JP2022190785A - 媒体搬送装置、印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ラベルの位置を正確に検出することができる媒体搬送装置、及び印刷装置を提供する。【解決手段】媒体搬送装置1は、検出マーク(ブラックマークBM)が設けられた媒体(ラベル用紙100)が巻回されたロール体Rがセットされるセット部2と、ロール体Rからラベル用紙100を搬送方向Hに引き出して搬送する搬送ローラー25と、ラベル用紙100におけるブラックマークBMが設けられた第1面(裏面101a)を支持する支持面51を有する支持部5と、裏面101aと対向する位置に設けられ、支持面51におけるブラックマークBMが通過する領域に位置する反射型光学センサー7と、を備え、反射型光学センサー7は、搬送方向Hと交差する幅方向Xに並設された発光素子(発光部71)及び受光素子(受光部72)を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、媒体搬送装置、及び媒体搬送装置を備えた印刷装置に関する。
従来、長尺の台紙上に一定間隔でラベルを貼り付けたラベル紙に印刷するプリンターでは、ラベル紙を搬送する搬送路に配置した光学センサーでラベルの位置を検出する。この種のラベル紙としては、台紙の裏側に一定間隔でブラックマークなどの検出マークを付しておき、台紙の表側には、検出マークの端部とラベルの端部の位置を合わせるようにして一定間隔でラベルを貼り付けたマーク付きラベル紙が用いられる。
特許文献1の液体吐出装置(プリンター)では、光学センサーとして、反射型光学センサーを用いている。反射型光学センサーは、媒体搬送路の下側に配置され、発光素子と受光素子は、プリンターの前後方向、つまり、ラベル紙のカール方向(搬送方向)に対して平行に並んで設置されている。そして、反射型光学センサーは、ブラックマークが形成された台紙の裏面に向けて検査光を照射し、ブラックマークの境界における反射光量の変化を検出して検出マークの位置(ラベルの位置)を検出している。
特開2016-060555号公報
しかし、特許文献1の液体吐出装置では、搬送方向にカールしているラベル紙に対して、反射型光学センサーでブラックマークを検出した場合、検出結果がばらつき、ラベルの位置を正確に検出し難くなるという課題がある。
媒体搬送装置は、検出マークが設けられた媒体が巻回されたロール体がセットされるセット部と、前記ロール体から前記媒体を搬送方向に引き出して前記媒体を搬送する搬送ローラーと、前記媒体における前記検出マークが設けられた第1面を支持する支持面を有する支持部と、前記第1面と対向する位置に設けられ、前記支持面における前記検出マークが通過する領域に位置する反射型光学センサーと、を備え、前記反射型光学センサーは、前記搬送方向と交差する幅方向に並設された発光素子及び受光素子を有する。
印刷装置は、検出マークが設けられた媒体が巻回されたロール体がセットされるセット部と、前記ロール体から前記媒体を搬送方向に引き出して前記媒体を搬送する搬送ローラーと、前記媒体における前記検出マークが設けられた第1面を支持する支持面を有する支持部と、前記第1面と対向する位置に設けられ、前記支持面における前記検出マークが通過する領域に位置する反射型光学センサーと、前記媒体における前記第1面とは反対側の第2面に印刷する印刷ヘッドと、を備え、前記反射型光学センサーは、前記搬送方向と交差する幅方向に並設された発光素子及び受光素子を有する。
第1実施形態に係る印刷装置の外観を示す斜視図。 印刷装置を模式的に示す断面図。 印刷装置の要部を模式的に示す上面図。 図3におけるA-A断面図。 図3におけるB-B断面図。 ラベル及びブラックマークの位置関係を示す説明図。 ラベル及びブラックマークの位置関係を示す説明図。 カールするラベル用紙と反射型光学センサーとを示す模式図。 印刷装置制御系を示す概略ブロック図。 第2実施形態に係る印刷装置の要部を模式的に示す上面図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。ただし、各図において、各部の寸法及び縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に述べる実施の形態は、好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において、特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
1.第1実施形態
図1は、本実施形態に係る印刷装置10の外観を示す斜視図である。図2は、印刷装置10の構成を模式的に示す断面図である。図3は、印刷装置10の要部を模式的に示す上面図である。なお、本実施形態の印刷装置10は、いわゆるラベル102に印刷することができる。
なお、各図面においては、説明の便宜上、印刷装置10を水平面に載置した場合を基準として、XYZ座標系を用いて示している。X方向は、印刷ヘッド33(図2参照)の主走査方向であり、印刷が行われるラベル102(図2参照)の幅方向(以下、幅方向Xとも言う)となる。Y方向は、印刷装置10(図1参照)の前後方向(以下、前後方向Yとも言う)であり、ラベル用紙100(図2参照)の長さ方向となる。Z方向は、X方向、Y方向に直行する方向、言い換えると水平面に対して垂直方向であり、印刷装置10の高さ方向(以下、高さ方向Zとも言う)である。
また、Y方向において、印刷装置10の前面方向を+Y方向とし、後面方向(背面方向)を-Y方向とする。また、X方向において、印刷装置10を前面方向から見た場合、装置の左方向を+X方向、右方向を-X方向とする。また、Z方向において、装置の上方向(上部、上面等を含む)を+Z方向、下方向(下部、下面等を含む)を-Z方向とする。
本実施形態の印刷装置10は、パソコンや携帯端末などの情報処理装置から送信された印刷データに基づいて、台紙101に貼付されたラベル102に、インクジェット方式で画像や文字を印刷する装置である。
図1に示すように、印刷装置10は、略直方体形状の装置ケース11を有している。装置ケース11の前面には、ディスプレイや操作ボタン等が配置された操作パネル12が設置されている。さらに、装置ケース11の前面で、操作パネル12の下側には、引き出し式のインクカートリッジ交換口13が設置されている。
また、装置ケース11の前面で、操作パネル12の右側には、排出口14が設置されている。排出口14からは、図2に示すように、印刷部3でラベル102に印刷されたラベル用紙100が排出される。
装置ケース11の右方向の側面には、ロール体カバー16が設置されており、ロール体Rをセットする際や交換する際にはロール体カバー16を開放し、内部のセット部2(図2参照)にロール体Rをセットしたり取外したりする。装置ケース11は、上面の略中央に設置されたヒンジ18を中心として、回動可能な外装カバー17を有している。
図2に示すように、ロール体Rは、円筒状の例えば紙管23を芯として、媒体を構成するラベル用紙100をロール状に巻回したものである。ラベル用紙100は、台紙101と、複数のラベル102とで構成されている。台紙101は、帯状に形成された連続紙である。台紙101の表面には、複数のラベル102が、台紙101の長さ方向に略等間隔に貼付されている。ラベル102は台紙101から剥離可能である。
図2に示すように、印刷装置10には、ラベル用紙100が搬送される経路となる搬送経路Kが形成される。ロール体Rから繰り出されたラベル用紙100は、搬送経路Kに沿って搬送方向Hに搬送される。搬送方向Hは、後述する支持部5に支持されたラベル用紙100が搬送される方向である。
本実施形態の印刷装置10は、媒体搬送装置1と、印刷部3と、カット部4とを含んで構成されている。また、本実施形態の媒体搬送装置1は、セット部2と、搬送ローラー25と、支持部5と、後述する反射型光学センサー7とを含んで構成されている。
図2に示すように、セット部2は、ロール体Rをセットするロール体装着軸21を備えている。このロール体装着軸21にロール体Rの紙管23を挿入することにより、ロール体装着軸21にロール体Rが回転可能にセットされる。これにより、ラベル用紙100は、ロール体装着軸21の回転に応じてロール体Rが回転することにより繰り出される。
図2、図3に示すように、支持部5は、搬送ローラー25の搬送方向Hの上流側において、繰り出されたラベル用紙100を支持する支持面51を備えている。また、詳細は後述するが、支持面51は、ラベル用紙100の検出マーク(ブラックマークBM(図6、図7参照))が設けられた面である第1面を支持する。なお、第1面は、台紙101の裏面101a(図7参照)に対応している。また、第1面とは反対の面を第2面としたとき、第2面は、台紙101の表面101bに対応する。
支持部5の搬送方向Hの下流側には、搬送ローラー25が設置されている。搬送ローラー25は、ラベル用紙100を挟持して搬送する搬送用のローラーとして構成されている。搬送ローラー25は、ラベル用紙100の搬送方向Hにおいて、印刷ヘッド33の上流側、及びプラテン38の上流側に設置されている。搬送ローラー25は、ラベル用紙100を挟持してプラテン38に向けて搬送する。
なお、本実施形態の印刷装置10は、シリアルタイプの印刷装置であるため、ラベル用紙100の搬送速度が一定ではなく、搬送ローラー25は、搬送モーター28(図9参照)等を有する駆動源により、間欠駆動されることで、ラベル用紙100を搬送方向Hに間欠搬送する。ここで、間欠搬送とは、ラベル用紙100を搬送する搬送期間と、ラベル用紙100を搬送しない停止期間と、が交互に繰り返される搬送動作をいう。
搬送ローラー25は、ニップローラーとしての駆動ローラー26と、従動ローラー27とを備えている。本実施形態では、駆動ローラー26に対して+Z方向の位置に、従動ローラー27が設置されている。すなわち、駆動ローラー26が裏面101aに接触し、従動ローラー27が表面101bに接触する。駆動ローラー26は、搬送モーター28等を有する駆動源からの動力が伝達されることによって回転駆動される。従動ローラー27は、駆動ローラー26に接して従動回転する。また、従動ローラー27は、駆動ローラー26とで挟持するラベル用紙100を介して、従動回転する。なお、駆動ローラー26と従動ローラー27とは、搬送方向Hと交差する方向(本実施形態では高さ方向Z)に並んで設置されている。なお、駆動ローラー26に対して-Z方向の位置に、従動ローラー27が設置されていてもよい。すなわち、駆動ローラー26が表面101bに接触し、従動ローラー27が裏面101aに接触してもよい。
搬送ローラー25の搬送方向Hの下流側には、印刷部3が設置されている。印刷部3は、印刷ユニット30とプラテン38とを備えている。プラテン38は、上面38aに複数の吸引孔(図示省略)が設置されており、各吸引孔は、吸引ファン(図示省略)に連通している。これにより、ラベル用紙100がプラテン38の上面38aに吸引されて搬送されるため、ラベル用紙100がプラテン38の上面38aから浮くことが抑制される。これにより、ラベル用紙100が印刷ヘッド33のノズル面(図示省略)に干渉することが抑制される。
印刷ユニット30は、キャリッジ31と、キャリッジ31に搭載された印刷ヘッド33とを備えている。キャリッジ31は、搬送方向Hと交差する主走査方向に延びたキャリッジ軸31aに支持されている。本実施形態では、主走査方向は幅方向Xに等しい。キャリッジ31は、キャリッジ軸31aに沿って、主走査方向に往復移動することで、印刷ヘッド33を走査する。
印刷ヘッド33は、シリアルタイプのインクジェットヘッドであり、複数色のノズル列(図示省略)を備えている。印刷ヘッド33は、例えば、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラックの4色のノズル列を備えている。印刷ヘッド33は、各インクカートリッジ(図示省略)からインクの供給を受けて、各ノズル列に設けられたノズル(図示省略)からインクを吐出して、プラテン38上のラベル用紙100に対して、インクを吐出して画像を印刷する。
このように構成された印刷装置10(印刷部3)では、搬送ローラー25が、セット部2のロール体装着軸21にセットされたロール体Rから、ラベル用紙100を引き出して搬送方向Hに搬送するための副走査と、印刷ヘッド33がラベル用紙100のラベル102にインクを吐出しながら幅方向Xに往復移動するための主走査と、を交互に繰り返すことによって、ラベル102に画像や文字を印刷する。すなわち、印刷装置10(印刷部3)は、主走査及び副走査を含む印刷動作を実施することによって、ラベル102に画像や文字を印刷する。
なお、印刷されたラベル用紙100(ラベル102)は、更にカット部4に向けて搬送方向Hの下流側に送られる。カット部4は、カッター41を備え、印刷されたラベル102を貼付する台紙101に対して、所定の長さの部位で幅方向Xに往復移動してカットする。
カットされた台紙101およびラベル102は、排出口14から排出される。なお、ユーザーは、排出口14から排出され、カットされた台紙101を取り上げて、手によって印刷されているラベル102を剥離する。剥離されたラベル102は、ユーザーにより貼付対象物に貼付される。
図4は、図3におけるA-A断面図である。詳細には、図4は、反射型光学センサー7を中心として、幅方向Xに沿って切断した概断面図である。図5は、図3におけるB-B断面図である。詳細には、図5は、反射型光学センサー7を中心として、搬送方向H(前後方向Y)に沿って切断した概断面図である。
図3に示すように、上方向(+Z方向)から支持部5を見た場合、支持部5の幅方向Xの中心から右方向(-X方向)に若干ずれた位置に、支持面51に沿って搬送されるラベル用紙100を検出する反射型光学センサー7が配置されている。また、反射型光学センサー7は、搬送方向Hおいて、搬送ローラー25の上流の位置に設けられている。
反射型光学センサー7の周辺の構造について説明する。
図4、図5に示すように、支持部5は、高さ方向Zにおいて、支持面51よりも下方に位置する底面53を有する凹部52を備えている。また、凹部52の底面53には、第1開口55が設けられている。凹部52や第1開口55は、本実施形態では、上方向(+Z方向)からの平面視で、例えば矩形状をなしている。なお、凹部52や第1開口55の形状に関しては、矩形状には限られない。
反射型光学センサー7は、発光部71と受光部72とを備えている。発光部71は、赤外線を発光する発光素子を有している。受光部72は、反射された赤外線を受光する受光素子を有している。また、反射型光学センサー7の、発光部71(発光素子)と受光部72(受光素子)とは、搬送方向Hと交差する幅方向Xに並設されている。
反射型光学センサー7は、第1開口55よりも下方で、且つ、上方向(+Z方向)からの平面視で、第1開口55の中央部に位置して、回路基板75に電気的に接続されている。発光部71及び受光部72は、高さ方向Zからの平面視で、第1開口55の縁よりも内側に位置する。
支持部5の第1開口55は、反射型光学センサー7の発光による射出光、及び反射による入射光が通過可能な大きさで構成されている。
支持部5の凹部52には、上方向(+Z方向)からの平面視で、凹部52を塞ぐように除電部材6が概矩形状を有して設置されている。除電部材6は、凹部52の第1開口55に相対する位置に、第2開口61が設けられている。
ここで、第1開口55の幅方向Xの縁の長さを長さAとし、前後方向Yの縁の長さを長さBとする。また、第2開口61の幅方向Xの縁の長さを長さCとし、前後方向Yの縁の長さを長さDとする。この場合、第1開口55の長さAは、第2開口61の長さCよりも小さい。また、第1開口55の長さBは、第2開口61の長さDよりも小さい。言い換えると、第1開口55の縁は、高さ方向Zからの平面視で、第2開口61の縁よりも内側に位置する。従って、第1開口55は、高さ方向Zからの平面視で、第2開口61を有する除電部材6とは重ならない。すなわち、第1開口55が、除電部材6のうち第2開口61が設けられていない部分によって塞がれることがない。
除電部材6は、電気的に接地接続可能な部材であり、支持面51の導電率よりも高い導電率を有している。除電部材6は、本実施形態ではSUS板(ステンレス鋼板)などの導電性の金属板で構成されている。また、図4に示すように、除電部材6は、幅方向Xの一端側(本実施例では、左側)に、下方に向けて曲折する側壁63を備えている。また、除電部材6は、図5に示すように、搬送方向Hの下流側に、同じく下方に向けて曲折する側壁64を備えている。側壁63,64は、凹部52の底面53を貫通して下方向に延出している。そして、側壁63,64は、凹部52の下方で電気的に接地接続される。なお、図5においては、側壁64を含む他の構成を視認しやすくするため、-X方向から見た側壁63が省略されている。
除電部材6は、高さ方向Zにおいて、支持部5の支持面51と、凹部52の底面53との間に位置している。詳細には、除電部材6の上面62は、支持面51よりも下方に位置している。本実施形態では、図4に示すように、支持面51と、上面62との間には、段差Eが形成されている。
この構成により、除電部材6の上面62は、支持面51を搬送されるラベル用紙100とは接触しない。そして、本実施形態では、除電部材6は、支持面51を搬送されるラベル用紙100に帯電している静電気を間接的に奪い、アースに逃がすことができる。
図6は、ラベル102及びブラックマークBMの位置関係を示す説明図である。詳細には、図6は、繰り出されたラベル用紙100を上方向(+Z方向)から見た場合の図を示している。図7は、ラベル102及びブラックマークBMの位置関係を示す説明図である。詳細には、図7は、繰り出されたラベル用紙100を下方向(-Z方向)から見た場合の図を示している。
図8は、カールするラベル用紙100と反射型光学センサー7とを示す模式図である。詳細には、図8は、カールするラベル用紙100と反射型光学センサー7とを、-X方向(右方向)から見た場合の側断面図を示している。図8では、説明の便宜上、カールするラベル用紙100を実際の曲率や厚さよりも大きい曲率や厚さで図示している。
ラベル用紙100について説明する。
ラベル用紙100は、図6、図7に示すように、帯状に形成された連続紙である台紙101の表面に、長さ方向に略等間隔に複数のラベル102が剥離可能に貼付されて構成されている。本実施形態のラベル用紙100は、いわゆるダイカットラベル紙である。ラベル102は、台紙101の表面(本実施形態では、上方向(+Z方向)の面)に貼り付けられた状態でダイカット加工により型抜きされている。ラベル102は、図6に示すように、台紙101の長手方向に沿って一列に並んでおり、隣接するラベル102間には一定長さのラベル間ギャップGが設けられている。
図7に示すように、台紙101の裏面101a(本実施形態では、下方向(-Z方向)の面)には、各ラベル102の貼り付け位置に対応して、検出マークとしてのブラックマークBMが形成(印刷)されている。また、搬送方向HにおけるブラックマークBMの下流側の端部の位置は、搬送方向Hにおける各ラベル102の下流側の端部に対応する位置に印刷されている。また、ブラックマークBMは、ラベル用紙100が支持面51を搬送される際、反射型光学センサー7の上方を通過する。言い換えると、反射型光学センサー7は、上方向(+Z方向)からの平面視で、幅方向XにおいてブラックマークBMと重なるように構成されている。
反射型光学センサー7は、台紙101の裏面101aと対向する位置に設けられている。また、反射型光学センサー7は、支持部5の支持面51において、ブラックマークBM(検出マーク)が通過する領域に位置している。
支持部5に配置された反射型光学センサー7は、ブラックマークBMが形成されたラベル用紙100の裏面となる台紙101の裏面101aに向けて検査光を照射する。なお、検査光とは、発光部71(発光素子)の発光による射出光である。そして、反射型光学センサー7は、その裏面101aからの反射光を受光部72(受光素子)により入射光として検出する。検査光は、例えば赤外線であるが、ブラックマークBMを検出することができるのであれば、特に波長は限定されない。
詳細には、反射型光学センサー7は、ブラックマークBMが形成された台紙101の裏面101aに向けて検査光を照射し、反射光を受光する。そして、ブラックマークBMと台紙101との反射率の違いと、ブラックマークBMを判断するための閾値により、ブラックマークBMの先頭位置を検出する。これにより、ブラックマークBMの先頭位置に対応するラベル102の先頭位置を検出する。
図8に示すように、ラベル用紙100は、紙管23に幾重にも巻回された状態のロール体Rに構成されているため、ラベル用紙100を繰り出した場合、巻き癖によるカールが発生する。本実施形態では、ラベル用紙100は、ラベル102の先頭位置から隣接するラベル102の先頭位置までを単位として、搬送方向Hにカールする状態となる。詳述すると、本実施形態では、ラベル用紙100は、幅方向Xから見たとき所定の曲率を有するようにカールする。言い換えれば、支持面51と裏面101aとの距離が、搬送方向Hにおいて変化する。従って、本実施形態でのラベル用紙100のカール方向は、搬送方向Hとなる。なお、本実施形態では、幅方向Xにおけるカールの大きさは、搬送方向Hにおけるカールの大きさより十分小さい。
このようなカールに対して、本実施形態の反射型光学センサー7は、発光部71(発光素子)と受光部72(受光素子)とを、搬送方向Hと交差する幅方向Xに並設させている。なお、従来は、反射型光学センサー7は、発光部71(発光素子)と受光部72(受光素子)とを、搬送方向H(カール方向)に沿って並設させていた。
台紙101の裏面101aは、支持面51が支持するラベル用紙100のブラックマークBM(検出マーク)が設けられる面としての第1面に対応する。また、台紙101の裏面101aとは反対側となるラベル102の上面102aに対して、印刷ヘッド33による印刷が行われる。ここで、印刷ヘッド33が印刷するラベル102の面を、第1面とは反対側の面となる第2面とした場合、第2面は、ラベル102の上面102aに対応する。
台紙101は、樹脂フィルムや合成紙などを一定幅の長尺の連続紙に加工した剥離紙である。ラベル102は、白色等の不透明な素材からなるラベルシールである。ラベル102の表面には、インクジェット印刷に適した表面加工が施されて、上面102aが形成されている。
図9は印刷装置10の制御系を示す概略ブロック図である。
制御系について説明する。
印刷装置10の制御系は、CPUを備えた制御部8を中心に構成されている。制御部8の出力側には、キャリッジ31を移動させるキャリッジ移動機構35、搬送ローラー25を駆動する搬送モーター28、ロール体装着軸21を回転させる媒体供給モーター22等が接続される。また、制御部8の入力側には、コンピューターなどの外部の機器と印刷装置10を通信可能に接続する通信部81、搬送ローラー25のエンコーダー(図示省略)、反射型光学センサー7等が接続される。
反射型光学センサー7は、発光部71(発光素子)と受光部72(受光素子)を有している。反射型光学センサー7は、発光部71から台紙101の裏面101aに向けて検査光を射出する。そして、反射型光学センサー7は、裏面101aからの反射光を受光部72で受光する。そして、反射型光学センサー7は、受光量を示す信号をA/D変換部83に出力する。A/D変換部83は、入力された信号に対して、波形や振幅に応じてデジタル信号を生成して、ラベル位置判定部84、検出閾値設定部87に出力する。
制御部8は、ラベル位置判定部84、搬送制御部85、印刷制御部86、検出閾値設定部87等を備える。
ラベル位置判定部84は、ブラックマークBMの位置を判定する処理に用いるマーク検出閾値A1を記憶する。マーク検出閾値A1は、印刷装置10の出荷時などに、予め定められた初期値に設定される。また、マーク検出閾値A1は、ラベル用紙100の装填時、印刷装置10の電源投入時、ユーザーが手動で設定実行命令を入力した時、等の各種のタイミングで、検出閾値設定部87が行う検出閾値設定処理によって、装填されたラベル用紙100に適合する値に設定される。
ラベル位置判定部84は、マーク検出閾値A1と、A/D変換部83によって生成された値との比較判定を行う。そして、比較判定結果に基づき、ブラックマークBMが通過したことを検出する。ラベル位置判定部84は、この検出結果に基づき、ラベル102の搬送位置(先頭位置)を判定する。
搬送制御部85は、媒体供給モーター22を駆動制御してロール体装着軸21を回転させ、ロール体Rからラベル用紙100を搬送経路Kに送り出す供給動作を行う。また、搬送制御部85は、搬送モーター28を駆動制御して搬送ローラー25によるラベル用紙100の搬送動作を行う。搬送制御部85は、ラベル位置判定部84によって判定されたラベル102の搬送位置(先頭位置)に基づいて、搬送モーター28を駆動制御し、ラベル102上の印刷領域を、印刷ヘッド33による印刷位置に位置決めする頭出し動作などの搬送動作を行う。
このように、制御部8の搬送制御部85は、反射型光学センサー7の出力に基づき、搬送ローラー25によるラベル用紙100の搬送制御を行う。そして、制御部8は、反射型光学センサー7によってブラックマークBMが検出された後に、搬送ローラー25によるラベル用紙100の搬送制御を開始する。
印刷制御部86は、キャリッジ移動機構35を駆動制御してキャリッジ31を移動させ、印刷ヘッド33をプラテン38に対向させる。また、搬送制御部85によるラベル用紙100の搬送動作に同期して、印刷ヘッド33を駆動制御して、インクを吐出し、ラベル102の上面102a(第2面)に印刷を行う。
検出閾値設定部87は、装填されているラベル用紙100を搬送して、搬送中の反射型光学センサー7の検出出力に基づき、装填されているラベル用紙100の仕様に適合するように、マーク検出閾値A1を設定する。
本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
本実施形態の媒体搬送装置1は、セット部2と、搬送ローラー25と、支持部5と、反射型光学センサー7とを備えている。支持部5は、媒体(ラベル用紙100)における検出マーク(ブラックマークBM)が設けられた第1面(台紙101の裏面101a)を支持する支持面51を有する。反射型光学センサー7は、裏面101aと対向する位置に設けられて支持面51におけるブラックマークBMが通過する領域に位置する。そして、反射型光学センサー7は、搬送方向Hと交差する幅方向Xに並設された発光素子(発光部71)及び受光素子(受光部72)を有している。
従来のように、反射型光学センサー7の発光部71と受光部72とを、ラベル用紙100のカール方向である搬送方向Hに並設する構成の場合、ラベル用紙100のカールによる角度変化に対して、反射型光学センサー7の指向性の影響を受けてしまう。その結果、ブラックマークBMと台紙101とにおける反射型光学センサー7の出力電圧の変化が現れにくく、ラベル用紙100の先頭位置を正確に検出することができない。
しかし、本実施形態の媒体搬送装置1によれば、発光部71と受光部72とをカール方向である搬送方向Hと交差する幅方向Xに並設する構成であるため、ラベル用紙100がカールしていても、ラベル用紙100の先頭位置を正確に検出することができる。詳細には、搬送方向Hに沿わせるのではなく、搬送方向Hに対して、発光部71と受光部72とが並ぶ方向を略90度回転させる(幅方向Xに沿わせる)と、カールの大きさが小さい幅方向XにおけるブラックマークBMの検出範囲が、カールの大きさが大きい搬送方向Hにおける検出範囲より広くなる。従って、カールによる角度変化の影響を受けにくい。このため、カールの有無に関わらず、ラベル102の先頭位置を正確に検出することができ、ラベル102の頭出し制御を含む搬送制御を正確に行うことができる。
本実施形態の媒体搬送装置1において、反射型光学センサー7は、搬送方向Hおいて、搬送ローラー25の上流の位置に設けられている。なお、ラベル用紙100の材質によっては、搬送ローラー25でニップされる際にラベル用紙100に圧痕が残る可能性がある。
しかし、この構成により、搬送ローラー25がブラックマークBMをニップする前に、反射型光学センサー7によってブラックマークBMを検出する。従って、反射型光学センサー7は、搬送ローラー25による圧痕が残る前の状態のブラックマークBMを検出することができるため、より正確に搬送制御を行うことができる。
また、本実施形態のロール体Rの他、例えば、印刷装置10の背面側(-Y方向)の外部から、折り畳んだファンフォールド紙を供給する場合等には、搬送ローラー25よりも上流側に位置する反射型光学センサー7のブラックマークBM等の検出をトリガーとして、ファンフォールド紙を送り出すための紙送り軸の回転を行わせることができる。
本実施形態の媒体搬送装置1において、支持部5には、高さ方向Zにおいて支持面51よりも下方に位置する底面53を有する凹部52を備えている。底面53には、反射型光学センサー7の発光による射出光、及び反射による入射光が通過可能な第1開口55が設けられている。また、凹部52には、電気的に接地接続可能で、支持面51の導電率よりも高い導電率を有する除電部材6を備えている。そして、高さ方向Zからの平面視で、第1開口55は、除電部材6と重ならない。
本実施形態の除電部材6によれば、ラベル用紙100に帯電した静電気を間接的に除去することができる。また、反射型光学センサー7からの光が通過する第1開口55が、高さ方向Zからの平面視で、除電部材6と重ならないため、ラベル用紙100に光が確実に届く。従って、静電気による反射型光学センサー7の不具合の発生を抑制すると共に、ラベル用紙100のブラックマークBMを検出することができることによって、より正確で安定した搬送制御を行うことができる。
本実施形態の媒体搬送装置1において、除電部材6は、高さ方向Zにおいて、支持面51と底面53との間に位置している。本実施形態では、除電部材6の上面62は、支持面51と段差Eだけ、下方に位置している。
この構成により、除電部材6は、支持面51を搬送されるラベル用紙100に対して、搬送を妨げることが無いため、ラベル用紙100を安定して搬送させることができる。
本実施形態の媒体搬送装置1において、除電部材6には、第2開口61が設けられている。そして、高さ方向Zからの平面視で、第1開口55の縁は、第2開口61の縁よりも内側に位置している。
この構成により、反射型光学センサー7によるラベル用紙100のブラックマークBMの検出、及び、除電部材6によるラベル用紙100の静電気除去を、略同様の領域で行うことができる。よって、媒体搬送装置1の構成を簡易化することができる。
本実施形態の媒体搬送装置1において、発光部71及び受光部72は、高さ方向Zからの平面視で、第1開口55の縁よりも内側に位置している。
この構成により、高さ方向Zからの平面視で、反射型光学センサー7、第1開口55、及び第2開口61を、互いの機能を阻害することなく、略同様の領域に構成することができるため、更に媒体搬送装置1の構成を簡易化することができる。また、反射型光学センサー7の近傍で除電できるため、反射型光学センサー7への静電気放電の影響を更に抑制することができる。
本実施形態の媒体搬送装置1は、反射型光学センサー7の出力に基づき、搬送ローラー25によるラベル用紙100の搬送制御を行う制御部8を備えている。
この構成により、制御部8は、反射型光学センサー7によってブラックマークBMが検出された後で、搬送ローラー25によるラベル用紙100の搬送制御を開始するため、より正確に搬送制御を行うことができる。
本実施形態の印刷装置10は、上述した媒体搬送装置1と、ラベル用紙100における第1面(台紙101の裏面101a)とは反対側の第2面(ラベル102の上面102a)に印刷する印刷ヘッド33と、を備えている。
この構成により、媒体搬送装置1は、ラベル102の先頭位置を正確に検出することができ、ラベル102の頭出し制御を含む搬送制御を正確に行うことができる。従って、印刷装置10は、印刷ヘッド33によるラベル102への印刷開始位置を安定化することができる。
2.第2実施形態
図10は、第2実施形態に係る印刷装置10Aの要部を模式的に示す上面図である。
本実施形態の印刷装置10A、媒体搬送装置1Aは、第1実施形態の印刷装置10、媒体搬送装置1と比べた場合、搬送ローラー25Aの一部の構成が異なっている。
本実施形態の搬送ローラー25Aは、第1実施形態と同様の形状の駆動ローラー26Aと、従動ローラー27とで構成されている。異なるのは、搬送ローラー25Aにおいて、表面の少なくとも一部に、例えばアルミニウム等の金属の粒子、又は、例えば酸化チタン等の金属化合物の粒子等を含む塗膜9が設けられていることである。また、高さ方向Zからの平面視で、幅方向Xにおいて、塗膜9が設けられる領域と、反射型光学センサー7が設置される領域とは重なっている。
なお、ここで、「塗膜9が設けられる領域と、反射型光学センサー7が設置される領域とは重なっている」とは、前後方向Yにおいては、互いに設置される領域が異なっていても(重なっていなくても)、幅方向Xにおいては、互いに設置される領域が重なっていることを意味している。
また、本実施形態では、詳細には、塗膜9は、搬送ローラー25Aを構成する駆動ローラー26Aに設けられている。なお、塗膜9は、従動ローラー27に設けられてもよいし、両方に設けられていてもよい。
塗膜9は、本実施形態の塗膜9の材質以外に、搬送ローラー25Aを構成するSUS材(ステンレス鋼材)やSUM材(硫黄および硫黄複合快削鋼鋼材)よりも摩擦係数を高くした構成のもの、具体的には、表面に細かい突起が付いているものや、表面粗さの粗いもの等であればよい。
本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
本実施形態の媒体搬送装置1Aは、搬送ローラー25Aの表面の少なくとも一部に、金属の粒子又は金属化合物の粒子を含む塗膜9が設けられている。そして、反射型光学センサー7は、幅方向Xにおいて、塗膜9が設けられる領域と重なる。
この構成により、ラベル用紙100の反射型光学センサー7によって検出される部分を、搬送ローラー25Aにおける金属の粒子又は金属化合物の粒子を含む塗膜9が設けられた部分で搬送する。そして、金属の粒子又は金属化合物の粒子は、ラベル用紙100に食い付いて搬送するため、摩擦係数が安定し、搬送安定性が向上する。従って、更に正確に搬送制御を行うことができる。
3.変形例1
第1実施形態では、凹部52の底面53に開けられる第1開口55は、高さ方向からの平面視で除電部材6と重ならないように配置されている。しかし、第1実施形態での第1開口55の位置には限定されず、凹部52において、除電部材6と重ならない位置であればよいため、平面視で凹部52の角部等利用することもできることで、第1開口55を設置するための自由度を向上させることができる。これは、第2実施形態においても同様である。
4.変形例2
第1実施形態では、発光部71及び受光部72は、高さ方向からの平面視で第1開口55の内側に位置している。しかし、発光部71は、第1開口55の内側には位置しておらず、発光部71からの光を光ファイバー等の導光部材を用いて、第1開口55から射出してもよい。同様に、受光部72は、第1開口55の内側には位置しておらず、第1開口55から入射する反射した光を光ファイバー等の導光部材を用いて受光部72で受光してもよい。このように、発光部71及び受光部72は、平面視で第1開口55の内側に位置していることには限定されず、第1開口55を介して、発光部71からの射出光や受光部72への入射光が通過できることでよく、その場合に、第1開口55が除電部材6と重ならなければ良い。このように、第1開口55と反射型光学センサー7との平面的な設置位置における自由度を向上させることができる。これは、第2実施形態においても同様である。
1…媒体搬送装置、2…セット部、3…印刷部、5…支持部、6…除電部材、7…反射型光学センサー、8…制御部、9…塗膜、10…印刷装置、25…搬送ローラー、33…印刷ヘッド、51…支持面、52…凹部、53…底面、55…第1開口、61…第2開口、71…発光素子を有する発光部、72…受光素子を有する受光部、100…媒体としてのラベル用紙、101a…第1面としての裏面、102a…第2面としての上面、BM…検出マークとしてのブラックマーク、H…搬送方向、R…ロール体、X…幅方向、Z…高さ方向。

Claims (9)

  1. 検出マークが設けられた媒体が巻回されたロール体がセットされるセット部と、
    前記ロール体から前記媒体を搬送方向に引き出して前記媒体を搬送する搬送ローラーと、
    前記媒体における前記検出マークが設けられた第1面を支持する支持面を有する支持部と、
    前記第1面と対向する位置に設けられ、前記支持面における前記検出マークが通過する領域に位置する反射型光学センサーと、
    を備え、
    前記反射型光学センサーは、前記搬送方向と交差する幅方向に並設された発光素子及び受光素子を有することを特徴とする媒体搬送装置。
  2. 請求項1に記載の媒体搬送装置であって、
    前記搬送方向おいて、前記反射型光学センサーは、前記搬送ローラーより上流の位置に設けられることを特徴とする媒体搬送装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の媒体搬送装置であって、
    前記搬送方向及び前記幅方向に交差する方向を高さ方向としたとき、
    前記支持部には、前記高さ方向において前記支持面よりも下方に位置する底面を有する凹部が設けられ、
    前記底面には、前記反射型光学センサーの発光による射出光、及び反射による入射光が通過可能な第1開口が設けられ、
    前記凹部には、電気的に接地可能、且つ、前記支持面の導電率よりも高い導電率を有する除電部材が設けられ、
    前記高さ方向からの平面視で、前記第1開口は、前記除電部材と重ならないことを特徴とする媒体搬送装置。
  4. 請求項3に記載の媒体搬送装置であって、
    前記高さ方向において、前記除電部材は、前記支持面と前記底面との間に位置することを特徴とする媒体搬送装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の媒体搬送装置であって、
    前記除電部材には、第2開口が設けられ、
    前記高さ方向からの平面視で、前記第1開口の縁は、前記第2開口の縁よりも内側に位置することを特徴とする媒体搬送装置。
  6. 請求項5に記載の媒体搬送装置であって、
    前記高さ方向からの平面視で、前記発光素子及び前記受光素子は、前記第1開口の縁よりも内側に位置することを特徴とする媒体搬送装置。
  7. 請求項1~請求項6のいずれか一項に記載の媒体搬送装置であって、
    前記搬送ローラーの表面の少なくとも一部には、金属の粒子又は金属化合物の粒子を含む塗膜が設けられ、
    前記幅方向において、前記反射型光学センサーは、前記塗膜が設けられる領域と重なることを特徴とする媒体搬送装置。
  8. 請求項1~請求項7のいずれか一項に記載の媒体搬送装置であって、
    前記反射型光学センサーの出力に基づき、前記搬送ローラーによる前記媒体の搬送制御を行う制御部を備えることを特徴とする媒体搬送装置。
  9. 検出マークが設けられた媒体が巻回されたロール体がセットされるセット部と、
    前記ロール体から前記媒体を搬送方向に引き出して前記媒体を搬送する搬送ローラーと、
    前記媒体における前記検出マークが設けられた第1面を支持する支持面を有する支持部と、
    前記第1面と対向する位置に設けられ、前記支持面における前記検出マークが通過する領域に位置する反射型光学センサーと、
    前記媒体における前記第1面とは反対側の第2面に印刷する印刷ヘッドと、
    を備え、
    前記反射型光学センサーは、前記搬送方向と交差する幅方向に並設された発光素子及び受光素子を有することを特徴とする印刷装置。
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