JP6170882B2 - 燃料電池用過酸化水素濃度検出センサ及び過酸化水素濃度検出センサ - Google Patents

燃料電池用過酸化水素濃度検出センサ及び過酸化水素濃度検出センサ Download PDF

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本発明は、アノード電極とカソード電極との間に電解質膜を挟持する電解質膜・電極構造体と、セパレータとが積層される燃料電池に組み込まれる燃料電池用過酸化水素濃度検出センサ及び過酸化水素濃度検出センサに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる固体高分子電解質膜を採用している。この燃料電池は、固体高分子電解質膜の両側に、それぞれ電極触媒(電極触媒層)と多孔質カーボン(ガス拡散層)からなるアノード電極及びカソード電極を配設した電解質膜・電極構造体(MEA)を備えている。電解質膜・電極構造体は、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持されることにより発電セルが構成されている。通常、燃料電池では、発電セルを所定の数だけ積層した燃料電池スタックが、例えば、車載用燃料電池スタックとして使用されている。
燃料電池では、燃料ガスがアノード側からカソード側に固体高分子電解質膜を透過する一方、酸化剤ガスが前記カソード側から前記アノード側に前記固体高分子電解質膜を透過する場合がある。
このため、アノード側及びカソード側では、水素と酸素とが反応して過酸化水素(H22)が発生し易い(H2+O2→H22)。この過酸化水素は、電極中のカーボン担体や白金(Pt)上で分解し、例えば、ヒドロキシラジカル(・OH)等の活性物質が発生する。これにより、固体高分子電解質膜及び電極触媒を劣化させるという問題がある。
そこで、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池の異状監視方法及びその装置が知られている。この特許文献1では、触媒層等の監視対象部位にルミノールが付着した燃料電池が用意され、燃料電池に発電を行わせている。その際、触媒層に異常電位が生じたり、過酸化水素が生成されたりすると、その異常電位発生部位や過酸化水素の生成部位は、ルミノール反応によって発光する。この発光を観測者が視認することで、観測者は、異常電位の発生や過酸化水素の生成を容易に特定することができる、としている。
特開2005−332682号公報
しかしながら、上記の特許文献1では、電解質膜・電極構造体の複数箇所に対応して過酸化水素濃度を正確に検出することが困難である。しかも、特に微細な位置での過酸化水素濃度の検出作業が遂行されないという問題がある。
本発明は、この種の問題を解決するものであり、特に微細な位置での過酸化水素濃度の検出を良好且つ正確に遂行することが可能な燃料電池用過酸化水素濃度検出センサ及び過酸化水素濃度検出センサを提供することを目的とする。
本発明に係る燃料電池用過酸化水素濃度検出センサは、アノード電極とカソード電極との間に電解質膜を挟持する電解質膜・電極構造体と、セパレータとが積層される燃料電池に用いられている。この燃料電池用過酸化水素濃度検出センサは、電解質膜・電極構造体に設けられ、発電中の過酸化水素濃度を検出するものである。
そして、過酸化水素濃度検出センサは、貴金属製線状体と、前記貴金属製線状体の外周に被膜されるとともに、切り欠き部が設けられる絶縁被膜と、前記切り欠き部に充填され、前記貴金属製線状体に当接するイオン交換成分と、を備えている。前記切り欠き部は、前記絶縁被膜の先端よりも前記絶縁被膜の内側に位置するとともに、前記絶縁被膜の表面において前記貴金属製線状体の長さ方向に対して交差する方向に延在する。
また、本発明は、アノード電極とカソード電極との間に電解質膜を挟持する電解質膜・電極構造体と、セパレータとが積層される燃料電池において、前記電解質膜・電極構造体に設けられ、発電中の過酸化水素濃度を検出する燃料電池用過酸化水素濃度検出センサであって、前記過酸化水素濃度検出センサは、貴金属製線状体と、前記貴金属製線状体の外周に被膜されるとともに、切り欠き部が設けられる絶縁被膜と、前記切り欠き部に充填され、前記貴金属製線状体に当接するイオン交換成分と、を備える。複数の過酸化水素濃度検出センサは、互いに並列に配置されるとともに、前記過酸化水素濃度検出センサは、それぞれのイオン交換成分の位置が並列方向に沿って段差状に配列される。
さらに、本発明は、被検査対象の過酸化水素濃度を検出する過酸化水素濃度検出センサに関するものである。過酸化水素濃度検出センサは、貴金属製線状体と、前記貴金属製線状体の外周に被膜されるとともに、切り欠き部が設けられる絶縁被膜と、前記切り欠き部に充填され、前記貴金属製線状体に当接するイオン交換成分と、を備えている。前記切り欠き部は、前記絶縁被膜の先端よりも前記絶縁被膜の内側に位置するとともに、前記絶縁被膜の表面において前記貴金属製線状体の長さ方向に対して交差する方向に延在する。また、本発明は、被検査対象の過酸化水素濃度を検出する過酸化水素濃度検出センサであって、貴金属製線状体と、前記貴金属製線状体の外周に被膜されるとともに、切り欠き部が設けられる絶縁被膜と、前記切り欠き部に充填され、前記貴金属製線状体に当接するイオン交換成分と、を備え、複数の前記過酸化水素濃度検出センサは、互いに並列に配置されるとともに、該過酸化水素濃度検出センサは、それぞれの前記イオン交換成分の位置が並列方向に沿って段差状に配列される。前記切り欠き部は、前記貴金属製線状体を間に挟んだ両側に設けられることが好ましい。
本発明によれば、過酸化水素濃度検出センサが、絶縁被膜に形成された切り欠き部に、イオン交換成分を充填して構成されている。このため、過酸化水素濃度を検出するセンサ部は、良好に微小化される。従って、特に電解質膜・電極構造体の微少領域における過酸化水素濃度の測定を良好且つ正確に遂行することが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池用過酸化水素濃度検出センサが組み込まれる燃料電池システムの概略構成説明図である。 燃料電池の要部分解斜視説明図である。 前記燃料電池を構成する電解質膜・電極構造体の要部断面説明図である。 前記電解質膜・電極構造体に組み込まれる過酸化水素濃度検出センサの一部断面斜視説明図である。 前記過酸化水素濃度検出センサの断面正面説明図である。 電位と過酸化水素濃度との関係説明図である。 他の過酸化水素濃度検出センサの一部断面斜視説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池用過酸化水素濃度検出センサの要部斜視説明図である。 前記過酸化水素濃度検出センサの側面説明図である。 前記過酸化水素濃度検出センサの平面説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池用過酸化水素濃度検出センサの一部断面斜視説明図である。 前記過酸化水素濃度検出センサの側面説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る燃料電池用過酸化水素濃度検出センサの斜視説明図である。 電解質膜・電極構造体における過酸化水素濃度検出センサ取り付け位置の説明図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池用過酸化水素濃度検出センサが組み込まれる燃料電池システム10は、例えば、燃料電池電気自動車等の燃料電池車両に搭載される車載用燃料電池システムを構成する。
燃料電池システム10は、複数の燃料電池12が積層される燃料電池スタック14を備える。燃料電池システム10は、燃料電池スタック14に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給装置16と、前記燃料電池スタック14に燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置18と、前記燃料電池スタック14に冷却媒体を供給する冷却媒体供給装置20とを備える。燃料電池システム10全体の制御は、制御装置(ECU)22により行われる。
図2に示すように、燃料電池12は、電解質膜・電極構造体24を第1セパレータ26及び第2セパレータ28で挟持する。第1セパレータ26及び第2セパレータ28は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した金属板や、カーボン部材等で構成されている。
図2及び図3に示すように、電解質膜・電極構造体24は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜30と、前記固体高分子電解質膜30を挟持するアノード電極32及びカソード電極34とを備える。固体高分子電解質膜30は、フッ素系電解質の他、HC(炭化水素)系電解質が使用される。
例えば、カソード電極34の外周端部は、アノード電極32の外周端部よりも外側に突出するとともに、前記アノード電極32は、固体高分子電解質膜30の一方の面に配置される。アノード電極32は、固体高分子電解質膜30の外周を額縁状に露呈させる。なお、アノード電極32は、固体高分子電解質膜30と同一の平面寸法に設定されてもよい。カソード電極34は、固体高分子電解質膜30の他方の面に配置され、前記固体高分子電解質膜30の外周端部は、前記カソード電極34の外周端部よりも外方に突出する。なお、固体高分子電解質膜30は、カソード電極34と同一の平面寸法に設定されてもよい。
アノード電極32は、図示しないが、固体高分子電解質膜30の一方の面に接合される電極触媒層と、前記電極触媒層に積層されるガス拡散層とを設ける。カソード電極34は、図示しないが、固体高分子電解質膜30の他方の面に接合される電極触媒層と、前記電極触媒層に積層されるガス拡散層とを設ける。
電解質膜・電極構造体24は、固体高分子電解質膜30の外周を周回する樹脂製枠部材36を備える。樹脂製枠部材36は、例えば、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PPA(ポリフタルアミド)、LCP、PES、PEEK、PFA等で構成される。なお、樹脂製枠部材36は、使用しなくてもよい。
図2に示すように、燃料電池12の矢印C方向(図2中、鉛直方向)の上端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス入口連通孔38a及び燃料ガス入口連通孔40aが設けられる。酸化剤ガス入口連通孔38aは、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給する。燃料ガス入口連通孔40aは、燃料ガス、例えば、水素含有ガスを供給する。酸化剤ガス入口連通孔38aと燃料ガス入口連通孔40aとは、矢印B方向(水平方向)に配列して設けられる。
燃料電池12の矢印C方向の下端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを排出するための燃料ガス出口連通孔40bと、酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス出口連通孔38bとが、矢印B方向に配列して設けられる。
燃料電池12の矢印B方向の一端縁部には、冷却媒体を供給するための一対(又は単一)の冷却媒体入口連通孔42aが設けられる。燃料電池12の矢印B方向の他端縁部には、冷却媒体を排出するための一対(又は単一)の冷却媒体出口連通孔42bが設けられる。
第1セパレータ26の電解質膜・電極構造体24に向かう面26aには、酸化剤ガス入口連通孔38aと酸化剤ガス出口連通孔38bとに連通する酸化剤ガス流路46が設けられる。第2セパレータ28の電解質膜・電極構造体24に向かう面28aには、燃料ガス入口連通孔40aと燃料ガス出口連通孔40bとに連通する燃料ガス流路48が形成される。酸化剤ガス流路46と燃料ガス流路48とは、鉛直方向に向かって酸化剤ガスと燃料ガスとを流通させる。
第1セパレータ26の面26aとは反対の面26bと、第2セパレータ28の面28aとは反対の面28bとの間には、冷却媒体入口連通孔42aと冷却媒体出口連通孔42bとに連通する冷却媒体流路50が形成される。冷却媒体流路50は、水平方向に向かって冷却媒体を流通させる。
第1セパレータ26の面26a、26bには、この第1セパレータ26の外周端部を周回して、第1シール部材52が一体化される。第2セパレータ28の面28a、28bには、この第2セパレータ28の外周端部を周回して、第2シール部材54が一体化される。
第1シール部材52及び第2シール部材54は、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フロロシリコーンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材等の弾性を有するシール部材が用いられる。
第2セパレータ28には、燃料ガス入口連通孔40aを燃料ガス流路48に連通する供給孔部56と、前記燃料ガス流路48を燃料ガス出口連通孔40bに連通する排出孔部58とが形成される。
電解質膜・電極構造体24には、過酸化水素濃度検出センサ60が直接設けられる。過酸化水素濃度検出センサ60は、例えば、アノード電極32の電極面内に、前記アノード電極32と固体高分子電解質膜30との間に介装されるとともに、該アノード電極32の外周縁部に位置して、複数、設けられてもよい。
過酸化水素濃度検出センサ60は、図3に示すように、発電領域のアノード電極32と固体高分子電解質膜30との間の他、発電領域のカソード電極34と前記固体高分子電解質膜30との間、及びアノード電極32の端部やカソード電極34の端部又は前記固体高分子電解質膜30中に設置してもよい。
図2及び図4に示すように、過酸化水素濃度検出センサ60は、例えば、長尺な微小線からなるPt電極(貴金属製線状体)62を備える。Pt電極62の先端側が検出部側であって絶縁被膜64により被膜される一方、前記Pt電極62の後端側は、制御装置22に接続される。
Pt電極62は、棒状体により形成する他、スパッタ、蒸着、イオンビームアシスト等で形成してもよい。絶縁被膜64は、絶縁性を有し、耐熱水性、耐酸性及び耐熱性に優れるとともに、フレキシブルな材料で形成される。絶縁被膜64は、例えば、ポリイミド被膜又は絶縁被膜(ポリテトラフルオロエチレン)、PPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)、PET(ポリエチレンナフタレート樹脂)、LCP(液晶ポリマー)、PFA(フッ素樹脂)、PPA(ポリフタルアミド樹脂)、PES(ポリエーテルサルホン樹脂)により構成されることが好ましい。
なお、Pt電極62の形状は、長尺状に限定されることはない。また、Pt電極62の絶縁被膜64に覆われた部分は、Ptに限定されるものではなく、例えば、先端(後述する検出部68)のみがPtで構成され、他の部分は別の金属で構成されてもよい。
図4及び図5に示すように、絶縁被膜64は、例えば、2枚のポリイミドシート64a、64b間にPt電極62を挟持して一体化される。ポリイミドシート64a、64bの先端側には、矩形状の微小な切り欠き部64ac、64bcが互いに連続して連通するように形成される。なお、切り欠き部64acのみ、又は切り欠き部64bcのみを設けてもよい。切り欠き部64ac、64bcには、イオン交換成分、例えば、フッ素膜成分(又はHC膜成分)66a、66bが充填され、一体化される。フッ素膜成分66a、66b及びこれらが接触するPt電極62の先端とにより、検出部68が構成される。
絶縁被膜64は、2枚のポリイミドシート64a、64bに限定されるものではなく、例えば、Pt電極62をインサートするとともに、切り欠き部64ac、64bcに対応する中子を配置して、射出成形により一体成形してもよい。
図3に示すように、電解質膜・電極構造体24には、必要に応じて、電位センサ69が設けられる。電位センサ69は、過酸化水素濃度検出センサ60と同様に、複数箇所に設定され、各部位における電位を検出するとともに、検出された電位信号が制御装置22に送られる。
図1に示すように、酸化剤ガス供給装置16は、大気からの空気(酸化剤ガス)を圧縮して燃料電池スタック14の酸化剤ガス入口連通孔38aに供給するとともに、酸化剤ガス出口連通孔38bに連通して使用後の酸化剤ガスを排出する。燃料ガス供給装置18は、高圧水素(燃料ガス)を貯留する高圧水素タンク(図示せず)を備え、前記燃料ガスを燃料電池スタック14の燃料ガス入口連通孔40aに供給する。使用後の燃料ガスは、燃料ガス出口連通孔40bから回収する。冷却媒体供給装置20は、燃料電池スタック14の冷却媒体入口連通孔42aと冷却媒体出口連通孔42bとに連通し、冷却媒体を循環供給する。
このように構成される燃料電池システム10の動作について、以下に説明する。
図1に示すように、酸化剤ガス供給装置16から燃料電池スタック14の酸化剤ガス入口連通孔38aに酸化剤ガス(空気)が供給される。一方、燃料ガス供給装置18から燃料電池スタック14の燃料ガス入口連通孔40aに燃料ガス(水素ガス)が供給される。また、冷却媒体供給装置20では、燃料電池スタック14の冷却媒体入口連通孔42aに純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体が供給される。
図2に示すように、酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔38aから第1セパレータ26の酸化剤ガス流路46に導入され、矢印C方向に移動して電解質膜・電極構造体24のカソード電極34に供給される。一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔40aから供給孔部56を通って第2セパレータ28の燃料ガス流路48に導入される。燃料ガスは、燃料ガス流路48に沿って矢印C方向に移動し、電解質膜・電極構造体24のアノード電極32に供給される。
従って、各電解質膜・電極構造体24では、カソード電極34に供給される酸化剤ガスと、アノード電極32に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費されて発電が行われる。
次いで、カソード電極34に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口連通孔38bに沿って矢印A方向に排出される。同様に、アノード電極32に供給されて消費された燃料ガスは、排出孔部58を通り燃料ガス出口連通孔40bに沿って矢印A方向に排出される。
また、冷却媒体入口連通孔42aに供給された冷却媒体は、第1セパレータ26と第2セパレータ28との間の冷却媒体流路50に導入された後、矢印B方向に流通する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体24を冷却した後、冷却媒体出口連通孔42bから排出される。
上記のように、燃料電池システム10の発電運転が行われている際、制御装置22では、電解質膜・電極構造体24に直接装着された各過酸化水素濃度検出センサ60による検出電流から算出される過酸化水素濃度を計測及び把握している。過酸化水素濃度検出センサ60は、1個又は複数個を配置しており、その中、検出された最も変化の大きい過酸化水素濃度が採用される。発電条件によって、最も変化の大きい電解質膜・電極構造体24の場所が異なる。また、経験的に、過酸化水素濃度を最も効率よく検出できる場所の一カ所にのみ、過酸化水素濃度検出センサ60を配置してもよい。なお、最も高濃度の値を用いてもよい。
ここで、過酸化水素濃度(H22%)と電位(燃料電池電圧)とは、図6に示す関係を有している。例えば、低電位域では、過酸化水素の生成が増加する。制御装置22では、検出された過酸化水素濃度に基づいて、燃料電池システム10の制御が行われる。
この場合、第1の実施形態では、図4及び図5に示すように、過酸化水素濃度検出センサ60は、長尺な微小線又は微小薄箔からなるPt電極62が、絶縁被膜64により被膜されている。そして、絶縁被膜64には、微小な切り欠き部64ac、64bcが形成されるとともに、前記切り欠き部64ac、64bcにフッ素膜成分66a、66bが充填されている。Pt電極62の先端は、切り欠き部64ac、64bcまで延在している。
このため、過酸化水素濃度を検出するセンサ部である検出部68は、良好に微小化される。従って、特に電解質膜・電極構造体24の微少領域における過酸化水素濃度の測定を良好且つ正確に遂行することが可能になるという効果が得られる。
なお、第1の実施形態では、丸棒状のPt電極62を用いているが、これに限定されるものではない。例えば、図7に示すように、過酸化水素濃度検出センサ60aは、数μm程度の薄箔により形成されるPt電極62aを備える。Pt電極62aの先端側を被膜する絶縁被膜64は、2枚のポリイミドシート64a、64b間にPt電極62aを挟持して一体化される。一方のポリイミドシート64bのみに切り欠き部64cが形成され、前記切り欠き部64cには、フッ素膜成分66が充填される。また、以下に説明する第2以降の実施形態においても、同様である。
これにより、特にPt電極62aが薄膜化することができ、過酸化水素濃度検出センサ60a全体の小型化が容易に遂行できる。なお、薄箔状のPt電極62aに代えて、断面楕円形状や多角形状等の種々のPt電極を用いることが可能である。
図8〜図10に示すように、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池用過酸化水素濃度検出センサ70は、図示しない燃料電池システムに組み込まれる。なお、第1の実施形態に係る過酸化水素濃度検出センサ60と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3以降の実施形態においても同様に、その詳細な説明は、省略する。
過酸化水素濃度検出センサ70は、例えば、長尺な微小線又は微小薄箔からなる複数本のPt電極(貴金属製線状体)72a、72b、72c、72d及び72eを備える。Pt電極72a〜72eは、Pt電極62と同様に構成され、互いに並列に配置されるとともに、絶縁被膜74により一体に被膜される。絶縁被膜74は、絶縁被膜64と同様の材料で形成され、例えば、2枚のポリイミドシート74a、74b間にPt電極72a〜72eを挟持して一体化される。
ポリイミドシート74a、74bの矢印L方向の先端側には、幅方向(矢印H方向)の一端側に、すなわち、Pt電極72aに対応して、矩形状の微小な切り欠き部74ac1、74bc1が互いに連続して連通するように形成される。なお、切り欠き部74ac1のみ、又は切り欠き部74bc1のみを設けてもよい。
ポリイミドシート74a、74bには、Pt電極72bに対応し且つ切り欠き部74ac1、74bc1よりも後方に離間して切り欠き部74ac2、74bc2が互いに連続して連通するように形成される。
ポリイミドシート74a、74bには、Pt電極72cに対応し且つ切り欠き部74ac2、74bc2よりも後方に離間して、以下段階的に切り欠き部74ac3、74bc3が互いに連続して連通するように形成される。ポリイミドシート74a、74bには、Pt電極72dに対応し且つ切り欠き部74ac3、74bc3よりも後方に離間して切り欠き部74ac4、74bc4が互いに連続して連通するように形成される。ポリイミドシート74a、74bには、Pt電極72eに対応し且つ切り欠き部74ac4、74bc4よりも後方に離間して切り欠き部74ac5、74bc5が互いに連続して連通するように形成される。
切り欠き部74ac1、74bc1には、イオン交換成分、例えば、フッ素膜成分(又はHC膜成分)76a1、76b1が充填される。フッ素膜成分76a1、76b1及びこれらが接触するPt電極72aの先端により、検出部78aが構成される。切り欠き部74ac2、74bc2には、イオン交換成分、例えば、フッ素膜成分(又はHC膜成分)76a2、76b2が充填される。フッ素膜成分76a2、76b2及びこれらが接触するPt電極72bの先端により、検出部78bが構成される。
切り欠き部74ac3、74bc3には、イオン交換成分、例えば、フッ素膜成分(又はHC膜成分)76a3、76b3が充填される。なお、切り欠き部74ac3のみ、又は切り欠き部74bc3のみを設けてもよい。フッ素膜成分76a3、76b3及びこれらが接触するPt電極72cの先端により、検出部78cが構成される。切り欠き部74ac4、74bc4には、イオン交換成分、例えば、フッ素膜成分(又はHC膜成分)76a4、76b4が充填される。フッ素膜成分76a4、76b4及びこれらが接触するPt電極72dの先端により、検出部78dが構成される。
切り欠き部74ac5、74bc5には、イオン交換成分、例えば、フッ素膜成分(又はHC膜成分)76a5、76b5が充填される。フッ素膜成分76a5、76b5及びこれらが接触するPt電極72eの先端とにより、検出部78eが構成される。検出部78a、78b、78c、78d及び78eは、それぞれの位置が矢印H方向(並列方向)に沿って段差状に後方に離間して配列される。
このように構成される第2の実施形態では、検出部78a〜78eは、微小な寸法に設定することができるため、前記検出部78a〜78e同士を可及的に近接して配置することが可能になる。これにより、複数個の検出部78a〜78eを用いて、電解質膜・電極構造体24の微小箇所の過酸化水素濃度及び濃度分布を詳細且つ正確に分析することができるという効果が得られる。しかも、検出部78a〜78eは、段差状に配置されているため、隣り合う前記検出部78a〜78eの幅を十分に確保することが可能になる。
図11及び図12に示すように、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池用過酸化水素濃度検出センサ80は、図示しない燃料電池システムに組み込まれる。
過酸化水素濃度検出センサ80は、例えば、長尺な微小線又は微小薄箔からなるPt電極(貴金属製線状体)82を備える。Pt電極82の先端側は、円柱状の絶縁被膜84により被膜されるとともに、前記絶縁被膜84は、例えば、2個のポリイミド半球体84a、84b間にPt電極82を挟持して一体化される。なお、ポリイミド半球体84a、84bは、1個の一体物により構成してもよい。
ポリイミド半球体84a、84bの先端側には、矩形状の微小な切り欠き部84ac、84bcが互いに連続して連通するように形成される。切り欠き部84ac、84bcには、イオン交換成分、例えば、フッ素膜成分(又はHC膜成分)86a、86bが充填される。フッ素膜成分86a、86b及びこれらが接触するPt電極82の先端により、検出部88が構成される。
このように構成される第3の実施形態では、上記の第1の実施形態と同様に効果が得られるとともに、丸棒形状を有するため、適用部位によっては、汎用性が向上するという利点がある。
図13に示すように、本発明の第4の実施形態に係る燃料電池用過酸化水素濃度検出センサ90は、図示しない燃料電池システムに組み込まれる。
過酸化水素濃度検出センサ90は、例えば、長尺な微小線又は微小薄箔からなるPt電極(貴金属製線状体)92を備える。Pt電極92の先端側は、円柱状の絶縁被膜94により被膜されるとともに、前記絶縁被膜94は、例えば、2個のポリイミド半球体94a、94b間にPt電極92を挟持して一体化される。
絶縁被膜94の先端面には、イオン交換成分、例えば、フッ素膜成分(又はHC膜成分)96が塗布される。フッ素膜成分96及びこれが接触するPt電極92の先端とにより、検出部98が構成される。なお、フッ素膜成分96は、少なくともPt電極92に当接していればよく、絶縁被膜94全面に設ける必要はない。
このように構成される第4の実施形態では、上記の第1及び第3の実施形態と同様に効果が得られる。
なお、本発明では、過酸化水素濃度検出センサ60、70、80及び90(以下、単に60を付す)の設置箇所が限定されることはなく、任意の部位に適切に設置することができる。例えば、図14に示す電解質膜・電極構造体100は、固体高分子電解質膜30を挟持するアノード電極102及びカソード電極104を備える。
アノード電極102は、固体高分子電解質膜30の一方の面に接合される電極触媒層102aと、前記電極触媒層102aに積層されるガス拡散層102bとを設ける。カソード電極104は、固体高分子電解質膜30の他方の面に接合される電極触媒層104aと、前記電極触媒層104aに積層されるガス拡散層104bとを設ける。
過酸化水素濃度検出センサ60は、例えば、電極触媒層102aとガス拡散層102bとの間の他、前記電極触媒層102aの内部、該電極触媒層102aと固体高分子電解質膜30との間、又は前記固体高分子電解質膜30の内部に配置可能である。過酸化水素濃度検出センサ60は、さらに固体高分子電解質膜30と電極触媒層104aとの間、前記電極触媒層104aの内部、該電極触媒層104aとガス拡散層104bとの間、又は前記ガス拡散層104bの内部に配置可能である。
10…燃料電池システム 12…燃料電池
14…燃料電池スタック 16…酸化剤ガス供給装置
18…燃料ガス供給装置 20…冷却媒体供給装置
22…制御装置 24、100…電解質膜・電極構造体
26、28…セパレータ 30…固体高分子電解質膜
32、102…アノード電極 34、104…カソード電極
38a…酸化剤ガス入口連通孔 38b…酸化剤ガス出口連通孔
40a…燃料ガス入口連通孔 40b…燃料ガス出口連通孔
42a…冷却媒体入口連通孔 42b…冷却媒体出口連通孔
46…酸化剤ガス流路 48…燃料ガス流路
50…冷却媒体流路
60、70、80、90…過酸化水素濃度検出センサ
62、72a〜72e、82、92…Pt電極
64、74、84、94…絶縁被膜
64a、64b、74a、74b…ポリイミドシート
66a、66b、76a1、76a2、76a3、76a4、76a5、76b1、76b2、76b3、76b4、76b5、86a、86b、96…フッ素膜成分
68、78a〜78e、88、98…検出部
69…電位センサ
64ac、64bc、74ac1、74ac2、74ac3、74ac4、74ac5、74bc1、74bc2、74bc3、74bc4、74bc5、84ac、84bc…切り欠き部
84a、84b、94a、94b…ポリイミド半球体

Claims (5)

  1. アノード電極とカソード電極との間に電解質膜を挟持する電解質膜・電極構造体と、セパレータとが積層される燃料電池において、前記電解質膜・電極構造体に設けられ、発電中の過酸化水素濃度を検出する燃料電池用過酸化水素濃度検出センサであって、
    前記過酸化水素濃度検出センサは、貴金属製線状体と、
    前記貴金属製線状体の外周に被膜されるとともに、切り欠き部が設けられる絶縁被膜と、
    前記切り欠き部に充填され、前記貴金属製線状体に当接するイオン交換成分と、
    を備え
    前記切り欠き部は、前記絶縁被膜の先端よりも前記絶縁被膜の内側に位置するとともに、前記絶縁被膜の表面において前記貴金属製線状体の長さ方向に対して交差する方向に延在することを特徴とする燃料電池用過酸化水素濃度検出センサ。
  2. アノード電極とカソード電極との間に電解質膜を挟持する電解質膜・電極構造体と、セパレータとが積層される燃料電池において、前記電解質膜・電極構造体に設けられ、発電中の過酸化水素濃度を検出する燃料電池用過酸化水素濃度検出センサであって、
    前記過酸化水素濃度検出センサは、貴金属製線状体と、
    前記貴金属製線状体の外周に被膜されるとともに、切り欠き部が設けられる絶縁被膜と、
    前記切り欠き部に充填され、前記貴金属製線状体に当接するイオン交換成分と、
    を備え、
    複数の前記過酸化水素濃度検出センサは、互いに並列に配置されるとともに、
    該過酸化水素濃度検出センサは、それぞれの前記イオン交換成分の位置が並列方向に沿って段差状に配列されることを特徴とする燃料電池用過酸化水素濃度検出センサ。
  3. 被検査対象の過酸化水素濃度を検出する過酸化水素濃度検出センサであって、
    貴金属製線状体と、
    前記貴金属製線状体の外周に被膜されるとともに、切り欠き部が設けられる絶縁被膜と、
    前記切り欠き部に充填され、前記貴金属製線状体に当接するイオン交換成分と、
    を備え
    前記切り欠き部は、前記絶縁被膜の先端よりも前記絶縁被膜の内側に位置するとともに、前記絶縁被膜の表面において前記貴金属製線状体の長さ方向に対して交差する方向に延在することを特徴とする過酸化水素濃度検出センサ。
  4. 被検査対象の過酸化水素濃度を検出する過酸化水素濃度検出センサであって、
    貴金属製線状体と、
    前記貴金属製線状体の外周に被膜されるとともに、切り欠き部が設けられる絶縁被膜と、
    前記切り欠き部に充填され、前記貴金属製線状体に当接するイオン交換成分と、
    を備え、
    複数の前記過酸化水素濃度検出センサは、互いに並列に配置されるとともに、
    該過酸化水素濃度検出センサは、それぞれの前記イオン交換成分の位置が並列方向に沿って段差状に配列されることを特徴とする過酸化水素濃度検出センサ。
  5. 請求項3又は4記載の過酸化水素濃度検出センサにおいて、前記切り欠き部は、前記貴金属製線状体を間に挟んだ両側に設けられることを特徴とする過酸化水素濃度検出センサ。
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