JPS6341952Y2 - - Google Patents

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JPS6341952Y2
JPS6341952Y2 JP1980181767U JP18176780U JPS6341952Y2 JP S6341952 Y2 JPS6341952 Y2 JP S6341952Y2 JP 1980181767 U JP1980181767 U JP 1980181767U JP 18176780 U JP18176780 U JP 18176780U JP S6341952 Y2 JPS6341952 Y2 JP S6341952Y2
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JP
Japan
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wheels
wheel
movable shelf
saddle
saddles
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JP1980181767U
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JPS57104932U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は移動棚の改良に関するものである。
従来の移動棚は、棚の走行方向に複数(通常は
2個)の走行車輪を並べてなる走行車輪列を、間
口方向に等間隔に配置していた。従つて、各車輪
にかかる荷重が均等でなく、一般に棚の外側の車
輪よりも内側の車輪の方に集中的に荷重がかかつ
ていた。そのため、内側の車輪やレールが集中的
に摩耗して棚の台枠等に無理な力が加わり、走行
が不円滑となるばかりでなく、移動棚の故障の原
因となつていた。また、荷重が部分的に集中的に
かかることにより、レールを支持する床のいたみ
が早いという不都合を生じていた。
本考案の目的は、各車輪に加わる荷重の均等化
を図つて、走行の円滑化、故障の原因の除去およ
び床のいたみの回避を図ることができる移動棚を
提供することにある。
本考案の特徴は、移動棚の走行方向に車輪を並
べてなる3列以上の車輪列のうち、移動棚の外側
の車輪列における車輪数よりも内側の車輪列にお
ける車輪数を多くして、各車輪に加わる荷重を均
等化させたことと、各列の車輪は一つのサドル当
り2個ずつ軸装すると共に、1列の車輪列にある
複数のサドルは相互に垂直面内において回動可能
に連結したことにある。
かかる特徴を有する本考案によれば、一部の走
行車輪やレールなどに集中的に荷重が加わるよう
なことがなくなるから、一部の車輪やレールが集
中的に摩耗して棚の台枠等に無理な力が加わるよ
うなことはなくなり、走行が円滑で故障の少ない
移動棚を提供することができる。また、各レール
を支持する床にかかる荷重も分散するから、床の
いたみも軽減することができる。さらに、各列の
車輪は一つのサドル当り2個ずつ軸装すると共
に、1列の車輪列にある複数のサドルは相互に垂
直面内において回動可能に連結したから、レール
のレベルの変動に対しても総ての車輪が追随して
常にレール上に接することができ、各車輪に加わ
る荷重の均等化を図るという所期の目的を有効に
達成することができる。
以下、図示の実施例によつて本考案を説明す
る。
第1図乃至第4図において、棚の台枠1の両側
部には縦断面逆U字状で台枠1の奥行方向の寸法
と同一の長さのサドル2,2が固着されており、
台枠1の間口方向の中央部には、棚の奥行方向の
寸法の略中央で切断された長さの二つの縦断面逆
U字状のサドル3,3が奥行方向に並べて固着さ
れている。中央部の二つのサドル3,3は相対的
に垂直面内において回動可能にジヨイント4によ
つて連結されている。両側のサドル2,2にはそ
れぞれ二つの走行車輪5,5が、上記サドルの両
側壁を貫いて支架された支軸6,6によつて回転
可能に支持されており、中央の二つのサドル3,
3にもそれぞれ二つ合計四つの走行車輪7,7
が、上記サドルの両側壁を貫いて支架された支軸
8,8によつて回転可能に支持されている。各走
行車輪5,7は両フランジ形になつていて、これ
ら各車輪は、床9の溝内に敷設された断面矩形状
のレール10上に載せられている。台枠1の底部
にはブレス11が張られて補強がなされている。
各サドル2,3上には棚支柱12が立てられてお
り、各支柱12間において、適宜の高さ位置に適
宜の段数の棚部材13が支持されている。棚の奥
行方向に並んだ支柱12間には補強用のブレス1
4が張られている。
以上述べた実施例では、棚の奥行方向に複数の
走行車輪を並べてなる車輪列が3列あり、これら
車輪列のうち両外側の車輪列における車輪数がそ
れぞれ2個であるのに対し、内側、即ち中央部の
車輪列における車輪数が4個になつている。そこ
でいま、棚全体にわたり積荷を均等に積み、その
ときの棚全体の荷重が2000Kgとすると、車輪列の
間隔によつて荷重の分布は異なるが、両側の車輪
列にそれぞれ略500Kgの荷重がかかり、中央部の
車輪列には、左右両側から荷重がかかるため略
1000Kgの荷重がかかる。しかるに、両側の車輪は
2個だから、1個の車輪には250Kgの荷重がかか
ることになり、また、中央部の車輪は4個だか
ら、1個の車輪には250Kgの荷重がかかることに
なり、よつて、全車輪に均等に荷重がかかること
となり、ここにおいて当初に述べたような目的を
達成できることになる。ところで、積荷の分布に
よつては棚の手前がわと奥方とで荷重分布の不均
衡が生じ、サドルが変形することがありうる。特
に荷重が集中し易い棚の中央部において変形が生
じ易い。しかし、上記本考案の実施例のように、
中央部のサドルを前後に二分した上で互いに回動
可能に連結しておけば、前後のサドル間で遊びを
生じ、サドルに不規則な荷重がかからないからサ
ドルの変形を防止することができる。
走行車輪は、第5図aのように片フランジ形式
のものでもよく、また、両側部の車輪にフランジ
付のものを用いる場合は、内側の車輪は第5図b
のようにフランジのないものを用いてもよい。
両外側および内側のサドルは、第6図aのよう
にその開放縁部に外向きの折曲縁を設けたもの、
あるいは第6図cのように内向きの折曲縁を設け
たもの、あるいは第6図bのように、上記の如き
折曲縁を一切設けないものなど、適宜のものを選
択して差支えない。
また、レールは第7図a乃至eの如き各種断面
形状のものその他適宜のものを選択使用して差支
えない。
各車輪列の間隔あるいは両側の車輪列からの棚
の台枠の側方へのはみ出し量、即ち、オーバーハ
ングの量によつては各車輪列への荷重の分布が異
なつてくるから、荷重の分布に応じて各車輪列に
おける車輪数を適宜変更することが望ましい。第
8図の例では両外側の車輪列における車輪5はそ
れぞれ3個、内側の車輪列における車輪7は4個
になつている。そして、第8図の例では棚の前後
の縁部の車輪は通し軸15,15によつて一体に
つながれており、一方の通し軸15は、駆動モー
タ16により減速伝動機構を介して回転駆動され
るようになつている。即ち、第8図の例では電動
式移動棚になつているが、電動力以外の流体シリ
ンダ等の機械力によつて駆動するようにしてもよ
いし、人力により直接押し動かし、あるいは人力
に基づくハンドルの回転駆動力を、減速伝動機構
を介して通し軸15に伝達することによつて駆動
するようにしてもよい。
各車輪にかかる荷重の均等化を図るためには、
各車輪列の間隔を異ならせることによつても実現
可能である。第9図乃至第11図の実施例は車輪
列を5列とし、このうち内側の3列を比較的接近
させて配列したものである。第9図乃至第11図
において、両側の車輪列における車輪を21、中
央部の車輪列における車輪を22、この車輪列を
挾むようにして配列された車輪列における車輪を
23とすると、最も大きい荷重がかかる車輪列の
車輪23の数を6個、次に大きな荷重がかかる中
央部の車輪列の車輪22の数を4個としてある。
そして、比較的荷重の小さい両外側の車輪列にお
ける車輪21の数は、図示されていないが、2個
としてある。このうち、中央の4個の車輪22
は、第11図に示されているように、2分され、
かつ、ジヨイント24で相互に連結されたサドル
25によつてそれぞれ2個ずつ支架されており、
この中央の車輪を挟む各6個の車輪23は、第1
0図に示されているように、3個に分けられ、か
つ、ジヨイント26,26で相互につながれたサ
ドル27によつてそれぞれ2個ずつ支架されてい
る。両外側の車輪21はそれぞれ1個のサドルに
よつて支架されているものとする。
いま、かりに、本考案のように一つのサドル当
り2個の車輪を軸装するのではなく、第12図の
ように一つのサドル当り4個の車輪を軸装したと
すると、レールのレベルの変動に対して総ての車
輪が追随することができず、一部の車輪はレール
から浮き上がつてしまい、各車輪に加わる荷重の
均等化を図るという目的は達成することはできな
い。これに対し本考案では、一つのサドル当り2
個の車輪を軸装し、しかも、1列の車輪列にある
複数のサドルは相互に垂直面内において回動可能
に連結してあるから、レールにレベルの変動があ
つても総ての車輪が常にレール上面に接し、よつ
て、各車輪に加わる荷重の均等化を図るという所
期の目的を有効に達成するとができる。
第13図および第14図は、サドルに対する走
行車輪の支架構造の一例を示す。第13図および
第14図において、走行車輪30の支軸31は逆
U字状サドル32の両側壁を緩く貫いており、支
軸31はサドル32の両側面に固定された軸受3
2,32によつて回転自在に支架されている。軸
31は車輪30と一体になつており、また、車輪
30とサドル32の内側面との間にはカラー3
3,33が介装されている。
第15図はサドルに対する走行車輪の支架構造
の他の例を示す。第15図において、車輪軸31
はサドル32の両側壁を貫いてきつく嵌合されて
おり、軸31に対して車輪30は、車輪30内に
埋め込まれた軸受34によつて相対回転可能に支
持されている。
外側の車輪列における車輪数と内側の車輪列に
おける車輪数との比は、前に述べたような2対
4、3対4のほか、2対3、4対5とし、あるい
は内側の車輪列における車輪数を5個以上として
もよく、要するに荷重の配分に応じて適宜の比率
に設定して差支えない。
本考案によれば、先に述べたような効果を奏す
るほかに、荷重が集中する部分の車輪、サドル、
レールなどの材質の変更、材料の厚みの変更な
ど、耐荷重を増すための基本的設計の変更を行な
う必要がなく、単に車輪の増減だけで済むから、
部品の互換性があり、設計および製作も容易であ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部断面正面
図、第2図は同上底面図、第3図は同上側面図、
第4図は同上中央部付近の側面図、第5図は本考
案に用いられる走行車輪の各種の例を示す正面
図、第6図は本考案に用いられるサドルの各種の
例を示す正面図、第7図は本考案に用いられるレ
ールの各種の例を示す縦断面図、第8図は本考案
の他の実施例を車輪の配置関係のみで示す底面
図、第9図は本考案のさらに他の実施例を示す正
面図、第10図は第9図中の線−に沿う断面
図、第11図は第9図中の線XI−XIに沿う断面
図、第12図は内側車輪列の他の支持構造を示す
側面図、第13図は本考案に用いられる走行車輪
の支持構造の一例を示す側面図、第14図は同上
正面図、第15図は走行車輪の支持構造の他の例
を示す正面図である。 1……台枠、2,3,25,27,32……サ
ドル、4,24,26……ジヨイント、5……外
側車輪、7……内側車輪、22,23……内側車
輪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 底部にサドルを介して軸装した走行車輪によ
    つて走行可能にした移動棚において、複数の車
    輪を移動棚の走行方向に並べてなる車輪列を3
    列以上設け、移動棚の外側の車輪列における車
    輪数よりも内側の車輪列における車輪数を多く
    し、各列の車輪は一つのサドル当り2個ずつ軸
    装すると共に、1列の車輪列にある複数のサド
    ルは相互に垂直面内において回動可能に連結し
    たことを特徴とする移動棚。 2 外側の車輪列における車輪数を2個とし、内
    側の車輪列における車輪数を4個とした実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の移動棚。 3 移動棚は、人力によつて駆動される実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の移動棚。 4 移動棚は、電動力その他の機械力によつて駆
    動される実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    移動棚。 5 サドルは、逆U字状である実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の移動棚。 6 内側の車輪列における車輪は、二つ又は三つ
    のサドルを介して軸装された実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の移動棚。
JP1980181767U 1980-12-19 1980-12-19 Expired JPS6341952Y2 (ja)

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JP1980181767U JPS6341952Y2 (ja) 1980-12-19 1980-12-19

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JP1980181767U JPS6341952Y2 (ja) 1980-12-19 1980-12-19

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JPS57104932U JPS57104932U (ja) 1982-06-28
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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5843247U (ja) * 1981-09-17 1983-03-23 株式会社ダイフク 棚装置
JP5260346B2 (ja) * 2009-02-05 2013-08-14 金剛株式会社 移動棚とその台枠
NO344656B1 (no) * 2018-08-21 2020-03-02 Espen Wathne Lagringssystem
NO345707B1 (no) * 2019-09-27 2021-06-21 Espen Wathne Lagringssystem

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