara
剛 山崎
Takeshi Yamazaki
俊一 八尋
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Abstract

【課題】基板処理装置のコストを抑制する技術を提供する。【解決手段】実施形態に係る基板処理装置は、第1処理群と、第2処理群と、受渡機構とを備える。第1処理群は、基板に処理を行う。第2処理群は、第1処理群によって処理が行われた基板に処理を行う。受渡機構は、第1処理群と第2処理群との間で基板の受け渡しを行う。第1処理群、および第2処理群の少なくとも一部は、上下方向に積層して設けられる。第1処理群、および第2処理群における少なくとも一部の処理部は、水平方向に搬送され、かつ処理部内で進行方向が90度変更される基板に処理を行う。【選択図】図1

Description

本開示は、基板処理装置、および基板処理方法に関する。
特許文献1には、第1搬送ラインに沿って基板を搬送しつつ、フォトレジスト膜を基板に形成し、基板が露光された後に第2搬送ラインに沿って基板を搬送しつつ、現像処理を基板に行うことが開示されている。
特開2007-158253号公報
本開示は、基板処理装置のコストを抑制する技術を提供する。
本開示の一態様による基板処理装置は、第1処理群と、第2処理群と、受渡機構とを備える。第1処理群は、基板に処理を行う。第2処理群は、第1処理群によって処理が行われた基板に処理を行う。受渡機構は、第1処理群と第2処理群との間で基板の受け渡しを行う。第1処理群、および第2処理群の少なくとも一部は、上下方向に積層して設けられる。第1処理群、および第2処理群における少なくとも一部の処理部は、水平方向に搬送され、かつ処理部内で進行方向が90度変更される基板に処理を行う。
本開示によれば、基板処理装置のコストを抑制することができる。
図1は、実施形態に係る基板処理装置の概略構成を示す平面図である。 図2は、実施形態に係るコロ搬送装置の模式図である。 図3は、実施形態に係る浮上搬送装置の模式図である。 図4は、実施形態に係る基板処理を説明するフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する基板処理装置および基板処理方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態により開示される基板処理装置および基板処理方法が限定されるものではない。
以下参照する各図面では、説明を分かりやすくするために、互いに直交するX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする直交座標系を示すことがある。X軸方向、およびY軸方向は、水平方向である。
また、ここでは、X軸正方向を前方とし、X軸負方向を後方とする前後方向を規定し、Y軸負方向を左方とし、Y軸正方向を右方とする左右方向を規定する。また、Z軸正方向を上方とし、Z軸負方向を下方とする上下方向を規定する。
実施形態に係る基板処理装置1について図1を参照し説明する。図1は、実施形態に係る基板処理装置1の概略構成を示す平面図である。
基板処理装置1は、カセットステーション2と、第1処理群3と、第2処理群4と、受渡機構5と、搬送装置6(図2、図3参照)と、制御装置7とを備える。第2処理群4は、第1処理群3の上方に配置される。
カセットステーション2には、複数のガラス基板S(以下、「基板S」と称する。)を収容するカセットCが載置される。カセットステーション2は、複数のカセットCを載置可能な載置台13と、カセットCと、第1処理群3および第2処理群4との間で基板Sの搬送を行う搬送部14とを備える。なお、基板Sは、矩形状である。また、カセットステーション2は、外部装置として設けられてもよい。すなわち、基板処理装置1は、カセットステーション2を含まない構成であってもよい。
搬送部14は、搬送アーム14aを備える。搬送アーム14aは、水平方向(前後方向、および左右方向)および鉛直方向への移動が可能である。また、搬送部14は、鉛直軸を中心とする旋回が可能である。
第1処理群3は、基板Sに処理を行う。第1処理群3は、第1処理ライン20と、第2処理ライン30と、第3処理ライン40とを含む。
第1処理ライン20は、X軸方向に延びるように設けられる。第1処理ライン20は、エキシマUV照射ユニット(e-UV)21と、スクラブ洗浄ユニット(SCR)22と、アドヒージョンユニット(AD)23と、第1冷却ユニット(COL)24とを含む。
第1処理ライン20では、ユニット21~24は、カセットステーション2からX軸正方向に並んで配置される。具体的には、ユニット21~24は、エキシマUV照射ユニット21、スクラブ洗浄ユニット、アドヒージョンユニット、および第1冷却ユニット24の順にX軸正方向に沿って配置される。
エキシマUV照射ユニット21は、搬入部25から搬送される紫外域光を発する紫外域光ランプから基板Sに対して紫外域光を照射し、基板S上に付着した有機物を除去する。搬入部25は、カセットステーション2から基板Sが搬入される。搬入部25は、カセットステーション2とエキシマUV照射ユニット21との間に設けられる。搬入部25には、カセットステーション2から基板Sが搬入される。搬入部25は、基板Sの向きを変更してもよい。
スクラブ洗浄ユニット22は、有機物が除去された基板Sに、洗浄液(例えば、脱イオン水(DIW))を供給しつつ、ブラシなどの洗浄部材によって基板Sの表面を洗浄する。またスクラブ洗浄ユニット22は、ブロワーなどによって洗浄した基板Sを乾燥させる。
アドヒージョンユニット23は、乾燥された基板Sにヘキサメチルジシラン(HMDS)を吹き付けて、基板Sに疎水処理を行う。
第1冷却ユニット24(少なくとも一部の処理部の一例)は、基板Sを冷却する。第1冷却ユニット24は、疎水処理が行われた基板Sに冷風を吹き付けて基板Sを冷却する。
第1処理ライン20では、エキシマUV照射ユニット21からアドヒージョンユニット23まで、基板Sは搬送装置6のコロ搬送装置80(図2参照)によって搬送される。
第1処理ライン20では、第1冷却ユニット24において、基板Sは、搬送装置6の浮上搬送装置90(図3参照)によって搬送される。第1冷却ユニット24(少なくとも一部の処理部の一例)は、浮上搬送装置90によって搬送される基板Sに処理を行う。搬送装置6についての説明は、後述する。なお、アドヒージョンユニット23から第1冷却ユニット24への基板Sの移動は、基板Sを進行方向に押し出す押出機構によって行われる。
第2処理ライン30は、X軸方向に延びるように設けられる。第2処理ライン30は、第1処理ライン20に対して、Y軸方向に並んで配置される。第2処理ライン30は、第1処理ライン20に対し、Y軸負方向側に配置される。
第2処理ライン30は、第1冷却ユニット24と、フォトレジスト塗布ユニット(CT)31と、加熱乾燥ユニット(APDP)32とを含む。第2処理ライン30は、第1冷却ユニット24によって第1処理ライン20に連続するように設けられる。すなわち、第1冷却ユニット24は、第1処理ライン20、および第2処理ライン30に含まれる。第1冷却ユニット24の少なくとも一部は、Y軸方向に延びるように設けられる。第1冷却ユニット24は、略L字状に形成される。
第2処理ライン30では、ユニット24、31、32は、第1冷却ユニット24からX軸負方向に並んで配置される。具体的には、ユニット24、31、32は、第1冷却ユニット24、フォトレジスト塗布ユニット31、および加熱乾燥ユニット32の順にX軸負方向に沿って配置される。
第2処理ライン30では、第1冷却ユニット24とフォトレジスト塗布ユニット31との間にエレベータバッファ33が設けられる。
フォトレジスト塗布ユニット31は、基板S上にフォトレジスト液を塗布し、基板S上にフォトレジスト膜を形成する。
加熱乾燥ユニット32(少なくとも一部の処理部の一例)は、基板Sを加熱する。加熱乾燥ユニット32は、基板Sを加熱することで基板Sを乾燥させる。
第2処理ライン30では、第1冷却ユニット24において、基板Sは、浮上搬送装置90によって搬送される。
第1冷却ユニット24では、基板Sは、まずY軸負方向に搬送される。第1冷却ユニット24では、Y軸負方向に沿って搬送された基板Sが、鉛直軸、すなわち上下方向の軸を中心に回転されることなく、進行方向が90度変更されて、X軸負方向に沿って搬送される。第1冷却ユニット24(第1処理群における少なくとも一部の処理部の一例)は、水平方向に搬送され、かつ第1冷却ユニット24内で進行方向が90度変更される基板Sに処理を行う。
第2処理ライン30では、第1冷却ユニット24からエレベータバッファ33に搬入された基板Sがフォトレジスト塗布ユニット31に搬入され、フォトレジスト膜が基板S上に形成される。フォトレジスト膜が形成された基板Sは、フォトレジスト塗布ユニット31から加熱乾燥ユニット32に搬入される。
第2処理ライン30では、加熱乾燥ユニット32において、基板Sは、浮上搬送装置90によって搬送される。加熱乾燥ユニット32(少なくとも一部の処理部の一例)は、浮上搬送装置90によって搬送される基板Sに処理を行う。
第3処理ライン40は、X軸方向に延びるように設けられる。第3処理ライン40は、第2処理ライン30に対して、Y軸方向に並んで配置される。第3処理ライン40は、第2処理ライン30に対し、Y軸負方向側に設けられる。
第3処理ライン40は、加熱乾燥ユニット32と、第1加熱ユニット(PE/BAKE)41と、第2冷却ユニット(COL)42とを含む。第3処理ライン40は、加熱乾燥ユニット32によって第2処理ライン30に連続するように設けられる。すなわち、加熱乾燥ユニット32は、第2処理ライン30、および第3処理ライン40に含まれる。加熱乾燥ユニット32の少なくとも一部は、Y軸方向に延びるように設けられる。加熱乾燥ユニット32は、略L字状に形成される。
第3処理ライン40では、第2冷却ユニット42に対して、X軸正方向に隣接してバッファ43が設けられる。
第3処理ライン40では、ユニット32、41、42は、加熱乾燥ユニット32からX軸負方向に並んで配置される。具体的には、ユニット32、41、42は、加熱乾燥ユニット32、第1加熱ユニット41、および第2冷却ユニット42の順にX軸正方向に沿って配置される。
第1加熱ユニット41は、フォトレジスト液が塗布された基板S、すなわちフォトレジスト膜が形成され、乾燥された基板Sをさらに加熱する。第1加熱ユニット41は、基板Sを加熱し、フォトレジスト膜に含まれる溶剤などを除去する。
第2冷却ユニット42は、第1加熱ユニット41によって加熱された基板Sを冷却する。バッファ43は、基板Sを回転させるロータリーステージを含んでもよい。バッファ43は、基板Sの温度を調整する温調装置を含んでもよい。
第3処理ライン40では、加熱乾燥ユニット32からバッファ43まで、基板Sは、浮上搬送装置90によって搬送される。
加熱乾燥ユニット32では、基板Sは、まずY軸負方向に搬送される。加熱乾燥ユニット32では、Y軸負方向に沿って搬送された基板Sが、鉛直軸を中心に回転されることなく、進行方向が90度変更されて、X軸正方向に沿って搬送される。加熱乾燥ユニット32(第1処理群における少なくとも一部の処理部の一例)は、水平方向に搬送され、かつ第1冷却ユニット24内で進行方向が90度変更される基板Sに処理を行う。
バッファ43に搬送された基板Sは、受渡機構5の第1受渡部100によって、露光装置120に搬送される。受渡機構5は、第1処理群3と第2処理群4との間で基板Sの受け渡しを行う。第1受渡部100は、第2処理ライン30に対し、X軸正方向に隣接するように配置される。第1受渡部100は、第3処理ライン40に対して、Y軸正方向に隣接するように配置される。
第1受渡部100は、水平方向に伸縮可能な搬送アーム(SA)を備える。また、第1受渡部100は、上下方向に沿った移動、および鉛直軸を中心とする旋回が可能である。第1受渡部100は、露光装置120によって露光された基板Sを周辺露光装置(EE)121に搬送する。
露光装置120は、第1受渡部100に対し、X軸正方向に隣接するように配置される。露光装置120は、回路パターンに対応したパターンを有するフォトマスクを用いてフォトレジスト膜を露光する。
周辺露光装置121は、第1処理ライン20に対して、X軸正方向に隣接するように配置される。周辺露光装置121は、第1受渡部100に対して、Y軸正方向に隣接するように配置される。周辺露光装置121は、基板Sの外周部のフォトレジスト膜を除去する。周辺露光装置121は、タイトラーを含んでもよい。タイトラーは、基板Sに管理用コードを書き込む。周辺露光装置121に搬送された基板Sは、第2処理群4に搬送される。
第2処理群4は、第1処理群3によって処理が行われた基板Sに処理を行う。第2処理群4は、第1処理群3の上方(Z軸正方向)に設けられる。第1処理群3、および第2処理群4の少なくとも一部は、上下方向に積層して設けられる。第2処理群4は、第4処理ライン50と、第5処理ライン60と、第6処理ライン70とを含む。
第4処理ライン50は、X軸方向に延びるように設けられる。第4処理ライン50は、第1処理ライン20の上方に設けられる。第4処理ライン50の少なくとも一部は、上下方向(Z軸方向)において第1処理ライン20に積層するように設けられる。
第4処理ライン50は、現像ユニット(DEV)51と、洗浄ユニット(RIN)52と、乾燥ユニット(DRY)53とを含む。
第4処理ライン50では、ユニット51~53は、周辺露光装置121からX軸負方向に並んで配置される。具体的には、ユニット51~53は、現像ユニット51、洗浄ユニット52、および乾燥ユニット53の順にX軸負方向に沿って配置される。
現像ユニット51は、周辺露光装置121から搬送された基板Sに対し、露光されたフォトレジスト膜を現像液により現像する。
洗浄ユニット52は、フォトレジスト膜を現像した基板S上の現像液を洗浄液(例えば、脱イオン水(DIW))によって洗い流す。
乾燥ユニット53は、洗浄液によって洗い流した基板S上の洗浄液を乾燥させる。乾燥ユニット53によって乾燥された基板Sは、乾燥ユニット53に対してX軸負方向側に隣接して配置された搬出部54に搬送される。なお、搬出部54は、乾燥ユニット53に含まれてもよい。
第4処理ライン50では、現像ユニット51から搬出部54まで、基板Sは、コロ搬送装置80によって搬送される。
搬出部54に搬送された基板Sは、受渡機構5の第2受渡部101によって第5処理ライン60に搬送される。第2受渡部101は、第2処理ライン30に対して、X軸負方向に隣接するように配置される。第2受渡部101は、X軸方向において、第2処理ライン30と、カセットステーション2との間に配置される。第2受渡部101は、第4処理ライン50に対して、Y軸負方向に隣接するように配置される。
第2受渡部101は、水平方向に伸縮可能な搬送アーム(SA)を備える。また、第2受渡部101は、上下方向に沿った移動、および鉛直軸を中心とする旋回が可能である。
第5処理ライン60は、第4処理ライン50に対して、Y軸負方向に配置される。第5処理ライン60は、第2処理ライン30の上方に設けられる。第5処理ライン60の少なくとも一部は、上下方向(Z軸方向)において第2処理ライン30に積層するように設けられる。
第5処理ライン60は、第2加熱ユニット(PO/BAKE)61を含む。第2加熱ユニット61(少なくとも一部の処理部の一例)は、基板Sを加熱する。第2加熱ユニット61は、現像処理が行われた基板Sを加熱する。第5処理ライン60は、第2加熱ユニット61に対してX軸負方向側に搬入部62を備える。搬入部62には、第2受渡部101によって基板Sが搬送される。
第5処理ライン60では、基板Sは、浮上搬送装置90によって搬送される。第2加熱ユニット61では、X軸正方向に搬送される基板Sが、鉛直軸を中心に回転されることなく、進行方向が90度変更されて、Y軸負方向に沿って搬送される。第2加熱ユニット61(少なくとも一部の処理部の一例)は、浮上搬送装置90によって搬送される基板Sに処理を行う。
第6処理ライン70は、第5処理ライン60に対して、Y軸負方向に配置される。第6処理ライン70は、第3処理ライン40の上方に配置される。第6処理ライン70の少なくとも一部は、第3処理ライン40に積層するように設けられる。
第6処理ライン70は、第2加熱ユニット61を含む。すなわち、第2加熱ユニット61は、第5処理ライン60、および第6処理ライン70に含まれる。第2加熱ユニット61の少なくとも一部は、Y軸方向に延びるように設けられる。第2加熱ユニット61は、略L字状に形成される。
第6処理ライン70では、第2加熱ユニット61に対して、X軸負方向に隣接してバッファ71が設けられる。第2加熱ユニット61によって加熱された基板Sは、バッファ71に搬送される。バッファ71は、複数の基板Sを載置可能である。バッファ71は、基板Sを冷却する。基板Sは、バッファ71内に所定時間載置されることで、冷却される。バッファ71は、基板Sを冷却する冷却装置を備えてもよい。
第6処理ライン70では、第2加熱ユニット61からバッファ71まで、基板Sは、浮上搬送装置90によって搬送される。なお、第2加熱ユニット61からバッファ71への基板Sの移動は、基板Sを進行方向に押し出す押出機構によって行われてもよい。
第2加熱ユニット61では、基板Sは、まずY軸負方向に搬送される。第2加熱ユニット61では、Y軸負方向に沿って搬送された基板Sが、鉛直軸を中心に回転されることなく、進行方向が90度変更されて、X軸負方向に沿って搬送される。第2加熱ユニット61(第2処理群における少なくとも一部の処理部の一例)は、水平方向に搬送され、かつ第2加熱ユニット61内で進行方向が90度変更される基板Sに処理を行う。
バッファ71によって冷却された基板Sは、第2受渡部101によって搬出部72に搬送される。搬出部72は、バッファ71の下方に設けられる。搬出部72に搬送された基板Sは、カセットステーション2に搬送される。
ここで、搬送装置6について、図2、および図3を参照し説明する。搬送装置6は、基板Sを水平方向に移動させる。搬送装置6は、コロ搬送装置80と、浮上搬送装置90とを含む。図2は、実施形態に係るコロ搬送装置80の模式図である。図3は、実施形態に係る浮上搬送装置90の模式図である。
コロ搬送装置80は、基板Sを水平方向に沿って平流し搬送する。コロ搬送装置80は、図2に示すように、複数のコロ81を駆動装置82によって回転させることで、基板Sを搬送する。駆動装置82は、例えば、チェーン、ギヤなどの伝達部、およびモータなどの駆動部を含む。
浮上搬送装置90は、基板Sを水平方向に沿って平流し搬送する。浮上搬送装置90は、基板Sを浮上させて搬送する。浮上搬送装置90は、基板Sを超音波によって浮上させる。図3に示すように、浮上搬送装置90は、振動板91を超音波振動し、音響放射圧によって基板Sを浮上させる。振動板91は、基板Sの搬送方向に沿って複数配置される。浮上搬送装置90は、超音波によって基板Sを浮上させた状態で、基板Sを支持する支持ユニット92を駆動部93によって水平方向に移動させる。駆動部93は、モータや、ガイドレールなどを含む。
浮上搬送装置90は、基板Sを支持する支持ユニット92を変更し、支持ユニット92の移動方向を変更することで、基板Sの搬送方向を変更することができる。浮上搬送装置90は、基板Sを鉛直軸回りに回転させずに基板Sの進行方向を90度変更させる。支持ユニット92は、基板SをX軸方向、またはY軸方向から挟みことによって基板Sを支持する。支持ユニット92は、吸着パッドなどによって基板Sを支持してもよい。
図1に戻り、制御装置7は、たとえばコンピュータであり、制御部7aと記憶部7bとを備える。記憶部7bには、基板処理装置1において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部7aは、記憶部7bに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって基板処理装置1の動作を制御する。制御部7aは、各ユニットにおいて各処理を実行させる。制御部7aは、受渡機構5、および搬送装置6を制御し、基板Sを搬送させる。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置7の記憶部7bにインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
次に、実施形態に係る基板処理について図4を参照し説明する。図4は、実施形態に係る基板処理を説明するフローチャートである。
基板処理装置1は、前処理を行う(S10)。基板処理装置1は、カセットステーション2から第1処理ライン20に基板Sを搬送し、基板Sに前処理を行う。具体的には、基板処理装置1は、エキシマUV照射ユニット21によって基板S上の有機物を除去し、スクラブ洗浄ユニット22によって基板Sの表面を洗浄する。そして、基板処理装置1は、アドヒージョンユニット23によって基板Sに疎水処理を行い、第1冷却ユニット24によって基板Sを冷却する。
基板Sは、コロ搬送装置80によって第1冷却ユニット24までX軸正方向に沿って搬送された後、浮上搬送装置90によって、第1冷却ユニット24内をY軸負方向に沿って搬送される。そして、基板Sは、浮上搬送装置90によって、第1冷却ユニット24内をX軸負方向に沿って搬送される。基板Sは、第1冷却ユニット24において、浮上搬送装置90によって、進行方向が90度変更されて搬送される。
基板処理装置1は、フォトレジスト膜の形成処理を行う(S11)。基板処理装置1は、フォトレジスト塗布ユニット31によって基板Sにフォトレジスト液を塗布し、基板Sにフォトレジスト膜を形成する。
基板処理装置1は、乾燥処理を行う(S12)。基板処理装置1は、フォトレジスト膜が形成された基板Sを加熱乾燥ユニット32によって、乾燥させる。
基板Sは、浮上搬送装置90によって、加熱乾燥ユニット32内をY軸負方向に沿って搬送される。そして、基板Sは、浮上搬送装置90によって、加熱乾燥ユニット32内をX軸正方向に沿って搬送される。基板Sは、加熱乾燥ユニット32において、浮上搬送装置90によって、進行方向が90度変更されて搬送される。
基板処理装置1は、第1熱処理を行う(S13)。基板処理装置1は、基板Sを第1加熱ユニット41によって加熱した後に、第2冷却ユニット42によって基板Sを冷却する。
基板処理装置1は、第1搬送処理を行う(S14)。基板処理装置1は、第1受渡部100によってバッファ43から基板Sを露光装置120に搬送する。そして、基板処理装置1は、第1受渡部100によって基板Sを露光装置120から周辺露光装置121に搬送する。
基板処理装置1は、現像処理を行う(S15)。基板処理装置1は、周辺露光装置121から搬送される基板Sを現像ユニット51によって現像する。また、基板処理装置1は、現像した基板Sを洗浄ユニット52によって洗い流し、乾燥ユニット53によって乾燥させる。
基板処理装置1は、第2搬送処理を行う(S16)。基板処理装置1は、第2受渡部101によって基板Sを搬出部54から搬入部62に搬送する。
基板処理装置1は、第2熱処理を行う(S17)。基板処理装置1は、基板Sを第2加熱ユニット61によって加熱する。
基板Sは、浮上搬送装置90によって、第2加熱ユニット61内をY軸負方向に沿って搬送される。そして、基板Sは、浮上搬送装置90によって、第2加熱ユニット61内をX軸負方向に沿って搬送される。基板Sは、第2加熱ユニット61において、浮上搬送装置90によって、進行方向が90度変更されて搬送される。
基板処理装置1は、第3搬送処理を行う(S18)。基板処理装置1は、第2受渡部101によって基板Sをバッファ71に搬送する。また、基板処理装置1は、バッファ71によって冷却された基板Sを搬出部72に搬送する。さらに、基板処理装置1は、搬出部72からカセットステーション2に基板Sを搬送する。
基板処理装置1は、第1処理群3と、第2処理群4と、受渡機構5とを備える。第1処理群3は、基板Sに処理を行う。第2処理群4は、第1処理群3によって処理が行われた基板Sに処理を行う。受渡機構5は、第1処理群3と前記第2処理群4との間で基板Sの受け渡しを行う。第1処理群3、および第2処理群4の少なくとも一部は、上下方向に積層して設けられる。第1処理群3、および第2処理群4における少なくとも一部のユニット(処理部の一例)は、水平方向に搬送され、かつユニット内で進行方向が90度変更される基板Sに処理を行う。
これにより、基板処理装置1は、基板Sの進む向きを変更しつつ、基板Sに処理を行うことができる。そのため、基板処理装置1は、ユニット間で基板Sを搬送する機構を少なくすることができる。従って、基板処理装置1は、コストを抑制することができる。また、基板処理装置1は、例えば、X軸方向に搬送される基板Sへの処理に加えて、Y軸方向に基板Sを搬送しつつ、基板Sに処理を行うことができる。そのため、基板処理装置1は、X軸方向において処理を行うユニットの長さを短くすることができ、X軸方向における基板処理装置1の長さを短くすることができる。また、基板処理装置1は、各ユニットについてレイアウトの自由度を増加させることができる。例えば、基板処理装置1は、工場の大きさなどに応じて、或るユニットをL字状に配置することができる。また、基板処理装置1は、長さが長いユニットに対して基板Sが搬送される経路を曲げて配置することができる。そのため、基板処理装置1は、工場の大きさなどに合わせた配置を実現できる。また、基板処理装置1は、工場における基板処理装置1のフットプリントを小さくすることができる。
基板処理装置1は、搬送装置6を備える。搬送装置6は、基板Sを水平方向に移動させる。搬送装置6は、浮上搬送装置90を含む。浮上搬送装置90は、基板Sを浮上させて搬送する。第1処理群3、および第2処理群4における少なくとも一部のユニットは、浮上搬送装置90によって搬送される基板Sに処理を行う。
これにより、基板処理装置1は、浮上搬送装置90によって基板Sの進行方向を変更しつつ、基板Sに処理を行うことができる。
浮上搬送装置90は、基板Sを超音波によって浮上させる。これにより、基板処理装置1は、浮上搬送装置90によって搬送される基板Sに対する処理を精度よく行うことができる。
第1処理群3、および第2処理群4における少なくとも一部のユニットは、基板Sを加熱、または冷却する。
これにより、基板処理装置1は、基板Sを浮上搬送装置90によって搬送しつつ、基板Sを加熱、または冷却することができる。そのため、基板処理装置1は、基板Sに対する加熱むら、および基板Sに対する冷却むらの発生を抑制することができる。
浮上搬送装置90は、基板Sを鉛直軸回りに回転させずに基板Sの進行方向を90度変更させる。
これにより、基板処理装置1は、基板Sを回転させる回転機構を設けずに、基板Sの進行方向を90度変更することができる。そのため、基板処理装置1は、コストを抑制することができる。また、基板処理装置1は、工場における基板処理装置1のフットプリントを小さくすることができる。また、基板処理装置1は、基板Sを鉛直軸回りに回転させずに基板Sの進行方向を90度変更させることで、進行方向に対する基板Sの向きを容易に管理できる。
浮上搬送装置90は、基板Sに下方から噴射流体を吐出することによって基板Sを浮上させてもよい。噴射流体は、気体、および液体の少なくとも1つを含む。噴射流体は、空気、N2、およびリンス液の少なくとも1つを含む。噴射流体は、各ユニットにおける処理に応じて設定される。これによっても、基板処理装置1は、浮上搬送装置90によって基板Sの進行方向を90度変更しつつ、基板Sに処理を行うことができる。
なお、今回開示された実施形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。実に、上記した実施形態は多様な形態で具現され得る。また、上記の実施形態は、添付の特許請求の範囲及びその趣旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
1 基板処理装置
3 第1処理群
4 第2処理群
5 受渡機構
6 搬送装置
7 制御装置
24 第1冷却ユニット(処理部の一例)
32 加熱乾燥ユニット(処理部の一例)
61 第2加熱ユニット(処理部の一例)
80 コロ搬送装置
90 浮上搬送装置

Claims (7)

  1. 基板に処理を行う第1処理群と、
    前記第1処理群によって処理が行われた前記基板に処理を行う第2処理群と、
    前記第1処理群と前記第2処理群との間で前記基板の受け渡しを行う受渡機構と
    を備え、
    前記第1処理群、および前記第2処理群の少なくとも一部は、上下方向に積層して設けられ、
    前記第1処理群、および前記第2処理群における少なくとも一部の処理部は、水平方向に搬送され、かつ前記処理部内で進行方向が90度変更される前記基板に処理を行う、基板処理装置。
  2. 前記基板を水平方向に移動させる搬送装置
    を備え、
    前記搬送装置は、前記基板を浮上させて搬送する浮上搬送装置を含み、
    前記少なくとも一部の処理部は、前記浮上搬送装置によって搬送される前記基板に処理を行う、請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記浮上搬送装置は、前記基板を超音波によって浮上させる、請求項2に記載の基板処理装置。
  4. 前記少なくとも一部の処理部は、前記基板を加熱、または冷却する、請求項3に記載の基板処理装置。
  5. 前記浮上搬送装置は、前記基板に下方から噴射流体を吐出することによって前記基板を浮上させる、請求項2に記載の基板処理装置。
  6. 前記浮上搬送装置は、前記基板を鉛直軸回りに回転させずに前記基板の進行方向を90度変更させる、請求項2~5のいずれか1つに記載の基板処理装置。
  7. 第1処理群によって基板に処理を行う工程と、
    前記第1処理群によって処理が行われた前記基板を、前記第1処理群に対して少なくとも一部が上下方向に積層して設けられる第2処理群によって処理を行う工程と、
    前記第1処理群と前記第2処理群との間で前記基板を受け渡す工程と
    を有し、
    前記第1処理群、および前記第2処理群における少なくとも一部の処理は、水平方向に搬送され、かつ進行方向が90度変更される前記基板に対して行われる、基板処理方法。
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