JP2023030750A - 昇降装置付帯の渡り板構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で自動的に渡り板を回動させ持ち上げることができ、また、渡り板がトラック等の荷物移載面に置かれる際の衝撃を低減することができる昇降装置構造を提供することを目的とする。【解決手段】テーブル部10の端部に設けられた回動軸25と、回動軸25に基部26が接続され、回動軸25を中心に回動可能な渡り板20と、回動軸25に設けられたねじりばね24と、ピット40の底部から鉛直上方向に延びるように設けられた支柱30の、上端部に設けられた跳ね上げローラ31とを備え、テーブル部10が下降したときに、跳ね上げローラ31が渡り板下面22に接触して押圧し、渡り板20の先端部27が鉛直上方向に移動するように渡り板20が回動し、テーブル部10が上昇したときに、跳ね上げローラ31が渡り板下面22と離隔し、渡り板20の先端部27が鉛直下方向に移動するように渡り板20が回動する。【選択図】図2
Description
この発明は、昇降装置に付帯する渡り板の構造に関する。
従来昇降装置の構造として、例えば特許文献1に記載された昇降装置構造が知られている。特許文献1に記載されている昇降装置構造は、例えばトラックヤードが併設された倉庫のプラットホームに設けられ、平坦なテーブル部に荷物を積載し、テーブル部を昇降することで荷物をトラック等の荷台の高さまで昇降させることができる。
このような昇降装置において、昇降装置のテーブル部からトラック等の荷台に荷物を移送するには渡り板が必要であり、このような渡り板を、特許文献1に記載されているような昇降装置構造のテーブル部に設けて用いる構成は、一般に周知である。また、倉庫のプラットホームと倉庫の建屋との間には一般的にはシャッターが設置されており、シャッターの近傍に設置される昇降装置に付帯する上記の渡り板は、未使用時には収納可能であることが要求される。
しかしながら、特許文献1に記載の昇降装置構造において渡り板を用いる場合には、渡り板をトラック等の荷台の荷物移載面に置くとき又は収納するときに、一般的に強度が要求されるためにステンレス鋼等で形成されている、大重量の渡り板を作業者が手で回動させるため、作業者の負担が大きいという問題点があった。また、渡り板がトラック等の荷物移載面に置かれる際の衝撃が大きいという問題点があった。
この発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、油空圧、電気等の動力を用いることなく、簡単な構成で自動的に渡り板を回動させ持ち上げることができ、また、渡り板がトラック等の荷物移載面に置かれる際の衝撃を低減することができる昇降装置に付帯する渡り板構造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明に係る昇降装置付帯の渡り板構造は、昇降装置の端部に接続された回動軸と、回動軸に基部が接続され、回動軸を中心に回動可能な渡り板と、回動軸に設けられたねじりばねと、昇降装置が設けられた昇降路の底部から鉛直上方向に延びるように設けられた支柱の、上端部に設けられた接触部材とを備え、昇降装置が下降したときに、接触部材が渡り板の下面に接触して押圧し、渡り板の先端部が鉛直上方向に移動するように渡り板が回動し、昇降装置が上昇したときに、接触部材が渡り板の下面と離隔し、渡り板の先端部が鉛直下方向に移動するように渡り板が前記ねじりばねによって制動されながら回動することを特徴とする。
この発明に係る昇降装置付帯の渡り板構造によれば、昇降装置の回動軸に設けられたねじりばねと、昇降装置が設けられた昇降路の底部から鉛直上方向に延びるように設けられた支柱と、この支柱の上端部に設けられた接触部材とを備え、昇降装置が下降したときに、接触部材が渡り板の下面に接触して押圧し、渡り板の先端部が鉛直上方向に移動するように渡り板が回動し、昇降装置が上昇したときに、接触部材が渡り板の下面と離隔し、渡り板の先端部が鉛直下方向に移動するように渡り板が前記ねじりばねによって制動されながら回動するため、簡単な構成で自動的に渡り板を回動させ持ち上げることができ、また、渡り板がトラック等の荷物移載面に置かれる際の衝撃を低減することができる。
以下、この発明の実施の形態について、添付図面の図1~図4に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る渡り板が付帯する昇降装置構造の正面図である。昇降装置構造1は、トラックヤードが併設されている倉庫のプラットホームに形成された、ピット40の内部に設けられている。ピット40は、昇降装置構造1の昇降路を構成している。
図1は、この発明の実施の形態に係る渡り板が付帯する昇降装置構造の正面図である。昇降装置構造1は、トラックヤードが併設されている倉庫のプラットホームに形成された、ピット40の内部に設けられている。ピット40は、昇降装置構造1の昇降路を構成している。
昇降装置構造1には、鉛直方向に昇降可能な荷台であるテーブル部10が設けられている。テーブル部10の上面には平面であるテーブル上部11が形成されている。テーブル部10の端部側面には2個の支持部材15が設けられている。なお、支持部材15は、図示しないトラック等の荷台に対向するテーブル部10の側面に設けられている。ピット40の底部には、渡り板が付帯する昇降装置構造1の基部14が設けられている。
テーブル部10の各支持部材15には、渡り板20の回動軸25が接続されている。回動軸25は、渡り板20の基部26の渡り板下面22側に固定されている。なお、渡り板20は、全体が例えばステンレス鋼等の十分な強度を有する金属により形成されている。また、回動軸25は各端部がそれぞれ各支持部材15に挿入されており、各支持部材15に対して回動軸25は回動可能に支持されている。これにより、渡り板20は回動軸25を介してテーブル部10に対して回動可能に設けられている。回動軸25には、2個のねじりばね24が間隔を開けて巻回されている。各ねじりばね24の一方の端部は各支持部材15に接続され、各ねじりばね24のもう一方の端部は渡り板下面22側に接続されている。渡り板下面22の両側部には補強板23が設置されている。なお、ねじりばね24に代えて、板ばね等の他の種類の弾性部材を用いてもよい。
ピット40の底部には、鉛直上方向に延びる支柱30が設けられている。支柱30は、上端部の位置がピット40の上端部に略等しい位置にあるように形成されている。また、支柱30は、上端部に回転自在に取り付けられた跳ね上げローラ31を有している。跳ね上げローラ31は、接触部材を構成している。
図2は、図1に示す昇降装置構造1の第1の状態を示すA-A断面図である。テーブル部10は、伸縮部材16により基部14に接続されている。伸縮部材16は菱形又はパンタグラフ形のリンク機構であり、基部14内部に設けられた図示しない動力により、鉛直方向、すなわち矢印B方向及び矢印C方向に伸縮可能に構成されている。なお、本実施の形態では伸縮部材16はリンク機構であったが、例えばプランジャ等の他の機構を用いてもよい。
次に、この実施の形態に係る渡り板20が付帯する昇降装置構造1の動作について説明する。
はじめに、渡り板20の先端部が鉛直上方向に向いている状態を説明する。図2に示す、この実施の形態に係る渡り板が付帯する昇降装置構造1の第1の状態では、伸縮部材16が最も収縮している状態であり、テーブル部10は下限位置まで下降している。また、このときには、支柱30の上端の跳ね上げローラ31が、渡り板下面22に接触しているため、渡り板20は矢印D方向に回動され、先端部27が鉛直上方向に向いた収納状態となっている。
はじめに、渡り板20の先端部が鉛直上方向に向いている状態を説明する。図2に示す、この実施の形態に係る渡り板が付帯する昇降装置構造1の第1の状態では、伸縮部材16が最も収縮している状態であり、テーブル部10は下限位置まで下降している。また、このときには、支柱30の上端の跳ね上げローラ31が、渡り板下面22に接触しているため、渡り板20は矢印D方向に回動され、先端部27が鉛直上方向に向いた収納状態となっている。
次に、渡り板20の先端部を鉛直下方向に移動する動作を説明する。図3は、図1に示す渡り板が付帯する昇降装置構造1の第2の状態を示すA-A断面図である。本実施の形態の昇降装置構造1の第2の状態では、テーブル上部11に図示しない荷物を積載し、プラットホームの停止位置にトラック荷台50を有するトラックが停止した後、作業者は伸縮部材16の動力を操作して伸縮部材16を伸長させる。これにより、テーブル部10は矢印B方向に上昇し、渡り板下面22と支柱30の上端の跳ね上げローラ31とが離隔する。次に、作業者が矢印E方向に渡り板20を押すことで、支柱30に支持されていない渡り板20は自重により矢印E方向に回動してトラック等の荷物移載面に置かれる。すなわち、渡り板20の先端部が鉛直下方向に移動する。
図4は、図1に示す昇降装置構造の第3の状態を示すA-A断面図である。本実施の形態の渡り板が付帯する昇降装置構造1の第3の状態では、渡り板20がトラック荷台50に接触するまで回動した状態となり、テーブル上部11とトラック荷台50の荷物移載面が渡り板20により接続されている。これにより、テーブル上部11に積載された図示しない荷物をスムーズにトラック荷台50の荷物移載面に移送することが可能となる。また、トラック荷台50の荷物移載面に積まれた荷物をスムーズにテーブル上部11に移送することも可能である。
渡り板20をトラック等の荷物移載面に向けて回動させるときには、ねじりばね24が矢印E方向とは逆の方向(すなわち、矢印D方向)に渡り板20を付勢しており、自重により渡り板20が矢印E方向に回動する力が、ねじりばね24が矢印E方向と逆方向(矢印D方向)に渡り板20を付勢する力よりも少し大きい。これにより、ねじりばね24により渡り板20の回動が制動され、渡り板20が低速で矢印E方向に回動するため、渡り板20がトラック荷台50に接触するときの衝撃が軽減される。また、手動で渡り板20の先端の高さを調節する際の作業者の負担が低減される。
次に、渡り板20を収納する場合の動作を説明する。
荷物の移送作業終了後に作業者が伸縮部材16を収縮させると、テーブル部10は矢印C方向に下降する。すると、渡り板下面22に支柱30の跳ね上げローラ31が接触する。次に、更にテーブル部10が矢印C方向に下降すると、図2に示すように跳ね上げローラ31が回転しながら渡り板下面22を鉛直上方向に押し上げる。これにより、自動的に渡り板20の先端部が鉛直上方向に移動し、渡り板20は矢印D方向に回動され、収納状態となる。また、跳ね上げローラ31が渡り板下面22を押し上げるため、スムーズに渡り板20を回動させることができる。
荷物の移送作業終了後に作業者が伸縮部材16を収縮させると、テーブル部10は矢印C方向に下降する。すると、渡り板下面22に支柱30の跳ね上げローラ31が接触する。次に、更にテーブル部10が矢印C方向に下降すると、図2に示すように跳ね上げローラ31が回転しながら渡り板下面22を鉛直上方向に押し上げる。これにより、自動的に渡り板20の先端部が鉛直上方向に移動し、渡り板20は矢印D方向に回動され、収納状態となる。また、跳ね上げローラ31が渡り板下面22を押し上げるため、スムーズに渡り板20を回動させることができる。
このように、本実施の形態に係る昇降装置付帯の渡り板構造は、テーブル部10の端部に接続された回動軸25と、回動軸25に基部26が接続され、回動軸25を中心に回動可能な渡り板20と、回動軸25に設けられたねじりばね24と、テーブル部10が設けられたピット40の底部から鉛直上方向に延びるように設けられた支柱30の、上端部に設けられた跳ね上げローラ31とを備え、テーブル部10が下降したときに、跳ね上げローラ31が渡り板下面22に接触して押圧し、渡り板20の先端部27が鉛直上方向に移動するように渡り板20が回動し、テーブル部10が上昇したときに、跳ね上げローラ31が渡り板下面22と離隔し、渡り板20の先端部27が鉛直下方向に移動するように渡り板20が回動するため、油空圧、電気等の動力を用いることなく、簡単な構成で自動的に渡り板を回動させ持ち上げることができ、また、簡単な構成で渡り板20がトラック荷台50に接触するときの衝撃を軽減することができる。
10 テーブル部、20 渡り板、22 渡り板下面、24 ねじりばね、25 回動軸、26 基部、27 先端部、30 支柱、31 跳ね上げローラ(接触部材)、40 ピット(昇降路)。
Claims (1)
- 昇降装置の端部に接続された回動軸と、
前記回動軸に基部が接続され、前記回動軸を中心に回動可能な渡り板と、
前記回動軸に設けられたねじりばねと、
前記昇降装置が設けられた昇降路の底部から鉛直上方向に延びるように設けられた支柱の、上端部に設けられた接触部材と
を備え、
前記昇降装置が下降したときに、前記接触部材が前記渡り板の下面に接触して押圧し、前記渡り板の先端部が鉛直上方向に移動するように前記渡り板が回動し、
前記昇降装置が上昇したときに、前記接触部材が前記渡り板の下面と離隔し、前記渡り板の先端部が鉛直下方向に移動するように前記渡り板が前記ねじりばねによって制動されながら回動する昇降装置付帯の渡り板構造。
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