JP2023017193A - 回転盤の位置決め機構、型締装置および射出成形機 - Google Patents

回転盤の位置決め機構、型締装置および射出成形機 Download PDF

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Abstract

【課題】回転盤の回転に要する時間を短縮することができる位置決め機構を提案する。【解決手段】回転盤(4)の位置決め機構(30)を、位置決め部(32)と位置決め駆動部(31)とから構成する。型盤(7)と回転盤(4)の一方に位置決め部(32)を、他方に位置決め駆動部(31)を設ける。位置決め駆動部(31)は、押圧部材(36)と押圧手段(39)とから構成する。押圧手段(39)により押圧された押圧部材(36)が位置決め部(32)に嵌合すると回転盤(4)が位置決めされる。【選択図】図3

Description

本発明は、型盤に設けられて金型を回転するようになっている回転盤の回転位置を位置決めする位置決め機構、回転盤を備えた、および射出成形機に関するものである。
射出成形機に設けられている型締装置は、固定盤と、この固定盤に対して開閉する可動盤とを備えている。回転盤を備えた射出成形機は、固定盤と可動盤のいずれかの型盤に回転盤が設けられるが、例えば特許文献1に記載されているように、可動盤に回転盤が設けられることが多い。回転盤は可動盤に対向して設けられ回転するようになっている。そして、複数個の金型つまり回転側金型が取り付けるようになっている。型締めするとこれら複数個の回転側金型のいずれかが固定盤に取り付けられている固定側金型と型締めされる。回転盤の回転位置を変えて型締めすると他の回転側金型が固定側金型と型締めされるようになっている。
特開2009-45939号公報
回転盤を備えた射出成形機においては、回転盤の位置決め機構が設けられている。位置決め機構は、回転盤の円周部に固着されているストッパピンと、型盤に設けられているストッパボルトとからなる。ストッパピンがストッパボルトに接するとき、回転盤の回転位置が位置決めされるようになっている。
回転盤を規定の回転位置まで回転するとき、ストッパピンがストッパボルトに衝撃的にぶつからないようにする必要がある。すなわち、回転盤は規定の回転位置に近づいたら回転速度を低速に切替える。そして低速で回転盤を回転してストッパピンがストッパボルトに接するようにする。このようにすると、ストッパピンやストッパボルトの破損を防止することができる。しかしながら、回転盤の速度を一定の区間だけ低速にする必要があるので、回転に時間を要し、成形サイクルが長くなる問題がある。
本開示において、回転に要する時間を短縮できる回転盤の位置決め機構を提案する。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
回転盤の位置決め機構を、位置決め部と位置決め駆動部とから構成する。型盤と回転盤の一方に位置決め部を、そして他方に位置決め駆動部を設ける。位置決め駆動部は、押圧部材と押圧手段とから構成する。押圧手段によって押圧部材が押圧されて押圧部材が位置決め部に嵌合状態になるとき回転盤の回転位置が位置決めされる。
本開示によれば、回転盤の回転に要する時間を短縮することができる。
本実施の形態に係る射出成形機の側面図である。 本実施の形態に係る回転盤と型締装置の一部と位置決め機構とを示す正面図である。 本実施の形態に係る位置決め機構と回転盤の一部とを示す正面図である。 本実施の形態に係る位置決め機構を示す斜視図である。 回転盤の回転位置が基準位置のときにおける、本実施の形態に係る位置決め機構と回転盤の一部とを示す正面図である。 回転盤が回転中のときにおける、本実施の形態に係る位置決め機構と回転盤の一部とを示す正面図である。 回転盤が位置決めされた状態における、本実施の形態に係る位置決め機構と回転盤の一部とを示す正面図である。 従来の位置決め機構と回転盤の一部を示す正面図である。 本実施の第2の形態に係る位置決め機構と回転盤の一部とを示す正面図である。 本実施の第2の実施の形態に係る位置決め機構と回転盤の一部を示す正面図である。 本実施の第3の実施の形態に係る位置決め機構と回転盤と型盤とを示す正面図である。 本実施の第4の形態に係る位置決め機構と回転盤の一部とを示す正面図である。
以下、具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、以下の実施の形態に限定される訳ではない。説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜簡略化されている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。また、図面が煩雑にならないように、ハッチングが省略されている部分がある。
本実施の形態を説明する。
<射出成形機>
本実施の形態に係る射出成形機1は、図1に示されているように、金型を型締めする型締装置2と、射出材料を溶融して射出する射出装置3と、型締装置2に設けられている回転盤4と、から概略構成されている。回転盤4には回転盤4の回転位置を位置決めする本実施の形態に係る位置決め機構30が設けられているが、後で詳しく説明する。
<型締装置>
型締装置2はベッドB上に固定されている固定盤5と、ベッドB上をスライドする型締ハウジング6と、ベッドB上を同様にスライドする可動盤7とを備えている。固定盤5と型締ハウジング6は複数本、例えば4本のタイバー9、9、…によって連結されている。可動盤7は、固定盤5と型締ハウジング6の間でスライド自在になっている。型締ハウジング6と可動盤7の間には型締機構11が設けられている。型締機構11は直圧式の型締機構、つまり型締シリンダから構成してもよいが、本実施の形態においてはトグル機構から構成されている。
本実施の形態に係る回転盤4は可動盤7に設けられている。固定盤5には固定側金型13が取り付けられ、回転盤4には2個の回転側金型14、14が設けられている。図1において、回転盤4に取り付けられている2個の回転側金型14、14は紙面の手前側と奥側とに設けられており、重なって示されている。2個の回転側金型14、14は、回転盤4の回転位置に応じていずれか1個が固定側金型13と整合するようになっている。型締機構11を駆動すると固定側金型13と、整合している1個の回転側金型14とが型開閉される。
<回転盤>
図2には、回転盤4に垂直な方向から見た回転盤4と可動盤7とが示されている。回転盤4は、可動盤7に対して滑らかに回転するようになっている。可動盤7の上部には回転盤駆動機構25が設けられている。回転盤4には回転盤4よりわずかに大径のプーリ24が固着されている。図1、2に示されているように、プーリ24と回転盤駆動機構25との間にベルト26が掛け回されている。回転盤駆動機構25を駆動するとプーリ24と回転盤4とが一体的に回転するようになっている。回転盤4にはエジェクタロッドが突き出るロッド孔28、28、が複数空開けられている。
<射出装置>
射出装置3は、加熱シリンダ16と、この加熱シリンダ16に入れられているスクリュ17と、スクリュ17を駆動するスクリュ駆動装置18とから構成されている。加熱シリンダ16はその後端部近傍にホッパ20が、そして先端に射出ノズル22が設けられている。
<位置決め機構>
本実施の第1の形態に係る位置決め機構30は、図2に示されているように、可動盤7と回転盤4とに設けられている。すなわち、可動盤7に設けられている位置決め駆動部31と、回転盤4に設けられている位置決め部32、32と、回転盤4の側面からなるガイド部33と、から構成されている。図3には、回転盤4の一部と、可動盤7の一部と、位置決め機構30とが拡大して示されており、図4には、回転盤4の一部と位置決め機構30の一部とが示されている。これらの図によって説明する。
<位置決め駆動部>
位置決め駆動部31は、図3に示されているように、回転盤4の側面に隣接して設けられている。位置決め駆動部31は、押圧部材36と、この押圧部材36が固定されているプレート37と、押圧部材36とプレート37とを回転盤4の方向に押圧したり離間させたりする押圧手段39と、から構成されている。本実施の形態においては押圧手段39として、いわゆるガイド付きシリンダが採用されている。つまり、押圧手段39は、エア駆動されるシリンダユニット41と、シリンダユニット41の両端に配置されているボールブッシュ42、42とから構成されている。したがって、エアが供給されると、押圧部材36とプレート37は平行度が維持されて精度良く駆動されることになる。
押圧部材36は、図3、図4に示されているように、先端44がV字状の凸型に形成されており、次に説明する位置決め部32に嵌合するようになっている。本実施の形態において押圧部材36には先端44にローラ45が回転自在に設けられている。
<位置決め部>
本実施の形態に係る位置決め機構30において、位置決め部32は金属プレートからなり回転盤4に固着されている。位置決め部32にはV字型の切り欠き、すなわちVノッチ46が形成されている。このVノッチ46に押圧部材36の先端44が嵌合すると回転盤4の回転位置が位置決めされるようになっている。位置決め部32、32は、図2に示されているように、回転盤4において、基準となる回転位置である基準位置と、この基準位置47に対して位相が180度ずれた位置とに設けられている。本実施の形態において、回転盤4は基準位置と、180度回転した位置とで、反転し、位置決めされるようになっている。
<ガイド部>
本実施の形態において回転盤4の側面は、押圧部材36をガイドするガイド部33になっている。前記したように押圧部材36の先端44にはローラ45が設けられており、ガイド部33は、図4において二点鎖線で示されているように、このローラ45が転動するレーンになっている。回転盤4が回転するとき、押圧部材36はローラ45によってガイド部33に接触しながら、つまり転動しながらガイドされ、位置決め部32に案内されることになる。
<位置決め機構の作用>
本実施の形態にかかる位置決め機構30の作用を説明する。回転盤4の回転位置が基準位置になっているとき、図5Aに示されているように、押圧部材36の先端44は位置決め部32のVノッチ46に嵌合した状態になっている。シリンダユニット41にエアを供給して押圧部材36を後退させ、位置決め部32との嵌合状態を解除する。そうすると回転盤4は回転自在になる。回転盤駆動機構25(図2参照)を駆動して回転盤4を回転する。
回転盤4が回転を開始したら、シリンダユニット41にエアを供給して押圧部材36を前進させ所定の押圧力で押圧する。そうすると、図5Bに示されているように、ローラ45がガイド部33に接触する。回転盤4が回転するとき、ローラ45はガイド部33を転動して、押圧部材36がガイドされることになる。
回転盤4の回転位置が基準位置から180度近傍に達すると、押圧部材36の先端44が位置決め部32のVノッチ46に押し込まれる。やがて回転盤4の回転位置が基準位置から180度に達すると、押圧部材36の先端44と位置決め部32のVノッチ46とが嵌合する。この状態が図5Cに示されている。回転盤駆動機構25(図2参照)を停止して回転盤4の回転を停止する。回転盤4が位置決めされる。本実施の形態においては、回転盤4が位置決めされるタイミングまで回転盤4を比較的高速に回転することができるので、短時間で回転盤4を回転することができる。
再び回転盤4を回転するとき、シリンダユニと41にエアを供給して押圧部材36を後退させ、位置決め部32との嵌合状態を解除する。回転盤4を回転し、押圧部材36をガイド部33に押圧してガイドさせる。以下、同様にして回転盤4の回転位置を位置決めする。
<従来の位置決め機構>
従来の位置決め機構60を備えた回転盤61と可動盤62の一部が図6に示されている。従来の位置決め機構60は、回転盤61に設けられているストッパピン64と、可動盤62に設けられているストッパボルト66とから構成されている。回転盤61は、ストッパピン64をストッパボルト66に接触させるようにして回転位置を位置決めするようになっている。
従来の回転盤61においては、ストッパピン64とストッパボルト66の破損を防ぐために、これらが衝撃的に接触しないように回転速度を調整する必要がある。すなわち、回転盤61を回転するとき、ストッパピン64とストッパボルト66が近づいてきたら回転盤61を低速にする必要がある。したがって回転盤61の回転に要する時間が長くなるという問題がある。本実施の形態に係る位置決め機構30(図2参照)は回転盤4を比較的高速に回転することができ、短時間で回転できることは前記したとおりである。
<第2の実施の形態に係る位置決め機構>
図7A、図7Bには第2の実施の形態に係る位置決め機構30Aを備えた回転盤4と可動盤7とが示されている。前実施の形態、つまり第1の実施の形態に係る射出成形機1(図1参照)と同等の作用を奏する部材については同じ符号を付して説明を省略する。この第2の実施の形態に係る位置決め機構30Aは、位置決め駆動部31Aが回転盤4に設けられ、位置決め部32A、32Aとガイド部33A、33Aが可動盤7に設けられている。つまり、第1の実施の形態に対して、位置決め駆動部31Aと位置決め部32A、32Aとガイド部33A、33Aの配置が逆になっている。
この第2の実施の形態においては、ガイド部33A、33Aは回転盤4と同心円の円弧状に形成されている。そして押圧部材36の先端44のローラ45は、円弧の内側の面を転動するようになっている。これらのガイド部33A、33Aは円形ではなく、円弧状に形成されていて位置決め部32A、32Aの近傍にのみ設けられている。この第2の実施の形態において、シリンダユニット41を駆動して押圧部材36を押圧するのは、押圧部材36が位置決め部32A、32Aの近傍になったときになっている。したがって、押圧部材36の先端44は短い区間だけガイド部33A、33Aにガイドされ、位置決め部32A、32Aに嵌合することになる。
<第3の実施の形態に係る位置決め機構>
第3の実施の形態に係る位置決め機構30Bを備えた回転盤4と可動盤7とが、図8に示されている。第1の実施の形態に係る射出成形機1(図1参照)と同等の作用を奏する部材については同じ符号を付して説明を省略する。この第3の実施の形態においては、位置決め機構30Bはガイド部33(図2、図3参照)を備えていない。さらに押圧部材36Bの先端44Bにはローラ45(図2、図3参照)も設けられていない。
第3の実施の形態に係る位置決め機構30Bにおいては、回転盤4が基準位置の近傍、あるいはその180度の位相の近傍にあるときのみ、押圧部材36Bを押圧するようにする。押圧された押圧部材36Bの先端44Bが位置決め部32BのVノッチ46に嵌合すると、回転盤4が位置決めされる。
<第4の実施の形態に係る位置決め機構>
押圧手段39がバネ体48から構成されている、第4の実施の形態に係る位置決め機構30Cを備えた回転盤4と可動盤7とが図9に示されている。この実施の形態においては、バネ体48は比較的小さな押圧力で押圧部材36を押圧するようになっている。したがって、押圧部材36の先端44が位置決め部32のVノッチ46に嵌合していても、回転盤4を回転させると、先端44はVノッチ46からずれて嵌合状態を解除することができるようになっている。
<他の変形例>
本実施の形態に係る位置決め機構30は、他にも色々な変形が可能である。例えば位置決め部32、32は回転盤4において基準位置と、その180度位相がずれた位置の2箇所に設けられるように説明した。しかしながら、位置決め部32の配置のさせ方はこれに限るものではない。例えば、位置決め部32を、等角度(等位相)間隔で3箇所以上設けるようにしてもよい。また、位置決め部32を、例えば、基準位置と、120度、180度の3箇所に設けるなど、等角度(等位相)間隔にならないように2箇所以上設けるようにしてもよい。また、位置決め部32が1箇所設けられている構成であってもよい。押圧部材36の先端44に設けられているローラ45についても変形が可能である。ローラ45を設けずに、先端44を低摩擦材料、例えば低摩擦樹脂によってコーティングするようにしてもよい。そうすると先端44は摺動的にガイド部33をスライドすることになる。
さらには位置決め駆動部31の個数、位置決め部32の個数を変形することもできる。位置決め駆動部31は1個、位置決め部32は2個等、それぞれ設けられているように説明したが、位置決め駆動部31を2個、位置決め部32を1個設けるようにしてもよい。つまり、1個の位置決め部32が、回転位置に応じて異なる位置決め駆動部31、31の押圧部材36と嵌合状態になることになる。このようにしても回転位置を位置決めすることができる。なお、本実施の形態に係る射出成形機1においては、回転盤4は可動盤7に設けられるように説明したが、固定盤5に設けられるようにしてもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。以上で説明した複数の例は、適宜組み合わせて実施されることもできる。
1 射出成形機 2 型締装置
3 射出装置 4 回転盤
5 固定盤 6 型締ハウジング
7 可動盤 9 タイバー
11 型締機構 13 固定側金型
14 回転側金型 16 加熱シリンダ
17 スクリュ 18 スクリュ駆動装置
20 ホッパ 22 射出ノズル
24 プーリ 25 回転盤駆動機構
26 ベルト 28 ロッド孔
30 位置決め機構 31 位置決め駆動部
32 位置決め部 33 ガイド部
36 押圧部材 37 プレート
39 押圧手段 41 シリンダユニット
42 ボールブッシュ 44 先端
45 ローラ 46 Vノッチ



Claims (19)

  1. 型盤に対向して配置され、該型盤に対して回転可能に設けられている回転盤の位置決め機構であって、
    前記型盤と前記回転盤の一方の盤に設けられている位置決め部と、
    他方の盤に設けられている位置決め駆動部と、を備え、
    前記位置決め駆動部は押圧部材と押圧手段とを備え、
    前記押圧手段によって前記押圧部材が押圧されて前記押圧部材が前記位置決め部に嵌合状態になるとき前記回転盤の回転位置が位置決めされるようになっている、回転盤の位置決め機構。
  2. 前記一方の盤には、前記回転盤と同心円の円形状もしくは円弧状のガイド部が形成され、前記位置決め部は前記ガイド部に連続して設けられており、
    前記回転盤が回転するとき、前記押圧部材は前記押圧手段により押圧されて前記ガイド部に接触してスライドし、前記位置決め部にガイドされるようになっている、請求項1に記載の回転盤の位置決め機構。
  3. 前記押圧手段は、前記回転盤の回転位置に応じて前記押圧部材を押圧するようになっており、前記押圧部材が前記位置決め部の近傍になったとき前記押圧部材を押圧して前記押圧部材が前記ガイド部に接触するようにする、請求項2に記載の回転盤の位置決め機構。
  4. 前記一方の盤は前記回転盤であり、前記ガイド部は前記回転盤の外周壁である、請求項2または3に記載の回転盤の位置決め機構。
  5. 前記位置決め部は、前記一方の盤において前記回転盤の回転位置の基準位置と前記基準位置と回転の位相が180度ずれた位置のそれぞれに設けられている、請求項1~4のいずれかに記載の回転盤の位置決め機構。
  6. 前記位置決め部にはVノッチが形成され、前記押圧部材の先端が前記Vノッチに嵌合するようになっている、請求項1~5のいずれかの項に記載の回転盤の位置決め機構。
  7. 前記押圧部材の先端にはローラが設けられている、請求項1~6のいずれかの項に記載の回転盤の位置決め機構。
  8. 前記押圧手段はシリンダユニットからなる、請求項1~7のいずれかの項に記載の回転盤の位置決め機構。
  9. 前記押圧手段は、前記押圧部材の移動をガイドするボールブッシュを備える、請求項8に記載の回転盤の位置決め機構。
  10. 金型が取り付けられるようになっている固定盤と、
    固定盤に対して近づき離れるように移動する可動盤と、
    前記可動盤の前記固定盤側の面に対向して回転可能に設けられ、金型が取り付けられるようになっている回転盤と、
    前記回転盤の回転位置を位置決めする位置決め機構と、を備え、
    前記位置決め機構は、前記可動盤と前記回転盤の一方の盤に設けられている位置決め部と、
    他方の盤に設けられている位置決め駆動部と、を備え、
    前記位置決め駆動部は押圧部材と押圧手段とを備え、
    前記押圧手段によって前記押圧部材が押圧されて前記押圧部材が前記位置決め部に嵌合状態になるとき前記回転盤の回転位置が位置決めされるようになっている、型締装置。
  11. 前記一方の盤には、前記回転盤と同心円の円形状もしくは円弧状のガイド部が形成され、前記位置決め部は前記ガイド部に連続して設けられており、
    前記回転盤が回転するとき、前記押圧部材は前記押圧手段により押圧されて前記ガイド部に接触してスライドし、前記位置決め部にガイドされるようになっている、請求項10に記載の型締装置。
  12. 前記押圧手段は、前記回転盤の回転位置に応じて前記押圧部材を押圧するようになっており、前記押圧部材が前記位置決め部の近傍になったとき前記押圧部材を押圧して前記押圧部材が前記ガイド部に接触するようにする、請求項11に記載の型締装置。
  13. 前記一方の盤は前記回転盤であり、前記ガイド部は前記回転盤の外周壁である、請求項11または12に記載の型締装置。
  14. 前記位置決め部は、前記一方の盤において前記回転盤の回転位置の基準位置と前記基準位置と回転の位相が180度ずれた位置のそれぞれに設けられている、請求項10~13のいずれかの項に記載の型締装置。
  15. 前記位置決め部にはVノッチが形成され、前記押圧部材の先端が前記Vノッチに嵌合するようになっている、請求項10~14のいずれかの項に記載の型締装置。
  16. 前記押圧部材の先端にはローラが設けられている、請求項10~15のいずれかの項に記載の型締装置。
  17. 前記押圧手段はシリンダユニットからなる、請求項10~16のいずれかの項に記載の型締装置。
  18. 金型を型締めする型締装置と、
    射出材料を射出する射出装置と、を備えた射出成形機であって、
    前記型締装置は、金型が取り付けられるようになっている固定盤と、
    固定盤に対して近づき離れるように移動する可動盤と、
    前記可動盤の前記固定盤側の面に対向して回転可能に設けられ、金型が取り付けられるようになっている回転盤と、
    前記回転盤の回転位置を位置決めする位置決め機構と、を備え、
    前記位置決め機構は、前記可動盤と前記回転盤の一方の盤に設けられている位置決め部と、
    他方の盤に設けられている位置決め駆動部と、を備え、
    前記位置決め駆動部は押圧部材と押圧手段とを備え、
    前記押圧手段によって前記押圧部材が押圧されて前記押圧部材が前記位置決め部に嵌合状態になるとき前記回転盤の回転位置が位置決めされるようになっている、射出成形機。
  19. 前記一方の盤には、前記回転盤と同心円の円形状もしくは円弧状のガイド部が形成され、前記位置決め部は前記ガイド部に連続して設けられており、
    前記回転盤が回転するとき、前記押圧部材は前記押圧手段により押圧されて前記ガイド部に接触してスライドし、前記位置決め部にガイドされるようになっている、請求項18に記載の射出成形機。
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