JP4377074B2 - ポケットコイルばねのストリングを形成するための方法およびシステム - Google Patents

ポケットコイルばねのストリングを形成するための方法およびシステム Download PDF

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Description

【0001】
(発明の背景)
本発明は、一般にマットレスやクッションなどのためのばねアセンブリに関するものであり、より詳細には、マットレス、クッション、ばねユニットなどのための、一連の連結された個別ポケットコイルばね(封入コイルばね)を作成するための方法およびシステムに関するものである。
【0002】
ポケットコイルばねは、しばしばマーシャル構成と呼ばれ、この構成では、各コイルばねが独自の布地サックまたはポケット内部に封入されている。サックまたはポケットは、通常、互いに接続された2つの重ねられた布地ストリップの間に、このストリップに沿って離隔した横方向ライン沿いに間を隔てて画定される。2層布地ストリップは、通常、2倍の幅の布地のストリップを長手方向中心線に沿って折り畳み、長手方向シームに沿って互いに接続すべきストリップの反対未接合側縁部に沿うように重なり合う層を残し、層間にばねが挿入された後に、横方向接続ライン間に画定されたポケットを閉じることによって形成される。
【0003】
ポケット収容型ばねの製造に関して多くの技法が導かれており、ある技法は、ワイヤばねの挿入前に布地層内部にポケットを形成することを企図しており、別の技法は、ストリップの層間に圧縮ワイヤばねを挿入し、その後、隣接するばねの間の横方向ラインに沿って2つの層を互いにステッチするか、あるいはその他の方法で接合することによってポケットを作成することを企図している。使用される技法に関係なく、布地は、ばねの挿入後、通常は層の自由縁部に平行な線に沿って2つの層を互いにステッチするか、または溶着することによってばねの周りで閉じられる。ステッチングによって層を互いに接合することは、近年では主に、感熱布地および超音波溶着技法の使用で代替されている。ポケットコイルばねのストリング(列状体)を製造するための既知のシステムおよび技法の例は、米国特許第4439977号、4234983号、および5613287号に開示されている。
【0004】
具体的には、米国特許第4439977号では、互いに熱溶着することができる2つの重なり合う層からなる細長い布地ストリップ内の個別ポケットにコイルばねを封入するための方法および装置が開示されている。布地ストリップは、案内経路に沿って供給され、その際、圧縮ばねは、ばねの軸を実質的に層の平面に直角または垂直にして層間に挿入される。その後、ばねを圧縮状態に保ちながら布地層を長手方向および横方向で互いに熱溶着して、一連のポケットコイルを形成する。熱溶着後、ポケットコイルは回転体アセンブリを通され、そこでばねは、ばねの軸が布地ストリップを横切る位置まで、布地ポケット内部で通常約90°向きを変更される。
【0005】
ポケットコイルばねを製造するこの方法の1つの特有の欠点は、回転プロセス中に、ばねが互いに絡まる、または引っ掛かる傾向があり、適切な位置に到達しないことである。したがって、ばねの向きを変更し、絡まりを外して、所望の構成および向きに配置するには、追加の、コストがかかる作業が必要となる。ばねが絡まらない、または引っ掛からないとしても、依然として、ばねを所望の位置に正しく位置合わせし、ばねの長手方向軸を、互いに、かつ個別ポケットを画定する横方向シームに実質的に平行な状態にするという難点が生じる場合がある。
【0006】
このタイプの操作に伴う別の一般的な問題は、ポケット収容型ばねの回転中に、ばねが引っ掛かっり、または絡まっているか否か、回転プロセスが正常であるか否かに関わらず、ばねを取り巻く布地がしばしば傷付いたり、破れたり、穴が開いたりすることである。一形態では、ばねを米国特許第4439977号に開示されたパドルによって叩いて、ポケット内部でのばねの回転を行う。明らかに、パドルでポケットを繰り返し叩くことにより布地材料がひどく傷付くことがあり、しかも布地ポケット内部でのばねの正確な位置決めが信頼できないものであることが実証されることがある。これを行うとき、傷付いたポケットを補修するか、またはストリングから除去する必要が生じ、それによりプロセスが中断され、ポケットコイルばねの製造に顕著な操作者の介入および中断時間が必要となる。
【0007】
したがって、従来技術の上述の欠点を克服し、概ね平行な秩序立った配列にばね軸を位置合わせするためにポケット内部でばねを回転させる必要がなく、かつばねが引っ掛かるか、または絡まることがないように操作者が介入する必要もなく、さらに、ばねを取り巻く布地の損傷を補修する必要もないポケットコイルばねのストリングを形成するための方法およびシステムが求められている。さらに、必要な労働介入およびそれに関連する資源を最小限に抑えることによってコスト作業効果の高いポケットコイルばねのストリングを製造するための商業的に実行可能な方法およびシステムを提供することも常に求められている。
国際特許出願WO98/11015明細書は、布地を封筒状に形成して、この封筒の中に圧縮ばねを挿入する、ポケットばねの形成方法を開示している。フラップ(折り返し部分)が折り畳まれて、長手方向シームによって取り付けられる。横方向シームによって個々のポケットが生成され、それらのポケット内でばねを回転させて、ばねの長手方向軸線を横方向シームと平行にしている。
【0008】
(発明の概要)
本発明は、性能面で効果的であり、しかも必要な材料および労働を最小限に抑えることによりコスト効果が高いポケットコイルばねのストリングを製造するための改良型の方法およびシステムを提供することによって、従来技術の上述の欠点およびその他の欠点を克服する。本発明によるばねを布地内に挿入する態様およびポケットの形成は、ポケット内部でばねを回転させたり、向きを変更する必要がなく、しかも、傷付いていない布地ポケット内部にばらつきなく位置合わせされたばねを信頼可能に生成するための効率良く信頼可能な製造システムおよび関連方法を提供する。
【0009】
本発明は、好ましくは、折り畳まれ、熱溶着される布地の上層と下層の間に圧縮コイルばねを挿入することから始まる。本発明は、布地がばね挿入ステーションを通るときに、圧縮ばねが、折り畳まれた布地の層間に間隔をあけて個別に挿入されるように布地がばね挿入ステーションを通して順送りされ、または引き出されるような連続製造プロセスである。ばねは、布地の層間に圧縮構成で維持され、長手方向シームが布地に形成されて、布地の長手方向折り畳み線と反対側の、層の自由縁部近傍で2つの層を互いに接合する。布地は熱溶着可能な材料であるので、好ましくは、長手方向シームは、協働する熱溶着ヘッドとアンビルによって形成される。ばねは、長手方向溶着ステーションを過ぎて進んだ後、布地内部で弛緩し、伸長することができ、ばねの長手方向軸が布地の長手方向シームに概ね垂直な直立姿勢になる。好ましくは、布地内部でのばねの弛緩および伸長は、本発明の様々な代替実施形態によれば、ばねを挟んで向かい側にある一対の回転部材によって制御される。現在好ましい実施形態での回転部材は、ばねの長手方向軸に概ね平行な回転軸を有する一対の逆向きに回転するホイールであってよい。このホイールは、伸長中に各ばねを部分的に取り巻くように組み合わさる複数の弧状凹部を含む。あるいは、回転部材は、それぞれ一対の離隔したローラの上を通る一対のバンドを含むことができる。布地およびばねはバンド間を通り、バンド間の離隔距離は下流方向に増大し、それによりバンド間でのばねの伸長を制御する。どちらの実施形態でも、ばねは、伸長中に直立姿勢で支持される。
【0010】
ばねが布地内部で伸長した後、好ましくは、横方向溶着ヘッドがばね軸に概ね平行に各ばね間の布地をシールすることによって個々のポケットを形成する。横方向シームを布地に形成して、個々のばねに関する個別ポケットを完成させる。最後に、一対の向かい合う、回転する移送ホイールが、ポケット収容型ばねのストリングを前方に順送りし、または移動し、それにより上述した様々なステーションを通して布地およびそれに封入されたばねを進ませる。
【0011】
あるいは、ポケット形成プロセスを通じてばねの向きが概ね変更されずに維持され、それによりポケット内部でのばねの向き変更や回転などが回避される。さらに、布地に形成された長手方向シームは、結果として得られるポケットコイルばねのストリング内の個々のばねポケットの側部に位置決めされ、それにより「偽りのロフト(false loft)」と呼ばれる、当技術分野で知られている問題を回避する。偽りのロフトは、マットレスがはじめに購入されたときにばねの端部とカバー材料の距離がかなり均一になるように、長手方向に延びるシームが、ばねの端部からある距離だけ離れてカバー材料を保持するときに起こるものである。マットレスまたはクッションがある期間使用された後、ポケットコイル・ストリングにおいて長手方向に延びるシーム、または他の余剰布地がつぶされる場合があり、それにより凹んだ領域または区域が残る。マットレスまたはクッションが継続的に使用されると、マットレスまたはクッションの支持面全体が同様につぶされ、実質的に平たく見えるようになる。使用者は、この現象の原因を理解できず、それをマットレスまたはクッションの欠陥とみなすことがある。
【0012】
そのため、本発明では、ばねのストリングの長手方向シームをストリングの側部に位置決めし、かつ、依然としてポケット内部で個々のばねを回転させたり、向きを変更させる必要をなくし、その結果生じる布地の損傷および他の関連する問題を回避することによって偽りのロフトの問題を回避する。
【0013】
これもまた偽りのロフトおよびそれに関連する問題を緩和する助けとなる本発明の別の特徴は、非線形プロフィルを有する樽形ばね、または他のそのようなばねに特に有用である。そのようなばねを用いるとき、ストリング内の隣接ばね間の横方向シームは、ばねのプロフィルに一致した形状となり、それによりばねの周りによりきつく、より一致した形状となる布地ポケットを生成してばねの周りの布地の襞または余剰な弛みがなくなるように成形される。
【0014】
本発明の目的および特徴は、添付図面に関連して述べる以下の詳細な説明からより容易に明らかになろう。
【0015】
(発明の詳細な説明)
図1を参照すると、本発明によるポケットコイルばね14のストリング12を形成するためのシステム10と、それに関連する方法との第1の現在好ましい実施形態が示されている。好ましくは当技術分野で周知のように熱溶着可能な布地16が、図1に示されるように、供給ロール18からローラ20の周りを介して供給される。あるいは、布地16はコットンまたは別の適切な材料であってよい。布地16は、布地16の長手方向中心線とほぼ合致する長手方向折り畳み線22に関して長手方向で概ね半分に折り畳まれる。布地16は、長手方向折り畳み線22に関して折り畳まれて、長手方向折り畳み線22から離れた自由縁部28をそれぞれ有する布地16の第1の上側の層24および第2の下側の層26を生成する。折り畳まれた布地16は、ばね挿入ステーション34に入る前に上側インプット・ローラ30および下側インプット・ローラ32を通る。ローラ20、30、および/または32は、回転可能に駆動することができる。
【0016】
ばね挿入ステーション34は、圧縮コイルばね14を内部に受け入れるカップ形ばね受け先端部38を有する往復挿入プランジャ36を含む。プランジャ36は、層24、26の間に圧縮ばね14を挿入するために延び、後で挿入する別の圧縮ばね14を受け取るために後退する。ばね14は、形成され、圧縮され、ばね挿入プランジャ36に装填され、布地16は、折り畳みを実行するための任意の数の周知システムおよび方法の1つに従って折り畳まれる。あるいは、ばね挿入ステーション34は、ばね14を圧縮された状態に保って、折り畳まれた布地16内部にばね14を導く2つのU字形のプロフィルを備えていてもよい。この方法では、プロフィルが戻る間、ときにばね14はホーン(角状体;図示せず)によって保持される。
【0017】
布地16がシステム10を通って進むとき、層24、26の間に挿入されたばね14は、特に図1および図2に示されるように、布地16のそれぞれ上面および下面にある上側支持プレート40と下側支持プレート42の間で圧縮された構成で維持される。好ましくは、支持プレート40、42は、布地16の自由縁部28と長手方向折り畳み線22との間に中心を合わされ、ばね挿入ステーション34近傍でより広い領域44を含んでいてもよい。この領域44は、布地16およびばね14がシステム10の後続部分を通って進むのに対応して、プレート40、42間での離隔がより小さい領域46に向って下流方向にテーパになっている。
【0018】
さらに、布地16の長手方向折り畳み線22および自由縁部28近傍で回転するように取り付けられた複数の離隔した整列ホイール48が、システム10を通る布地16の移動を制御し、方向付ける。整列ホイールは、好ましくは、布地16に係合する複数の突起50を含み、システム10の様々なステーションおよび構成要素に関して整列された向きで布地16の移動を維持する。
【0019】
図1および図2に示されるように、長手方向シーム形成ステーション52が、布地16の自由縁部28近傍でばね挿入ステーション34の下流に配置される。圧縮ばね14が層24、26間に挿入された後、長手方向シーム形成ステーション52が、それぞれの自由縁部28近傍で布地16の上層24と下層26を接合し、それにより、初期的に布地16内部にばね14を封入する。現在好ましい実施形態では、溶着係合と係合解除を協働するために、下層26の下方に位置決めされたアンビル(台座)58に対して下方向および上方向にそれぞれ往復運動する熱溶着ヘッド56の間に長手方向シーム54が形成される。往復溶着ヘッド56とアンビル58は協働して、当業者に周知のように超音波や熱などで当該層24、26を溶着することによって布地16に長手方向シーム54を形成する。あるいは、熱溶着ヘッド56を静止したままアンビル58を往復運動させることもできる。長手方向シーム54の形成および溶着の間、ばね14は、長手方向シーム54に概ね垂直な長手方向軸60を有するように圧縮された状態で保たれる。ステッチング、ステープル、または他の手段など、層24、26を互いに接合してシームを形成するための他の手段も十分に本発明の範囲内にあることを理解されたい。
【0020】
第1の移送ステーション62が、長手方向シーム形成ステーション52の下流に配置され、現在好ましい実施形態では4つの移送バンド64を含む。各バンド64が、離隔した前方ローラ66および後方ローラ68の上を通り、ローラの少なくとも一方が回転可能に駆動される。第1の移送ステーション62での第1のバンド対64aが、それらの間を通る長手方向折り畳み線22近傍の布地16に接触する。移送バンド64のもう一方の対64bは、図1および図2に示される長手方向シーム54近傍の布地16に接触する。バンド64が、布地16と接触した状態で、離隔したローラ66、68の周りを介して通るとき、布地16は供給ローラ18から上流ステーションを通して引張られ、下流のばね伸長ステーション70に向かって進められる。
【0021】
圧縮されているばね14は、ばね伸長ステーション70において布地16内部で弛緩および伸長できるようになる。第1の実施形態では、ばね14の伸長は、図1に示されるように、ばね14を挟んで向かい側にある一対の逆向きに回転する回転部材72によって制御される。図1の第1の現在好ましい実施形態による各回転部材72の回転軸74は、ばね14の長手方向軸60に概ね平行である。各回転部材72は複数の弧状凹部76を含み、各凹部が、ばね14を挟んで向かい側にある対応する回転部材72での同様の形状の凹部76と組み合わさって、各ばね14を部分的に取り囲み、それによりばねの伸長を制御する。さらに、回転部材72は、より下流に位置する横方向シーム形成ステーション78に向かってばね14および布地16を進める助けとなる。
【0022】
横方向シーム形成ステーション78は、圧縮構成から布地16内部で伸長した各隣接ばね14間で布地16に横方向シーム80を形成する。好ましくは、横方向シーム形成ステーション78は、図1に示されるように、横方向シーム溶着ヘッド82と、ポケットコイルばね14の形成中のストリング12を挟んで互いに反対側に位置された協働横方向シーム・アンビル84とを含む。ばね14が横方向シーム形成ステーション78に向かって、かつそこを介して進むとき、ばね14間の布地16が互いに接合され、それにより各ばね14用の個別ポケット86が完成し、布地16内部にばね14が封入される。ここでもまた、ステッチングやステープルなど横方向シーム80を形成するための他の手段を本発明の範囲内で使用することができることは容易に理解されよう。横方向シーム80が形成されるとき、布地16が必要とされ、すなわち集められる。したがって、ポケットコイルばね14のストリング12を退かせ、または幾分収縮させて、シーム形成プロセスに対処しなければならない。これは、駆動式移送システムなど能動機構を用いて、または、布地16と移送回転部材72との摩擦など受動的な方式で達成することができる。
【0023】
ばね14の長手方向軸60は、布地16の横方向シーム80に概ね平行に保たれる。しかし、ばね14の伸長により、布地16の自由縁部28に形成された長手方向シーム54は、特に図5および図6に示されるように、ポケットコイルばね14の上端90と下端92の間にあるポケットコイルばね14のストリング12の側部88に概ね位置決めされる。ばね14の長手方向軸60が、個別の布地ポケット86内部で概ね互いに整列され平行であるため、本発明は、多くの従来技術システムで必要とされる布地ポケット86内部でのばね14の回転を行う必要がない。
【0024】
図5および図6を参照すると、長手方向シーム54は、好ましくは、横方向シーム形成ステーション78によって横方向シーム80が形成されるときにポケット86に取り付けられる。したがって、横方向シーム80近傍の布地16の領域において、布地16の4つの層が横方向シーム形成ステーション78で互いに溶着される。この態様において、シーム80を固定するための他の方法もあることを理解されたい。例えば、長手方向シーム54は、横方向シーム80によってポケット86に溶着されなくても、横方向シーム形成ステーション78に入る前に位置決めすることができる。さらに、長手方向シーム54は、図面ではストリングのほぼ中央にあるように示されているが、ストリングの頂部と底部の間の任意の場所に位置させることができる。
【0025】
下流または第2の移送ステーション94は、好ましくは、ばね14の長手方向軸60に概ね平行な回転軸98をそれぞれが有する一対の逆向きに回転する移送ホイール96を含む。移送ホイール96の周縁にある複数の弧状凹部100は、ポケット収容型ばね14を少なくとも部分的に取り囲むように協働し、ばね14を上流移送シーム形成ステーション78から進めて排出し、その後、包装、保管、あるいはマットレス、クッション、または内部ばねユニットに加工される。
【0026】
本発明の1つの代替実施形態が図3および図4に示されており、図1および図2に示される第1の実施形態の構成要素と同じ図3および図4のシステム10の構成要素は、同じ参照番号で識別され、それらのアイテムに関する本明細書において上で与えた前の詳細説明が、図3および図4の実施形態にも同様に適用できる。図3および図4に示される第2の現在好ましい実施形態は、ばね伸長ステーション70で、布地16、および布地に封入されるばね14の上方および下方に位置された拡散移送バンド102を含む。移送機構は、望みに応じてストリングの頂部および底部、または横側部に配置される図1および図2と同様のホイール、および/または図3および図4と同様の移送バンドを用いて実施することができる。図3および図4の各移送バンド102は、特に図4に示されるように、前方ローラ104および後方ローラ106の上を通る。さらに、移送バンド102間の離隔距離は、下流方向に増大し、それにより移送バンド102間の布地16に位置決めされたばね14の伸長の制御が可能になる。次いで、弛緩され、伸長されたばね14が下流横方向シーム形成ステーション78に進められ、それにより横方向シーム80を隣接ばね14間に位置決めして、個別布地ポケット86を完成させることができる。
【0027】
本発明の追加の特徴が図7および図8に示されており、図7に示されるように、樽形状を有するポケットコイルばね14aのストリング12を構成するために使用するのに特に適合されている。樽形ばね14aは、当業界で周知であり、ばね14aの中央ターン110がばね14aの頂部ターン112および底部ターン114よりも大きな直径を有するプロフィル108を含む。例えば、樽形ばね14aの頂部ターン112および底部ターン114は直径約1.625インチ(約4.1275cm)であり、中央ターン110は直径約2.5インチ(約6.35cm)である。ストリング12内で樽形ばね14aが使用されるとき、ばね14aに隣接する横方向シーム80aは、図7に示されるように、ばね14aのプロフィル108に適合する。ポケット内に収容されたばね14aのプロフィル108に横方向シーム80aが一致するため、よりきついポケットが生成され、ストリング12内の布地16の弛みが少なくなり、全体的な生成物がより良くなる。特に、ばね14aは非線形プロフィルを有する。樽形ばね14aを用いると、それに隣接する横方向シーム80aが凹形を有し、横方向シーム80aは隣接する樽形ばね14a間に位置されるので、シーム80aはX字形または同様の形をなす一対の外向き凹形状を有する場合がある。横方向シーム80aを形成するのに適した溶着ヘッド82aが図8に示されており、この図では、溶着ヘッド82aの頂部および底部近傍の隣接スタッド116が中央のスタッドよりも遠く離隔されるように、図示されるパターンでいくつかのスタッド116が配列され、隣接樽形ばね14aのプロフィル108に一致する形状となる。図7の横方向シーム80aは対称的であるが、他の形状も本発明の範囲内で企図される。さらに、別の観点から見ると、本発明のこの特徴は、樽形ばね14aに関してよりきつく、より一致した形状となる布地ポケットを形成するのに有用なだけでなく、樽形ばねや、中央ターンが頂部および底部ターンよりも小さな直径を有する砂時計形ばねなど一般に非線形のプロフィルを有するばねに有用である。
【0028】
本発明の一般的な原理の上述の開示および少なくとも1つの好ましい実施形態の前述の詳細な説明から、当業者は、本発明に加えることができる様々な変更を容易に理解できよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のポケットコイルばねのストリングを生成するための第1の実施形態によるシステムおよび関連方法の概略図の上面図である。
【図2】 図1のシステムおよび方法の側面図である。
【図3】 本発明による第2の現在好ましいシステムおよび関連方法の図1と同様の図である。
【図4】 図3のシステムおよび方法の側面図である。
【図5】 本発明に従って生成されたポケットコイルばねのストリングの斜視図である。
【図6】 図5の線6−6に沿って取られた布地ポケット内部に封入された個々のコイルばねの断面図である。
【図7】 本発明の代替実施形態に従って生成されたポケットコイルばねのストリングの側面図である。
【図8】 図7のストリング内で横方向シームを溶着するために使用された溶着ヘッドの部分斜視図である。

Claims (15)

  1. ポケットコイルばねのストリングを形成する方法であって、
    所定量の布地を送り込むステップと、
    前記布地を長手方向折り畳み線に沿って、第1および第2の概ね平行な布地の層に折り畳むステップと、
    前記第1および第2の層の間に一連の圧縮ばねを挿入するステップと、
    前記長手方向折り畳み線と反対側の前記第1および第2の層の自由縁部の近傍に長手方向シームを形成するように、前記第1および第2の層を互いに接合するステップと、
    前記ばねを前記布地内で伸長させるステップであって、それと同時に前記ばねの前記伸長を制御し、且つ前記長手方向シームに対する前記ばねの方向を維持することによって、前記各ばねの長手方向軸線が前記布地の前記長手方向シームに概ね垂直になるようにするステップと、
    前記ばねの前記長手方向軸線に概ね平行な、隣接するばねの間の横方向シームを、前記布地に形成するステップであって、それによって布地ポケット内に前記各ばねを封入するステップと
    を含む方法において、
    前記長手方向シームに対する前記ばねの方向が、全プロセスの間、不変のままであることを特徴とするポケットコイルばねのストリング形成方法。
  2. 前記ばねは、前記横方向シームを形成する前であって、前記第1および第2の層を接合して前記長手方向シームを形成した後に、少なくとも部分的に伸長可能とされている請求項1に記載のポケットコイルばねのストリング形成方法。
  3. 前記接合ステップおよび前記形成ステップは、前記布地を溶着して合わせることによって行われる請求項1に記載のポケットコイルばねのストリング形成方法。
  4. 前記ばねの前記伸長は、前記布地内の前記ばねの両側の一対の回転部材によって制御される請求項1に記載のポケットコイルばねのストリング形成方法。
  5. 前記回転部材の回転軸線は、前記ばねの前記長手方向軸線に概ね平行であり、また前記各回転部材は、各ばねを部分的に取り囲むように組み合わされる複数の弧状凹部を有する請求項4に記載のポケットコイルばねのストリング形成方法。
  6. 前記回転部材の回転軸線は、前記ばねの前記長手方向軸線に概ね垂直であり、前記各回転部材は、離隔したローラ上を通るバンドを有し、また前記バンド間の離隔距離は下流方向に増大しており、それによって前記バンド間で前記ばねの伸長を制御する請求項4に記載のポケットコイルばねのストリング形成方法。
  7. 前記布地の両側に離隔された一対の回転移送部材であって、前記横方向シームを形成する位置よりも下流に位置する一対の回転移送部材の間に前記布地を引張るステップをさらに含み、前記回転移送部材は、各ばねを部分的に取り囲むように組み合わさる複数の弧状凹部を有している請求項1に記載のポケットコイルばねのストリング形成方法。
  8. 前記長手方向シームは、形成済みのポケットコイルばねのストリングにおいて、前記ばねの頂端部と底端部の間の側部に概ね位置する請求項1に記載のポケットコイルばねのストリング形成方法。
  9. 前記ばねは、前記第1および第2の層を接合して前記長手方向シームを形成する間は圧縮されており、また前記ばねは、隣接するばねの間に前記横方向シームを形成する間は圧縮解除されている請求項1に記載のポケットコイルばねのストリング形成方法。
  10. 前記挿入ステップは、前記横方向シームに隣接する概ね非線形のプロフィルを有する圧縮ばねを挿入するステップをさらに含み、また前記横方向シームの形成ステップは、前記隣接するばねのプロフィルの少なくとも一部に概ね対応するように横方向シームを形成するステップをさらに含む請求項1に記載のポケットコイルばねのストリング形成方法。
  11. 挿入される前記ばねが、樽形である請求項10に記載のポケットコイルばねのストリング形成方法。
  12. 前記挿入ステップは、圧縮された樽形ばねを挿入するステップをさらに含み、また前記横方向シームの形成ステップは、前記樽形ばねに隣接して概ね凹形の形状を有するように前記横方向シームを形成するステップをさらに含む請求項1に記載のポケットコイルばねのストリング形成方法。
  13. 前記全てのステップが、請求項1に記載の順序で行われる請求項1に記載のポケットコイルばねのストリング形成方法。
  14. ポケットコイルばねのストリングを形成する方法であって、
    熱溶着可能な所定量の布地を送り込むステップと、
    前記布地を長手方向折り畳み線に沿って、第1および第2の概ね平行な布地の層に折り畳むステップと、
    前記第1および第2の層の間に一連の圧縮ばねを挿入するステップと、
    前記長手方向折り畳み線と反対側の前記第1および第2の層の自由縁部の近傍に長手方向シームを形成するように、前記第1および第2の層を互いに熱溶着するステップと、
    前記ばねを前記布地内で少なくとも部分的に伸長させるステップであって、それと同時に前記ばねの前記伸長を制御し、且つ前記長手方向シームに対する前記ばねの方向を維持することによって、前記各ばねの長手方向軸線が前記布地の長手方向シームに概ね垂直になるようにしており、また前記ばねの前記伸長は、前記布地内の前記ばねの両側の一対の回転部材によって制御されるステップと、
    前記ばねの前記長手方向軸線に概ね平行な、隣接するばねの間の横方向シームを、前記布地に熱溶着するステップであって、それによって布地ポケット内に前記各ばねを封入するステップと、
    前記布地の両側に離隔された一対の回転移送部材であって、前記横方向シームを形成する位置よりも下流に位置する一対の回転移送部材の間に前記布地を引張るステップと、
    前記長手方向シームに対する前記ばねの方向が、全プロセスの間、および前記ポケットが完全に伸長した後も、不変のままであること
    を含むポケットコイルばねのストリング形成方法。
  15. 前記全てのステップが、請求項14に記載の順序で行われる請求項14に記載のポケットコイルばねのストリング形成方法。
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