JP2022536226A - 横方向に変位可能な複数の保管ラックを有する保管システム - Google Patents
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Abstract
横方向に変位可能な複数の保管ラックを有する保管システムであって、床に取り付けられた複数のレール(4)と、レール(4)上で連続して位置合わせされた複数の支持フレーム(1)であって、各支持フレーム(1)が矩形であり、レール(4)に平行な少なくとも2つの支持要素(7)を有し、各支持要素(7)が第1の端部および第2の端部を有し、少なくとも2つの結合部材(8)がレール(4)を横切って延在しており、各支持部材(1)が、レールに当接する案内フランジ(22)を有する車輪(3)を備える、支持フレーム(1)と、各支持フレーム(1)に取り付けられたラック(2)と、ラック(2)を有する支持フレーム(1)を、レール(4)に沿って変位させるように構成された駆動ユニット(5)とを備える保管システムを説明する。各支持フレーム(1)は、各支持部材(7)において、支持部材(7)の第1の端部にある回転可能なロックフック(6)と、他方の端部にある対応するロックラグ(13)とを有し、ロックフック(6)は、それらがともに回転可能であるようにロッド(12)に連結され、駆動ユニット(5)が、第1の端部で床に固定されたリニア駆動ユニットであり、他方の端部は、連続した支持フレームのうちの固定されていない支持フレーム(1)に結合される。
Description
本発明は、物体を保管するためのシステムに関する。
保管システムには様々な変形形態が存在する。書籍などの小型の物体を保管するために、可動ラックが床のレール上で転がる小型ラックシステム(Compactusシステム)が存在する。ラックを押して互いに近づけることができ、1つの開口部のみから、物品を挿入することができる。これらのラックは、操縦車輪を回すことにより、または電気モータを操作することにより、レールに沿って変位可能であり、それにより、すべてのラックが要望通りに利用可能になる。このような解決策は、タイヤまたは車両用部品の保管など、他の業界においても応用される。ラック間には1つの「空間」しかないので、このようなシステムは、固定された自立型ラックよりも保管密度が大きく、したがって土地建物をより効率的に活用できる。レールがあることから、システムは、正確に平らで、水平な床に依存している。床が平らなことは、たとえば屋外の倉庫において、常に当てはまるとは限らない。さらに、システムは、レール/溝に落ちてくるほこりや粒子に晒され、それによりラックの動きが遅くなったり、滞ったりする。
各ラックにフレーム形状のベースが装備された、大型の変位可能なラックシステムが知られている。各ベースには、必要に応じてラックを動かす電気モータがある。安全性を確保するために、各ラック間に軽量の固定具が設置されている。各ラックには、駆動システムおよび電子制御システムが完全装備されていることから、これは費用のかかる解決策である。さらに、ベースが大きく組み立てられ、すなわちベースは、上部空間の限られた室内において、比較的大きい割合の高さを必要とする。
したがって、大型の重い物体を保管するためにも好適で、モジュール式であり、それにより要件および利用可能な空間に合わせるために拡張可能であり、耐久性があり、起伏のある床を有する建物に設置可能な保管システムが必要とされている。
US3080204A、JPH01176709A、US6669314B1、JP557104932U、およびUS3877593Aに記載されているものなど、様々な特許取得済みの保管解決策が、先行技術から知られている。
本発明の目的は、上に述べた要件のうちの少なくともいくつかを満足する保管システムを提供することである。
この目的は、添付の特許請求の範囲に定義される保管システムによって達成される。
したがって、本発明は、横方向に変位可能な複数の保管ラックを有する保管システムであって、床に取り付けられた複数のレールと、レール上で連続して配置された複数の支持フレームであって、各支持フレームが矩形であり、レールに平行な少なくとも2つの支持要素を有し、各支持要素が第1の端部および第2の端部を有し、少なくとも2つの結合要素がレールを横切って延在しており、各支持部材が、レールに当接する車輪を備える、支持フレームと、各支持フレームに取り付けられたラックと、ラックを有する支持フレームを、レールに沿って変位させるように構成された駆動ユニットとを備える保管システムを含む。
各支持部材は、支持部材の第1の端部にある回転可能なロックフックと、他方の端部にある対応するロックラグとを有し、支持フレームを構成する様々な支持部材のロックフックは、それらがともに回転可能であるようにブラケット連結され、駆動ユニットは、第1の端部で床に取り付けられたリニア駆動ユニットであり、他方の端部は、一連の支持フレームのうちの第1の支持フレームに連結される。
このようなシステムでは、別個の駆動部、制御電子機器、および安全手段が、各ラックモジュールにおいて必要とされない。これにより、費用が削減される。ロックフックは、自動的にラックを互いにロックすることになり、ユーザが物体を取ってきて、「開いた」ラックをそのままにしたとき、ユーザはラックをリセットして「隙間」が閉じられるようにするので、安全性が確保される。先行技術のシステムでは、開いた「隙間」が常に存在する。
支持部材は、好ましくは中空プロファイルからなり、各支持部材は、各中空プロファイル内に取り付けられた少なくとも2つの車輪を有し、各車輪は、中空プロファイルの開口部を通って突出し、レールに当接しており、支持フレームは、支持要素を連結する複数の結合要素をさらに備える。
このことは、ラックの長さおよび幅が容易に拡張可能であることを意味する。構造自体、すなわち支持要素が、ラックとして使用され、これにより、より広い空間が利用可能になり、組立て高さが低くなる。ダブルパレットのラックを取ることができるようにサイズを拡大するために、または車輪の数を増やすもしくは各車輪のサイズを大きくして、担持容量を増やすために、支持要素は、追加の要素を用いて拡張可能である。
一実施形態によれば、好ましくは、各支持要素は、支持要素から水平方向に延在している複数の結合部を備え、結合要素は中空管の形態であり、中空管が取付け片に嵌め込まれ、それに固定される。この特徴により、システムの設置が簡単になる。
好ましくは、各支持部材は、ラックを固定するための複数の穴を上側に備え、穴がねじ山を備え、各穴に、中空の壁管を受けることができる好的なねじ山付き取付けスリーブが嵌められ、壁管が取付けハウジングに取り付けられる。
これも、システムの設置を簡単にする特徴である。各ラックの各壁要素を事前にアセンブリし、構築現場に配送することができ、次いで、ラックが取り付けられるまで別々に取り付けられ、支持なしに持ち上げられることが可能である。この実施形態は、取付けブッシュを支持部材にロックするロックナットをさらに備えてもよい。これは、構築物を補強し、背の高いラックを使用するときに適用可能である。
一実施形態によれば、各支持フレームは、4つの結合要素を備えてもよく、各支持フレームは、2列の車両用タイヤを担持するように構成される。したがって、ラックのベースにある支持フレームにも、タイヤを横倒し位置と直立位置の両方で保管することができる。
別の実施形態によれば、パレットラックは、結合要素に取り付けられてもよい。保管システムに含まれるレールは、好ましくは、床にある平らなスチールの形態であり、床に取り付けられる。
この構築形態では、コンクリートを割り、床の中にレールを沈める必要はない。レールは床に沿うことになり、一方でラックも床に沿うように十分な融通性を有する。レールは平らで幅広なので、これにより、フォークリフトやトロリーでその上を走りやすくなる。レールは、摩耗したとき容易に交換することができる。
保管システムの一部である駆動ユニットは、好ましくは、遠隔制御またはジョイスティックによって制御される空気圧シリンダ、液圧シリンダ、または電気リニアモータである。
添付図面を参照しながら、本発明をここで詳細に説明する。
図1a~図1cは、重い物体の保管を目的とする、本発明による保管システムの実施形態を示す。このシステムは、複数の自在なベースフレーム1からなり、それぞれのベースフレーム1が、ここではいわゆるパレットラックの形態のラック2を担持している。ベースフレームには車輪3が装備されており、床でレール4に沿って往復して転がることができる。ラックを有するベースフレームを横向きに駆動するために、駆動ユニット5が取り付けられており、駆動ユニット5は、ここでは遠隔制御の空気圧シリンダの形態である。ベースフレームにはロックフック6が装備されており、このロックフック6は、複数のラックが1つのユニットとして動くようにそれらを相互連結することができる。ロックフックを解放することにより、ラックを個々に動かすことができる。
図2a、図2bは、特に車両用タイヤを保管するために設計された保管システムのバージョンを示す。前のバージョンとの違いは、ラックシステムにある。ここで各ラック2は、垂直な壁管15と水平なラック管16とからなり、これらの壁管15とラック管16が、管ホルダ17によって接合されている。管ホルダには、管をロックするロックねじが設けられている。したがって、管の位置は調節可能である。図2aは、側面から見たシステムを示しており、2列のタイヤがラックのうちの1つに置かれている。各ラックは4本のラック管16からなり、タイヤの各列が、2本のラック管上に置かれている。図2bは、システムの斜視図を示す。この場合、3つの支持要素7を有するベースフレームが使用される。
図3a~図3dは、ベースフレーム1の構造を示す。ベースフレームは、結合要素8によって互いに保持された支持要素7からなる。支持要素も、ラックの車輪担持部を形成する。
図3bは、斜め(上方)と上方から見た支持要素をそれぞれ示す。支持要素は、追加の支持要素41を取り付けることによって拡張することができる。追加の支持要素には車輪が設けられており、したがって、それらの支持要素が含まれたベースフレームの担持容量を増やすことができる。追加の支持要素の目的は、ベースフレームのサイズを適合させて、ベースフレームをダブルパレットのラック用に使用できるようにすることであってもよい。同じくベースフレームを拡張することができる接合部40も示してある。
結合部材は、支持部材に溶接されてもよい。あるいは、突出した短い結合部11が支持要素に設けられてもよく、この結合部11に、管の形態の結合要素がねじ込まれ、ボルトで締め付けられるか、ねじ留めされるか、溶接される(図5も参照)。
図3cは、下から見た支持要素を同様に示す。各支持部材7は、支持部材のベースの開口部10を通って突出している複数の車輪3を備える。
各支持部材7は、方形プロファイル9、すなわち図3dの矩形断面の管からなる。方形プロファイルの内側には、支持要素のベースの開口部10を通って突出している車輪3が取り付けられている。図3aは、結合要素8によって互いに連結された3つの支持要素7a~7cを示す。支持要素の個数は、寸法設定の問題である。小型の保管システムでは、各ラックに2つの支持で十分なことがあり、一方で大型のシステムでは、3つ以上の支持が必要なことがある。保管システムは、支持要素をさらに加えることにより、幅を容易に拡張することができる。
図3dは、車輪3と接する案内レール4を示す。従来のラックシステムでは、レールは通常、床と一体化される。特に既存の建物を使用する場合、これは費用のかかる解決策である。また、起伏のある床を有する古い建物にラックシステムを設置するときにも、これは問題になることがある。この場合、レールは、床に取り付けられた平らなスチールからなる。レールは、レールの穴を通る開きボルトを用いて固定される。車輪3は、フランジ22を有し、レース4の内側に沿って転がる。床の起伏があることから、レールは起伏に沿って通ることになるが、ラックシステムにはそれほど影響が及ばず、このような起伏を容易に通過する。図3dに示してある支持要素は、方形プロファイル9を備える。原理上、適切なサイズの他のタイプのプロファイル、たとえばU形プロファイルを使用することが可能であるが、この場合、方形プロファイルは適切な強度特性を構築物に付与すると考えられることから、方形プロファイルを使用することが好ましい。
それぞれの支持要素には、図4a、図4bのロックフック6も設けられる(図3bも参照)。ロックフックは、ロッドまたはねじ山付きスチール12に結合され、このロッドまたはねじ山付きスチール12は、ラックの反対側まで結合要素を貫通して通っている。並んだロックフックがすべて、同じねじ山付きスチールに取り付けられ、ラックの片側でロックフックのうちの1つを回転する/持ち上げることにより、これらをともに動作させることが可能である。すなわち、ねじ山付きスチールは、ロックフックの回転可能軸を形成する。ロックフックは、隣のラックの対応する端部に取り付けられたロックラグ13にキャッチ係合する。
図5は、結合要素8がアセンブリされて完成モジュールになる解決策を示している。各モジュールは予め製造され、保管システムを取り付けるときに、支持要素に迅速に取り付けられることが可能である。この図は、結合要素を支持要素7にどのように固定できるかも示している。結合片11が、ここでは支持要素7に溶接され、すなわちベースの方形プロファイル9の外側に溶接され、結合要素8の端部が、結合片11に挿入されてボルト留めされる。
図6は、壁管15を支持要素にどのように固定できるかを示す。それぞれの支持要素には、上側に穴19が設けられる。各穴は、対応するねじ山付き取付けブッシュ35を受け保持するようにねじ切りされている。場合により、方形プロファイルの内側のロックナットを、取付けブッシュに提供することが望ましいことがある。取付けブッシュ35の上から壁管15を配置することにより、ラックが取り付けられる。壁管および管ホルダからなる、ラック用に予め完成した壁またはゲーブルを製造することができ、これらが、現場で持ち上げられて支持要素に取り付けられる。支持部材に嵌め込まれる取付けノズルを有する解決策の方が、それらを支持部材にしっかり溶接することよりも好ましい。その理由は、溶接中に、各取付けブッシュの「付け根」周りに、ビードが生成されるからである。このことは、壁管に対して起伏のある表面を作り出すことになり、ひいてはこれにより、ラックのゆがみが生じる恐れがある。この解決策は、図2a、図2bに示すように、タイヤ保管システムに適合される。このシステムが、パレットラックまたは棚付きラックに使用される場合には、ラックを支持要素に直接ボルト留めできることから、取付けブッシュを使用する必要はない。
図7は、各ラックを連結するために使用される管ホルダを示す。これは、標準的な取引構成要素である。この実施形態では、壁管15用の垂直な3つの貫通穴19と、ラック管16を固定するための水平な4つの貫通穴20が設けられる。管は、各穴の側面に取り付けられるロックねじ18を用いて固定される。
図8は、ラックを往復するよう動かすための制御システムを示す。このシステムは、シリンダボックス23の内側に取り付けられた空気圧シリンダ5を備える。シリンダ5は、後方縁部において床に固定され、前方においてシリンダボックス23の端壁24に取り付けられる。シリンダ5は、弁および制御電子機器を用いて制御ユニット25に接続される。制御ユニット25は、たとえば圧縮機からの圧縮空気ラインに接続され、無線ユニット26によって操作される。あるいは、システムは、制御ユニットに有線接続されたジョイスティックを用いて制御されてもよい。シリンダボックスは、床に固定された2つのシリンダ案内レール27a、27bに沿って転がる車輪によって担持される。
図2a、図2bに示すラックシステムは、特にタイヤホテルにおいて車両用タイヤを保管するために設計される。示してあるベースフレームは、4つの結合要素を備え、したがって2列のタイヤを担持するのに好適である。したがって、棚付きシステムを床まですべて使用することができ、同様に組立ての高さも低い。しかし、このシステムは、他の製品を保管するためにも有用である。その場合、ダブルセットのパレットラックを収容するために、要素28を連結して支持フレームを容易に拡張することができる。
図9は、ラックのラック管に取り付けられるように規定された調節可能なラックユニットを示す。このラック要素によって、保管された物体を、フォークリフトを用いて取ってくることが容易になる。ラック要素は、2つの支持管38a、38bを備え、これらが、平行な2つの角度区分39a、39bに取り付けられる。支持管は、好ましくは断面が方形である。各角度区分は、平らな側面で支持管に当接し、たとえば溶接により、またはボルトを使用することにより、それらに取り付けられる。垂直な2つの平らなバーの対向する平らな面が、互いに向かい合うように取り付けられることが好ましく、それによりラックの各ラック管の内側がとらえられる。あるいは、平らな鉄が、離間して向かい合うように対向する方向に取り付けられてもよい。いずれの場合にも、それらはラックをとらえ、ラック要素がラックから落下するのを防止する。しかし、ラック部材は、ラック管にそって横向きに変位することが可能である。ラック要素は、大型の物体をラックに保管するのに好適であり、また、タイヤを積み重ねて保管したい場合にも好適である。
図10a、図10bは、本発明による保管システムにおいて、特にタイヤを回収および搬送するために設計されたタイヤバスケット42を示す。バスケットは、両端に2本の支柱43a、43bを有するフレームを備える。バスケットに、一端の支柱に向かってタイヤトロリー44が挿入される。タイヤトロリー44には車輪45が装備されている。タイヤトロリーが転倒するのを防止するために、タイヤトロリーは、支柱43bの前のまたはトロリーのシャックルまたはピンに取り付けられてもよい(図示せず)。さらに、2つの支持アーム46がタイヤトロリー44に取り付けられ、各支持アーム46は、端部に支持車輪47を有する。バスケットと支持アームとの間の角度は、調節可能である。旋回シャフト48が、支持アーム48を有するバスケットに取り付けられる。2つのフォークスリーブ49が、アーム48に取り付けられている。ピックアップトロリーは、フォークスリーブに対してフォーク51を引くことにより、フォークリフト50に取り付けられることが意図されている。軸は回転可能であるが、回転は限られていてもよく、それによりトラックによって持ち上げられたときに、タイヤの湾曲部が水平方向に留まる。
図10aは、タイヤバスケットの使用法を示す。バスケットが、トラックの側部に、すなわちトラックとタイヤラックの間に立つようにフォークに配置される。タイヤが傾けられてバスケット42に乗せられ、これによりトラックが、タイヤとともにラックから出て駆動される。目的地において、支持車輪47が床に押し付けられるようにトラックがトロリーを下ろし、タイヤトロリーバスケットが垂直位置になるまで、ブームアーム周りにトロリーが回転する。次いで、タイヤを有するトロリーがバスケット/トラックから解放され、転がしていくことができるようになる。
この構造の目的は、タイヤの持ち上げおよび手作業による取扱いを可能な限り回避することである。場合により、トラックがタイヤバスケットのすぐ後ろに配置されて空間を節約する解決策を使用することが望ましいことがある。この場合、突出部分が緩められて、バスケットの端部にフォークスリーブが回転可能に取り付けられる。
Claims (9)
- 横方向に変位可能な複数の保管ラックを有する保管システムであって、
床に取り付けられた複数のレール(4)と、
前記レール(4)上で連続して位置合わせされた複数の支持フレーム(1)であって、各支持フレーム(1)が矩形であり、前記レール(4)に平行な少なくとも2つの支持要素(7)を有し、各支持要素(7)が第1の端部および第2の端部を有し、少なくとも2つの結合部材(8)が前記レール(4)を横切って延在しており、各支持部材(1)が、前記レールに当接する案内フランジ(22)を有する車輪(3)を備える、支持フレーム(1)と、
各支持フレーム(1)に取り付けられたラック(2)と、
ラック(2)を有する前記支持フレーム(1)を、前記レール(4)に沿って変位させるように構成された駆動ユニット(5)であって、前記駆動ユニット(5)は、第1の端部において前記床に固定されたリニア駆動ユニットであり、第2の端部が、一連の前記支持フレームのうちの第1の支持フレームに連結された、駆動ユニット(5)と
を備える保管システムにおいて、
各支持部材(7)が、前記支持部材(7)の前記第1の端部にある回転可能なロックフック(6)と、他方の端部にある対応するロックラグ(13)とを有し、支持フレーム(1)を構成する異なる前記支持部材(7)の前記ロックフック(6)は、それらがともに回転可能になるようにロッド(12)に連結されていることを特徴とする、保管システム。 - 前記支持要素(7)が、中空プロファイルの形態であり、各支持要素が、各中空プロファイル内に取り付けられた少なくとも2つの車輪(3)を有し、各車輪(3)が、前記中空プロファイルの開口部(31)を通って突出し、レール(4)に当接しており、前記支持フレームが、前記支持要素(7)を連結する複数の結合要素(8)をさらに備える、請求項1に記載の保管システム。
- 各支持部材(7)が、前記支持部材から水平方向に突出している複数の結合部(11)を備え、前記結合部材(8)が中空管の形態であり、前記中空管が取付け片に嵌め込まれ、それに取り付けられる、請求項2に記載の保管システム。
- 各支持要素(7)が、前記ラックを固定するための複数の穴(19)を上側に備え、ここで前記穴がねじ山を備え、各ねじ山に、前記ラックの中空の壁管(15)を受けることが可能なねじ山付き取付けブッシュ(35)が設けられ、前記壁管が、取付けソケットに取り付けられる、請求項2に記載の保管システム。
- 前記取付けブッシュ(35)を前記支持(7)にロックするロックナット(36)をさらに備える、請求項4に記載の保管システム。
- 各支持フレーム(1)が、4つの結合要素(8)を備え、各支持フレーム(1)が2列の車両用タイヤを担持するように配置された、請求項2から5のいずれか1項に記載の保管システム。
- 前記結合要素(8)にパレットラックが取り付けられた、請求項2または3に記載の保管システム。
- 前記レール(4)が、前記床にある平らな区分の形態であり、前記床に取り付けられた、請求項1に記載の保管システム。
- 前記駆動ユニット(5)が、遠隔制御またはジョイスティックによって制御される空気圧シリンダ、液圧シリンダ、または電気リニアモータである、請求項1に記載の保管システム。
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