JP6352153B2 - 燃料電池用水分検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、第1電極と第2電極との間に電解質膜を挟持するとともに、前記第1電極の第1電極触媒層と前記第2電極の第2電極触媒層とが異なる外形寸法に設定される電解質膜・電極構造体の水分を検出する燃料電池用水分検出装置に関する。
一般的に、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる固体高分子電解質膜を採用している。燃料電池は、固体高分子電解質膜の一方側にアノード電極が、前記固体高分子電解質膜の他方側にカソード電極が、それぞれ配設された電解質膜・電極構造体(MEA)を備えている。アノード電極及びカソード電極は、それぞれ触媒層(電極触媒層)とガス拡散層(多孔質カーボン)とを有している。
電解質膜・電極構造体は、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持されることにより、燃料電池が構成されている。この燃料電池は、所定の数だけ積層することにより、例えば、車載用燃料電池スタックとして使用されている。
この種の燃料電池では、良好な発電反応を発揮させるために、固体高分子電解質膜を所望の湿潤状態に維持する必要がある。電極含水量が多いと、電極触媒と多孔質カーボンに水詰まり(フラッディング)が惹起される一方、電極含水量が少ないと、前記固体高分子電解質膜の性能低下が惹起されるからである。従って、燃料電池を構成するカソード電極及びアノード電極の含水量を良好に制御することが重要である。
そこで、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池システムが知られている。この燃料電池システムは、図17に示すように、燃料電池のインピーダンスを測定するインピーダンス演算手段1と、インピーダンスに対する前記燃料電池の推定含水量の関係に基づいて、該燃料電池の含水量を推定する含水量推定手段2とを備えている。そして、測定されたインピーダンス又は推定された含水量は、燃料電池の環境温度に基づいて、インピーダンス温度補正手段3により補正されている。
これにより、燃料電池本体の周囲条件(例えば、環境温度、ガス圧力)がインピーダンスの測定値に与える影響を補正した上で、燃料電池の含水量を推定することができる、としている。
特開2008−84601号公報
しかしながら、上記の特許文献1では、インピーダンス計測と含水量計測との相関性に基づいて、燃料電池の運転制御を行うものである。このため、装置全体が相当に複雑化するとともに、コストが高騰して経済的ではないという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、簡単且つ経済的な構成で、電解質膜・電極構造体の水分量を高精度に検出することが可能な燃料電池用水分検出装置を提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池用水分検出装置では、電解質膜・電極構造体は、第1電極と第2電極との間に電解質膜を挟持している。第1電極を構成する第1電極触媒層の外形寸法は、電解質膜の外形寸法及び第2電極を構成する第2電極触媒層の外形寸法よりも小さな寸法に設定されている。
この燃料電池用水分検出装置は、第1電極触媒層の外周端部を含んで前記外周端部の内側から該外周端部の外側に至る領域に配置される複数個の電位センサと、制御部とを備えている。制御部は、各電位センサの出力値から前記領域内の位置と電位との関係を示す電位曲線を求め、基準となる電位曲線の電位の中間位置に設定された基準位置に対する、求めた電位曲線のシフト量に基づいて、電位曲線と水分量との関係を示す校正曲線を参照し、電解質膜・電極構造体の水分量を検出している。
また、この燃料電池用水分検出装置では、第1電極は、カソード電極であるとともに、第2電極は、アノード電極であり、制御部は、前記カソード電極の単極電位に基づいて水分量を検出することが好ましい。
さらに、この水分検出装置では、第1電極は、アノード電極であるとともに、第2電極は、カソード電極であり、制御部は、前記アノード電極の単極電位に基づいて水分量を検出することが好ましい。
本発明によれば、電解質膜・電極構造体の外周端部に設けられている複数個の電位センサからの出力(電位)により、電位曲線を求めるだけで、前記電解質膜・電極構造体の水分量を容易且つ確実に検出することができる。しかも、複数個の電位センサは、第1電極触媒層の外周端部を含んで前記外周端部の内側から該外周端部の外側に至る領域に配置されている。従って、制御部は、電位曲線の基準位置に基づいて、電解質膜・電極構造体の水分量の微細な変化を精度よく検出することができる。
これにより、簡単且つ経済的な構成で、電解質膜・電極構造体の水分量を高精度に検出することが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池用水分検出装置が組み込まれる燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池を構成する電解質膜・電極構造体の要部断面説明図である。 前記電解質膜・電極構造体に組み込まれる電位センサの正面図である。 前記電位センサの断面側面図である。 電位と含水量との関係説明図である。 測定された電位曲線とカソード電極の位置との湿度による関係説明図である。 別の電位センサの正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池用水分検出装置が組み込まれる電解質膜・電極構造体の斜視説明図である。 前記電解質膜・電極構造体の要部断面説明図である。 測定された電位曲線とアノード電極の位置との湿度による関係説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池用水分検出装置が組み込まれる電解質膜・電極構造体の正面説明図である。 前記電解質膜・電極構造体の要部断面説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る燃料電池用水分検出装置が組み込まれる電解質膜・電極構造体の正面説明図である。 前記電解質膜・電極構造体の要部断面説明図である。 他の水分検出装置の斜視説明図である。 前記水分検出装置の平面説明図である。 特許文献1に開示されている燃料電池システムの制御部の構成図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池用水分検出装置10は、燃料電池12に組み込まれる。燃料電池12は、電解質膜・電極構造体14が、カソード側セパレータ16及びアノード側セパレータ18に挟持されて矢印A方向(例えば、水平方向)又は矢印C方向(鉛直方向)に積層される。燃料電池12は、複数積層されることにより、例えば、図示しない燃料電池電気自動車等の燃料電池車両に搭載される車載用燃料電池スタックを構成する。
カソード側セパレータ16及びアノード側セパレータ18は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、チタニウム(Ti)板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した金属板で構成される。なお、カソード側セパレータ16及びアノード側セパレータ18は、カーボン部材等で構成されてもよい。
図1及び図2に示すように、電解質膜・電極構造体14は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜20と、前記固体高分子電解質膜20を挟持するアノード電極(第2電極)22及びカソード電極(第1電極)24とを備える。固体高分子電解質膜20としては、例えば、フッ素系電解質、又は、HC(炭化水素)系電解質が使用される。
図2に示すように、アノード電極22は、固体高分子電解質膜20の一方の面20aに接合されるアノード電極触媒層(第2電極触媒層)22aと、前記アノード電極触媒層22aに積層されるアノードガス拡散層22bとを有する。カソード電極24は、固体高分子電解質膜20の他方の面20bに接合されるカソード電極触媒層(第1電極触媒層)24aと、前記カソード電極触媒層24aに積層されるカソードガス拡散層24bとを有する。
アノード電極触媒層22aは、例えば、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子がアノードガス拡散層22bの表面に一様に塗布されて形成される。カソード電極触媒層24aは、例えば、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子がカソードガス拡散層24bの表面に一様に塗布されて形成される。アノードガス拡散層22b及びカソードガス拡散層24bは、カーボンペーパ、カーボンクロス等からなる。アノード電極触媒層22a及びカソード電極触媒層24aは、例えば、固体高分子電解質膜20の両面に形成される。
アノード電極触媒層22aの外周端部22ae及びアノードガス拡散層22bの外周端部22beは、固体高分子電解質膜20の外周端部20eと同一位置に配置される。カソード電極触媒層24aの外周端部24ae及びカソードガス拡散層24bの外周端部24beは、固体高分子電解質膜20の外周端部20eよりも内方位置に且つ互いに同一位置に配置される。
カソード電極触媒層24aの外形寸法は、固体高分子電解質膜20の外形寸法及びアノード電極触媒層22aの外形寸法よりも小さな寸法に設定される。具体的には、アノード電極触媒層22aの外形寸法は、カソード電極触媒層24aの外形寸法よりも5mm以下だけ大きく設定される。なお、アノードガス拡散層22bの外形寸法は、カソードガス拡散層24bの外形寸法よりも大きな寸法に設定されているが、同一の寸法又は大小が逆の寸法に設定されてもよい。
電解質膜・電極構造体14は、固体高分子電解質膜20の外周を周回する樹脂製枠部材26を備える。樹脂製枠部材26は、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PPA(ポリフタルアミド)、PEN(ポリエチレンナフタレート)、PES(ポリエーテルサルフォン)、LCP(リキッドクリスタルポリマー)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)、シリコーンゴム、フッ素ゴム、EPDM(エチレンプロピレンゴム)又はm−PPE(変成ポリフェニレンエーテル樹脂)等で構成される。なお、電解質膜・電極構造体14は、樹脂製枠部材26を用いない構成であってもよい。
図1に示すように、燃料電池12の矢印B方向(水平方向)の一端縁部には、積層方向である矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス入口連通孔28a及び燃料ガス出口連通孔30bが設けられる。酸化剤ガス入口連通孔28aは、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給する一方、燃料ガス出口連通孔30bは、燃料ガス、例えば、水素含有ガスを排出する。
燃料電池12の矢印B方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを供給するための燃料ガス入口連通孔30aと、酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス出口連通孔28bとが、矢印C方向に配列して設けられる。
燃料電池12の矢印C方向の上端縁部には、冷却媒体を供給するための一対の冷却媒体入口連通孔32aが設けられるとともに、前記燃料電池12の矢印C方向の下端縁部には、前記冷却媒体を排出するための一対の冷却媒体出口連通孔32bが設けられる。なお、冷却媒体入口連通孔32a及び冷却媒体出口連通孔32bは、それぞれ1つであってもよい。
カソード側セパレータ16の電解質膜・電極構造体14に向かう面16aには、酸化剤ガス入口連通孔28aと酸化剤ガス出口連通孔28bとに連通する酸化剤ガス流路36が設けられる。アノード側セパレータ18の電解質膜・電極構造体14に向かう面18aには、燃料ガス入口連通孔30aと燃料ガス出口連通孔30bとに連通する燃料ガス流路38が形成される。酸化剤ガス流路36及び燃料ガス流路38は、水平方向に向かって酸化剤ガス及び燃料ガスを流通させる。なお、酸化剤ガス及び燃料ガスの流れ方向は、特に限定されるものではなく、入口と出口とが反対でもよい。
カソード側セパレータ16の面16aとは反対の面16bと、アノード側セパレータ18の面18aとは反対の面18bとの間には、冷却媒体入口連通孔32aと冷却媒体出口連通孔32bとに連通する冷却媒体流路40が形成される。冷却媒体流路40は、鉛直方向下方(鉛直方向上方でもよい)に向かって冷却媒体を流通させる。
カソード側セパレータ16の面16a、16bには、このカソード側セパレータ16の外周端部を周回して、第1シール部材42が一体化される。アノード側セパレータ18の面18a、18bには、このアノード側セパレータ18の外周端部を周回して、第2シール部材44が一体化される。
第1シール部材42及び第2シール部材44には、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フロロシリコーンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材等の弾性を有するシール部材が用いられる。
図2に示すように、水分検出装置10は、カソード電極触媒層24aの外周端部24aeを含んで前記外周端部24aeの内側から該外周端部24aeの外側に至る領域Sに配置される複数個の電位センサ46を備える。具体的には、外周端部24aeの内側に位置し、カソード電極触媒層24aとカソードガス拡散層24bとの間に配置される複数個(例えば、3個)の電位センサ46を有する。さらに、外周端部24aeの外方に位置し、固体高分子電解質膜20の面20bの外周縁部に配置される複数個(例えば、2個)の電位センサ46を有する。センサ個数は、限定されるものではなく、必要とされる個数を任意に設置すればよい。
水分検出装置10は、好ましくは、アノード電極触媒層22aに複数個の電位センサ46を設けてもよい。アノード電極触媒層22aには、領域Sの範囲内に、すなわち、カソード側と同様に、複数個(例えば、5個)の電位センサ46が前記アノード電極触媒層22aとアノードガス拡散層22bとの間に配置される。電位センサ46は、樹脂製枠部材26で被覆されているが、この樹脂製枠部材26により被覆されていなくてもよい。
複数個の電位センサ46は、前記電位センサ46の値の平均値、最大値又は最小値、あるいは、複数個の前記電位センサ46の電位勾配を用いることができる。なお、電位センサ46は、アノード側とカソード側との両方に設けてもよいが、第1の実施形態では、少なくともカソード側に設けられる(カソード側の単極電位の計測)。
電解質膜・電極構造体14には、図示しないが、参照電極が設けられる。参照電極は、アノード側に設けられる。なお、アノード側及びカソード側にそれぞれ電極を対向して配置し、動的水素電極(以下「DHE」と記す)を構成してもよい。
電位センサ46は、電解質膜・電極構造体14の水分量が最も多い領域及び最も少ない領域に配置される。図1に示すように、電位センサ46は、水分量が最も多い領域である重力方向下方で且つ燃料ガス出口連通孔30bの近傍、及び、酸化剤ガス出口連通孔28bの近傍に配置される。
一方、電位センサ46は、水分量が最も少ない領域である重力方向上方で且つ燃料ガス入口連通孔30aの近傍、及び、酸化剤ガス入口連通孔28aの近傍に配置される。なお、電位センサ46は、電解質膜・電極構造体14の水分含有量が最も多い領域又は最も少ない領域にのみ配置してもよい。但し、電位センサ46の配置位置は、特に限定されるものではない。
図3及び図4に示すように、電位センサ46は、例えば、参照電極(又はアノード電極22、好ましくは、前記アノード電極22の中央部分)との電位差を検出するとともに、一方の側部側に屈曲又は突出する計測部48aを有するシート状又は線状の導電性端子(電位測定電極)48を備える。導電性端子48は、基材50にシート状の絶縁部材52を介して固定される。
基材50は、導電性端子48の長さ方向に略同一の長さを有する一方、前記導電性端子48の幅方向に該導電性端子48よりも幅広に構成される。絶縁部材52は、導電性端子48の長さよりも短尺に構成され、前記導電性端子48の計測部48aが外部に露呈する。計測部48aの厚さ方向は、絶縁部材52の厚さよりも大きな寸法に設定され、前記計測部48aの計測面が、前記絶縁部材52の外面よりも外方(端面の前側)に突出する。
導電性端子48は、耐酸性及び耐熱性を有する、例えば、薄膜状又は線状の金(Au)や白金(Pt)等により形成される。導電性端子48の端部には、導電ライン54の一端が接続される。導電ライン54の他端は、後述する制御部56に接続される(図1参照)。
基材50及び絶縁部材52は、絶縁性を有し、耐熱水性、耐酸性及び耐熱性に優れるとともに、フレキシブルな材料で形成される。例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)や液晶ポリマー(LCP)やポリイミド等が好適である。
図1に示すように、水分検出装置10を構成する制御部56は、各電位センサ46の出力値から得られた電位曲線(後述する)の基準位置に基づいて、電解質膜・電極構造体14の水分量を検出する。
このように構成される燃料電池12の動作について、以下に説明する。
図1に示すように、酸化剤ガス入口連通孔28aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス入口連通孔30aに水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体入口連通孔32aに純水やエチレングリコール等の冷却媒体が供給される。
酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔28aからカソード側セパレータ16の酸化剤ガス流路36に導入される。このため、酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路36に沿って矢印B方向に流通し、電解質膜・電極構造体14のカソード電極24に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔30aからアノード側セパレータ18の燃料ガス流路38に導入される。この燃料ガス流路38では、燃料ガスが矢印B方向に流通することにより、電解質膜・電極構造体14のアノード電極22に供給される。
従って、各電解質膜・電極構造体14では、カソード電極24に供給される酸化剤ガスと、アノード電極22に供給される燃料ガスとが、カソード電極触媒層24a及びアノード電極触媒層22a内で電気化学反応により消費されて発電が行われる。
次いで、カソード電極24に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口連通孔28bに沿って矢印A方向に排出される。同様に、アノード電極22に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス出口連通孔30bに沿って矢印A方向に排出される。
また、冷却媒体入口連通孔32aに供給された冷却媒体は、カソード側セパレータ16とアノード側セパレータ18との間の冷却媒体流路40に導入された後、矢印C方向に流通する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体14を冷却した後、冷却媒体出口連通孔32bから排出される。
上記のように、燃料電池12が発電運転している際、制御部56では、各電位センサ46により検出された電位が入力されており、検出された電位は、例えば、温度補正、圧力補正及び湿度補正されて補正電位が得られる。そして、図5に示すように、予め設定された電位と固体高分子電解質膜20の含水量との相関性から、入力された補正電位を用いて演算処理することにより、含水量が推定される。
さらに、図2に示すように、カソード電極触媒層24aの外周端部24aeを含んで前記外周端部24aeの内側から該外周端部24aeの外側に至る領域Sには、複数個の電位センサ46が配置されている。このため、カソード電極24側では、図6に示すように、各電位センサ46により検出された電位から、カソード電極端前後、すなわち、カソード電極触媒層24aの外周端部24aeの内側から外側に亘って連続する電位曲線Lcaが得られる。
電位曲線Lcaは、電解質膜・電極構造体14の水分量の変化によって位置(外周端部24aeからの位置)や電位が変化している。このため、電位曲線Lcaは、水分量の変化に伴って、図6中、左右や上下にシフトしている。そこで、電位曲線Lcaの基準位置Pcaを設定し、前記基準位置Pcaの変化量に基づいて、電解質膜・電極構造体14の水分量を検出している。基準位置Pcaは、例えば、電位の中間位置等に設定されるが、該電位の値は限定されない。その際、予め電位曲線Lcaと水分量との校正曲線を求めておくことが好ましい。
このように、電解質膜・電極構造体14の水分量が検出されると、この水分量に応じて前記電解質膜・電極構造体14の乾燥処理又は加湿処理が遂行される。
この場合、第1の実施形態では、図2に示すように、電解質膜・電極構造体14の外周縁部に設けられている複数個の電位センサ46からの出力(電位)を検出するだけで、電位曲線Lcaに基づいて、前記電解質膜・電極構造体14の水分量を容易且つ確実に検出することができる(図6参照)。
しかも、複数個の電位センサ46は、カソード電極触媒層24aの外周端部24aeを含んで前記外周端部24aeの内側から該外周端部24aeの外側に至る領域Sに配置されている。従って、制御部56は、電位曲線Lcaの基準位置Pcaに基づいて、電解質膜・電極構造体14の水分量の微細な変化を精度よく検出することができる。これにより、簡単且つ経済的な構成で、電解質膜・電極構造体14の水分量を高精度に検出することが可能になるという効果が得られる。
なお、第1の実施形態では、電位センサ46を用いているが、これに限定されるものではなく、例えば、図7に示す電位センサ46aを使用することができる。
電位センサ46aでは、導電性端子48を基材50と絶縁部材52aとを介して固定する。絶縁部材52aは、基材50と同一の長さを有しており、一端縁部には、導電性端子48の計測部48aを外部に露呈させる開口部52bが形成される。このように、構成される電位センサ46aは、上記の電位センサ46と同様の作用効果を有する。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池用水分検出装置10aが組み込まれる電解質膜・電極構造体60の斜視説明図である。なお、第1の実施形態に係る水分検出装置10及び電解質膜・電極構造体14と同一の構成要素には、同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3以降の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
電解質膜・電極構造体60は、固体高分子電解質膜20をアノード電極(第1電極)62及びカソード電極(第2電極)64で挟持する。図9に示すように、アノード電極62は、固体高分子電解質膜20の一方の面20aに接合されるアノード電極触媒層(第1電極触媒層)62aと、前記アノード電極触媒層62aに積層されるアノードガス拡散層62bとを有する。カソード電極64は、固体高分子電解質膜20の他方の面20bに接合されるカソード電極触媒層(第2電極触媒層)64aと、前記カソード電極触媒層64aに積層されるカソードガス拡散層64bとを有する。
カソード電極触媒層64aの外周端部64ae及びカソードガス拡散層64bの外周端部64beは、固体高分子電解質膜20の外周端部20eと同一位置に配置される。アノード電極触媒層62aの外周端部62ae及びアノードガス拡散層62bの外周端部62beは、固体高分子電解質膜20の外周端部20eよりも内方位置に且つ互いに同一位置に配置される。
アノード電極触媒層62aの外形寸法は、固体高分子電解質膜20の外形寸法及びカソード電極触媒層64aの外形寸法よりも小さな寸法に設定される。具体的には、カソード電極触媒層64aの外形寸法は、アノード電極触媒層62aの外形寸法よりも5mm以下だけ大きく設定される。なお、カソードガス拡散層64bの外形寸法は、アノードガス拡散層62bの外形寸法よりも大きな寸法に設定されているが、同一の寸法に設定されてもよい。
水分検出装置10aは、アノード電極触媒層62aの外周端部62aeを含んで前記外周端部62aeの内側から該外周端部62aeの外側に至る領域Sに配置される複数個の電位センサ46aを備える。水分検出装置10aは、好ましくは、カソード電極触媒層64aに複数個の電位センサ46aを設けてもよい。
このように構成される第2の実施形態では、アノード電極触媒層62aの外周端部62aeを含んで前記外周端部62aeの内側から該外周端部62aeの外側に至る領域Sには、複数個の電位センサ46aが配置されている。従って、図10に示すように、アノード側では、各電位センサ46aにより検出された電位から、アノード電極端前後、すなわち、アノード電極触媒層62aの外周端部62aeの内側から外側に亘って連続する電位曲線Lanが得られる。
電位曲線Lanは、電解質膜・電極構造体60の水分量の変化によって位置(外周端部62aeからの位置)や電位が変化している。このため、電位曲線Lanは、水分量の変化に伴って、図10中、左右や上下にシフトしている。そこで、電位曲線Lanの基準位置Panを設定し、前記基準位置Panの変化量に基づいて、電解質膜・電極構造体60の水分量を検出している。基準位置Panは、例えば、電位の中間位置等に設定される。その際、予め電位曲線Lanと水分量との校正曲線を求めておくことが好ましい。
これにより、簡単且つ経済的な構成で、電解質膜・電極構造体60の水分量を高精度に検出することが可能になる等、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
図11は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池用水分検出装置10bが組み込まれる電解質膜・電極構造体80の正面説明図である。
図11及び図12に示すように、電解質膜・電極構造体80は、固体高分子電解質膜20をアノード電極82及びカソード電極84で挟持する。アノード電極82は、固体高分子電解質膜20と同一の平面寸法に、又は前記固体高分子電解質膜20よりも小さな平面寸法に設定されるとともに、前記アノード電極82は、カソード電極84よりも大きな平面寸法に設定される。
図11に示すように、アノード電極82の四隅には、切り欠き部86が形成される。各切り欠き部86では、積層方向に対して、カソード電極84の外周端部位置が、アノード電極82の外周端部位置よりも外方に突出する。なお、切り欠き部86の形状は、特に限定されるものではない。各切り欠き部86に対応して水分検出装置10bが設置される。
図12に示すように、切り欠き部86において、カソード電極触媒層84aの外周端部84aeとカソードガス拡散層84bの外周端部84beは、固体高分子電解質膜20の外周端部20eより内方に且つ同一位置に配置される。アノード電極触媒層82aの外周端部82ae及びアノードガス拡散層82bの外周端部82beは、カソード電極触媒層84aの外周端部84aeよりも内方位置に且つ互いに同一位置に配置される。
水分検出装置10bは、アノード電極触媒層82aの外周端部82aeを含んで前記外周端部82aeの内側から該外周端部82aeの外側に至る領域に配置される複数個の電位センサ46bを備える。水分検出装置10bは、カソード電極触媒層84aの外周端部84aeを含んで前記外周端部84aeの内側から該外周端部84aeの外側に至る領域に配置される複数個の電位センサ46bを備える。
このように構成される第3の実施形態では、アノード側及びカソード側における電解質膜・電極構造体80内部の微細な湿度変化を精度よく検出することができ、上記の第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られる。
図13は、本発明の第4の実施形態に係る燃料電池用水分検出装置10cが組み込まれる電解質膜・電極構造体90の正面説明図である。
図13及び図14に示すように、電解質膜・電極構造体90は、固体高分子電解質膜20をアノード電極92及びカソード電極94で挟持する。カソード電極94は、固体高分子電解質膜20と同一の平面寸法に、又は前記固体高分子電解質膜20よりも小さな平面寸法に設定されるとともに、前記カソード電極94は、アノード電極92よりも大きな平面寸法に設定される。
図13に示すように、カソード電極94の四隅には、切り欠き部96が形成される。各切り欠き部96では、積層方向に対して、アノード電極92の外周端部位置が、カソード電極94の外周端部位置よりも外方に突出する。なお、切り欠き部96の形状は、特に限定されるものではない。各切り欠き部96に対応して水分検出装置10cが設置される。
図14に示すように、切り欠き部96において、アノード電極触媒層92aの外周端部92aeとアノードガス拡散層92bの外周端部92beは、固体高分子電解質膜20の外周端部20eより内方に且つ同一位置に配置される。カソード電極触媒層94aの外周端部94ae及びカソードガス拡散層94bの外周端部94beは、アノード電極触媒層92aの外周端部92aeよりも内方位置に且つ互いに同一位置に配置される。
水分検出装置10cは、アノード電極触媒層92aの外周端部92aeを含んで前記外周端部92aeの内側から該外周端部92aeの外側に至る領域に配置される複数個の電位センサ46cを備える。水分検出装置10cは、カソード電極触媒層94aの外周端部94aeを含んで前記外周端部94aeの内側から該外周端部94aeの外側に至る領域に配置される複数個の電位センサ46cを備える。
このように構成される第4の実施形態では、アノード側及びカソード側における電解質膜・電極構造体90内部の微細な湿度変化を精度よく検出することができ、上記の第1〜第3の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、第3及び第4の実施形態では、アノード側又はカソード側の一部を切り欠いて第1電極触媒層の端部位置と第2電極触媒層の端部位置とを積層方向に異なる位置に配置しているが、これに限定されるものではない。少なくとも第1電極触媒層の外形寸法が第2電極触媒層の外形寸法よりも小さな寸法に設定されていればよく、アノードガス拡散層とカソードガス拡散層との寸法の大小等は、種々選択することができる。
なお、第1〜第4の実施形態では、それぞれ単独の電位センサ46、46a〜46cを有する水分検出装置10、10a〜10cが用いているが、これに代えて、図15及び図16に示す水分検出装置100を採用してもよい。
水分検出装置100は、DHE部102と、複数個の電位センサ104、106、108及び110とを備える。DHE部102は、参照電極としてアノード側及びカソード側(又は、カソード側及びアノード側)に配置される一対の電極部102a、102bを有する。DHE部102と、電位センサ104、106、108及び110とは、左右逆でもよい。
電極部102a及び電位センサ104、106、108及び110は、絶縁性の基材103aに一体に設けられるとともに、電極部102bは、絶縁性の基材103bに一体に設けられる。なお、電極部102aは、基材103aとは別体の基材に設けて分離構成しもよい。図15に示すように、基材103bは、電極部102b側とは反対側の端部が基材103aに固定(接着)又は溶着され、電極部102a、102bが互いに離間して配置される。なお、基材103a、103bは、互いに分離して構成されていてもよく、また、単一の基材を使用して電極部102a、102b間に位置して折り曲げて構成することも可能である。
電極部102aには、2本の導線ライン116a、116bが接続されるとともに、電極部102bには、1本の導線ライン118が接続される。なお、電極部102aがカソード側に配置される際に、この電極部102aには1本の導線ライン118が接続される一方、アノード側に配置される電極部102bには、2本の導線ライン116a、116bが接続される。導線ライン116a、116b及び118は、絶縁性カバー120により覆われており、先端の電極部のみが外部に露呈する。
電位センサ104、106、108及び110は、例えば、薄膜状又は細線状の金(Au)により形成されるとともに、前記電位センサ104から前記電位センサ110に向かって、順次、短尺に構成される。電位センサ104、106、108及び110は、一方の端部側に厚さ方向に突出する計測部104a、106a、108a及び110aを有する。
電位センサ104、106、108及び110は、基材103aと絶縁シート112とに覆われる。絶縁シート112には、計測部104a、106a、108a及び110aを外部に突出させる開口部112a、112b、112c及び112dが形成される。電位センサ104、106、108及び110の下端部に導線ライン114a、114b、114c及び114dが接続される。
このように構成される水分検出装置100では、複数個の電位センサ104、106、108及び110が一体化されるため、前記水分検出装置100全体をコンパクト且つ経済的に構成することが可能になる。
10、10a〜10c、100…水分検出装置
12…燃料電池
14、60、80、90…電解質膜・電極構造体
16…カソード側セパレータ 18…アノード側セパレータ
20…固体高分子電解質膜 22、62、82、92…アノード電極
22a、62a、82a、92a…アノード電極触媒層
22ae、24ae、62ae、64ae、82ae、84ae、92ae、94ae…外周端部
22b、62b、82b、92b…アノードガス拡散層
24、64、84、94…カソード電極
24a、64a、84a、94a…カソード電極触媒層
24b、64b、84b、94b…カソードガス拡散層
28a…酸化剤ガス入口連通孔 28b…酸化剤ガス出口連通孔
30a…燃料ガス入口連通孔 30b…燃料ガス出口連通孔
32a…冷却媒体入口連通孔 32b…冷却媒体出口連通孔
36…酸化剤ガス流路 38…燃料ガス流路
40…冷却媒体流路
46、46a〜46c、104、106、108、110…電位センサ
86、96…切り欠き部 102…DHE部

Claims (3)

  1. 第1電極と第2電極との間に電解質膜を挟持するとともに、前記第1電極を構成する第1電極触媒層の外形寸法は、前記電解質膜の外形寸法及び前記第2電極を構成する第2電極触媒層の外形寸法よりも小さな寸法に設定される電解質膜・電極構造体の水分を検出する燃料電池用水分検出装置であって、
    前記第1電極触媒層の外周端部を含んで前記外周端部の内側から該外周端部の外側に至る領域に配置される複数個の電位センサと、
    各電位センサの出力値から前記領域内の位置と電位との関係を示す電位曲線を求め、基準となる電位曲線の電位の中間位置に設定された基準位置に対する、求めた前記電位曲線のシフト量に基づいて、電位曲線と水分量との関係を示す校正曲線を参照し、前記電解質膜・電極構造体の水分量を検出する制御部と、
    を備えることを特徴とする燃料電池用水分検出装置。
  2. 請求項1記載の水分検出装置において、前記第1電極は、カソード電極であるとともに、前記第2電極は、アノード電極であり、
    前記制御部は、前記カソード電極の単極電位に基づいて前記水分量を検出することを特徴とする燃料電池用水分検出装置。
  3. 請求項1記載の水分検出装置において、前記第1電極は、アノード電極であるとともに、前記第2電極は、カソード電極であり、
    前記制御部は、前記アノード電極の単極電位に基づいて前記水分量を検出することを特徴とする燃料電池用水分検出装置。
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