JP2023051452A - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントフェンダーの内側に進入する走行風を空気溜まりに入り込み難くし、フロントフェンダーの内側に進入する走行風を円滑に導風できる鞍乗り型車両を提供する。【解決手段】鞍乗り型車両(10)は、フロントフォーク(14)にはフェンダー支持部(44)が設けられ、フェンダー支持部(44)は、フロントフェンダー(26)の内側面よりも車体内側に位置し、フェンダー支持部(44)の後方にはフォークガード(75)が設けられ、フォークガード(75)がフェンダー支持部(44)よりも車体内側方向に延出する鞍乗り型車両において、フロントフェンダー(26)には、フロントフェンダー(26)の内側面から車体内側方向に延出する延出部(76)が設けられ、延出部(76)は、フェンダー支持部(44)とフロントフェンダー(26)の内側面との間に形成された空間(S0)の前方に配置される。【選択図】図10

Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
従来、鞍乗り型車両において、フロントフェンダーに、フロントフォークを保護するフォークガードを設ける技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のフォークガードは、フェンダー支持部の後方に位置し、フロントフォークの前方から、車体内側に進入するように設置されている。
特開2008-24226号公報
しかしながら、フロントフェンダーの車幅方向内側において、フォークガードの前方でフェンダー支持部の上端よりも上側で、フェンダー支持部上とフォークガード前面の間に空間がある場合や、フォークガードの前方でフェンダー支持部とフェンダー内側面の間に空間がある場合には、それらの空間は、フォークガードやフェンダーの内側面で囲まれる形状であるため空気溜まりになる可能性がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、フロントフェンダーの内側に進入する走行風を空気溜まりに入り込み難くし、フロントフェンダーの内側に進入する走行風を円滑に導風できる鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
鞍乗り型車両は、前輪の上方を覆うフロントフェンダーと、フロントフォークと、を備え、前記フロントフォークには、前記フロントフェンダーを支持するフェンダー支持部が設けられ、前記フェンダー支持部は、前記フロントフェンダーの内側面よりも車体内側に位置し、前記フェンダー支持部の後方にはフォークガードが設けられ、前記フォークガードが前記フェンダー支持部よりも車体内側方向に延出する鞍乗り型車両において、前記フロントフェンダーには、前記フロントフェンダーの内側面から車体内側方向に延出する延出部が設けられ、前記延出部は、前記フェンダー支持部と前記フロントフェンダーの内側面との間に形成された空間の前方に配置されることを特徴とする。
フロントフェンダーの内側に進入する走行風を空気溜まりに入り込み難くし、フロントフェンダーの内側に進入する走行風を円滑に導風できる鞍乗り型車両を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。 第1の実施の形態に係る鞍乗り型車両の前輪の周辺部を示す正面図である。 フロントフェンダーの平面図である。 車両中心線に沿った断面図である。 図4の断面を斜め方向から見た図である。 前側のフェンダー支持部の周辺を示す斜視図である。 前側のフェンダー支持部の周辺を示す側面図である。 前側のフェンダー支持部の周辺を示す断面図である。 図7のIX-IX線断面図である。 図7のX-X線断面図である。 リブの周辺部を示す図である。 鞍乗り型車両に取り付けられたトップボックスの斜視図である。 取り付け前のバックレストの後面からの斜視図である。 バックレストの上部の縦断面図である。 バックレストの取付部の縦断面図である。 バックレストの取り付け方法を説明する図である。 第2の実施の形態に係る鞍乗り型車両の前輪の周辺部を示す正面図である。 車両中心線に沿ったフロントフェンダーの断面図である。 図18の断面を斜め方向から見た図である。 フェンダー支持部の周辺を示す斜視図である。 第2の実施の形態に係るフロントフェンダーと走行風の関係を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示す。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の側面図である。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11と、車体フレーム11に支持されるパワーユニット12と、前輪13を操舵自在に支持するフロントフォーク14と、後輪15を支持するスイングアーム16と、乗員用のシート17とを備える車両である。
鞍乗り型車両10は、乗員がシート17に跨るようにして着座する車両である。シート17は、車体フレーム11の後部の上方に設けられる。
車体フレーム11は、車体フレーム11の前端部に設けられるヘッドパイプ18と、ヘッドパイプ18の後方に位置するフロントフレーム19と、フロントフレーム19の後方に位置するリアフレーム20とを備える。フロントフレーム19の前端部は、ヘッドパイプ18に接続される。
シート17は、リアフレーム20に支持される。
フロントフォーク14は、ヘッドパイプ18によって左右に操舵自在に支持される。前輪13は、フロントフォーク14の下端部に設けられる車軸13aに支持される。乗員が把持する操舵用のハンドル21は、フロントフォーク14の上端部に取り付けられる。
スイングアーム16は、車体フレーム11に支持されるピボット軸22に支持される。ピボット軸22は、車幅方向に水平に延びる軸である。スイングアーム16の前端部には、ピボット軸22が挿通される。スイングアーム16は、ピボット軸22を中心に上下に揺動する。
後輪15は、スイングアーム16の後端部に設けられる車軸15aに支持される。
パワーユニット12は、前輪13と後輪15との間に配置され、車体フレーム11に支持される。
パワーユニット12は、内燃機関である。パワーユニット12は、クランクケース23と、往復運動するピストンを収容するシリンダー部24とを備える。シリンダー部24の排気ポートには、排気装置25が接続される。
パワーユニット12の出力は、パワーユニット12と後輪15とを接続する駆動力伝達部材によって後輪15に伝達される。
また、鞍乗り型車両10は、前輪13を上方から覆うフロントフェンダー26と、後輪15を上方から覆うリアフェンダー27と、乗員が足を載せるステップ28と、パワーユニット12が使用する燃料を蓄える燃料タンク29とを備える。
フロントフェンダー26は、フロントフォーク14に取り付けられる。リアフェンダー27及びステップ28は、シート17よりも下方に設けられる。燃料タンク29は、車体フレーム11に支持される。
本実施の形態では、フロントフレーム19は、ヘッドパイプ18から後下方に延びる左右一対のメインフレーム19aと、メインフレーム19aの後端部から下方に延びるピボットフレーム19bと、ヘッドパイプ18においてメインフレーム19aの前端の下方の位置から下方に延びるダウンフレーム19cと、ダウンフレーム19cの下端から後下方に延びた後に後方に延びてピボットフレーム19bの下端部に接続される左右一対のロアフレーム19dと、を備える。
リアフレーム20は、左右のピボットフレーム19bの上部から後上がりに車両後端部まで延びる左右一対のシートフレーム20aと、左右のピボットフレーム19bの上下方向中間部からシートフレーム20aの後端部まで延びる左右一対のリアサブフレーム20bと、を備える。
鞍乗り型車両10は、車体フレーム11及びパワーユニット12等によって構成される車体を覆う車体カバー30を備える。
車体カバー30は、ヘッドパイプ18及びフロントフォーク14の上部を前方及び左右側方から覆うフロントカウル31と、フロントカウル31の後方で、燃料タンク29の側面を外側方から覆う左右一対のサイドカバー32と、を備える。
また、車体カバー30は、クランクケース23を下方から覆うアンダーカバー33と、サイドカバー32の後方でシート17の下方を側方から覆う左右一対のリアカバー34と、を備える。
フロントカウル31の上部には、メーター35を覆うメーターバイザー36が設けられる。メーターバイザー36には、後上がりに延びる板状のウインドスクリーン37が設けられる。
フロントカウル31には、左右一対のヘッドライト38が設けられる。
図2は、第1の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の前輪13の周辺部を示す正面図である。
フロントフォーク14は、ヘッドパイプ18に回動自在に軸支されるステアリングシャフト(不図示)と、ステアリングシャフトの上端に固定されるトップブリッジ(不図示)と、ステアリングシャフト(不図示)の下端に固定されるボトムブリッジ(不図示)と、トップブリッジ(不図示)及びボトムブリッジ(不図示)に支持される左右一対のフォーク40とを備える。
図1または図2に示すように、フォーク40は、上部を構成するアウターチューブ41と、アウターチューブ41よりも小径でありアウターチューブ41の内側にスライド可能に嵌合するインナーチューブ42と、インナーチューブ42の下端部に固定された車軸支持部材43とを備える。本実施の形態のフォーク40は倒立型である。
アウターチューブ41の下端には拡径部41Aが形成されている。拡径部41Aの内周部には、アウターチューブ41の内周面とインナーチューブ42の外周面との間の隙間を密閉する不図示のシール部材が配置される。アウターチューブ41は、不図示のシール部材を介して、インナーチューブ42の外表面に沿って摺動する。アウターチューブ41の拡径部41Aは、車軸支持部材43の上端に近接可能である。インナーチューブ42の外表面が摺動面42Aを構成する。左右の車軸支持部材43には、車軸13aが支持される。車軸13aには、前輪(車輪)13が支持される。
車軸支持部材43は、後部にキャリパブラケット45を一体に備える。また、車軸支持部材43は、上部に前後一対のフェンダー支持部44、46を一体に備える。
キャリパブラケット45には、ブレーキキャリパ51が支持される。ブレーキキャリパ51は、左右一対設けられる。ブレーキキャリパ51は、不図示のピストンを備える。ブレーキキャリパ51は、ブレーキ液圧が供給されると、前輪13のホイール13bに固定されたそれぞれのブレーキディスク52を挟持する。これにより、前輪13が制動される。本実施の形態の前輪ブレーキ装置50はダブルディスク式である。
フェンダー支持部44、46には、フロントフェンダー26が支持される。
前側のフェンダー支持部44は、車軸支持部材43の前上端部から上方に延びる。後側のフェンダー支持部46は、キャリパブラケット45の上端部から上方に延びる。
図3は、フロントフェンダー26の平面図である。
図1-図3に示すように、フロントフェンダー26は、車両中心線L10に対して略左右対称に形成される。
フロントフェンダー26は、車軸支持部材43に支持されるフェンダー本体70と、フェンダー本体70に支持されるフェンダー前部60とを備える。
フェンダー本体70は、上面部71を備える。上面部71は、正面視では、上方に凸に湾曲しており、前輪13の外周に沿って前後方向に延びている。フェンダー本体70はフォーク40を跨いで前後方向に延びる。上面部71の前端部には、左右一対の拡幅部72が形成されている。拡幅部72は、フォーク40のインナーチューブ42よりも車幅方向外側に広がっている(図2参照)。拡幅部72の車幅方向外端には、車幅方向外端から下方に延びる前側側面部73が形成されている。
前側側面部73の下方には、取付部73Aが形成されている。取付部73Aは前側のフェンダー支持部44に取り付けられる。前側側面部73は、フォーク40よりも前方に位置する。
上面部71の後端部には、左右一対の後側側面部74が形成されている。後側側面部74の下方には、取付部74Aが形成されている。取付部74Aは後側のフェンダー支持部46に取り付けられる。後側側面部74は、フォーク40よりも後方に位置する。
図4は、車両中心線L10に沿った断面図である。図4は、フロントフェンダー26の左側部分を示す。図5は、図4の断面を斜め方向から見た図である。
フロントフェンダー26の左右両側において、上面部71と、拡幅部72と、前側側面部73と、後側側面部74との囲み形状により、車両側面視で、フロントフェンダー26には上方が閉じて下方に開放する切欠部70Aが形成される。この切欠部70Aには切欠部70Aの長手方向に沿ってフォーク40が配置される。切欠部70Aを通じてアウターチューブの拡径部41Aが、フロントフェンダー26よりも車幅方向内側(車体内側方向)に進入しており、前方に露出する(図2参照)。
図1-図5に示すように、フェンダー本体70には、フェンダー前部60が支持される。
フェンダー前部60は、前部上面部61を備える。前部上面部61は、平面視では、前後方向に延びる楕円状である。前部上面部61の前部の車幅方向両側には、下方に延びる左右一対の接続部62が形成される。接続部62には、上下一対の係合片62A、62B(図4、図5参照)が形成されている。係合片62A、62Bは、フェンダー本体70の前側側面部73に形成されたスリット状の差込孔73B、73B(図4、図5参照)に差し込まれる。これにより、フェンダー前部60がフェンダー本体70に位置決めされる。フェンダー前部60は、上方後部63Cが不図示のタッピングスクリューを用いてフェンダー本体70の上面部71に固定される。
フロントフェンダー26の前側において、前部上面部61と、左右一対の接続部62とにより、前方に開口する開口60Aが形成される。この開口60Aを通じて、走行風が、フロントフェンダー26の内側、すなわち、フロントフェンダー26と前輪13との間に進入する。
図4、図5に示すように、前側側面部73の下端部には、車幅方向内側に突出する取付部73Aが形成されている。取付部73Aは、締結孔が形成された筒状に形成されている。
取付部73Aの上方には、後方が開いた係合壁73Dが形成されている。係合壁73Dは、前側側面部73の内面から車幅方向内側に突出する壁である。係合壁73Dは、車幅方向内側に開口する。
取付部73Aおよび係合壁73Dの後方、すなわち、前側側面部73の後端には、前側側面部73の内側面から車幅方向内側に延びるフォークガード75が形成されている。フォークガード75は、前側側面部73に一体に形成されている。フォークガード75は、インナーチューブ42の摺動面42Aの前方で摺動面42Aに沿って湾曲する。具体的には、フォークガード75は、前方に凸に湾曲しており、車幅方向内側に進むにつれて後方に湾曲するように延びている(図10参照)。フォークガード75は、フロントフォーク14の摺動面42Aを前方から保護する。よって、走行時に、フロントフェンダー26の内側に、砂や石などが進入しても、砂などが摺動面42Aに当たることが防止される。
フォークガード75の前方には、スリット状の通気孔73Cが形成される。通気孔73Cは、フォークガード75に沿って延びている。通気孔75Cは上下に一対形成される。通気孔73Cはフロントフェンダー26の内部に進入した走行風を外部に逃がす。
前側側面部73の内側面には、車幅方向内側(左右方向内側、車体内側方向)に延出する板状の延出部76が形成されている。延出部76は、前後方向にも延びている。具体的には延出部76は、フォーク40の取り付け角度に沿って延びている。延出部76は、拡幅部72の内側面から取付部73Aの前方にまで延びている。延出部76は、フェンダー支持部44よりも前側に位置する。延出部76は、正面視では、フェンダー支持部44と上下方向の位置が重複しないように形成された下端部76Aを有する。
なお、本実施の形態では、延出部76についての延出量とは、前側側面部73の内側面から、車幅方向内側(左右方向内側)に延出する長さをいう。換言すれば、前側側面部73の内側面から車幅方向内側に突出する突出量である。本実施の形態の延出部76は、フェンダー支持部44に正面視で重複しておらず、延出部76の延出量を抑制し易くなっている。ただし、これに代えて、延出部76は、フェンダー支持部44に正面視で重複してもよい。
延出部76の後方には、リブ77が形成されている。リブ77は、取付部73Aと係合壁73Dとの間に形成される。リブ77は、延出部76に沿って延びる第1リブ77Aを有する。第1リブ77Aの延出した位置、すなわち、前側側面部73の内側面から車幅方向に延出した先端の位置は、延出部76の先端の位置に合わせて形成される。
第1リブ77Aの周囲には、前後方向に延びる複数のリブ77B、77C、77Dが形成されている。リブ77B、77C、77Dは所定の間隔を空けて上下方向に設けられている。第3リブ77Cおよび第4リブ77Dの延出量は、第1リブ77Aよりも小さくなっている。
第1リブ77A、第2リブ77B、第3リブ77Cおよび第4リブ77Dにより、本実施の形態のリブ77が構成される。
図6は、前側のフェンダー支持部44の周辺を示す斜視図である。図7は、前側のフェンダー支持部44の周辺を示す側面図である。図8は、前側のフェンダー支持部44の周辺を示す断面図である。図9は、図7のIX-IX線断面図である。
図6-図9に示すように、前側のフェンダー支持部44には、フロントフェンダー26の前側側面部73が取り付けられる。
前側のフェンダー支持部44は、車軸支持部材43の筒部43Aの前面から上方に突出する突出部44Aを有する。突出部44Aは、フォーク40の中心線L40(図2参照)上に設けられる。突出部44Aの上端には、フォーク40の摺動面42Aに沿って後上がりに延びる接続部44Bが形成されている。接続部44Bは中心線L40に対して車幅方向外側にややオフセットするように上方に延びる。すなわち、接続部44Bは、上方に進むにつれて車幅方向外側に傾斜している。接続部44Bの下端には、締結孔を有する固定部44Cが形成される。接続部44Bの上端には、車幅方向外側に突出する突出部を有する係合部44Dが形成される。
フェンダー支持部44の係合部44Dは、ラバー82を介して、前側側面部73の係合壁73Dに嵌合する。
また、フェンダー支持部44の固定部44Cには、フロントフェンダー26が取付部73Aにおいてボルト止めされる。具体的には、図9に示すように、取付部73Aにはグロメット81が嵌合される。グロメット81には、ツバ付きカラー49が車幅方向内側から挿通される。ツバ付きカラー49のツバ部49Aは、フェンダー支持部44とグロメット81との間に介在する。ツバ付きカラー49の孔には、ボルト48が車幅方向外側から挿通される。ボルト48は、先端部がフェンダー支持部44の固定部44Cに締結される。これにより、フロントフェンダー26がフェンダー支持部44に取り付けられる。なお、フェンダー支持部44の固定部44Cは、ツバ付きカラー49のツバ部49Aに着座状態とされている。
フェンダー支持部44とフォークガード75との間には、フォークガード75を防振する防振ラバー(防振パッド)83が設けられる。本実施の形態では、フェンダー支持部44の位置に対応して、フォークガード75の前面には、防振ラバー83が設けられる。防振ラバー83は板状に形成されており、例えば、接着剤を用いてフォークガード75の前面に接着される。フォークガード75は防振ラバー83を介して前側のフェンダー支持部44に接触する。これにより、フォークガード75は防振される。また、フォークガード75をフェンダー支持部44に近接させても、フォークガード75とフェンダー支持部44との振動に伴う接触音の発生を抑制できる。
図10は、図7のX-X線断面図である。図11は、リブ77の周辺部を示す図である。
フェンダー支持部44とフロントフェンダー26の内側面との間には、フォークガード75の前方で一部離間している離間部S1が形成される。本実施の形態では、リブ77とフェンダー支持部44との間により、離間部S1が形成される。換言すれば、リブ77の延出量は、フェンダー支持部44との間に隙間が生じるように設定される。この離間部S1には、閉塞部材の一例としてのラバートリム84が配置される。ラバートリム84により離間部S1を密閉可能である。
ラバートリム84は、第1リブ77Aの延出する先端部分を覆う断面略U字状の樹脂部材である。本実施の形態では、ラバートリム84の略U字状の開放部分には、内側に突出する挟持部84Aが形成されている。挟持部84Aにより、第1リブ77Aを厚み方向から挟み易くなっている。挟持部84Aよりも、略U字状の閉じた側には、係止部84Bが形成されている。係止部84Bは、車幅方向内側に進に連れて第1リブ77Aに接近するように傾斜している。係止部84Bにより、ラバートリム84の摩擦抵抗を大きくし易くなっている。
図11に示すように、第3リブ77Cと、第4リブ77Dの延出量は、フェンダー支持部44の接続部44Bの傾斜に合わせて形成されている。具体的には、第3リブ77Cの延出量は、第4リブ77Dの延出量よりも小さく形成される。これにより、組付け時には、ラバートリム84の先端、すなわち、挟持部84A側を第3リブ77Cおよび第4リブ77Dに当接させることにより、ラバートリム84の位置決めが可能となる。これにより、フロントフェンダー26をフェンダー支持部44に取り付けた場合に、ラバートリム84を、ラバートリム84の長手方向で均一にフェンダー支持部44に接触させ易くなっている。
ここで、図10に示すように、フォークガード75の前方には、フェンダー支持部44と前側側面部73の内側面とで挟まれた空間S0が形成されている。この空間S0は、車幅方向に延びるフォークガード75と、前後方向に延びる前側側面部73、そして、前後方向に延びるフェンダー支持部44とにより、3方向から囲まれた空間となり易い。このため、この空間S0は、いわゆる、空気溜まりとなり易い。特に、本実施の形態では、フォークガード75は、アウターチューブ41の拡径部41Aが摺動する摺動面42Aを保護するため、拡径部41Aの分、フェンダー支持部44に近接し易い。よって、空間S0が閉じた形状となり易く、空気溜まりとなり易い。
これに対して、本実施の形態では、空間S0の前方には、延出部76が配置される。よって、走行風が、延出部76により、前側側面部73の内側面から離間する方向、すなわち、前輪13側に導風され易くなっており、走行風が空間S0に進入し難くなっている。
特に、本実施の形態では、ラバートリム84により空間S0に連通する隙間状の離間部S1が閉塞されている。したがって、走行風が、空間S0、すなわち、空気溜まりS0に進入することが抑制され易くなっている。
図12は、鞍乗り型車両10に取り付けられたトップボックス90の斜視図である。
本実施の形態の鞍乗り型車両10は、荷物等を積載可能なリアキャリア39を備える。リアキャリア39はシート17の後方に設けられる。詳細には、シート17は、運転者シート17a(図1参照)と同乗者シート17b(図1参照)とを備え、同乗者シート17bの後方に、リアキャリア39が設けられる。リアキャリア39は、シートフレーム20aに固定される。リアキャリア39には、トップボックス(収納部)90が取り付けられる。
トップボックス90は、上方が開放された箱状のボックス本体92と、下方が開放された箱状のボックスリッド91とを備える。ボックスリッド91の前面91Aの下端部は、ボックス本体92の前面92Aの上端部に設けられるヒンジ部93を介し、ボックス本体92に連結される。ボックスリッド91は、ヒンジ部93を中心に回動することでボックス本体92を開閉可能に閉塞する。
トップボックス90の前面91A、92Aは車幅方向に延びる面である。前面91A、92Aは、車幅方向中央部がやや後方に凹んでいる。ボックスリッド91の前面91Aには、バックレスト100が取り付けられる。
図13は、取り付け前のバックレスト100の後面からの斜視図である。図14は、バックレスト100の上部の縦断面図である。図15は、バックレスト100の取付部の縦断面図である。
バックレスト100は、左右方向に延びた板状である。バックレスト100は、後面(背面)に配置される底板102と、底板102の前面(正面)に配置されるクッション103と、クッション103を覆うレスト表皮101とを有する。
底板102は、左右方向に長い台形形状を有する。底板102は、中央の本体部を有する。本体部102Aの周囲には、本体部102Aよりも前面側に凹んだ形状の外周部102Bが形成される。外周部102Bには、レスト表皮101が後面からタッカー106(図14参照)により留められる。
本体部102Aの下部左右には、前方に凹んだ取付凹部102Cが形成される。
左側の取付凹部102Cには、左取付孔(第一係合孔)111が形成されている。左取付孔111は、底板102を厚み方向に貫通する孔である。左取付孔111は、ネジ121(図16参照)の頭部の径よりも大径の丸孔111Aと、ネジ121の頭部の径よりも小さく且つネジ121の軸部の径よりも大きい幅を有して上方に延びる長孔111Bとにより形成される。
右側の取付凹部102Cには、右取付孔(第二係合孔)112が形成されている。右取付孔112は、底板102を厚み方向に貫通する孔である。右取付孔112は、上方から下方に延びる長孔112Bと、長孔112Bの下端に形成され、長孔112Bから直交する左方向に延びる横孔112Aと、横孔112Aの左端に形成された半円孔112Cとにより形成される。ここで、長孔112Bは、左取付孔111の長孔111Bに対応する。また横孔112Aの上下幅は、左取付孔111の丸孔111Aの径に対応する。さらに、半円孔112Cは、左取付孔111の丸孔111Aの径に対応する。
底板102の本体部102Aには、上縁、左縁および右縁に沿って、両面テープ104が貼付される。両面テープ104には剥離紙104Aがバックレスト100の外周側に食み出すように取り付けられている。
底板102の前面には、ウレタン樹脂などのクッション103が配置される。クッション103は、底板102の前面部分を覆うことが可能な大きさに形成される。クッション103には、取付孔111、112の部位に応じて前方に凹んだ逃げ部103A(図15参照)が形成される。逃げ部103Aが形成されることにより、取付孔111、112に進入したネジ121、122(図16参照)の頭部がクッション103を押圧することが回避され易くなる。ネジ121、122によりクッション103が押圧されることが回避されるため、同乗者には、バックレスト100に背を持たれた際にネジ121、122の存在を感じさせ難くできる。
クッション103は、レスト表皮101で覆われて底板102に固定される。レスト表皮101は、トップ表皮(第一表皮)101Aと、センター表皮(第二表皮)101Bと、左右一対のサイド表皮(第三表皮)とが縫合されて一枚の表皮とされている。レスト表皮101は、タッカー106により底板102の外周部102Bに固定される(図14参照)。ここで、底板102は本体部102Aがトップボックス90の前面(外表面)91Aに接触し、外周部102Bは前面91Aには非接触である。よって、タッカー106の部分がトップボックス90に接触しなくなっている。このとき、底板102の外周部102Bを巻き込むようにしてクッション103が底板102の前面から後面に巻かれ、レスト表皮101がタッカー留めされる。これにより、同乗者はクッション103を介して底板102の外周部102Bに接触することになり、クッション103を介さずに接触する場合に比べて、使用感が向上する。
トップ表皮101Aと、センター表皮101Bと、左右一対のサイド表皮との縫合部、いわゆる、ステッチライン105は、取付孔111、112の車幅方向外側を通過するように設けられる。これにより、同乗者がバックレスト100に背を持たれた際に、ステッチライン105がネジ121、122により押されることがなく、同乗者の使用感が向上する。
図16は、バックレスト100の取り付け方法を説明する図である。
トップボックス90の前面91Aには、左右方向に所定の間隔でネジ121、122がねじ込まれている。ネジ121、122は、ネジ121、122の頭部と前面91Aとの間に、底板102の厚みに応じた隙間が生じるようにねじ込まれている。
作業者は、バックレスト100の後面を成す底板102をトップボックス90に向け、底板102を前面91Aに沿わせる。また、作業者は、バックレスト100の上縁がトップボックス90の上面91Bに沿うように配置する。さらに、作業者は、右取付孔112の半円孔112Cにネジ122の頭部を入れる。なお、このとき、左取付孔111では、ネジ121の頭部は入らない。
作業者は、バックレスト100の左下部を後方に押しながら、バックレスト100を左方向にスライドさせる。これにより、右取付孔112では、ネジ122が半円孔112Cから横孔112Aに移動し、左取付孔111では、ネジ121の頭部が丸孔111Aの位置に到達し、ネジ121が丸孔111Aに進入する。すなわち、左右の取付孔112、111にネジ121、122が進入する。このとき、右取付孔112では、ネジ122の軸部が横孔112Aの右縁に接触して、長孔112Bの位置に位置決めされる。また、底板102が前面91Aに沿うことに伴って、がたつきが生じ、作業者は、いわゆる装着感を得ることができる。
そして、作業者は、バックレスト100を下方に移動させる。これにより、左右の取付孔112、111では、長孔112B、111Bにネジ122、121の軸部が進入し、軸部が長孔112B、111Bの上縁に接触して位置決めされる。このとき、ネジ122、121の頭部は長孔112B、111Bの開口幅よりも大きいため抜け止めされる。
この状態で、作業者は、クッション103を前方に引っ張ることにより、例えば、片方のネジ122、121が嵌っていないなどの誤装着がされていないか否かを確認可能である。作業者は、誤装着でないと判断した場合には、両面テープ104の剥離紙104Aを後面から引張って両面テープ104から引き剥がす。そして、作業者は、バックレスト100をトップボックス90の前面91Aに押し付ける。
これにより、両面テープ104がトップボックス90に圧着され、バックレスト100の底板102とトップボックス90が強固に取りつけられる。
以上説明したように、本発明を適用した第1の実施の形態によれば、鞍乗り型車両10は、前輪13の上方を覆うフロントフェンダー26と、フロントフォーク14と、を備え、フロントフォーク14には、フロントフェンダー26を支持するフェンダー支持部44が設けられ、フェンダー支持部44は、フロントフェンダー26の内側面よりも車体内側に位置し、フェンダー支持部44の後方にはフォークガード75が設けられ、フォークガード75がフェンダー支持部44よりも車体内側方向に延出する鞍乗り型車両10である。この鞍乗り型車両10において、フロントフェンダー26には、フロントフェンダー26の内側面から車体内側方向に延出する延出部76が設けられ、延出部76は、フェンダー支持部44とフロントフェンダー26の内側面との間に形成された空間S0の前方に配置される。
この構成によれば、フロントフェンダー26の内側に進入する走行風を空間S0、すなわち、空気溜まりS0に入り込み難くし、フロントフェンダー26の内側に進入する走行風を円滑に導風できる鞍乗り型車両10を提供することができる。
本実施の形態では、フォークガード75は、フェンダー支持部44の後方で車体内側方向に延出しており、フェンダー支持部44とフロントフェンダー26の内側面との間には、フォークガード75の前方で一部離間している離間部S1が形成され、離間部S1には離間部S1を閉塞するラバートリム84が設けられる。
この構成によれば、離間部S1を閉塞することにより、フロントフェンダー26の内側に進入する走行風を空気溜まりS0に入り込み難くすることができる。
また、本実施の形態では、離間部S1には、フロントフェンダー26の内側面から車体内側方向に延出するリブ77が配置され、ラバートリム84は、リブ77に係合する。
この構成によれば、ラバートリム84により離間部S1を閉塞することができ、フロントフェンダー26の内側に進入する走行風を空気溜まりS0に入り込み難くすることができる。
また、本実施の形態では、ラバートリム84は、フェンダー支持部44の外側面とリブ77との間に配置される。
この構成によれば、リブ77の延出量を抑えつつ、閉塞することができる。
また、本実施の形態では、ラバートリム84は、弾性変形可能な樹脂からなる。
この構成によれば、離間部S1の密閉性を高めることができると共に、ラバートリム84をリブ77に組付け易くすることができる。
また、本実施の形態では、フォークガード75とフェンダー支持部44との間には、フォークガード75を防振する防振ラバー83が設けられる。
この構成によれば、フォークガード75を防振できる。また、フォークガード75をフェンダー支持部44に近接させても、フォークガード75とフェンダー支持部44との振動に伴う接触音の発生を抑制できる。
[第2の実施の形態]
本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
図17は、第2の実施の形態に係る鞍乗り型車両10の前輪13の周辺部を示す正面図である。図18は、車両中心線L10に沿ったフロントフェンダー226の断面図である。図19は、図18の断面を斜め方向から見た図である。図20は、フェンダー支持部44の周辺を示す斜視図である。
第2の実施の形態に係るフロントフェンダー226は、第1の実施の形態に係るフェンダー本体70に代えて、フェンダー本体270を有する。フェンダー本体270では、リブ77が省略され、延出部276が追加されている点が、第1の実施の形態に係るフェンダー本体70と異なる。
延出部276は、延出部76を含む複数の延出部76、277、278、279を備える。
第1の延出部76の下端部には、延出部本体276Aが形成されている。延出部本体276Aは、延出量がフェンダー支持部44の外端面よりも車幅方向内側に延出する大きさに設定されている。特に、本実施の形態では、延出部本体276Aの延出量が、フェンダー支持部44の内端面よりも車幅方向内側に延出する大きさに形成されている(図17参照)。延出部本体276Aは、取付部73Aから係合壁73Dの上部まで延びている。正面視では、延出部本体276Aは、フェンダー支持部44の接続部44Bに重複する(図17、図20参照)。
第1の延出部76の前方には、所定の第1の間隔W1(図18参照)を空けて、第2の延出部277が形成されている。第2の延出部277は、延出部76に沿って延びている。第2の延出部277は、上下方向で、拡幅部72から係合壁73Dと重複する位置まで延びている。第2の延出部277の下端部には、延出部本体277Aが形成されている。延出部本体277Aは、延出する先端の位置(車幅方向の先端位置)が延出部本体276Aと同様に設定される(図17参照)。第2の延出部本体277Aの上下方向の長さは、第1の延出部本体276Aよりも短く形成されている。第2の延出部本体277Aは、第1の延出部本体276Aの上縁に重複する(図17、図20参照)。
第2の延出部277の前方には、所定の第1の間隔W1(図18参照)を空けて、第3の延出部278が形成されている。第3の延出部278は、第2の延出部277に沿って延びている。第3の延出部278は、上下方向で、拡幅部72から係合壁73Dよりも上方の位置まで延びている。第3の延出部278の下端部には、第3の延出部本体278Aが形成されている。第3の延出部本体278Aは、延出する先端の位置が第2の延出部本体277Aと同様に設定される(図17参照)。第3の延出部本体278Aの上下方向の長さは、第2の延出部本体277Aよりも短く形成されている。第3の延出部本体278Aは、第2の延出部本体277Aの上縁に重複する(図17、図20参照)。
第3の延出部278の前方には、所定の第2の間隔W2(図18参照)を空けて、第4の延出部279が形成されている。第4の延出部279は、第3の延出部278に沿って延びている。第4の延出部279は、上下方向で、拡幅部72から下方に延びている。第4の延出部279には、第4の延出部本体279Aが形成されている。第4の延出部本体279Aは、延出する先端の位置が第3の延出部本体278Aよりも車幅方向内側に設定される(図17参照)。第4の延出部本体279Aの上下方向の長さは、第3の延出部本体278Aよりも短く形成されている。第4の延出部本体279Aは、第3の延出部本体278Aの上縁に重複する(図17、図20参照)。第4の延出部本体279Aには、車幅方向内端に切り欠き279B(図17、図20参照)が形成される。
図21は、第2の実施の形態に係るフロントフェンダー226と走行風の関係を示す図である。
走行風が、フェンダー前部60の開口60Aを通じて、フロントフェンダー226の内側に進入すると、図21で示すように、フェンダー支持部44の外端面、すなわち、線L44よりも車幅方向内側に延出する延出部276により、走行風が空気溜まりS0に流入することが規制される。よって、走行風は、矢印A1、A2で示すように、前輪13側に導風され易く、空気溜まりS0に進入し難くなっている。
特に、本実施の形態の延出部276では、図17、図19、図20に示すように、延出部本体276A、277A、278A、279Aの大きさが上下方向で上方ほど短く、また、上方ほど手前に配置されている。したがって、走行風が空気溜まりS0に近づくに連れて徐々に導風される構造となっており、フロントフェンダー226の内側に流れた走行風を段階的に導風し易くなっている。
ここで、第2の実施の形態においても、空気溜まりS0の前方を閉塞部材で閉塞してもよい。すなわち、フォークガード75の前方で、フェンダー支持部44とフロントフェンダー226の内側面とが離間する離間部S1に閉塞部材を配置してもよく、離間部S1を閉塞部材によって閉塞することにより、空気溜まりS0の前方を閉塞してもよい。
以上説明したように、本発明を適用した第2の実施の形態によれば、鞍乗り型車両10は、前輪13の上方を覆うフロントフェンダー226と、フロントフォーク14と、を備え、フロントフォーク14には、フロントフェンダー226を支持するフェンダー支持部44が設けられ、フェンダー支持部44は、フロントフェンダー226の内側面よりも車体内側に位置し、フェンダー支持部44の後方にはフォークガード75が設けられ、フォークガード75がフェンダー支持部44よりも車体内側方向に延出する鞍乗り型車両である。この鞍乗り型車両10において、フロントフェンダー226には、フロントフェンダー226の内側面から車体内側方向に延出する延出部276が設けられ、延出部276は、フェンダー支持部44とフロントフェンダー226の内側面との間に形成された空間S0(図18、図21参照)の前方に配置される。
この構成によれば、フロントフェンダー226の内側に進入する走行風を空気溜まりS0に入り込み難くし、フロントフェンダー226の内側に進入する走行風を円滑に導風できる鞍乗り型車両10を提供することができる。
第2の実施の形態では、フォークガード75はフェンダー支持部44の後方で車体内側方向に延出しており、フェンダー支持部44とフロントフェンダー226の内側面との間にはフォークガード75の前方で一部離間している離間部S1が設けられ、延出部276はフェンダー支持部44の外側面よりも車体内側まで延出する。
この構成によれば、延出部276はフェンダー支持部44の外側面よりも車体内側まで延出するため、より効果的に、フロントフェンダー226の内側に進入する走行風を空気溜まりS0に入り込み難くし、フロントフェンダー226の内側に進入する走行風を円滑に導風できる。
また、第2の実施の形態では、延出部276は複数設けられ、複数の延出部76、277、278、279は所定距離離間して前後に配置され、複数の延出部76、277、278、279の延出部本体276A、277A、278A、279Aの上下長さは、後方になるほど長くなる。
この構成によれば、複数の複数の延出部76、277、278、279の延出部本体276A、277A、278A、279Aにより空気の流れの進入を抑制することができると共に、後方に流れる走行風を徐々に延出部本体276A、277A、278A、279Aにより導風することができる。
[他の実施の形態]
上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
上記第1の実施の形態では、リブ77では、前後方向に延びるリブは、第2リブ77B、第3リブ77C、第4リブ77Dの3本であったが、一本以上の任意の数のリブによる構成が可能である。
上記第1の実施の形態では、リブ77では、前後方向に延びるリブが設けられることが望ましいが、前後方向に延びるリブはなくてもよい。
上記第2の実施の形態では、延出部276は、複数の延出部として4つの延出部76、277,278、279を有する構成を説明したが、複数の延出部としては2つ以上の任意の数の延出部による構成してもよい。
上記実施の形態では、防振パッドとして、ラバーによる防振ラバー83の構成を説明したが、防振する素材はラバーに限定されない。スポンジや、布のような素材でもよく、フォークガード75を防振できれば任意の素材を防振パッドとして適用可能である。
上記実施の形態では、鞍乗り型車両10として前輪13と後輪15とを有する自動二輪車を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、前輪または後輪を2つ備えた3輪の鞍乗り型車両や4輪以上を備えた鞍乗り型車両に適用可能である。
[上記実施の形態によりサポートされる構成]
上記実施の形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)前輪の上方を覆うフロントフェンダーと、フロントフォークと、を備え、前記フロントフォークには、前記フロントフェンダーを支持するフェンダー支持部が設けられ、前記フェンダー支持部は、前記フロントフェンダーの内側面よりも車体内側に位置し、前記フェンダー支持部の後方にはフォークガードが設けられ、前記フォークガードが前記フェンダー支持部よりも車体内側方向に延出する鞍乗り型車両において、前記フロントフェンダーには、前記フロントフェンダーの内側面から車体内側方向に延出する延出部が設けられ、前記延出部は、前記フェンダー支持部と前記フロントフェンダーの内側面との間に形成された空間の前方に配置されることを特徴とする鞍乗り型車両。
この構成によれば、フロントフェンダーの内側に進入する走行風を空気溜まりに入り込み難くし、フロントフェンダーの内側に進入する走行風を円滑に導風できる鞍乗り型車両を提供することができる。
(構成2)前記フォークガードは、前記フェンダー支持部の後方で車体内側方向に延出しており、前記フェンダー支持部と前記フロントフェンダーの内側面との間には、前記フォークガードの前方で一部離間している離間部が形成され、前記離間部には前記離間部を閉塞する閉塞部材が設けられることを特徴とする構成1に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、離間部を閉塞することにより、フロントフェンダーの内側に進入する走行風を空気溜まりに入り込み難くすることができる。
(構成3)前記離間部には、前記フロントフェンダーの内側面から車体内側方向に延出するリブが配置され、前記閉塞部材は、前記リブに係合することを特徴とする構成2に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、閉塞部材により離間部を閉塞することができ、フロントフェンダーの内側に進入する走行風を空気溜まりに入り込み難くすることができる。
(構成4)前記閉塞部材は、前記フェンダー支持部の外側面と前記リブとの間に配置されることを特徴とする構成3に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、リブの延出量を抑えつつ、閉塞することができる。
(構成5)前記閉塞部材は、弾性変形可能な樹脂からなることを特徴とすることを特徴とする構成4に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、離間部の密閉性を高めることができると共に、閉塞部材をリブに組付け易くすることができる。
(構成6)前記フォークガードは前記フェンダー支持部の後方で車体内側方向に延出しており、前記フェンダー支持部と前記フロントフェンダーの内側面との間には前記フォークガードの前方で一部離間している離間部が設けられ、前記延出部はフェンダー支持部の外側面よりも車体内側まで延出することを特徴とする構成1に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、前記延出部はフェンダー支持部の外側面よりも車体内側まで延出するため、より効果的に、フロントフェンダーの内側に進入する走行風を空気溜まりに入り込み難くし、フロントフェンダーの内側に進入する走行風を円滑に導風できる。
(構成7)前記延出部は複数設けられ、複数の前記延出部は所定距離離間して前後に配置され、複数の前記延出部の上下長さは、後方になるほど長くなることを特徴とする構成6に記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、複数の延出部により空気の流れの進入を抑制することができると共に、後方に流れる走行風を徐々に延出部により導風することができる。
(構成8)前記フォークガードと前記フェンダー支持部との間には、前記フォークガードを防振する防振パッドが設けられることを特徴とする構成1から7のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
この構成によれば、フォークガードを防振できる。また、フォークガードをフェンダー支持部に近接させても、フォークガードとフェンダー支持部との振動に伴う接触音の発生を抑制できる。
10 鞍乗り型車両
13 前輪
14 フロントフォーク
26 フロントフェンダー
44 フェンダー支持部
75 フォークガード
76 第1の延出部(延出部)
77 リブ
83 防振ラバー(防振パッド)
84 ラバートリム(閉塞部材)
226 フロントフェンダー
276 延出部
277 第2の延出部(延出部)
278 第3の延出部(延出部)
279 第4の延出部(延出部)
S0 空間
S1 離間部

Claims (8)

  1. 前輪(13)の上方を覆うフロントフェンダー(26、226)と、フロントフォーク(14)と、を備え、前記フロントフォーク(14)には、前記フロントフェンダー(26、226)を支持するフェンダー支持部(44)が設けられ、前記フェンダー支持部(44)は、前記フロントフェンダー(26、226)の内側面よりも車体内側に位置し、前記フェンダー支持部(44)の後方にはフォークガード(75)が設けられ、前記フォークガード(75)が前記フェンダー支持部(44)よりも車体内側方向に延出する鞍乗り型車両において、
    前記フロントフェンダー(26、226)には、前記フロントフェンダー(26、226)の内側面から車体内側方向に延出する延出部(76、277、278、279)が設けられ、
    前記延出部(76、276、277、278、279)は、前記フェンダー支持部(44)と前記フロントフェンダー(26、226)の内側面との間に形成された空間(S0)の前方に配置されることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記フォークガード(75)は、前記フェンダー支持部(44)の後方で車体内側方向に延出しており、
    前記フェンダー支持部(44)と前記フロントフェンダー(26)の内側面との間には、前記フォークガード(75)の前方で一部離間している離間部(S1)が形成され、
    前記離間部(S1)には前記離間部(S1)を閉塞する閉塞部材(84)が設けられることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記離間部(S1)には、前記フロントフェンダー(26)の内側面から車体内側方向に延出するリブ(77)が配置され、前記閉塞部材(84)は、前記リブ(77)に係合することを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記閉塞部材(84)は、前記フェンダー支持部(44)の外側面と前記リブ(77)との間に配置されることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記閉塞部材(84)は、弾性変形可能な樹脂からなることを特徴とすることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記フォークガード(75)は前記フェンダー支持部(44)の後方で車体内側方向に延出しており、前記フェンダー支持部(44)と前記フロントフェンダー(226)の内側面との間には前記フォークガード(75)の前方で一部離間している離間部(S1)が設けられ、前記延出部(76、276、277、278、279)はフェンダー支持部(44)の外側面よりも車体内側まで延出することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記延出部(76、276、277、278、279)は複数設けられ、複数の前記延出部(76、276、277、278、279)は所定距離離間して前後に配置され、複数の前記延出部(76、276、277、278、279)の上下長さは、後方になるほど長くなることを特徴とする請求項6に記載の鞍乗り型車両。
  8. 前記フォークガード(75)と前記フェンダー支持部(44)との間には、前記フォークガード(75)を防振する防振パッド(83)が設けられることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の鞍乗り型車両。
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