JP2022548586A - 電極タブおよびその形成方法 - Google Patents
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Abstract
電極タブおよびその製造方法が説明される。方法は、誘電体層を、第1面および第2面を有する基材の第2面に配置することを含む。方法は、基材の第2面に誘電体層を現像することを含む。また、方法は、電極タブを形成するために基材の第1面をエッチングすることを含む。
Description
本開示の実施形態は、一般的に、リチウムイオンパウチ型電池等の電池に関する。特に、本開示の実施形態は、電極タブを形成するためのプロセスに関する。
リチウムイオンパウチ型電池は、2つの電気端子、すなわち、パウチの外に延びるアノードタブおよびカソードタブを有する。アノードタブは、電池のアノード箔に取り付けられ、また、カソードタブは、電池のカソード箔に取り付けられる。両方の端子は、タブの製造、および、アノードおよびカソードへのタブの取り付けの間、バリの影響を受けやすい。
例えば、アノードタブをアノード箔に、カソードタブをカソード箔に固定するために、超音波溶接が一般的に用いられるが、これは、凹凸、すなわちバリを生じさせ得る。そのようなバリは、セパレータ膜を貫通して電池の反対側に短絡することによって、電池の短絡を引き起こし得る。そのため、超音波溶接中のバリの形成を排除する、またはバリの形成を防止する電極タブが必要とされている。
電極タブおよびその製造方法が説明される。方法は、誘電体層を、第1面および第2面を有する基材の第2面に配置することを含む。方法は、基材の第2面に誘電体層を現像することを含む。また、方法は、電極タブを形成するために基材の第1面をエッチングすることを含む。
本開示の実施形態のその他の特徴および利点は、添付の図面およびそれを参照する詳細な説明から明らかになるであろう。
本開示の実施形態は、限定するものではなく例示として、類似する符号が類似の要素を示す、添付された図面に示される。
本開示の実施形態は、限定するものではなく例示として、類似する符号が類似の要素を示す、添付された図面に示される。
電極タブおよび電極タブの形成方法の実施形態が説明される。図1は、アノードタブの第1面11aおよびアノードタブの第2面11bを示す。図1を参照すると、本明細書に開示されている方法によって形成されたアノードタブ11が示されている。アノードタブ11は、基材12、ポリイミドコーティング13、およびアノードタブ11の短軸に沿って配置される密封剤14を含む。
図2から図11は、アノードタブ11の形成方法を示す。図2を参照すると、基材12のロールが示されている。いくつかの実施形態において、基材12は、ニッケルよりも高い導電性を有する材料である。いくつかの実施形態において、基材12は、銅箔である。銅箔は、20~50ミクロン(μm)の厚さを有し得る。いくつかの実施形態において、銅箔は、30μmの厚さを有し得る。
図3は、基材12の一面に配置された結合層15を示す。いくつかの実施形態において、結合層15は、約2nmから約500nmまでの厚さの範囲であり得て、真空スパッタリング、真空蒸着、化学蒸着、化学めっき、化成皮膜(例えば、クロメート化成皮膜)、および当技術分野において既知のその他の技術などの方法によって形成される。結合層15は、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、モリブデン(Mo)、またはそれらに関する合金製であり得る。結合層は、当技術分野において既知のその他の材料によって形成されてもよい。いくつかの実施形態において、結合層15は、スパッタされたクロムシード層である。
図4は、結合層15に配置される誘電体層、例えばポリイミドコーティング13を示す。セオリーに拘束されることなく、基材12とポリイミドコーティング13との間の接着を促進し、基材12とポリイミドコーティング13との間の境界面における腐食を防止または最小化し、基材12とポリイミドコーティング13との間に拡散バリアを提供するために、薄い結合層15が用いられる。いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティング13は、アノードタブ11の厚さを最小化するために、5~10μmの厚さで塗布され得る。ポリイミドコーティング13は、液体スロットダイ、ローラコート、スプレー、カーテンコート、ドライフィルムラミネーション、およびスクリーン印刷技術を含むがこれらに限定されない技術を用いて、塗布される。いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティング13は、液体スロットダイによって塗布され、その後、現像される。ポリイミドコーティング13は、当技術分野において既知の、適切な溶媒を用いて現像される。
図5は、エッチングパターン17を有するアノードタブ11を示す。レジストコーティングは、液体スロットダイ、ローラコート、スプレー、カーテンコート、ドライフィルムラミネーション、およびスクリーン印刷技術を含むがこれらに限定されない技術を用いて、基材12に塗布される。レジストコーティングは、その後、紫外線に露光され、エッチングされ(すなわち、基材12がレジストパターンによって保護されていない範囲においてエッチングされ)、そしてフォトリソグラフィおよび当技術分野において既知の技術を含むエッチング技術を用いて剥離される。いくつかの実施形態において、レジストコーティングは、片面、すなわち、基材12に塗布され、結合層15は、アノードタブ11の第2面に対するエッチングバリアとして機能する。
図6は、任意の丸められた端部18を有する基材12を示す。いくつかの実施形態において、アノードタブの形成方法は、エッチングの後に、残った基材12の端部18を丸めることを含む。基材12の端部18を丸めることは、当技術分野において既知の技術を用いて実行され得る。いくつかの実施形態において、エッチングの後に残った基材12の端部18を丸めることは、アノードタブの製造方法における任意のステップである。
図7は、マイクロエッチングされた結合層15を示す。いくつかの実施形態において、方法は、結合層15のマイクロエッチングを含む。結合層15のマイクロエッチングは、基材12がエッチングされた領域および、アノードタブ11の第2面上のポリイミドコーティング13のレーンの間で実行され得る。結合層15のマイクロエッチングは、酸化処理または当技術分野において既知のその他の技術によって実行され得る。
図8は、アノードタブ11に電気めっきされたニッケル層19を示す。いくつかの実施形態において、方法は、アノードタブ11にニッケルを電気めっきすることを含む。いくつかの実施形態において、ニッケル層19は、約1~5μmの厚さである。好ましくは、ニッケル層19は、約2μmの厚さである。アノードタブ11へのニッケルの電気めっきは、電解めっき、無電解めっき、および当技術分野において既知のものを含む技術を含むがこれらに限定されない技術を用いて、実行され得る。
図9は、パネル化され、自動光学検査(AOI:automated optical inspection)され、欠陥マーキングされたアノードタブ11を示す。そのようなステップは、当技術分野において既知の技術を用いて実行され得る。
図10は、アノードタブ11の形状を形成するためにポリイミドコーティング13が切断される、アノードタブ11を示す。いくつかの実施形態において、方法は、アノードタブ11の周囲に位置するポリイミドコーティング13を切断することを含む。ポリイミドコーティング13の切断は、金属プレス加工またはレーザ切断加工を用いて実行され得る。当技術分野において既知のその他の技術も、アノードタブ11の周囲に位置するポリイミドコーティングを切断するために用いられ得る。
図11は、その上に塗布される密封剤14を有するアノードタブ11を示す。いくつかの実施形態において、方法は、その上に密封剤14を塗布することを含む。密封剤14は、アノードタブ11の第1面および第2面において、アノードタブ11の短軸に沿って塗布され得る。いくつかの実施形態において、密封剤14は、EVA、ポリプロピレン、およびPET等のような、しかしこれらに限定されない、ヒートシールテープである。当技術分野において既知のその他の密封剤も用いられ得る。
いくつかの実施形態によると、アノードタブ11は、ニッケルめっきされた銅によって構成されるアノードタブの片面に配置される、ポリイミド層等の誘電体層を含む。アノードタブ11は、バリの防止を維持しながら、従来のアノードタブと比較して全体の厚さを減少させる。例えば、従来のニッケル/クロムタブは、約80μmの厚さを有する。従来のタブは、アクリル系粘着剤を備えるPET製のフィルムのような、バリの防止のための、約10μmの厚さを有する追加のテープを必要とする。したがって、従来のアノードタブは、約90μmの厚さを有する。本開示のいくつかの実施形態によると、アノードタブ11は、約30μmの基材および約5~10μmのポリイミドコーティングを有し得る。したがって、本開示のいくつかの実施形態によると、従来のアノードタブが約90μmの厚さを有するのに対して、アノードタブ11は、約35~40μmの厚さを有し得る。
図12は、カソードタブの第1面51aおよびカソードタブの第2面51bを示す。図12を参照すると、本明細書に開示されている方法によって形成されたカソードタブ51が示されている。カソードタブ51は、基材52、ポリイミドコーティング53、およびカソードタブ51の短軸に沿って配置される密封剤54を含む。
図13から図20は、カソードタブの製造方法を示す。図13を参照すると、基材52のロールが示されている。いくつかの実施形態において、基材52は、アルミニウム箔である。アルミニウム箔は、20~50μmの厚さを有し得る。いくつかの実施形態において、アルミニウム箔は、30μmの厚さを有し得る。
図14は、基材52の第2面に配置される誘電体層、例えばポリイミドコーティング53を示す。いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティング53は、カソードタブ51の厚さを最小化するために、5~10μmの厚さで塗布され得る。ポリイミドコーティング53は、液体スロットダイ、ローラコート、スプレー、カーテンコート、ドライフィルムラミネーション、およびスクリーン印刷技術を含むがこれらに限定されない技術を用いて、塗布される。いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティング53は、液体スロットダイによって塗布され、その後、現像される。ポリイミドコーティング53は、当技術分野において既知の、適切な溶媒を用いて現像される。
図15は、エッチングパターン55を有するカソードタブ51を示す。レジストコーティングは、液体スロットダイ、ローラコート、スプレー、カーテンコート、ドライフィルムラミネーション、およびスクリーン印刷技術を含むがこれらに限定されない技術を用いて、基材52に塗布される。レジストコーティングは、その後、紫外線に露光され、エッチングされ(すなわち、基材52がレジストパターンによって保護されていない範囲においてエッチングされ)、そしてフォトリソグラフィおよび当技術分野において既知の技術を含むエッチング技術を用いて剥離される。いくつかの実施形態において、レジストコーティングは、片面、すなわち、基材52に塗布される。
図16は、丸められた端部56を有する基材52を示す。いくつかの実施形態において、カソードタブの形成方法は、エッチングの後に、残った基材52の端部56を丸めることを含む。基材52の端部56を丸めることは、当技術分野において既知の技術を用いて実行され得る。いくつかの実施形態において、エッチングの後に残った基材52の端部56を丸めることは、カソードタブの製造方法における任意のステップである。
図17は、カソードタブ51の第1面に塗布される誘電体層57を示す。いくつかの実施形態において、方法は、カソードタブ51の第1面に誘電体層57を塗布することを含む。いくつかの実施形態において、誘電体層57は、例えば、ステンシル、インクジェット、または当技術分野において既知のその他の同様の技術によって、基材52の丸められた端部56に沿って選択的に塗布され得る。誘電体層57は、いくつかの実施形態によると、ポリプロピレン、PET、アクリル、ポリアミド、非感光性ポリイミド、シリコーン、またはこれらの組み合わせ等の、しかしこれらに限定されない、感光性でない絶縁体/絶縁層である。当技術分野において既知のその他の絶縁材料も用いられ得る。
図18は、パネル化され、自動光学検査(AOI)され、欠陥マーキングされたカソードタブ51を示す。そのようなステップは、当技術分野において既知の技術を用いて実行され得る。
図19は、カソードタブ51の形状を形成するためにポリイミドコーティング53が切断される、カソードタブ51を示す。いくつかの実施形態において、方法は、カソードタブ51の周囲に位置するポリイミドコーティング53を切断することを含む。ポリイミドコーティング53の切断は、金属プレス加工またはレーザ切断加工を用いて実行され得る。当技術分野において既知のその他の技術も、カソードタブ51の周囲に位置するポリイミドコーティング53を切断するために用いられ得る。
図20は、その上に塗布される密封剤54を有するカソードタブ51を示す。いくつかの実施形態において、方法は、その上に密封剤54を塗布することを含む。いくつかの実施形態によると、密封剤54は、カソードタブ51の短軸に沿って、タブの第1面および第2面の両方において塗布される。いくつかの実施形態において、密封剤54は、エチレン酢酸ビニル(EVA)、ポリプロピレン、およびポリエチレンテレフタレート(PET)等のような、しかしこれらに限定されない、ヒートシールテープである。当技術分野において既知のその他の密封剤も用いられ得る。
いくつかの実施形態によると、カソードタブ51は、アルミニウムによって構成されるカソードタブの片面に配置される、ポリイミド層等の誘電体層53を含む。カソードタブ51は、本明細書において説明される実施形態によると、バリの防止を維持しながら、従来のアノードタブと比較して全体の厚さを減少させる。例えば、従来のカソードタブは、約80μmの厚さを有する。従来のタブは、アクリル系粘着剤を備えるPET製のフィルムのような、バリの防止のための約10μmの厚さを有する追加のテープを、従来のタブのそれぞれの面において必要とする。したがって、従来のカソードタブは、約100μmの厚さを有する。本開示のいくつかの実施形態によると、カソードタブ51は、約30μmの基材および約5~10μmのポリイミドコーティングを有し得る。したがって、本開示のいくつかの実施形態によると、従来のアノードタブが約100μmの厚さを有するのに対して、カソードタブ51は、約35~40μmの厚さを有し得る。
図21から図25は、本開示のいくつかの実施形態に係る、アノードタブのアレイ21を説明する。図21を参照すると、基材22のロールが示されている。いくつかの実施形態において、基材22は、ニッケルよりも高い導電性を有する材料である。いくつかの実施形態において、基材22は、銅箔である。いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティングの直接的な結合を支援するために、銅箔は、結合層を形成するためにクロメート処理される。いくつかの実施形態によると、銅箔は、20~50μmの厚さを有する。いくつかの実施形態において、銅箔は、35μmの厚さを有し得る。
図22は、基材22に配置される、ポリイミドコーティング23等の誘電体層/絶縁材料を示す。いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティング23は、基材22の、図23aに示されているセパレータ側面24のみに配置され、基材22の、図23bに示されている箔側面25には配置されない。いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティング23は、アノードタブのアレイ21における各アノードタブの厚さを最小化するために、5~10μmの厚さで塗布され得る。ポリイミドコーティング23は、液体スロットダイ、ローラコート、スプレー、カーテンコート、ドライフィルムラミネーション、およびスクリーン印刷技術を含むがこれらに限定されない技術を用いて、塗布される。いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティング23は、液体スロットダイによって塗布される。いくつかの実施形態によると、ポリイミドコーティング23は、紫外線に露光されない、または現像されない。
いくつかの実施形態において、方法はさらに、本明細書において説明されているような技術を用いて、基材22をマーキングすることおよび穴あけすることを含む。マーキングおよび穴あけは、当技術分野において既知の技術を用いて実行され得る。マーキングおよび穴あけは、ポリイミドコーティング23を基材に配置する前後においても実行され得る。
図23は、その上にエッチングされたパターンを有するアノードタブのアレイ21を示す。いくつかの実施形態において、方法は、クロメート処理を除去するために、ポリイミドコーティング23によって覆われていない露出した基材22をマイクロエッチングすることを含む。例えば、基材22のマイクロエッチングは、ポリイミドコーティング23のレーンの間で実行され得る。マイクロエッチングは、酸化処理または当技術分野において既知のその他の技術によって実行され得る。
いくつかの実施形態において、方法はさらに、レジスト層をコーティングすること、レジスト層を紫外線に露光すること、レジスト層を現像すること、基材をエッチングすること、および、レジスト層を剥離することを含む。レジストコーティングは、液体スロットダイ、ローラコート、スプレー、カーテンコート、ドライフィルムラミネーション、およびスクリーン印刷技術を含むがこれらに限定されない技術を用いて、基材22に塗布される。レジストコーティングは、その後、紫外線に露光され、エッチングされ(すなわち、基材22がレジストパターンによって保護されていない範囲においてエッチングされ)、そしてフォトリソグラフィおよび当技術分野において既知の技術を含むエッチング技術を用いて剥離される。
図24は、アノードタブのアレイ21に電気めっきされたニッケル層27を示す。いくつかの実施形態において、方法は、アノードタブのアレイ21にニッケルを電気めっきすることを含む。露出した銅を有する基材のすべての領域は、ニッケルによって電気めっきされ得る。いくつかの実施形態において、ニッケル層27は、約1~5μmの厚さである。好ましくは、ニッケル層27は、約2μmの厚さである。ニッケルをアノードタブのアレイ21の各アノードタブ11へ電気めっきすることは、当技術分野において既知の技術を用いて実行され得る。
図25は、パネル化され、自動光学検査(AOI)され、欠陥マーキングされたアノードタブのアレイ21を示す。そのようなステップは、当技術分野において既知の技術を用いて実行され得る。そして、アノードタブ11は、この形態で出荷され得る。
いくつかの実施形態によると、アノードタブのアレイ21の各アノードタブ11は、ニッケルめっきされた銅によって構成されるアノードタブの片面に配置される、ポリイミド層23等の誘電体層を含む。アノードタブ11は、バリの防止を維持しながら、従来のアノードタブと比較して全体の厚さを減少させる。例えば、従来のニッケル/クロムタブは、約80μmの厚さを有する。従来のタブは、アクリル系粘着剤を備えるPET製のフィルムのような、バリの防止のための、約10μmの厚さを有する追加のテープを必要とする。したがって、従来のアノードタブは、約90μmの厚さを有する。対照的に、本開示のいくつかの実施形態によると、アノードタブ11は、約35μmの基材および約5~10μmのポリイミドコーティングを有し得る。したがって、本開示のいくつかの実施形態によると、従来のアノードタブが約90μmの厚さを有するのに対して、アノードタブ11は、約30~45μmの厚さを有し得る。
図26から図30は、本開示のいくつかの実施形態に係る、カソードタブのアレイ61を説明する。図26を参照すると、基材62のロールが示されている。いくつかの実施形態において、基材62は、アルミニウム箔である。いくつかの実施形態によると、アルミニウム箔は、20~50μmの厚さを有し得る。いくつかの実施形態において、アルミニウム箔は、35μmの厚さを有し得る。
図27は、基材62に配置される、ポリイミドコーティング63等の誘電体層を示す。いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティング63は、基材62のセパレータ側面64のみに配置され、基材62の箔側面65には配置されない。いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティング63は、カソードタブの厚さを最小化するために、5~10μmの厚さで塗布され得る。ポリイミドコーティング63は、液体スロットダイ、ローラコート、スプレー、カーテンコート、ドライフィルムラミネーション、およびスクリーン印刷技術を含むがこれらに限定されない技術を用いて、塗布される。いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティング63は、液体スロットダイによって塗布される。ポリイミドコーティング63は、図27に示されているように、5つのレーンに塗布され得る。いくつかの実施形態によると、ポリイミドコーティング63は、紫外線に露光されない、または現像されない。
いくつかの実施形態において、方法はさらに、基材62をマーキングすることおよび穴あけすることを含む。マーキングおよび穴あけは、当技術分野において既知の技術を用いて実行され得る。マーキングおよび穴あけは、ポリイミドコーティング63を基材に配置する前後においても実行され得る。
図28は、その上にエッチングされたパターンを有するカソードタブのアレイ61を示す。いくつかの実施形態において、方法は、レジスト層をコーティングすること、レジスト層を紫外線に露光すること、レジスト層を現像すること、基材をエッチングすること、および、レジスト層を剥離することを含む。レジストコーティングは、液体スロットダイ、ローラコート、スプレー、カーテンコート、ドライフィルムラミネーション、およびスクリーン印刷技術を含むがこれらに限定されない技術を用いて、基材62に塗布される。レジストコーティングは、その後、紫外線に露光され、エッチングされ(すなわち、基材62がレジストパターンによって保護されていない範囲においてエッチングされ)、そしてフォトリソグラフィおよび当技術分野において既知の技術を含むエッチング技術を用いて剥離される。
図29は、基材62の箔側面65に配置される、ポリイミドコーティング66等の第2誘電体層を有する、カソードタブのアレイ61を示す。いくつかの実施形態において、第2ポリイミドコーティング66は、カソードタブの厚さを最小化するために、5~10μmの厚さで塗布され得る。第2ポリイミドコーティング66は、液体スロットダイ、ローラコート、スプレー、カーテンコート、ドライフィルムラミネーション、およびスクリーン印刷技術を含むがこれらに限定されない技術を用いて、塗布される。いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティング66は、液体スロットダイによって塗布される。いくつかの実施形態によると、ポリイミドコーティング66は、紫外線に露光されない、または現像されない。
図29に示されているように、ポリイミドコーティング66等の誘電体層は、箔側面65に絶縁を提供するために、5つの狭いレーンに塗布される。いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティング66の狭いレーンは、約4~5mmの幅であり、図27に示されているように、セパレータ側面64に覆われた表面積の約10%~20%を占める。いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティング66の狭いレーンは、セパレータ側面64に覆われた表面積の約11%を占める。
図30は、パネル化され、自動光学検査(AOI)され、欠陥マーキングされたカソードタブのアレイ61を示す。そのようなステップは、当技術分野において既知の技術を用いて実行され得る。そして、カソードタブのアレイ61は、この形態で出荷され得る。
いくつかの実施形態によると、カソードタブのアレイ61は、アルミニウムによって構成されるカソードタブ67の2つの面に配置される、ポリイミド層63等の誘電体層を含む。カソードタブのアレイ61は、バリの防止を維持しながら、従来のカソードタブと比較して全体の厚さを減少させる。例えば、従来のカソードタブは、約80μmの厚さを有する。従来のタブは、アクリル系粘着剤を備えるPET製のフィルムのような、バリの防止のための、約10μmの厚さを有する追加のテープを必要とする。したがって、従来のカソードタブは、約100μmの厚さを有する。対照的に、本開示のいくつかの実施形態によると、カソードタブのアレイ61の各カソードタブ67は、約35μmの基材および、それぞれ約5~10μmの2つのポリイミドコーティングを有し得る。したがって、本開示のいくつかの実施形態によると、従来のカソードタブが約100μmの厚さを有するのに対して、カソードタブのアレイ61は、約45~55μmの厚さを有し得る。
図31から図40は、本開示のいくつかの実施形態に係る、アノードタブのアレイ31を説明する。図31を参照すると、基材32のロールが示されている。いくつかの実施形態において、基材32は、ニッケルよりも高い導電性を有する材料である。いくつかの実施形態において、基材32は、銅箔である。いくつかの実施態において、ポリイミドコーティングの直接的な結合を支援するために、銅箔はクロメート処理されている。銅箔は、20~50μmの厚さを有し得る。いくつかの実施形態において、銅箔は、35μmの厚さを有し得る。
図32は、基材32に配置される、ポリイミドコーティング33等の誘電体層を示す。いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティング33は、基材32のセパレータ側面34のみに配置され、基材32の箔側面35には配置されない。いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティング33は、アノードタブ61の厚さを最小化するために、5~10μmの厚さで塗布され得る。ポリイミドコーティング33は、液体スロットダイ、ローラコート、スプレー、カーテンコート、ドライフィルムラミネーション、およびスクリーン印刷技術を含むがこれらに限定されない技術を用いて、塗布される。いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティング33は、液体スロットダイによって塗布される。いくつかの実施形態によると、ポリイミドコーティング33は、感光性のポリイミドであり、紫外線に露光され、現像され、硬化される。
図33は、その上にエッチングされたパターン36を有する基材32のセパレータ側面34に配置された、ポリイミドコーティング33を示す。ポリイミドコーティング33にエッチングされたパターン36は、基準電極端子37、測温抵抗体(RTD)端子38、基準電極39、および、メインアノード端子40への接続点を含む。
いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティング33上にパターン36を形成するために、ポリイミドコーティング33上にフォトレジスト層が形成される。フォトレジスト層は、いくつかの実施形態によると、当技術分野において既知のものを含むフォトリソグラフィ技術を用いて露光され、当技術分野において既知のものを含むウェットエッチング技術を用いて現像される。そして、このパターン形成されたフォトレジスト層は、ウェット技術またはドライ技術のいずれかが使用され得るポリイミド除去プロセス(エッチング)の間、ポリイミドコーティング33にパターンを提供する。そして、フォトレジスト層は、当技術分野において既知の技術によって剥離され得る。さらに別のパターン形成方法は、不必要な誘電体のレーザアブレーションである。
図34は、基材32の箔側面35にエッチングされた、パターン41を示す。いくつかの実施形態において、パターン41がその上にエッチングされた後のアノードタブのアレイ31は、メインアノード42、2つのRTDリード43、および、基準電極リード44を有する。
いくつかの実施形態において、基材32の箔側面35にパターン41をエッチングするために、方法はさらに、レジスト層をコーティングすること、レジスト層を紫外線に露光すること、レジスト層を現像すること、基材をエッチングすること、および、レジスト層を剥離することを含む。レジストコーティングは、液体スロットダイ、ローラコート、スプレー、カーテンコート、ドライフィルムラミネーション、およびスクリーン印刷技術を含むがこれらに限定されない技術を用いて、基材32に塗布される。レジストコーティングは、その後、紫外線に露光され、エッチングされ(すなわち、基材32がレジストパターンによって保護されていない範囲においてエッチングされ)、そしてフォトリソグラフィおよび当技術分野において既知の技術を含むエッチング技術を用いて剥離される。
いくつかの実施形態において、方法はさらに、クロメート処理を除去するために、アノードタブのアレイ31をマイクロエッチングすることを含む。マイクロエッチングは、酸化処理または当技術分野において既知のその他の技術によって実行され得る。
図35は、基材32の箔側面35上に露出する銅の上に配置された、ニッケル層45を示す。いくつかの実施形態において、方法は、箔側面35にニッケルをスパッタリングすることを含む。いくつかの実施形態において、ニッケル層45は、約1~5μmの厚さである。好ましくは、ニッケル層45は、約2μmの厚さである。箔側面35へのニッケルのスパッタリングは、当技術分野において既知の技術を用いて実行され得る。
図36は、ニッケル層45にエッチングされたパターン46を示す。いくつかの実施形態において、ニッケル層45にパターン46をエッチングするために、方法はさらに、レジスト層をコーティングすること、レジスト層を紫外線に露光すること、レジスト層を現像すること、基材をエッチングすること、および、レジスト層を剥離することを含む。レジストコーティングは、液体スロットダイ、ローラコート、スプレー、カーテンコート、ドライフィルムラミネーション、およびスクリーン印刷技術を含むがこれらに限定されない技術を用いて、ニッケル層45に塗布される。レジストコーティングは、その後、紫外線に露光され、エッチングされ(すなわち、ニッケル層45がレジストパターンによって保護されていない範囲においてエッチングされ)、そしてフォトリソグラフィおよび当技術分野において既知の技術を含むエッチング技術を用いて剥離される。
図37は、その上にエッチングされたパターンを有した状態で箔側面35の上部に配置される、ポリイミド層46のような第2誘電体層を示す。いくつかの実施形態において、ポリイミドコーティング46は、アノードタブのアレイ31の厚さを最小化するために、5~10μmの厚さで塗布され得る。第2ポリイミドコーティング46は、液体スロットダイ、ローラコート、スプレー、カーテンコート、ドライフィルムラミネーション、およびスクリーン印刷技術を含むがこれらに限定されない技術を用いて、塗布される。いくつかの実施形態において、第2ポリイミドコーティング46は、液体スロットダイによって塗布される。いくつかの実施形態によると、第2ポリイミドコーティング46は、感光性のポリイミドであり、紫外線に露光され、現像され、硬化される。第2ポリイミドコーティング46にエッチングされたパターンは、4つのピンアウト48およびメイン箔取付面49への接続点を含む。パターンは、本開示において議論される技術、または、当技術分野において既知のその他の技術を用いて、エッチングされ得る。
図38は、アノードタブのアレイ31上の電気めっきされたニッケル層100を示す。いくつかの実施形態において、方法は、アノードタブのアレイ31の両面(すなわち、箔側面およびセパレータ側面)にニッケルを電気めっきすることを含む。いくつかの実施形態において、ニッケル層100は軟質ニッケルであり、アノードタブのアレイ31の露出したニッケル面をすべて覆う。いくつかの実施形態において、ニッケル層100は、約1~5μmの厚さである。好ましくは、ニッケル層100は、約2~3μmの厚さである。アノードテープへのニッケルの電気めっきは、マスクを使用しない当技術分野において既知の技術を用いて実行され得る。
図39は、パネル化され、自動光学検査(AOI)され、欠陥マーキングされたアノードタブのアレイ31を示す。そのようなステップは、当技術分野において既知の技術を用いて実行され得る。
さらに、方法は、基準電極材料101を選択的に塗布することを含み得る。いくつかの実施形態において、黒鉛スラリー材料の薄いコーティングが、インクジェット、ジェット、シリンジディスペンス、ステンシル、および、当技術分野において既知のその他の同様の技術によって、露出した基準電極39に選択的に塗布される。方法はさらに、選択的に基準電極材料101を塗布した後に、アノードタブ31をベーキングすることも含み得る。ベーキングは、当技術分野において既知の条件において実行され得る。
図40は、アノードタブの短軸においてその上に塗布される密封剤103を有する、アノードタブを示す。いくつかの実施形態において、方法は、アノードタブを個片化し、その上に密封剤103を塗布することを含む。密封剤103は、アノードタブの第1面および第2面において、アノードタブ31の短軸に沿って塗布され得る。いくつかの実施形態において、密封剤103は、ヒートシールテープである。当技術分野において既知のその他の密封剤も用いられ得る。
カソードタブの形成方法が、アノードタブの形成方法と同様に実行され得る。当業者は、アノードタブの形成方法に基づく、カソードタブを製造するための変更を容易に理解するであろう。例えば、RTDは基準電極に置き換えられ、リチウム酸化物材料等の異なるスラリー材料が、基準電極に塗布されるであろう。
これらの実施形態に関連して説明されたが、当業者は、本開示の精神および範囲から逸脱することなく、形態および詳細に変更を加えることができることを認識するであろう。
Claims (30)
- 誘電体層を、第1面および第2面を有する基材の前記第2面に配置することと、
前記基材の前記第2面に前記誘電体層を現像することと、
電極タブを形成するために前記基材の前記第1面をエッチングすることと、を含む、製造方法。 - 前記誘電体を配置する前に、前記基材の前記第2面に結合層を配置することを含む、請求項1に記載の製造方法。
- 前記基材の前記第1面をエッチングした後に、前記結合層をマイクロエッチングすることを含む、請求項2に記載の製造方法。
- 前記基材の端部を丸めることを含む、請求項1に記載の製造方法。
- 前記電極タブをニッケルで電気めっきすることを含む、請求項1に記載の製造方法。
- 前記電極タブの周囲を覆うポリイミドコーティングを切断することを含む、請求項1に記載の製造方法。
- 前記電極タブの両面に密封剤を配置することを含む、請求項1に記載の製造方法。
- 前記電極タブはアノードタブである、請求項1に記載の製造方法。
- 前記電極タブはカソードタブである、請求項1に記載の製造方法。
- 第1面に誘電体層を選択的に塗布することを含む、請求項1に記載の製造方法。
- 前記結合層は有機酸化防止剤である、請求項2に記載の方法。
- 前記結合層は化成皮膜である、請求項2に記載の方法。
- 前記結合層は接着特性によって選択された蒸着金属である、請求項2に記載の方法。
- ニッケルが電解めっき、または無電解めっきによってめっきされる、請求項2に記載の方法。
- 基材の第1面に誘電体のレーンを配置することと、
電極タブを形成するために前記基材をパターンエッチングすることと、を含む、製造方法。 - 前記基材は、クロメート層を含む銅箔である、請求項15に記載の方法。
- 銅面を露出させるために、前記基材をマイクロエッチングすることを含む、請求項15に記載の方法。
- すべての露出した銅面をニッケルでめっきすることを含む、請求項15に記載の方法。
- 前記基材は、アルミニウム箔である、請求項15に記載の方法。
- すべての露出したアルミニウム面の端部を丸めることを含む、請求項19に記載の方法。
- 前記基材の第2面にポリイミドのレーンを配置することを含む、請求項20に記載の方法。
- 前記基材の前記第2面上の前記ポリイミドのレーンは、前記基材の前記第1面上の前記ポリイミドのレーンよりも幅が狭い、請求項21に記載の方法。
- クロメート層を形成するクロメート処理された銅箔である、基材を供給することと、
前記基材のセパレータ側面に感光性ポリイミド層を配置することと、
前記感光性ポリイミド層をパターン現像することと、
アノードタブを形成するために前記基材の箔側面をパターンエッチングすることと、
前記クロメート層を除去するために前記基材をマイクロエッチングすることと、
前記基材の前記箔側面にニッケル層を配置することと、
測温抵抗体回路を形成するために前記ニッケル層をエッチングすることと、
前記基材の前記箔側面に第2感光性ポリイミド層を配置することと、
前記第2感光性ポリイミド層をパターン現像することと、
前記基材の前記箔側面および前記セパレータ側面をニッケルでめっきすることと、を含む、製造方法。 - 基準電極材料を選択的に塗布することを含む、請求項23に記載の方法。
- アルミニウム箔である基材のセパレータ側面に感光性ポリイミド層を配置することと、
前記感光性ポリイミド層を現像することと、
カソードタブを形成するために前記基材の箔側面をエッチングすることと、
前記基材の前記箔側面にニッケル層を配置することと、
測温抵抗体回路を形成するために前記ニッケル層をパターンエッチングすることと、
前記基材の前記箔側面に第2感光性ポリイミド層を配置することと、
前記第2感光性ポリイミド層をパターン現像することと、を含む、製造方法。 - 前記セパレータ側面の前記露出した基材の一部分に、基準電極材料を選択的に塗布することを含む、請求項21に記載の方法。
- アルミニウム箔である基材のセパレータ側面に感光性ポリイミド層を配置することと、
前記感光性ポリイミド層を現像することと、
前記基材の箔側面をエッチングすることと、を含む、一体化された基準電極を有するカソードタブの製造方法。 - 前記基材の前記箔側面に第2感光性ポリイミド層を配置することと、
前記第2感光性ポリイミド層を現像することと、
前記セパレータ側面の前記露出した基材の一部分に、基準電極材料を選択的に塗布することを含む、請求項27に記載の方法。 - アルミニウム箔である基材のセパレータ側面に感光性ポリイミド層を配置することと、
前記感光性ポリイミド層を現像することと、
前記基材の箔側面をエッチングすることと、を含む、一体化された基準電極を有するカソードタブの製造方法。 - 前記基材の前記箔側面に第2絶縁体または誘電体層のレーンを配置することと、
前記セパレータ側面の前記露出した基材の一部分に、基準電極材料を塗布することと、を含む、請求項29に記載の方法。
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