JP2022517315A - 1,1,2-トリフルオロ-4-(置換スルホニル)-ブテ-1-エンの合成 - Google Patents

1,1,2-トリフルオロ-4-(置換スルホニル)-ブテ-1-エンの合成 Download PDF

Info

Publication number
JP2022517315A
JP2022517315A JP2021538468A JP2021538468A JP2022517315A JP 2022517315 A JP2022517315 A JP 2022517315A JP 2021538468 A JP2021538468 A JP 2021538468A JP 2021538468 A JP2021538468 A JP 2021538468A JP 2022517315 A JP2022517315 A JP 2022517315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
formula
catalyst
molar ratio
oxidizing agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021538468A
Other languages
English (en)
Inventor
ゼル,トーマス
コーエン,シュロミ
Original Assignee
アダマ・マクテシム・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アダマ・マクテシム・リミテッド filed Critical アダマ・マクテシム・リミテッド
Publication of JP2022517315A publication Critical patent/JP2022517315A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D277/00Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings
    • C07D277/02Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings not condensed with other rings
    • C07D277/20Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D277/32Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D277/36Sulfur atoms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/16Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of arsenic, antimony, bismuth, vanadium, niobium, tantalum, polonium, chromium, molybdenum, tungsten, manganese, technetium or rhenium
    • B01J23/24Chromium, molybdenum or tungsten
    • B01J23/30Tungsten
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/72Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms
    • A01N43/74Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms five-membered rings with one nitrogen atom and either one oxygen atom or one sulfur atom in positions 1,3
    • A01N43/781,3-Thiazoles; Hydrogenated 1,3-thiazoles

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)

Abstract

本発明は、酸化剤及び触媒を用いる式[II]の化合物からの式[I]の化合物の製造方法を提供し、方法は低温で行われる。【選択図】図1

Description

本出願全体を通じて種々の公開文献を引用する。これらの文書の開示は、本発明が関連する最高水準をさらに十分に記述するために、それらの全体が引用することにより本出願の内容となる。
技術的分野
本主題は式[I]
Figure 2022517315000002
[式中、R1は任意に置換されている複素環式芳香環である]
の化合物の製造方法に関する。
発明の背景
フルエンスルホン(5-クロロ-2-(3,4,4-トリフルオロブテ-3-エニルスルホニル)-1,3-チアゾール;CAS No.318290-98-1)は非常に有効な活性成分であり、植物寄生性線虫類に対して高度に強力である。フルエンスルホンは、標的でない昆虫及び哺乳類に対する毒性が低い有意に低下した環境的影響を有する複素環式フルオロアルケニルスルホン殺線虫剤である。フルエンスルホンの作用様式は現在利用できる殺線虫剤と異なり、従ってフルエンスルホンの正確な作用様式は現在未知であるが作物保護のための有望な存在を呈する。
式(I)のフルエンスルホンは式(II)の化合物5-クロロ-2-[(3,4,4-トリフルオロ-3-ブテン-1-イル)チオ]チアゾールの酸化反応を介して製造される。式(II)の製造は特許文献1に記載されており、その内容は引用することにより本明細書の内容となる。
Figure 2022517315000003
対応するスルフィドと酸化剤の反応によるフルエンスルホンの製造方法が報告されている。
特許文献1は、対応するスルフィドを氷酢酸中で55-60℃において過酸化水素と6時間反応させることによるフルエンスルホンの製造方法を開示している。
特許文献2は、オキソンの使用による対応するフルオロアルケニルチオエーテルからの複素環式フルオロアルケニルスルホン及びフルオロアルケニルスルホキシドの製造方法を開示している。オキソンは高価であり、多量の塩の形態における廃棄物を生じ、それは特に大規模生産において問題となる。
対応するスルフィドの接触酸化による他のスルホンの製造方法も報告されている。
非特許文献1は、タングステン酸ナトリウムの存在下における2-フェニルメルカプトエタノールと過酸化水素の反応による2-フェニルスルホニルエタノールの製造方法を開示している。開示されている反応は60-75℃において行われる。
非特許文献2は、タングステン酸ナトリウムの他に硫酸水素第4級アンモニウム及びフェニルホスホン酸を用いる方法を開示している。
特許文献3は、50℃から100℃までの温度そして好ましくは70℃から90℃までの温度で接触酸化を用いる2-(メチルスルホニル)-5-(トリフルオロメチル)-1,3,4-チアジアゾールの合成を開示している。
特許文献4は、タングステート触媒の存在下に0℃ないし200℃そしてより好ましくは10℃ないし150℃の反応温度で酸化剤を用いるアルキルスルホン化合物の製造方法を開示している。
特許文献5は、金属酸化物触媒の存在下でスルフィド化合物を過酸化水素と反応させることを含むスルホン又はスルホキシド化合物の製造方法を開示している。
これらの公開文献のいずれも本発明において開示されるフルエンスルホンの製造のための接触酸化を開示していない。
国際公開第01/02378 A1号パンフレット 米国特許第8,901,311 B2号明細書 欧州特許第0926143 A1号明細書 欧州特許第2441751 A1号明細書 欧州特許第1334956 B1号明細書
J.Org.Chem.,28,1140(1963) Tetrahedoron,57,2469(2001)
本発明は、式(I)
Figure 2022517315000004
[式中、R1は任意に置換されている複素環式芳香環である]
の化合物の製造方法を提供し、それは式(II)
Figure 2022517315000005
の化合物を低温で酸化剤及び触媒と反応させることを含む。
本発明は式(II)の化合物の酸化の方法において式(I)の化合物の収率を向上させる方法も提供し、それは式(II)の化合物を低温で酸化剤及び触媒と反応させることを含む。
本発明は式(II)の化合物の酸化の方法において式(I)の化合物の選択率を向上させる方法も提供し、それは式(II)の化合物を低温で酸化剤及び触媒と反応させることを含む。
発明の詳細な記述
定義
本主題を詳細に示す前に、本明細書で用いられるべきある用語の定義を示すことは有益な場合がある。他にことわらなければ、本明細書で用いられるすべての技術用語及び科学用語は、本主題が関連する技術分野における当業者が通常理解すると同じ意味を有する。明確にするために以下の定義を示す。
「a」又は「an」という用語は、本明細書で用いられる場合、特に他にことわらなければ単数及び複数を含む。従って「a」、「an」又は「少なくとも1つ」という用語は本出願において互換的に用いられ得る。
本明細書で用いられる場合、「約」という用語は、数値と結び付けて用いられる場合、示されている値から±10%を含む。さらに、本明細書における同じ成分又は性質に向けられるすべての範囲は終点を包含的であり、独立して組み合わせ可能であり、そしてすべ
ての中間点及び中間範囲を含む。パラメーター範囲が与えられる場合、その範囲内のすべての整数及びそれらの10分の1も本発明により与えられることが理解される。
本明細書で用いられる場合、「有効な」という用語は、用いられる場合、24時間未満の反応時間を指す。
本明細書で用いられる場合、「混合物」又は「組み合わせ」という用語は、いずれかの物理的形態における組み合わせ、例えばブレンド、溶液、合金などを指すがこれらに限られない。
「複素環式芳香環」という用語はチオフェン、チアゾール及びチアジアゾールを指す。
「任意に置換されている」という用語はH及びハロゲンを指す。
本発明は、化合物フルエンスルホンの合成のための化合物5-クロロ-2-[(3,4,4-トリフルオロ-3-ブテン-1-イル)チオ]-チアゾールの低温における接触酸化が高い選択率、転換率及び収率を有する有効な方法を与えるという発明者らの驚くべき発見に基づく。
本発明は、それが高度に有効である点で有利である。特に本明細書で開示される方法は高度に選択的な反応を与え、高い転換率、より高い収率、低下した生産コスト及び単純になった仕上げを示す。本発明はそれが原子効率が高く且つそれが発生する塩廃棄物の量を最少にする点でも有利である。
スキーム1により示されるスルフィドの対応するスルホンへの酸化方法において、中間スルホキシド(II’)は容易に生成する、しかしながらスルホンへの第二の酸化は通常比較的遅く、高められた温度を必要とする。
Figure 2022517315000006
そのような酸化方法は一般的にフルエンスルホンの高度に反応性のハロゲン化ブテニル基の二重結合の望ましくない酸化及びその酸化的分解に導き、反応の低い選択率を生じ、且つ結果として低い収率を生じる。
スキーム2はそのような酸化的分解及び続く副生成物の生成のいくつかの例を示す。
Figure 2022517315000007
図1-3に示す通り、MSにより純度を同定した。
式[I]の化合物の酸化を受けやすい二重結合の観点から、本発明の目的は、対応するスルフィドの酸化による式[I]のスルホンの製造方法を与え、廃棄物の量を最少にしながら高い選択率、転換率及び収率を得ることであった。
発明者らは、低温における式[II]の化合物の接触酸化が高い選択率、ひいては高い転換率及び従って対応するスルホンの高い収率を与えることを見出した。
本発明は式[I]の化合物の製造方法を提供し、前記方法は式[II]の化合物を低温で酸化剤及び触媒と反応させることを含む。
Figure 2022517315000008
式中、R1は任意に置換されている複素環式芳香環である。
本発明は式[I]の化合物の製造方法を提供し、前記方法は式[II]の化合物を酸化剤及び触媒と反応させることを含み、ここで前記方法は約-5℃-25℃の温度で行われる。
Figure 2022517315000009
式中、R1は任意に置換されている複素環式芳香環である。
本発明は式[I]の化合物の製造方法を提供し、前記方法は式[II]の化合物を酸化剤及び触媒と反応させることを含み、ここで前記方法は約-5℃-25℃の温度で行われる。いくつかの態様において、温度は0℃-20℃の間である。いくつかの態様において、温度は5℃-15℃の間である。好ましい態様において、温度は8℃-10℃の間である。
接触酸化のために用いられる酸化剤は有機化学においてこの目的のために通常用いられる薬剤であることができ、それは当業者に既知であり、例えば過酸化水素、m-クロロペルオキシ安息香酸、ペルオキシ酢酸、ペルオキシ安息香酸、マグネシウムモノペルオキシフタレート、カリウムペルオキシモノサルフェート、ビス(トリメチルシリル)ペルオキシド、メチルシリルペルオキシド、過酸化ニッケル、トリフルオロ過酢酸、2,4-ジニトロ過安息香酸、ペルオキシ硫酸、カルボノペルオキソ酸(carbonoperoxoic acid)、過ホウ酸ナトリウム一水和物、tertブチルヒドロペルオキシド(TBHP)などが含まれる。
いくつかの態様において、酸化剤は過酸化物である。
いくつかの態様において、酸化剤は過酸化水素である。
いくつかの態様において、水中の過酸化水素の濃度は少なくとも10%、20%、30%、40%又は50%である。
いくつかの態様において、水中の過酸化水素の濃度は少なくとも30%である。好ましい態様において、水中の過酸化水素の濃度は50%である。
いくつかの態様において、酸化剤は溶液として用いられる。
いくつかの態様において、触媒にはTaCl5、Ta(OEt)5、NbCl5、Nb25、TiO2/H3PO4、Ti(OiPr)4、V23、V25、VO(acac)2、Na2WO4、WO2、WO3、WO、WF6、鍛造(wrought)タングステン及び二タングステン-銅疑合金、W金属、Al23と組み合わされたW金属、WF6、W(VI)の混合オキソ-フルオロ錯体、WO5・HMPT・H2O(HMPT=ヘキサメチルリン酸トリアミド)、W(IV)の混合オキソ-フルオロ錯体、WO22、WOF4、W(IV)の混合オキソ-クロロ錯体、WO2Cl2、WOCl4、W(CO)6、H2WO4(aq.)、MoO3、Na2MoO4、H4PMo11VO40及びそれらの組み合わせが含まれる場合があるがこれらに限られない。好ましい態様において、触媒は五塩化ニオブ、五塩化タンタル、タングステン酸ナトリウム及びモリブデン酸ナトリウムから選ばれる。最も好ましい態様において、触媒はタングステン酸ナトリウムである。
いくつかの態様において、方法は溶媒中で行われる。
溶媒には極性及び非極性溶媒が含まれるがこれらに限られない。
いくつかの態様において、溶媒は極性溶媒である。いくつかの態様において、溶媒は非極性溶媒である。いくつかの態様において、溶媒は少なくとも1種の極性溶媒と少なくとも1種の非極性溶媒の混合物である。
極性溶媒にはニトリル、アルコール、エーテル、塩素化溶媒及びそれらの組み合わせが含まれる場合があるが、これらに限られない。
いくつかの態様において、極性溶媒はアルコール溶媒である。いくつかの態様において、アルコール溶媒はC1-6アルコールである。いくつかの態様において、アルコール溶媒はメタノールである。いくつかの態様において、アルコール溶媒はエタノールである。いくつかの態様において、アルコール溶媒はイソプロパノールである。いくつかの態様において、アルコール溶媒はブタノールである。いくつかの態様において、アルコール溶媒はペンタノールである。いくつかの態様において、アルコール溶媒はヘキサノールである。いくつかの態様において、アルコール溶媒はエチレングリコールである。
いくつかの態様において、アルコール溶媒はメタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、ペンタノール、ヘキサノール、エチレングリコール又はそれらの組み合わせである。
いくつかの態様において、極性溶媒はニトリル溶媒である。いくつかの態様において、ニトリル溶媒はC1-6ニトリルである。いくつかの態様において、ニトリル溶媒にはアセトニトリル、イソブチロニトリル、プロピオニトリル、アクリロニトリル又はそれらの組み合わせが含まれるがこれらに限られない。いくつかの態様において、ニトリル溶媒はアセトニトリルである。
非極性溶媒にはヘキサン、シクロヘキサン、石油、エーテル、リグロイン、ベンゼン、トルエン、キシレン、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、塩化エチレン、クロロベンゼン又はそれらの組み合わせのような任意に置換されている脂肪族、脂環式及び芳香族溶媒が含まれる場合があるがこれらに限られない。
いくつかの態様において、非極性溶媒は芳香族非極性溶媒である。いくつかの態様において、芳香族非極性溶媒はトルエンである。
いくつかの態様において、非極性溶媒は脂肪族炭化水素非極性溶媒である。いくつかの態様において、脂肪族炭化水素非極性溶媒はヘキサンである。
いくつかの態様において、極性又は非極性溶媒は塩素化溶媒である。いくつかの態様において、塩素化溶媒には塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、塩化エチレン及びクロロベンゼンが含まれる場合があるが、これらに限られない。
いくつかの態様において、方法はメタノール、アセトニトリル及びトルエン又はそれらの組み合わせから選ばれる溶媒中で行われる。好ましい態様において、溶媒はメタノールである。
いくつかの態様において、式[II]の化合物と触媒の間のモル比は1:1から100
:1までである。いくつかの態様において、式[II]の化合物と触媒の間のモル比は10:1から20:1までである。いくつかの態様において、式[II]の化合物と触媒の間のモル比は約15:1である。
いくつかの態様において、化合物5-クロロ-2-[(3,4,4-トリフルオロ-3-ブテン-1-イル)チオ]-チアゾールと触媒の間のモル比は1:1から100:1までである。いくつかの態様において、化合物5-クロロ-2-[(3,4,4-トリフルオロ-3-ブテン-1-イル)チオ]-チアゾールと触媒の間のモル比は10:1から20:1までである。いくつかの態様において、化合物5-クロロ-2-[(3,4,4-トリフルオロ-3-ブテン-1-イル)チオ]-チアゾールと触媒の間のモル比は約15:1である。
いくつかの態様において、式[II]の化合物と酸化剤の間のモル比は1:1から1:10までである。いくつかの態様において、式[II]の化合物と酸化剤の間のモル比は1:1から1:5までである。好ましい態様において、式[II]の化合物と酸化剤の間のモル比は約1:4である。
いくつかの態様において、化合物5-クロロ-2-[(3,4,4-トリフルオロ-3-ブテン-1-イル)チオ]-チアゾールと酸化剤の間のモル比は1:1から1:10までである。いくつかの態様において、化合物5-クロロ-2-[(3,4,4-トリフルオロ-3-ブテン-1-イル)チオ]-チアゾールと酸化剤の間のモル比は1:1から1:5までである。好ましい態様において、化合物5-クロロ-2-[(3,4,4-トリフルオロ-3-ブテン-1-イル)チオ]-チアゾールと酸化剤の間のモル比は約1:4である。
いくつかの態様において、酸化剤と触媒の間のモル比は1000:1と10:1の間である。いくつかの態様において、酸化剤と触媒の間のモル比は100:1と20:1の間である。いくつかの態様において酸化剤と触媒の間のモル比は60:1である。
いくつかの態様において、方法は24時間未満、22時間未満、20時間未満、18時間未満、16時間未満、12時間未満、10時間未満、8時間未満、6時間未満又は4時間未満の間行われる。
いくつかの態様において、式[II]の化合物の式[I]の化合物への転換率は90%、95%、99%より高いか又は100%である。
いくつかの態様において、5-クロロ-2-[(3,4,4-トリフルオロ-3-ブテン-1-イル)チオ]-チアゾールのフルエンスルホンへの転換率は90%、95%、99%より高いか又は100%である。
いくつかの態様において、式[I]の化合物の化学的収率は80%、85%、90%又は95%より高い。
いくつかの態様において、フルエンスルホンの化学的収率は80%、85%、90%又は95%より高い。
相分離及びメチルシクロヘキサン又はn-ヘプタンを用いる結晶化は不純物からの優れた精製を与える。
相分離及びメチルシクロヘキサン又はn-ヘプタンを用いる結晶化は不純物からのフル
エンスルホンの優れた精製を与える。
再結晶は、メチルシクロヘキサン又はヘプタン又はそれらの組み合わせのような非極性溶媒の熱飽和溶液を約0-70℃の温度範囲で冷却することにより行われる。
式[I]の化合物は80%、85%、90%又は95%より高い収率で得られる。
精製されたスルホン生成物の収率は80%より高い。
フルエンスルホンは80%より高い収率で得られる。
本発明は式(II)の化合物の酸化の方法において式(I)の化合物の収率を向上させる方法も提供し、それは式(II)の化合物を低温で酸化剤及び触媒と反応させることを含む。いくつかの態様において、式[I]の化合物はフルエンスルホンである。
本発明は式(II)の化合物の酸化の方法において式(I)の化合物の選択率を向上させる方法も提供し、それは式(II)の化合物を低温で酸化剤及び触媒と反応させることを含む。いくつかの態様において、式[I]の化合物はフルエンスルホンである。
本発明は式(II)の化合物の酸化の方法において式(I)の化合物の収率を向上させる方法も提供し、それは式(II)の化合物を約-5℃-25℃の温度で酸化剤及び触媒と反応させることを含む。いくつかの態様において、式[I]の化合物はフルエンスルホンである。
本発明は式(II)の化合物の酸化の方法において式(I)の化合物の選択率を向上させる方法も提供し、それは式(II)の化合物を約-5℃-25℃の温度で酸化剤及び触媒と反応させることを含む。いくつかの態様において、式[I]の化合物はフルエンスルホンである。
いくつかの態様において、温度は0℃-20℃の間である。いくつかの態様において、温度は5℃-15℃の間である。好ましい態様において、温度は8℃-10℃の間である。
本発明は式(I)の化合物を得るための向上した方法も提供し、それは式(II)の化合物を低温で酸化剤及び触媒と反応させることを含む。
本発明は式(I)の化合物を得るための向上した方法も提供し、それは式(II)の化合物を約-5℃-25℃の温度で酸化剤及び触媒と反応させることを含む。
いくつかの態様において、温度は0℃-20℃の間である。いくつかの態様において、温度は5℃-15℃の間である。好ましい態様において、温度は8℃-10℃の間である。
いくつかの態様において、向上は式(I)の化合物への式(II)の化合物の少なくとも90%又は95%又は99%又は100%の転換率を得ることを含む。いくつかの態様において、向上は式(I)の化合物への式(II)の化合物の90%又は95%又は99%より高い又は100%の転換率を得ることを含む。いくつかの態様において、式(I)の化合物はフルエンスルホンである。
いくつかの態様において、向上は式(I)の化合物の少なくとも80%、85%、90
%又は95%の化学的収率を得ることを含む。いくつかの態様において、式(I)の化合物はフルエンスルホンである。
実験部分
20.2gの5-クロロ-2-[(3,4,4-トリフルオロ-3-ブテン-1-イル)チオ]-チアゾール(96.8%,74.55ミリモル)及び100gのメタノールを機械的撹拌機、コンデンサー、温度計及び滴下ロートが供えられた1Lのフラスコに加えた。14mLの水中の1.7gのNa2WO4*2H2O(5.10ミリモル)の溶液を反応混合物に加え、反応混合物を10℃に冷却した。
反応物を8-10℃で撹拌しながら21.0gのH22(水中の50%,17.5mL,308.73ミリモル)を6時間かけてゆっくり加えた。H22を完全に添加した後、反応物を8-10℃でさらに1ないし4時間撹拌した。供給の終了時及びスルホキシド(式II’)がノーマライゼーション(normalization)により<1%になるまで周期的に試料を分析(LC)用に採取した。
反応が完了した後、反応混合物を5℃に冷却し、過酸化物テストが陰性になるまで5-20℃の温度を保ちながらNa225をゆっくり加えた。メタノールを真空蒸留により辞去し、40mLの水を加えた。
15%NaOH溶液を用いてpHをゆっくり6-7に修正し、反応混合物をさらに15分間撹拌した。
120gのメチルシクロヘキサンを加え、70℃に加熱し、熱時に相を分離した。有機相を70℃において100gの水で洗浄し、熱時に相を分離した。
70℃から0℃まで徐々に結晶化を行い、反応混合物を0℃でろ過した。焼結物(sinter)上で及び後に真空中で(25℃において10ミリバール)ケークを乾燥した。
乾燥後、85-91%の収率のフルエンスルホンが得られた(97%より高いアッセイ)。
議論
アルケン基の存在下におけるスルフィドの酸化は挑戦的であり、選択率の向上は収率及び有効性に影響する。低温における接触酸化が有効であり、高い選択率を与えることが見いだされた。
MSによる純度の同定を示す。 MSによる純度の同定を示す。 MSによる純度の同定を示す。

Claims (43)

  1. 式[II]の化合物を酸化剤及び触媒と反応させることを含む、式[I]の化合物の製造方法であって、
    Figure 2022517315000010
    [式中、R1は任意に置換されている複素環式芳香環である]
    ここで方法は約-5℃-25℃の温度で行われる、上記方法。
  2. 温度が約0℃-20℃である請求項1に記載の方法。
  3. 温度が約5℃-15℃である請求項1又は2に記載の方法。
  4. 温度が約8℃-10℃である請求項1-3のいずれか1つに記載の方法。
  5. 酸化剤が過酸化水素、m-クロロペルオキシ安息香酸、ペルオキシ酢酸、ペルオキシ安息香酸、マグネシウムモノペルオキシフタレート、カリウムペルオキシモノサルフェート、ビス(トリメチルシリル)ペルオキシド、メチルシリルペルオキシド、過酸化ニッケル、トリフルオロ過酢酸、2,4-ジニトロ過安息香酸、ペルオキシ硫酸、カルボノペルオキソ酸、過ホウ酸ナトリウム一水和物及びtertブチルヒドロペルオキシドからなる群より選ばれる請求項1-4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 酸化剤が過酸化水素である請求項5に記載の方法。
  7. 水中の過酸化水素の濃度が少なくとも30%である請求項6に記載の方法。
  8. 水中の過酸化水素の濃度が50%である請求項7に記載の方法。
  9. 触媒がTaCl5、Ta(OEt)5、NbCl5、Nb25、TiO2/H3PO4、Ti(OiPr)4、V23、V25、VO(acac)2、Na2WO4、WO2、WO3、WO、WF6、鍛造タングステン及び二タングステン-銅疑合金、W金属、Al23と組み合わされたW金属、WF6、W(VI)の混合オキソ-フルオロ錯体、WO5・HMPT・H2O(HMPT=ヘキサメチルリン酸トリアミド)、W(IV)の混合オキソ-フルオロ錯体、WO22、WOF4、W(IV)の混合オキソ-クロロ錯体、WO2Cl2、WOCl4、W(CO)6、H2WO4(aq.)、MoO3、Na2MoO4及びH4PMo11VO40からなる群より選ばれる請求項1-8のいずれか1つに記載の方法。
  10. 触媒がTaCl5、Ta(OEt)5、NbCl5、Nb25、TiO2/H3PO4、Ti(OiPr)4、V23、V25、VO(acac)2、Na2WO4、WO2、MoO3、Na2MoO4及びH4PMo11VO40からなる群より選ばれる請求項9に記載の方法。
  11. 触媒がNbCl5、TaCl5、Na2WO4及びNa2MoO4からなる群より選ばれる請求項9又は10に記載の方法。
  12. 触媒がNa2WO4である請求項8-11のいずれか1つに記載の方法。
  13. 方法がアルコール、ニトリル、エーテル、塩素化溶媒、任意に置換されている脂肪族、脂環式及び芳香族溶媒又はそれらの組み合わせからなる群より選ばれる溶媒中で行われる請求項1-12のいずれか1つに記載の方法。
  14. 方法がメタノール、アセトニトリル、トルエン又はそれらの組み合わせからなる群より選ばれる溶媒中で行われる請求項13に記載の方法。
  15. 溶媒がメタノールである請求項13又は14に記載の方法。
  16. 式[II]の化合物と触媒の間のモル比が1:1から100:1までである請求項1-15のいずれか1つに記載の方法。
  17. 式[II]の化合物と触媒の間のモル比が10:1から20:1までである請求項16に記載の方法。
  18. 式[II]の化合物と触媒の間のモル比が15:1である請求項16又は17に記載の方法。
  19. 式[II]の化合物と酸化剤の間のモル比が1:1から1:10までである請求項1-18のいずれか1つに記載の方法。
  20. 式[II]の化合物と酸化剤の間のモル比が1:1から1:5までである請求項19に記載の方法。
  21. 式[II]の化合物と酸化剤の間のモル比が約1:4である請求項19又は20に記載の方法。
  22. 方法が24時間未満の間行われる請求項1-21のいずれか1つに記載の方法。
  23. 方法が12時間未満の間行われる請求項22に記載の方法。
  24. 方法が10時間未満の間行われる請求項23に記載の方法。
  25. 式[II]の化合物の式[I]の化合物への転換率が90%より高い請求項1-24のいずれか1つに記載の方法。
  26. 化学的収率が85%より高い請求項1-25のいずれか1つに記載の方法。
  27. 式[I]の化合物を再結晶によりさらに精製する請求項1-26のいずれか1つに記載の方法。
  28. 再結晶が熱飽和溶液の冷却による請求項27に記載の方法。
  29. 再結晶が非極性溶媒の熱飽和溶液の冷却による請求項27又は28に記載の方法。
  30. 非極性溶媒がメチルシクロヘキサン又はヘプタン又はそれらの組み合わせである請求項29に記載の方法。
  31. 約0-70℃の温度範囲で精製を行う請求項27-30のいずれか1つに記載の方法。
  32. 精製された生成物の収率が80%より高い請求項27-31のいずれか1つに記載の方法。
  33. 1が任意に置換されているチオフェン、任意に置換されているチアゾール及び任意に置換されているチアジアゾールからなる群より選ばれる請求項1-32のいずれか1つに記載の方法。
  34. 式[I]の化合物がフルエンスルホンである請求項1-33のいずれか1つに記載の方法。
  35. 式[II]の化合物がクロロ-2-[(3,4,4-トリフルオロ-3-ブテン-1-イル)チオ]-チアゾールである請求項1-34のいずれか1つに記載の方法。
  36. 請求項1-35のいずれか1つに従って製造される化合物フルエンスルホン。
  37. 請求項1-35のいずれか1つに記載の方法に従って式(II)の化合物を酸化剤及び触媒と反応させることを含む式(I)の化合物の収率を向上させるための方法。
  38. 請求項1-35のいずれか1つに記載の方法に従って式(II)の化合物を酸化剤及び触媒と反応させることを含む式(I)の化合物の選択率を向上させるための方法。
  39. 式(III):
    Figure 2022517315000011
    の化合物。
  40. 請求項1-24のいずれか1つに記載の方法で製造される式(IV)
    Figure 2022517315000012
    [式中、R2はH又はC1-6アルキルである]
    の化合物。
  41. 2がメチルである請求項40に記載の化合物。
  42. 2がエチルである請求項40に記載の化合物。
  43. 2がHである請求項40に記載の化合物。
JP2021538468A 2018-12-31 2019-12-30 1,1,2-トリフルオロ-4-(置換スルホニル)-ブテ-1-エンの合成 Pending JP2022517315A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201862786587P 2018-12-31 2018-12-31
US62/786,587 2018-12-31
PCT/IL2019/051434 WO2020141514A1 (en) 2018-12-31 2019-12-30 Synthesis of 1,1,2-trifluoro-4-(substituted sufonyl)-but-1-ene

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022517315A true JP2022517315A (ja) 2022-03-08

Family

ID=69400610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021538468A Pending JP2022517315A (ja) 2018-12-31 2019-12-30 1,1,2-トリフルオロ-4-(置換スルホニル)-ブテ-1-エンの合成

Country Status (8)

Country Link
US (1) US11897853B2 (ja)
JP (1) JP2022517315A (ja)
KR (1) KR20210110792A (ja)
CN (1) CN112996777A (ja)
AR (1) AR117551A1 (ja)
AU (1) AU2019419750A1 (ja)
BR (1) BR112021007972A2 (ja)
WO (1) WO2020141514A1 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10287659A (ja) * 1997-04-08 1998-10-27 Ube Ind Ltd 1,2,3−チアジアゾール化合物、その製法及び農園芸用の有害生物防除剤
JP2001019685A (ja) * 1999-07-06 2001-01-23 Nippon Bayer Agrochem Co Ltd 殺センチュウ性トリフルオロブテン類
JP2003113168A (ja) * 2001-09-28 2003-04-18 Bayer Ag 殺センチュウ性トリフルオロブテン誘導体
JP2005507431A (ja) * 2001-09-10 2005-03-17 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 新規ジ−及びトリフルオロ置換アルケン化合物の殺虫剤及び殺寄生虫剤としての使用
JP2005537249A (ja) * 2002-07-03 2005-12-08 バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト ヘテロ環式フルオロアルケニルスルホンの製造方法
WO2010143661A1 (ja) * 2009-06-10 2010-12-16 小野薬品工業株式会社 膀胱排尿筋収縮および尿道括約筋弛緩作用を有する化合物
CN105646393A (zh) * 2016-03-31 2016-06-08 贵州大学 含三氟丁烯的1,3,4-噁(噻)二唑硫醚(砜)类衍生物、其制备方法及应用

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2254579C (en) 1997-12-12 2007-10-30 Bayer Corporation Synthesis of 2-(methylsulfonyl)-5-(trifluoromethyl)-1,3,4-thiadiazole via oxidation of 2-(methylthio)-5-(trifluoromethyl)-1,3,4-thiadiazole with a molybdenum or tungsten catalyst
TWI270542B (en) 2002-02-07 2007-01-11 Sumitomo Chemical Co Method for preparing sulfone or sulfoxide compound
GB0510151D0 (en) * 2005-05-18 2005-06-22 Syngenta Ltd Novel herbicides
US20120136175A1 (en) 2009-06-09 2012-05-31 Sumitomo Seika Chemicals Co., Ltd. Process for preparation of alkyl sulfone compounds

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10287659A (ja) * 1997-04-08 1998-10-27 Ube Ind Ltd 1,2,3−チアジアゾール化合物、その製法及び農園芸用の有害生物防除剤
JP2001019685A (ja) * 1999-07-06 2001-01-23 Nippon Bayer Agrochem Co Ltd 殺センチュウ性トリフルオロブテン類
JP2005507431A (ja) * 2001-09-10 2005-03-17 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 新規ジ−及びトリフルオロ置換アルケン化合物の殺虫剤及び殺寄生虫剤としての使用
JP2003113168A (ja) * 2001-09-28 2003-04-18 Bayer Ag 殺センチュウ性トリフルオロブテン誘導体
JP2005537249A (ja) * 2002-07-03 2005-12-08 バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト ヘテロ環式フルオロアルケニルスルホンの製造方法
WO2010143661A1 (ja) * 2009-06-10 2010-12-16 小野薬品工業株式会社 膀胱排尿筋収縮および尿道括約筋弛緩作用を有する化合物
CN105646393A (zh) * 2016-03-31 2016-06-08 贵州大学 含三氟丁烯的1,3,4-噁(噻)二唑硫醚(砜)类衍生物、其制备方法及应用

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
LI, GUANGXIAO ET AL.: "Fluoroalkane thioheterocyclic derivatives and their antitumor activity", EUROPEAN JOURNAL OF MEDICINAL CHEMISTRY, vol. 93, JPN6023036569, 2015, pages 423 - 430, XP029176782, ISSN: 0005146049, DOI: 10.1016/j.ejmech.2015.02.031 *
MULLER, CHRISTIANE ET AL.: "Enantioselective Intramolecular [2 + 2]-Photocycloaddition Reactions of 4-Substituted Quinolones Cat", JOURNAL OF THE AMERICAN CHEMICAL SOCIETY, vol. 133(41), JPN6023036568, 2011, pages 16689 - 16697, ISSN: 0005146047 *
SATO, KAZUHIKO ET AL.: "Oxidation of sulfides to sulfoxides and sulfones with 30% hydrogen peroxide under organic solvent- a", TETRAHEDRON, vol. 57(13), JPN6023036567, 2001, pages 2469 - 2476, ISSN: 0005146048 *

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020141514A1 (en) 2020-07-09
AR117551A1 (es) 2021-08-11
US11897853B2 (en) 2024-02-13
KR20210110792A (ko) 2021-09-09
US20210387955A1 (en) 2021-12-16
CN112996777A (zh) 2021-06-18
AU2019419750A1 (en) 2021-05-20
BR112021007972A2 (pt) 2021-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3959275B2 (ja) トリアゾリンチオン誘導体の製造方法
US20080194634A1 (en) Process for the oxidation of certain substituted sulfilimines to insecticidal sulfoximines
EP2665722B1 (en) Process for the preparation of diol sulfones
TWI662032B (zh) 製備噻蟲嗪的方法
EP2454242A1 (de) Verfahren zur herstellung von chiralen 3-triazolyl-sulfoxid-derivaten
EP3313823B1 (fr) Procédé de synthèse de molécules portant une fonction oxyde de nitrile
HUE025730T2 (en) A method for producing statins using a base
CN111910209A (zh) 一种3-芳硒基喹啉酮化合物的电化学合成方法
Baudy et al. Reaction of N-substituted thioamides with gem-dicyano epoxides: a new synthetic route to anhydro-4-hydroxythiazolium hydroxides
CN103380126A (zh) 2-(三嗪基羰基)磺酰苯胺的制备方法
JP2022517315A (ja) 1,1,2-トリフルオロ-4-(置換スルホニル)-ブテ-1-エンの合成
JP7397070B2 (ja) フルエンスルホンの製造のための方法及び中間体
JP3986200B2 (ja) 3−シアノテトラヒドロフランの製造法
JP4518637B2 (ja) 2−(メチルスルホニル)エチルアミンの製造方法
JP4853757B2 (ja) 光学活性硫黄架橋二核ルテニウム錯体及びその製造方法並びにかかる触媒を用いた光学活性化合物の製造方法及び新規光学活性化合物
US2734084A (en) Synthesis of l-halo-z
JP2013032336A (ja) 3−トリフルオロメチルピリジンn−オキシドの製造方法
JP2011011982A (ja) 1,3−ベンゾオキサチイン−4−オン1−オキシド化合物の製造方法
KR20070114343A (ko) 비칼루타미드의 제조 방법
JP2011079766A (ja) 4−ハロフェニルアルキルスルホンの製造方法
JP2024512032A (ja) エナンチオマー富化形態での(2z)-2-(フェニルイミノ)-1,3-チアゾリジンe-4-オン-スルホキシド誘導体の製造方法
WO1998011072A1 (de) Substituierte thiopyridine
Jimoh New Synthetic Methodology Using Base-Assisted Diazonium Salts Activation and Gold Redox Catalysis
US20230406820A1 (en) Method for producing pentafluorosulfanyl group-containing aryl compound
JP4273224B2 (ja) N−スルフェニル複素環化合物の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240214

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20240513