JP2022552675A - 家具用の弾性クッション - Google Patents

Abstract

家具用の弾性クッションであって、弾性クッションは、仕切室を備える第一外カバー（１３００ｄ）と、仕切室内に設置される複数の弾性モジュール及びスポンジブロック（１４００ｄ）とを含み、弾性クッションは、複数の開口を備える底布をさらに含み、底布の各開口は、複数の仕切室のうちの一つ又は複数の仕切室に対応するとともに、各開口において、各開口の開きと閉めのためのカーテン（１２１０ｄ）及びカーテン（１２１０ｄ）に設置されるファスナー（１２２０ｄ）が設置されている。

Description

本発明は、家具分野に関し、特に家具に用いられる弾性クッションに関する。

ベッドなどの大型家具は、人々の生活に不可欠な構成部分である。ほとんどの現存の大型家具は、簡単に取り外すことができず、又は、取り外した後に回復しにくい。しかし、現代生活の発展に従い、人口の遷移と戸外遊びのニーズに対応するために、特にベッドなどの家具は、ますます頻繁に取外と組立を行うことが要求されている。搬送の過程において、ベッドの取外と組立は非常に困難であるため、搬送の負担を減るためにまだまだ利用可能なベッドを捨ててしまうことがある。

ベッドは、通常、ベッドフレームと、弾性クッションと、外カバーとからなり、現存の弾性クッションは、通常、複数の積み重ね層とスプリングによって形成される一体式である、取外不能な一体パッドである。一体パッドは、寸法が大きく、取外と保存しにくい。

現存の独立の袋にパッケージされたスプリングベッドパッドは、同時にベッドに寝る二人又はより多くの人がお互いに干渉すること（例えば、個人間の体重の差が大きいとすれば、そのうちの一人が寝返しをするとき又は体を動くときに、他人に影響を与えることを回避できない。）を避けるためのものである。このようなタイプのベッドパッドでは、各スプリングは、不織物又は他の材料で制作される袋又は筒の中に、独立的にパッケージされている。スプリング袋は、パターンで配置され、そして、配置されたスプリング袋組の外側が、接着、粘着などによって全体の発泡ゴムより覆われ、これによって、家具パッド又は家具パッドのタイプで必要であるスプリングパッドを形成する。しかし、独立の袋にパッケージされたスプリングベッドパッドは、依然として全体の製品であり、取外不能であり、且つ運送することが困難である。そして、独立の袋にパッケージされたスプリングベッドパッドにおいて、袋にパッケージされるスプリングを包むための不織布同士がお互いに粘着し引っ張り、ベッドパッドが押されたとき、複数の袋にパッケージされたスプリング同士は、完全に独立的に上下に運動できず、ベッドパッドの快適さに影響を与える。

また、現存のベッドパッドは、洗浄しにくい欠点もある。通常のベッドパッドにとって、ベッドカバーのみが取外可能であるが、スポンジ部分が取外不能であるため洗浄しにくい。ラテックスが一定のダニ防止の効果を具備する可能性があるが、一つのベッドパッドは、数年にわたって使用される可能性があるため、洗浄しにくいスポンジ部分が、衛生上に大きなリスクがある。

そこで、弾性クッションが取外、移動と再組立を簡単に行うとともに、コンパクトな空間内に格納可能であり、さらに、洗浄しやすく、もっと良い快適さを具備するように、弾性クッションの設計を改進する必要がある。

上記の先行技術に存在する問題に対して、本発明は、家具用の弾性クッションに用いられる弾性モジュールと、当該弾性モジュールを備える弾性クッションとを提供する。本発明の弾性モジュールは、少なくとも、下記のような利点を具備する。即ち、構造が簡素で、スポンジパッドなどと一緒に組み立て弾性クッションを構成しやすく、このように形成された弾性クッションは、取外が簡単で、且つ、取外された弾性モジュールが、圧縮され又は積み重ねて嵌め入れることが可能であり、格納と運送の空間を大幅に節約できることと、弾性モジュールがスプリングの外側に位置するフレキシブル接続部を備えるため、弾性クッションに組み立てられた状態であっても、積み重ねて嵌め入れた状態であっても、弾性モジュール内のスプリングが、隣りの弾性モジュール内のスプリング又は他の部材と巻き付くことが困難であることと、独立のスプリングよりも、弾性モジュールが、受力面積がもっと大きくもっと安定となるベースを有することができるため、弾性クッションが使用のときにもっと安定となることと、弾性モジュールが必要である硬さを具備するように、需要に応じて弾性モジュール内のスプリングの初期圧を予め決めてもよいし、需要に応じて弾性クッションの異なる箇所において、硬さの異なる弾性モジュールが設置されてもよいことと、弾性クッションにおける弾性モジュールが、本当にお互いに独立した圧縮と解放運動を実現可能であることによって、本発明の弾性クッションが、現存の袋にパッケージされたスプリングベッドパッドよりももっと良い快適さを具備することと、弾性クッションにおけるスポンジ部分（スポンジブロック及び／又はスポンジパッド）が取外可能であり、洗浄しやすく、もっと衛生であることである。本発明の弾性クッションは、弾性クッションを備える家具に用いられることができ、該家具は、例えば、ベッドパッド、ソファー、ソフトベンチなどを含むが、これらに限定されない。

一形態では、本発明は、家具用の弾性クッションを提供し、前記弾性クッションは、前記弾性クッションの底側に設置される底布と、各々がスプリングサポーターと前記スプリングサポーター内に取り付けられるスプリングとを含む、複数の弾性モジュールと、複数のスポンジブロックと、第一外カバーと、を含み、前記複数のスポンジブロックが前記収容空間内に設置され、各スポンジブロックが、それぞれ、前記複数の弾性モジュールにおける対応する弾性モジュールの頂部に設置され、前記第一外カバーは、頂端が閉鎖され且つ底端が開放され、前記第一外カバーの前記底端のエッジが前記底布のエッジにミシン縫製されて収容空間を形成し、これによって、その中に複数の弾性モジュールと複数のスポンジブロックが包まれ、そのうち、前記第一外カバーは、複数の仕切室に分割され、各前記仕切室において、それぞれ、少なくとも一つの前記弾性モジュール及び少なくとも一つの前記スポンジブロックが収容されることができ、そのうち、前記底布は複数の開口を備え、各前記開口は、前記複数の仕切室のうちの一つ又は複数の仕切室に対応するとともに、各前記開口において、各前記開口の開きと閉めのためのカーテン及び前記カーテンに設置され且つ前記開口を閉じるためのファスナーが設置されている。

本発明の一つの好適な実施形態によれば、前記弾性クッションは、前記第一外カバーの上に嵌設される第二外カバーをさらに含む。

本発明の一つの好適な実施形態によれば、前記複数の仕切室は、矩形である。当該好適な実施形態の技術的効果は、少なくとも、前記仕切室が、矩形のベースを備える弾性モジュールに対応できることである。

本発明の一つの好適な実施形態によれば、前記複数の仕切室は、数及び/又は類型が異なる弾性モジュールを収納するように、異なる矩形の形状を備える。

本発明の一つの好適な実施形態によれば、前記仕切室は、六角形である。当該好適な実施形態の技術的効果は、少なくとも、前記仕切室が、円形のベースを備える弾性モジュールに対応できることである。

一形態では、本発明は、家具用の弾性クッションを提供し、前記弾性クッションは、複数の弾性モジュールと、底端が開放され且つ頂端が閉鎖され、前記複数の弾性モジュールに嵌設される外カバーと、を含み、前記外カバーは、四つのエッジを備える天面部分と、四つの側面部分と、を含み、前記四つの側面部分における各側面部分が、それぞれ、前記天面部分の前記四つのエッジにおける対応するエッジにミシン縫製されており、隣接する二つの側面部分ごとのそれぞれ隣接するエッジにおいて、いずれも、ファスナーが設置されており、これによって、前記複数の弾性モジュールを少なくとも部分的に包むように、前記側面部分のそれぞれ隣接するエッジを脱離可能に接続する。

本発明の一つの好適な実施形態によれば、前記天面部分は、前記弾性クッションの内側から外側まで順に、不織布層、高弾性スポンジ層、不織布層、キルティングスポンジ層、真綿層と布材層を含み、各前記側面部分は、前記弾性クッションの内側から外側まで順に、不織布層、キルティングスポンジ層、真綿層と布材層を含む。当該好適な実施形態の技術的効果は、少なくとも、前記ベッドパッドが、高い快適さを提供できることである。

本発明の一つの好適な実施形態によれば、前記四つの側面部分における各側面部分は、それと一体にミシン縫製された仕上部分を含み、各前記仕上部分が布材層のみを含む。当該好適な実施形態の技術的効果は、少なくとも、前記外カバーが折りやすく、且つ前記仕上部分が弾性クッションの周りに緊密に貼れることである。

本発明の一つの好適な実施形態によれば、前記弾性クッションは、前記仕上部分に設置される一対又は複数対の紐をさらに含み、該紐が、前記外カバーを前記複数の弾性モジュールと結ぶことに用いられる。

一形態では、本発明は、家具用の弾性クッションを提供し、前記弾性クッションは、複数の弾性モジュールと、前記複数の弾性モジュールに嵌設され、閉合式外カバーである、外カバーと、を含み、前記外カバーは、天面部分と、四つの側面部分と、底面部分と、を含み、その中、前記天面部分の第一エッジは、第一側面部分にミシン縫製され、該第一エッジに対向する前記天面部分の第二エッジは、第二側面部分にミシン縫製され、前記底面部分の第一エッジは、前記第一側面部分にミシン縫製され、該第一エッジに垂直する前記底面部分の二つのエッジは、それぞれ、第三側面部分と第四側面部分にミシン縫製され、そして、そのうち、前記天面部分、前記四つの側面部分及び前記底面部分の全てのミシン縫製されていないエッジにおいて、いずれも、ファスナーが設置され、これによって、複数の弾性モジュールを包むように、前記ミシン縫製されていないエッジを脱離可能に一体に接続する。

本発明の一つの好適な実施形態によれば、前記天面部分は、前記弾性クッションの内側から外側まで順に、不織布層、高弾性スポンジ層、不織布層、キルティングスポンジ層、真綿層と布材層を含み、各前記側面部分は、前記弾性クッションの内側から外側まで順に、不織布層、キルティングスポンジ層、真綿層と布材層を含み、前記底面部分は、布材層のみを含む。当該好適な実施形態の技術的効果は、少なくとも、前記ベッドパッドが、高い快適さを提供できることである。

もちろん、以上の単一の実施形態に記載された部材又は構成は、他の実施形態において単独で又は組み合わせて使用されることもできる。

図面で、寸法と比率が実際製品の寸法と比率を示していない。図面は説明のみに用いられ、そして、説明の便宜上、幾つかの必要でない部材又は構成が省略された。

本発明の一つの好適な実施形態による弾性モジュールを例示的に示す斜視図である。 図１Ａにおける弾性モジュールのスプリングを例示的に示している。 図１Ａにおける弾性モジュールのスプリングサポーターを例示的に示している。 図１Ａにおける弾性モジュールを例示的に示す分解図である。 図１Ａにおける弾性モジュールを例示的に示す正面図である。 図１Ａにおける弾性モジュールを例示的に示す下面図である。 本発明の一つの好適な実施形態による取付枠を例示的に示す斜視図である。 図２における取付枠が展開状態である時を例示的に示す正面図である。 図２における取付枠が展開状態である時を例示的に示す下面図である。 図２における取付枠が折畳状態である時を例示的に示す側面図である。 図２における取付枠が折畳状態である時を例示的に示す正面図である。 図１Ａにおける弾性モジュールが図２における取付枠に組み立てられた時を例示的に示す模式図である。 図４ＡにおけるＩ部分を例示的に示す一部拡大図である。 図１Ａにおける弾性モジュールが図２における取付枠に組み立てられた時を例示的に示す一部正面図である。 図１Ａにおける弾性モジュールが図２における取付枠に組み立てられた時を例示的に示す斜視図である。 本発明の別の好適な実施形態による弾性モジュールを例示的に示す斜視図である。 図５Ａにおける弾性モジュールのスプリングサポーターを例示的に示している。 図５Ａにおける弾性モジュールを例示的に示す分解図である。 図５Ａにおける弾性モジュールを例示的に示す下面図である。 図５Ａにおける弾性モジュールが図２における取付枠に組み立てられた時を例示的に示す一部正面図である。 図５Ａにおける弾性モジュールのフレキシブルコネクトタブが隣りの弾性モジュールのフレキシブルコネクトタブと接続された時の様子を例示的に示している。 図５Ａにおける弾性モジュールのフレキシブルコネクトタブを例示的に示している。 図５Ａにおける弾性モジュールが取付枠に取り付けられたときにそのフレキシブルコネクトタブが隣りの弾性モジュールのフレキシブルコネクトタブと接続された時の様子を例示的に示している。 複数の図１Ａにおける弾性モジュールが積み重ねて嵌め入れた時の様子を例示的に示している。 ネジを備える弾性モジュールを例示的に示している。 複数の図７Ａにおける弾性モジュールが積み重ねて嵌め入れた時の様子を例示的に示している。 スナップ係合構造を備える弾性モジュールを例示的に示している。 複数の図７Ｃにおける弾性モジュールが積み重ねて嵌め入れた時の様子を例示的に示している。 図７ＤにおけるＩＩ部分を例示的に示す一部拡大図である。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールが本発明の別の好適な実施形態による取付枠に取り付けられた時を例示的に示す斜視図である。 図８における取付枠の縦方向に延びる型材を例示的に示す局部斜視図である。 図８における取付枠のフレキシブル接続具を例示的に示す斜視図である。 図８における取付枠が展開状態である時を例示的に示す一部正面図である。 図８における取付枠が折畳状態である時を例示的に示す正面図である。 図８における弾性モジュールを例示的に示す斜視図である。 図８における弾性モジュールを例示的に示す正面図である。 図１０Ａにおける弾性モジュールのスプリングサポーターの第一半部を例示的に示している。 図１０Ａにおける弾性モジュールのスプリングサポーターの第二半部を例示的に示している。 第一組立状態である図８における弾性モジュールと取付枠を例示的に示す一部正面図である。 第二組立状態である図８における弾性モジュールと取付枠を例示的に示す一部正面図である。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールを例示的に示す斜視図である。 図１２Ａにおける弾性モジュールのスプリングサポーターを例示的に示す斜視図である。 図１２Ａにおけるスプリングサポーターを例示的に示す正面図である。 図１２Ａにおけるスプリングサポーターを例示的に示す平面図である。 図１２Ａにおける弾性モジュールが取付枠に組み立てられた時を例示的に示す模式図である。 図１３Ａ中ＩＩＩ部分を例示的に示す一部拡大図である。 図１３Ａにおける弾性モジュールが取付枠に組み立てられた時を例示的に示す一部正面図である。 図１３ＣにおけるＩＶ部分を例示的に示す一部拡大図である。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールを例示的に示す斜視図である。 図１４Ａにおける弾性モジュールを例示的に示す分解図である。 図１４Ａにおける弾性モジュールを例示的に示す正面図である。 図１４Ａにおける弾性モジュールを例示的に示す側面図である。 図１４Ａにおける弾性モジュールを例示的に示す平面図である。 複数の図１４Ａにおける弾性モジュールが積み重ねて嵌め入れた時の様子を例示的に示している。 図１４Ａにおける弾性モジュールが弾性クッションの取付枠に組み立てられる時を例示的に示す模式図である。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールを例示的に示す斜視図である。 図１７Ａにおける弾性モジュールを例示的に示す分解図である。 図１７Ａにおける弾性モジュールを例示的に示す正面図である。 図１７Ａにおける弾性モジュールを例示的に示す側面図である。 図１７Ａにおける弾性モジュールを例示的に示す平面図である。 複数の図１７Ａにおける弾性モジュールが一体に積み重ねて嵌め入れた時の様子を例示的に示している。 図１７Ａにおける弾性モジュールが弾性クッションの取付枠に組み立てられる時を例示的に示す模式図である。 本発明の一つの好適な実施形態による弾性クッションを例示的に示している。 図２０Ａにおける弾性クッションの内部構造を例示的に示している。 図２０Ａにおける弾性クッションを例示的に示す分解図である。 本発明の一つの好適な実施形態による弾性クッションにおける弾性モジュールに用いられる一体式固着網を例示的に示している。 図２１Ａにおける一体式固着網が弾性モジュールを被った時の様子を例示的に示している。 本発明の別の好適な実施形態による弾性クッションにおける弾性モジュールに用いる一体式固着網を例示的に示している。 図２２Ａにおける一体式固着網の周辺が折り曲げたことを例示的に示す模式図である。 図２２Ａにおける一体式固着網が弾性モジュールを被りつつ取付枠に掛けた時の様子を例示的に示している。 図２２ＣにおけるＶ部分を例示的に示す一部拡大図である。 本発明の一つの好適な実施形態による弾性クッションに用いられるスポンジカバーの頂部構造を例示的に示している。 図２３Ａにおけるスポンジカバーの頂部構造を例示的に示す断面図である。 本発明の一つの好適な実施形態による弾性クッションに用いられる充填スポンジ条状体を例示的に示している。 図２４Ａに示す充填スポンジ条状体を備える弾性クッションを例示的に示す分解図である。 図２４Ｂにおける一体式固着網を例示的に示している。 本発明の一つの好適な実施形態による弾性クッションにおける弾性モジュールに用いられる隙間充填弾性モジュールを例示的に示している。 図２５Ａに示す隙間充填弾性モジュールを備える弾性クッションを例示的に示す分解図である。 図２５Ｂにおける一体式固着網を例示的に示している。 図２５Ａにおける隙間充填弾性モジュールが図２５Ｃにおける一体式固着網に組み立てられた時の様子を例示的に示している。 図２５Ａにおける隙間充填弾性モジュールを例示的に示す斜視図である。 制限孔を備える弾性モジュールを例示的に示している。 制限孔を備える弾性モジュールを例示的に示している。 弾性モジュールを制限するための制限具を例示的に示している。 弾性モジュールを制限するための制限具を例示的に示している。 弾性モジュールを制限するための制限具を例示的に示している。 複数の図２７Ａ乃至２７Ｃに示す制限具が積み重ねて嵌め入れた時の様子を例示的に示している。 図２７Ａ乃至図２７Ｃに示す制限具が弾性モジュールに設置された時の様子を例示的に示している。 弾性モジュールの旋回固着装置を例示的に示している。 弾性モジュールの旋回固着装置を例示的に示している。 弾性モジュールの旋回固着装置を例示的に示している。 二つの弾性モジュールが図２８Ａ乃至図２８Ｃに示す旋回固着装置によって固着された時の様子を例示的に示している。 二つの弾性モジュールが図２８Ａ乃至図２８Ｃに示す旋回固着装置によって固着された時の様子を例示的に示している。 図２８Ｅの一部拡大図である。 弾性モジュールのロック構造の一つの実施形態を例示的に示している。 弾性モジュールのロック構造の一つの実施形態を例示的に示している。 複数の弾性モジュールが図２９Ａと図２９Ｂに示すロック構造によってお互いにロックされた時の様子を例示的に示している。 弾性モジュールのロック構造の別の実施形態を例示的に示している。 弾性モジュールのロック構造の別の実施形態を例示的に示している。 複数の弾性モジュールが図３０Ａと図３０Ｂに示すロック構造によって組み合わせた時の様子を例示的に示している。 弾性モジュールのロック構造のさらに別の実施形態を例示的に示している。 複数の弾性モジュールが図３０Ｄに示すロック構造によって組み合わせた時の２種類の様子を例示的に示している。 複数の弾性モジュールが図３０Ｄに示すロック構造によって組み合わせた時の２種類の様子を例示的に示している。 Ｔ形接続部を備える弾性モジュールの一つの実施形態を例示的に示している。 Ｔ形接続部を備える弾性モジュールの一つの実施形態を例示的に示している。 図３１Ａと図３１Ｂに示すＴ形接続部を備える二つの弾性モジュールが工字形接続具によって接続された時の様子を例示的に示している。 図３１Ａと図３１Ｂに示すＴ形接続部を備える複数列の弾性モジュールが図３１Ｃに示す工字形接続具によって接続された時の様子を例示的に示している。 Ｔ形接続部を備える弾性モジュールの別の実施形態を例示的に示している。 図３１Ｅに示す弾性モジュールを接続するための工字形接続具を例示的に示している。 複数の図３１Ｅに示す弾性モジュールが図３１Ｆに示す工字形接続具によって接続された時の様子を例示的に示している。 複数の図３１Ｅに示す弾性モジュールが図３１Ｆに示す工字形接続具によって接続された時の様子を例示的に示している。 楔形接合部を備える弾性モジュールの一つの実施形態を例示的に示している。 楔形接合部を備える弾性モジュールの一つの実施形態を例示的に示している。 二つの図３１Ｉと図３１Ｊに示す弾性モジュールが接合された時の様子を例示的に示している。 図３１Ｅ乃至図３１Ｈに示す弾性モジュールと工字形接続具を利用して組み合わせてなる、寸法の異なる弾性クッションを例示的に示している。 図３１Ｅ乃至図３１Ｈに示す弾性モジュールと工字形接続具を利用して組み合わせてなる、寸法の異なる弾性クッションを例示的に示している。 図３１Ｉ乃至図３１Ｋに示す弾性モジュールと図３１Ｆに示す工字形接続具を利用して組み合わせてなる、寸法の異なる弾性クッションを例示的に示している。 図３１Ｉ乃至図３１Ｋに示す弾性モジュールと図３１Ｆに示す工字形接続具を利用して組み合わせてなる、寸法の異なる弾性クッションを例示的に示している。 本発明の一つの好適な実施形態によるベースとエンドカバーが係合可能な弾性モジュールを例示的に示している。 図３２Ａに示す弾性モジュールのベースを例示的に示す斜視図である。 図３２Ａに示す弾性モジュールのベースを例示的に示す平面図である。 図３２Ａに示す弾性モジュールのベースを例示的に示す側面図である。 図３２Ａに示す弾性モジュールのエンドカバーを例示的に示す斜視図である。 図３２Ａに示す弾性モジュールのエンドカバーを例示的に示す平面図である。 図３２Ａに示す弾性モジュールのベースとエンドカバーが係合された時を例示的に示す斜視図である。 図３２Ａに示す弾性モジュールのベースとエンドカバーが係合された時を例示的に示す平面図である。 複数の図３２Ｇと図３２Ｈに示す圧縮構造になった弾性モジュールが積み重ねた時の様子を例示的に示している。 本発明の他の好適な実施形態によるベースとエンドカバーが係合可能な弾性モジュールを例示的に示している。 本発明の他の好適な実施形態によるベースとエンドカバーが係合可能な弾性モジュールを例示的に示している。 本発明の他の好適な実施形態によるベースとエンドカバーが係合可能な弾性モジュールを例示的に示している。 本発明の他の好適な実施形態によるベースとエンドカバーが係合可能な弾性モジュールを例示的に示している。 本発明の別の好適な実施形態によるベースとエンドカバーが係合可能な弾性モジュールを例示的に示している。 図３３Ａに示す弾性モジュールを例示的に示す分解図である。 図３３Ａに示す弾性モジュールにおけるスプリングパッケージを例示的に示す透過図である。 図３３Ａに示す弾性モジュールのベースとエンドカバーが係合された時の様子を例示的に示している。 図３３Ａに示す弾性モジュールのベースを例示的に示している。 図３３Ａに示す弾性モジュールのエンドカバーを例示的に示している。 図３３Ａに示す弾性モジュールのベースとエンドカバーが係合された時の様子を例示的に示している。 本発明のさらに別の好適な実施形態によるベースとエンドカバーが係合可能な弾性モジュールを例示的に示している。 図３３Ｈに示す弾性モジュールのベースとエンドカバーが係合された時の様子を例示的に示している。 複数の図３３Ａに示す弾性モジュールがフレキシブルアンダーパッドによって接続された時の様子を例示的に示している。 複数の図３３Ｈに示す弾性モジュールがフレキシブルアンダーパッドによって接続された時の様子を例示的に示している。 ２列の図３３Ｈに示す弾性モジュールがフレキシブルアンダーパッドによって接続された時の様子を例示的に示している。 図３３Ｌに示す、２列の弾性モジュールが取り付けられたアンダーパッドが折り畳まれた時の様子を例示的に示している。 図３３Ｌに示す、２列の弾性モジュールが取り付けられたアンダーパッドが折り畳まれた時の様子を例示的に示している。 図３３Ｌに示す弾性モジュールとフレキシブルアンダーパッドを備える弾性クッションを例示的に示している。 本発明のさらに別の好適な実施形態によるベースとエンドカバーが係合可能な弾性モジュールを例示的に示している。 図３４Ａに示す弾性モジュールのベースを例示的に示す斜視図である。 図３４Ａに示す弾性モジュールのベースを例示的に示す平面図である。 図３４Ａに示す弾性モジュールのベースを例示的に示す側面図である。 図３４Ａに示す弾性モジュールのエンドカバーを例示的に示す斜視図である。 図３４Ａに示す弾性モジュールのエンドカバーを例示的に示す平面図である。 図３３Ａに示す弾性モジュールのベースとエンドカバーが係合された時の様子を例示的に示している。 根据本発明の別の好適な実施形態の弾性モジュールを例示的に示す斜視図である。 根据本発明の別の好適な実施形態の弾性モジュールを例示的に示す側面図である。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールを例示的に示す斜視図である。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールを例示的に示す側面図である。 複数の図３５Ａ乃至図３５Ｄに示す弾性モジュールが嵌め入れた時の様子を例示的に示している。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールを例示的に示す分解図である。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールを例示的に示す断面図である。 図３５Ｇの一部拡大図である。 複数の図３５Ｆと図３５Ｇに示す弾性モジュールが嵌め入れた時の様子を例示的に示している。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールを例示的に示す斜視図である。 図３５Ｊに示す弾性モジュールにおける錐形状スプリングを例示的に示している。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールを例示的に示す斜視図である。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールを例示的に示す透過図である。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールを例示的に示す斜視図である。 図３６Ｃに示す弾性モジュールが圧縮されて収納箱に格納された時の様子を例示的に示している。 複数の図３６Ｄに示す収納箱が積み重ねた時の様子を例示的に示している。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールを例示的に示す斜視図である。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュール（スプリングパッケージ）を例示的に示す分解斜視図である。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュール（スプリングパッケージ）を例示的に示す断面斜視図である。 図３８Ａと図３８Ｂに示すスプリングパッケージが異なる固着形態でベースに固着された時の様子を例示的に示している。 図３８Ａと図３８Ｂに示すスプリングパッケージが異なる固着形態でベースに固着された時の様子を例示的に示している。 複数の図３９Ａ又は図３９Ｂに示す弾性モジュールが嵌め入れた時の様子を例示的に示している。 本発明の弾性モジュールに用いられる非錐形状のスプリングの異なる実施例を例示的に示している。 本発明の弾性モジュールに用いられる非錐形状のスプリングの異なる実施例を例示的に示している。 本発明の弾性モジュールに用いられる非錐形状のスプリングの異なる実施例を例示的に示している。 図４０Ｂに示すスプリングを備える弾性モジュールを例示的に示している。 本発明の弾性モジュールに用いられる錐形状スプリングの別の実施例を例示的に示している。 図４０Ｅに示す錐形状スプリングを備える弾性モジュールを例示的に示している。 本発明の弾性モジュールに用いられる錐形状スプリングの別の実施例を例示的に示している。 図４０Ｇに示す錐形状スプリングを備える弾性モジュールを例示的に示している。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性クッションを例示的に示している。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性クッションを例示的に示している。 図４１Ｂに示す弾性クッションにおけるスポンジパッドを例示的に示している。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性クッションを例示的に示している。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性クッションに用いられる固着網アセンブリを例示的に示している。 図４２Ａに示す固着網アセンブリを例示的に示す部分断面図である。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性クッションに用いられる固着網アセンブリを例示的に示す分解図。 図４２Ｃに示す固着網アセンブリを例示的に示す部分断面図である。 図４２Ｃに示す固着網アセンブリを例示的に示す部分断面図である。 図４２Ｃに示す固着網アセンブリを例示的に示す部分断面図である。 図４２Ｃに示す固着網アセンブリを例示的に示す部分断面図である。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性クッションを例示的に示している。 図４２Ｈに示す弾性クッションを例示的に示す断面図である。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性クッションを例示的に示している。 図４２Ｊに示す弾性クッションを例示的に示す断面図である。 図４２Ｈと図４２Ｊに示す弾性クッションにおけるスプリングパッドを例示的に示している。 図４２Ｌに示すスプリングパッドを例示的に示す部分断面図である。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性クッションを例示的に示している。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性クッションを例示的に示している。 図４２Ｐに示す弾性クッションの収納状態を例示的に示している。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性クッションを例示的に示している。 本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性クッションを例示的に示している。 図４３Ａと図４３Ｂに示す弾性クッションにおける仕切室を備える外カバーを例示的に示している。 図４３Ａと図４３Ｂに示す弾性クッションにおける底布を例示的に示しており、そのうち、前記底布のカーテンが開状態である。 図４３Ａと図４３Ｂに示す弾性クッションにおける底布を例示的に示しており、そのうち、前記底布のカーテンが閉状態である。 本発明の別な実施形態による異なる形状／寸法の仕切室を備える外カバーを例示的に示している。 本発明の別な実施形態による異なる形状／寸法の仕切室を備える外カバーを例示的に示している。 本発明の別な実施形態による異なる形状／寸法の仕切室を備える外カバーを例示的に示している。 本発明の一つの好適な実施形態によるハニカム形状（六角形）の仕切室を備える外カバーを例示的に示している。 本発明の別な実施形態によるスポンジブロックを例示的に示している。 本発明の別な実施形態によるスポンジブロックを例示的に示している。 本発明の別な実施形態によるスポンジブロックを例示的に示している。 本発明の別な実施形態によるスポンジブロックを例示的に示している。 本発明の別な実施形態によるスポンジブロックを例示的に示している。 本発明の一つの好適な実施形態によるスポンジブロックを例示的に示している。 折畳／圧縮状態である図４５Ａに示すスポンジブロックを例示的に示している。 折畳／圧縮状態であるスポンジブロックが収納カップに収納された時の様子を例示的に示している。 複数の図４５Ａに示すスポンジブロックが棒形状の収納袋に収納された時の様子を例示的に示している。 図４６Ａに示す複数のスポンジブロックが収容された棒形状の収納袋の包装方法を例示的に示している。 図４６Ａに示す複数のスポンジブロックが収容された棒形状の収納袋の包装方法を例示的に示している。 本発明によるスポンジブロックの別の包装方法を例示的に示している。 本発明によるスポンジブロックの別の包装方法を例示的に示している。 本発明によるスポンジブロックの別の包装方法を例示的に示している。 本発明の一つの好適な実施形態によるスポンジブロックの収納箱及びスポンジブロックの収納方法を例示的に示している。 本発明の一つの好適な実施形態によるスポンジブロックの収納箱及びスポンジブロックの収納方法を例示的に示している。 本発明の一つの好適な実施形態によるスポンジブロックの収納箱及びスポンジブロックの収納方法を例示的に示している。 本発明の一つの好適な実施形態によるスポンジブロックの収納箱及びスポンジブロックの収納方法を例示的に示している。 本発明の一つの好適な実施形態によるスポンジブロックの収納箱及びスポンジブロックの収納方法を例示的に示している。 本発明の一つの好適な実施形態によるスポンジブロックの収納箱及びスポンジブロックの収納方法を例示的に示している。 本発明の一つの好適な実施形態による弾性クッションに用いられる外カバーを例示的に示している。 本発明の一つの好適な実施形態による弾性クッションに用いられる外カバーを例示的に示している。 本発明の別の好適な実施形態による弾性クッションに用いられる外カバーを例示的に示している。 本発明の別の好適な実施形態による弾性クッションに用いられる外カバーを例示的に示している。 図４９Ａ、図４９Ｂ及び図５０Ａ、図５０Ｂに示す外カバーの異なる部分の構成を例示的に示している。 図４９Ａ、図４９Ｂ及び図５０Ａ、図５０Ｂに示す外カバーの異なる部分の構成を例示的に示している。 図４９Ａ、図４９Ｂ及び図５０Ａ、図５０Ｂに示す外カバーの異なる部分の構成を例示的に示している。

これから、図面を参照しながら本発明の弾性モジュール及弾性クッションを詳しく説明する。ここで説明されるのは、本発明による好適な実施形態だけであり、当業者が前記好適な実施形態に基づいて本発明を実現できる他の実施形態を想起でき、前記他の実施形態も本発明の範囲に含まれる。

図１Ａ乃至図１Ｆには、本発明の一つ目の好適な実施形態による弾性モジュール１００が例示的に示されている。図面に示すように、弾性モジュール１００は、スプリングサポーター１２０と、スプリングサポーター１２０内に設置された錐形状スプリング１１０とを含む。スプリングサポーター１２０は、前記弾性モジュール１００を、折畳可能な取付枠に取外可能に取り付けるためのものである。スプリングサポーター１２０は、ベース１２１と、エンドカバー１２２と、複数本のフレキシブルバンド１２３とを含み、一つの好適な実施形態において、フレキシブルバンド１２３は、数が４本であるとともに、スプリングサポーター１２０の外周を囲んで均一に分布されている。もちろん、フレキシブルバンド１２３は、２本、６本又は別な数であってもよい。ベース１２１は、スプリング取付座を備え、スプリング取付座の中心に開口１２１１を有するとともに、錐形状スプリング１１０を固着するためのスプリング固着部を備える。ベース１２１は、オプションとして、弾性モジュールを取外可能な形態で取付枠に取り付けるためのモジュール取付部をさらに備える。錐形状スプリング１１０の大径端部がスプリング固着部に固着され、錐形状スプリング１１０の小径端部がエンドカバー１２２に当接する。本発明の各実施形態において、スプリング固着部は、いずれも、鈎状部材又は凹溝であってもよく、本実施形態において、スプリング固着部は、開口１２１１の内周を囲んで均一に配置される複数の鈎状部材１２１２である。フレキシブルバンド１２３は、錐形状スプリング１１０の外側に位置し、各本のフレキシブルバンド１２３の両端は、それぞれ、ベース１２１とエンドカバー１２２に固着的に接続されている。スプリング１１０は、スプリングサポーター１２０に装着された後、弾性モジュールが理想的な剛度を具備するように、予め決めた初期圧を備えてもよい。スプリングの支持によって、弾性モジュール１００は全体として円錐台形である。

好ましくは、スプリングサポーター１２０は、一体成型された一体式スプリングサポーターであり、もちろん、複数の部材が組み立てられたアセンブリであってもよい。

上記のように、スプリングサポーター１２０は、略円錐台形であり、これによって、図６に示すように、弾性モジュール１００のエンドカバー１２２は、他方の弾性モジュールのベース１２１の開口１２１１を介して前記他方の弾性モジュールの内部に進入して嵌入を形成することができる。

より強固な嵌入を形成するために、好ましくは、ベース１２１の頂部には、開口１２１１を囲んで延びる環形状壁が備えられ、当該環形状壁の外側にネジ１２４が設置され（図７Ａに示す）、複数の弾性モジュール１００が嵌入を形成したとき、そのうち一方の弾性モジュール１００のスライド軌道１２１３の底壁が、旋回によって他方の弾性モジュール１００のネジ１２４とベース１２１の頂部との間に螺入することによって、強固な嵌入を形成することができる（図７Ｂに示す）。代替的又は追加的に、ベース１２１の外周部には、上方へ延びる一つ又は複数のスナップ係合部１２５及びスナップ係合部１２５の下方に位置する一つ又は複数のスナップ係合凹口１２６が設置され（図７Ｃに示す）、複数の弾性モジュール１００が嵌入を形成したとき、下方に位置する弾性モジュールのスナップ係合部１２５が、上方に位置する弾性モジュールの対応するスナップ係合凹口１２６に係合でき、これによって、強固な嵌入を形成することができる（図７Ｄと図７Ｅに示す）。

好ましくは、モジュール取付部は、ベース１２１の底部に設置されるお互いに平行する二つのスライド軌道１２１３であり、ベース１２１が前記スライド軌道１２１３によって、折畳可能な取付枠のスライドレールに摺動可能に取り付けられ、前記スライド軌道１２１３は鈎状部であり、前記取付枠のスライドレールに掛けることによって、弾性モジュール１００が取付枠から離れることを回避することができる。

好ましくは、前記開口１２１１は円形開口であり、複数の弾性モジュールの積重と嵌入を妨害しないように、各スライド軌道１２１３の中間部分に、図１ＦにおけるＡ部のように、開口１２１１の円形弧度に合う円弧部が形成されている。又は、各前記スライド軌道１２１１は、中間で切れた分割式のスライド軌道であってもよい。

図２及び図３Ａ乃至図３Ｄには、本発明の一つ目の好適な実施形態による取付枠４００が例示的に示されている。図面に示すように、取付枠４００は、取付枠４００の両側に位置する二つのサイドフレーム４１０と、前記二つのサイドフレーム４１０の間に位置する複数のセンターフレーム４２０と、サイドフレーム４１０とセンターフレーム４２０とを回転可能に接続する複数の接続具４３０とを含む。サイドフレーム４１０とセンターフレーム４２０が接続具４３０の回りに回転できるため、取付枠４００が折畳可能であり、図３Ｃと図３Ｄには、折畳状態である取付枠４００が示されている。

好ましくは、サイドフレーム４１０、センターフレーム４２０及び接続具４３０は、いずれも、金属で形成され、さらに好ましくは、サイドフレーム４１０とセンターフレーム４２０は、鉄筋から折曲と溶接で制作され、接続具４３０は、金属片から巻上で制作され。そして、図２に示すように、サイドフレーム４１０とセンターフレーム４２０は、いずれも、閉合式フレームである。

図２に示すように、サイドフレーム４１０は、その長さ方向に延びる縦方向延在部４１１と、前記縦方向延在部に垂直して一側へ延びる複数の横方向凸起部４１２とを備え、センターフレーム４２０は、その長さ方向に延びる縦方向延在部４２１と、前記縦方向延在部に垂直して両側へ延びる複数の横方向凸起部４２２とを備え、接続具４３０は、隣接する二つのフレームの対応する横方向凸起部を回転可能に接続し、これによって、取付枠４００が折畳可能である。

上記のように、縦方向延在部４１１での鉄筋は、ベース１２１のスライド軌道１２１３に摺動可能に連携できることによって、弾性モジュール１００のベース１２１が、取付枠４００の縦方向延在部４１１、４２１に沿って摺動可能に前記取付枠に取付られるように構成される。すなわち、縦方向延在部４１１、４２１は、ベース１２１のスライド軌道１２１３と連携するスライドレールとして使用される。好ましくは、サイドフレーム４１０とセンターフレーム４２０との縦方向端部での鉄筋の中部４１３、４２３は、弾性モジュールのスライド軌道がフレームの端部を通過して並進して縦方向延在部４１１、４２１に沿って摺動しやすいために、縦方向延在部と横方向凸起部が位置する平面に垂直する方向に沿って突起する（図に示されたのは、下向け方向である）。

本発明による一つの好適な実施形態において、取付枠の折畳にもっと寄与するように、長さの異なる２種類のサイドフレームと２種類のセンターフレームを備えてもよい。例えば、サイドフレーム４１０は、長さが長い第一サイドフレーム４１０Ａと長さが短い第二サイドフレーム４１０Ｂを含んでもよく、センターフレーム４２０は、お互いに間隔を開けて並べる複数の第一センターフレーム４２０Ａと複数の第二センターフレーム４２０Ｂを含んでもよく、類似的に、そのうち、第一センターフレーム４２０Ａの縦方向長さが、第二センターフレーム４２０Ｂの縦方向長さよりもやや大きい。長さの異なるフレームメンバーを設置することの目的とは、フレームを折り畳むとき、隣接するフレームメンバーの端部の凸起部４１３、４２３がお互いに干渉せずに、折り畳みをうまく実現できることである。図３Ｃと図３Ｄには、長さの異なるフレームメンバーを備えるフレーム４００の折畳状態が示されており、そのうち、長い方のフレームメンバーの端部Ａと短い方のフレームメンバーの端部Ｂがそれぞれずれて、お互いに干渉しない。

図４Ａ乃至図４Ｄは、本発明の一つ目の好適な実施形態による弾性モジュール１００が本発明の一つ目の好適な実施形態による取付枠４００に取り付けられた様子を例示的に示している。図面に示すように、弾性モジュール１００のスライド軌道１２１３は、凸起部４１３、４２３によって形成された凹口を摺動してフレームメンバーの縦方向延在部４１１、４２１に取り付けられることができる。

図５Ａ乃至図５Ｅは、本発明の二つ目の好適な実施形態による弾性モジュール２００及びそれが取付枠４００に取り付けられた様子が例示的に示されている。図面に示すように、弾性モジュール２００は、スプリングサポーター２２０と、スプリングサポーター２２０内に設置された錐形状スプリング１１０とを含む。スプリングサポーター２２０は、前記弾性モジュール２００を、折畳可能な取付枠４００に取外可能に取り付けるためのものである。スプリングサポーター２２０は、ベース２２１と、エンドカバー２２２と、複数本のフレキシブルバンド２２３とを含み、一つの好適な実施形態において、フレキシブルバンド２２３は、数が４本であるとともに、スプリングサポーター２２０の外周を囲んで均一に分布されている。ベース２２１は、スプリング取付座を備え、スプリング取付座の中心に開口２２１１を有するとともに、錐形状スプリング１１０を固着するためのスプリング固着部を備える。ベース２２１は、弾性モジュールを取外可能な形態で取付枠に取り付けるためのモジュール取付部をさらに備える。錐形状スプリング１１０の大径端部がスプリング固着部に固着され、錐形状スプリング１１０の小径端部がエンドカバー２２２に当接する。本好適な実施形態において、スプリング固着部は、開口２２１１の内周を囲んで均一に配置される複数の鈎状部材２２１２である。フレキシブルバンド２２３は、錐形状スプリング１１０の外側に位置し、各本のフレキシブルバンド２２３の両端は、それぞれ、ベース２２１とエンドカバー２２２に固着的に接続されている。スプリング１１０は、スプリングサポーター１２０に装着された後、弾性モジュールが理想的な剛度を具備するように、予め決めた初期圧を備えてもよい。スプリングの支持によって、弾性モジュール２００は全体として円錐台形である。スプリングサポーター１２０と異なる点とは、スプリングサポーター２２０のエンドカバー２２２の中心に円形開口２２４を備えることであり、すなわち、エンドカバー２２２が環形エンドカバーである。

好ましくは、スプリングサポーター２２０は、一体成型された一体式スプリングサポーターであり、もちろん、複数の部材が組み立てられたアセンブリであってもよい。

上記のように、スプリングサポーター２２０は、略円錐台形であり、これによって、弾性モジュール２００のエンドカバー２２２は、他方の弾性モジュールのベース２２１の開口２２１１を介して前記他方の弾性モジュールの内部に進入して嵌入を形成することができる。より強固な嵌入を形成するために、弾性モジュール１００のベース１２１が備えるネジとスナップ係合構造は、同様に、弾性モジュール２００のベース２２１に適用されることができる。

好ましくは、弾性モジュール２００のモジュール取付部は、ベース１２１の底部に設置されるお互いに平行する二つのスライド軌道２２１３であり、スライド軌道２２１３は、開口方向がお互いに対向する内方向きのスライド軌道１２１３と異なって、開口方向がお互いに逆となる外方向きのスライド軌道である。ベース２２１は、前記スライド軌道２２１３によって、取付枠４００のスライドレールである、フレームメンバーの縦方向延在部４１１、４２１に摺動可能に取り付けられることができる。本実施形態において、図５Ｄに示すように、各スライド軌道２２１３は、中間で切れた分割式のスライド軌道である。そして、スライド軌道１２１３と類似するように、前記スライド軌道２２１３は、鈎状部であり、前記取付枠のスライドレールに掛けることによって、弾性モジュール２００が取付枠から離れることを回避することができる。

図５Ｅ乃至図５Ｇには、弾性モジュール２００に適用できるフレキシブルコネクトタブ構造が例示的に示されている。このフレキシブルコネクトタブ構造は、取付枠に取り付けられた複数の弾性モジュール同士の間において接続関係を形成することに用いられ、これによって、単一の弾性モジュールの倒れと脱離が発生しにくいとともに、複数の弾性モジュールのスプリングの間がもっとお互いに巻き付きにくくなる。図面に示すように、フレキシブルバンド２２３の外側には、フレキシブルコネクトタブ２２５が一体的に形成されでもよい。複数の弾性モジュール２００が取付枠に取り付けられたとき、そのうち一方の弾性モジュールのフレキシブルコネクトタブ２２５が隣りの他方の弾性モジュールの対応するフレキシブルコネクトタブ２２５に取外可能に接続できる。好ましくは、フレキシブルコネクトタブ２２５は首部２２５１とＴ形状溝２２５２を備え、首部２２５１とＴ形状溝２２５２の寸法は、隣接する二つのフレキシブルコネクトタブ２２５のうちの一方のフレキシブルコネクトタブが、前記首部２２５１によって、他方のフレキシブルコネクトタブのＴ形状溝２２５２に取外可能に係合できるように設定される。より好ましくは、フレキシブルコネクトタブ２２５のエンドカバー２２２からの垂直距離は、弾性モジュール２００の全体高さの約１／３である。

図５Ｈには、取付枠に取り付けられた複数の弾性モジュール２００同士の間がフレキシブルコネクトタブ２２５によってお互いに接続された時の様子が例示的に示されている。

当業者にとって分かるように、上記のフレキシブルコネクトタブ構造は同様に、本発明の他の好適な実施形態の弾性モジュール、例えば、弾性モジュール１００及び後述の弾性モジュール３００のフレキシブルバンドに適用できる。

図８と図９Ａ乃至図９Ｄには、本発明の二つ目の好適な実施形態による折畳可能な取付枠５００が例示的に示されている。図面に示すように、取付枠５００は、縦方向に延びる複数の型材５１０と、前記縦方向に延びる複数の型材の間に位置しこれらの型材を接続する複数のフレキシブル接続具５２０とを含み、フレキシブル接続具５２０の中部５２２が薄く、折曲可能であり、そこにフレキシブルヒンジが形成される。縦方向型材５１０とフレキシブル接続具５２０は、いずれも、プラスチックで制作されてもよく、そして、縦方向型材５１０が、押出成型で制作されるプラスチック部材であってもよい。図９Ａと図９Ｂに明らかに示すように、縦方向型材５１０の中間部分には、開口が下に向く二つのＴ形凹溝５１１が設置されており、フレキシブル接続具５２０の頂部には、Ｔ形凹溝５１１の形状に合うＴ形凸ブロック５２１を備え、図９Ｃに示すように、Ｔ形凹溝５１１がＴ形凸ブロック５２１を摺動可能に受け入れ、これによって、複数の縦方向型材５１０がフレキシブル接続具５２０によって接続されることができる。

フレキシブル接続具５２０の中部５２２が薄く、折曲可能であるため、取付枠５００の全体が折畳可能であり、図９Ｄには、折畳状態である取付枠５００が示されている。

図９Ａと図９Ｂに示すように、縦方向型材５１０は、横方向に延びるペアとなる第一横方向凸起部５１２と、その上方に位置するペアとなる第二横方向凸起部５１３とを備え、前記ペアとなる第一横方向凸起部５１２の間の距離が、前記ペアとなる第二横方向凸起部５１３の間の距離よりも大きい。

図１０Ａ乃至図１０Ｄは、本発明の三つ目の好適な実施形態による弾性モジュール３００が例示的に示されている。図面に示すように、弾性モジュール１００、２００と類似するように、弾性モジュール３００は、スプリングサポーター３２０と、スプリングサポーター３２０内に設置された錐形状スプリング１１０とを含む。スプリングサポーター３２０は、前記弾性モジュール３００を、折畳可能な取付枠５００に取外可能に取り付けるためのものである。スプリングサポーター３２０は、ベース３２１と、エンドカバー３２２と、複数本のフレキシブルバンド３２３とを含み、一つの好適な実施形態において、フレキシブルバンド３２３は、数が４本であるとともに、スプリングサポーター３２０の外周を囲んで均一に分布されている。ベース３２１は、スプリング取付座を備え、スプリング取付座の中心に開口３２１１を有するとともに、錐形状スプリング１１０を固着するためのスプリング固着部を備える。ベース３２１は、弾性モジュールを取外可能な形態で取付枠に取り付けるためのモジュール取付部をさらに備える。錐形状スプリング１１０の大径端部がスプリング固着部に固着され、錐形状スプリング１１０の小径端部がエンドカバー３２２に当接する。本好適な実施形態において、スプリング固着部は、開口３２１１の内周を囲んで形成される環形凹溝３２１２である。フレキシブルバンド３２３は、錐形状スプリング１１０の外側に位置し、各本のフレキシブルバンド３２３の両端は、それぞれ、ベース３２１とエンドカバー３２２に固着的に接続されている。スプリング１１０は、スプリングサポーター３２０に装着された後、弾性モジュールが理想的な剛度を具備するように、予め決めた初期圧を備えてもよい。スプリングの支持によって、弾性モジュール３００は全体として円錐台形である。

上記のように、スプリングサポーター３２０は、略円錐台形であり、これによって、弾性モジュール３００のエンドカバー３２２は、他方の弾性モジュールのベース３２１の開口３２１１を介して前記他方の弾性モジュールの内部に進入して嵌入を形成することができる。より強固な嵌入を形成するために、弾性モジュール１００、２００のベース１２１、２２１が備える分割式のネジとスナップ係合構造は、同様に、弾性モジュール３００のベース３２１に適用されることができる。

好ましくは、弾性モジュール３００のモジュール取付部は、ベース３２１の底部に設置されるお互いに平行する二つのスライド軌道３２７を含み、ベース３２１が前記スライド軌道３２７によって、取付枠５００のスライドレールである、縦方向型材５１０の第一横方向凸起部５１２に摺動可能に取り付けられることができる。図１１Ａに示すように、ベース３２１の底部のスライド軌道３２７が、第一横方向凸起部５１２に摺動可能に連携でき、これによって、弾性モジュール３００がベース３２１によって取付枠５００に取り付けられることができる。代替的又は追加的に、図１１Ｂに示すように、弾性モジュールのモジュール取付部は、エンドカバー３２２の頂部に設置されるお互いに平行する二つのスライド軌道３２８をさらに含み、前記スライド軌道３２８は、縦方向型材５１０のスライドレールである、第二横方向凸起部５１３に摺動可能に連携でき、これによって、弾性モジュール３００がエンドカバー３２２によって取付枠５００に取り付けられることができる。

弾性モジュール１００、２００と異なって、弾性モジュール３００のスプリングサポーター３２０は、二分割タイプのスプリングサポーターであり、図１０Ｃに示す第一半部３２０Ａと図１０Ｄに示す第二半部３２０Ｂが、例えば、挿入子３２５と受け座３２６からなるスナップ係合装置によって取外可能に組み立ててなる。第一半部３２０Ａと第二半部３２０Ｂは、それぞれ、完整な一本又は複数本のフレキシブルバンド３２３と、ベース３２１の一部及びエンドカバー３２２の一部とを含み、第一半部３２０Ａと第二半部３２０Ｂは、いずれも、一体成型されるものである。好ましくは、第一半部３２０Ａと第二半部３２０Ｂは、それぞれ、完整な２本のフレキシブルバンド３２３と、半分のベース３２１及び半分のエンドカバー３２２とを含む。

図１２Ａ乃至図１２Ｄには、本発明の四つ目の好適な実施形態による弾性モジュール７００が例示的に示されている。図面に示すように、弾性モジュール７００は、スプリングサポーター７２０と、スプリングサポーター７２０内に設置された錐形状スプリング１１０とを含む。スプリングサポーター７２０は、前記弾性モジュール７００を、折畳可能な取付枠７００に取外可能に取り付けるためのものである。スプリングサポーター７２０は、ベース７２１と、エンドカバー７２２と、複数本のフレキシブルバンド７２３とを含み、一つの好適な実施形態において、フレキシブルバンド７２３は、数が４本であるとともに、スプリングサポーター７２０の外周を囲んで均一に分布されている。ベース７２１は、スプリング取付座を備え、スプリング取付座の中心に円形開口７２１１を有するとともに、錐形状スプリング１１０を固着するためのスプリング固着部７２１２を備える。ベース７２１は、弾性モジュールを取外可能な形態で取付枠に取り付けるためのモジュール取付部７２１３をさらに備える。錐形状スプリング１１０の大径端部がスプリング固着部７２１２に固着され、錐形状スプリング１１０の小径端部がエンドカバー７２２に当接する。本発明の各実施形態において、スプリング固着部は、いずれも、鈎状部材又は凹溝であってもよく、本実施形態において、スプリング固着部は、円形開口７２１１の内周を囲んで設置される凹溝７２１２である。フレキシブルバンド７２３は、錐形状スプリング１１０の外側に位置し、各本のフレキシブルバンド７２３の両端は、それぞれ、ベース７２１とエンドカバー７２２に固着的に接続されている。スプリング１１０は、スプリングサポーター７２０に装着された後、弾性モジュールが理想的な剛度を具備するように、予め決めた初期圧を備えてもよい。スプリングの支持によって、弾性モジュール７００は全体として円錐台形である。

上記のように、スプリングサポーター７２０は、略円錐台形であり、これによって、弾性モジュール７００のエンドカバー７２２は、他方の弾性モジュールのベース７２１の円形開口７２１１を介して前記他方の弾性モジュールの内部に進入して嵌入を形成することができる。

好ましくは、スプリングサポーター７２０は、一体成型された一体式スプリングサポーターであり、図１２Ａ乃至図１２Ｄに示すように、スプリングサポーター７２０のベース７２１は、四つの部分から接合されてなり、該四つの部分とは、それぞれ、第一部分７２１Ａ、第二部分７２１Ｂ、第三部分７２１Ｃ、第四部分７２１Ｄである。そのうち、第二部分７２１Ｂと前記第一部分７２１Ａは平行し且つ対向して配置され、第三部分７２１Ｃが第一部分７２１Ａに隣接し且つ第一部分７２１Ａに垂直するように配置され、第四部分７２１Ｄと第三部分７２１Ｃは平行し且つ対向して配置されるとともに、第一部分７２１Ａと第二部分７２１Ｂに隣接する。上記の四つの部分における各部分の天面に、いずれも、少なくとも１本のフレキシブルバンド７２３が固着的に接続されているとともに、上記の四つの部分が、ロック装置７２１６によって取外可能に突合わせ接続され、前記ベース７２１を形成することができる。

好ましくは、モジュール取付部７２１３は、ベース７２１の第三部分７２１Ｃと第四部分７２１Ｄとの外側に形成されるお互いに平行する二つのスライド軌道７２１３であり、これによって、ベース７２１がスライド軌道７２１３と取付枠６００（後述）のスライドレール６１１との滑り嵌めによって取付枠６００に摺動可能に組み立てられることができる。すなわち、弾性モジュール７００は、粗端が下方へ向くように取付枠６００に組み立てられることができる。また、エンドカバー７２２の天面には、スライド軌道７２１３に平行する二つの第二スライド軌道７２２１がさらに設置され、これによって、エンドカバー７２２がスライド軌道７２２１と取付枠６００のスライドレール６２１との滑り嵌めによって取付枠６００に摺動可能に組み立てられることができ、すなわち、弾性モジュール７００は、細端が下方へ向くように取付枠６００に組み立てられることができる。

好ましくは、複数の弾性モジュール７００の間の相対的な位置がより安定であり脱離しにくいために、ベース７２１の第三部分７２１Ｃと第四部分７２１Ｄの外側且つ前記スライド軌道７２１３の端部の両側に、それぞれ、フレキシブルコネクトバンド７２１４が設置され、フレキシブルコネクトバンド７２１４の末端に孔が設置され、エンドカバー７２２の天面において、スライド軌道７２２１の外側に、それぞれ、二つの凸起部７２２２が設置されている。複数の弾性モジュール７００が取付枠６００に組み立てられたとき、複数の弾性モジュール７００が、粗端と細端が交互に下へ向くように取付枠６００に組み立てられることができ、これによって、スペースを十分に利用できる。そのうち、エンドカバー７２２によって取付枠６００に組み立てられた一方の弾性モジュール７００（細端下向き）のフレキシブルコネクトバンド７２１４は、末端の孔を介して、ベース７２１によって取付枠６００に組み立てられた隣りの他方の弾性モジュール７００（粗端下向き）の凸起部７２２２とスナップ係合でき、これによって、複数の弾性モジュール７００の間の相対的な位置関係がもっと強固となる。

より好ましくは、さらに、同じ向きで組み立てられた弾性モジュール７００の間の相対的な位置がもっと安定であり脱離しにくいために、ベース７２１の第一部分７２１Ａの外側には、少なくとも一つの柱形状ピン７２１５（図では二つである）が設置され、ベース７２１の第二部分７２１Ｂの外側の対応位置に、少なくとも一つの受け穴７２１７（図では二つである）設置されている。複数の弾性モジュール７００が列となり取付枠６００に組み立てられたとき、そのうち一方の弾性モジュール７００の柱形状ピン７２１５が隣りの他方の弾性モジュール７００の対応する受け穴７２１７に插入でき、これによって、アライメントと固着を支援する。

図１３Ａ乃至図１３Ｄには、本発明の三つ目の好適な実施形態による折畳可能な取付枠６００が例示的に示されている。図面に示すように、取付枠６００は、縦方向に延びる複数の第一型材６１０と、縦方向に延びる複数の第二型材６２０とを含み、第一型材６１０は、縦方向に延びる扁平本体と扁平本体の横方向両側に位置する縦方向に延びる第一スライドレール６１１とを備え、第二型材６２０は、縦方向に延びる扁平本体と扁平本体の天面中間位置に位置する縦方向に延びる第二スライドレール６２１とを備える。第一型材６１０と第二型材６２０は、お互いに横方向に沿って間隔を開けて並べるとともに、複数のフレキシブル接続具によって接続され、前記フレキシブル接続具が折り曲げられることによって、前記取付枠６００が折畳可能である。

さらに、弾性モジュール７００のベース７２１が、スライド軌道７２１３とスライドレール６１１との滑り嵌めによって、取付枠６００に摺動可能に組み立てられ、弾性モジュール７００のエンドカバー７２２が、スライド軌道７２２１と前記スライドレール６２１との滑り嵌めによって取付枠６００に摺動可能に組み立てられることができる。縦方向型材６１０、６２０とフレキシブル接続具は、いずれも、プラスチックで制作されてもよく、そして、縦方向型材６１０、６２０が、押出成型で制作されるプラスチック部材であってもよい。図１３Ｄに明らかに示すように、スライドレール６２１の断面形状は、略逆台形形状であり、二つのスライド軌道７２２１の間の隙間形状がスライドレール６２１の断面形状に合い、これによって、細端が下に向くように組み立てられた弾性モジュール７００は、取付枠６００に垂直する方向に沿って動くことができない。類似的に、スライドレール６１１が鈎状部であり、これによって、粗端が下に向くように組み立てられた弾性モジュール７００は、取付枠６００に垂直する方向に沿って動くことができない。

以上の実施形態に記載された弾性モジュールは、単一の錐形状スプリングのみを備えるものであるが、本発明による弾性モジュールは、複数の錐形状スプリングを備えてもよく、これによって、弾性モジュールの弾性クッションでの組立と取外の回数を減少できる。

図１４Ａ乃至図１４Ｅには、本発明の五つ目の好適な実施形態による弾性モジュール５０００が例示的に示されている。図面に示すように、弾性モジュール５０００は、スプリングサポーター５２２０と、スプリングサポーター５２２０内に設置された列となる三つの錐形状スプリング１１０とを含む。スプリングサポーター５２２０は、前記弾性モジュール５０００を弾性クッションの取付枠に取外可能に取り付けるためのものである。スプリングサポーター５２２０は、一つの共通のベース５２２１と、複数のエンドカバー５２２２と、複数本のフレキシブルバンド５２２３とを含み、複数本のフレキシブルバンド５２２３における各本のフレキシブルバンドの両端は、それぞれ、ベース５２２１及び対応する一つのエンドカバー５２２２に固着的に接続されている。一つの好適な実施形態において、各エンドカバー５２２２には、４本のフレキシブルバンド５２２３が接続されており、前記４本のフレキシブルバンドが対応する錐形状スプリング１１０の外側を囲んで均一に分布されている。前記ベース５２２１は、三つのスプリング取付座を備え、各スプリング取付座は、錐形状スプリング１１０を固着するためのスプリング固着部５２２１２を備える。前記ベース５２２１は、弾性モジュールを取外可能な形態で取付枠に取り付けるためのモジュール取付部５２２１３をさらに備える。各エンドカバー５２２２とそれに接続された複数本のフレキシブルバンド５２２３とは、全体として円錐台形を呈し、その内部形状が錐形状スプリング１１０の形状に合う。各エンドカバー５２２２は、円錐台形の小径端部を形成し、前記ベース５２２１の対応するスプリング取付座は、複数の円錐台形の大径端部を形成する。前記ベース５２２１は各大径端部の中央位置に、それぞれ、一つの開口５２２１１を備え、これによって、他方の弾性モジュール５０００における複数のエンドカバー５２２２及び大部又は全部のフレキシブルバンド５２２３が、対応する開口５２２１１を介して前記弾性モジュール５０００の内部に進入して嵌入を形成することができる。錐形状スプリング１１０の大径端部が、対応するスプリング取付座のスプリング固着部５２２１２に固着され、錐形状スプリング１１０の小径端部がエンドカバー５２２２に当接する。本好適な実施形態において、スプリング固着部５２２１２は、開口５２２１１の内周を囲んで均一に分布される複数の鈎状部材５２２１２である。フレキシブルバンド５２２３は、錐形状スプリング１１０の外側に位置し、各本のフレキシブルバンド５２２３の両端は、それぞれ、ベース５２２１及び対応するエンドカバー５２２２に固着的に接続されている。スプリング１１０は、スプリングサポーター５２２０に装着された後、弾性モジュールが理想的な剛度を具備するように、予め決めた初期圧を備えてもよい。スプリングサポーター５２２０のエンドカバー５２２２の中心には、円形開口５２２４を備えてもよく、すなわち、エンドカバー５２２２が環形エンドカバーであってもよい。

好ましくは、スプリングサポーター５２２０は、一体成型された一体式スプリングサポーターである。

上記のように、スプリングサポーター５２２０は、複数の略断面円錐形である形状を呈し、これによって、図１５に示すように、弾性モジュール５０００のエンドカバー５２２２は、他方の弾性モジュールのベース５２２１の開口５２２１１を介して前記他方の弾性モジュールの内部に進入して嵌入を形成することができる。

好ましくは、弾性モジュール５０００のモジュール取付部は、ベース５２２１の底部に設置されるお互いに平行する一対又は複数対のスライド軌道５２２１３であり、図１４Ａ乃至図１４Ｅに示す実施形態において、一対のスライド軌道５２２１３の開口方向がお互いに逆であり、代替的な実施形態として、各対のスライド軌道５２２１３の開口方向が、お互いに対向してもよい。ベース５２２１は、前記スライド軌道５２２１３によって、弾性クッションの取付枠に摺動可能に取付られることができる。図１４Ｃに示すように、各スライド軌道５２２１３は、中間で切れた分割式のスライド軌道であり、スライド軌道５２２１３の延在方向における錐形状スプリング１１０及び開口５２２１１の数に対応し、本実施形態において、各スライド軌道５２２１３は、四つの区画５２２１３Ａ、５２２１３Ｂ、５２２１３Ｃ、５２２１３Ｄを備える。区画を分けることの目的とは、スライド軌道５２２１３が開口５２２１１と干渉しないとともに、ベース５２２１の寸法を小さくできることである。前記スライド軌道５２２１３は、鈎状部であり、前記取付枠のスライドレールに掛けることによって、弾性モジュール５０００が取付枠から離れることを回避することができる。

図１６には、複数の錐形状スプリング１１０を備える弾性モジュール５０００が弾性クッションの取付枠に取付られる時の様子が例示的に示されている。

図１７Ａ乃至図１７Ｅには、本発明の六つ目の好適な実施形態による弾性モジュール６０００が例示的に示されている。図面に示すように、弾性モジュール６０００は、スプリングサポーター６２２０と、スプリングサポーター６２２０内に設置された行列となる四つの錐形状スプリング１１０とを含む。スプリングサポーター６２２０は、前記弾性モジュール６０００を弾性クッションの取付枠に取外可能に取り付けるためのものである。スプリングサポーター６２２０は、一つの共通のベース６２２１と、複数のエンドカバー６２２２と、複数本のフレキシブルバンド６２２３とを含み、前記複数本のフレキシブルバンド６２２３における各本のフレキシブルバンドの両端は、それぞれ、ベース６２２１及び対応するエンドカバー６２２２に固着的に接続されている。一つの好適な実施形態において、各エンドカバー６２２２には、４本のフレキシブルバンド６２２３が接続されており、前記４本のフレキシブルバンドが対応する錐形状スプリング１１０の外側を囲んで均一に分布されている。前記ベース５２２１は、四つのスプリング取付座を備え、各スプリング取付座は、錐形状スプリング１１０を固着するためのスプリング固着部６２２１２を備える。前記ベース６２２１は、弾性モジュールを取外可能な形態で取付枠に取り付けるためのモジュール取付部６２２１３をさらに備える。各エンドカバー６２２２とそれに接続された複数本のフレキシブルバンド６２２３とは、全体として円錐台形を呈し、その内部形状が錐形状スプリング１１０の形状に合う。各エンドカバー６２２２は、円錐台形の小径端部を形成し、前記ベース６２２１の対応するスプリング取付座は、複数の円錐台形の大径端部を形成する。前記ベース６２２１は各大径端部の中央位置に、それぞれ、一つの開口６２２１１を備え、これによって、他方の弾性モジュール６０００における複数のエンドカバー６２２２及び大部又は全部のフレキシブルバンド６２２３が、対応する開口６２２１１を介して前記弾性モジュール６０００の内部に進入して嵌入を形成することができる。錐形状スプリング１１０の大径端部が、スプリング固着部６２２１２に固着され、錐形状スプリング１１０の小径端部がエンドカバー６２２２に当接する。本好適な実施形態において、スプリング固着部６２２１２は、開口６２２１１の内周を囲んで均一に分布される複数の鈎状部材６２２１２である。フレキシブルバンド６２２３は、錐形状スプリング１１０の外側に位置し、各本のフレキシブルバンド６２２３の両端は、それぞれ、ベース６２２１及び対応するエンドカバー６２２２に固着的に接続されている。スプリング１１０は、スプリングサポーター６２２０に装着された後、弾性モジュールが理想的な剛度を具備するように、予め決めた初期圧を備えてもよい。スプリングサポーター６２２０のエンドカバー６２２２の中心には、円形開口６２２４を備えてもよく、すなわち、エンドカバー６２２２が環形エンドカバーであってもよい。

好ましくは、スプリングサポーター６２２０は、一体成型された一体式スプリングサポーターである。

上記のように、スプリングサポーター６２２０は、略円錐台形状を呈し、これによって、図１８に示すように、弾性モジュール６０００のエンドカバー６２２２は、他方の弾性モジュールのベース６２２１の開口６２２１１を介して前記他方の弾性モジュールの内部に進入し嵌入を形成することができる。

好ましくは、弾性モジュール６０００のモジュール取付部は、ベース６２２１の底部に設置されるお互いに平行する一対又は複数対のスライド軌道６２２１３であり、図１７Ａ乃至図１７Ｅに示す実施形態において、二対のスライド軌道６２２１３の開口方向がお互いに逆であり、代替的な実施形態として、各対のスライド軌道６２２１３の開口方向が、お互いに対向してもよい。ベース６２２１が前記スライド軌道６２２１３によって、弾性クッションの取付枠に摺動可能に取り付けられることができる。本実施形態において、図１７Ｃに示すように、各スライド軌道６２２１３は、中間で切れた分割式のスライド軌道であり、スライド軌道６２２１３の延在方向における錐形状スプリング１１０及び開口６２２１１の数に対応し、本実施形態において、各スライド軌道６２２１３は、三つの区画６２２１３Ａ、６２２１３Ｂ、６２２１３Ｃを備え、区画を分けることの目的とは、スライド軌道６２２１３が開口６２２１１と干渉しないとともに、ベース６２２１の寸法を小さくできることである。前記スライド軌道６２２１３は、鈎状部であり、前記取付枠のスライドレールに掛けることによって、弾性モジュール６０００が取付枠から離れることを回避することができる。

図１９には、複数の錐形状スプリング１１０を備える弾性モジュール６０００が弾性クッションの取付枠に取り付けられる時の様子が例示的に示されている。

以上に例示された実施形態から分かるように、本発明による弾性モジュールは、任意の数である複数の錐形状スプリングを備えてもよく、当該複数の錐形状スプリングが、任意のパターンで弾性モジュールにおいて分布されてもよい。

本発明の一つの好適な実施形態によれば、弾性クッションにおける弾性モジュールが適切な位置にうまく保持されるために、弾性クッション１０００は、一体式固着網を含んでもよい。図２１Ａと図２１Ｂには、本発明の一つ目の好適な実施形態による一体式固着網１３００が示され、前記一体式固着網１３００が、複数の円環部１３１０を備え、各円環部１３１０が、その中から弾性クッションにおける対応する弾性モジュールの一部が通過可能であるように構成される。好ましくは、一体式固着網１３００が弾性モジュールに設置されたとき、円環部１３１０の弾性モジュールのエンドカバーからの垂直距離が前記弾性モジュールの全体高さの約１／３である。

図２２Ａ乃至２２Ｄには、本発明の二つ目の好適な実施形態による一体式固着網１４００が示されている。図面に示すように、前記一体式固着網１４００がフレキシブルであるとともに、そのエッジに複数の鈎状部１４２０が設置され、一体式固着網１４００が弾性モジュールに設置されたとき、鈎状部１４２０が前記取付枠４００に掛けられる。

さらに好ましくは、前記スポンジカバー１１００の頂部には複数の鳥巣状構造１１１０が備えられ、図２３Ａと図２３Ｂに示すように、当該複数の鳥巣状構造１１１０の位置が、弾性クッションの折畳可能な取付枠における各弾性モジュールのエンドカバーの位置に対応し、これによって、各弾性モジュールの頂部が、対応する鳥巣状構造内に収納され、これで、弾性モジュールの横方向における動きを制限し、弾性モジュールが脱離すること又は隣接するスプリングに巻き付くことを回避する。

図２４Ａ乃至図２４Ｂに示すように、本発明による弾性クッション１０００は、複数の充填スポンジ条状体９００をさらに含んでもよく、前記充填スポンジ条状体９００が、一体式固着網２３００上に置かれ、その寸法が、弾性クッションにおける弾性モジュールの間及び各弾性モジュールの円錐台形の間の隙間に充填できるように設計され、これによって、弾性モジュールの揺れと脱離を回避するとともに、弾性クッションの利用心地を向上する。図２４Ｃに示すように、一体式固着網１３００、１４００と類似するように、一体式固着網２３００が、複数の円環部２３１０を備え、各円環部２３１０が、その中から弾性クッションにおける対応する弾性モジュールの一部が通過可能であるように構成される。好ましくは、一体式固着網２３００が弾性モジュールに設置されたとき、円環部２３１０の弾性モジュールのエンドカバーからの垂直距離が前記弾性モジュールの全体高さの約１／３である。

図２５Ｃと図２５Ｄに示すように、本発明の弾性クッション１０００は、一体式固着網３３００を含んでもよく、該一体式固着網３３００は、弾性モジュールを制限するための円環部３３１０に加えて、複数の小円環部３３２０をさらに備え、前記複数の小円環部３３２０が、それぞれ、前記円環部３３１０の間に位置し、前記複数の円環部３３１０と前記複数の小円環部３３２０は、一体式固着網３３００が弾性モジュールに設置されたとき、複数の小円環部３３２０が、ちょうど、弾性モジュールの間及び各弾性モジュールの円錐台形の間の隙間の上方に位置するように、アレイのような形態でお互いに間隔を開けて配置されている。

類似的に、固着網３３００が弾性モジュールに設置されたとき、前記円環部３３１０の弾性モジュールのエンドカバーからの垂直距離が前記弾性モジュールの全体高さの約１／３である。

図２５Ａと図２５Ｂに示すように、本発明の弾性クッション１０００は、複数の隙間充填弾性モジュール８００をさらに含んでもよく、前記隙間充填弾性モジュール８００が略円錐台形を呈し、細端下向きのように弾性モジュールの間及び各弾性モジュールの円錐台形の間の隙間に充填でき、これによって、弾性モジュールの揺れと脱離を回避するとともに、弾性クッションの利用心地を向上する。前記隙間充填弾性モジュール８００の小径端部が、前記隙間を充填するように小円環部３３２０に固着できる。

図２５Ｅには、本発明の一つの好適な実施形態による隙間を充填するための隙間充填弾性モジュール８００が例示的に示されている。図面に示すように、前記隙間充填弾性モジュール８００は、スプリングサポーター８２０と、スプリングサポーター８２０内に設置される小錐形状スプリング８１０とを含む。スプリングサポーター８２０は、前記隙間充填弾性モジュール８００を、一体式固着網３３００に取外可能に組み立てるためである。スプリングサポーター８２０は、ベース８２１と、エンドカバー８２２と、複数本のフレキシブルバンド８２３とを含み、一つの好適な実施形態において、フレキシブルバンド８２３は、数が４本であるとともに、スプリングサポーター８２０の外周を囲んで均一に分布されている。ベース８２１の中心には円形開口を備え、小錐形状スプリング８１０の大径端部がベース８２１のスプリング固着部に固着され、前記スプリング固着部は、ベース８２１の円形開口の内周を囲んで形成される環形凹溝であってもよい。小錐形状スプリング８１０の小径端部がエンドカバー８２２に当接する。フレキシブルバンド８２３は、小錐形状スプリング８１０の外側に位置し、各本のフレキシブルバンド８２３の両端は、それぞれ、ベース８２１とエンドカバー８２２に固着的に接続されている。スプリング８１０は、スプリングサポーター８２０に装着された後、弾性モジュール８００が理想的な剛度を具備するように、予め決めた初期圧を備えてもよい。スプリングの支持によって、隙間充填弾性モジュール８００は全体として円錐台形である。

好ましくは、スプリングサポーター８２０は、一体成型された一体式スプリングサポーターであり、もちろん、複数の部材が組み立てられたアセンブリであってもよい。

上記のように、スプリングサポーター８２０は、略円錐台形であり、これによって、隙間充填弾性モジュール８００のエンドカバー８２２は、他方の隙間充填弾性モジュールのベース８２１の円形開口を介して前記他方の隙間充填弾性モジュールの内部に進入して嵌入を形成することができる。

さらに、隙間充填弾性モジュール８００のエンドカバー８２２がより安定的に一体式固着網３３００の小円環部３３２０に固着できるために、エンドカバー８２２の外周部に、小錐形状スプリング８１０の小径端部に向けて延びる複数の掛止部８２２１が形成されてもよく、隙間充填弾性モジュール８００の小径端部が、隙間を充填するように掛止部８２２１によって小円環部３３２０に固着できる。好ましくは、前記複数の掛止部８２２１と前記複数本のフレキシブルバンド８２３は、隙間充填弾性モジュール８００の外周に沿って間隔を開けて並べる。代替的に、前記掛止部８２２１は、エンドカバー８２２の外周部全体に沿って３６０度で延びる円環状掛止部であってもよい。

本発明は、弾性クッションをさらに提供し、図２０Ａ乃至図２０Ｃに示すように、本発明の一つの好適な実施形態による弾性クッション１０００は、以上の実施形態に記載されたような取付枠４００、５００、６００及び取付枠に取り付けられる複数の弾性モジュール１００、２００、３００、７００、５０００、６０００などを含んでもよい。弾性クッション１０００は、前記取付枠に取り付けられた複数の前記弾性モジュールに覆われるスポンジカバー１１００と、前記スポンジカバーに覆われる布カバー１２００とを、さらに含んでもよい。

本発明の各実施形態による各種類の弾性モジュールは、他の機能部材／アセンブリを備えてもよく、これから詳細に説明する。

図２６Ａと図２６Ｂには、本発明の一つの好適な実施形態による制限孔を備える弾性モジュールが示されており、そのうち、前記エンドカバーは、略平面である本体部分を備え、前記本体部分において、前記エンドカバーの中心を囲んで均一に分布される四つの制限孔２２４ａが設置されてもよく、前記制限孔は、制限具（図２７Ａ）を受けることによって、隣接して配置される四つの弾性モジュールの間の相対的な位置を制限できるように構成される。図２７Ａ乃至図２７Ｃには、弾性モジュールを制限するための制限具１０が例示的に示されており、当該制限具１０は、四角形の本体フレームと、当該四角形の本体フレームの四つの隅に位置する四つの筒状部１１とを含み、図面に示すように、前記四角形の本体フレームは、その対角線に沿って延びる補強棒１２を備える。各筒状部１１は、それぞれ、四角形の本体フレームから四角形の本体フレームに垂直する方向に沿って同一側へ向けて延出し、前記本体フレームと前記筒状部の寸法は、各筒状部１１が隣接して配置される四つの弾性モジュールの前記エンドカバーにおける対応する制限孔２２４ａに插入できるように設計される。そして、各筒状部１１は、いずれも、筒状部１１が制限孔２２４ａ内に插入することをガイドするための先細の末端を備える。図２７Ｃに示すように、筒状部１１の外面には、係合部１３が設置され、前記係合部１３が、前記制限孔２２４ａに係合できるように構成される。図２７Ｂに示すように、筒状部１１が中心孔１４を備え、中心孔１４において係合部１３を受けるための凹溝１５が形成され、如図２７Ｄに示すように、複数の制限具１０がお互いに嵌め入れられるために、中心孔１４の寸法は、他方の制限具１０の筒状部１１の先細の末端を受けられるように設計される。

図２７Ｅには、複数の図２６Ａに示す弾性モジュールが図２７Ａに示す制限具１０によって固着された時の様子が例示的に示されている。

図２８Ａ乃至図２８Ｃには、本発明の一つの好適な実施形態による旋回固着装置を備える弾性モジュールが示され、前記旋回固着装置は、弾性モジュールのエンドカバーに設置される一対の凸起部２１と一対の弧形開口２２とを含み、当該一対の凸起部２１と一対の弧形開口２２は、中心対称の形態で周方向に沿ってエンドカバーに設置されるとともに、前記凸起部２１と前記弧形開口２２は、前記エンドカバーの周方向に沿ってお互いに交互に配置される。各凸起部２１は、細い基部２１１ａと太い末端２１２ａとを含み、前記基部２１１ａは、基本的に円柱形であり、前記末端２１２ａは、基本的に円錐台形である。各弧形開口２２は、狭い弧形延在部分２２１ａと弧形開口２２の一端に位置する広い端部開口部分２２２ａとを含み、すなわち、前記端部開口部分２２２ａの径方向寸法は、前記弧形延在部分２２１ａの径方向寸法よりも大きい。端部開口部分２２２ａの径方向（幅）寸法は、凸起部２１の太い末端２１２ａの通過を許可するように設計される一方、弧形延在部分２２１ａの径方向（幅）寸法は、前記太い末端２１２ａの通過を許可しないように設計され、これによって、二つの弾性モジュールのエンドカバーがお互いに対向しているとき、そのうち一方のエンドカバーの一対の凸起部２１が、他方のエンドカバーの一対の端部開口部分２２２ａを通すことができるとともに、他方のエンドカバーの一対の凸起部２１が前記一方のエンドカバーの一対の端部開口部分２２２ａを通すことができる。図２８Ｄと図２８Ｅに示すように、前記二つの弾性モジュールがロック方向に螺合されることによって、各凸起部２１の基部２１１ａが、対応する弧形開口２２に沿ってその弧形延在部分２２１ａまで動き、各凸起部の太い末端２１２ａが狭い弧形延在部分２２１ａに係合することによって、前記二つの弾性モジュールは、エンドカバー同士が対向する形態で固着される。

図２８Ｆは、図２８Ｅの一部拡大図であって、エンドカバーに設置されるオプションとしてのインターロック装置が示されており、前記インターロック装置は、中心対称の形態でエンドカバーの周方向に沿って前記エンドカバーに設置される一対の弧形壁２３と一対の立柱２４とを含み、弧形壁２３と立柱２４は、エンドカバーの周方向に沿ってお互いに交互に配置される。当該インターロック装置に対応するように、弾性モジュールの高さ方向に沿う前記旋回固着装置の凸起部２１の基部２１１ａの寸法は、二つの弾性モジュールが、エンドカバー同士が対向する形態で固着されたとき、相手に対して弾性モジュールの高さ方向に沿って所定距離で動けることを許可するように設置され、当該距離は、弾性モジュールの高さ方向に沿う前記立柱２４の寸法よりも大きいと設計され、これによって、二つの弾性モジュールが前記ロック方向に螺合されるとき、そのうち一方の弾性モジュールの弧形壁２３が他方の弾性モジュールの立柱２４から乗り越えることを許可する。図２８Ｆに示すように、二つの弾性モジュールが、エンドカバー同士が対向する形態でロックされたとき、そのうち一方の弾性モジュールの立柱２４が他方の弾性モジュールの弧形壁２３の一端に接合されて、前記二つの弾性モジュール同士が相手に対して前記ロック方向と反対であるアンロック方向に旋回することを阻止する。取り外しが必要である場合、弧形壁２３と立柱２４との接合が解除されるように、手で当該二つの弾性モジュールをお互いに離れて動させた後、当該二つの弾性モジュールをアンロック方向へ旋回すればよい。好ましくは、インターロック装置２３、２４が旋回固着装置２１、２２の径方向外側に位置する。

図２９Ａと図２９Ｂには、本発明の一つの好適な実施形態による形状が合うロック構造３１、３２を備える弾性モジュールが示されており、前記ロック構造３１、３２は、弾性モジュールのベースの四つの側辺に設置されるとともに、ベースの水平方向に沿って対応する側辺に垂直して外側へ延びる凸起部３１と、ベースの水平方向に沿って対応する側辺に垂直して内側へ延びる凹み部３２とを含む。前記凸起部３１と凹み部３２は、ベースの側辺においてお互いに交互に配置されるとともに、前記凸起部３１の形状が前記凹み部３２の形状とお互いに合い、これによって、一つの弾性モジュールの凸起部３１と凹み部３２が、それぞれ、隣接して配置される他方の弾性モジュールの対応する凹み部３２と対応する凸起部３１に対して、前記ベースがある平面に垂直する方向に沿って挿入と受入を行うことができ、これによって、隣接して配置される弾性モジュールの間の水平方向に沿う相対的な運動を制限する。前記凸起部３１は、首部と、首部の末端に位置し且つ前記首部よりも広い頭部とを備える。前記凹み部３２は、開口部と、前記開口部の内側に位置し且つ前記開口部よりも広く拡大された凹み部とを備え、前記開口部と前記拡大された凹み部の形状は、それぞれ、前記凸起部の前記首部と前記頭部に適応し、これによって、一つの弾性モジュールの前記凸起部３１と前記凹み部３２が、それぞれ、隣接して配置される他方の弾性モジュールの対応する凹み部と凸起部に対して、前記ベースがある表面に垂直する方向に沿って挿入と受入を行うことができる。

好ましくは、各凸起部３１は、スライダー３１１ａと弾性メンバー３１２ａとをさらに含む。スライダー３１１ａは、凸起部３１においてベースの水平方向に沿って対応する側辺に垂直して外方と内方へ摺動できるように構成され、スライダー３１１ａの外側に、外方へ凸起する舌状部３１１１ａが設置される。弾性メンバー３１２ａの一端がベースに固着されるとともに、弾性メンバー３１２ａの他端が自由端であり、弾性メンバー３１２ａは、前記スライダー３１１ａを通し、且つ前記スライダー３１１ａが前記弾性メンバー３１２ａの固着端と自由端との間の位置に固着され、前記弾性メンバー３１２ａが、スライダーに対して外方へ摺動するような弾力を付勢するためである。前記ベースには、前記弾性メンバー３１２ａの自由端の運動範囲を制限するための二つの位置制限メンバー３１３ａ、３１４ａが設置され、そのうち、第一位置制限メンバー３１３ａは、前記スライダーが縮回位置であるように弾性メンバー３１２ａの自由端を第一位置に制限するためであり、第二位置制限メンバー３１４ａは、前記スライダーが伸出位置であるように弾性メンバー３１２ａの自由端を第二位置に制限するためである。各凹み部３２において、伸出位置であるスライダーの舌状部３１１１ａを収容するための溝３２２ａが設置され、隣接して配置される弾性モジュールの間の高さ（垂直）方向に沿う相対的な運動を制限する。好ましくは、各凹み部３２における前記ベースの上面と下面に位置するエッジには、舌状部３１１１ａが前記凹み部３２に進入することをガイドする案内斜面３２１ａが設置される。図２９Ｃには、複数の弾性モジュールが図２９Ａと図２９Ｂに示すインターロック装置によってお互いにロックされた時の様子が例示的に示されており、図面より、各弾性モジュールの凸起部３１が隣りの弾性モジュールの凹み部３２にマッチングして配置されるとともに、スライダー３１１ａが伸出位置であり、これによって、舌状部３１１１ａが溝３２２ａに插入される。

図３０Ａと図３０Ｂには、本発明の別の好適な実施形態による形状が合うロック構造４１、４２を備える弾性モジュールが示され、そのうち、前記凸起部４１と前記凹み部４２は、前記ベースの四つの側辺においてお互いに交互に配置される。図面に示すように、弾性モジュールは、ベースの四つの側辺に設置されるロック構造を含み、前記ロック構造は、ベースの水平方向に沿って対応する側辺に垂直して外側へ延びる凸起部４１と、ベースの水平方向に沿って対応する側辺に垂直して内側へ延びる凹み部４２とを含む。前記凸起部４１の形状は、前記凹み部４２の形状とお互いにマッチング又は補完し、これによって、一方の弾性モジュールの凸起部４１が水平方向に沿って他方の弾性モジュールの凹み部４２に插入できる。好ましくは、凸起部４１と凹み部４２が略三角形である。さらに好ましくは、凸起部４１の上面及び／又は下面に凸台４１１ａが設置され、凹み部４２の上壁及び／又は下壁に通孔４２１ａが設置され、前記凸台４１１ａが、他方の弾性モジュールの凹み部の前記通孔４２１ａに対して進入と脱離を行うことができる。図３０Ｃには、複数の弾性モジュールが図３０Ａと図３０Ｂに示すロック構造によって組み合わせた時の様子が例示的に示されており、当該弾性モジュールのベースにおいて、各側辺のロック構造が同一であるため、任意に接合することができる。

図３０Ｄは、本発明のさらに別の好適な実施形態による形状が合うロック構造を備える弾性モジュールが示される。図面に示すように、弾性モジュールは、ベースの四つの側辺に設置されるロック構造を含み、前記ロック構造は、ベースの水平方向に沿って対応する側辺に垂直して外側へ延びる凸起部４３と、ベースの水平方向に沿って対応する側辺に垂直して内側へ延びる凹み部４４とを含み、図面に示すように、前記凸起部４３と前記凹み部４４が、前記ベースの四つの側辺においてお互いに対向するように配置され、例えば、前記ベースの一つの側辺に一対の凸起部４３が設置され、前記ベースの当該側辺に対向する他方の側辺に一対の凹み部４４が設置される。前記凸起部４３の形状は、前記凹み部４４の形状とお互いにマッチング又は補完し、これによって、一方の弾性モジュールの凸起部４３が水平方向に沿って他方の弾性モジュールの凹み部４４に插入できる。好ましくは、凸起部４３と凹み部４４が略三角形である。さらに好ましくは、凸起部４３の上面及び／又は下面に凸台４３１ａが設置され、凹み部４４の上壁及び／又は下壁に通孔４４１ａが設置され、前記凸台４３１ａが、他方の弾性モジュールの凹み部の前記通孔４４１ａに対して進入と脱離を行うことができる。図３０Ｅ和３０Ｆには、複数の弾性モジュールが図３０Ｃと図３０Ｄに示すロック構造によって組み合わせた時の２種類の様子が例示的に示されている。

図３１Ａと図３１Ｂには、本発明の一つの好適な実施形態によるＴ形（又は楔形）接続部を備える弾性モジュールが示される。図面に示すように、弾性モジュールのベースの一つ又は複数の側辺には、対応する側辺に沿って延びるＴ形（又は楔形）接続部５１が設置され、前記Ｔ形接続部５１は、弾性モジュールの高さ方向に沿って上方へ延びる第一フランジ５１１ａと、弾性モジュールの高さ方向に沿って下方へ延びる第二フランジ５１１ｂとを含み、二つの弾性モジュールの二つの前記Ｔ形接続部５１が隣接して配置されたとき、二つの前記Ｔ形接続部５１は、下方へ延びる一対の上部フランジ５２１ａと上方へ延びる一対の下部フランジ５２１ｂとを備える接続具５２（図３１Ｃと図３１Ｆを参照）によって接続されることができ、接続具５２が第一フランジ５１１ａと第二フランジ５１１ｂに沿って摺動し、平行的に配置される二つの弾性モジュールの間を通して両者を接続することができる。図３１Ｃに示すように、接続具５２は、中間壁と、それぞれ中間壁の両側に位置する、下方へ延びる一対の上部フランジ５２１ａ及び上方へ延びる一対の下部フランジ５２１ｂとを含み、前記中間壁は、隣接して配置される二つの弾性モジュールに隣接して配置される二つの接続部５１の間から通すことによって、上部フランジ５２１ａと前記下部フランジ５２１ｂによって隣接して配置される二つの弾性モジュールを接続することができる。前記接続具５２における分割壁の同一側に位置する上部フランジ５２１ａと下部フランジ５２１ｂは、スライド軌道を形成し、弾性モジュールの第一フランジ５１１ａと第二フランジ５１１ｂが前記スライド軌道を摺動できる。好ましくは、前記スライド軌道が楔形であってもよく、前記第一フランジ５１１ａと第二フランジ５１１ｂは、前記スライド軌道の楔形形状にマッチングする楔形形状に形成されてもよく。図３１Ｄには、図３１Ａと図３１Ｂに示すＴ形接続部５１を備える弾性モジュールが図３１Ｃに示す工字形接続具によって接続されて行となった時の様子が例示的に示されている。

図３１Ｅは、本発明の別の好適な実施形態によるＴ形（又は楔形）接続部５１を備える弾性モジュールが示される。図面に示すように、複数のスプリング（図面に示す弾性モジュールは四つのスプリングを含むが、他の任意の数、例えば、三つ、五つなどのスプリングを含んでもよく）を備える弾性モジュールのベースの四つの側辺には、いずれも、Ｔ形接続部５１を備えるとともに、第二フランジ５１１ｂの中間位置に、工字形接続具５２の位置を制限するための止動部５１１ｃが設置され、工字形接続具５２がさらに内方へ摺動することを防止する。

図３１Ｇと図３１Ｈには、複数の図３１Ｅに示す弾性モジュール（スプリングが省略された）が図３１Ｆに示す工字形接続具によって接続された時の様子が例示的に示されており、そのうち、三合一型（三つのスプリングが一つの一体式スプリングサポーターに取り付けられること）の弾性モジュールと四合一型（四つのスプリングが一つの一体式スプリングサポーターに取り付けられること）の弾性モジュールが示されているが、当業者は、当該弾性モジュールが別な数のスプリングを含む弾性モジュールであってもよいと認識している。実際な需要（例えば、弾性クッションの寸法）に応じて任意の形態で任意の数の弾性モジュールを接合してもよい。

図３１Ｌと図３１Ｍには、図３１Ｅ乃至図３１Ｈに示す弾性モジュールと工字形接続具を利用して接合されてなる、寸法の異なるの弾性クッションが例示的に示されており、当該実施形態の弾性モジュールのベースの四つの側辺には、いずれも、Ｔ形（又は楔形）接続部５１を備えるため、横方向に隣接する弾性モジュール及び縦方向に隣接する弾性モジュールの間は、いずれも、工字形接続具５２によって接続されている。

図３１Ｉと図３１Ｊには、本発明の一つの好適な実施形態による楔形（又はＴ形）接合部５３、５４を備える弾性モジュールが示される。図面に示すように、ベースの一つの側辺には、楔形（又はＴ形）凹溝５４が設置され、当該側辺に対向する側辺には、楔形（又はＴ形）凹溝５４の形状に連携できる楔形（又はＴ形）凸起５５が設置され、残りの対向する二つの側辺には、いずれも、楔形（又はＴ形）接続部53が設置され、楔形凸起５５は、二つの弾性モジュールを接続するように、他方の弾性モジュールのベースの楔形凹溝５４を摺動できるとともに、一方の弾性モジュールの楔形凸起５３と他方の弾性モジュールの楔形凸起５３は、図３１Ｆに示す工字形接続具５２によって接続されることができる。好ましくは、楔形凹溝５４を形成する二つの側壁５４１ａ、５４１ｂは、途中が切れており、且つ側壁５４１ａ、５４１ｂがずれて配布されている。図３１Ｋには、二つの図３１Ｉと図３１Ｊに示す弾性モジュールが楔形凸起５５と楔形凹溝５４によって接合されたときの拡大断面図が例示的に示されている。

図３１Ｎと図３１Ｐには、図３１Ｉ乃至図３１Ｋに示す弾性モジュールと図３１Ｆに示す工字形接続具を利用して接合されてなる、寸法の異なる弾性クッションが例示的に示されており、図面に示すように、当該実施形態の弾性モジュールのベースの対向する一対の側辺には、それぞれ、お互いに連携できる楔形凹溝５４と楔形凸起５５が設置され、対向する他方の一対の側辺には、それぞれ、Ｔ形（又は楔形）接続部５３が設置されるので、横方向（図では、水平方向）に隣接する弾性モジュールの間は、工字形接続具５２によって接続され、縦方向（図では、垂直方向）に隣接する弾性モジュールの間は、その自身の楔形凹溝５４と楔形凸起５５によって接続されている。

図３２Ａには、本発明の一つの好適な実施形態によるベースとエンドカバーが係合されて、スプリングを両者の間に圧縮することができる弾性モジュールが示され、ベースとエンドカバーが係合された時、弾性モジュールの体積が大幅に減少され、格納と運送に便利である。図３２Ｂ乃至図３２Ｄには、それぞれ、図３２Ａに示す弾性モジュールのベースの斜視図と平面図と側面図が例示的に示されており、図３２Ｅと図３２Ｆには、それぞれ、図３２Ａに示す弾性モジュールのエンドカバーの斜視図と平面図が例示的に示されている。図面に示すように、前記弾性モジュールは、スプリング１１０ｅと、前記スプリングを保持し固着できるスプリングサポーター１２０ａとを含み、前記スプリングサポーター１２０ａは、ベース１２１ａと、エンドカバー１２２ａと、フレキシブルコネクトバンド１２３ａとを含む。前記ベース１２１ａはスプリング取付座を含み、前記スプリング取付座は第一スプリング固着部１２１２ａを備え、各第一スプリング固着部１２１２ａがスプリング１１０ｅの第一端を固着できる。エンドカバー１２２ａはスプリング取付座を含み、前記スプリング取付座は第二スプリング固着部１２２２ａを備え、前記第二スプリング固着部１２２２ａがスプリングの第二端を固着できる。フレキシブルコネクトバンド１２３ａの両端が、それぞれ、ベース１２１ａとエンドカバー１２２ａに固着的に接続されるとともに、各スプリング１１０ｅの外側に位置する。ベース１２１ａとエンドカバー１２２ａに螺合ロックアセンブリが設置されるとともに、前記ベースと前記エンドカバーは、前記螺合ロックアセンブリによって解除可能にロックされて、前記スプリングを両者の間に圧縮することができるように構成される。図３２Ｂ乃至図３２Ｆに示すように、前記螺合ロックアセンブリは、ベース１２１ａの外方領域に設置される一つ又は複数のロック柱１２７ａと、エンドカバー１２２ａの対応する外方領域に設置される一つ又は複数の弧形開口１２８ａとを含む。各ロック柱１２７ａは、基部１２７１ａと、断面寸法が前記基部よりも大きい末端１２７２ａとを含む。各弧形開口１２８ａは、弧形延在部分１２８１ａと、前記弧形開口の一端に位置し且つ寸法が前記弧形延在部分よりも大きい端部開口部分１２８２ａとを含む。各弧形開口１２８ａの端部開口部分１２８２ａの寸法は、対応するロック柱１２７ａの太い末端１２７２ａの通過を許可するように設計され、各弧形開口１２８ａの細い弧形延在部分の寸法は、対応するロック柱１２７ａの太い末端１２７２ａの通過を許可しないように設計され、これによって、前記スプリングが圧縮されて各ロック柱１２７ａの太い末端が対応する端部開口部分１２８２ａを通すとき、ベース１２１ａとエンドカバー１２２ａをロック方向に螺合させることで、各ロック柱１２７ａの基部１２７１ａが対応する弧形開口１２８ａに沿ってその弧形延在部分１２８１ａまで動いて前記末端１２７２ａによって弧形延在部分１２８１ａに係合されることによって、ベースと前記エンドカバーを解除可能にロックする。図３２Ｇと図３２Ｈには、それぞれ、図３２Ａに示す弾性モジュールのベースとエンドカバーが係合された時の斜視図と平面図が例示的に示されている。図３２Ｉには、複数の図３２Ｇと図３２Ｈに示す圧縮構造である弾性モジュールが積み重ねた時の様子が例示的に示されている。このように圧縮されてロックされた弾性モジュールは、収納と運送の空間を大幅に節約できる。

図３２Ｊと図３２Ｋには、それぞれ、本発明の他の好適な実施形態によるベースとエンドカバーが係合可能な弾性モジュールが例示的に示されており、そのうち、図３２Ｊに示す弾性モジュールのフレキシブル接続部がフレキシブル紐１２３ｂであり、図３２Ｋに示す弾性モジュールのフレキシブル接続部が、３６０度でスプリングを囲む一体式フレキシブルカバー１２３ｃである。

図３２Ｌと図３２Ｍには、それぞれ、本発明の他の好適な実施形態によるベースとエンドカバーが係合可能な弾性モジュールが例示的に示されており、そのうち、図３２Ｌに示す弾性モジュールが三つのスプリングを収納できるスプリングサポーター１２０ｂを備え、スプリングサポーター１２０ｂは、三つのスプリングが取り付けられることができるベース１２１ｂとエンドカバー１２２ｂとを含み、図３２Ｍに示す弾性モジュールは、四つのスプリングを収納できるスプリングサポーター１２０ｃを備え、スプリングサポーター１２０ｃは、四つのスプリングが取り付けられることができるベース１２１ｃとエンドカバー１２２ｃとを含む。上述した弾性モジュールのベース１２１ａ、１２１ｂ、１２１ｃの底面には、弾性モジュールを弾性クッションに取外可能に取り付けるためのモジュール取付部１２１３ａが設置されてもよい。好ましくは、モジュール取付部１２１３ａがスライド軌道又はスライドレールであり、弾性モジュールのベースが弾性クッションにおける取付枠に摺動可能に組み立てられる。さらに好ましくは、上記スプリングサポーター１２０ａ、１２０ｂ、１２０ｃは、一体成型されるものであってもよい。より好ましくは、スプリングは、予め決めた初期圧縮力で上記スプリングサポーター内に取り付けられる。選択的に、上記ベースの中央に開口１２１１ａが備えられてもよく、エンドカバーの中央に開口１２２１ａが備えられてもよい。

図３３Ａ乃至図３３Ｆには、本発明の別の好適な実施形態によるベースとエンドカバーが係合可能な弾性モジュール及びそのメンバーが例示的に示されている。図面に示すように、弾性モジュールは、ベース１２１ｄとエンドカバー１２２ｄ及びスプリングパッケージとを含む。ベース１２１ｄは、その周辺に設置される一対の第一係合機構１２１１ｄを含み、エンドカバー１２２ｄは、その周辺に設置される一対の第二係合機構１２２１ｄを含む。スプリングパッケージは、ベース１２１ｄとエンドカバー１２２ｄとの間に取外可能に固着され、各スプリングパッケージは、スプリング１１０ｆと、前記スプリングを包むフレキシブルカバー１２３ｄとを含む。前記ベース１２１ｄとエンドカバー１２２ｄは、前記第一係合機構１２１１ｄと前記第二係合機構１２２１ｄによって解放可能に係合でき、これによって、スプリングパッケージを前記ベースと前記エンドカバーとの間に圧縮する。好ましくは、前記スプリングは、予め決めた初期圧縮力で前記フレキシブルカバー１２３ｄ内にパッケージされる。図に示されたスプリングは、中間が凸起する凸形スプリングであるが、当業者は、円柱形のスプリング又は中間が凹む凹形スプリングであってもよいと認識している。これから、図３３Ｅ乃至図３３Ｇを参照して係合機構１２１１ｄ、１２２１ｄを具体的に説明する。図面に示すように、前記一対の第一係合機構１２１１ｄは、ベース１２１ｄから径方向に沿って外方へ延長し、各第一係合機構が第一凸起部１２１１２ｄを含み、前記第一凸起部が第一係合機構１２１１ｄとベース１２１ｄとの間に位置する。前記一対の第二係合機構１２２１ｄは、前記エンドカバー１２２ｄから径方向に沿って外方へ延び、各第二係合機構が、エンドカバー１２２ｄに対して近接し又は離れるように動ける弾性を有する舌状部１２２１１ｄと、前記舌状部の外側に位置する第二凸起部１２２１２ｄとを含む。前記第二凸起部１２２１２ｄは、前記ベースと前記エンドカバーを係合するように前記第一凸起部１２１１２ｄに接合できる。前記第二凸起部１２２１２ｄは、舌状部１２２１１ｄがエンドカバーに向けて動くにつれて、第一凸起部１２１１２ｄとの接合が外れ、これによって、エンドカバーをベースから解放する。好ましくは、各第一係合機構１２１１ｄは、第一係合機構の中間位置に位置する凹口１２１１１ｄをさらに含み、ユーザーは、前記凹口１２１１１ｄによって舌状部１２２１１ｄをエンドカバーに向けて押圧し、エンドカバーを解放することができる。

図３３Ｈには、本発明のさらに別の好適な実施形態によるベースとエンドカバーが係合可能な弾性モジュールが例示的に示されており、図３３Ｉには、当該弾性モジュールの圧縮構造が示され、図面に示すように、図３３Ａ乃至図３３Ｇに示す弾性モジュールと異なるのは、当該弾性モジュールが、四つのスプリングパッケージを収納できるベース１２１ｅとエンドカバー１２２ｅを含む。類似的に、ベース１２１ｅは、その周辺に設置される一対の第一係合機構１２１１ｅを含み、エンドカバー１２２ｅは、その周辺に設置される一対の第二係合機構１２２１ｅを含む。スプリングパッケージは、ベース１２１ｅとエンドカバー１２２ｅとの間に取外可能に固着され、前記ベース１２１ｅとエンドカバー１２２ｅは、前記第一係合機構１２１１ｅと第二係合機構１２２１ｅによって解放可能に係合され、これによって、スプリングパッケージを前記ベースと前記エンドカバーとの間に圧縮することができる。前記一対の第一係合機構１２１１ｅは、ベース１２１ｅから径方向に沿って外方へ延び、各第一係合機構が第一凸起部１２１１２ｅを含み、前記第一凸起部が第一係合機構１２１１ｅとベース１２１ｅとの間に位置する。前記一対の第二係合機構１２２１ｅは、前記エンドカバー１２２ｅから径方向に沿って外方へ延び、各第二係合機構がエンドカバー１２２ｅに対して近接し又は離れるように動ける弾性を有する舌状部１２２１１ｅと、前記舌状部の外側に位置する第二凸起部１２２１２ｅとを含む。前記第二凸起部１２２１２ｅは、前記ベースと前記エンドカバーを係合するように前記第一凸起部１２１１２ｅに接合できる。前記第二凸起部１２２１２ｅは、舌状部１２２１１ｅがエンドカバーに向けて動くにつれて、第一凸起部１２１１２ｅとの接合が外れ、これによって、エンドカバーをベースから解放する。

図３３Ｊ乃至図３３Ｌには、複数の図３３Ａ又は図３３Ｈに示す弾性モジュールがフレキシブルアンダーパッド６０ａ、６０ｂ、６０ｃによって接続され列となった時の様子が例示的に示されており、図面に示すように、前記弾性モジュールがフレキシブルアンダーパッドの第一面に固着され、図３３Ｍと図３３Ｎに示すように、フレキシブルアンダーパッドは、折り曲げられて、前記第一面に対向する第二面の第一部分に前記第二面の第二部分が接合されることができる。図３３Ｐには、図３３Ｌに示す弾性モジュールとフレキシブルアンダーパッド６０ｂ又は６０ｃを備える弾性クッションが例示的に示されている。

図３４Ａは、本発明のさらに別の好適な実施形態によるベースとエンドカバーが係合可能な弾性モジュールが例示的に示されている。図３４Ｂ乃至図３４Ｄには、それぞれ、図３４Ａに示す弾性モジュールのベースの斜視図と平面図と側面図が例示的に示されており、図３４Ｅと図３４Ｆには、それぞれ、図３４Ａに示す弾性モジュールのエンドカバーの斜視図と平面図が例示的に示されている。図面に示すように、前記弾性モジュールは、スプリング１１０ｅとベース１２１ｆとエンドカバー１２２ｆとを含む。前記ベース１２１ｆはスプリング取付座を備え、前記スプリング取付座は、スプリングの第一端を固着できる第一スプリング固着部１２１２ｆを備え、前記エンドカバー１２２ｆはスプリング取付座を備え、前記スプリング取付座は、スプリングの第二端を固着できる第二スプリング固着部１２２２ｆを備える。前記ベースと前記エンドカバーには、螺合ロックアセンブリが設置され、前記ベースとエンドカバーが前記螺合ロックアセンブリによって解除可能にロックされ、これによって、スプリングをベースとエンドカバーとの間に圧縮することができる。具体的に、前記螺合ロックアセンブリは、ベースの外方領域に設置される一つ又は複数のロック柱１２７ｆと、エンドカバーの対応する外方領域に設置される一つ又は複数の弧形開口１２８ｆとを含む。各ロック柱１２７ｆは、細い基部１２７１ｆと、太い末端１２７２ｆとを含む。各弧形開口１２８ｆは、細い弧形延在部分１２８１ｆと、太い端部開口部分１２８２ｆとを含み、端部開口部分１２８２ｆが弧形開口１２８ｆの一端に位置する。各弧形開口１２８ｆの端部開口部分１２８２ｆの寸法は、対応するロック柱１２７ｆの末端１２７２ｆの通過を許可するように設計され、各弧形開口１２８ｆの弧形延在部分１２８１ｆの寸法は、対応するロック柱の前記末端の通過を許可しないように設計され、これによって、スプリングが圧縮されて各前記ロック柱の末端１２７２ｆが対応する端部開口部分１２８２ｆを通すとき、前記ベースとエンドカバーをロック方向に螺合させることで、各ロック柱の基部１２７１ｆが対応する弧形開口１２８ｆに沿ってその弧形延在部分１２８１ｆまで動いて前記末端１２７２ｆによって前記弧形延在部分１２８１ｆにおいて係合されることによって、前記ベースとエンドカバーを解除可能にロックすることができる。図３４Ｇには、図３４Ａに示す弾性モジュールのベースとエンドカバーが係合された時の様子が例示的に示されている。好ましくは、前記ベース１２１ｆは、弾性モジュールを弾性クッションに取外可能に取り付けるためのモジュール取付部１２１３ｆをさらに備えてもよく、該モジュール取付部１２１３ｆが、ベースの底面に設置されるスライド軌道又はスライドレールであっててもよく、弾性モジュールのベースがモジュール取付部１２１３ｆによって弾性クッションにおける取付枠に摺動可能に組み立てられることができる。選択的に、上記ベースの中央に開口１２１１ｆが備えられてもよく、エンドカバーの中央に開口１２２１ｆが備えられてもよい。

図３５Ａと図３５Ｂには、それぞれ、本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールの斜視図と側面図が例示的に示されている。図面に示すように、前記弾性モジュールは、錐形状スプリング１１０と複数のフレキシブルバンド１２３ｅとを含み、各フレキシブルバンド１２３ｅは、それぞれ、本体部分１２３１ｅと、前記本体部分の一端に位置する第一フック１２３２ｅと、前記本体部分の他端に位置する第二フック１２３３ｅとを含み。前記第一フック１２３２ｅが錐形状スプリングの大径端に取外可能に掛け、前記第二フック１２３３ｅが錐形状スプリングの小径端に取外可能に掛けるとともに、前記複数のフレキシブルバンド１２３ｅが、いずれも、錐形状スプリングの外側に位置する。好ましくは、前記複数のフレキシブルバンド１２３ｅの長さは、錐形状スプリングが予め決めた初期圧縮力を具備するように設計されている。さらに好ましくは、前記フレキシブルバンド１２３ｅは、一体成型されるものであるとともに、プラスチックで制作される。選択的に、前記フレキシブルバンド１２３ｅの本体部分１２３１ｅの幅及び／又は厚度は、一端から他端へ漸減している。

図３５Ｃと図３５Ｄには、それぞれ、本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールの斜視図と側面図が例示的に示されている。図面に示すように、前記弾性モジュールは、錐形状スプリング１１０と複数のフレキシブルバンド１２３ｆとを含み、各フレキシブルバンド１２３ｆは、それぞれ、本体部分１２３１ｆと、前記本体部分の一端に位置する第一フック１２３２ｆと、前記本体部分の他端に位置する第二フック１２３３ｆとを含む。前記第一フック１２３２ｆが錐形状スプリングの大径端に取外可能に掛け、前記第二フック１２３３ｆが錐形状スプリングの小径端に取外可能に掛けるとともに、前記複数のフレキシブルバンド１２３ｆが、いずれも、錐形状スプリングの外側に位置する。好ましくは、前記複数のフレキシブルバンド１２３ｆの長さは、錐形状スプリングが予め決めた初期圧縮力を具備するように設計されている。さらに好ましくは、前記フレキシブルバンド１２３ｆは、本体部分１２３１ｆが織物で制作され、第一フック１２３２ｆと第二フック１２３３ｆが金属又はプラスチックで制作される。選択的に、前記フレキシブルバンド１２３ｆの本体部分１２３１ｆの幅及び／又は厚度は、一端から他端へ漸減している。

図３５Ｅには、複数の図３５Ａ乃至図３５Ｄに示す弾性モジュールが嵌め入れた時の様子が例示的に示されている。

図３５Ｆと図３５Ｇには、それぞれ、本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールの分解図と断面図が例示的に示されており、図３５Ｈは、図３５Ｇの一部拡大図である。図面に示すように、前記弾性モジュールは、錐形状スプリング１１０と、閉鎖端と開放端を備える一体式フレキシブルカバー１２３１ｇと、一つ又は複数の締付具１２９ｇとを含む。前記錐形状スプリング１１０は、前記一体式フレキシブルカバー１２３１ｇの開放端を通してその内部に進入し、これによって、錐形状スプリングの外側において前記一体式フレキシブルカバーが包み、そして、そのうち、前記一体式フレキシブルカバー１２３１ｇの開放端の末端は、錐形状スプリング１１０の大径端を囲んで錐形状スプリングの内部へ折り曲げられ、前記一つ又は複数の締付具１２９ｇによって前記一体式フレキシブルカバー１２３１ｇにおける前記錐形状スプリング１１０の外側に位置する隣接部分に固着される（図３５Ｈを参照）。好ましくは、前記一体式フレキシブルカバー１２３１ｇと前記一つ又は複数の締付具１２９ｇは、錐形状スプリングが予め決めた初期圧縮力を具備するようにお互いに連携される。一つの好適な実施形態において、前記一体式フレキシブルカバー１２３１ｇが一体式布カバーであり、前記締付具１２９ｇがリベッドである。図３５Ｉには、複数の図３５Ｆと図３５Ｇに示す弾性モジュールが嵌め入れた時の様子が例示的に示されている。

図３５Ｊには、本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールが例示的に示されており、図３５Ｋには、その錐形状スプリング１１０ｂが示されている。図３５Ｆ乃至図３５Ｈに示す弾性モジュールと異なるのは、その一体式フレキシブルカバー１２３１ｈと錐形状スプリング１１０ｂが角錐形である。

図３６Ａと図３６Ｂには、それぞれ、本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールの斜視図と透過図が例示的に示されており、前記弾性モジュールは、列となり連続である複数の柱形布カバー１２３１iと、その内で包まれた複数の柱形スプリングとを含む。図３６Ｃには、本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールの斜視図が例示的に示されており、図３６Ｄには、図３６Ｃに示す弾性モジュールが圧縮されて収納箱に格納された時の様子が例示的に示され、図３６Ｅには、複数の図３６Ｄに示す収納箱が積み重ねた時の様子が例示的に示されている。

図３７には、本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュールの斜視図が例示的に示されている。図面に示すように、前記弾性モジュールは、錐形状スプリング１１０と、ベース１２１ｊと、複数のフレキシブルバンド１２３ｊとを含む。前記ベースはスプリング取付座を備え、前記スプリング取付座は、錐形状スプリングの大径端部を固着するためのスプリング固着部１２１２ｊを備え、各フレキシブルバンド１２３ｊの一端が前記ベースに固着的に接続され、他端には、錐形状スプリングの小径端部に取外可能に掛ける掛止部１２３３ｊを備え、前記複数のフレキシブルバンド１２３ｊは、いずれも、錐形状スプリング１１０の外側に位置する。好ましくは、前記複数のフレキシブルバンド１２３ｊの長さは、錐形状スプリング１１０が予め決めた初期圧縮力を具備するように設計される。さらに好ましくは、前記フレキシブルバンド１２３ｊは、全体がプラスチックで制作される。選択的に、前記フレキシブルバンド１２３ｊの本体部分が織物で制作され、掛止部１２３３ｊが金属又はプラスチックで制作される。選択的に、前記フレキシブルバンド１２３ｊの本体部分の幅及び／又は厚度は、一端から他端へ漸減している。一つの好適な実施形態において、前記ベース１２１ｊの底面には、弾性モジュールを弾性クッションに取外可能に取り付けるためのモジュール取付部１２１３ｊがさらに設置されている。好ましくは、モジュール取付部１２１３ｊが、前記ベースの底面に設置されるスライド軌道又はスライドレールであり、前記ベースがモジュール取付部１２１３ｊによって弾性クッションにおける取付枠に摺動可能に組み立てられることができる。別の好適な実施形態において、前記ベース１２１ｊには、図２９Ａ乃至図２９Ｃに示すロック構造３１、３２、図３０Ａ乃至図３０Ｃに示すロック構造４１、４２、図３０Ｄ乃至図３０Ｆに示すロック構造４３、４４、又は図３１Ａ乃至図３１Ｄに示すＴ形（又は楔形）接続部５１、がさらに設置されてもよい。

図３８Ａと図３８Ｂには、それぞれ、本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性モジュール（スプリングパッケージ）の分解斜視図と断面斜視図が例示的に示されている。図面に示すように、前記弾性モジュール（スプリングパッケージ）は、錐形状スプリング１１０と双層式のフレキシブルカバーとを含み、前記双層式のフレキシブルカバーは円錐台形外層１２３ｍと前記円錐台形外層１２３ｍの内側に位置する円錐台形内層１２３ｎとを含み、前記円錐台形外層が閉鎖端と開放端を備え、前記円錐台形外層の前記開放端が外側へ延びる第一フランジ１２３１ｍを備え、前記円錐台形内層１２３ｎが閉鎖端と開放端を備え、前記円錐台形内層１２３ｎの開放端が外側へ延びる第二フランジ１２３１ｎを備える。前記円錐台形内層１２３ｎの径方向寸法が前記円錐台形外層１２３ｍの径方向寸法より小さく、そして、前記円錐台形内層１２３ｎの高さ寸法が前記円錐台形外層１２３ｍの高さ寸法と大体等しく、前記錐形状スプリング１１０が前記円錐台形外層１２３ｍと前記円錐台形内層１２３ｎとの間に位置する。前記円錐台形外層１２３ｍの第一フランジ１２３１ｍと前記円錐台形内層１２３ｎの前記第二フランジ１２３１ｎとが固着的に接続されており、前記円錐台形外層の前記閉鎖端と前記円錐台形内層の前記閉鎖端とが固着的に接続されている。好ましくは、前記円錐台形外層１２３ｍの高さ寸法と前記円錐台形内層１２３ｎの高さ寸法とは、両者の間の錐形状スプリングが予め決めた初期圧縮力を具備するように設計される。好ましくは、前記円錐台形外層１２３ｍと前記円錐台形内層１２３ｎが粘接剤又は超音波溶接によって接続される。

図３９Ａと図３９Ｂには、それぞれ、図３８Ａと図３８Ｂに示すスプリングパッケージが異なる固着形態でベースに固着された時の様子が例示的に示されており、図３９Ａにおいて、スプリングパッケージがベースにおける係合部によってベースに固着的に接続される一方、図３９Ｂにおいて、スプリングパッケージが締付具によってベースに固着的に接続される。図３９Ｃには、複数の図３９Ａ又は図３９Ｂに示す弾性モジュールが嵌め入れた時の様子が例示的に示されている。前記ベースには、図２９Ａ乃至図２９Ｃに示すロック構造３１、３２、図３０Ａ乃至図３０Ｃに示すロック構造４１、４２、図３０Ｄ乃至図３０Ｆに示すロック構造４３、４４、又は図３１Ａ乃至図３１Ｄに示すＴ形（又は楔形）接続部５１、がさらに設置されてもよい。

図４０Ａ乃至図４０Ｃには、上記弾性モジュールに用いられる錐形状としないスプリングの別の実施例が例示的に示されており、図４０Ｄには、図４０Ｂに示すスプリングを備える弾性モジュールが例示的に示されている。図４０Ｅには、上記弾性モジュールに用いられる錐形状スプリングの別の実施例が例示的に示されており、図４０Ｆには、図４０Ｅに示す錐形状スプリングを備える弾性モジュール２００ａが例示的に示されており、該弾性モジュール２００ａがスプリングサポーター２２０ａとその内に取り付けられる角錐形状スプリング１１０ｂとを含む。

図４０Ｇには、本発明の弾性モジュールに用いられる錐形状スプリングの別の実施例が例示的に示されており、そのうち、前記錐形状スプリングの少なくとも一部が、ダブル螺旋糸で形成され、好ましくは、ダブル螺旋糸を備えるダブル線スプリング部分が、前記錐形状スプリングの全体高さの約２／３を占める。図４０Ｈには、図４０Ｇに示す錐形状スプリングを備える弾性モジュールが例示的に示されている。

一方、本発明は、上記のような各種の弾性モジュールを含む弾性クッションをさらに提供する。

図４１Ａには、本発明の一つの好適な実施形態による弾性クッションが例示的に示されている。図面に示すように、前記弾性クッションは、以上の実施形態に記載された各種の弾性モジュールと、第一スポンジパッド１３００ａと、第二スポンジパッド１１００ａと、外カバー１２００ａとを含み、各第一スポンジパッドが複数の穴を備え、各穴が、その中から対応する弾性モジュールの一部が通過可能であるように構成され、第二スポンジパッド１１００ａが前記第一スポンジパッド１３００ａに嵌設され、カバー１２００ａが、第二スポンジパッド１１００ａに嵌設されることによって、前記弾性モジュールと第一スポンジパッドと第二スポンジパッドを包む。

図４１Ｂには、本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性クッションが例示的に示されており、図４１Ａに示す弾性クッションと異なるのは、図４１Ｃに示すように、前記第一スポンジパッド１３００ｂが、並設される複数の独立部分を含み、各独立部分が、それぞれ、異なる硬さと色を備えてもよく、これによって、需要に応じてベッドパッドの異なる位置に設置され、区別しやすい。

図４１Ｄには、本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性クッションが例示的に示されている。図面に示すように、図４１Ａと図４１Ｂに示す弾性クッションと異なるのは、当該弾性クッションが固着網１４００ａをさらに備え、固着網１４００ａが複数の円環部を備え、各前記円環部が、その中から、対応する弾性モジュールの一部が通過可能であるように構成される。前記固着網１４００ａが弾性モジュールに設置されたとき、前記円環部の前記弾性モジュールの頂端からの垂直距離が前記弾性モジュールの全体高さの約１／３である。

図４２Ａには、本発明の一つの好適な実施形態による弾性クッションに用いられる固着網アセンブリ１４００ｂが例示的に示されており、図４２Ｂには、図４２Ａに示す固着網アセンブリの部分断面図が例示的に示されている。図面に示すように、当該固着網アセンブリ１４００ｂは、複数の穴を備えるフレキシブル片１４１０ｂと複数の帽部材１４２０ｂとを含み、前記フレキシブル片１４１０ｂの前記穴の位置が弾性モジュールの位置に対応し、各帽部材１４２０ｂが、弾性モジュールの頂端部分を収容するための凹腔１４２１ｂと、前記凹腔を囲むフランジ１４２２ｂとを備え、そのうち、凹腔１４２１ｂを形成する壁の寸法が前記穴の寸法よりも小さいことによって前記壁が前記穴を通すことができ、前記フランジ１４２２ｂの寸法が前記穴の寸法よりも大きいことによって前記フランジが穴の周囲の一部のフレキシブル片を接合でき、そして、そのうち、前記フランジ１４２２ｂが粘着剤又は超音波溶接によって前記穴の周囲の前記一部のフレキシブル片に固着的に接続され、前記凹腔１４２１ｂが弾性モジュールの頂部を収容できる。

図４２Ｃには、本発明の一つの好適な実施形態による弾性クッションに用いられる固着網アセンブリ１４００ｃの分解図が例示的に示されており、図面に示すように、前記固着網アセンブリ１４００ｃは、穴を備えないフレキシブル片１４１０ｃと、前記フレキシブル片の一側に位置し且つそれぞれ第一係合特徴部１４２２ｃ又は１４２２ｄを備える複数の上方帽部材１４２０ｃ又は１４２０ｄと、前記フレキシブル片の他側に位置し且つそれぞれ第二係合特徴部１４３２ｃ又は１４３２ｄを備える複数の下方帽部材１４３０ｃ又は１４３０ｄとを含む。前記上方帽部材の前記第一係合特徴部は、前記下方帽部材の前記第二係合特徴部と係合されるとともに、前記フレキシブル片を前記上方帽部材と前記下方帽部材との間に挟まるように構成され、前記下方帽部材１４３０ｃ、１４３０ｄが前記弾性モジュールの頂部を収容できる。

図４２Ｄと図４２Ｅには、上方帽部材１４２０ｃと下方帽部材１４３０ｃがフレキシブル片１４１０ｃを挟持する過程が例示的に示されており、図面に示すように、上方帽部材１４２０ｃが、環形状壁１４２１ｃと環形状壁１４２１ｃの外側に位置する環状凸起部１４２２ｃとを備え、下方帽部材１４３０ｃが円形孔１４３１ｃを備え、前記環状凸起部１４２２ｃが円形孔１４３１ｃのエッジ１４３２ｃに係合でき、これによって、両者の間にフレキシブル片１４１０ｃを挟持する。

図４２Ｆと図４２Ｇには、上方帽部材１４２０ｄと下方帽部材１４３０ｄがフレキシブル片１４１０ｃを挟持する過程が例示的に示されており、図面に示すように、前記帽部材１４２０ｃ、１４３０ｃと異なるのは、上方帽部材１４２０ｄの環形状壁の内外側には、いずれも、環状凸起部１４２２ｄを備え、下方帽部材１４３０ｄには環形溝１４３１ｄを備え、環形溝１４３１ｄにおいて係合部１４３２ｄが設置され、前記環状凸起部１４２２ｄが環形溝１４３１ｄにおける係合部１４３２ｄに係合でき、これによって、両者の間にフレキシブル片１４１０ｃを挟持する。

図４２Ｈには、本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性クッションが例示的に示されており、図４２Ｉには、当該弾性クッションの断面図が例示的に示されている。図面に示すように、当該弾性クッションは、以上の実施形態、特に図３３Ｊ乃至図３３Ｎに示す各種の弾性モジュールアセンブリを含む。当該実施形態の弾性クッションは、前記弾性モジュールアセンブリに敷設されるスプリングパッド１５００ａと、スプリングパッド１５００ａに覆われて弾性モジュールアセンブリとスプリングパッド１５００ａを包み、キルティングスポンジ層を備える外カバー１６００ａとをさらに含む。

さらに、図４２Ｌには、上記スプリングパッド１５００ａが例示的に示されており、図４２Ｍには、スプリングパッド１５００ａの部分断面図が例示的に示されている。図面に示すように、前記スプリングパッド１５００ａは、複数の柱形スプリング１５３０ａと、前記複数の柱形スプリング１５３０ａの一側に位置する第一不織布層１５１０ａと、前記複数の柱形スプリング１５３０ａの他側に位置する第二不織布層１５２０ａとを含む。第一不織布層１５１０ａと前記第二不織布層１５２０ａは、各柱形スプリング１５３０ａの周囲において、粘着剤又は超音波溶接の形態で接続され、これによって、隣接する柱形スプリングを分隔し、前記柱形スプリングを前記２層の不織布層の間に固着し、一体式スプリングパッドを形成する。言い換えると、第一不織布層１５１０ａと第二不織布層１５２０ａは、各小柱形スプリング１５３０ａの周囲において、粘着剤又は超音波溶接で接続され、前記複数の小柱形スプリングを収容するための仕切室を形成し、これによって、隣接する小柱形スプリングがお互いに分隔される。前記柱形スプリング１５３０ａの弾性係数は、スポンジに近い硬さを提供するように、底層に位置する弾性モジュールにおけるスプリングの弾性係数よりも小さいことが好ましい。そして、前記複数の柱形スプリング１５３０ａは、もっと良い快適さを提供するように、底層に位置する複数の弾性モジュールよりも密集することが好ましい。言い換えると、前記柱形スプリング１５３０ａの径方向寸法は、前記弾性モジュールにおけるスプリングの径方向寸法よりも小さいことが好ましく、前記柱形スプリング１５３０ａの数は、前記弾性モジュールの数よりも多いことが好ましい。スプリングパッド１５００ａは、スポンジパッドを代替することができ、快適であり、通気性があり、コストの節約が可能である。

図４２Ｊには、本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性クッションが例示的に示されており、図４２Ｋには、当該弾性クッションの断面図が例示的に示されている。図面に示すように、当該弾性クッションは、以上の実施形態、特に図２９Ａ乃至図３１Ｐに示す各種の弾性モジュール又は弾性モジュールアセンブリを含む。当該実施形態の弾性クッションは、同様に、前記弾性モジュールアセンブリに敷設されるスプリングパッド１５００ａと、スプリングパッド１５００ａに覆われて弾性モジュールアセンブリとスプリングパッド１５００ａを包み、キルティングスポンジ層を備える外カバー１６００ａとを含む。図４２Ｈと図４２Ｉに示す弾性クッションと異なるのは、当該実施形態の弾性クッションが、図４２Ａ乃至図４２Ｇに示す固着網アセンブリ１４００ｂ又は１４００ｃをさらに含む。当該固着網アセンブリ１４００ｂ又は１４００ｃは、弾性モジュールとスプリングパッド１５００ａとの間に設置される。

図４２Ｎには、本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性クッションが例示的に示されている。図４２Ｊと図４２Ｋに示す実施例と異なるのは、本実施例において、図４１Ａに示すスポンジパッド１３００ａで固着網アセンブリ１４００ｂ又は１４００ｃを代替した。上記のように、スポンジパッド１３００ａが複数の穴を備え、各穴が、その中から、対応する弾性モジュールの一部が通過可能であるように構成される。類似的に、スポンジパッド１３００ａは、図４１Ｂと図４１Ｃに示された並設される複数の独立部分を含むスポンジパッド１３００ｂに代替されてもよい。

図４２Ｐには、本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性クッションが例示的に示されており、当該弾性クッションは、上記のようなスプリングパッド１５００ａとスプリングパッド１５００ａの外部に被る外カバー１７００ａとを含む。図面に示すように、外カバー１７００ａはキルティングスポンジ層１７１０ａを備え、キルティングスポンジ層１７１０ａがスプリングパッド１５００ａの上下両側に位置する。上記のように、スプリングパッド１５００ａにおけるスプリングの弾性係数が低いため、当該弾性クッションが圧縮状態で折曲でき、収納空間を節約でき、圧縮及折曲の過程は、図４２Ｑに示すようになる。

図４３Ａには、本発明のさらに別の好適な実施形態による弾性クッションが例示的に示されている。図面に示すように、前記弾性クッションは、底布１２００ｄと、第一外カバー１３００ｄと、複数の前述実施形態に記載された弾性モジュールと、複数のスポンジブロック１４００ｄと、を含み、そのうち、前記第一外カバーは、底端が開放され、頂端が閉鎖され、前記第一外カバー１３００ｄの前記底端のエッジが前記底布１２００ｄのエッジにミシン縫製されて閉合な収容空間を形成し、各弾性モジュールは、スプリングサポーターと前記スプリングサポーター内に取り付けられるスプリングとを含み、前記複数の弾性モジュールが前記収容空間内に設置され、前記複数のスポンジブロックが前記収容空間内に設置され、各スポンジブロックが、それぞれ、前記複数の弾性モジュールにおける対応する弾性モジュールの頂部に設置される。前記第一外カバー１３００ｄは、独立の複数の仕切室を含み、各前記仕切室において、それぞれ、一つ又は複数の前記弾性モジュール及び一つ又は複数の前記スポンジブロック１４００ｄが設置されている。前記底布１２００ｄは複数の開口を備え、各前記開口は、前記複数の仕切室のうちの一つ又は複数の仕切室に対応するとともに、各前記開口において、各前記開口の開きと閉めのためのカーテン１２１０ｄ及び前記カーテンに設置されたファスナー１２２０ｄが設置されている（図４３Ｄを参照）。好ましくは、図４３Ｂに示すように、前記弾性クッションは、第一外カバー１３００ｄの外側に嵌設される第二外カバー１５００ｄをさらに含んでもよい。

図４３Ｃには、図４３Ａと図４３Ｂに示す弾性クッションにおける仕切室を備える外カバー１３００ｄが例示的に示されており、各仕切室の形状が同一である。

図４３Ｄと図４３Ｅには、底布１２００ｄがミシン縫製された第一外カバー１３００ｄが例示的に示されており、図４３Ｄにおいて、前記底布のカーテン１２１０ｄ及びファスナー１２２０が開状態であり、図面より分かるように、前記底布の各細長い開口と外カバー１３００ｄの一列の仕切室とが対応している。図４３Ｅにおいて、前記底布のカーテン１２１０ｄ及びファスナー１２２０が閉状態である。

図４３Ｆ乃至図４３Ｈには、本発明の別な実施形態による異なる形状／寸法の仕切室を備える外カバーが例示的に示され、種類の異なる弾性モジュールを収容することに用いられることができる。図４３Ｉには、本発明の一つの好適な実施形態によるハニカム形状（六角形）の仕切室を備える外カバーが例示的に示されている。

図４４Ａ乃至図４４Ｅには、本発明の別な実施形態によるスポンジブロックが例示的に示されており、図面より分かるように、スポンジブロックが平坦であってもよく、凸起又は凹みを備えてもよく、種類の異なる弾性モジュールに用いられる。

図４５Ａには、本発明の一つの好適な実施形態によるスポンジブロックが例示的に示されている。図面に示すように、当該スポンジブロック１４００ｄは、弾性モジュールの頂部を収容するための凹み部１４１０ｄと、凹み部１４１０ｄの四つの側面に位置しスポンジブロックの折畳と圧縮に寄与する溝１４２０ｄとを備え、図４５Ｂには、折畳／圧縮状態である図４５Ａに示すスポンジブロックが例示的に示され、図４５Ｃに示すように、折畳後のスポンジブロックが収納カップに収納できる。図４６Ａ乃至図４６Ｃに示すように、スポンジブロック１４００ｄは、自然状態で長尺形状の収納袋に置かれてもよく、スポンジブロックを満たした収納袋は、折り曲げてボックスに置かれてもよく、又は、包装されて固着されてもよい。

図４７Ａ乃至図４７Ｃには、本発明によるスポンジブロックの他の包装方法が例示的に示されており、各スポンジブロック１４００ｄが、圧縮されて一つのボックスに格納できる。

図４８Ａ乃至図４８Ｆには、本発明の一つの好適な実施形態によるスポンジブロックの収納箱及スポンジブロックの収納方法が例示的に示されている。図面に示すように、スポンジブロックの収納箱は、狭細い中空な四角体形状であり、前記スポンジブロックの収納箱の縦方向に沿う少なくとも一端には、スポンジブロック１４００ｄを通過させて入れるための開口２０１０ｄを備える。スポンジブロックの収納箱は、その中に収納されたスポンジブロック１４００ｄを容易に取り出すために、側壁の全体が開くことができ、収納箱盖２０２０ｄを形成する。開口２０１０ｄの周囲には、フランジ２０３０ｄが設置され、該フランジ２０３０ｄが、ポンジブロック１４００ｄが開口２０１０ｄを介して収納箱から脱離することを回避するように、収納されたスポンジブロック１４００ｄの周辺を受ける。選択的に、前記スポンジブロックの収納箱の縦方向他端にも、開口が設置されてもよい。

図４９Ａと図４９Ｂには、本発明の一つの好適な実施形態による弾性クッションに用いられる外カバー２０００ｄが例示的に示されており、前記外カバー２０００ｄは、底端（図では、上端）が開放され、頂端（図では、底端）が閉鎖され、前記外カバー２０００ｄは、四つのエッジ２１１０ｄを備える天面部分２１００ｄと、四つの側面部分２２００ｄとを含み、前記四つの側面部分における各側面部分が、それぞれ、前記天面部分２１００ｄの前記四つのエッジ２１１０ｄにおける対応するエッジにミシン縫製されており、隣接する二つの側面部分２２００ｄごとのそれぞれ隣接するエッジにおいて、いずれも、ファスナー２２１０ｄが設置されており、これによって、前記複数の弾性モジュールを部分的に包むように、前記側面部分２２００ｄのそれぞれ隣接するエッジを脱離可能に接続される。好ましくは、前記天面部分２１００ｄは、前記弾性クッションの内側から外側まで順に、不織布層、高弾性スポンジ層、不織布層、キルティングスポンジ層、真綿層と布材層を含み、各側面部分２２００ｄは、前記弾性クッションの内側から外側まで順に、不織布層、キルティングスポンジ層、真綿層と布材層を含む。

好ましくは、各側面部分２２００ｄは、それと一体にミシン縫製された仕上部分２３００ｄを含み、各仕上部分が布材層のみを含む。

一つの好適な実施形態において、前記弾性クッションは、仕上部分２２００ｄに設置される一対又は複数対の紐２４００ｄをさらに含み、該紐が、前記外カバーを前記複数の弾性モジュールと結ぶことに用いられる。

図５０Ａと図５０Ｂは、本発明の別の好適な実施形態による弾性クッションに用いられる外カバーが例示的に示されている。図面に示すように、前記外カバー３０００ｄは、閉合式外カバーであり、そして、天面部分３１００ｄと、四つの側面部分３２１０ｄ、３２２０ｄ、３２３０ｄ、３２４０ｄと、底面部分３３００ｄとを含む。天面部分３１００ｄの第一エッジは、第一側面部分３２１０ｄにミシン縫製され、該第一エッジに対向する天面部分の第二エッジは、第二側面部分３２２０ｄにミシン縫製され、底面部分３３００ｄの第一エッジは、前記第一側面部分３２１０ｄにミシン縫製され、該第一エッジに垂直する底面部分３３００ｄの二つのエッジは、それぞれ、第三側面部分３２３０ｄと第四側面部分３２４０ｄにミシン縫製される。そのうち、天面部分３１００ｄ、四つの側面部分３２１０ｄ、３２２０ｄ、３２３０ｄ、３２４０ｄ及び底面部分３３００ｄの全てのミシン縫製されていないエッジにおいて、いずれも、ファスナー３４００ｄが設置され、これによって、複数の弾性モジュールを包むように、前記ミシン縫製されていないエッジを脱離可能に一体に接続する。好ましくは、前記天面部分３１００ｄは、前記弾性クッションの内側から外側まで順に、不織布層、高弾性スポンジ層、不織布層、キルティングスポンジ層、真綿層と布材層を含み、各側面部分３２１０ｄ、３２２０ｄ、３２３０ｄ、３２４０ｄは、前記弾性クッションの内側から外側まで順に、不織布層、キルティングスポンジ層、真綿層と布材層を含み、前記底面部分３３００ｄは、布材層のみを含む。

図５１Ａ乃至図５１Ｃには、それぞれ、図面の形態で、図４９Ａ、図４９Ｂ及び図５０Ａ、図５０Ｂにおいて「ＡＡ」、「ＢＢ」、「ＣＣ」で標記された弾性クッションの外カバーの異なる部分の構成が示される。

以上の各実施形態に記載される各種のスプリング、スプリングサポーター、ベース、エンドカバー、フレキシブルバンド、フレキシブルカバー、各種の機能的アセンブリ／部材（例えば、弾性モジュールを取付枠に取り付けるためのモジュール取付部、隣接する弾性モジュールの間の相対的な位置関係に対する制限又は固着のための各種の係合部／アセンブリ、固着部／アセンブリ、ロック構造／アセンブリ、制限具など）が、必要に応じて任意に組み合わせて、異なる弾性モジュールを形成してもよいことは、当業者にとって認識されている。また、以上の各実施形態に記載されるスプリングパッケージ、弾性モジュール、取付枠、スポンジカバー、スポンジブロック、固着網、弾性クッション外カバー、弾性クッション底布などは、必要に応じて任意に組み合わせて、異なる弾性クッションを形成してもよい。

本発明の保護範囲は、特許請求の範囲だけによるものである。本発明の教示に基づき、当業者は、本発明に開示された構造の置換構造を、実行可能な置換実施形態とすることや、本発明に開示された実施形態を組み合わせて新たな実施形態を生み出すことを容易に想起でき、これらも同様に、添付された特許請求の範囲に入る。

Claims (11)

1. 家具用の弾性クッションであって、
   前記弾性クッションの底側に設置される底布（１２００ｄ）と、
   複数の弾性モジュールと、
   複数のスポンジブロック（１４００ｄ）と、
   第一外カバー（１３００ｄ）と、
   を含み、
   複数の弾性モジュールの各々は、スプリングサポーターと、前記スプリングサポーター内に取り付けられるスプリングと、を含み、
   前記複数のスポンジブロックが前記収容空間内に設置され、前記複数のスポンジブロックの各々は、それぞれに対応する前記複数の弾性モジュールのうちの弾性モジュールの頂部に設置され、
   前記第一外カバーは、頂端が閉鎖され且つ底端が開放され、複数の弾性モジュール及び複数のスポンジブロックを包む収容空間を形成するように、前記第一外カバーの前記底端のエッジが前記底布のエッジにミシン縫製されて前記収容空間を形成しており、
   前記第一外カバーは、複数の仕切室に分割され、前記複数の仕切室の各々は、前記複数の弾性モジュールのうちの少なくとも一つの弾性モジュールと、前記複数のスポンジブロックのうちの少なくとも一つのスポンジブロックとを収容することができ、
   前記底布は複数の開口を備え、前記複数の開口の各々は、前記複数の仕切室のうちの一つ又は複数の仕切室に対応し、前記複数の開口の各々には、前記複数の開口の各々を開閉するためのカーテン（１２１０ｄ）と、前記カーテンに設置され且つ前記複数の開口の各々を閉じるためのファスナー（１２２０ｄ）と、が設置されている、
   弾性クッション。
2. 前記弾性クッションは、前記第一外カバー（１３００ｄ）の上に嵌設される第二外カバー（１５００ｄ）をさらに含む、
   請求項１に記載の弾性クッション。
3. 前記複数の仕切室は、矩形である、
   請求項１に記載の弾性クッション。
4. 前記複数の仕切室は、数及び/又は類型が異なる弾性モジュールを収納するように、異なる矩形の形状を備える、
   請求項３に記載の弾性クッション。
5. 前記仕切室は、六角形である、
   請求項１に記載の弾性クッション。
6. 家具用の弾性クッションであって、
   複数の弾性モジュールと、
   底端が開放され且つ頂端が閉鎖され、前記複数の弾性モジュールに嵌設される外カバー（２０００ｄ）と、
   を含み、
   前記外カバーは、
   四つのエッジ（２１１０ｄ）を備える天面部分（２１００ｄ）と、
   四つの側面部分（２２００ｄ）と、
   を含み、
   前記四つの側面部分における各側面部分が、それぞれ、前記天面部分の前記四つのエッジにおける対応するエッジにミシン縫製されており、隣接する二つの側面部分ごとのそれぞれ隣接するエッジにおいて、いずれも、ファスナー（２２１０ｄ）が設置されており、これによって、前記複数の弾性モジュールを少なくとも部分的に包むように、前記側面部分のそれぞれに隣接するエッジを脱離可能に接続する、
   弾性クッション。
7. 前記天面部分は、前記弾性クッションの内側から外側まで順に、不織布層、高弾性スポンジ層、不織布層、キルティングスポンジ層、真綿層、及び布材層を含み、各前記側面部分は、前記弾性クッションの内側から外側まで順に、不織布層、キルティングスポンジ層、真綿層、及び布材層を含む、
   請求項６に記載の弾性クッション。
8. 前記四つの側面部分における各側面部分は、それと一体にミシン縫製された仕上部分（２３００ｄ）を含み、各前記仕上部分が布材層のみを含む、
   請求項７に記載の弾性クッション。
9. 前記弾性クッションは、前記仕上部分に設置される一対又は複数対の紐（２４００ｄ）をさらに含み、該紐が、前記外カバーを前記複数の弾性モジュールと結ぶことに用いられる、
   請求項８に記載の弾性クッション。
10. 家具用の弾性クッションであって、
    複数の弾性モジュールと、
    前記複数の弾性モジュールに嵌設され、閉合式外カバーである外カバー（３０００ｄ）と、
    を含み、
    前記外カバーは、
    天面部分（３１００ｄ）と、
    四つの側面部分（３２１０ｄ、３２２０ｄ、３２３０ｄ、３２４０ｄ）と、
    底面部分（３３００ｄ）と、
    を含み、
    前記天面部分（３１００ｄ）の第一エッジは、第一側面部分（３２１０ｄ）にミシン縫製され、該第一エッジに対向する前記天面部分の第二エッジは、（３２２０ｄ）にミシン縫製され、前記底面部分（３３００ｄ）の第一エッジは、前記第一側面部分（３２１０ｄ）にミシン縫製され、該第一エッジに垂直する前記底面部分の二つのエッジの各々は、第三側面部分（３２３０ｄ）及び第四側面部分（３２４０ｄ）にミシン縫製され、
    前記天面部分、前記四つの側面部分、及び前記底面部分の、全てのミシン縫製されていないエッジにはファスナー（３４００ｄ）が設置され、前記ファスナー（３４００ｄ）は、複数の弾性モジュールを包むように、前記ミシン縫製されていないエッジを脱離可能に一体に接続している、
    弾性クッション。
11. 前記天面部分は、前記弾性クッションの内側から外側まで順に、不織布層、高弾性スポンジ層、不織布層、キルティングスポンジ層、真綿層、及び布材層を含み、
    各前記側面部分は、前記弾性クッションの内側から外側まで順に、不織布層、キルティングスポンジ層、真綿層、及び布材層を含み、
    前記底面部分は、布材層のみを含む、
    請求項１０に記載の弾性クッション。

Images