JP2023023109A - モータ制御回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源の短絡によりモータ制御回路を流れる過電流を安価に抑制する技術を提供する。【解決手段】本開示の1つの態様によるモータ制御回路は、モータの回転状態を表す状態信号を出力するモータ制御回路であって、分圧部20と増幅部30とを備える。分圧部は、状態信号の入力側に第1の抵抗22と第2の抵抗24との順番で接続し、状態信号を分圧する。増幅部は、トランジスタ40および第3の抵抗50を有し、分圧部で分圧された状態信号を増幅する。トランジスタのベース42は第1の抵抗と第2の抵抗との間に接続し、トランジスタのエミッタ44は第3の抵抗に接続し、トランジスタのコレクタ46は増幅された状態信号を出力する。第3の抵抗の抵抗値は第2の抵抗の抵抗値よりも小さく、第2の抵抗の抵抗値は第1の抵抗の抵抗値よりも小さい。【選択図】図2
Description
本開示は、モータの回転状態を表す状態信号を出力する技術に関する。
モータの回転状態を表す状態信号を出力する技術が知られている。例えば、下記特許文献1には、モータの駆動電圧を生成する駆動回路を制御ICがPWM制御し、制御ICがモータの回転状態を監視する車両ECUに状態信号としてPWM信号を出力する技術が記載されている。ECUは、Electronic Control Unitの略であり、PWMは、Pulse Width Modulationの略である。制御ICから出力されるPWM信号はトランジスタを使用した増幅部により増幅される。
そして、特許文献1に記載の技術では、電源の短絡により増幅部のトランジスタに過電流が流れることを抑制するために、増幅用とは別に過電流制限用のトランジスタを使用している。
しかしながら、電源の短絡による過電流を抑制するために専用のトランジスタを使用すると、コストの増加を招くという課題がある。
本開示の1つの局面は、電源の短絡によりモータ制御回路を流れる過電流を安価に抑制する技術を提供することにある。
本開示の1つの局面は、電源の短絡によりモータ制御回路を流れる過電流を安価に抑制する技術を提供することにある。
本開示の1つの態様によるモータ制御回路(10)は、モータ(6)の回転状態を表す状態信号を出力するモータ制御回路であって、分圧部(20)と増幅部(30)とを備える。
分圧部は、状態信号の入力側に第1の抵抗(22)と第2の抵抗(24)との順番で接続し、状態信号を分圧する。増幅部は、トランジスタ(40)および第3の抵抗(50)を有し、分圧部で分圧された状態信号を増幅する。
トランジスタのベース(42)は第1の抵抗と第2の抵抗との間に接続し、トランジスタのエミッタ(44)は第3の抵抗に接続し、トランジスタのコレクタ(46)は増幅された状態信号を出力する。
第3の抵抗の抵抗値は第2の抵抗の抵抗値よりも小さく、第2の抵抗の抵抗値は第1の抵抗の抵抗値よりも小さい。
このような構成によれば、トランジスタがオンになる範囲内で第2の抵抗の抵抗値を第1の抵抗の抵抗値よりも小さくすることができる。これにより、トランジスタのコレクタ側に電源が短絡しない正常時において、第1の抵抗と第2の抵抗とにより分圧される状態信号の電圧が、過度な大きさでトランジスタのベースに印加されることを抑制できる。
このような構成によれば、トランジスタがオンになる範囲内で第2の抵抗の抵抗値を第1の抵抗の抵抗値よりも小さくすることができる。これにより、トランジスタのコレクタ側に電源が短絡しない正常時において、第1の抵抗と第2の抵抗とにより分圧される状態信号の電圧が、過度な大きさでトランジスタのベースに印加されることを抑制できる。
また、トランジスタのエミッタに接続する第3の抵抗の抵抗値が第2の抵抗の抵抗値よりも小さいので、増幅されてトランジスタのコレクタとエミッタとの間を流れる状態信号の電流値を極力大きくすることができる。
電源がトランジスタのコレクタ側に短絡するときには、トランジスタのエミッタに第3の抵抗が接続していることにより、トランジスタを流れる過電流を極力低減できる。
以下、図を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1.構成]
図1および図2に示すモータ制御回路10は、制御IC2が駆動回路4をPWM制御するPWM信号を増幅し、車両ECU70に出力する。
[1.構成]
図1および図2に示すモータ制御回路10は、制御IC2が駆動回路4をPWM制御するPWM信号を増幅し、車両ECU70に出力する。
モータ6は、例えば、車載のエアコンディショナーに使用されるブラシレスモータである。駆動回路4は、例えばFETをスイッチング素子とするインバータ回路を有している。駆動回路4のインバータ回路は、制御IC2によるPWM制御によりスイッチングされる。これにより、図示しない駆動電源から供給される駆動電力からモータ6に印加する駆動電圧の大きさが制御される。
図1および図2に示すように、モータ制御回路10は、分圧部20と増幅部30とを備えている。分圧部20は、抵抗22と抵抗24とを備えている。増幅部30は、トランジスタ40と抵抗50とコンデンサ52とを備えている。
抵抗22と抵抗24とはこの順番で制御IC2から出力されるPWM信号の入力側に接続している。抵抗24の抵抗22と反対側は接地されている。
抵抗22と抵抗24との間にトランジスタ40のベース42が接続されている。つまり、制御IC2から出力されるPWM信号は、抵抗22と抵抗24とにより分圧されている。そして、分圧されたPWM信号がトランジスタ40のベース42に印加される。
抵抗22と抵抗24との間にトランジスタ40のベース42が接続されている。つまり、制御IC2から出力されるPWM信号は、抵抗22と抵抗24とにより分圧されている。そして、分圧されたPWM信号がトランジスタ40のベース42に印加される。
抵抗50の一端はトランジスタ40のエミッタ44に接続し、抵抗50の他端は接地されている。
抵抗22と抵抗24と抵抗50との抵抗値の大きさの関係は、抵抗22>抵抗24>抵抗50である。PWM信号は抵抗22と抵抗24とにより分圧されてトランジスタ40のベース42に印加される。抵抗22の抵抗値と抵抗24の抵抗値とは、トランジスタ40がオンになる範囲内で設定されている。
抵抗22と抵抗24と抵抗50との抵抗値の大きさの関係は、抵抗22>抵抗24>抵抗50である。PWM信号は抵抗22と抵抗24とにより分圧されてトランジスタ40のベース42に印加される。抵抗22の抵抗値と抵抗24の抵抗値とは、トランジスタ40がオンになる範囲内で設定されている。
コンデンサ52の一端はトランジスタ40のコレクタ46に接続し、コンデンサ52の他端は接地されている。コンデンサ52は、モータ制御回路10に入力されるノイズと、モータ制御回路10から出力されるノイズとを低減する。
電源60は、抵抗62を介してトランジスタ40のコレクタ46に電気的に接続している。電源60から抵抗62、コレクタ46、エミッタ44、抵抗50を流れる電流は、トランジスタ40により増幅されたPWM信号に応じて変化する。
抵抗62の抵抗値は抵抗50の抵抗値よりも大きい。そして、モータ制御回路10により増幅されたPWM信号の電圧は抵抗62と抵抗50とにより分圧される。これにより、抵抗64を介して車両ECU70が入力するPWM信号の電圧値を、車両ECU70が認識できる上限値以下に設定できる。コンデンサ66は、車両ECU70に入力されるノイズと、車両ECU70から出力されるノイズとを低減する。
車両ECU70は、制御IC2が駆動回路4をPWM制御するPWM信号をモータ制御回路10から入力し、モータ6の回転状態を監視する。
[2.作動]
(1)正常時
電源60がトランジスタ40のコレクタ46側に短絡しない正常時において、抵抗22と抵抗24とにより分圧されたPWM信号は、トランジスタ40で増幅され、車両ECU70に入力される。
[2.作動]
(1)正常時
電源60がトランジスタ40のコレクタ46側に短絡しない正常時において、抵抗22と抵抗24とにより分圧されたPWM信号は、トランジスタ40で増幅され、車両ECU70に入力される。
そして、抵抗50の抵抗値が抵抗24の抵抗値よりも小さいので、増幅されたPWM信号は極力大きな電流値で車両ECU70に入力される。
(2)短絡時
図1の点線100が示すように、電源60がトランジスタ40のコレクタ46側に短絡するときには、トランジスタ40のエミッタ44に抵抗50が接続していることにより、トランジスタ40を流れる過電流が低減される。
(2)短絡時
図1の点線100が示すように、電源60がトランジスタ40のコレクタ46側に短絡するときには、トランジスタ40のエミッタ44に抵抗50が接続していることにより、トランジスタ40を流れる過電流が低減される。
[1-3.効果]
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1a)抵抗22の抵抗値と抵抗24の抵抗値と抵抗50の抵抗値とは、抵抗22>抵抗24>抵抗50となるように設定されている。これにより、抵抗以外の素子を使用することなく、電源60がモータ制御回路10に短絡したときに、モータ制御回路10を流れる過電流を安価に抑制できる。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1a)抵抗22の抵抗値と抵抗24の抵抗値と抵抗50の抵抗値とは、抵抗22>抵抗24>抵抗50となるように設定されている。これにより、抵抗以外の素子を使用することなく、電源60がモータ制御回路10に短絡したときに、モータ制御回路10を流れる過電流を安価に抑制できる。
以上説明した本実施形態では、抵抗22が第1の抵抗に対応し、抵抗24が第2の抵抗に対応し、抵抗50が第3の抵抗に対応し、抵抗62が第4の抵抗に対応し、コンデンサ52がノイズを低減するコンデンサに対応する。
[2.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は前述した実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は前述した実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(2a)モータ34の状態を表す状態信号としてPWM信号を例示したが、これに限定されるものではない。例えば、状態信号は、モータの回転数、回転位置、モータのダイアグ信号等であってもよい。
(2b)前述した実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、前述した実施形態の構成の一部を省略してもよい。
(2c)前述したモータ制御回路10の他、当該モータ制御回路10を構成要素とするシステムなど、種々の形態で本開示を実現することもできる。
6:モータ、10:モータ制御回路、20:分圧部、22:抵抗(第1の抵抗)、24:抵抗(第2の抵抗)、30:増幅部、40:トランジスタ、42:ベース、44:エミッタ:46:コレクタ、50:抵抗(第3の抵抗)、52:コンデンサ、60:電源、62:抵抗(第4の抵抗)
Claims (3)
- モータ(6)の回転状態を表す状態信号を出力するモータ制御回路(10)であって、
前記状態信号の入力側に第1の抵抗(22)と第2の抵抗(24)との順番で接続し、前記状態信号を分圧する分圧部(20)と、
トランジスタ(40)および第3の抵抗(50)を有し、前記分圧部で分圧された前記状態信号を増幅する増幅部(30)と、
を備え、
前記トランジスタのベース(42)は前記第1の抵抗と前記第2の抵抗との間に接続し、前記トランジスタのエミッタ(44)は前記第3の抵抗に接続し、前記トランジスタのコレクタ(46)は増幅された前記状態信号を出力し、
前記第3の抵抗の抵抗値は前記第2の抵抗の抵抗値よりも小さく、前記第2の抵抗の抵抗値は前記第1の抵抗の抵抗値よりも小さい、
モータ制御回路。 - 請求項1に記載のモータ制御回路であって、
前記コレクタは第4の抵抗(62)を介して電源(60)に接続し、前記第3の抵抗の抵抗値は前記第4の抵抗の抵抗値よりも小さい、
モータ制御回路。 - 請求項1または2に記載のモータ制御回路であって、
前記増幅部は、一端が前記トランジスタの前記コレクタに接続され、他端が接地されて前記コレクタ側のノイズを低減するコンデンサ(52)をさらに有する、
モータ制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021128332A JP2023023109A (ja) | 2021-08-04 | 2021-08-04 | モータ制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
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