JP2023032268A - 動力工具 - Google Patents
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- B25F5/02—Construction of casings, bodies or handles
- B25F5/025—Construction of casings, bodies or handles with torque reaction bars for rotary tools
- B25F5/026—Construction of casings, bodies or handles with torque reaction bars for rotary tools in the form of an auxiliary handle
Abstract
【課題】サイドハンドルの位置決めに加えて工具本体への着脱もツールレスで行う。【解決手段】ギヤハウジング3の側面にサイドハンドル30を設けてなるポリッシャ1であって、サイドハンドル30は、ギヤハウジング3に設けた操作部15の操作ノブ18の操作により、ギヤハウジング3への着脱と、ギヤハウジング3への装着状態での角度調整とがそれぞれ可能に取り付けられている。【選択図】図1
Description
本開示は、ポリッシャやグラインダ等の動力工具に関する。
ポリッシャ等の動力工具には、作業者が把持するためのサイドハンドルが設けられている。サイドハンドルは、工具本体の側面に取り付けられている。例えば特許文献1には、工具本体の左右の側面に、ループ状のサイドハンドルの左右両端をネジによって回転可能に取り付けた電動工具が開示されている。サイドハンドルには、サイドハンドルの回転を工具本体に対してロックする位置と、ロックを解除する位置とに回転操作可能なロックノブが設けられている。ロックノブをロック解除位置に回転操作することで、サイドハンドルの角度が調整可能となる。
上記従来のサイドハンドルは、ドライバ等のツールを用いることなくサイドハンドルの角度調整(位置決め)が行える。しかし、サイドハンドルを工具本体に対して着脱する際にはツールを用いてネジを着脱する必要が生じ、作業が面倒となっていた。
そこで、本開示は、サイドハンドルの位置決めに加えて工具本体への着脱もツールレスで行うことができる動力工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、本開示は、工具本体の側面に、サイドハンドルを設けてなる動力工具であって、
前記サイドハンドルは、前記工具本体又は前記サイドハンドルに設けた操作部により、前記工具本体への着脱と、前記工具本体への装着状態での位置決めとがそれぞれ可能に取り付けられていることを特徴とする。
前記サイドハンドルは、前記工具本体又は前記サイドハンドルに設けた操作部により、前記工具本体への着脱と、前記工具本体への装着状態での位置決めとがそれぞれ可能に取り付けられていることを特徴とする。
本開示によれば、サイドハンドルの位置決めに加えて工具本体への着脱もツールレスで行うことができる。
本開示の一実施形態において、操作部は、工具本体の側面に設けられた取付軸を含み、サイドハンドルには、取付軸が貫通する貫通部と、貫通部に対して取付軸がその径方向から相対的に出入り可能となる逃がし部とが設けられていてもよい。
この構成によれば、取付軸へのサイドハンドルの着脱操作が容易に行える。
本開示の一実施形態において、操作部は、取付軸にその軸方向へ移動可能に設けられた操作部材を含み、サイドハンドルは、操作部材の軸方向への操作により、工具本体への着脱と、工具本体への装着状態での位置決めとがそれぞれ可能となっていてもよい。
この構成によれば、操作部材の軸方向への簡単な操作により、サイドハンドルの着脱及び位置決めが行える。
本開示の一実施形態において、サイドハンドルにおける取付軸からの偏心位置には、取付軸を中心としたサイドハンドルの回転方向で操作部材が係合して位置決めされる被係合部が設けられていてもよい。
この構成によれば、操作部材によるサイドハンドルの位置決めが簡単に行える。
この構成によれば、取付軸へのサイドハンドルの着脱操作が容易に行える。
本開示の一実施形態において、操作部は、取付軸にその軸方向へ移動可能に設けられた操作部材を含み、サイドハンドルは、操作部材の軸方向への操作により、工具本体への着脱と、工具本体への装着状態での位置決めとがそれぞれ可能となっていてもよい。
この構成によれば、操作部材の軸方向への簡単な操作により、サイドハンドルの着脱及び位置決めが行える。
本開示の一実施形態において、サイドハンドルにおける取付軸からの偏心位置には、取付軸を中心としたサイドハンドルの回転方向で操作部材が係合して位置決めされる被係合部が設けられていてもよい。
この構成によれば、操作部材によるサイドハンドルの位置決めが簡単に行える。
本開示の一実施形態において、操作部材をサイドハンドルとの係合位置に付勢する付勢手段が設けられて、付勢手段に抗して操作部材がサイドハンドルとの非係合位置に移動した状態では、サイドハンドルの装着及び位置決めが同時に解除され、操作部材がサイドハンドルとの係合位置に移動した状態では、サイドハンドルの装着及び位置決めが同時に行われるものであってもよい。
この構成によれば、非係合位置の操作部材から手を離せば、自動的にサイドハンドルの装着及び位置決めがなされる。
本開示の一実施形態において、操作部材は、工具本体からの引っ張り操作によって非係合位置に移動可能であってもよい。
この構成によれば、操作部材の操作が簡単となる。
本開示の一実施形態において、操作部材に、サイドハンドルへの係合部が一体に設けられていてもよい。
この構成によれば、操作部材をサイドハンドルの回転規制に利用できる合理的な構成となる。
この構成によれば、非係合位置の操作部材から手を離せば、自動的にサイドハンドルの装着及び位置決めがなされる。
本開示の一実施形態において、操作部材は、工具本体からの引っ張り操作によって非係合位置に移動可能であってもよい。
この構成によれば、操作部材の操作が簡単となる。
本開示の一実施形態において、操作部材に、サイドハンドルへの係合部が一体に設けられていてもよい。
この構成によれば、操作部材をサイドハンドルの回転規制に利用できる合理的な構成となる。
本開示の一実施形態において、操作部は、工具本体へ一端が回転可能に連結された操作部材を含み、サイドハンドルは、操作部材の一端を中心とした他端の揺動操作により、工具本体への着脱と、装着状態での位置決めとがそれぞれ可能となっていてもよい。
この構成によれば、操作部材の簡単な揺動操作で着脱及び位置決めが可能となる。
本開示の一実施形態において、サイドハンドルは、左右非対称の形状で、操作部は、工具本体の左右何れにも取り付け可能としてもよい。
この構成によれば、作業者の利き手や作業状態に合わせてサイドハンドルの左右の向きを選択でき、使い勝手が向上する。
この構成によれば、操作部材の簡単な揺動操作で着脱及び位置決めが可能となる。
本開示の一実施形態において、サイドハンドルは、左右非対称の形状で、操作部は、工具本体の左右何れにも取り付け可能としてもよい。
この構成によれば、作業者の利き手や作業状態に合わせてサイドハンドルの左右の向きを選択でき、使い勝手が向上する。
以下、本開示の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、動力工具の一例であるポリッシャを示す斜視図である。図2はポリッシャの側面図、図3はポリッシャの正面図である。
ポリッシャ1は、図示しないモータを収容して前後方向に延びるモータハウジング2を有する。モータハウジング2の前側には、スピンドル4を下向きに突出するギヤハウジング3が組み付けられている。スピンドル4の下端には、図示しない円盤状の先端工具(例えばパッド)が直交状に装着可能となっている。モータハウジング2の後側には、グリップハウジング5が組み付けられている。グリップハウジング5は、後方へ延びる細径のグリップ部6を有している。グリップ部6の後端には、電源コード7が接続されている。
ギヤハウジング3の左右の側面には、図4及び図5に示すように、サイドハンドル30の取付部10,10が台状に突設されている。各取付部10の突出端面は、前後上下方向で規定される平面となっている。各取付部10の中心には、ネジ孔11が形成されている。ネジ孔11の周囲で取付部10には、複数の円形の受け孔12,12・・が形成されている。受け孔12は、ネジ孔11よりも小径の有底孔で、ネジ孔11を中心とした同心円上に等間隔で配置されている。
図1は、動力工具の一例であるポリッシャを示す斜視図である。図2はポリッシャの側面図、図3はポリッシャの正面図である。
ポリッシャ1は、図示しないモータを収容して前後方向に延びるモータハウジング2を有する。モータハウジング2の前側には、スピンドル4を下向きに突出するギヤハウジング3が組み付けられている。スピンドル4の下端には、図示しない円盤状の先端工具(例えばパッド)が直交状に装着可能となっている。モータハウジング2の後側には、グリップハウジング5が組み付けられている。グリップハウジング5は、後方へ延びる細径のグリップ部6を有している。グリップ部6の後端には、電源コード7が接続されている。
ギヤハウジング3の左右の側面には、図4及び図5に示すように、サイドハンドル30の取付部10,10が台状に突設されている。各取付部10の突出端面は、前後上下方向で規定される平面となっている。各取付部10の中心には、ネジ孔11が形成されている。ネジ孔11の周囲で取付部10には、複数の円形の受け孔12,12・・が形成されている。受け孔12は、ネジ孔11よりも小径の有底孔で、ネジ孔11を中心とした同心円上に等間隔で配置されている。
ここでは右側の取付部10に、サイドハンドル30を着脱可能とする操作部15が設けられている。操作部15は、左右方向の軸回りで、装着したサイドハンドル30の角度も調整可能となっている。
操作部15は、図5及び図6にも示すように、取付軸16と、コイルバネ17と、操作ノブ18とを備えている。
取付軸16は、右側から、大径部20と、中径部21と、ネジ部22とを同軸で備えている。大径部20の右端外周には、フランジ部23が形成されている。大径部20の右端面中央には、六角穴24が形成されている。中径部21は、大径部20よりも軸方向に短い長さで形成されている。ネジ部22は、中径部21よりも小径で、取付部10のネジ孔11にねじ込み可能となっている。
コイルバネ17は、フランジ部23より左側で大径部20に外装されている。
操作ノブ18は、取付軸16が右側から挿入される挿入孔25を有する筒状体である。操作ノブ18の右端外周には、全周に亘ってフランジ状の手掛け部26が形成されている。挿入孔25の左端内周には、リング状の壁部27が形成されている。壁部27の中心には、大径部20が遊挿する透孔28が形成されている。
操作部15は、図5及び図6にも示すように、取付軸16と、コイルバネ17と、操作ノブ18とを備えている。
取付軸16は、右側から、大径部20と、中径部21と、ネジ部22とを同軸で備えている。大径部20の右端外周には、フランジ部23が形成されている。大径部20の右端面中央には、六角穴24が形成されている。中径部21は、大径部20よりも軸方向に短い長さで形成されている。ネジ部22は、中径部21よりも小径で、取付部10のネジ孔11にねじ込み可能となっている。
コイルバネ17は、フランジ部23より左側で大径部20に外装されている。
操作ノブ18は、取付軸16が右側から挿入される挿入孔25を有する筒状体である。操作ノブ18の右端外周には、全周に亘ってフランジ状の手掛け部26が形成されている。挿入孔25の左端内周には、リング状の壁部27が形成されている。壁部27の中心には、大径部20が遊挿する透孔28が形成されている。
操作ノブ18の左端面には、4本の係合ピン29,29・・が左側に突出するように設けられている。係合ピン29は、透孔28を中心とした同心円上に等間隔で配置されている。係合ピン29は、取付部10の受け孔12にそれぞれ挿入可能となっている。
取付軸16は、操作ノブ18の右側から挿入孔25に挿入し、透孔28から突出したネジ部22を取付部10のネジ孔11にねじ込むことで取付部10に取り付けられる。この取付状態で、中径部21が取付部10の端面に当接する。
コイルバネ17は、右端が取付軸16のフランジ部23に当接し、左端が操作ノブ18の壁部27に当接して軸方向に圧縮される。よって、操作ノブ18は、4本の係合ピン29を4つの受け孔12へ同時に挿入させる係合位置に付勢されることになる。
ここから手掛け部26を介して操作ノブ18をコイルバネ17の付勢に抗して右側へ引っ張ると、係合ピン29を受け孔12から抜き取ることができる。操作ノブ18は、取付軸16回りに回転させても受け孔12との位相が合えば係合ピン29を受け孔12に挿入させることができる。
取付軸16は、操作ノブ18の右側から挿入孔25に挿入し、透孔28から突出したネジ部22を取付部10のネジ孔11にねじ込むことで取付部10に取り付けられる。この取付状態で、中径部21が取付部10の端面に当接する。
コイルバネ17は、右端が取付軸16のフランジ部23に当接し、左端が操作ノブ18の壁部27に当接して軸方向に圧縮される。よって、操作ノブ18は、4本の係合ピン29を4つの受け孔12へ同時に挿入させる係合位置に付勢されることになる。
ここから手掛け部26を介して操作ノブ18をコイルバネ17の付勢に抗して右側へ引っ張ると、係合ピン29を受け孔12から抜き取ることができる。操作ノブ18は、取付軸16回りに回転させても受け孔12との位相が合えば係合ピン29を受け孔12に挿入させることができる。
サイドハンドル30は、正面視が逆U字状を呈している。サイドハンドル30は、左右の両端が上下方向に延び、上部が左右方向に延びている。但し、サイドハンドル30は、右側の端部よりも左側の端部の方が上部と緩やかに連結される左右非対称形となっている。右側の端部は、下側が金属板31となっている。サイドハンドル30の右側の端部の上側と、上部と、左側の端部とは、一体の樹脂部32となっている。
金属板31は、上端が樹脂部32にインサート成形されて下方に延びている。金属板31の下端は、前後上下方向で規定される側面視円形状の連結部33となっている。連結部33の中心には、貫通孔34が形成されている。貫通孔34は、取付軸16の中径部21が嵌合状態で貫通可能である。連結部33には、貫通孔34と連通する径方向の逃がし部35が切欠き形成されている。逃がし部35は、中径部21の直径より大きい幅を有している。よって、貫通孔34には、逃がし部35を介して中径部21が相対的に出入り可能となる。貫通孔34に中径部21が位置した状態で連結部33は、中径部21を中心に回転可能となる。
連結部33には、複数の円形の係合孔36,36・・が形成されている。係合孔36は、貫通孔34を中心とした同心円上に等間隔で配置されている。係合孔36の数及び配置は、取付部10の受け孔12と同じである。
金属板31は、上端が樹脂部32にインサート成形されて下方に延びている。金属板31の下端は、前後上下方向で規定される側面視円形状の連結部33となっている。連結部33の中心には、貫通孔34が形成されている。貫通孔34は、取付軸16の中径部21が嵌合状態で貫通可能である。連結部33には、貫通孔34と連通する径方向の逃がし部35が切欠き形成されている。逃がし部35は、中径部21の直径より大きい幅を有している。よって、貫通孔34には、逃がし部35を介して中径部21が相対的に出入り可能となる。貫通孔34に中径部21が位置した状態で連結部33は、中径部21を中心に回転可能となる。
連結部33には、複数の円形の係合孔36,36・・が形成されている。係合孔36は、貫通孔34を中心とした同心円上に等間隔で配置されている。係合孔36の数及び配置は、取付部10の受け孔12と同じである。
サイドハンドル30を取付部10に取り付ける際、まず、図7に示すように、操作ノブ18を、係合ピン29が受け孔12から外れて先端が取付軸16の中径部21よりも右側に位置するまで右側へ引っ張る。この非係合位置で、中径部21の径方向外側が開放される。
この状態で金属板31の連結部33を、図8に二点鎖線aで示すように、逃がし部35に中径部21が相対的に進入するように中径部21の径方向からスライドさせる。すると、逃がし部35の終端の貫通孔34に中径部21が到達する。よって、サイドハンドル30は、取付軸16を中心として、モータハウジング2及びギヤハウジング3と干渉しない前後方向の任意の角度に回転させることができる。
角度が決定すると、連結部33の係合孔36を取付部10の受け孔12に合わせた状態として、操作ノブ18の引っ張りを解消する。すると、操作ノブ18は、コイルバネ17の付勢により左側へ移動して、4本の係合ピン29を係合孔36に貫通させると共に、受け孔12に係合させる。よって、連結部33は、係合ピン29によって取付軸16回りでの回転が規制された状態で取付部10と操作ノブ18との間に固定される。こうしてサイドハンドル30の回転はロックされる。
この状態で金属板31の連結部33を、図8に二点鎖線aで示すように、逃がし部35に中径部21が相対的に進入するように中径部21の径方向からスライドさせる。すると、逃がし部35の終端の貫通孔34に中径部21が到達する。よって、サイドハンドル30は、取付軸16を中心として、モータハウジング2及びギヤハウジング3と干渉しない前後方向の任意の角度に回転させることができる。
角度が決定すると、連結部33の係合孔36を取付部10の受け孔12に合わせた状態として、操作ノブ18の引っ張りを解消する。すると、操作ノブ18は、コイルバネ17の付勢により左側へ移動して、4本の係合ピン29を係合孔36に貫通させると共に、受け孔12に係合させる。よって、連結部33は、係合ピン29によって取付軸16回りでの回転が規制された状態で取付部10と操作ノブ18との間に固定される。こうしてサイドハンドル30の回転はロックされる。
サイドハンドル30の角度を変える場合は、前述のように操作ノブ18を非係合位置まで右側へ引っ張る。すると、係合ピン29との係合が解消されたサイドハンドル30を、図8に二点鎖線bで示すように、中径部21を中心として回転させて角度調整が行える。
サイドハンドル30を取り外す場合も同様に、操作ノブ18を非係合位置まで引っ張れば、そのまま連結部33を中径部21から取り外すことができる。
一方、操作部15を左側の取付部10に取り付ければ、サイドハンドル30の向きを左右逆にして同様に金属板31の着脱及び角度調整が行える。
サイドハンドル30を取り外す場合も同様に、操作ノブ18を非係合位置まで引っ張れば、そのまま連結部33を中径部21から取り外すことができる。
一方、操作部15を左側の取付部10に取り付ければ、サイドハンドル30の向きを左右逆にして同様に金属板31の着脱及び角度調整が行える。
このように、上記実施例1のポリッシャ1において、サイドハンドル30は、ギヤハウジング3(工具本体)に設けた操作部15により、ギヤハウジング3への着脱と、ギヤハウジング3への装着状態での角度調整(位置決め)とがそれぞれ可能に取り付けられている。
この構成により、サイドハンドル30の角度調整に加えてギヤハウジング3への着脱もツールレスで行うことができる。
この構成により、サイドハンドル30の角度調整に加えてギヤハウジング3への着脱もツールレスで行うことができる。
特に、操作部15は、ギヤハウジング3の側面に設けられた取付軸16を含み、サイドハンドル30には、取付軸16が貫通する貫通孔34(貫通部)と、貫通孔34に対して取付軸16がその径方向から相対的に出入り可能となる逃がし部35とが設けられている。よって、取付軸16へのサイドハンドル30の着脱操作が容易に行える。
操作部15は、取付軸16にその軸方向へ移動可能に設けられた操作ノブ18(操作部材)を含み、サイドハンドル30は、操作ノブ18の軸方向への操作により、ギヤハウジング3への着脱と、ギヤハウジング3への装着状態での角度調整とがそれぞれ可能となっている。よって、操作ノブ18の軸方向への簡単な操作により、サイドハンドル30の着脱及び角度調整が行える。
サイドハンドル30における取付軸16からの偏心位置には、取付軸16を中心としたサイドハンドル30の回転方向で操作ノブ18が係合して回転規制される係合孔36(被係合部)が設けられている。よって、操作ノブ18によるサイドハンドル30の回転のロックが簡単に行える。
操作部15は、取付軸16にその軸方向へ移動可能に設けられた操作ノブ18(操作部材)を含み、サイドハンドル30は、操作ノブ18の軸方向への操作により、ギヤハウジング3への着脱と、ギヤハウジング3への装着状態での角度調整とがそれぞれ可能となっている。よって、操作ノブ18の軸方向への簡単な操作により、サイドハンドル30の着脱及び角度調整が行える。
サイドハンドル30における取付軸16からの偏心位置には、取付軸16を中心としたサイドハンドル30の回転方向で操作ノブ18が係合して回転規制される係合孔36(被係合部)が設けられている。よって、操作ノブ18によるサイドハンドル30の回転のロックが簡単に行える。
操作ノブ18をサイドハンドル30との係合位置に付勢するコイルバネ17(付勢手段)が設けられて、コイルバネ17に抗して操作ノブ18がサイドハンドル30との非係合位置に移動した状態では、サイドハンドル30の装着及び回転のロックが同時に解除され、操作ノブ18がサイドハンドル30との係合位置に移動した状態では、サイドハンドル30の装着及び回転のロックが同時に行われる。よって、非係合位置の操作ノブ18から手を離せば、自動的にサイドハンドル30の装着及び回転のロックがなされる。
操作ノブ18は、ギヤハウジング3からの引っ張り操作によって非係合位置に移動可能である。よって、操作ノブ18の操作が簡単となる。
操作ノブ18は、ギヤハウジング3からの引っ張り操作によって非係合位置に移動可能である。よって、操作ノブ18の操作が簡単となる。
操作ノブ18に、サイドハンドル30への係合ピン29(係合部)が一体に設けられている。よって、操作ノブ18をサイドハンドル30の回転規制に利用できる合理的な構成となる。
サイドハンドル30は、左右非対称の形状で、操作部15は、ギヤハウジング3の左右何れにも取り付け可能である。よって、作業者の利き手や作業状態に合わせてサイドハンドル30の左右の向きを選択でき、使い勝手が向上する。
サイドハンドル30は、左右非対称の形状で、操作部15は、ギヤハウジング3の左右何れにも取り付け可能である。よって、作業者の利き手や作業状態に合わせてサイドハンドル30の左右の向きを選択でき、使い勝手が向上する。
なお、実施例1において、係止ピンの数及び位置は上記例に限定されない。係止ピンは、少なくとも1本あれば回転方向でのサイドハンドルの位置決めは可能である。受け孔及び係合孔の数及び位置も変更可能である。
上記例では、ギヤハウジングの取付部に受け孔を、操作ノブに係止ピンを設けているが、これを逆にして、取付部に係止ピンを、操作ノブに受け孔を設けてもよい。この場合も、操作ノブを、係止ピンの先端から離れてサイドハンドルの連結部が進入可能な隙間を形成する非係合位置まで引っ張れば、サイドハンドルの着脱及び角度調整は行える。係止ピンはギヤハウジング側にあるため、操作ノブに受け孔を設けない構造も選択できる。
上記例では、ギヤハウジングの左右に取付部を設けてサイドハンドルの取付を左右何れも選択可能としているが、左右何れか一方のみに取付部を設けてもよい。
逆に、サイドハンドルを、左右に金属板を備えた左右対称形とすると共に、左右の取付部にそれぞれ操作部を設けて、サイドハンドルを左右の操作部で同時に着脱及び角度調整可能とすることもできる。
サイドハンドルの取付部の位置は、上記例に限定されない。ギヤハウジング以外のハウジングに取付部を設けることもできる。
上記例では、ギヤハウジングの取付部に受け孔を、操作ノブに係止ピンを設けているが、これを逆にして、取付部に係止ピンを、操作ノブに受け孔を設けてもよい。この場合も、操作ノブを、係止ピンの先端から離れてサイドハンドルの連結部が進入可能な隙間を形成する非係合位置まで引っ張れば、サイドハンドルの着脱及び角度調整は行える。係止ピンはギヤハウジング側にあるため、操作ノブに受け孔を設けない構造も選択できる。
上記例では、ギヤハウジングの左右に取付部を設けてサイドハンドルの取付を左右何れも選択可能としているが、左右何れか一方のみに取付部を設けてもよい。
逆に、サイドハンドルを、左右に金属板を備えた左右対称形とすると共に、左右の取付部にそれぞれ操作部を設けて、サイドハンドルを左右の操作部で同時に着脱及び角度調整可能とすることもできる。
サイドハンドルの取付部の位置は、上記例に限定されない。ギヤハウジング以外のハウジングに取付部を設けることもできる。
次に、本開示の他の実施例を説明する。但し、実施例1と同じ構成部には同じ符号を付して重複する説明を省略する。
図9は、ポリッシャを示す斜視図である。図10はポリッシャの側面図、図11はポリッシャの正面図である。
ポリッシャ1Aにおいて、ギヤハウジング3の左右の取付部10,10の中心には、図12,図13に示すように、ネジボス40,40がそれぞれ左右外向きに突設されている。ネジボス40は、中心にネジ孔を有し、外周面の前後には、互いに平行な面取部41,41が形成されている。
取付部10,10の下方でギヤハウジング3の側面には、支持部42,42が設けられている。各支持部42には、ピン43が前後方向に挿入されて両端を支持部42の前後面に突出させている。
図9は、ポリッシャを示す斜視図である。図10はポリッシャの側面図、図11はポリッシャの正面図である。
ポリッシャ1Aにおいて、ギヤハウジング3の左右の取付部10,10の中心には、図12,図13に示すように、ネジボス40,40がそれぞれ左右外向きに突設されている。ネジボス40は、中心にネジ孔を有し、外周面の前後には、互いに平行な面取部41,41が形成されている。
取付部10,10の下方でギヤハウジング3の側面には、支持部42,42が設けられている。各支持部42には、ピン43が前後方向に挿入されて両端を支持部42の前後面に突出させている。
操作部45,45は、左右の取付部10,10にそれぞれ設けられている。操作部45は左右対称であるので、以下、右側の操作部45について説明する。
操作部45は、図14にも示すように、取付軸46と、係合板47と、操作レバー48と、コイルバネ49とを備えている。
取付軸46は、右端に大径の円形頭部50を備えている。円形頭部50の右端面中心には、六角穴51が設けられている。円形頭部50の左側には、円形頭部50より小径の中径部52が同軸で形成されている。中径部52の左側には、中径部52より小径のネジ部53が形成されている。ネジ部53は、ネジボス40に螺合可能である。
操作部45は、図14にも示すように、取付軸46と、係合板47と、操作レバー48と、コイルバネ49とを備えている。
取付軸46は、右端に大径の円形頭部50を備えている。円形頭部50の右端面中心には、六角穴51が設けられている。円形頭部50の左側には、円形頭部50より小径の中径部52が同軸で形成されている。中径部52の左側には、中径部52より小径のネジ部53が形成されている。ネジ部53は、ネジボス40に螺合可能である。
係合板47は、側面視リング状で、中心には、ネジボス40の外形に合致する二面幅の嵌合孔55が形成されている。係合板47の右端面には、複数の係合突起56,56・・が形成されている。係合突起56は、側面視が円形で、嵌合孔55を中心とした同心円上に等間隔で配置されている。係合突起56は、連結部33の係合孔36に対応して係合可能となっている。
係合板47の前後面には、左側へ突出する一対の折り返し片57,57が形成されている。折り返し片57,57には、前後へ突出する係止突起58,58が互いに同軸で形成されている。係合板47は、ネジボス40に嵌合孔55が嵌合した状態では、回転規制されてネジボス40に沿って左右方向へスライド可能となる。係合板47の左端面には、折り返し片57,57の間で左側へ突出する筒部59が形成されている。
係合板47の前後面には、左側へ突出する一対の折り返し片57,57が形成されている。折り返し片57,57には、前後へ突出する係止突起58,58が互いに同軸で形成されている。係合板47は、ネジボス40に嵌合孔55が嵌合した状態では、回転規制されてネジボス40に沿って左右方向へスライド可能となる。係合板47の左端面には、折り返し片57,57の間で左側へ突出する筒部59が形成されている。
操作レバー48は、軸支部60と、枠部61と、操作片62とを備えている。軸支部60は、平面視がU字状に形成されて両端を左側に向けて形成されている。軸支部60は、取付部10の支持部42に右側から取り付けられる。軸支部60の両端には、支持部42に設けたピン43が貫通する小孔63,63が設けられている。よって、操作レバー48は、軸支部60を支持部42に取り付けた状態では、ピン43を中心に左右へ揺動可能に支持される。
枠部61は、軸支部60の上側へ一体に形成されている。枠部61は、係合板47よりも大径の側面視円形状で、前後両面には、係合板47の係止突起58に右側から係止する係止凹部64,64が形成されている。
操作片62は、枠部61の上側へ一体に形成されている。操作片62は、上端が上方へ延びる正面視L字状に形成されている。
コイルバネ49は、係合板47の左側でネジボス40に外装されている。コイルバネ49の左端は、取付部10に当接している。コイルバネ49の右端は、係合板47の筒部59に外装されて係合板47の左端面に当接している。
枠部61は、軸支部60の上側へ一体に形成されている。枠部61は、係合板47よりも大径の側面視円形状で、前後両面には、係合板47の係止突起58に右側から係止する係止凹部64,64が形成されている。
操作片62は、枠部61の上側へ一体に形成されている。操作片62は、上端が上方へ延びる正面視L字状に形成されている。
コイルバネ49は、係合板47の左側でネジボス40に外装されている。コイルバネ49の左端は、取付部10に当接している。コイルバネ49の右端は、係合板47の筒部59に外装されて係合板47の左端面に当接している。
操作部45では、ネジボス40にコイルバネ49を外装し、係合板47を嵌合させた状態で、操作レバー48の軸支部60を支持部42に取り付ける。そして、枠部61の右側から、取付軸46のネジ部53を、枠部61内の係合板47を貫通させてネジボス40にねじ込む。すると、中径部52がネジボス40の右端面に当接する。
この状態で、係合板47は、コイルバネ49の付勢により、係合突起56が取付軸46の円形頭部50の左端面に当接する位置(係合位置)に押圧される。よって、操作レバー48は、係合板47の係止突起58,58が係止する枠部61が右側へ押圧される右揺動位置となる。この右揺動位置で操作片62は、ギヤハウジング3の右側面から離間している。
この状態で、係合板47は、コイルバネ49の付勢により、係合突起56が取付軸46の円形頭部50の左端面に当接する位置(係合位置)に押圧される。よって、操作レバー48は、係合板47の係止突起58,58が係止する枠部61が右側へ押圧される右揺動位置となる。この右揺動位置で操作片62は、ギヤハウジング3の右側面から離間している。
サイドハンドル30を取付部10に取り付ける際、まず、図15に示すように、右側の操作片62を左側へ押圧する。すると、コイルバネ49の付勢に抗して操作レバー48は、ピン43を中心として左側へ揺動する。よって、枠部61が係止突起58,58を介して係合板47を左側へスライドさせるため、係合突起56が円形頭部50から離間する。この非係合位置で、中径部52の径方向外側が開放される。
この状態で金属板31の連結部33を、図8の二点鎖線aと同様に、逃がし部35に中径部52が相対的に進入するように中径部52の径方向からスライドさせる。すると、逃がし部35の終端の貫通孔34に中径部52が到達し、サイドハンドル30は、図8の二点鎖線bと同様に、取付軸46を中心として、モータハウジング2及びギヤハウジング3と干渉しない前後方向の任意の角度に回転させることができる。
角度が決定すると、操作片62の押圧を解除する。すると、操作レバー48は、コイルバネ49の付勢により右揺動位置に復帰し、係合突起56を連結部33の係合孔36に係合させる。よって、連結部33は、係合突起56によって取付軸46回りでの回転が規制された状態で円形頭部50と係合板47との間に固定される。こうしてサイドハンドル30の回転はロックされる。
この状態で金属板31の連結部33を、図8の二点鎖線aと同様に、逃がし部35に中径部52が相対的に進入するように中径部52の径方向からスライドさせる。すると、逃がし部35の終端の貫通孔34に中径部52が到達し、サイドハンドル30は、図8の二点鎖線bと同様に、取付軸46を中心として、モータハウジング2及びギヤハウジング3と干渉しない前後方向の任意の角度に回転させることができる。
角度が決定すると、操作片62の押圧を解除する。すると、操作レバー48は、コイルバネ49の付勢により右揺動位置に復帰し、係合突起56を連結部33の係合孔36に係合させる。よって、連結部33は、係合突起56によって取付軸46回りでの回転が規制された状態で円形頭部50と係合板47との間に固定される。こうしてサイドハンドル30の回転はロックされる。
サイドハンドル30の角度を変える場合は、前述のように操作片62を左側へ押圧して操作レバー48を非係合位置に揺動させる。すると、係合突起56との係合が解消されたサイドハンドル30を、中径部52を中心として回転させて角度調整が行える。サイドハンドル30を取り外す場合も同様に、操作片62を介して操作レバー48を非係合位置に揺動させれば、そのまま中径部52から取り外すことができる。
一方、操作部45は左側の取付部10にも設けられているので、サイドハンドル30の向きを左右逆にすれば、同様に連結部33の着脱及び角度調整が行える。
一方、操作部45は左側の取付部10にも設けられているので、サイドハンドル30の向きを左右逆にすれば、同様に連結部33の着脱及び角度調整が行える。
このように、上記実施例2のポリッシャ1Aにおいても、サイドハンドル30は、ギヤハウジング3に設けた操作部45により、ギヤハウジング3への着脱と、ギヤハウジング3への装着状態での角度調整(位置決め)とがそれぞれ可能に取り付けられている。
この構成により、サイドハンドル30の角度調整に加えてギヤハウジング3への着脱もツールレスで行うことができる。
特にここでは、操作部45は、ギヤハウジング3へ一端が回転可能に連結された操作レバー48(操作部材)を含み、サイドハンドル30は、操作レバー48の一端を中心とした他端の揺動操作により、ギヤハウジング3への着脱と、装着状態での角度調整とがそれぞれ可能となっている。よって、操作レバー48の簡単な揺動操作で着脱及び角度調整が可能となる。
この構成により、サイドハンドル30の角度調整に加えてギヤハウジング3への着脱もツールレスで行うことができる。
特にここでは、操作部45は、ギヤハウジング3へ一端が回転可能に連結された操作レバー48(操作部材)を含み、サイドハンドル30は、操作レバー48の一端を中心とした他端の揺動操作により、ギヤハウジング3への着脱と、装着状態での角度調整とがそれぞれ可能となっている。よって、操作レバー48の簡単な揺動操作で着脱及び角度調整が可能となる。
なお、実施例2において、操作レバーは上下方向に設ける場合に限らない。例えば操作レバーを前後方向へ横向きに配置して、後端に軸支部を、前端に操作片を設けることもできる。操作レバーを斜め方向に配置することもできる。
上記例では、ギヤハウジングの左右に取付部及び操作部を設けてサイドハンドルの取付を左右何れも選択可能としているが、左右何れか一方のみに取付部及び操作部を設けてもよい。
逆に、サイドハンドルを、左右に金属板を備えた左右対称形として、サイドハンドルを左右の操作部で同時に着脱及び角度調整可能とすることもできる。
サイドハンドルの取付部の位置は、上記例に限定されない。ギヤハウジング以外のハウジングに取付部を設けることもできる。
上記例では、ギヤハウジングの左右に取付部及び操作部を設けてサイドハンドルの取付を左右何れも選択可能としているが、左右何れか一方のみに取付部及び操作部を設けてもよい。
逆に、サイドハンドルを、左右に金属板を備えた左右対称形として、サイドハンドルを左右の操作部で同時に着脱及び角度調整可能とすることもできる。
サイドハンドルの取付部の位置は、上記例に限定されない。ギヤハウジング以外のハウジングに取付部を設けることもできる。
そして、各実施例に共通して、サイドハンドルは、正面視が逆U字状となる形態に限らない。例えば、サイドハンドルは、上部が水平に延びる逆L字状であってもよい。全体が金属製でもよいし、全体が樹脂製でもよい。
サイドハンドルの位置決めは、角度調整に限らない。本開示の位置決めは、サイドハンドルの取付位置を任意の方向にスライド等させて変更するような場合も含まれる。
各実施例では、操作部は工具本体に設けられているが、操作部は、サイドハンドル側に設けることもできる。
動力工具は、AC工具でなく、バッテリパック等を電源とするDC工具であってもよい。
動力工具は、ポリッシャに限らない。サンダ、グラインダ等の他の研削・研磨工具、丸鋸、カッタ等の切断工具等であっても、本開示は適用可能である。よって、動力工具は、電動工具に限らない。エア工具やエンジン工具等であっても、本開示は採用可能である。
サイドハンドルの位置決めは、角度調整に限らない。本開示の位置決めは、サイドハンドルの取付位置を任意の方向にスライド等させて変更するような場合も含まれる。
各実施例では、操作部は工具本体に設けられているが、操作部は、サイドハンドル側に設けることもできる。
動力工具は、AC工具でなく、バッテリパック等を電源とするDC工具であってもよい。
動力工具は、ポリッシャに限らない。サンダ、グラインダ等の他の研削・研磨工具、丸鋸、カッタ等の切断工具等であっても、本開示は適用可能である。よって、動力工具は、電動工具に限らない。エア工具やエンジン工具等であっても、本開示は採用可能である。
1,1A・・ポリッシャ、2・・モータハウジング、3・・ギヤハウジング、4・・スピンドル、10・・取付部、11・・ネジ孔、12・・受け孔、15,45・・操作部、16,46・・取付軸、17,49・・コイルバネ、18・・操作ノブ、21,52・・中径部、22,53・・ネジ部、29・・係合ピン、30・・サイドハンドル、31・・金属板、33・・連結部、34・・貫通孔、35・・逃がし部、36・・係合孔、40・・ネジボス、42・・支持部、43・・ピン、47・・係合板、48・・操作レバー、56・・係合突起、62・・操作片。
Claims (9)
- 工具本体の側面に、サイドハンドルを設けてなる動力工具であって、
前記サイドハンドルは、前記工具本体又は前記サイドハンドルに設けた操作部により、前記工具本体への着脱と、前記工具本体への装着状態での位置決めとがそれぞれ可能に取り付けられていることを特徴とする動力工具。 - 前記操作部は、前記工具本体の側面に設けられた取付軸を含み、前記サイドハンドルには、前記取付軸が貫通する貫通部と、前記貫通部に対して前記取付軸がその径方向から相対的に出入り可能となる逃がし部とが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の動力工具。
- 前記操作部は、前記取付軸にその軸方向へ移動可能に設けられた操作部材を含み、前記サイドハンドルは、前記操作部材の前記軸方向への操作により、前記工具本体への着脱と、前記装着状態での位置決めとがそれぞれ可能となっている請求項2に記載の動力工具。
- 前記サイドハンドルにおける前記取付軸からの偏心位置には、前記取付軸を中心とした前記サイドハンドルの回転方向で前記操作部材が係合して位置決めされる被係合部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の動力工具。
- 前記操作部材を前記サイドハンドルとの係合位置に付勢する付勢手段が設けられて、前記付勢手段に抗して前記操作部材が前記サイドハンドルとの非係合位置に移動した状態では、前記サイドハンドルの装着及び位置決めが同時に解除され、前記付勢手段により前記操作部材が前記係合位置に移動した状態では、前記サイドハンドルの装着及び位置決めが同時に行われることを特徴とする請求項4に記載の動力工具。
- 前記操作部材は、前記工具本体からの引っ張り操作によって前記非係合位置に移動可能であることを特徴とする請求項5に記載の動力工具。
- 前記操作部材に、前記サイドハンドルへの係合部が一体に設けられていることを特徴とする請求項4乃至6の何れかに記載の動力工具。
- 前記操作部は、前記工具本体へ一端が回転可能に連結された操作部材を含み、前記サイドハンドルは、前記操作部材の前記一端を中心とした他端の揺動操作により、前記工具本体への着脱と、前記装着状態での位置決めとがそれぞれ可能となっていることを特徴とする請求項1,2,4の何れかに記載の動力工具。
- 前記サイドハンドルは、左右非対称の形状で、前記操作部は、前記工具本体の左右何れにも取り付け可能であることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の動力工具。
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