JP2023073086A - 画像読取装置、および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度変動によるシェーディング補正誤差を抑制する画像読取装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】画像読取装置100は、原稿に光を照射する照射手段と、原稿による反射光を導光する第1導光部材と、反射光から得られる読取信号を出力する出力手段と、読取信号におけるシェーディングを補正するための基準部材及び基準部材の読取信号から得られた補正データを用いて、原稿の読取信号におけるシェーディングを補正した読取画像を出力する補正手段及び照射手段による照射タイミング及び出力手段による出力タイミングを制御する制御手段を有する。出力手段が原稿及び基準部材夫々の読取信号を出力する前に、照射手段から照射された光により第1導光部材を加熱し、第1導光部材が加熱された状態において得られた補正データを用いて、第1導光部材が加熱された状態において出力手段から出力された原稿の読取信号におけるシェーディングを補正する。【選択図】図5

Description

本発明は、画像読取装置、および画像形成装置に関する。
従来、原稿の読取画像を出力する画像読取装置において、基準部材の読取信号から得られる補正データを用いて、読取画像のシェーディングを補正する技術が知られている。ここで、シェーディングとは明るさのムラをいう。
上記のシェーディングの補正技術として、イメージセンサの温度特性に応じた補正誤差を抑制するために、消費電力を制御し、イメージセンサの温度を上昇させた状態において補正データを取得後、該補正データを用いて、イメージセンサによる原稿読取画像のシェーディングを補正する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の技術では、画像読取装置の温度変動によりシェーディングの補正誤差が生じる懸念がある。
本発明は、画像読取装置の温度変動によるシェーディング補正誤差を抑制することを目的とする。
本発明の一態様に係る画像読取装置は、原稿の読取画像を出力する画像読取装置であって、前記原稿に光を照射する照射手段と、前記照射手段から照射された前記光の前記原稿による反射光を導光する第1導光部材と、前記第1導光部材により導光された前記反射光から得られる読取信号を出力する出力手段と、前記読取信号におけるシェーディングを補正するための基準部材と、前記出力手段から出力される前記基準部材の前記読取信号から得られた補正データを用いて、前記原稿の前記読取信号における前記シェーディングを補正した前記読取画像を出力する補正手段と、前記照射手段による照射タイミングおよび前記出力手段による出力タイミングを制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記出力手段が前記原稿および前記基準部材それぞれの前記読取信号を出力する前に、前記照射手段から照射された前記光により前記第1導光部材を加熱し、前記補正手段は、前記第1導光部材が加熱された状態において得られた前記補正データを用いて、前記第1導光部材が加熱された状態において前記出力手段から出力された前記原稿の前記読取信号における前記シェーディングを補正する。
本発明によれば、画像読取装置の温度変動によるシェーディング補正誤差を抑制できる。
第1実施形態に係る画像読取装置の構成例を示す断面図である。 第1実施形態に係る画像読取装置の構成例を示すブロック図である。 第1実施形態に係る第1読取部の構成例を示す図である。 第1読取ローラを用いたシェーディング補正例を説明する図である。 第1実施形態に係るコントローラの機能構成例のブロック図である。 第1実施形態に係る画像読取装置の動作の第1例のフロー図である。 第1実施形態に係る画像読取装置の動作の第2例のフロー図である。 第2実施形態に係るコントローラの機能構成例のブロック図である。 第3実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す図である。
本発明の実施形態に係る画像読取装置および画像形成装置について図面を参照しながら詳細に説明する。但し、以下に示す形態は、本実施形態の技術思想を具現化するための画像読取装置および画像形成装置を例示するものであって、以下に限定するものではない。また、実施形態に記載されている構成部の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさ、位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。また、以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており詳細説明を適宜省略する。
[第1実施形態]
<画像読取装置100の構成例>
図1および図2を参照して、本実施形態に係る画像読取装置100の構成について説明する。図1は、画像読取装置100の構成を例示する図であり、原稿の搬送に使用される搬送ローラの回転軸に沿う方向から画像読取装置100を視た断面図である。図2は、画像読取装置100の構成を例示するブロック図である。
画像読取装置100は、読取対象である原稿1を所定速度により搬送方向mに沿って搬送しながら読み取り、原稿1が読み取られた画像である読取画像を出力するものである。本実施形態では、画像読取装置100は、原稿自動送り装置であるADF(Auto Document Feeder)の機能を有する。
図1に示すように、画像読取装置100は、大きくは、原稿配置部Aと、分離給送部Bと、レジスト部Cと、反転部Dと、第1読取搬送部Eと、第2読取搬送部Fと、排紙部Gと、積載部Hと、を有する。
原稿配置部Aは、読取対象である原稿1が配置される部位である。原稿1は1枚の原稿であってもよいし、複数の原稿が積載された原稿束であってもよい。原稿配置部Aは、原稿テーブル2と、配置フィラー4と、配置センサ5と、底板HPセンサ6と、原稿長さ検知センサ30および31と、を含む。原稿テーブル2は、原稿1の大きさに合わせて原稿1を配置可能に可動する可動原稿テーブル3を含む。
原稿1は、原稿テーブル2上に、一方の原稿面が例えば鉛直上方を向くように配置される。搬送方向mと交差する方向における原稿1の両端は、サイドガイドによって押さえられて位置決めされる。配置フィラー4および配置センサ5は、原稿テーブル2上に原稿1が配置されたことを検知し、配置検知信号を出力する。
原稿長さ検知センサ30および31は、原稿テーブル2上に配置された原稿1の搬送方向mに沿った長さを検知し、長さ検知信号を出力する。この長さ検知信号は、原稿テーブル2上に配置された原稿1が縦置きであるか、または横置きであるかを判定するために使用される。原稿長さ検知センサ30および31は、原稿長さを検知可能に配置される。
原稿長さ検知センサ30および31のそれぞれは、照射した光の反射光強度に応じた電気信号を出力する反射型センサ、または1枚の原稿1であっても原稿1の長さを検知可能なアクチュエータ型センサ等である。底板HPセンサ6は、底板のHP、すなわち初期位置を検知する。
可動原稿テーブル3は、底板上昇モータ105(図2参照)により、第1可動方向51の矢印方向に移動可能である。可動原稿テーブル3は、例えば配置フィラー4および配置センサ5による配置検知信号に応じて底板上昇モータ105が正転することにより、原稿1の最上面がピックアップローラ7と接触するように上昇する。
分離給送部Bは、原稿配置部Aに配置された原稿1を給送する機能を有する構成部である。分離給送部Bは、原稿1が原稿束である場合には、原稿束から一枚ごとに原稿を分離して給送する。分離給送部Bは、ピックアップローラ7と、テーブル給紙位置センサ8と、給紙ベルト9と、リバースローラ10と、を有する。
ピックアップローラ7は、ピックアップモータ101(図2参照)およびカム機構により第2可動方向52の矢印方向に移動するとともに、可動原稿テーブル3によって移動される原稿1の上面で押される。テーブル給紙位置センサ8は、ピックアップローラ7の位置を示す位置検出信号を出力する。
給紙ベルト9は、給紙モータ102(図2参照)の正転により駆動される。リバースローラ10は、給紙モータ102の正転につられて搬送方向mとは逆方向(時計回り方向)に回転駆動される。分離給送部Bは、給紙ベルト9およびリバースローラ10を駆動させることにより、最上の原稿1とその下の原稿1とを分離して、最上の原稿1のみを給紙できる。
さらに詳しく説明すると、リバースローラ10は、給紙ベルト9と所定圧で接しており、給紙ベルト9と直接接している状態、または原稿1の1枚を介して接している状態では、給紙ベルト9の回転に応じて反時計回り方向に従動回転する。連れ回り力がトルクリミッターのトルクよりも低くなるように予め設定されており、仮に原稿1が2枚以上、給紙ベルト9とリバースローラ10との間に進入した場合には、リバースローラ10は、本来の駆動方向である時計回り方向に回転し、余分な原稿1を押し戻す働きをすることにより、重送が防止される。給紙ベルト9およびリバースローラ10によって1枚に分離された原稿1は、給紙ベルト9により搬送方向mに沿ってレジスト部Cに向けて搬送される。
レジスト部Cは、給送される原稿1を一次突き当てする機能と、突き当て後の原稿1を引き出して搬送する機能と、を有する構成部である。レジスト部Cは、突当センサ11と、プルアウトローラ12と、原稿幅センサ13と、を含む。
分離給送部Bにより搬送されてきた原稿1は、その先端が突当センサ11により検知され、更に搬送されて、停止中のプルアウトローラ12に突き当たる。その後、突当センサ11による突当検知信号に応じて、予め定められた距離を搬送される。その後、原稿1は、所定の撓みを持ってプルアウトローラ12に押し当てられた状態において停止する。この停止の際に、原稿1の先端は、プルアウトローラ12に含まれるローラ対のニップに進入し、先端のスキュー補正が行われる。
プルアウトローラ12は、給紙モータ102(図2参照)の逆転により駆動され、スキュー補正された原稿1を中間ローラ14の位置まで搬送する。なお、給紙モータ102の逆転の際には、プルアウトローラ12と中間ローラ14が駆動されるが、ピックアップローラ7と給紙ベルト9は駆動されない。
原稿幅センサ13は、原稿1の幅方向に沿って複数個並べられ、プルアウトローラ12により搬送されてきた原稿1の幅方向に沿った長さを検出する。原稿1の搬送方向mに沿った長さは、原稿1の先端および後端の、突当センサ11による検出結果に基づき検出される。
反転部Dは、搬送される原稿1を反転させて、原稿1の面を読取り側(図中の第1読取搬送部E側)に向けて搬送する機能を有する構成部である。反転部Dは、中間ローラ14を有する。中間ローラ14は、ローラ対を含んで構成され、ローラ対によって原稿1を挟持搬送する。
原稿1は、プルアウトローラ12および中間ローラ14の駆動によってレジスト部Cから反転部Dに搬送される。レジスト部Cにおける搬送速度は、第1読取搬送部Eにおける搬送速度よりも速くなるように予め定められている。これにより、原稿1を第1読取搬送部Eへ送り込む処理時間を短縮できる。
第1読取搬送部Eは、搬送される原稿1の一方の面(以下「表面」という)を、コンタクトガラスを挟んで原稿1とは反対側から読み取る機能を有する構成部である。第1読取搬送部Eは、原稿1の表面の読取画像を出力する。
第1読取搬送部Eは、第1読取入口センサ15と、第1読取入口ローラ16と、レジストセンサ17と、第1読取ローラ19と、第1読取部20と、第1読取出口ローラ23と、を有する。搬送方向mにおける原稿1の先端が、第1読取入口センサ15により検出されると、第1読取入口ローラ16が有するローラ対のニップに原稿1の先端が進入する前に、第1読取搬送部Eは、原稿1の搬送速度を読取速度と略等しくするために減速を開始する。これとともに、第1読取搬送部Eは、読取モータ103(図2参照)を正転駆動して第1読取入口ローラ16および第1読取出口ローラ23を駆動させる。
第1読取搬送部Eは、搬送方向mにおける原稿1の先端がレジストセンサ17により検知されると、原稿1が所定の距離分搬送される間に減速し、第1読取部20に進入する手前において一時停止する。
その後、第1読取搬送部Eは、読取開始信号に応じて、停止していた原稿1を、搬送方向mにおける原稿1の先端が第1読取部20に到達するまでに所定の搬送速度になるように加速しながら搬送する。
第1読取搬送部Eは、搬送方向mにおける原稿1の先端が第1読取部20の位置に進入してから、搬送方向mにおける原稿1の後端が第1読取部20の位置を退出するまでの間に原稿1の表面を読み取り、読取画像を示す信号を出力する。
第1読取ローラ19は、第1読取部20による読取時における原稿1の浮き上がりを抑えるとともに、第1読取部20による読取画像のシェーディングを補正するためのシェーディング補正データを取得するための基準部材として機能する。
第1読取搬送部Eは、原稿1の片面のみを読取る場合には、通過した原稿1を、第2読取搬送部Fを介して排紙部Gへ搬送する。この際、第1読取搬送部Eは、搬送方向mにおける原稿1の先端を排紙センサ24により検知すると、排紙モータ104(図2参照)を正転駆動して排紙ローラ28を反時計回りに回転させる。
また第1読取搬送部Eは、排紙センサ24により搬送方向mにおける原稿1の先端を検知した時からの排紙モータ104の駆動パルスをカウントする。第1読取搬送部Eは、搬送方向mにおける原稿1の後端が、排紙ローラ28が有するローラ対のニップから退出する直前に排紙モータ104による搬送速度を減速させる。これにより、第1読取搬送部Eは、排紙トレイ29上に排出される原稿1が排紙トレイ29から飛び出さないように制御する。
第2読取搬送部Fは、原稿1の他方の面(以下「裏面」という)を読み取る機能を有する構成部である。第2読取搬送部Fは、原稿1の裏面の読取画像を出力する。第2読取搬送部Fは、排紙センサ24と、第2読取部25と、第2読取ローラ26と、第2読取出口ローラ27と、排紙ローラ28と、を有する。
第2読取部25の構成は第1読取部20と同じであり、原稿1の裏面を読み取るために、配置位置のみが第1読取部20とは異なる。第2読取ローラ26の構成および機能は、第1読取ローラ19の構成および機能と同じであり、原稿1の裏面を読み取るために、配置位置のみが第1読取部20とは異なる。但し、第2読取部25の構成は第1読取部20の構成と異なっていてもよいし、第2読取ローラ26の構成は第1読取ローラ19の構成と異なっていてもよい。
第2読取搬送部Fは、原稿1の裏面を読み取る際に、搬送方向mにおける原稿1の先端が排紙センサ24により検知されてから、読取モータ103(図2参照)の駆動パルスをカウントする。
第2読取搬送部Fは、搬送方向mにおける原稿1の先端が第2読取部25の位置に進入してから、搬送方向mにおける原稿1の後端が第2読取部25の位置を退出するまでの間に原稿1の裏面を読み取り、読取画像信号を出力する。
排紙部Gは、表裏の読取が完了した原稿1を装置外に排出する部位である。
積載部Hは、読取完了後の原稿1を積載保持する部位である。
図2に示すように、画像読取装置100は、コントローラ300と、操作部106と、を有する。コントローラ300および操作部106は、インターフェース107を介して電気的に接続している。コントローラ300は、画像読取装置100の動作を制御する。
コントローラ300は、レジストセンサ17、配置センサ5、排紙センサ24、突当センサ11、原稿幅センサ13、第1読取入口センサ15、テーブル給紙位置センサ8および底板HPセンサ6等と電気的に接続し、各センサによる検知信号または検出信号を入力する。
またコントローラ300は、第1読取部20、第2読取部25、ピックアップモータ101、給紙モータ102、読取モータ103、排紙モータ104および底板上昇モータ105等に電気的に接続している。
コントローラ300は、第1読取部20および第2読取部25の動作を制御するとともに、第1読取部20および第2読取部25それぞれから読取画像を示す信号を入力する。
またコントローラ300は、ピックアップモータ101、給紙モータ102、読取モータ103、排紙モータ104および底板上昇モータ105のそれぞれの駆動を制御する。
<第1読取部20の構成例>
図3は、第1読取部20の構成の一例を示す図である。第1読取部20は、発光部201と、導光体202と、ロッドレンズアレイ203と、受光部204と、を有する。第1読取部20は、例えば密着型のイメージセンサであるCIS(Contact Image Sensor)であるが、これに限定されず、縮小光学系を有する構成であってもよい。
発光部201は、発光手段の一例である。発光部201は、第1発光部201aと、第2発光部201bと、を含む。第1発光部201aは、搬送方向mに略直交する幅方向nにおける導光体202の一端側に設けられ、該一端に向けて光を発する。第2発光部201bは、幅方向nにおける導光体202の他端側に設けられ、該他端に向けて光を発する。
例えば、第1発光部201aおよび第2発光部201bは、それぞれLED(Light Emitting Diode)である。但し、発光部201は、光を発することができれば、LEDに限定されるものではなく、個数も2個に限定されない。
距離dは、第1発光部201aと、幅方向nにおける導光体202の一端との間の距離である。また距離dは、第2発光部201bと、幅方向nにおける導光体202の他端との間の距離である。距離dに特段の制限はなく、画像読取装置100は、その用途または仕様等に応じて距離dを適宜設定できる。
導光体202は、発光部201から発せられた光を原稿1に導光する第2導光部材の一例である。導光体202は、幅方向nを長手とする柱状部材であり、その内部を光が導光可能な透光性の部材である。
第1発光部201aおよび第2発光部201bのそれぞれから発せられ、幅方向nにおける導光体202の両端部から入射した光は、導光体202の内部において全反射を繰り返しながら幅方向nに沿って導光される。導光される過程において、臨界角より小さい入射角で導光体202の主面(長手方向に沿った面)に入射した光は、導光体202の内部から外部に出射する。
発光部201および導光体202は、原稿1に照射光Lsを照射する照射手段を構成する。発光部201および導光体202は、導光体202の内部から外部に出射した光のうち、原稿1に向けて出射した光を照射光Lsとして原稿1に照射することができる。照射光Lsは、幅方向nに沿って延伸するライン状の光である。
ロッドレンズアレイ203は、発光部201および導光体202から照射された照射光Lsの原稿1による反射光Lrを導光する第1導光部材の一例である。ロッドレンズアレイ203は、幅方向nに沿って整列する複数のロッドレンズ202aを含む。
複数のロッドレンズ203aのそれぞれは、内部を光が導光可能な棒状の等倍結像光学素子である。例えばロッドレンズ203aは、屈折率分布型レンズであるが、屈折型レンズや回折型レンズであってもよい。
原稿1側から複数のロッドレンズ203aのそれぞれに入射した反射光Lrは、ロッドレンズ203aの内部を導光され、ロッドレンズアレイ203における原稿1とは反対側に出射する。ロッドレンズアレイ203から出射した光は、ロッドレンズアレイ203を挟んで原稿1とは反対側に設けられた受光部204に入射し、受光部204によって受光される。
受光部204は、ロッドレンズアレイ203により導光された反射光Lrから得られる読取信号Isを出力する出力手段の一例である。受光部204は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の複数の受光素子が幅方向nに沿って画素として整列し、一次元の読取画像を形成するための一次元の読取信号Isを出力するライン型イメージセンサである。
受光部204は、モノクロの読取画像を形成するためのモノクロの読取信号Isを出力してもよいし、カラーの読取画像を形成するためのカラーの読取信号Isを出力してもよい。受光部204は、ライン型イメージセンサに限定されるものではなく、二次元の読取画像を形成するための二次元の読取信号Isを出力するエリア型イメージセンサであってもよい。
受光部204に含まれる複数の受光素子は、受光した光の光強度に応じた電気信号を読取信号Isとして出力する。受光部204は、複数の受光素子のそれぞれから出力される読取信号をA/D(Analog/Digital)変換したデジタル信号を幅方向に繋ぎ合わせることにより、幅方向を長手とするデジタルライン画像を撮像できる。
なお、ここでは第1読取部20の構成について説明したが、第2読取部25も第1読取部20と同じ構成および機能を有する。第2読取部25により読み取る場合には、第2読取ローラ26が基準部材として使用される。以降でも第1読取部20を主に説明するが、第2読取部25に対しても第1読取部20と同じ説明を適用できる。
<シェーディングの補正例>
ここで、受光部204から出力される読取信号Isには、シェーディングと呼ばれる明るさのムラが含まれる場合がある。シェーディングは、画像読取装置100が読み取る対象である原稿1の原稿面とは無関係である明るさのムラであるため、画像読取装置100による原稿1の読取誤差となる。
シェーディングが生じる要因には様々なものが挙げられる。例えば発光部201および導光体202から原稿1に照射される照射光Lsの幅方向nに沿った明るさのムラ、ロッドレンズアレイ203が導光し、受光部204に入射させる光の幅方向nに沿った明るさのムラ、受光部204に含まれる複数の受光素子の特性差等がある。ロッドレンズアレイ203に基づくシェーディングの要因には、例えば複数のロッドレンズ203aの特性差、または隣り合うロッドレンズ203a同士の繋ぎ目に基づく導光光量のムラ等がある。
画像読取装置100は、第1読取ローラ19を用いて上記のシェーディングを補正する。第1読取ローラ19は、受光部204から出力される読取信号Isにおけるシェーディングを補正するための基準部材の一例である。第1読取ローラ19は、幅方向nに沿って所定の濃度分布を有するように構成された回転体である。所定の濃度分布は、例えば幅方向nに沿って略均一な白色の濃度分布、あるいは幅方向に沿って略均一な黒色の濃度分布等である。但しこれらに限定されず、予め定められたものであれば任意の濃度分布であってもよい。また画像読取装置100は、第1読取ローラ19に、相互に異なる複数の濃度分布を設け、この複数の濃度分布を用いて得られる補正データを用いてシェーディングを補正することもできる。
図4は、第1読取ローラ19を用いたシェーディング補正の一例を説明する図である。図4に示すように、画像読取装置100は、シェーディング補正を行う場合には、発光部201および導光体202から照射光Lsを照射される位置に、原稿1に代えて第1読取ローラ19を配置する。
第1読取ローラ19は、原稿1を読み取る際に原稿1の浮き上がり等を抑える部材としての機能も兼備するため、シェーディング補正を行う際の画像読取装置100の状態は、第1読取部20と第1読取ローラ19との間から原稿1を取り除いた状態ということもできる。
図4に示す状態において、第1読取部20は、第1読取ローラ19の所定の濃度分布を読み取り、受光部204から第1読取ローラ19の読取信号Icを出力する。この読取信号Icから第1読取ローラ19の所定の濃度分布を減算することにより、シェーディングを補正するための補正データが得られる。
画像読取装置100は、得られた補正データを格納部に格納しておき、原稿1の読取信号Isから得られるライン画像から補正データを減算することにより、シェーディングを補正する。画像読取装置100は、読取信号Isにおけるシェーディングを補正した一次元の読取画像を出力できる。なお、画像読取装置100は、搬送方向mに沿って搬送される原稿1を撮像した複数のライン画像を搬送方向mに沿って繋ぎ合わせることにより、二次元の読取画像を出力することもできる。
<コントローラ300の機能構成例>
図5は、コントローラ300の機能構成の一例を示すブロック図である。コントローラ300は、発光部201および導光体202による照射タイミングおよび受光部204による出力タイミングを制御する制御手段の一例である。
図5に示すように、コントローラ300は、照射タイミング制御部301と、読取タイミング制御部302と、補正部303と、格納部304と、入出力部305と、電力供給制御部307と、を有する。
コントローラ300は、照射タイミング制御部301、読取タイミング制御部302、補正部303、入出力部305および電力供給制御部307の各機能を、CPU(Central Processing Unit)がROM(Read Only Memory)等のメモリに記憶されたプログラムをRAM(Random Access Memory)等の作業領域に展開して実行することにより実現する。またコントローラ300は、上記構成部の各機能の少なくとも一部を電気回路により実現してもよいし、複数のプログラムまたは電気回路を用いて実現してもよい。またコントローラ300は、格納部304の機能をHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置により実現できる。
コントローラ300が有する機能の少なくとも一部を、第1読取部20等の他の構成部が有してもよい。
照射タイミング制御部301は、発光部201および導光体202による照射タイミングを制御する。例えば照射タイミング制御部301は、照射制御信号Stを、入出力部305を介して第1読取部20に出力することにより、発光部201および導光体202による照射光Lsの照射タイミングを制御する。
より具体的には、照射タイミング制御部301は、発光部201に対するCPUからのレジスタアクセスによって論理を切り替えることにより照射制御信号Stを出力し、発光部201の発光および非発光を制御して照射光Lsの照射タイミングを制御できる。
読取タイミング制御部302は、受光部204による出力タイミングを制御する。例えば読取タイミング制御部302は、原稿1を読み取る場合には、入出力部305を介して第1読取部20に読取制御信号Srを出力することにより、受光部204による読取信号Isの出力タイミングを制御する。また読取タイミング制御部302は、補正データを取得する場合には、入出力部305を介して第1読取部20に読取制御信号Srを出力することにより、受光部204による読取信号Icの出力タイミングを制御する。
より具体的には、読取タイミング制御部302は、受光部204に供給するクロック信号やライン同期信号を読取制御信号Srとし、CPUからレジスタアクセスしてクロック信号やライン同期信号を制御することによって、読取タイミングを制御する。
補正部303は、補正データ306を用いてシェーディングを補正する補正手段の一例である。補正データ306は、受光部204から出力される第1読取ローラ19の読取信号Icから得られ、格納部304に予め格納される。補正部303は、原稿1の読取信号Isが受光部204から出力される際に、格納部304を参照して補正データ306を取得し、補正データ306を用いて読取信号Isを補正した読取信号Icを、一次元の読取画像として入出力部305を介して出力できる。
ここで、補正データ306は、原稿1の読取信号Isが受光部204から出力される前に取得され、格納部304に格納される。しかしながら、受光部204により原稿1の読取信号Isが出力している際に、発光部201が発する光によって、ロッドレンズアレイ203および導光体202が加熱され、その熱変形量が経時的に変化する場合がある。換言すると、画像読取装置100の経時的な温度変動により、ロッドレンズアレイ203および導光体202の熱変形量が経時的に変化する場合がある。
例えば、ロッドレンズアレイ203が加熱により幅方向nに沿って伸縮変形し、その変形量が経時的に変化すると、補正データ306を取得した際のシェーディングと、原稿1を読み取る際のシェーディングと、が異なるものとなる。この相違によって、画像読取装置100は、原稿1を読み取る際のシェーディングを適切に補正できなくなる。
同様に、導光体202が加熱により幅方向nに沿って伸縮変形し、その変形量が経時的に変化すると、補正データ306を取得した際のシェーディングと、原稿1を読み取る際のシェーディングと、が異なるものになる。この相違によって、画像読取装置100は、原稿1を読み取る際のシェーディングを適切に補正できなくなる。
本実施形態では、コントローラ300は、受光部204が原稿1の読取信号Isおよび第1読取ローラ19の読取信号Icをそれぞれ出力する前に、発光部201および導光体202から照射された照射光Lsによりロッドレンズアレイ203を加熱する。
より具体的には、コントローラ300は、補正データ306を取得する場合には、受光部204が第1読取ローラ19の読取信号Icを出力する前に、発光部201および導光体202から照射光Lsをロッドレンズアレイ203に照射するように、第1読取部20を制御する。ロッドレンズアレイ203は、照射光Lsが照射されることによって加熱されて伸縮変形する。また、導光体202は、発光部201から光が照射されることによって加熱されて伸縮変形する。
受光部204は、ロッドレンズアレイ203および導光体202がそれぞれ伸縮変形した状態において、第1読取ローラ19の読取信号Icを出力する。このように出力された読取信号Icから補正データ306が取得され、格納部304に格納される。
またコントローラ300は、原稿1の読取画像を取得する場合には、受光部204が原稿1の読取信号Isを出力する前に、発光部201および導光体202から照射光Lsをロッドレンズアレイ203に照射するように、第1読取部20を制御する。ロッドレンズアレイ203は、照射光Lsが照射されることによって加熱されて伸縮変形する。また、発光部201から光が照射されることによって、導光体202は加熱され伸縮変形する。
受光部204は、ロッドレンズアレイ203および導光体202がそれぞれ伸縮変形した状態において、原稿1の読取信号Isを出力する。
補正部303は、ロッドレンズアレイ203および導光体202が加熱された状態において取得された補正データ306を用いて、ロッドレンズアレイ203および導光体202が加熱された状態において出力された原稿1の読取信号Isを補正する。補正部303は、補正後の読取信号Icを出力する。
電力供給制御部307は、第1読取部20への電力Pwの供給を制御する。
画像読取装置100は、ロッドレンズアレイ203および導光体202が加熱により伸縮変形した状態において補正データ306を取得し、原稿1の読取信号Isを補正できる。そのため、画像読取装置100は、補正データ306の取得時と原稿1の読取時との間において、ロッドレンズアレイ203および導光体202それぞれの変形状態を近づけることができ、両者の変形量の差を抑え、シェーディングの補正誤差を抑制できる。
例えばコントローラ300は、加熱によるロッドレンズアレイ203および導光体202それぞれの変形量が飽和するまで、ロッドレンズアレイ203および導光体202を加熱する。ここで、「変形量が飽和する」状態とは、ロッドレンズアレイ203および導光体202がそれぞれ十分変形しきって変形量が小さくなった状態をいう。こうすることにより、画像読取装置100は、補正データ306の取得時と原稿1の読取時との間において、ロッドレンズアレイ203および導光体202それぞれの変形状態をより近づけることができ、シェーディングの補正誤差をより好適に抑制できる。
<画像読取装置100の動作例>
図6および図7を参照して、画像読取装置100の動作について説明する。図6および図7は、画像読取装置100の動作の一例を示すフローチャートであり、図6は第1例、図7は第2例である。
本実施形態では、画像読取装置100は、読取開始指示があった時以外の時には、第1読取部20に駆動電力が供給されず、第1読取部20はオフ状態になっているものとする。画像読取装置100は、読取開始指示を受け付けたタイミングに図5の動作を開始する。読取開始指示は、画像読取装置100の操作部を介したユーザによる操作入力であってもよいし、外部装置からの制御信号入力であってもよい。
まず、ステップS61において、画像読取装置100は、受け付けた読取開始指示に応じて、電力供給制御部307により第1読取部20に電力Pwを供給する。
続いて、ステップS62において、画像読取装置100は、照射タイミング制御部301により、入出力部305を介して第1読取部20に照射制御信号Stを出力する。発光部201および導光体202は、照射制御信号Stに応じて、照射光Lsを第1読取ローラ19に照射する。
続いて、ステップS63において、画像読取装置100は、ロッドレンズアレイ203および導光体202が照射光Lsによって加熱され、温度が上昇するまで待機する。この待機時間は、ロッドレンズアレイ203および導光体202それぞれの変形が飽和するまでの時間であり、予め定められた時間である。
続いて、ステップS64において、画像読取装置100は、ロッドレンズアレイ203および導光体202それぞれの変形が飽和するまで、ロッドレンズアレイ203および導光体202の温度が上昇した後、読取タイミング制御部302により、入出力部305を介して第1読取部20に読取制御信号Srを出力する。受光部204は、読取制御信号Srに応じて、第1読取ローラ19の読取信号Icを出力する。画像読取装置100は、格納部304により、読取信号Icから得られる補正データ306を格納する。
続いて、ステップS65において、画像読取装置100は、読取タイミング制御部302により、入出力部305を介して第1読取部20に読取制御信号Srを出力する。受光部204は、読取制御信号Srに応じて、原稿1の読取信号Isを出力する。画像読取装置100は、格納部304を参照して取得される補正データ306を用いて読取信号Isを補正し、補正後の読取信号Icから原稿1の読取画像を取得できる。
続いて、ステップS66において、画像読取装置100は、コントローラ300により、次の原稿1があるか否かを判定する。
ステップS66において、次の原稿1があると判定された場合には(ステップS66、Yes)、画像読取装置100は、ステップS65以降の動作を再度行う。一方、次の原稿1がないと判定された場合には(ステップS66、No)、ステップS67において、画像読取装置100は、電力供給制御部307により、第1読取部20への電力Pwの供給を停止する。その後、画像読取装置100は、動作を終了する。
以上のようにして、画像読取装置100は、読取画像のシェーディグを補正し、補正後の読取信号Icから得られる読取画像を出力することができる。
次に、図7に示すように第2例では、画像読取装置100は、配置センサ5による配置検知信号を入力したタイミングにおいて図7の動作を開始する。
まず、ステップS71において、画像読取装置100は、配置センサ5による配置検知信号に応じて、電力供給制御部307により第1読取部20に電力Pwを供給する。
続いて、ステップS72において、画像読取装置100は、照射タイミング制御部301により、入出力部305を介して第1読取部20に照射制御信号Stを出力する。発光部201および導光体202は、照射制御信号Stに応じて、照射光Lsを第1読取ローラ19に照射する。
続いて、ステップS73において、画像読取装置100は、コントローラ300により、原稿1の読取開始指示を受け付ける。
続いて、ステップS74において、画像読取装置100は、ロッドレンズアレイ203および導光体202が照射光Lsによって加熱され、温度が上昇するまで待機する。
ステップS75以降の動作は、図6におけるステップS64以降の動作と同様であるため、ここでは重複する説明を省略する。
以上のようにして、画像読取装置100は、読取画像のシェーディグを補正し、補正後の読取信号Icから得られる読取画像を出力することができる。第2例では、原稿配置部Aに原稿1が配置されたタイミングをトリガーにして、発光部201および導光体202の加熱を開始するため、ロッドレンズアレイ203および導光体202の温度が上昇するまでの待機時間を短縮できる。この結果、原稿1を読み取る生産性を上げつつ、シェーディングの補正誤差を抑制できる。
<画像読取装置100の作用効果>
画像読取装置100の作用効果について説明する。
従来、読取画像におけるシェーディングを補正する画像読取装置が知られている。シェーディング補正は、画像読取装置が有する発光部により発せられる照射光の明るさが経時変化する場合があるため、原稿を読み取るたびに行われることが好ましい。
しかしながら、原稿を読み取るたびにシェーディング補正を行うと、非原稿読取期間(紙間という)等において、シェーディングを補正するために用いられる補正データを取得する頻度が高くるため、原稿読取の生産性が低下する場合がある。
特に画像読取装置内において、シェーディング補正のために使用される基準部材の読取位置と原稿の読取位置とが原稿の搬送方向において異なる場合には、読取部を搭載するキャリッジを、基準部材の読取位置と原稿の読取位置との間で何度も往復移動させる必要があるため、生産性の低下がより顕著になる。
原稿読取の生産性低下を抑制するために、補正データを所定周期により行う間欠シェーディング補正技術が知られている。しかしながら、従来の間欠シェーディング補正技術では、ロッドレンズアレイまたは導光体等の導光部材が温度変動により経時的に熱変形する影響を補正できない。
例えばロッドレンズアレイの場合には、原稿の搬送方向と交差する幅方向に沿ってロッドレンズアレイが伸縮変形することにより、ロッドレンズアレイに含まれる複数のロッドレンズそれぞれの位置と、受光部に含まれる複数の受光素子それぞれの位置と、が幅方向に沿ってずれる場合がある。これにより、補正データと受光部による読取信号との間において、シェーディングにおける光強度のピーク位置が幅方向にずれ、搬送方向に沿って延伸する黒スジまたは白スジ等のスジ状の異常画像が読取画像に発生する場合がある。
一方、導光体の場合には、導光体を固定する固定部材と導光体との接続部に、導光体の変形に伴う負荷がかかることにより、導光体からの光の照射方向が経時的に変化する場合がある。これにより幅方向に沿ったシェーディングが経時的に変化することにより、補正データと受光部による読取信号との間においてシェーディングが異なるものとなり、シェーディングの補正誤差が生じる。
本実施形態に係る画像読取装置100は、原稿1に照射光Ls(光)を照射する発光部201および導光体202(照射手段)と、発光部201および導光体202から照射された照射光Lsの原稿1による反射光Lrを導光するロッドレンズアレイ203(第1導光部材)と、を有する。また画像読取装置100は、ロッドレンズアレイ203により導光された反射光Lrから得られる読取信号Isを出力する受光部204(出力手段)と、読取信号Isにおけるシェーディングを補正するための第1読取ローラ19(基準部材)と、を有する。さらに画像読取装置100は、受光部204から出力される第1読取ローラ19の読取信号Isから得られた補正データ306を用いて、原稿1の読取信号Isにおけるシェーディングを補正した読取信号Ic(読取画像)を出力する補正部303と、発光部201および導光体202による照射タイミングおよび受光部204による出力タイミングを制御するコントローラ300(制御手段)と、を有する。
コントローラ300は、受光部204が原稿1および第1読取ローラ19それぞれの読取信号Isを出力する前に、発光部201および導光体202から照射された照射光Lsによりロッドレンズアレイ203を加熱する。補正部303は、ロッドレンズアレイ203が加熱された状態において得られた補正データ306を用いて、ロッドレンズアレイ203が加熱された状態において受光部204から出力された原稿1の読取信号Isにおけるシェーディングを補正する。
画像読取装置100は、ロッドレンズアレイ203および導光体202が加熱により伸縮変形した状態において補正データ306を取得し、この補正データ306を用いて原稿1の読取信号Isを補正できる。このため、画像読取装置100は、補正データ306の取得時と原稿1の読取時との間において、ロッドレンズアレイ203および導光体202それぞれの変形状態を近づけることができる。この結果、補正データ306の取得時と原稿1の読取時との間におけるロッドレンズアレイ203および導光体202それぞれの変形量の差を抑え、画像読取装置100の温度変動によるシェーディング補正誤差を抑制できる。
例えばコントローラ300は、加熱によるロッドレンズアレイ203および導光体202それぞれの変形量が飽和するまで、ロッドレンズアレイ203および導光体202を加熱することが好ましい。こうすることにより、画像読取装置100は、補正データ306の取得時と原稿1の読取時との間において、ロッドレンズアレイ203および導光体202それぞれの変形状態をより近づけることができ、画像読取装置100の温度変動によるシェーディング補正誤差をより抑制できる。
また、画像読取装置100が複数枚の原稿1を読み取る場合、すなわち受光部204が複数枚の原稿1それぞれの読取信号Isを出力する場合には、コントローラ300は、複数枚の原稿1それぞれの読取信号Isのうち、最初の読取信号Isが受光部204から出力される前に、1回のみ、発光部201および導光体202から照射された照射光Lsによりロッドレンズアレイ203および導光体202を加熱することが好ましい。また補正部303は、ロッドレンズアレイ203および導光体202がそれぞれ加熱された状態において取得された補正データ306を用い、ロッドレンズアレイ203および導光体202が加熱された状態において受光部204から出力された原稿1の読取信号Isにおけるシェーディングを補正することが好ましい。これにより、画像読取装置100は、複数枚の原稿1を読み取るたびに補正データ306を取得しなくてもよいため、補正データ306の取得にかかる時間を短縮できる。この結果、画像読取装置100は、複数の原稿1を読み取る生産性を上げつつ、画像読取装置100の温度変動によるシェーディング補正誤差を抑制できる。
またコントローラ300は、搬送される原稿1の読取信号Isを受光部204から出力するために、原稿1の搬送を開始する位置、例えば原稿配置部Aの位置に原稿1が配置された際に、発光部201および導光体202により照射光Lsの照射を開始することが好ましい。こうすることにより、原稿1が原稿配置部Aに配置された直後からロッドレンズアレイ203および導光体202の加熱を開始できるため、ロッドレンズアレイ203および導光体202が加熱により変形するまでの待機時間を短縮できる。この結果、画像読取装置100は、複数の原稿1の読み取る生産性を上げつつ、画像読取装置100の温度変動によるシェーディング補正誤差を抑制できる。
またコントローラ300は、発光部201と導光体202との間の距離dに応じて、発光部201により光の照射を開始するタイミングを異ならせてもよい。導光体202が加熱により変形する時間は、距離dに応じて異なる。例えば距離dが短いほど加熱効率が高くなって導光体202は早く変形し、距離dが長いほど加熱効率が低くなって導光体202は遅く変形する。また距離dは、画像読取装置100の部品配置に応じて決定される。例えば画像読取装置100は、距離dが3mmである場合には、照射光Lsを照射してから受光部204が読取信号Isを出力するまでの時間を3秒とする。
画像読取装置100は、距離dに応じて発光部201により光の照射を開始するタイミングを異ならせ、照射光Lsを照射してから受光部204が読取信号Isを出力するまでの時間を異ならせることにより、画像読取装置100における部品配置に応じて適切なタイミングで導光体202の加熱を開始できる。この結果、画像読取装置100は、画像読取装置100の温度変動によるシェーディング補正誤差を抑制できる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る画像読取装置100aについて説明する。なお、第1実施形態と同一の構成部には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。
図8は、画像読取装置100aが有するコントローラ300aの機能構成の一例を示すブロック図である。本実施形態では、画像読取装置100aは、温度センサ400を有する。
温度センサ400は、ロッドレンズアレイ203の温度およびロッドレンズアレイ203の周辺温度の少なくとも一方を検出する温度検出手段の一例である。温度センサ400は、検出した温度を出力できるものであれば特段の制限はなく、抵抗温度計または放射温度計等の各種の温度センサを使用できる。
温度センサ400の配置位置は、画像読取装置100a内において、ロッドレンズアレイ203の温度およびロッドレンズアレイ203の周辺温度の少なくとも一方を検出可能な位置であれば、任意の位置であってよい。
コントローラ300aは、温度センサ400から出力された温度検出信号Dtを入力することにより取得する温度取得部308を有する。コントローラ300aは、原稿1および第1読取ローラ19それぞれの読取信号Isが受光部204から出力される前に、温度センサ400により検出された温度が所定温度以上になった場合に、発光部201および導光体202により照射光Lsの照射を開始する。
第1実施形態に係る画像読取装置100では、発光部201および導光体202による照射光Lsの照射タイミングを、時間を基準にして定めると、シェーディングの補正誤差を十分に抑制できない場合がある。例えば画像読取装置100の周囲温度が、照射タイミングを定めた時の温度よりも低いと、予め定められた照射タイミングでは発光部201および導光体202の温度が十分に上昇しない場合がある。この結果、補正データ306の取得時と原稿1の読取時との間において、ロッドレンズアレイ203および導光体202それぞれの変形状態に差が生じ、シェーディングの補正誤差が生じる。
本実施形態では、画像読取装置100aは、温度センサ400により検出された温度に基づいて、照射光Lsの照射を開始するため、画像読取装置100の周囲温度によらず、例えばロッドレンズアレイ203および導光体202それぞれの変形が飽和するタイミングにおいて照射光Lsを照射できる。これにより、画像読取装置100aは、画像読取装置100aの温度変動によるシェーディング補正誤差を抑制できる。なお、これ以外の効果は、第1実施形態と同様である。
[第3実施形態]
次に第3実施形態に係る画像形成装置500について説明する。画像形成装置500は、画像読取装置100を有し、画像読取装置100による読取画像に基づき、記録媒体としての記録紙に画像を形成するものである。
図9は、画像形成装置500の構成の一例を示す図である。図9は、画像形成装置500の内部を透視した正面図である。
図9に示すように、画像形成装置500は、画像読取装置100と、画像読取装置としての機能を有するADF510と、給紙部502と、画像形成部503と、を有する。なお、画像形成装置500は、画像読取装置100に代えて画像読取装置100aを有してもよい。
給紙部502は、サイズの異なる記録紙を収納する給紙カセット521および522と、給紙カセット521および522に収納された記録紙を画像形成部503の画像形成位置まで搬送する各種ローラからなる給紙手段523と、を有する。
画像形成部503は、露光装置531と、感光体ドラム532と、現像装置533と、転写ベルト534と、定着装置535と、を有する。
画像形成部503は、ADF510内部の画像読取部により読み取られた原稿の読取画像に基づいて、露光装置531により感光体ドラム532を露光して感光体ドラム532に潜像を形成する。
また画像形成部503は、現像装置533により感光体ドラム532に異なる色のトナーを供給して現像する。そして、画像形成部503は、転写ベルト534により、感光体ドラム532に現像された像を給紙部502から供給された記録紙に転写した後、定着装置535により記録紙に転写されたトナー画像のトナーを溶融して、記録紙にカラー画像を定着させる。
画像形成装置500は、画像読取装置100を有することにより、画像読取装置100の温度変動によるシェーディング補正誤差を抑制した読取画像に基づいて、高画質の画像を記録紙に形成することができる。なお、これ以外の効果は、画像読取装置100および画像読取装置100aと同様である。
以上、実施形態における一例について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されない。すなわち、本発明の範囲内で種々の変形および改良が可能である。
実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
1 原稿
19 第1読取ローラ(基準部材の一例)
20 第1読取部
25 第2読取部
26 第2読取ローラ(基準部材の一例)
100 画像読取装置
201 発光部(発光手段の一例)
201a 第1発光部
201b 第2発光部
202 導光体(第2導光部材の一例)
203 ロッドレンズアレイ(第1導光部材の一例)
203a ロッドレンズ
204 受光部(出力手段の一例)
300 コントローラ(制御手段の一例)
301 照射タイミング制御部
302 読取タイミング制御部
303 補正部(補正手段の一例)
304 格納部
305 入出力部
306 補正データ
307 電力供給制御部
308 温度取得部
400 温度センサ
500 画像形成装置
m 搬送方向
n 幅方向
d 距離
Is 読取信号
Ic 読取信号
Lr 反射光
Ls 照射光(光の一例)
St 照射制御信号
Sr 読取制御信号
Pw 電力
A 原稿配置部
B 分離給送部
C レジスト部
D 反転部
E 第1読取搬送部
F 第2読取搬送部
G 排紙部
H 積載部
特開2019―153867号公報

Claims (8)

  1. 原稿の読取画像を出力する画像読取装置であって、
    前記原稿に光を照射する照射手段と、
    前記照射手段から照射された前記光の前記原稿による反射光を導光する第1導光部材と、
    前記第1導光部材により導光された前記反射光から得られる読取信号を出力する出力手段と、
    前記読取信号におけるシェーディングを補正するための基準部材と、
    前記出力手段から出力される前記基準部材の前記読取信号から得られた補正データを用いて、前記原稿の前記読取信号における前記シェーディングを補正した前記読取画像を出力する補正手段と、
    前記照射手段による照射タイミングおよび前記出力手段による出力タイミングを制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記出力手段が前記原稿および前記基準部材それぞれの前記読取信号を出力する前に、前記照射手段から照射された前記光により前記第1導光部材を加熱し、
    前記補正手段は、前記第1導光部材が加熱された状態において得られた前記補正データを用いて、前記第1導光部材が加熱された状態において前記出力手段から出力された前記原稿の前記読取信号における前記シェーディングを補正する、画像読取装置。
  2. 前記制御手段は、加熱による前記第1導光部材の変形量が飽和するまで前記第1導光部材を加熱する、請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記出力手段は、複数枚の原稿それぞれの前記読取信号を出力し、
    前記制御手段は、前記複数枚の原稿それぞれの前記読取信号のうち、最初の前記読取信号が前記出力手段から出力される前に、1回のみ、前記照射手段から照射された前記光により前記第1導光部材を加熱し、
    前記補正手段は、前記第1導光部材が加熱された状態において取得された前記補正データを用いて、前記第1導光部材が加熱された状態において前記出力手段から出力された前記原稿の前記読取信号における前記シェーディングを補正する、請求項1または請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記制御手段は、搬送される前記原稿の前記読取信号を前記出力手段から出力するために、前記原稿の搬送を開始する位置に前記原稿が配置された際に、前記照射手段により前記光の照射を開始する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記第1導光部材の温度および前記第1導光部材の周辺温度の少なくとも一方を検出する温度検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記原稿および前記基準部材それぞれの前記読取信号が前記出力手段から出力される前に、前記温度検出手段により検出された温度が所定温度以上になった場合に、前記照射手段により前記光の照射を開始する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 前記照射手段は、
    発光手段と、
    前記発光手段から発せられた光を前記原稿に導光する第2導光部材と、を含み、
    前記制御手段は、前記原稿の前記読取信号が前記出力手段から出力される前に、前記発光手段により発せられた光により前記第2導光部材を加熱し、
    前記補正手段は、前記第2導光部材が加熱された状態において得られた前記補正データを用いて、前記第2導光部材が加熱された状態において前記出力手段から出力された前記原稿の前記読取信号における前記シェーディングを補正する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  7. 前記制御手段は、前記発光手段と、前記第2導光部材と、の間の距離に応じて、前記発光手段により前記光の照射を開始するタイミングを異ならせる、請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像読取装置を有する、画像形成装置。
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