JP2001289276A - ポケットコイルおよびポケットコイルの製造方法 - Google Patents

ポケットコイルおよびポケットコイルの製造方法

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JP2001289276A
JP2001289276A JP2000100563A JP2000100563A JP2001289276A JP 2001289276 A JP2001289276 A JP 2001289276A JP 2000100563 A JP2000100563 A JP 2000100563A JP 2000100563 A JP2000100563 A JP 2000100563A JP 2001289276 A JP2001289276 A JP 2001289276A
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JP
Japan
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tubular body
coil
fastening portion
pocket
coil spring
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Application number
JP2000100563A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Kawakubo
義寛 川窪
Kunio Hara
國雄 原
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Nifco Inc
Simmons Co Ltd
Original Assignee
Nifco Inc
Simmons Co Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C27/00Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas
    • A47C27/04Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas with spring inlays
    • A47C27/06Spring inlays
    • A47C27/063Spring inlays wrapped or otherwise protected
    • A47C27/064Pocketed springs

Landscapes

  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポケットコイルに加わる荷重を納められる圧
縮コイルスプリングの端部が内接するポケットコイルの
収納室における荷重受け面によってダイレクトに受ける
ようにする。 【解決手段】 帯状布2の長さ方向に沿った両側部2
0、20を互いに重なり合わせて形成した筒状体3にお
ける幅方向に向いた止着部4を筒状体3の長さ方向にお
いて間隔を開けて形成して構成される止着部4により区
分された各収納室5内にそれぞれ、筒状体3の幅方向に
コイルの巻回軸線を向けるように圧縮コイルスプリング
1を納めて構成される。収納室5における圧縮コイルス
プリング1の端部が内接するポケットコイルPの上下荷
重受け面6、6間の寸法よりも、止着部4の形成位置に
おけるポケットコイルPの高さ寸法が大きくならないよ
うに構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ベッドのマット
レスやソファのクッションなどにおけるクッション体を
構成するために用いられるポケットコイルの改良および
その製造方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ベッドのマットレスなどにおけるクッシ
ョン体を構成するために用いられるポケットコイルとし
て、公告特許公報所載の特公昭56−36931号や登
録実用新案公報所載の実用新案登録第2538319号
に開示されているものがある。これらのポケットコイル
は、構成されるクッション体の厚さ方向に巻回軸線を沿
わせた複数の圧縮コイルスプリングを長さ方向に向けて
並列状態に配するように、これらの圧縮コイルスプリン
グを筒状に形成された帯状布の内部に納めて構成されて
いる。具体的には、かかるポケットコイルは、隣り合う
圧縮コイルスプリング間においてそれぞれ、前記筒状に
形成された帯状布の両側部を前記厚さ方向に沿って形成
した止着部により止め合わせており、隣り合う止着部間
に形成される収納室に一つずつ前記圧縮コイルスプリン
グを納めて構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のこの
種のポケットコイルにあっては、かかるポケットコイル
を構成する前記帯状布は前記のように形成される収納室
においては納められる圧縮コイルスプリングによって膨
らみ広げ出されるが、隣り合う収納室間、つまり、前記
止着部の形成位置においては余裕を生じさせてしまうた
め、この止着部の形成位置において当該余裕分布生地の
一部を必然的に上下に突き出させてしまうものであっ
た。
【0004】このため、かかる従来のポケットコイルに
あっては、荷重を受けることが本来予定されるポケット
コイルの収納室の上下外面より外方に突き出される前記
止着部の形成位置における布生地の存在により、加えら
れる荷重を当該収納室の上下外面にダイレクトに受けさ
せ難いものであった。すなわち、かかる従来のポケット
コイルにあっては、このポケットコイルを用いて構成さ
れるベッドのマットレス等における外装材と当該ポケッ
トコイルの前記荷重を受ける上下外面との間に前記止着
部の形成位置において外方に突き出される布生地の一部
によって必然的に隙間が形成されてしまうため、ポケッ
トコイル本来の予定される反発力をこうしたマットレス
等の使用者に遺漏無く感じさせ難かった。
【0005】また、かかるポケットコイルを複数個並列
状態に纏めて構成される前記クッション体の横向きに配
される上下面に対しキルティングなどの外装材を張り込
むにあたっては、当該外装材が平坦に張り込まれた状態
で前記横向きの上下面を無駄なく覆う広さに構成される
ことから、前記止着部の形成位置において突き出される
布生地を押し付け均すように当該外装材を緊張させなが
ら当該張り込みをなす必要があるなど、かかる従来のポ
ケットコイルにあってはこうした外装材の適切な張り込
みを容易になし難い場合が少なくなかった。
【0006】そこでこの発明は、かかる従来の技術の不
都合を解消することを主たる目的とするものであり、特
に、ポケットコイルに加わる荷重を納められる圧縮コイ
ルスプリングの端部が内接するポケットコイルの収納室
における荷重受け面によってダイレクトに受けるように
すると共に、この荷重受け面側に外装材を容易且つ適切
に張り込むことが可能なポケットコイルを提供するこ
と、および、こうしたポケットコイルを適切に製造可能
な製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明にあっては、ポケットコイル
を、帯状布の長さ方向に沿った両側部を互いに重なり合
わせて形成した筒状体における幅方向に向いた止着部を
当該筒状体の長さ方向において間隔を開けて形成して構
成される当該止着部により区分された各収納室内にそれ
ぞれ、当該筒状体の幅方向にコイルの巻回軸線を向ける
ように圧縮コイルスプリングを納めて構成されるポケッ
トコイルであって、前記収納室における前記圧縮コイル
スプリングの端部が内接するポケットコイルの上下荷重
受け面間の寸法よりも、前記止着部の形成位置における
ポケットコイルの高さ寸法が大きくならないように構成
してあるものとした。
【0008】かかる構成によれば、前記止着部の形成位
置に生じる帯状布の余裕に起因して、この止着部の形成
位置において帯状布の一部が前記荷重受け面より上方に
突き出すことがない。
【0009】これにより、複数のかかるポケットコイル
を、各ポケットコイルの上下荷重受け面がほぼ同面上に
位置されるように隣り合うポケットコイル同士を前記側
面をもって接着などして止着し合わせて組み合わせて前
記マットレスなどのクッション体を構成した場合におい
て、こうしたマットレスなどの上面から加わる荷重を前
記荷重受け面をもってダイレクトに受けることができ、
また、こうしたマットレスなどの寝心地などを向上させ
ることができる。
【0010】また、前記のように組み合わされるクッシ
ョン体の上下にある横向きの面(つまり、ポケットコイ
ルの荷重受け面が配される側の面)を覆う横向きの外装
材を、格別の配慮をすることなく前記荷重受け面に沿っ
て平坦に張り込むことができ、かかる横向きの外装材の
張り込み作業を容易かつ適切になすことができる。
【0011】また、請求項2記載の発明にあっては、ポ
ケットコイルを、帯状布の長さ方向に沿った両側部を互
いに重なり合わせて形成した筒状体における幅方向に向
いた止着部を当該筒状体の長さ方向において間隔を開け
て形成して構成される当該止着部により区分された各収
納室内にそれぞれ、当該筒状体の幅方向にコイルの巻回
軸線を向けるように圧縮コイルスプリングを納めて構成
されるポケットコイルであって、前記収納室における前
記圧縮コイルスプリングの端部が内接するポケットコイ
ルの上下荷重受け面間の寸法よりも、前記止着部の形成
位置におけるポケットコイルの高さ寸法が大きくならな
いように、当該止着部の形成位置にある布生地をポケッ
トコイルの内方に折り込んだ状態で当該止着部が形成さ
れているものとした。
【0012】かかる構成によれば、前記止着部の形成位
置に生じる帯状布の余裕に起因して、この止着部の形成
位置において帯状布の一部が前記荷重受け面より上方に
突き出すことを、前記折り込みによって効果的に防止す
ることができる。また、このように折り込まれた帯状布
の一部をポケットコイルの内方に折り込んだ状態で前記
止着部を形成させていることから、この止着部の形成位
置にある布生地が折り込まれた状態を安定的に維持する
ことができる。
【0013】これにより、複数のかかるポケットコイル
を、各ポケットコイルの上下荷重受け面がほぼ同面上に
位置されるように隣り合うポケットコイル同士を前記側
面をもって接着などして止着し合わせて組み合わせて前
記マットレスなどのクッション体を構成した場合におい
て、こうしたマットレスなどの上面から加わる荷重を前
記荷重受け面をもってダイレクトに受けることができ、
また、こうしたマットレスなどの寝心地などを向上させ
ることができる。
【0014】また、前記のように組み合わされるクッシ
ョン体の上下にある横向きの面(つまり、ポケットコイ
ルの荷重受け面が配される側の面)を覆う横向きの外装
材を、格別の配慮をすることなく前記荷重受け面に沿っ
て平坦に張り込むことができ、かかる横向きの外装材の
張り込み作業を容易かつ適切になすことができる。
【0015】また、請求項3記載の発明にあっては、請
求項1又は請求項2記載のポケットコイルにおける筒状
体を構成する帯状布が加熱溶着可能な素材により構成し
てあり、止着部が当該筒状体の両側面を加熱溶着するこ
とにより形成してあるものとした。
【0016】かかる構成によれば、ポケットコイルを構
成する各圧縮コイルスプリングを個別に納める前記各収
納室を容易かつ適切に構成することができ、ポケットコ
イルの製造が容易となる。
【0017】また、請求項4記載の発明にあっては、ポ
ケットコイルの製造方法を、帯状布の長さ方向に沿った
両側部を互いに重なり合わせて筒状体を形成させる筒状
体形成工程と、形成された筒状体内に圧縮コイルスプリ
ングを納めると共に、当該筒状体における幅方向に向い
た止着部を当該筒状体の長さ方向において間隔を開けて
形成して、当該止着部により区分された複数の収納室内
にそれぞれ当該筒状体の幅方向にコイルの巻回軸線を向
けるように圧縮コイルスプリングを納めさせる圧縮コイ
ルスプリング収納工程とを備えると共に、前記圧縮コイ
ルスプリングの端部が内接するポケットコイルの上下荷
重受け面間の寸法よりも、前記止着部の形成位置におけ
るポケットコイルの高さ寸法が大きくならないように、
当該止着部の形成位置の高さ寸法を調整する調整工程と
を備えているものとした。
【0018】かかる構成によれば、請求項1ないし請求
項3にかかる、前記止着部の形成位置において帯状布の
布生地の一部を前記荷重受け面より上方に突き出させな
いポケットコイルを、容易且つ適切に製造することがで
きる。
【0019】また、請求項5記載の発明にあっては、ポ
ケットコイルの製造方法を、帯状布の長さ方向に沿った
両側部を互いに重なり合わせて筒状体を形成させる筒状
体形成工程と、形成された筒状体内に圧縮コイルスプリ
ングを納めると共に、当該筒状体における幅方向に向い
た止着部を当該筒状体の長さ方向において間隔を開けて
形成して、当該止着部により区分された複数の収納室内
にそれぞれ当該筒状体の幅方向にコイルの巻回軸線を向
けるように圧縮コイルスプリングを納めさせる圧縮コイ
ルスプリング収納工程とを備えると共に、前記圧縮コイ
ルスプリング収納工程に先行して、収納される当該圧縮
コイルスプリングの端部が内接される側にある筒状体の
側部に当該筒状体の長さ方向に亙って折り込み部を形成
させる折り込み部形成工程とを備えているものとした。
【0020】かかる構成によれば、請求項1ないし請求
項3にかかる、前記止着部の形成位置において帯状布の
布生地の一部を前記荷重受け面より上方に突き出させな
いポケットコイルを、前記折り込み部形成工程を通じて
容易且つ適切に製造することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の典型的な実施の
形態について説明する。
【0022】(ポケットコイルP)先ず、図1ないし図
4に基づいて、この発明にかかるポケットコイルPの実
施の形態の一例について説明する。
【0023】なお、ここで図1は、ポケットコイルPの
構成の概要を斜視の状態として示しており、また、図2
は、かかるポケットコイルPにおける止着部4を当該ポ
ケットコイルPの高さ方向に沿って断面にして示してい
る。また、図3は、所定の長さに前記止着部4に沿って
切断したポケットコイルPをその側面7をもって隣り合
うポケットコイルPと接着などして止着させ合わせて構
成されるクッション体M(同図左側)とそれを構成する
ポケットコイルP(同図右側)とをそれぞれ表してい
る。また、図4は、前記クッション体Mを用いて構成さ
れたマットレスを断面にして表している。
【0024】この実施の形態にかかるポケットコイルP
は、ベッドのマットレスやソファのクッションなどにお
けるクッション体Mを構成するために用いられるもので
ある。
【0025】かかるポケットコイルPは、複数の圧縮コ
イルスプリング1、1…を、それぞれの圧縮コイルスプ
リング1の巻回軸線が同じ向きに揃わされるように、こ
れらの圧縮コイルスプリング1を帯状布2よりなる筒状
体3内に、隣り合う圧縮コイルスプリング1との間に間
隔を開けて並列状態に納めた構成としてある。
【0026】具体的には、かかるポケットコイルPは、
帯状布2の長さ方向に沿った両側部20、20を互いに
重なり合わせて形成した筒状体3に対し、この筒状体3
の幅方向に向いた止着部4を当該筒状体3の長さ方向に
おいて間隔を開けて形成して構成される当該止着部4に
より区分された各収納室5内にそれぞれ、当該筒状体3
の幅方向にコイルの巻回軸線を向けるように圧縮コイル
スプリング1を納めて構成されている。この実施の形態
にあっては、各圧縮コイルスプリング1は、ほぼ同じ長
さ、同じ径で、ほぼ同形をなすように構成されている。
また、前記各止着部4間の間隔も前記筒状体3の長さ方
向に亘ってほぼ同じ間隔となるように構成してある。
【0027】そして、このように前記各収納室5に納め
られた圧縮コイルスプリング1により、この圧縮コイル
スプリング1と前記筒状体3により構成されるポケット
コイルPは、当該圧縮コイルスプリング1の端部が内接
する上下荷重受け面6、6と、この圧縮コイルスプリン
グ1の側部が内接する両側面7、7とを持つものとされ
る。
【0028】また、隣り合う圧縮コイルスプリング1間
には、前記止着部4が形成されており、この止着部4に
おいては当該圧縮コイルスプリング1により前記筒状体
3は展張されていないことから、かかる圧縮コイルスプ
リング1の両端部をそれぞれ前記上下荷重受け面6、6
に内接させる大きさに形成される前記筒状体3は、この
止着部4の形成位置においてこの筒状体3を形成する前
記帯状布2に余裕を生じさせるものとされる。
【0029】しかるに、この実施の形態にあっては、こ
の止着部4における帯状布2の余裕にかかわらず、前記
圧縮コイルスプリング1の端部が内接するポケットコイ
ルPの上下荷重受け面6、6間の寸法よりも、前記止着
部4の形成位置におけるポケットコイルPの高さ寸法が
大きくならないように構成してある。
【0030】具体的には、この実施の形態にあっては、
前記止着部4の形成位置において、この形成位置にある
帯状布2の布生地を前記余裕分ポケットコイルPの内方
に折り込んでいる。すなわち、前記各圧縮コイルスプリ
ング1間を仕切る前記止着部4の形成箇所のそれぞれに
おいて、ポケットコイルPの一方の荷重受け面6側にあ
る帯状布2の布生地の一部と当該ポケットコイルPの他
方の荷重受け面6側にある帯状布2の布生地の一部とが
それぞれ、かかる荷重受け面6の下方に折り込み縁21
を位置させるように、折り込み入れられている。
【0031】この結果、この実施の形態にあっては、前
記止着部4の形成位置に生じる帯状布2の余裕に起因し
て、この止着部4の形成位置において帯状布2の一部が
前記荷重受け面6より上方に突き出すことがない。
【0032】これにより、複数のかかるポケットコイル
P、P…を、各ポケットコイルPの上下荷重受け面6、
6がほぼ同面上に位置されるように隣り合うポケットコ
イルP同士を前記側面をもって接着などして止着し合わ
せて組み合わせて前記マットレスなどのクッション体M
を構成した場合において、(図3、図4)こうしたマッ
トレスなどの上面から加わる荷重を前記荷重受け面6を
もってダイレクトに受けることができ、また、こうした
マットレスなどの寝心地などを向上させることができ
る。
【0033】また、前記のように組み合わされるクッシ
ョン体Mの上下にある横向きの面Ma(つまり、ポケッ
トコイルPの荷重受け面6が配される側の面)を覆う横
向きの外装材Y(当該横向きの面Maを覆う大きさの化
粧布やキルティングなど/ベッド用のマットレスの場合
には通例、鏡と称される。)を、格別の配慮をすること
なく前記荷重受け面6に沿って平坦に張り込むことがで
き、かかる横向きの外装材Yの張り込み作業を容易かつ
適切になすことができる。すなわち、前記横向きの外装
材Yを前記クッション体Mの上下にある横向きの面Ma
を覆うように単純に位置づけるだけで、このように位置
づけられた横向きの外装材Yの縁部Yaを前記クッショ
ン体Mの上下面を巡る縁部に適切に沿わせることがで
き、このように位置づけられた横向きの外装材Yの縁部
Yaとクッション体Mの厚さ方向にある縦向きの面(つ
まり、ポケットコイルPの高さ方向にある面)を覆う縦
向きの外装材T(当該縦向きの面を覆う化粧布やキルテ
ィングなど/ベッド用のマットレスの場合には通例、ボ
ーダー、まちなどと称される。)の縁部Taとを縫着な
どして容易に止め合わせ、前記マットレスなどを容易に
構成させることができる。
【0034】なお、この実施の形態にあっては、前記収
納室5における前記圧縮コイルスプリング1の端部が内
接するポケットコイルPの上下荷重受け面6、6間の寸
法よりも、前記止着部4の形成位置におけるポケットコ
イルPの高さ寸法が大きくならないように、当該止着部
4の形成位置にある帯状布2の布生地をポケットコイル
Pの内方に折り込んだ状態で前記止着部4を形成させて
おり、この止着部4の形成位置にある布生地が折り込ま
れた状態が安定的に維持されるようにしてある。
【0035】この実施の形態にあっては、かかる止着部
4の形成位置にある布生地がポケットコイルPの内方に
折り込まれた状態で、ポケットコイルPの荷重受け面6
に近い位置にある前記筒状体3の側面30の一方と、こ
の折り込まれた布生地の折り込み縁21を挟んだ一方面
23と、この折り込まれた布生地22の当該折り込み縁
21を挟んだ他方面24と、ポケットコイルPの荷重受
け面に近い位置にある前記筒状体3の側面30の他方と
が、前記止着部4をもって一体に止着してある。(図
2)
【0036】かかる止着部4は、前記帯状布2により形
成される筒状体3の幅方向に沿って形成されるものであ
れば良く、接着、縫着、加熱溶着などにより形成するこ
とができる。
【0037】この実施の形態にあっては、前記筒状体3
を構成する帯状布2が加熱溶着可能な素材により構成し
てあり、前記止着部4が当該筒状体3の両側面30、3
0(つまり、構成されるポケットコイルPの両側面7、
7)を加熱溶着することにより形成してある。
【0038】かかる加熱溶着可能な帯状布2の素材とし
ては、典型的には、ポリプロピレンの繊維片からなる不
織布や、ポリプロピレンの繊維片を主体とした不織布を
用いることができる。
【0039】このようにした場合、ポケットコイルPを
構成する各圧縮コイルスプリング1を個別に納める前記
各収納室5を容易かつ適切に構成することができ、ポケ
ットコイルPの製造が容易となる。
【0040】また、この実施の形態にあっては、前記止
着部4は、前記筒状体3の幅方向に亘って間隔を開けて
断続的に細長い溶着部40を形成させることにより、形
成されている。
【0041】また、この実施の形態にあっては、前記筒
状体3を、前記帯状布2を長さ方向に沿って折って当該
帯状布2の長さ方向に亙る両側部20、20を重なり合
わせ、この重なり合わされた両側部20、20を当該筒
状体3の長さ方向に亘って止着させ合わせることにより
形成させている。
【0042】この実施の形態にあっては、かかる帯状布
2の長さ方向に亙る両側部20、20の止着も、筒状体
3の幅方向に細長い加熱溶着部8を当該筒状体3の長さ
方向に亘って間隔を開けて断続的に形成させることによ
りなしている。
【0043】また、この実施の形態にあっては、かかる
加熱溶着により止着され合わされる帯状布2の両側部2
0、20が構成されるポケットコイルPの一方の側面7
側に位置されるようにしてある。
【0044】(ポケットコイルPの製造方法)次いで、
図5ないし図10に基づいて、以上に説明したポケット
コイルPの製造に適した製造方法の一例について説明す
る。
【0045】なお、ここで図5は、かかる製造方法の一
例を理解しやすいように、帯状布2から形成された筒状
体3内に圧縮コイルスプリング1を収納させこれをポケ
ットコイルPとする過程を連続して表した当該製造方法
の概要構成図であり、同図の右側から左側に向けて処理
が進行する。また、図6ないし図10は、かかる製造方
法における各過程における帯状布2などの性状の変化を
理解しやすいように、図5の各部において当該帯状布2
などを断面にして示している。
【0046】この実施の形態にかかるポケットコイルP
の製造方法は、(1)前記ポケットコイルPを構成する
筒状体3を形成させる筒状体形成工程100と、(2)
この筒状体3内に前記圧縮コイルスプリング1を納める
と共に、前記止着部4により区分される複数の前記収納
室5内にそれぞれ当該圧縮コイルスプリング1を納めさ
せる圧縮コイルスプリング収納工程110と、(3)前
記圧縮コイルスプリング1の端部が内接するポケットコ
イルPの上下荷重受け面6、6間の寸法よりも、前記止
着部4の形成位置におけるポケットコイルPの高さ寸法
が大きくならないように、当該止着部4の形成位置の高
さ寸法を調整する調整工程120とを備えている。
【0047】(筒状体形成工程100)前記筒状体形成
工程100においては、前記帯状布2の長さ方向に沿っ
た両側部20、20を互いに重なり合わせて前記筒状体
3を形成させる。
【0048】この実施の形態にあっては、先ず、搬送さ
れる帯状布2を、当該帯状布2の長さ方向に亙る一方の
縁と他方の縁との間に間隔が開けられるように、二つ折
りする。
【0049】次いで、搬送される帯状布2の上面側にお
いて、当該帯状布2の長さ方向に亙る両側部20、20
が重なり合うように、前記一方の縁と他方の縁との間の
間隔部分においてさらに帯状布2を二つ折りにして、当
該帯状布2を扁平な筒袋状をなすように成形している。
(図5のA部)
【0050】(圧縮コイルスプリング収納工程110)
圧縮コイルスプリング収納工程110においては、先
ず、前記筒状体形成工程100において形成された筒状
体3内に圧縮コイルスプリング1を一つずつ断続的に収
納させる。
【0051】この実施の形態にあっては、前記のように
折られて扁平な筒状体3とされた帯状布2における重な
り合わされた両側部20、20間から、当該筒状体3内
に圧縮コイルスプリング1を圧縮状態にして入れ込むこ
とにより、当該筒状体3内に圧縮コイルスプリング1を
一つずつ断続的に収納させている。すなわち、この実施
の形態にあっては、前記重なり合わされた両側部20、
20間から、この重なり合わされた両側部20、20と
前記のように折られた帯状布2の一方の折り縁との間に
ある帯状布2の上側内面に圧縮コイルスプリング1の一
端が接し、かつ、この重なり合わされた両側部20、2
0と前記のように折られた帯状布2の一方の折り縁との
間にある帯状布2の下側内面に圧縮コイルスプリング1
の他端が接するように、前記筒状体3内に当該圧縮コイ
ルスプリング1を圧縮状態で入れ込ませている。(図5
のB部)
【0052】また、この圧縮コイルスプリング収納工程
110においては、前記のように筒状体3に圧縮コイル
スプリング1を納めた後、この筒状体3における幅方向
に沿った止着部4を当該筒状体3の長さ方向において間
隔を開けて形成して、隣り合う当該止着部4、4により
区分された各収納室5内にそれぞれ前記圧縮コイルスプ
リング1を一つずつ納めさせるようにしている。(図5
のC部)すなわち、この実施の形態にあっては、先行し
て形成され間に一つの圧縮コイルスプリング1を前記の
ように収めた隣り合う止着部4、4のうちの前記帯状布
2の搬送手前側にある先行止着部4の側方に前記のよう
に収められた圧縮コイルスプリング1を、同様に隣り合
う止着部4、4間に前記のように収めるように、かかる
先行止着部4の側方に間隔を開けて次順位の止着部4
(つまり、さらに次順位でこのように納められる圧縮コ
イルスプリング1を間に納める隣り合う止着部4、4に
おいて先行止着部4となる止着部4)を形成させるよう
にしており、これにより隣り合う止着部4、4間に一つ
ずつ前記のように圧縮コイルスプリング1を連続して納
めていくようにしている。
【0053】また、この実施の形態にあっては、前記の
ように筒状体3の幅方向に沿って次順位の止着部4を形
成させると同時に、前記先行する止着部4と次順位の止
着部4との間において、前記帯状布2の重なり合わされ
た両側部20、20にも当該重なり合わせ代の範囲内に
おいて前記筒状体3の長さ方向(つまり、搬送方向)に
沿って止着部80を同時に形成させるようにしている。
(図5のC部)なお、この実施の形態にあっては、この
止着部80の形成時には、前記圧縮コイルスプリング1
は、前記帯状布2の重なり合わされた両側部20、20
と一方の折り縁との間に前記のように納められているこ
とから、かかる圧縮コイルスプリング1はかかる重なり
合わされた両側部20、20の止着の邪魔になることは
ない。
【0054】そして、この実施の形態にあっては、この
ように前記筒状体3の幅方向に沿って形成された隣り合
う止着部4、4間に一つずつ前記圧縮コイルスプリング
1を前記のように収めた後、当該筒状体3に振動を作用
させるなどして、納められた圧縮コイルスプリング1の
巻回軸線が当該筒状体3の幅方向に向けられるように当
該圧縮コイルスプリング1の向きを変えて伸長させるよ
うにしている。(図5のD部)そして、これにより、前
記筒状体3の長さ方向に沿った一側部側にある収納室5
の内面に一方の端部を内接させ、かつ、当該筒状体3の
長さ方向に沿った他側部側にある収納室5の内面に他方
の端部を内接させるように当該収納室5内に圧縮コイル
スプリング1を納めて、かかる筒状体3の長さ方向に沿
った両側部20、20がそれぞれポケットコイルPの前
記荷重受け面6となるようにしている。
【0055】(調整工程120)調整工程120は、前
記圧縮コイルスプリング収納工程110に先だって行う
ようにしてあっても、当該収納工程110終了後に行う
ようにしてあっても良い。
【0056】かかる調整工程120を前記収納工程11
0終了後に行うようにする場合には、前記筒状体3の幅
方向に巻回軸線を沿わせる向きに前記収納室5内におい
て向きを変えられて伸長された圧縮コイルスプリング1
により当該筒状体3の幅方向に沿って形成された止着部
4の形成箇所において余裕を生じさせる帯状布2の布生
地を、この形成箇所において当該余裕分筒状体3の内方
に押し込み入れることにより、圧縮コイルスプリング1
の端部が内接するポケットコイルPの上下荷重受け面
6、6間の寸法よりも、前記止着部4の形成位置におけ
るポケットコイルPの高さ寸法が大きくならないように
することができる。
【0057】一方、この実施の形態にあっては、前記圧
縮コイルスプリング収納工程110に先行して、収納さ
れる当該圧縮コイルスプリング1の端部が内接される側
にある筒状体3の側部に当該筒状体3の長さ方向に亙っ
て折り込み部131を形成させることにより、圧縮コイ
ルスプリング1の端部が内接するポケットコイルPの上
下荷重受け面6、6間の寸法よりも、前記止着部4の形
成位置におけるポケットコイルPの高さ寸法が大きくな
らないようにしている。(以下、この図5に示される実
施の形態にかかる調整工程120を折り込み部形成工程
130と呼ぶ。)
【0058】すなわち、この実施の形態にあっては、前
記筒状体形成工程100において前記帯状布2を扁平筒
状をなす筒状体3に成形した後、このように成形された
筒状体3の搬送方向に沿った両側部20、20をそれぞ
れ内方に連続して折り込ませるようにして、かかる筒状
体3の長さ方向に亘って当該筒状体3の両側部20、2
0に前記圧縮コイルスプリング収納工程110に先だっ
て前記折り込み部131を形成させている。(図5のE
部)
【0059】このように折り込み部131を、前記圧縮
コイルスプリング収納工程110に先だって形成させた
場合、この圧縮コイルスプリング収納工程110におい
て前記筒状体3の幅方向に巻回軸線を沿わせる向きに向
きを変えられ伸長された圧縮コイルスプリング1によ
り、前記折り込み部131は前記収納室5における当該
圧縮コイルスプリング1の端部が内接する前記荷重受け
面6となる箇所では当該圧縮コイルスプリング1により
平坦に引き延ばされるが、前記筒状体3の幅方向に沿っ
た止着部4の形成箇所では当該筒状体3の内方に折り込
まれたままの状態とされる。この結果、この実施の形態
によれば、前記荷重受け面6より上方に前記筒状体3の
止着部4の形成箇所にある前記帯状体の布生地を突き出
させないポケットコイルPを円滑に形成させることがで
きる。
【0060】また、この実施の形態にあっては、前記筒
状体3の幅方向に沿って前記止着部4を形成させるに先
立って前記折り込み部131を形成させていることか
ら、この止着部4の形成により当該折り込み部131を
筒状体3の両側面7、7間において当該両側面7、7と
一体に止着することができ、当該折り込み部131の折
り込み状態を安定的に維持したポケットコイルPを容易
に製造することができる。
【0061】前記折り込み部131は、例えば図5に示
されるように、前記筒状体形成工程100において前記
帯状布2を扁平筒状をなす筒状体3に成形した後、この
ように成形された筒状体3の搬送方向に沿った両側部2
0、20をそれぞれ内方に連続して折り込ませるように
当該筒状体3の両側部20、20にそれぞれ押し当てら
れる案内片132を前記帯状布2の搬送方向両側に設け
ておくことにより、形成させることができる。
【0062】なお、図5に示される例では、前記筒状体
3の幅方向に沿った止着部4および当該筒状体3の長さ
方向に沿った前記帯状布2の重なり合わされた両側部2
0、20を止着させ合わせる止着部80共に、当該帯状
布2を加熱溶着することにより形成させている。
【0063】
【発明の効果】この発明にかかるポケットコイルによれ
ば、ポケットコイルに加わる荷重を納められる圧縮コイ
ルスプリングの端部が内接するポケットコイルの収納室
における荷重受け面によってダイレクトに受けさせるこ
とができ、ポケットコイルにより構成されるクッション
体を備えるベッド等の寝心地等を向上させることができ
る。また、この荷重受け面側にベッド等を構成する外装
材を容易且つ適切に張り込むことができ、ベッド等の製
造の容易化に寄与する特長を有する。
【0064】また、この発明にかかるポケットコイルの
製造方法によれば、こうしたポケットコイルを容易かつ
適切に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポケットコイルPの斜視構成図
【図2】ポケットコイルPの要部破断端面図
【図3】ポケットコイルPおよびクッション体Mの斜視
構成図
【図4】クッション体Mの使用状態を示す断面図
【図5】ポケットコイルの製造過程の概要を示す構成図
【図6】図5におけるF−F線位置での破断端面図
【図7】図5におけるG−G線位置での破断端面図
【図8】図5におけるH−H線位置での破断端面図
【図9】図5におけるI−I線位置での破断端面図
【図10】図5におけるJ−J線位置での破断端面図
【符号の説明】
1 圧縮コイルスプリング 2 帯状布 20 側部 3 筒状体 4 止着部 5 収納室 6 荷受け面 P ポケットコイル 100 筒状体形成工程 110 圧縮コイルスプリング収納工程 120 調整工程 130 折り込み部形成工程 131 折り込み部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 國雄 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1 株式会社ニフコ内 Fターム(参考) 3B096 AD02 3J059 BA01 BB04 BD01 CB20 DA43 EA20 GA50

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状布の長さ方向に沿った両側部を互い
    に重なり合わせて形成した筒状体における幅方向に向い
    た止着部を当該筒状体の長さ方向において間隔を開けて
    形成して構成される当該止着部により区分された各収納
    室内にそれぞれ、当該筒状体の幅方向にコイルの巻回軸
    線を向けるように圧縮コイルスプリングを納めて構成さ
    れるポケットコイルであって、 前記収納室における前記圧縮コイルスプリングの端部が
    内接するポケットコイルの上下荷重受け面間の寸法より
    も、前記止着部の形成位置におけるポケットコイルの高
    さ寸法が大きくならないように構成してあることを特徴
    とするポケットコイル。
  2. 【請求項2】 帯状布の長さ方向に沿った両側部を互い
    に重なり合わせて形成した筒状体における幅方向に向い
    た止着部を当該筒状体の長さ方向において間隔を開けて
    形成して構成される当該止着部により区分された各収納
    室内にそれぞれ、当該筒状体の幅方向にコイルの巻回軸
    線を向けるように圧縮コイルスプリングを納めて構成さ
    れるポケットコイルであって、 前記収納室における前記圧縮コイルスプリングの端部が
    内接するポケットコイルの上下荷重受け面間の寸法より
    も、前記止着部の形成位置におけるポケットコイルの高
    さ寸法が大きくならないように、当該止着部の形成位置
    にある布生地をポケットコイルの内方に折り込んだ状態
    で当該止着部が形成されていることを特徴とするポケッ
    トコイル。
  3. 【請求項3】 筒状体を構成する帯状布が加熱溶着可能
    な素材により構成してあり、止着部が当該筒状体の両側
    面を加熱溶着することにより形成してあることを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載のポケットコイル。
  4. 【請求項4】 帯状布の長さ方向に沿った両側部を互い
    に重なり合わせて筒状体を形成させる筒状体形成工程
    と、 形成された筒状体内に圧縮コイルスプリングを納めると
    共に、当該筒状体における幅方向に向いた止着部を当該
    筒状体の長さ方向において間隔を開けて形成して、当該
    止着部により区分された複数の収納室内にそれぞれ当該
    筒状体の幅方向にコイルの巻回軸線を向けるように圧縮
    コイルスプリングを納めさせる圧縮コイルスプリング収
    納工程とを備えると共に、 前記圧縮コイルスプリングの端部が内接するポケットコ
    イルの上下荷重受け面間の寸法よりも、前記止着部の形
    成位置におけるポケットコイルの高さ寸法が大きくなら
    ないように、当該止着部の形成位置の高さ寸法を調整す
    る調整工程とを備えていることを特徴とするポケットコ
    イルの製造方法。
  5. 【請求項5】 帯状布の長さ方向に沿った両側部を互い
    に重なり合わせて筒状体を形成させる筒状体形成工程
    と、 形成された筒状体内に圧縮コイルスプリングを納めると
    共に、当該筒状体における幅方向に向いた止着部を当該
    筒状体の長さ方向において間隔を開けて形成して、当該
    止着部により区分された複数の収納室内にそれぞれ当該
    筒状体の幅方向にコイルの巻回軸線を向けるように圧縮
    コイルスプリングを納めさせる圧縮コイルスプリング収
    納工程とを備えると共に、 前記圧縮コイルスプリング収納工程に先行して、収納さ
    れる当該圧縮コイルスプリングの端部が内接される側に
    ある筒状体の側部に当該筒状体の長さ方向に亙って折り
    込み部を形成させる折り込み部形成工程とを備えている
    ことを特徴とするポケットコイルの製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006501042A (ja) * 2003-01-07 2006-01-12 エース ベッド カンパニー リミテッド マットレス用ポケットスプリングセットの構造及びその製造方法
US7814594B2 (en) 2003-09-12 2010-10-19 Dreamwell, Ltd. One-sided mattress
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