JP2023032270A - 動力工具用サイドハンドル及び動力工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】工具本体に対する位置決めをツールレスで行うことができると共に、複数モデルの動力工具にも取付可能として汎用性を高める。【解決手段】サイドハンドル10及びポリッシャ1は、ギヤハウジング3に対して回転を規制された状態で取り付け可能な操作ノブ21と、操作ノブ21に対するサイドハンドル10の相対的な回転のロック及びその解除操作が可能な操作部20と、を含んでなる。【選択図】図1
Description
本開示は、ポリッシャやグラインダ等の動力工具に取り付けられる動力工具用サイドハンドル(以下、単に「サイドハンドル」という。)と、当該サイドハンドルを取り付けた動力工具とに関する。
ポリッシャやグラインダ等の動力工具には、作業者が把持するためのサイドハンドルが設けられている。サイドハンドルは、工具本体の側面に取り付けられている。例えば特許文献1には、工具本体の左右の側面に、ループ状のサイドハンドルの左右両端をネジによって回転可能に取り付けた電動工具が開示されている。サイドハンドルには、回転操作によってサイドハンドルの端部を工具本体に対してロックする位置と、ロックを解除する位置とに回転操作可能なロックノブが設けられている。ロックノブを解除位置に回転操作すると、サイドハンドルの角度を調整でき、ロックノブをロック位置に回転操作すると、サイドハンドルの角度を固定可能となっている。
上記従来のサイドハンドルは、ドライバ等のツールを用いることなくサイドハンドルの角度調整(位置決め)が行える。しかし、工具本体側にサイドハンドルの専用の取付部を設ける必要があり、汎用性が低くなっていた。
そこで、本開示は、工具本体に対する位置決めをツールレスで行うことができると共に、複数モデルの動力工具にも取り付けでき、汎用性が高いサイドハンドル及び動力工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、本開示の第1の構成は、動力工具の工具本体の側面に取り付けられる動力工具用サイドハンドルであって、
前記工具本体に対して回転を規制された状態で取り付け可能な回り止め部材と、
前記回り止め部材に対する相対的な位置のロック及びその解除操作が可能な操作部と、を含んでなることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本開示の第2の構成は、動力工具であって、工具本体の側面に、本開示の第1の構成の何れかに記載の動力工具用サイドハンドルを取り付けてなることを特徴とする。
前記工具本体に対して回転を規制された状態で取り付け可能な回り止め部材と、
前記回り止め部材に対する相対的な位置のロック及びその解除操作が可能な操作部と、を含んでなることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本開示の第2の構成は、動力工具であって、工具本体の側面に、本開示の第1の構成の何れかに記載の動力工具用サイドハンドルを取り付けてなることを特徴とする。
本開示によれば、工具本体に回り止め部材の取付部があれば、サイドハンドルを取り付けることができると共に、操作部を介して回り止め部材に対して角度調整等の位置決めが可能となる。よって、工具本体に対する位置決めをツールレスで行うことができると共に、複数モデルの動力工具にも取り付けでき、汎用性が高くなる。
本開示の一実施形態において、サイドハンドルは、工具本体に取付可能な取付部材を備えて取付部材を中心に相対的な回転が可能で、回り止め部材は、取付部材に対して相対的な回転を規制された状態で取り付けられるものであってもよい。
この構成によれば、工具本体への取付用の取付部材を利用して回り止め部材による回り止めが可能となる。
本開示の一実施形態において、回り止め部材には、相対回転方向で係合する係合部が設けられていてもよい。
この構成によれば、回り止め部材による回り止めが簡単に行える。
本開示の一実施形態において、回り止め部材は、操作部と兼用されていてもよい。
この構成によれば、部品点数が削減できると共に、回り止め部材の操作で角度調整が簡単に行える。
この構成によれば、工具本体への取付用の取付部材を利用して回り止め部材による回り止めが可能となる。
本開示の一実施形態において、回り止め部材には、相対回転方向で係合する係合部が設けられていてもよい。
この構成によれば、回り止め部材による回り止めが簡単に行える。
本開示の一実施形態において、回り止め部材は、操作部と兼用されていてもよい。
この構成によれば、部品点数が削減できると共に、回り止め部材の操作で角度調整が簡単に行える。
本開示の一実施形態において、回り止め部材は、相対的な回転のロック位置とロック解除位置とに移動可能で、回り止め部材を回転ロック位置に付勢する付勢手段が設けられていてもよい。そして、付勢手段に抗して回り止め部材をロック解除位置に移動操作すると、回り止め部材に対するサイドハンドルの相対的な回転が可能となり、移動操作を解消すると、回り止め部材が回転ロック位置に復帰して相対的な回転が規制されるものであってもよい。
この構成によれば、回り止め部材のロック解除位置で回転ロックを解除して角度を変更した後、回り止め部材から手を離せば、回り止め部材が自動的に回転ロック位置に復帰して回転がロックされる。このため、角度調整に係る操作性が良好となる。
この構成によれば、回り止め部材のロック解除位置で回転ロックを解除して角度を変更した後、回り止め部材から手を離せば、回り止め部材が自動的に回転ロック位置に復帰して回転がロックされる。このため、角度調整に係る操作性が良好となる。
本開示の一実施形態において、サイドハンドルは、工具本体の左右の側面に取り付けられる一対の腕部を有し、回り止め部材及び操作部も左右に一対設けられていてもよい。
この構成によれば、2つの操作部を同時に操作しないと角度調整が行えなくなるため、回転ロック状態のサイドハンドルが不意に回転したりするおそれがなくなり、角度調整に係る信頼性が高まる。
本開示の一実施形態において、サイドハンドルは、工具本体の側面に取り付けられる腕部を有し、回り止め部材における工具本体への取付位置と異なる位置に、腕部を回転可能に連結する回転軸が設けられ、操作部は、回転軸に対する腕部の相対的な回転のロック及びその解除操作が可能となっているものであってもよい。
この構成によれば、回り止め部材の左右方向の厚みや長さを動力工具の寸法や形状に応じて変更すれば、他の部材を共用できる。
本開示の一実施形態において、サイドハンドルは、左右の向きを逆にしても工具本体に取り付け可能であってもよい。
この構成によれば、サイドハンドルの組み付けがしやすくなる。
この構成によれば、2つの操作部を同時に操作しないと角度調整が行えなくなるため、回転ロック状態のサイドハンドルが不意に回転したりするおそれがなくなり、角度調整に係る信頼性が高まる。
本開示の一実施形態において、サイドハンドルは、工具本体の側面に取り付けられる腕部を有し、回り止め部材における工具本体への取付位置と異なる位置に、腕部を回転可能に連結する回転軸が設けられ、操作部は、回転軸に対する腕部の相対的な回転のロック及びその解除操作が可能となっているものであってもよい。
この構成によれば、回り止め部材の左右方向の厚みや長さを動力工具の寸法や形状に応じて変更すれば、他の部材を共用できる。
本開示の一実施形態において、サイドハンドルは、左右の向きを逆にしても工具本体に取り付け可能であってもよい。
この構成によれば、サイドハンドルの組み付けがしやすくなる。
以下、本開示の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、動力工具の一例であるポリッシャにサイドハンドルを取り付けた一例を示す一部斜視図である。図2は一部側面図、図3は一部正面図である。
ポリッシャ1は、図示しないモータを収容して前後方向に延びるモータハウジング2を有する。モータハウジング2の前側には、スピンドル4を下向きに突出するギヤハウジング3が組み付けられている。スピンドル4の下端には、円盤状の先端工具(例えばパッド)が直交状に装着される。モータハウジング2の後部には、図示しない電源コードが接続されている。
ギヤハウジング3の左右の側面には、図4及び図5に示すように、サイドハンドル10の取付部5,5が形成されている。各取付部5は、側面視が円形の凹部で、各取付部5の中心には、ネジ孔6が左右方向に形成されている。
図1は、動力工具の一例であるポリッシャにサイドハンドルを取り付けた一例を示す一部斜視図である。図2は一部側面図、図3は一部正面図である。
ポリッシャ1は、図示しないモータを収容して前後方向に延びるモータハウジング2を有する。モータハウジング2の前側には、スピンドル4を下向きに突出するギヤハウジング3が組み付けられている。スピンドル4の下端には、円盤状の先端工具(例えばパッド)が直交状に装着される。モータハウジング2の後部には、図示しない電源コードが接続されている。
ギヤハウジング3の左右の側面には、図4及び図5に示すように、サイドハンドル10の取付部5,5が形成されている。各取付部5は、側面視が円形の凹部で、各取付部5の中心には、ネジ孔6が左右方向に形成されている。
取付部5,5に、サイドハンドル10が着脱可能となっている。サイドハンドル10は、正面視が逆U字状に形成される樹脂製である。サイドハンドル10は、左右方向に延びるグリップ部11と、グリップ部11の左右両端から下向きに連設される一対の腕部12,12とを備えている。腕部12,12の下端には、筒部13,13が互いに同軸となるように形成されている。各筒部13の中心孔14の左右外側には、やや大径となる中間孔15が同軸で形成されている。中間孔15の左右外側には、最も大径となる有底孔16が同軸で形成されている。有底孔16の内周面には、軸線方向に延びる複数のスプライン歯17,17・・が、周方向に等間隔をおいて形成されている。
筒部13,13には、取付部5,5への着脱及び装着状態での角度調整を可能とする操作部20,20が設けられている。この操作部20,20は、左右対称であるため、右側の操作部20を中心に説明する。
筒部13,13には、取付部5,5への着脱及び装着状態での角度調整を可能とする操作部20,20が設けられている。この操作部20,20は、左右対称であるため、右側の操作部20を中心に説明する。
図4及び図5,図6に示すように、操作部20は、操作ノブ21と、連結ボルト22と、コイルバネ23とを有している。
操作ノブ21は、左側に小径部24を、右側に大径部25を有した側面視円形の筒状体である。小径部24は、筒部13の有底孔16に右側から嵌合可能な外径を有し、有底孔16よりも軸方向に長く形成されている。小径部24の外周面には、軸線方向に延びる複数のスプライン歯26,26・・が、周方向に等間隔をおいて形成されている。小径部24の内周側には、リング状の壁部27が形成されている。壁部27の中心には、一対の面取部29,29を形成した貫通孔28が形成されている。小径部24は、左端部が有底孔16に挿脱可能で、挿入状態では、スプライン歯17,26同士が噛合して筒部13と回転方向で一体となる。
操作ノブ21は、左側に小径部24を、右側に大径部25を有した側面視円形の筒状体である。小径部24は、筒部13の有底孔16に右側から嵌合可能な外径を有し、有底孔16よりも軸方向に長く形成されている。小径部24の外周面には、軸線方向に延びる複数のスプライン歯26,26・・が、周方向に等間隔をおいて形成されている。小径部24の内周側には、リング状の壁部27が形成されている。壁部27の中心には、一対の面取部29,29を形成した貫通孔28が形成されている。小径部24は、左端部が有底孔16に挿脱可能で、挿入状態では、スプライン歯17,26同士が噛合して筒部13と回転方向で一体となる。
連結ボルト22は、左端部にネジ部30を備えている。連結ボルト22は、操作ノブ21及び筒部13を右側から貫通した状態でネジ部30が取付部5のネジ孔6にねじ込まれる。ネジ部30の右側には、ネジ部30よりも大径の回り止め部31が同軸で形成されている。回り止め部31の外周面には、一対の面取部32,32が形成されている。回り止め部31は、操作ノブ21の貫通孔28を貫通し、面取部29,32同士の嵌合で操作ノブ21と回転方向で一体となる。回り止め部31の左端部寄りには、リング状の溝33が形成されている。溝33には、C字状のストッパ34が外装されている。ストッパ34は、筒部13の中間孔15に右側から係止可能となっている。
回り止め部31の右側には、回り止め部31よりも大径の頭部35が形成されている。頭部35の右端面中心には、六角穴36が形成されている。
コイルバネ23は、操作ノブ21内で回り止め部31に外装されて、左端部が操作ノブ21の壁部27に当接し、右端部が連結ボルト22の頭部35に当接する。
回り止め部31の右側には、回り止め部31よりも大径の頭部35が形成されている。頭部35の右端面中心には、六角穴36が形成されている。
コイルバネ23は、操作ノブ21内で回り止め部31に外装されて、左端部が操作ノブ21の壁部27に当接し、右端部が連結ボルト22の頭部35に当接する。
以上の如く構成されたサイドハンドル10及びポリッシャ1において、左右の操作部20,20では、コイルバネ23及びストッパ34を外装させた各連結ボルト22を、前述のように操作ノブ21、筒部13の順番に貫通させる。そして、筒部13から突出させたネジ部30を、取付部5のネジ孔6にねじ込む。すると、回り止め部31に外装したストッパ34が筒部13の中間孔15に係止し、筒部13の左側面を取付部5に当接させる。
このとき各操作ノブ21は、コイルバネ23により、小径部24が有底孔16に挿入されてスプライン歯17,26同士が噛合する内スライド位置に付勢される。よって、各筒部13は、回り止め部31に嵌合して回り止めされる操作ノブ21を介して回転規制される。こうしてサイドハンドル10の回転がロックされる。
このとき各操作ノブ21は、コイルバネ23により、小径部24が有底孔16に挿入されてスプライン歯17,26同士が噛合する内スライド位置に付勢される。よって、各筒部13は、回り止め部31に嵌合して回り止めされる操作ノブ21を介して回転規制される。こうしてサイドハンドル10の回転がロックされる。
一方、サイドハンドル10の角度を調整する場合、左右の操作部20,20において操作ノブ21,21を、大径部25,25をつまんでコイルバネ23,23の付勢に抗して、図4に二点鎖線で示すように、小径部24,24が有底孔16,16から外れる外スライド位置まで引っ張る。すると、操作ノブ21,21による筒部13,13の回転規制が解除されるため、サイドハンドル10は、図2の二点鎖線で示すように前後方向へ回転させることができる。角度が決まって操作ノブ21,21の引っ張りを解除すると、操作ノブ21,21がコイルバネ23,23の付勢により、有底孔16,16に挿入される内スライド位置に復帰するため、再びサイドハンドル10の回転はロックされる。
但し、左右何れか一方の操作ノブ21を引っ張って筒部13の回転規制を解除しても、他方の筒部13は回転規制されたままであるため、サイドハンドル10の回転ロックは維持される。
サイドハンドル10は、左右の連結ボルト22,22のネジ部30,30をネジ孔6,6から外せば、ギヤハウジング3から取り外すことができる。よって、左右の向きを逆にしても同様にギヤハウジング3へ着脱可能となる。サイドハンドル10は、左右一対のネジ孔が工具本体にあれば他のモデル(ポリッシャ以外も含む)にも着脱可能である。
但し、左右何れか一方の操作ノブ21を引っ張って筒部13の回転規制を解除しても、他方の筒部13は回転規制されたままであるため、サイドハンドル10の回転ロックは維持される。
サイドハンドル10は、左右の連結ボルト22,22のネジ部30,30をネジ孔6,6から外せば、ギヤハウジング3から取り外すことができる。よって、左右の向きを逆にしても同様にギヤハウジング3へ着脱可能となる。サイドハンドル10は、左右一対のネジ孔が工具本体にあれば他のモデル(ポリッシャ以外も含む)にも着脱可能である。
このように、上記実施例1のサイドハンドル10及びポリッシャ1は、ギヤハウジング3(工具本体)に対して回転を規制された状態で取り付け可能な操作ノブ21(回り止め部材)と、操作ノブ21に対する相対的な角度(位置)のロック及びその解除操作が可能な操作部20と、を含んでなる。
この構成によれば、ギヤハウジング3に連結ボルト22の取付部5があれば、サイドハンドル10を取り付けることができると共に、操作部20を介して操作ノブ21に対して角度調整(位置決め)が可能となる。よって、ギヤハウジング3に対する角度調整をツールレスで行うことができる。また、複数モデルの動力工具にも取り付けでき、汎用性が高くなる。
特に、サイドハンドル10は、ギヤハウジング3に取付可能な連結ボルト22(取付部材)を備えて連結ボルト22を中心に相対的な回転が可能で、操作ノブ21は、連結ボルト22に対して相対的な回転を規制された状態で取り付けられる。
よって、ギヤハウジング3への取付用の連結ボルト22を利用して操作ノブ21による回り止めが可能となる。
この構成によれば、ギヤハウジング3に連結ボルト22の取付部5があれば、サイドハンドル10を取り付けることができると共に、操作部20を介して操作ノブ21に対して角度調整(位置決め)が可能となる。よって、ギヤハウジング3に対する角度調整をツールレスで行うことができる。また、複数モデルの動力工具にも取り付けでき、汎用性が高くなる。
特に、サイドハンドル10は、ギヤハウジング3に取付可能な連結ボルト22(取付部材)を備えて連結ボルト22を中心に相対的な回転が可能で、操作ノブ21は、連結ボルト22に対して相対的な回転を規制された状態で取り付けられる。
よって、ギヤハウジング3への取付用の連結ボルト22を利用して操作ノブ21による回り止めが可能となる。
操作ノブ21には、相対回転方向で係合するスプライン歯26(係合部)が設けられている。
よって、操作ノブ21による回り止めが簡単に行える。
操作ノブ21は、回り止め部材と操作部20とに兼用されている。
よって、部品点数が削減できると共に、操作ノブ21の操作で角度調整が簡単に行える。
操作ノブ21は、内スライド位置(相対的な回転のロック位置)と外スライド位置(ロック解除位置)とに移動可能で、操作ノブ21を内スライド位置に付勢するコイルバネ23(付勢手段)が設けられている。そして、コイルバネ23に抗して操作ノブ21を外スライド位置に移動操作すると、操作ノブ21に対するサイドハンドル10の相対的な回転が可能となり、移動操作を解消すると、操作ノブ21が内スライド位置に復帰して相対的な回転が規制される。
よって、操作ノブ21の外スライド位置で回転ロックを解除して角度を変更した後、操作ノブ21から手を離せば、操作ノブ21が自動的に内スライド位置に復帰して回転がロックされる。このため、角度調整に係る操作性が良好となる。
よって、操作ノブ21による回り止めが簡単に行える。
操作ノブ21は、回り止め部材と操作部20とに兼用されている。
よって、部品点数が削減できると共に、操作ノブ21の操作で角度調整が簡単に行える。
操作ノブ21は、内スライド位置(相対的な回転のロック位置)と外スライド位置(ロック解除位置)とに移動可能で、操作ノブ21を内スライド位置に付勢するコイルバネ23(付勢手段)が設けられている。そして、コイルバネ23に抗して操作ノブ21を外スライド位置に移動操作すると、操作ノブ21に対するサイドハンドル10の相対的な回転が可能となり、移動操作を解消すると、操作ノブ21が内スライド位置に復帰して相対的な回転が規制される。
よって、操作ノブ21の外スライド位置で回転ロックを解除して角度を変更した後、操作ノブ21から手を離せば、操作ノブ21が自動的に内スライド位置に復帰して回転がロックされる。このため、角度調整に係る操作性が良好となる。
サイドハンドル10は、ギヤハウジング3の左右の側面に取り付けられる一対の腕部12,12を有し、操作ノブ21も左右に一対設けられている。
よって、2つの操作ノブ21を同時に操作しないと角度調整が行えなくなるため、回転ロック状態のサイドハンドル10が不意に回転したりするおそれがなくなり、角度調整に係る信頼性が高まる。
サイドハンドル10は、左右の向きを逆にしてもギヤハウジング3に取り付け可能である。
よって、サイドハンドル10の組み付けがしやすくなる。
よって、2つの操作ノブ21を同時に操作しないと角度調整が行えなくなるため、回転ロック状態のサイドハンドル10が不意に回転したりするおそれがなくなり、角度調整に係る信頼性が高まる。
サイドハンドル10は、左右の向きを逆にしてもギヤハウジング3に取り付け可能である。
よって、サイドハンドル10の組み付けがしやすくなる。
なお、実施例1において、操作ノブとサイドハンドルの有底孔との回転方向の係合は、スプライン歯同士の噛合に限らない。1又は複数の突条と凹溝との係合構造であってもよいし、操作ノブと有底孔との互いの対向面の一方に、放射方向の係合突起を、他方に係合凹部をそれぞれ設けて、係合突起と係合凹部との係合で回転ロックを行ってもよい。
上記例では、操作ノブ側を凸(小径部)、サイドハンドル側を凹(有底孔)としているが、逆であってもよい。すなわち、サイドハンドル側に、スプライン歯等の係合部を設けた凸部を設け、操作ノブ側に、同じくスプライン歯等の係合部を設けた凹部を設けて回転方向で係合させてもよい。
上記例では、左右の腕部にそれぞれ操作ノブと操作部とを設けているが、左右何れか一方の腕部にのみ操作ノブと操作部とを設けてもよい。よって、サイドハンドルは、左右対称形である必要はない。例えば正面視倒L字状等として片側のみに設けた腕部を取付部に取り付けてもよい。
上記例では、操作ノブを回り止め部材と操作部とに兼用しているが、回り止め部材と操作部の操作部材とを別体に設けて、操作部材の操作で回り止め部材を腕部に係脱させるようにしてもよい。
取付部材は、連結ボルトに限らず、ピン等の他の部材を用いてもよい。
上記例では、操作ノブ側を凸(小径部)、サイドハンドル側を凹(有底孔)としているが、逆であってもよい。すなわち、サイドハンドル側に、スプライン歯等の係合部を設けた凸部を設け、操作ノブ側に、同じくスプライン歯等の係合部を設けた凹部を設けて回転方向で係合させてもよい。
上記例では、左右の腕部にそれぞれ操作ノブと操作部とを設けているが、左右何れか一方の腕部にのみ操作ノブと操作部とを設けてもよい。よって、サイドハンドルは、左右対称形である必要はない。例えば正面視倒L字状等として片側のみに設けた腕部を取付部に取り付けてもよい。
上記例では、操作ノブを回り止め部材と操作部とに兼用しているが、回り止め部材と操作部の操作部材とを別体に設けて、操作部材の操作で回り止め部材を腕部に係脱させるようにしてもよい。
取付部材は、連結ボルトに限らず、ピン等の他の部材を用いてもよい。
次に、本開示の他の実施例を説明する。但し、実施例1と同じ構成部には同じ符号を付して重複する説明を省略する。
図7は、ポリッシャ1Aの一部斜視図、図8は一部側面図、図9は一部正面図である。
サイドハンドル10Aは、左右の腕部12,12の内側に、一対の回り止めアーム40,40を備えている。回り止めアーム40,40は、図10及び図11に示すように、上端を左右外側から貫通する連結ボルト41,41を取付部5,5のネジ孔6,6にねじ込むことで、連結ボルト41,41から下向きに伸びる姿勢で固定されている。腕部12,12には、連結ボルト41,41のねじ込み操作用の透孔42,42が形成されている。
回り止めアーム40,40の下端には、左右外側へ円形に開口する有底孔43,43が形成されている。有底孔43,43の底面には、ネジボス44,44が同軸で左右外向きに突設されている。各ネジボス44の外端は、同軸の小径部45となっている。回り止めアーム40,40の下面には、有底孔43,43を下面に開口させる切欠46,46が、左右方向へ直線状に形成されている。
有底孔43,43には、操作部50,50を介して腕部12,12の下端が角度調整可能に連結されている。この操作部50,50は、左右対称であるため、右側の操作部50を中心に説明する。
図7は、ポリッシャ1Aの一部斜視図、図8は一部側面図、図9は一部正面図である。
サイドハンドル10Aは、左右の腕部12,12の内側に、一対の回り止めアーム40,40を備えている。回り止めアーム40,40は、図10及び図11に示すように、上端を左右外側から貫通する連結ボルト41,41を取付部5,5のネジ孔6,6にねじ込むことで、連結ボルト41,41から下向きに伸びる姿勢で固定されている。腕部12,12には、連結ボルト41,41のねじ込み操作用の透孔42,42が形成されている。
回り止めアーム40,40の下端には、左右外側へ円形に開口する有底孔43,43が形成されている。有底孔43,43の底面には、ネジボス44,44が同軸で左右外向きに突設されている。各ネジボス44の外端は、同軸の小径部45となっている。回り止めアーム40,40の下面には、有底孔43,43を下面に開口させる切欠46,46が、左右方向へ直線状に形成されている。
有底孔43,43には、操作部50,50を介して腕部12,12の下端が角度調整可能に連結されている。この操作部50,50は、左右対称であるため、右側の操作部50を中心に説明する。
図10及び図11,図12に示すように、操作部50は、操作板51と、コイルバネ52と、軸ボルト53とを備えている。
操作板51は、有底孔43内でネジボス44に直交状に貫通されるリング状である。操作板51の右側面には、4本の係合ピン54,54・・が右向きに突設されている。係合ピン54は、操作板51の中心との同心円上に、周方向に等間隔をおいて配置されている。操作板51の下端には、下方へ延びた後、右側へ折曲する正面視倒L字状の操作片55が形成されている。操作片55は、切欠46を貫通して回り止めアーム40の下方に突出している。よって、操作板51は、操作片55によって有底孔43内で回転規制された状態でネジボス44に沿って左右方向へ移動可能となる。
コイルバネ52は、操作板51の左側でネジボス44に外装されている。コイルバネ52の右端は操作板51に当接し、左端は有底孔43の底面に当接している。よって、操作板51は、コイルバネ52により右側へ付勢される。
操作板51は、有底孔43内でネジボス44に直交状に貫通されるリング状である。操作板51の右側面には、4本の係合ピン54,54・・が右向きに突設されている。係合ピン54は、操作板51の中心との同心円上に、周方向に等間隔をおいて配置されている。操作板51の下端には、下方へ延びた後、右側へ折曲する正面視倒L字状の操作片55が形成されている。操作片55は、切欠46を貫通して回り止めアーム40の下方に突出している。よって、操作板51は、操作片55によって有底孔43内で回転規制された状態でネジボス44に沿って左右方向へ移動可能となる。
コイルバネ52は、操作板51の左側でネジボス44に外装されている。コイルバネ52の右端は操作板51に当接し、左端は有底孔43の底面に当接している。よって、操作板51は、コイルバネ52により右側へ付勢される。
腕部12の下端には、ネジボス44と同軸の貫通孔56が左右方向に形成されている。腕部12の下端で左側面には、貫通孔56を中心として左側へ突出する筒部57が形成されている。筒部57は、ネジボス44よりもやや大径で、貫通孔56には、ネジボス44の小径部45が挿入可能となっている。筒部57の右側で貫通孔56内には、内径が小径部45の外径よりも小さいリング状の突条58が形成されている。
腕部12の下端で筒部57の周囲には、8つの係合孔59,59・・が左右方向に貫通形成されている。係合孔59は、筒部57を中心とした同心円上に等間隔で配置されている。係合孔59には、操作板51の係合ピン54が左側から挿入可能となっている。
軸ボルト53は、腕部12の右側から貫通孔56に挿入され、小径部45を筒部57内に挿入したネジボス44にねじ込まれる。この状態で、軸ボルト53の頭部60が貫通孔56内の突条58に当接する。よって、腕部12と回り止めアーム40とは、下端同士が軸ボルト53を中心として相対回転可能に連結される。
腕部12の下端で筒部57の周囲には、8つの係合孔59,59・・が左右方向に貫通形成されている。係合孔59は、筒部57を中心とした同心円上に等間隔で配置されている。係合孔59には、操作板51の係合ピン54が左側から挿入可能となっている。
軸ボルト53は、腕部12の右側から貫通孔56に挿入され、小径部45を筒部57内に挿入したネジボス44にねじ込まれる。この状態で、軸ボルト53の頭部60が貫通孔56内の突条58に当接する。よって、腕部12と回り止めアーム40とは、下端同士が軸ボルト53を中心として相対回転可能に連結される。
以上の如く構成されたサイドハンドル10Aにおいて、各操作部50の操作板51は、コイルバネ52により、筒部57の左側面に当接する外スライド位置に付勢される。この状態で各係合ピン54が腕部12の係合孔59に挿入するため、各腕部12は、回り止めアーム40に係合して回り止めされる操作板51を介して回転規制される。こうしてサイドハンドル10Aの回転がロックされる。
一方、サイドハンドル10Aの角度を調整する場合、左右の操作部50,50において操作板51,51を、操作片55,55を介して、図10に二点鎖線で示すように、各係合ピン54が係合孔59から外れる内スライド位置までスライドさせる。すると、操作板51,51による腕部12,12の回転規制が解除されるため、サイドハンドル10Aを、図8の二点鎖線で示すように軸ボルト53,53を中心として前後方向へ回転させることができる。角度が決まって操作片55,55から手を離すと、操作板51,51がコイルバネ52,52の付勢により、各係合ピン54が係合孔59に挿入される外スライド位置に復帰するため、再びサイドハンドル10Aの回転はロックされる。なお、外スライド位置に復帰する際、各係合ピン54が係合孔59と位相が合わずに腕部12の左側面に当接することがあっても、サイドハンドル10Aを前後へ微小回転させれば、各係合ピン54が係合孔59と位相が合う位置で操作板51は外スライド位置へ自動的に移動する。
一方、サイドハンドル10Aの角度を調整する場合、左右の操作部50,50において操作板51,51を、操作片55,55を介して、図10に二点鎖線で示すように、各係合ピン54が係合孔59から外れる内スライド位置までスライドさせる。すると、操作板51,51による腕部12,12の回転規制が解除されるため、サイドハンドル10Aを、図8の二点鎖線で示すように軸ボルト53,53を中心として前後方向へ回転させることができる。角度が決まって操作片55,55から手を離すと、操作板51,51がコイルバネ52,52の付勢により、各係合ピン54が係合孔59に挿入される外スライド位置に復帰するため、再びサイドハンドル10Aの回転はロックされる。なお、外スライド位置に復帰する際、各係合ピン54が係合孔59と位相が合わずに腕部12の左側面に当接することがあっても、サイドハンドル10Aを前後へ微小回転させれば、各係合ピン54が係合孔59と位相が合う位置で操作板51は外スライド位置へ自動的に移動する。
但し、左右何れか一方の操作片55を介して操作板51を内スライド位置に移動させ、腕部12の回転規制を解除しても、他方の腕部12は回転規制されたままであるため、サイドハンドル10Aの回転ロックは維持される。
サイドハンドル10Aも、左右の連結ボルト41,41をネジ孔6,6から外せば、ギヤハウジング3から取り外すことができる。よって、左右の向きを逆にしても同様にギヤハウジング3へ着脱可能となる。サイドハンドル10Aも、左右一対のネジ孔が工具本体にあれば他のモデル(ポリッシャ以外も含む)にも着脱可能である。
サイドハンドル10Aも、左右の連結ボルト41,41をネジ孔6,6から外せば、ギヤハウジング3から取り外すことができる。よって、左右の向きを逆にしても同様にギヤハウジング3へ着脱可能となる。サイドハンドル10Aも、左右一対のネジ孔が工具本体にあれば他のモデル(ポリッシャ以外も含む)にも着脱可能である。
このように、上記実施例2のサイドハンドル10A及びポリッシャ1Aは、ギヤハウジング3に対して回転を規制された状態で取り付け可能な回り止めアーム40(回り止め部材)と、回り止めアーム40に対する相対的な回転のロック及びその解除操作が可能な操作部50と、を含んでなる。
この構成によれば、ギヤハウジング3に回り止めアーム40の取付部5があれば、サイドハンドル10Aを取り付けることができると共に、操作部50を介して回り止めアーム40に対して角度調整(位置決め)が可能となる。よって、ギヤハウジング3に対する角度調整をツールレスで行うことができる。また、複数モデルの動力工具にも取り付けでき、汎用性が高くなる。
この構成によれば、ギヤハウジング3に回り止めアーム40の取付部5があれば、サイドハンドル10Aを取り付けることができると共に、操作部50を介して回り止めアーム40に対して角度調整(位置決め)が可能となる。よって、ギヤハウジング3に対する角度調整をツールレスで行うことができる。また、複数モデルの動力工具にも取り付けでき、汎用性が高くなる。
特に、サイドハンドル10Aは、ギヤハウジング3の側面に取り付けられる腕部12を有し、回り止めアーム40におけるギヤハウジング3への取付位置と異なる位置に、腕部12を回転可能に連結する軸ボルト53(回転軸)が設けられ、操作部50は、軸ボルト53に対する腕部12の相対的な回転のロック及びその解除操作が可能となっている。
よって、回り止めアーム40の左右方向の厚みや長さをポリッシャ1Aの寸法や形状に応じて変更すれば、他の部材を共用できる。
よって、回り止めアーム40の左右方向の厚みや長さをポリッシャ1Aの寸法や形状に応じて変更すれば、他の部材を共用できる。
なお、上記実施例2において、操作板の操作片の位置は下側に限らない。操作片は、操作板の前側や後側に設けてもよい。係合ピンの数や配置も適宜変更可能である。
腕部の係合孔も、係合ピンに合わせて変更すればよい。
上記例では、操作板を回り止めアームに設けて腕部に係脱させているが、これと逆であってもよい。例えば腕部の下端に操作板を設けてコイルバネで回り止めアーム側へ付勢し、回り止めアームに、操作板に設けた係合ピンが係合する係合孔を設けても同様の角度調整は可能である。
回り止めアームは、ギヤハウジングの側面から下向きに取り付ける形態に限らない。前向きや後向き、上向きや斜め向き等、ポリッシャに合わせて変更可能である。
上記例でもサイドハンドルは左右対称形に限らない。よって、例えば正面視倒L字状等として片側のみに設けた腕部を回り止め部材を介して取付部に取り付けてもよい。
腕部の係合孔も、係合ピンに合わせて変更すればよい。
上記例では、操作板を回り止めアームに設けて腕部に係脱させているが、これと逆であってもよい。例えば腕部の下端に操作板を設けてコイルバネで回り止めアーム側へ付勢し、回り止めアームに、操作板に設けた係合ピンが係合する係合孔を設けても同様の角度調整は可能である。
回り止めアームは、ギヤハウジングの側面から下向きに取り付ける形態に限らない。前向きや後向き、上向きや斜め向き等、ポリッシャに合わせて変更可能である。
上記例でもサイドハンドルは左右対称形に限らない。よって、例えば正面視倒L字状等として片側のみに設けた腕部を回り止め部材を介して取付部に取り付けてもよい。
そして、各実施例に共通して、サイドハンドルは、正面視が逆U字状となる形態に限らない。左右及び上方に膨らむ半円状等でもよい。全体が金属製でもよいし、全体が樹脂製でもよい。
サイドハンドルの位置決めは、角度調整に限らない。サイドハンドルの取付位置を所定方向にスライドさせて固定するような場合も含まれる。
動力工具は、AC工具でなく、バッテリパックを用いるDC工具であってもよい。
動力工具は、ポリッシャに限らない。グラインダやサンダ等の他の研削・研磨工具、丸鋸、カッタ等の切断工具等であっても、本開示は適用可能である。よって、動力工具は、電動工具に限らない。エア工具やエンジン工具等であっても、本開示は採用可能である。
よって、サイドハンドルの取付位置は、ギヤハウジングに限らない。モータハウジングでもよいし、他のハウジングでもよい。
サイドハンドルの位置決めは、角度調整に限らない。サイドハンドルの取付位置を所定方向にスライドさせて固定するような場合も含まれる。
動力工具は、AC工具でなく、バッテリパックを用いるDC工具であってもよい。
動力工具は、ポリッシャに限らない。グラインダやサンダ等の他の研削・研磨工具、丸鋸、カッタ等の切断工具等であっても、本開示は適用可能である。よって、動力工具は、電動工具に限らない。エア工具やエンジン工具等であっても、本開示は採用可能である。
よって、サイドハンドルの取付位置は、ギヤハウジングに限らない。モータハウジングでもよいし、他のハウジングでもよい。
1,1A・・ポリッシャ、2・・モータハウジング、3・・ギヤハウジング、4・・スピンドル、5・・取付部、6・・ネジ孔、10,10A・・サイドハンドル、11・・グリップ部、12・・腕部、13・・筒部、16・・有底孔、17,26・・スプライン歯、20,50・・操作部、21・・操作ノブ、22,41・・連結ボルト、23,52・・コイルバネ、31・・回り止め部、40・・回り止めアーム、44・・ネジボス、51・・操作板、53・・軸ボルト、54・・係合ピン、59・・係合孔。
Claims (9)
- 動力工具の工具本体の側面に取り付けられる動力工具用サイドハンドルであって、
前記工具本体に対して回転を規制された状態で取り付け可能な回り止め部材と、
前記回り止め部材に対する相対的な位置のロック及びその解除操作が可能な操作部と、を含んでなることを特徴とする動力工具用サイドハンドル。 - 前記工具本体に取付可能な取付部材を備えて前記取付部材を中心に相対的な回転が可能で、
前記回り止め部材は、前記取付部材に対して相対的な回転を規制された状態で取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の動力工具用サイドハンドル。 - 前記回り止め部材に、相対回転方向で係合する係合部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の動力工具用サイドハンドル。
- 前記回り止め部材は、前記操作部と兼用されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の動力工具用サイドハンドル。
- 前記回り止め部材は、相対的な回転のロック位置とロック解除位置とに移動可能で、前記回り止め部材を前記回転ロック位置に付勢する付勢手段が設けられて、
前記付勢手段に抗して前記回り止め部材を前記ロック解除位置に移動操作すると、前記回り止め部材に対する相対的な回転が可能となり、前記移動操作を解消すると、前記回り止め部材が前記回転ロック位置に復帰して相対的な回転が規制されることを特徴とする請求項4に記載の動力工具用サイドハンドル。 - 前記工具本体の左右の側面に取り付けられる一対の腕部を有し、
前記回り止め部材及び前記操作部も左右に一対設けられていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の動力工具用サイドハンドル。 - 前記工具本体の側面に取り付けられる腕部を有し、
前記回り止め部材における前記工具本体への取付位置と異なる位置に、前記腕部を回転可能に連結する回転軸が設けられ、前記操作部は、前記回転軸に対する前記腕部の相対的な回転のロック及びその解除操作が可能であることを特徴とする請求項1に記載の動力工具用サイドハンドル。 - 左右の向きを逆にしても前記工具本体に取り付け可能であることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の動力工具用サイドハンドル。
- 工具本体の側面に、請求項1乃至8の何れかに記載の動力工具用サイドハンドルを取り付けてなる動力工具。
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