JP2014225406A - 燃料電池用湿度計測装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単且つ経済的な構成で、電解質膜の湿度を高精度に計測することができ、前記電解質膜の含水量を適正な範囲に維持してフラッディングを可及的に抑制することを可能にする。【解決手段】燃料電池用湿度計測装置10は、電解質膜・電極構造体14に設けられる。湿度計測装置10は、アノード電極22及びカソード電極24に設置される一対の対向するアノード側電極50及びカソード側電極52と、前記アノード電極22に接続され、前記アノード側電極50との電位差から固体高分子電解質膜20の湿度を計測する湿度センサ54とを備えるとともに、前記アノード側電極50は、基材56を介して前記湿度センサ54と一体に設けられる。【選択図】図2
Description
本発明は、アノード電極とカソード電極との間に電解質膜を挟持する電解質膜・電極構造体に設けられ、電極湿度を計測する燃料電池用湿度計測装置に関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる固体高分子電解質膜を採用している。この燃料電池は、固体高分子電解質膜の両側に、それぞれ電極触媒(電極触媒層)と多孔質カーボン(ガス拡散層)とを有するアノード電極及びカソード電極を配設した電解質膜・電極構造体(MEA)を、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持する発電セルを構成している。通常、燃料電池では、発電セルを所定の数だけ積層することにより、例えば、車載用燃料電池スタックとして使用されている。
この種の燃料電池では、良好な発電反応を発揮させるために、固体高分子電解質膜を所望の湿潤状態に維持する必要がある。電極含水量が多いと、電極触媒と多孔質カーボンに水詰まり(フラッディング)が惹起される一方、電極含水量が少ないと、前記固体高分子電解質膜の性能低下が惹起されるからである。従って、燃料電池を構成するカソード電極及びアノード電極の含水量を良好に制御することが重要である。
そこで、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池システムが知られている。この燃料電池システムは、図20に示すように、燃料電池のインピーダンスを測定するインピーダンス演算手段1と、インピーダンスに対する前記燃料電池の推定含水量の関係に基づいて、該燃料電池の含水量を推定する含水量推定手段2とを備えている。そして、測定されたインピーダンス又は推定された含水量は、燃料電池の環境温度に基づいて、インピーダンス温度補正手段3により補正されている。
これにより、燃料電池本体の周囲条件(例えば、環境温度、ガス圧力)がインピーダンスの測定値に与える影響を補正した上で、燃料電池の含水量を推定することができる、としている。
しかしながら、上記の特許文献1では、インピーダンス計測と含水量計測との相関性に基づいて、燃料電池の運転制御を行うものである。このため、装置全体が相当に複雑化するとともに、コストが高騰して経済的ではないという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、簡単且つ経済的な構成で、電解質膜の湿度を高精度に計測することができ、前記電解質膜の含水量を適正な範囲に維持してフラッディングを可及的に抑制することが可能な燃料電池用湿度計測装置を提供することを目的とする。
本発明は、アノード電極とカソード電極との間に電解質膜を挟持する電解質膜・電極構造体に設けられ、前記電解質膜の湿度を計測する燃料電池用湿度計測装置に関するものである。
この燃料電池用湿度計測装置では、アノード電極及びカソード電極に設置され、直流電圧が印加される参照電極と、前記アノード電極又は前記カソード電極と前記参照電極とに接続され、アノード電位又はカソード電位から電解質膜の湿度を計測する湿度センサと、を備えるとともに、前記参照電極は、絶縁性基材を介して前記湿度センサと一体に設けられている。
また、この燃料電池用湿度計測装置では、湿度センサは、複数個の導電性端子を設けることが好ましい。
さらに、この燃料電池用湿度計測装置では、複数個の導電性端子は、段階的に端部位置をずらして配置されることが好ましい。
本発明によれば、電解質膜・電極構造体に設けられている湿度センサからの出力(アノード電位又はカソード電位)を検出するだけで、前記電解質膜・電極構造体の含水量を容易且つ確実に検出することができる。しかも、参照電極は、絶縁性基材を介して湿度センサと一体に設けられており、前記参照電極と前記湿度センサとを可及的に近接して配置することが可能になる。このため、正確なアノード電位又はカソード電位を安定して計測することができる。
これにより、簡単且つ経済的な構成で、電解質膜の湿度を高精度に計測することが可能になり、前記電解質膜の含水量を適正な範囲に維持してフラッディングを可及的に抑制することができる。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池用湿度計測装置10が組み込まれる燃料電池12では、電解質膜・電極構造体14が、カソード側セパレータ16及びアノード側セパレータ18に挟持されて矢印A方向(例えば、水平方向)又は矢印C方向(鉛直方向)に積層される。
複数の燃料電池12は、矢印A方向に積層することにより、例えば、車載用燃料電池スタックを構成する。なお、複数の燃料電池12は、矢印C方向に積層してもよい。
カソード側セパレータ16及びアノード側セパレータ18は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、チタニウム(Ti)板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した金属板や、カーボン部材等で構成されている。
図1及び図2に示すように、電解質膜・電極構造体14は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜20と、前記固体高分子電解質膜20を挟持するアノード電極22及びカソード電極24とを備える。固体高分子電解質膜20としては、例えば、フッ素系電解質、又は、HC(炭化水素)系電解質が使用される。
図2に示すように、アノード電極22は、固体高分子電解質膜20の一方の面20aに接合されるアノード電極触媒層22aと、前記アノード電極触媒層22aに積層されるアノードガス拡散層22bとを有する。カソード電極24は、固体高分子電解質膜20の他方の面20bに接合されるカソード電極触媒層24aと、前記カソード電極触媒層24aに積層されるカソードガス拡散層24bとを有する。
アノード電極触媒層22aは、カソード電極触媒層24aよりも小さな(又は大きな)平面寸法に設定されるとともに、カソードガス拡散層24bの外周端部は、アノードガス拡散層22bの外周端部よりも外側に突出する。なお、アノード電極触媒層22aとカソード電極触媒層24aとは、同一の平面寸法を有していてもよい。また、アノードガス拡散層22bは、カソードガス拡散層24bよりも大きな平面寸法を有していてもよく、あるいは、同一の平面寸法を有していてもよい。
アノード電極触媒層22a及びカソード電極触媒層24aは、カーボンブラックに白金粒子を担持した触媒粒子を形成し、イオン導伝性バインダーとして高分子電解質を使用し、この高分子電解質の溶液中に前記触媒粒子を均一に混合して作製された触媒ペーストを、固体高分子電解質膜20の両面20a、20bに印刷、塗布又は転写することによって構成される。なお、アノード電極触媒層22aとカソード電極触媒層24aとは、アノードガス拡散層22bとカソードガス拡散層24bとに印刷、塗布又は転写することによって構成してもよく、その他、種々の公知の構成を採用することができる。
電解質膜・電極構造体14は、固体高分子電解質膜20の外周を周回する樹脂製枠部材26を備える。樹脂製枠部材26は、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)やPPA(ポリフタルアミド)、LCP、PES、PEEK、PFA等のスーパーエンプラ、若しくは、2種以上のポリマーアロイやPP(ポリプロピレン)等の汎用エンプラ、若しくは、2種以上のポリマーアロイ等で構成され、必要に応じて設けられる。
図1に示すように、燃料電池12の矢印B方向(水平方向)の一端縁部には、積層方向である矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス入口連通孔28aと、燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出するための燃料ガス出口連通孔30bとが、矢印C方向(鉛直方向)に配列して設けられる。
燃料電池12の矢印B方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを供給するための燃料ガス入口連通孔30aと、酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス出口連通孔28bとが、矢印C方向に配列して設けられる。
燃料電池12の矢印C方向の上端縁部には、冷却媒体を供給するための一対の冷却媒体入口連通孔32aが設けられるとともに、前記燃料電池12の矢印C方向の下端縁部には、前記冷却媒体を排出するための一対の冷却媒体出口連通孔32bが設けられる。なお、冷却媒体入口連通孔32a及び冷却媒体出口連通孔32bは、それぞれ1つであってもよい。
カソード側セパレータ16の電解質膜・電極構造体14に向かう面16aには、酸化剤ガス入口連通孔28aと酸化剤ガス出口連通孔28bとに連通する酸化剤ガス流路36が設けられる。アノード側セパレータ18の電解質膜・電極構造体14に向かう面18aには、燃料ガス入口連通孔30aと燃料ガス出口連通孔30bとに連通する燃料ガス流路38が形成される。酸化剤ガス流路36及び燃料ガス流路38は、水平方向に向かって酸化剤ガス及び燃料ガスを流通させる。
カソード側セパレータ16の面16aとは反対の面16bと、アノード側セパレータ18の面18aとは反対の面18bとの間には、冷却媒体入口連通孔32aと冷却媒体出口連通孔32bとに連通する冷却媒体流路40が形成される。冷却媒体流路40は、鉛直方向下方(鉛直方向上方でもよい)に向かって冷却媒体を流通させる。
カソード側セパレータ16の面16a、16bには、このカソード側セパレータ16の外周端部を周回して、第1シール部材42が一体化されるとともに、アノード側セパレータ18の面18a、18bには、このアノード側セパレータ18の外周端部を周回して、第2シール部材44が一体化される。
第1シール部材42及び第2シール部材44は、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フロロシリコーンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材等の弾性を有するシール部材が用いられる。
湿度計測装置10は、例えば、電解質膜・電極構造体14の水分量が最も多い領域及び最も少ない領域に配置される。具体的には、湿度計測装置10は、水分量が最も多い領域である重力方向下方で且つ燃料ガス出口連通孔30bの近傍、及び、酸化剤ガス出口連通孔28bの近傍と、水分量が最も少ない領域である重力方向上方で且つ燃料ガス入口連通孔30aの近傍、及び、酸化剤ガス入口連通孔28aの近傍に配置される。なお、湿度計測装置10は、電解質膜・電極構造体14の水分含有量が最も多い領域又は最も少ない領域にのみ配置してもよい。なお、湿度計測装置10の設定部位は、上記の領域に限定されるものではなく、電解質膜・電極構造体14の湿度測定が必要な任意の位置に設置することができる。
図2に示すように、湿度計測装置10は、電解質膜・電極構造体14を構成する固体高分子電解質膜20のアノード側の面20a上のアノード側参照電極用電極触媒22asと、導電体で構成されるアノード側電極50とにより構成されるアノード側参照電極51、前記固体高分子電解質膜20のカソード側の面20b上のカソード側参照電極用電極触媒24asと、導電体で構成されるカソード側電極52とにより構成されるカソード側参照電極53、及びアノード電極触媒層22a上に配置される湿度センサ(電位センサ)54を備える。アノード側電極50とカソード側電極52とは、固体高分子電解質膜20を挟んで互いに対向して配置される。
第1の実施形態では、アノード側参照電極用電極触媒22as及びカソード側参照電極用電極触媒24asは、固体高分子電解質膜20に一体に設けられている、後述する基材56a、56bに設けてもよい。また、湿度センサ54は、固体高分子電解質膜20のアノード側の面20a上に配置してもよい。
図2〜図4に示すように、アノード側電極50及び湿度センサ54は、絶縁性の基材56aに一体に設けられるとともに、カソード側電極52は、絶縁性の基材56bに一体に設けられる。基材56bは、カソード側電極52側とは反対側の端部が基材56aに固定(接着)又は溶着され、アノード側電極50及びカソード側電極52が互いに離間して配置される。基材56aは、アノード側電極50と湿度センサ54との間で所定の長さに亘って切り込みを形成してもよい。なお、基材56a、56bは、互いに分離して構成されていてもよく、また、単一の基材を使用してアノード側電極50とカソード側電極52との間に位置して折り曲げて構成することも可能である。
アノード側電極50には、2本の導線ライン58a、58bが接続されるとともに、カソード側電極52には、1本の導線ライン60が接続される。導線ライン58a、58b及び60は、絶縁性カバー61により覆われており、先端の電極部のみが外部に露呈する。なお、以下に説明する他の実施形態でも、同様である。湿度センサ54は、図5に示すように、一方の端部側に厚さ方向に突出する計測部54aを有する導電性端子(例えば、薄膜状又は細線状の金)により構成される。湿度センサ54は、基材56aと絶縁シート62とに覆われており、前記絶縁シート62に形成された開口部62aから計測部54aが外部に長さL(数μm〜数十μm)だけ突出する。湿度センサ54の下端部に導線ライン64が接続される。
基材56a、56b及び絶縁シート62は、絶縁性を有し、耐熱水性、耐酸性及び耐熱性に優れるとともに、フレキシブルな材料で形成される。例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)や液晶ポリマー(LCP)、ポリイミド等が好適である。
図6に示すように、湿度計測装置10は、アノード側参照電極51の導線ライン58bとカソード側参照電極53の導線ライン60とに接続される直流電源66を備える。アノード側参照電極51の導線ライン58aと湿度センサ54の導線ライン64とは、図示しない計測器に接続されており、前記アノード側参照電極51と前記湿度センサ54との電位差からアノード電位が検出される。
なお、後述するように、カソード電極24側にも、カソード電極触媒層24a上に位置して湿度センサ54caを設けることができる。その際、湿度センサ54caの導線ライン64aとアノード側参照電極51の導線ライン58aとは、図示しない計測器に接続されるとともに、前記アノード側参照電極51と前記湿度センサ54caとの電位差からカソード電位が検出される。
湿度センサ54と湿度センサ54caとは、アノード電極触媒層22a上とカソード電極触媒層24a上とに設けられているが、固体高分子電解質膜20と前記アノード電極触媒層22aとの間及び前記固体高分子電解質膜20と前記カソード電極触媒層24aとの間に設けられてもよい。又は、湿度センサ54、54caは、それぞれ複数個ずつ配置されてもよく、一部が固体高分子電解質膜20上に配置されてもよい。
このように構成される燃料電池12の動作について、以下に説明する。
図1に示すように、酸化剤ガス入口連通孔28aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス入口連通孔30aに水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体入口連通孔32aに純水やエチレングリコール等の冷却媒体が供給される。
酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔28aからカソード側セパレータ16の酸化剤ガス流路36に導入される。このため、酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路36に沿って矢印B方向に流通し、電解質膜・電極構造体14のカソード電極24に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔30aからアノード側セパレータ18の燃料ガス流路38に導入される。この燃料ガス流路38では、燃料ガスが矢印B方向に流通することにより、電解質膜・電極構造体14のアノード電極22に供給される。
従って、各電解質膜・電極構造体14では、カソード電極24に供給される酸化剤ガスと、アノード電極22に供給される燃料ガスとが、カソード電極触媒層24a及びアノード電極触媒層22a内で電気化学反応により消費されて発電が行われる。
次いで、カソード電極24に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口連通孔28bに沿って矢印A方向に排出される。同様に、アノード電極22に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス出口連通孔30bに沿って矢印A方向に排出される。
また、冷却媒体入口連通孔32aに供給された冷却媒体は、カソード側セパレータ16とアノード側セパレータ18との間の冷却媒体流路40に導入された後、矢印C方向に流通する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体14を冷却した後、冷却媒体出口連通孔32bから排出される。
ところで、湿度計測装置10では、図6に示すように、直流電源66が駆動されてアノード側参照電極51とカソード側参照電極53とに電圧が印加されている。従って、固体高分子電解質膜20に含まれている水が電気分解され、水素が発生するため、これを基準にしてアノード側参照電極51と湿度センサ54との電位差が検出される。
この場合、第1の実施形態では、電解質膜・電極構造体14に設けられている湿度センサ54からの出力(アノードやカソードに設置した電位)を容易且つ確実に検出することができる。アノード電位と湿度とは、図7に示す関係を有する一方、カソード電位と湿度とは、図8に示す関係を有している。そして、検出されたアノード電位又はカソード電位から湿度が検出される。
しかも、少なくともアノード側電極50は、湿度センサ54と一体に基材56aに設けられている。このため、アノード側電極50と湿度センサ54とを可及的に近接して配置することが可能になり、正確なアノード電位を安定して計測することができる。
これにより、簡単且つ経済的な構成で、固体高分子電解質膜20の湿度を高精度に計測することが可能になり、前記固体高分子電解質膜20の含水量を適正な範囲に維持してフラッディングを可及的に抑制するように、燃料電池12を運転するのに利用することができるという効果が得られる。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池用湿度計測装置70が組み込まれる電解質膜・電極構造体72の要部断面説明図である。なお、第1の実施形態に係る湿度計測装置10と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3以降の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
湿度計測装置70は、電解質膜・電極構造体72を構成する固体高分子電解質膜20のアノード側の面20a上のアノード側参照電極用電極触媒22asと、導電体で構成されるアノード側電極50とにより構成されるアノード側参照電極51、前記固体高分子電解質膜20のカソード側の面20b上のカソード側参照電極用電極触媒24asと、導電体で構成されるカソード側電極52とにより構成されるカソード側参照電極53、及びカソード電極触媒層24a上に配置される湿度センサ74を備える。第2の実施形態では、アノード側参照電極用電極触媒22as及びカソード側参照電極用電極触媒24asは、固体高分子電解質膜20に一体に設けられている。また、湿度センサ74は、固体高分子電解質膜20のカソード側の面20b上に配置してもよい。
図9及び図10に示すように、アノード側電極50は、絶縁性の基材75aに一体に設けられるとともに、カソード側電極52及び湿度センサ74は、絶縁性の基材75bに一体に設けられる。基材75aは、アノード側電極50側とは反対側の端部が基材75bに固定(接着)され、前記アノード側電極50及びカソード側電極52が互いに離間して配置される。なお、基材75a、75bは、互いに分離して構成されていてもよく、また、単一の基材を使用してもよい。湿度センサ74は、一方の端部側に厚さ方向に突出する計測部74aを有する導電性端子(例えば、薄膜状又は細線状の金)により構成される。湿度センサ74の下端部には、導線ライン76が接続される。
図11に示すように、湿度計測装置70では、湿度センサ74の導線ライン76とアノード側電極50の導線ライン58aとは、図示しない計測器に接続されている。アノード側参照電極51と湿度センサ74との電位差からカソード電位が検出される。なお、アノード電極22側にも、アノード電極触媒層22a上に位置して湿度センサ74anを設けることができる。その際、湿度センサ74anの導線ライン76aとアノード側電極50の導線ライン58aとは、図示しない計測器に接続されるとともに、アノード側参照電極51と前記湿度センサ74anとの電位差からアノード電位が検出される。湿度センサ74、74anは、上記の湿度センサ54、54caと同様に、それぞれの設定位置が変更可能であるとともに、それぞれ複数個ずつ配置することができる。
このように構成される第2の実施形態では、湿度計測装置70は、カソード電極触媒層24a上に配置される湿度センサ74を介してカソードやアノードに設置した電位を検出するだけで、電解質膜・電極構造体14の含水量を容易且つ確実に検出することができる。これにより、簡単且つ経済的な構成で、固体高分子電解質膜20の湿度を高精度に計測することが可能になる等、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
図12は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池用湿度計測装置77が組み込まれる電解質膜・電極構造体78の要部断面説明図である。
湿度計測装置77は、固体高分子電解質膜20のアノード側の面20a上のアノード側参照電極用電極触媒22asと、導電体で構成されるアノード側電極50とにより構成されるアノード側参照電極51、前記固体高分子電解質膜20のカソード側の面20b上のカソード側参照電極用電極触媒24asと、導電体で構成されるカソード側電極52とにより構成されるカソード側参照電極53、アノード電極触媒層22a上に配置される湿度センサ54及びカソード電極触媒層24aに配置される湿度センサ74を備える。
図12及び図13に示すように、アノード側電極50及び湿度センサ54は、絶縁性の基材79aに一体に設けられるとともに、カソード側電極52及び湿度センサ74は、絶縁性の基材79bに一体に設けられる。基材79aは、アノード側電極50側とは反対側の端部が基材79bに固定(接着又は溶着)され、アノード側電極50及びカソード側電極52が互いに離間して配置される。なお、基材79a、79bは、互いに分離して構成されていてもよく、また、単一の基材を使用してもよい。
このように構成される第3の実施形態では、湿度計測装置77は、アノード電極触媒層22a上に配置される湿度センサ54及びカソード電極触媒層24aに配置される湿度センサ74を介してアノード及びカソードに設置した電位を検出することができる。これにより、簡単且つ経済的な構成で、固体高分子電解質膜20の湿度を高精度に計測することが可能になる等、上記の第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られる。
図14は、本発明の第4の実施形態に係る燃料電池用湿度計測装置80の概略斜視説明図である。
湿度計測装置80は、アノード側電極50と一体に絶縁性の基材81aに配置される複数の湿度センサ82、84、86及び88を備える。カソード側電極52は、絶縁性の基材81bに配置されるとともに、前記基材81bは、前記カソード側電極52側とは反対側の端部が基材81aに固定(接着又は溶着)される。なお、基材81a、81bは、単一の基材により構成してもよい。また、カソード側も、上記のアノード側と同様に構成してもよい。
湿度センサ82、84、86及び88は、例えば、薄膜状又は細線状の金(Au)により形成されるとともに、前記湿度センサ82から前記湿度センサ88に向かって、順次、短尺に構成される。湿度センサ82、84、86及び88の各計測部82a、84a、86a及び88aは、絶縁シート62に形成された開口部62a、62b、62c及び62dから外部に数μm〜数十μmだけ突出する。湿度センサ82、84、86及び88の端部には、導線ライン90a、90b、90c及び90dが接続され、これらが図示しない計測器に接続される。
このように構成される第4の実施形態では、基材81aにアノード側電極50と湿度センサ82、84、86及び88とが一体に設けられている。従って、少なくともアノード側電極50、湿度センサ82、84、86及び88の配置作業が一挙に簡素化されるとともに、アノード側の複数の測定点を同時に計測することができ、湿度分布を測定することが可能である。カソード側も、同時に測定してもよい。しかも、各計測部82a、84a、86a及び88a同士を可及的に隣接して設けることが可能になるとともに、上記の第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られる。
図15は、本発明の第5の実施形態に係る燃料電池用湿度計測装置100の概略斜視説明図である。
湿度計測装置100は、カソード側電極52と一体に絶縁性の基材101aに配置される複数の湿度センサ102、104、106及び108を備える。アノード側電極50は、絶縁性の基材101bに配置されるとともに、前記基材101bは、アノード側電極50側とは反対側の端部が基材101aに固定(接着又は溶着)される。なお、基材101a、101bは、単一の基材により構成してもよい。
湿度センサ102、104、106及び108は、例えば、薄膜状又は細線状の金(Au)により形成されるとともに、前記湿度センサ102から前記湿度センサ108に向かって、順次、短尺に構成される。湿度センサ102、104、106及び108の各計測部102a、104a、106a及び108aは、絶縁シート62に形成された開口部62a、62b、62c及び62dから外部に数μm〜数十μmだけ突出する。湿度センサ102、104、106及び108の端部には、導線ライン110a、110b、110c及び110dが接続され、これらが図示しない計測器に接続される。
このように構成される第5の実施形態では、基材101aにカソード側電極52と湿度センサ102、104、106及び108とが一体に設けられている。これにより、少なくともカソード側電極52、湿度センサ102、104、106及び108の配置作業が一挙に簡素化されるとともに、カソード側の複数の測定点を同時に計測することができる。アノード側も、同時に測定してもよい。さらに、各計測部102a、104a、106a及び108a同士を可及的に隣接して設けることが可能になるとともに、上記の第1〜第4の実施形態と同様の効果が得られる。
図16は、本発明の第6の実施形態に係る燃料電池用湿度計測装置120の概略斜視説明図である。
湿度計測装置120は、アノード側電極50と一体に一対の絶縁シート(絶縁基材)122、124間に被覆されてアノード側に配置される複数の湿度センサ126、128、130及び132を備える。カソード側電極52は、絶縁性の基材125に配置されるとともに、前記基材125は、カソード側電極52側とは反対側の端部が絶縁シート122に固定(接着又は溶着)される。なお、基材125は、絶縁シート122と一体に構成されてもよい。
絶縁シート122、124は、一端側に幅狭部122a、124aを設けるとともに、前記幅狭部122a、124aは、外方に広がる肩部を介して幅広部122b、124bに一体に連なっている。
湿度センサ126、128、130及び132は、例えば、薄膜状又は細線状の金(Au)により形成される。湿度センサ126、128、130及び132の上部側には、それぞれ異なる高さ位置から計測部126a、128a、130a及び132aが膨出形成される。計測部126a、128a、130a及び132aは、絶縁シート122の表面と同一位置に配置されてもよく、測定点との接触を確保するために、前記絶縁シート122の表面から僅かに突出して構成してもよい。
湿度センサ126、128、130及び132は、互いに平行して幅狭部122a、124aに沿って延在した後、互いの離間間隔を大きくし、幅広部122b、124bに沿って互いに平行して延在する。湿度センサ126、128、130及び132の端部には、導線ライン136a、136b、136c及び136dが接続され、これらが図示しない計測器に接続される。
このように構成される第6の実施形態では、上記の第1〜第5の実施形態と同様の効果が得られる他、導線ライン136a、136b、136c及び136dにおける接続部位が幅広部122b、124bを構成している。このため、各導線ライン136a、136b、136c及び136dの結線作業が、容易且つ良好に遂行可能になるという利点がある。
図17は、本発明の第7の実施形態に係る燃料電池用湿度計測装置140の概略斜視説明図である。
湿度計測装置140は、カソード側電極52と一体に一対の絶縁シート142、144間に被覆されてカソード側に配置される複数の湿度センサ146、148、150及び152を備える。アノード側電極50は、絶縁性の基材145に配置されるとともに、前記基材145は、前記アノード側電極50側とは反対側の端部が絶縁シート142に固定(接着又は溶着)される。なお、基材145は、絶縁シート142と一体に構成されてもよい。
絶縁シート142、144は、一端側に幅狭部142a、144aを設けるとともに、前記幅狭部142a、144aは、外方に広がる肩部を介して幅広部142b、144bに一体に連なっている。
湿度センサ146、148、150及び152は、例えば、薄膜状又は細線状の金(Au)により形成される。湿度センサ146、148、150及び152の上部側には、それぞれ異なる高さ位置から計測部146a、148a、150a及び152aが膨出形成される。計測部146a、148a、150a及び152aは、絶縁シート142の表面と同一位置に配置されてもよく、測定点との接触を確保するために、前記絶縁シート142の表面から僅かに突出して構成してもよい。
湿度センサ146、148、150及び152は、互いに平行して幅狭部142a、144aに沿って延在した後、互いの離間間隔を大きくし、幅広部142b、144bに沿って互いに平行して延在する。湿度センサ146、148、150及び152の端部には、導線ライン156a、156b、156c及び156dが接続され、これらが図示しない計測器に接続される。
このように構成される第7の実施形態では、上記の第1〜第6の実施形態と同様の効果が得られる。
図18は、本発明の第8の実施形態に係る燃料電池用湿度計測装置160の概略斜視説明図である。なお、湿度計測装置160は、図14に示す第4の実施形態(湿度計測装置80)と図15に示す第5の実施形態(湿度計測装置100)とを組み合わせて構成される。
基材81aには、アノード側電極50と複数の湿度センサ82、84、86及び88とが一体に配置されるとともに、基材101aには、カソード側電極52と複数の湿度センサ102、104、106及び108とが一体に配置される。基材81aと基材101aとは、アノード側電極50側とは反対側の端部とカソード側電極52側とは反対側の端部とが固定(接着される)。なお、基材81aと基材101aとは、単一の基材により構成してもよい。
このように構成される第8の実施形態では、アノード側及びカソード側のそれぞれ複数の測定点を同時に計測することができるとともに、上記の第1〜第7の実施形態と同様の効果が得られる。なお、上記の第6の実施形態と第7の実施形態とを組み合わせて構成することも可能である。具体的には、アノード側に複数の湿度センサ126、128、130及び132を配置するとともに、カソード側に複数の湿度センサ146、148、150及び152を配置することができる。
図19は、本発明の第9の実施形態に係る燃料電池用湿度計測装置170が組み込まれる電解質膜・電極構造体172の要部断面説明図である。
湿度計測装置170は、アノード側の基材56a上に白金(Pt)等の導電体により、又は導電体上に白金(Pt)を一体で塗布することにより構成されるアノード側参照電極174、カソード側の基材56b上に白金(Pt)等の導電体により、又は導電体上に白金(Pt)を一体で塗布することにより構成されるカソード側参照電極176、及びアノード電極触媒層22a上に配置される湿度センサ54を備える。
このように構成される第9の実施形態では、アノード側参照電極174及びカソード側参照電極176は、基材56a、56b上に白金(Pt)、又は導電体上に白金(Pt)を塗布することにより構成されている。このため、固体高分子電解質膜20上でのアノード側参照電極用電極触媒22asとアノード側電極50との位置合わせ、及びカソード側参照電極用電極触媒24asとカソード側電極52との位置合わせが不要になる。従って、アノード側参照電極174及びカソード側参照電極176の設置作業が一層簡素化するという効果が得られる。
なお、第9の実施形態では、実質的に第1の実施形態と同様の構成を採用しているが、第2の実施形態〜第8の実施形態にも、適用することができる。
10、70、77、80、100、120、140、160、170…湿度計測装置
12…燃料電池 14、78、172…電解質膜・電極構造体
16…カソード側セパレータ 18…アノード側セパレータ
20…固体高分子電解質膜 22…アノード電極
22a…アノード電極触媒層 22b…アノードガス拡散層
24…カソード電極 24a…カソード電極触媒層
24b…カソードガス拡散層 26…樹脂製枠部材
36…酸化剤ガス流路 38…燃料ガス流路
40…冷却媒体流路 51、174…アノード側参照電極
53、176…カソード側参照電極
54、54ca、74、74an、82、84、86、88、102、104、106、108、126、128、130、132、146、148、150、152…湿度センサ
56a、56b、75a、75b、81a、81b、101a、101b、125、145…基材
58a、58b、60、64、76、76a、90a〜90d、110a〜110d、136a〜136d、156a〜156d…導線ライン
62、122、124、142、144…絶縁シート
12…燃料電池 14、78、172…電解質膜・電極構造体
16…カソード側セパレータ 18…アノード側セパレータ
20…固体高分子電解質膜 22…アノード電極
22a…アノード電極触媒層 22b…アノードガス拡散層
24…カソード電極 24a…カソード電極触媒層
24b…カソードガス拡散層 26…樹脂製枠部材
36…酸化剤ガス流路 38…燃料ガス流路
40…冷却媒体流路 51、174…アノード側参照電極
53、176…カソード側参照電極
54、54ca、74、74an、82、84、86、88、102、104、106、108、126、128、130、132、146、148、150、152…湿度センサ
56a、56b、75a、75b、81a、81b、101a、101b、125、145…基材
58a、58b、60、64、76、76a、90a〜90d、110a〜110d、136a〜136d、156a〜156d…導線ライン
62、122、124、142、144…絶縁シート
Claims (3)
- アノード電極とカソード電極との間に電解質膜を挟持する電解質膜・電極構造体に設けられ、前記電解質膜の湿度を計測する燃料電池用湿度計測装置であって、
前記アノード電極及び前記カソード電極に設置され、直流電圧が印加される参照電極と、
前記アノード電極又は前記カソード電極と前記参照電極とに接続され、アノード電位又はカソード電位から前記電解質膜の湿度を計測する湿度センサと、
を備えるとともに、
前記参照電極は、絶縁性基材を介して前記湿度センサと一体に設けられることを特徴とする燃料電池用湿度計測装置。 - 請求項1記載の燃料電池用湿度計測装置において、前記湿度センサは、複数個の導電性端子を設けることを特徴とする燃料電池用湿度計測装置。
- 請求項2記載の燃料電池用湿度計測装置において、前記複数個の導電性端子は、段階的に端部位置をずらして配置されることを特徴とする燃料電池用湿度計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013105044A JP2014225406A (ja) | 2013-05-17 | 2013-05-17 | 燃料電池用湿度計測装置 |
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JP2013105044A JP2014225406A (ja) | 2013-05-17 | 2013-05-17 | 燃料電池用湿度計測装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11322806B2 (en) * | 2019-09-13 | 2022-05-03 | Hutchinson Technology Incorporated | Sensored battery electrode |
US11791521B2 (en) | 2019-09-13 | 2023-10-17 | Hutchinson Technology Incorporated | Electrode tabs and methods of forming |
-
2013
- 2013-05-17 JP JP2013105044A patent/JP2014225406A/ja active Pending
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US11322806B2 (en) * | 2019-09-13 | 2022-05-03 | Hutchinson Technology Incorporated | Sensored battery electrode |
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